日々妄想
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| 2011年06月30日(木) |
発売おめでとう! 3Dアビスプレイ日記 その1 |
まずはファーストインプレッション 肝心の3D機能は目に負担を感じ、すぐオフに。 何度かオンにしてみるんだけど、やはりなれないです。 なんというのかな、3Dというよりも、飛び出す絵本の逆バージョンという感じかな。 単なる二次元絵を、ラインで前、真ん中、奥と三つで区切っているので 奥行きがあるように感じているだけで、けして飛び出してくるようなものではない。
ただロードがない&スリープ機能使えますので好きな時にやめられるのは魅力。 気になるのは、セーブ数が4つ。そしてセーブの時にかなり時間がかかるなって感じました。 セーブ数4つは自分ではかなり痛いです。なにせPS2の時は、好きなイベントを繰り返してみるために直前セーブしていたので (おかげでメモカのセーブ数がすごい事になりましたが)それが出来ないのが残念かな。 あと、寝転がりながらプレイ出来るのはいいかな。 音は従来のDSに比べてかなりよくなっていると感じます。アニメ部分も、あまり期待していなかった分、思った以上に綺麗に再現できているなと感じました。 あ、スキットみるのがスタートボタンですが、これはセレクトボタンがよかったなと思います。
で、ここからがプレイ日記です。 あまりプレイ出来ないので、亀の歩みです。自己満足自己満足
えー、久々の一周目プレイです。いつも周回プレイの恩恵というぬるま湯につかってきたので、厳しい戦いになります(大げさな)
いつもの空を見上げるルークから始まり、ガイ様華麗に窓に寄りかかり登場し、その後メイドにいじられまくり。 忘れずにガイのところからアップルグミをゲットだぜ。そうか、そうか。リンゴが好きなのか…と一人自己満足な事を思いながら、師匠に会いに応接室へ。 ああん、てんてー、相変わらずしぶいお声に、20代に見えない落ち着きと立ち居振る舞い。キュンキュンしちゃう。 公爵がルークを諌めるとすぐさまシュザンヌ様が擁護に入るわけで。まだゲーム開始当初のシュザンヌ様は、ルークの首を真綿でじりじり絞めているような存在だなあと思う。 ティアさん乱入でタタル渓谷に。 その前、眠気に必死に堪えるガイの胸元チラリがセクスィーでした。あれは間違いなくサービスショット。 タタル渓谷に飛ばされて、目を覚ましたルークが、ティアに「きみは…」っていうきみって言い方に胸がキュンとなってくる。 そしてルークは硬派というか、女子と一定距離保たないと落ち着かない性質だよね。かわいいよね。 ティアが必死で「ごめんなさい」と繰り返すと、「いーよ、散歩に出たと思えば」的に遠まわしに、気にすんなよって言うんだけど、ティアもニブチンだから 「え?あなた帰りたいの?帰りたくないの?それにこんな場所で散歩よりも〜」とルークの優しさに気づかずに台無し発言をしちゃうわけで。 こんな初期からちゃんとルークはなんだかんだで優しい子というのを提示しているんですよね(森でイオン様をかばう前に) ティアはニブチンだから気付かなかったけど、付き合い長いガイはそのあたりはわかるから「素直じゃないねえ」と言いながら そんなルークの部分に好感を持っていることが伺えるわけです。
エンゲーブのルークのリンゴ齧りも貴族なら一般的な概念だと思えるのだけど(リンゴはかじらないかもしれないが、支払いはうちの屋敷でってのは間違ってない) ただ首都でもないエンゲーブだと「ええええ」になるだろうし、ティアもユリアシティ育ちだから、なんて事…と頭を痛めちゃうわけなのよね。 あとですね、導師イオンがエンゲーブにいる事を疑問視するティアに「お前が気になるならお前だけで動けよ」みたいな事をルークが言うと、ティアが 「あなた自分勝手ね」と怒るんだけど、この時点で仲間でもなんでもないルークなのだし、「自分勝手」って言葉はおかしいかなって思います。 ルークは家に帰りたいわけで、導師イオンの事情など知ったことではないし、ただ導師イオンが行方不明という事で師匠が帰国しなきゃならなかったのに!と憤っているだけであって その事情を深く知ろうとはしていないだけ。ティアはダアトの軍人なので気になる。その温度差は仕方ないので、そこでティアがルークをなじるほうが自分勝手になるんじゃないかな。 スキットの発生の順番が悪かったのかな。 この後に、チーグルの森にいくぞーというルークのスキットが発生したので、その後にこれが発生したなら納得いくんだけどね。
という事で、今日はここまで。 亀のような進みですが、頑張ります
3DS本体は買っている!充電もバッチリだ!! あとはソフトを買うだけ!! 待ち焦がれていたよー、早くプレイしたいよー!とジタバタしています。
しかし、なんだかんだで4周くらいはプレイしているアビスなんですが、問題が一つ…… 周回プレイでグレード使いまくってのラクチンプレイばかり頭にあって、レシピ集めだの、貧乏暮らしに慣れていないんですけど。 大丈夫か私。 特にレシピ! はじめのプレイは5年以上前だから、どこで何を集めたのか全く記憶にない。最初の馬車にのらないで歩かないとおにぎりレシピゲットできないんだよね、ね(たしか 色々すっぽりそのあたりが抜けているので気を付けないと。 あー、楽しみだなー、楽しみだなー、楽しみだなー。
