2005年07月20日(水) |
なんて愚かな雌、私。 |
てか、本当にどうしたら人を好きになれるんだろう。いい加減寂しい。 一人でも大丈夫って言えば大丈夫なんだけど。ふとした時にすっごく寂しくなって。 誰かに頼りたくなる。頼るなんてあたしのガラじゃないけど。 多分、誰かに寄りかかることを覚えてしまったのがいけなかったんだと思う。 知らなければ、こんなに寂しくなることもこんなに求めることもなかったのかな。 帰った時、あたしの理性は何処まで保てるのだろうか。それが怖い。 あたしは自分に甘いから、きっとその場限りの偽りの優しさに頼るんじゃないか。 アイツならきっと、その場限りであたしを満たしてくれると思う。 だけど、それは偽り。 偽りの優しさなんか求めてどうするんだろう。後で寂しくなるのは十分過ぎる程わかってるのに。
あの時間だけは、偽りなんかじゃなかったって信じたい。 ううん、信じてるからこそ今こんな気持ちになってるんだろう。 意地っ張りなあたしが、心の底から素直になって感情を全て吐き出して委ねたあの時間。
自分の感情を見せることが出来なかった。 押し付けになってしまうような気がして。 重荷になっちゃいけない、押し付けちゃいけない。 その事ばっかり頭をグルグルしてた。 素直に感情を出しちゃいけないって思ってた。 今までの全てを壊してしまうような気がして。
素直になれたあの時間はすごく心地良くて忘れられない時間で。 あたしの時間はあそこで止まってしまってるのかもしれない。
誰かに寄りかかりたい。 この思いを満たして欲しい。 その場限りじゃなくて。 後で惨めになることもないような。
なんて愚かなんだろう。 そして、なんて大それたことを考えているんだろう。
あたしの中ではあの時でケリがついてた。自分でケリをつけた。 だけど、奴からのメールで全てが崩れた、気がした。 別に今でも好きってわけじゃない。もうあたしの中では過去の人だ。 だけど、もう一回あの気持ちを味わせて欲しい。それはあたしのエゴ。 もう一度だけ、素直にならせて。
一度しめた味を忘れることはなく。 むしろ、それ以上を求めてしまう。こんな自分が嫌。
卒業式の前にもらったCD-ROMがある。 そこには、3年間、写真屋が撮ってきた写真の数々が収められている。 今までそれをみて懐かしむことしかなかった。 だが、昨日見たときに今までと違う感情がふっと湧き出てきた。
正直、高校生活は楽しかったが「戻りたいか?」と聞かれたら「NO」と答えるだろう。 元々「学校」という場所に思い入れはない。 うまく順応することが出来なかったから、というのもあるけれど。
写真で切り取られている青春の1ページ。 皆、キラキラと輝いて眩しい。 どの写真を見ても、皆楽しそうにその時しかない時間を謳歌していたのだ。
このエンピツの過去日記を眺めても思う。 何だかんだ言って、楽しい日々を送っていたんだなって。 一方通行の恋に苦しんだり、編集部を頑張っていたり、勉強をそれなりにこなしていたり。 あの時は気づかなかった。 こんなにも、眩しくて。
「若い」って最大の武器だよなって思う。 その若さゆえに失敗することだって、暴走することもある。 でもそれはきっと経験として自分の実になると思う。 何も怖いものがない時代。羨ましい。 今だって十分若いはずなのに、やっぱりあの頃に比べたら煌びやかさが足りない。 でもこうやって臆病になればなるほど、どこにも進めなくて。 結局立ち止まることしか出来なくなるんだろう。
今だって、十分すぎるほど楽しい。 けど、一度何かに打ち込むことの楽しさを知ったから。だから何かが足りない気がしてならないんだろう。 この期間にもう一度何かに打ち込みたいって思う。 今はそれを見つけることも出来ないけれど。 この余りある時間を有意義に有効に使いたい。
2005年07月17日(日) |
なんて大それたことを夢見てしまったんだろう |
あたしはどれだけ同じ事を繰り返して傷つけば気が済むんだろう。 いい加減、嫌な女だよ、本当に。 どれだけ惨めになって後で後悔をしたら気が済むの? いや、今こうやっているのがもう十分すぎるほど惨めで痛々しい。
なんでこう、不確かなものばっかりを求めるかな。 儚く脆いモノには興味はないはずなのに。 そんなのより、確かなものが欲しいのに。 儚いから惹かれるの? 違う、あたしが引き起こした罰だから。 だから強いものが儚いものに変わってしまったんだね。
どうしてあのまま幕を引き下ろせなかったの?
…寂しいんだ。いい加減。
どうして自ら傷をつけるようなことするの?
…その場の憐みでもいいから、もう一度だけ、 もう一度だけ甘い白昼夢を見せて欲しかったんだ。
一気に現実に戻された時の倦怠感は計り知れない。 こんな思いをするくらいならもう二度と、って思うけど。 それでも求めてしまう自分がいて。 夢を見たいわけじゃない。 本当は何よりも壊れない強いモノが欲しくて。 自分でも十分すぎるほどわかってる。 あたしが言ってることは大体矛盾していることを。 どこまで縋りつくつもりなんだろう。 そしてどこまでも醜い自分が嫌。 いつからあたしはこんなにも弱くて執着心の強い女になってしまったんだろう。
でも、今度こそ終わった気がする。 もう今回ので相当な惨めさを味わったから。 もうあたしは何も出来ない。 もし、万が一何かあったとしたならば。 向こうの弱さと好奇心が勝った証。 そしてあたしの執着心が勝った証。
これは決して「未練」なんかじゃない。 ただ、あたしが甘い白昼夢を求めるが余りの「執着」。 だって今のあたしには他人への「愛情」なんて持ち合わせてないんだもの。
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