*蒼天おぼえがき*


2009年06月29日(月) テレビが壊れた?
テレビを見ながら出勤準備をしていたら、
バチっと音がして電源が落ちました。。。

まだ買ってから1ヶ月。壊れたのか?(汗)。とりあえず、コンセント抜いて出勤。


■読んだもの


『神去なあなあ日常』(三浦しをん/徳間書店)
高校卒業と同時に三重県の山奥にある神去村に、林業に従事すべく送り込まれた主人公・勇気。最初は逃亡の機会を狙う日々だったが、次第に、神去村での日々に引き込まれてゆき・・・。
なんだかんだ言いつつ、勇気くんは素直!そして青い春の真っ只中?
林業と一単語でくくるけど、その仕事内容は毎日違い、分業化されていて、出荷までのサイクルは短くても数十年。奥が深いなと。ティストとしては、しをん節がかなり感じられる仕上がりで、おもしろく読み切った感じ。



2009年06月28日(日) 運動不足。
久しぶりにスポーツクラブへ行った。
夜に早くも筋肉痛がじわじわと。どれだけ運動不足なのか(爆)。ちょっとまじめに運動しないと、まずいかも。。。


■読んだもの
彩雲国物語 黄粱の夢』(雪乃紗衣/角川ビーンズ文庫)
「鈴蘭の咲く頃に」「空の青、風の呼ぶ声」「千一夜」の本編メンバーの父母世代が活躍な外伝集(燕青を静蘭を父母にくくるのちょっと可愛そうか/苦笑)。
父・邵可さまが、地そのままで活躍する姿は(本人不本意な活躍でしょうが)新鮮。邵可さま&薔君の静蘭命名小話(?)も素適でしたが(笑)。
”邵可が好きなだけ気を抜くことができ、ボンクラでいても許される場所。”紅家にいる邵可さまと薔君、秀麗、3人の姿がやはり見ていて幸せ♪




2009年06月26日(金) さくらんぼ。
楽天市場の山形うめもの本舗で頼んでいた佐藤錦が届く。
文句なしの美味しさに、幸せ♪あっという間に700g食べつくしそう。


■読んだもの


『桜の園 神代教授の日常と謎』(篠田真由美/東京創元社)
「桜の園」「花の形見に」の2編。いずれも実在した(する)邸宅を舞台のモデルにしているとのこと。前者(講談社本社敷地内の洋館)は残念ながら解体されてしまいましたが(解体直前まで会議室としてちゃんと使っていたという話。入ったことのある人がうらやましいー!)、後者(一般公開されている鳩山一郎邸)は、時間を見つけて行ってみたいです。
神代先生のルーツ(?)がわかる「花の形見に」が個人的に気に入りました。沙弥さんとの姉弟のやりとり(先生たじたじ)は新鮮。沙弥さん、ちゃきちゃきのお姉さんで、素敵。



2009年06月20日(土) ワンコイン。
ワンコインランチ・・・ならぬ、ワンコインアフタヌーンコンサート
〜ピアノの詩人ショパンの故郷ポーランドと私〜@府中の森芸術劇場。
ワンコインでこれだけ聴けるとは、結構贅沢(10分休憩をはさんで2時間ぐらい)。

ついでに府中市中央図書館へ行ってみた。新しい建物で、小規模ながらカフェまで併設されていて良い感じ。府中駅から徒歩7分ぐらい。立地もまあまあ。さすが福利厚生がととのった府中、という感じである。


■読んだもの


『プリンセス・トヨトミ』(万城目学/文藝春秋)
五月末日、大阪が全停止する。そのきっかけは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女。大阪人の父から子へ引き継がれてきて、そして、女たちはそれを見守ってきた、大阪国とは。
おもしろいだろうなというのは読み前から予想してましたが、期待裏切らず!という感じ。とくに後半の、それぞれの役割(!)が発動してからは、連鎖的に続くシステムに息をつく暇なく一気読み。ラスト、旭の大阪弁と「男はとにかくアホな生物やから(略)・・・何かやってることに気づいても、見て見ぬふりをしてあげなさい」という女たちの約束に、こころがほわっと。大阪のおばはんたちが知らんわけない、おばはんたちが居てこその大阪国、ということなんですね。シャルロット木下の登場には、びっくりでした(笑)。



2009年06月17日(水) パソコンの寿命って?
ここのところ、愛用ノートパソコンの画面がちらつきどうしたもんか・・・と、かなりブルーに入っておりました。
接続部分の問題?購入してから1年半しか経っていないのに!!
修理に出すのも面倒、と購入も検討してみたものの・・・Officeのプレインストールを条件にすると、10万切ればよい方、な価格。

と、ふと、2代前の愛機・デスクトップPC用に使っていたディスプレイが接続できやしないか?と思い立ち、接続してみたところ、動作に問題なし!とりあえずは問題解決。よかった・・・ほんとによかった・・・。


■読んだもの


『三匹のおっさん』(有川浩/文藝春秋)
作者あとがきの”時代劇を現代でやったらどうなるかな”一言につきる一冊(笑)。愛すべきおっさん三人、還暦をむかえたけれど、腕に覚えありの武闘派二名、機械をいじらせたら無敵の頭脳派一名。かつての悪ガキ三人で(こっそり)自警団を結成。ご町内の悪を斬る!時代劇的な展開もすかっとして心地よいが、私的にはじーさん・キヨと孫・祐希の不器用ながらも歩み寄り?な雰囲気が気に入りました。須藤真澄さんのイラストも◎。シリーズ化を期待。




『テメレア戦記(2)』(ナオミ・ノヴィク/那波かおり/ヴィレッジブックス)
英国がナポレオンの猛攻に苦しむなか、中国皇帝が自らの兄を遣いに立ててはるばる英国までテメレアの返還を求めてきた。英国政府はローレンスをテメレアの担い手という任から外し、テメレアの中国に送り届けようと画策するも、テメレアとローレンスの絆は固く、テメレア一行は、ローレンスのかつての部下・ライリーが艦長をつとめるアリージャンス号で中国へ行くことに。長い航海の末、たどり着いたテメレアの故郷では、ドラゴンに敬意が払われ、人とドラゴンが共存していた。ドラゴンには自由が与えられ、竜と人との間で売買すら成立する。そんな地で、稀少なセレスチャン種のテメレアの担い手・ローレンスを待っていたのは・・・。テメレアとローレンスの相変わらずの相思相愛っぷりは、顕在。しかし、テメレアはすっかり青年期をむかえたようで、ローレンスの方がやきもきする場面がちらほら。このまま中国安住・・・という選択肢もあったところを、2人は中国を後にするようです。続きが楽しみ。




2009年06月09日(火) 上野は行列。
日曜に祖父四十九日で一日出ていたしで、午後半休を申請。
なのに、今週末で公開が終わるフェルメールの絵を見ておきたくて、その午後半休を使ってルーブル美術館展@国立西洋美術館へ行った。平日の昼間なのに入場まで80分待ち!で、館内にいたのは30分そこそこ。なんだかなー。

〈レースを編む女〉は、〈牛乳を注ぐ女〉と同じくらいの小さめサイズ。これだけ小さい&混雑していると、じっくり鑑賞・・・というわけにもいかず(^^;そのほか、〈王女マルガリータの肖像〉ディエゴ・ベラスケスとその工房と、〈受胎告知 天使〉カルロ・ドルチが印象に残った感じ。あえてそうしていた?のかもですが、全体的に明るい色彩のふわふわっとした感じの絵が多かったような気がしたルーブル美術館展でした。


■読んだもの

『こいしり』(畠中恵/文芸春秋)

『まんまこと』に続く2作目。
神田・町名主の跡取りお気楽息子・麻之助、幼馴染の色男・清十郎、同心見習いの生真面目・吉五郎が、町名主へ持ち込まれる相談事に巻き込まれ両国界隈を歩き回る。1作目よりも、各人の個性がはっきりしたから?畠中作品らしいほんわかのほほん雰囲気が漂いつつ、謎解きありで、おもしろく読めたような。今回、麻之助のお気楽生活が、事件解決にかなりの確率で貢献?こんな町名主さんがいてもよいのでは?と見てるだけの側としては思ってしまいますが、さてさて。「百物語の後」の最後”いつも金欠であるにもかかわらず・・・(中略)金子には手を出さなかった”というくだりに笑いました。



2009年06月05日(金) 素敵カフェ発見。
カフェ フルーク(+cafe Flug)@神保町。4月で異動になった職場の姐さんとストレス発散飲もう!会をと思っていたところ、カフェのおしゃれさと居心地の良さに、それほど飲まずに(笑)まったりムード(毒抜き完了)。曜日によるのかもですが、女性のお客さん(しかも一人でふらっと来店)率高し。素敵なカフェ♪

ドイツビールの種類が豊富。せっかくだし、ヴァイエン・ステファン・ヘフヴァイスというビールを注文。お店の人&姐さんいわく、”ドイツビールらしいビール””麦の香漂うビール”ということだが・・・うむむ・・・私は日本のビール(モルツとか)が好みかも。それにしても、ドイツビールってビンとラベルがどれもお洒落。今度ほかのビールも試してみよう(←懲りない)。


■読んだもの


『農協の大罪』(山下一仁/宝島社新書)
Amazon、楽天BOOKS、の和書best50に上がっていたのと、わかりやすい内容というレビューを見て、手にしてみた一冊。記憶に新しい汚染米流通の背景や、農協の成立過程や運営など、そういった知識が全くなかった人間にも、なるほどなと思わせる内容でした。世の中、政治やお金の絡まない仕事はないわけで、でも、なんだかなーと思わずにはいられないところもあり・・・。まあ、まったくの民間企業じゃないからというところなんでしょうか。おおむねレビュー通りわかりやすく説明されていましたが、他者の発言引用や、政治的な説明部分の専門用語?が、やや難しかったなと(=理解しきれなかったところもある)。





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