プレイ日記またつけれたらつけたいです。 頑張るー。早くガイに会いたいー
| 2011年06月12日(日) |
更新 小話「喫茶店」現パロヴァンガイ |
人様にさし上げたものです。 勢いだけで書いているので、粗がありまくりなのですが、少しでも楽しんでいただければ嬉しいです。
日曜日、サイトの改装をしようと、テンプレサイト様めぐったり色々していたのですが、結局元のまま… もう少し時間に余裕があるときに頑張りたいです。 夏くらいは…いける…はず。
拍手パチパチ有難うございます。励みにして色々と頑張りたいです
| 2011年06月10日(金) |
更新 ガイ誕生日小話みっつ |
えー、自分の計画性の無さを今回ほど感じたことはないです。 昨日の夜にやろうかなと思い立ったり、書いている話を書きなおしたり。 グダグダすぎて目も当てられませんが、来年はまともな話を…
今年は、去年の誕生日ネタから続く話で、ガイが欲しがっているディストの椅子をゲットすべく奔走するルークの話を書きたいなあ、と考えていたのですが 時間が許さなかったので早々に諦めましたが、来年は書きたいなあ。 ガイ誕なのにガイが殆ど出てこないんですけどね。 ルークがジェイドに頼み込んだりするのがメインになるんですけどね。 祝う気持ちはどこにいっている、って感じですね。
とりあえずガイ誕生日おめでとうございます。
| 2011年06月01日(水) |
小話 傘 (ルクガイ?) |
曇天の空から、ポツリポツリと水滴が落ちてくる。 「今日は雨の預言だったわね」と、亜麻色の髪の少女が呟く。 不貞腐れたように、ハアっと溜息をはく赤い髪の少年を置いて、店に立ち寄る。 出てきた時に手にしているのは二本の傘。 灰色の傘を目の前の少年に手渡す。 それをポカンと見詰めると、剣呑さを含ませた強い視線を少女に向ける。 「おい、これはどういう事だよ」 「どういう事って。傘よ」 「だーっ、それくらい知ってるっつーの! そうじゃねーだろ、なんで俺が傘なんてささなきゃいけないんだ」 「……はあ?」 少年の苛立った叫びに、少女も驚きに瞠目する。 「あなた、傘さしたことないの?」 貴族という人種はどこまで浮世離れした生活を送っているのだろうか。 ズキリと頭が痛むのを感じながら、まさかという思いで問いかけてみると 少年は何故か誇らしげに胸を張って 「あったりめーだろ。俺を誰だと思っているんだ」と答えた。 なんてこと。 絶望で目の前が暗くなりながらも、、私には彼をあのお屋敷に連れ帰る責務があるのよ と己を必死で鼓舞して、ふうっと溜息をついて言葉を紡ぐ。 「そう。では今日からあなたは傘をさせる事になるわね。おめでとう」 「なっ、何がめでてーんだよ!」 怒りで顔を髪と同じくらいに赤くしながら喚く彼に、冷ややかに言い返す。 「あら、世間では3歳の子供だって傘くらいさせるわ。あなたが三歳以下でないのなら、よい切欠になったんじゃないかしら」 「この冷血女め!」 そう言うと、傘をさしてみる。とても見られたものではなかったが。 その時、雨が本格的に降り始めたため、少女は彼のこぼした言葉を聞きとることが出来なかった。 「……なんで、ガイがいねえんだよ」
宿屋に到着すると、少年は真っ先にブーツを脱ぎ捨て、そのままカベに向かって投げつける。 水分を多く含んだそれは、ビチャっという音をたてて床に落ちる。 水を含んで重くて不快なシャツに手をかけて、さっさと脱いで捨てる。 癇癪を起こしているわけではない。腹立たしいのだ。 服も濡れた!靴も濡れた!すげえ気持ちわりぃ!!と雨の中歩きながら胸の内で罵倒していると、ふと脳裏をよぎる過去の情景。 屋敷で真っ先に少年に傘を差し出す彼の左腕はべったりと濡れて肌に張り付いていた事。 ブーツも色をかえていたこと。 それがこんなに不快な事だと少年はしらずにいた。 当然のように傘を差し出され、濡れた彼がこんな思いをしていたなんて考えもしなかった。 知らなかった自分に腹が立って仕方ない。 ベッドの上で膝を抱えて「んだよ、俺、すげえかっこわりい」と今度は弱々しく言葉を呟いた。
そんな出来事からすこしばかり時は流れる。 あの時のように、風に靡かせる程の長さの髪を少年はもう持っていなかったし 亜麻色の髪の少女も時々表情を綻ばせるようにもなっていた。 急に降り出した雨に、さて、どうしたものかと皆で空を仰ぐ。 「あれは乱層雲ですから長雨になりますね」 ジェイドの言葉に、雨宿りよりも傘をさして先を急ぐ事にする。 当然のように頭上に傾けられた傘に、ルークはむっとして、傘をさした主を見上げる。 視線の強さに思わず傘を掲げたガイは怯む。 「あのな、ガイ。俺を幾つだと思ってんだ。傘くらい一人でさせる」 そう言うと、スルリとガイの傾けた傘の下から抜け出して、自ら用意した傘を差す。 どうだ、と言わんばかりに胸をはると、そのまま背を向けて先を歩き始めた。 その後姿をぼんやりと見つめていると、背後から声がかかる。 「おやおや、独り立ちの兆しが見え始めましたね」 からかいを含んだ声に、思わず溜息をつくと 「あのなあ。ルークが傘さしたくらいで、大げさに囃し立ててからかうのはやめてくれ」 ガイは一応の釘をさしておく。効能は定かではないが。 「私は別にルークの事とは言ってませんよ。傘を所在なさげに傾けている人にも言える事だと思いますが」 小さく人の心を掻き回すと、にこりと読めない笑顔をむけてゆっくりとジェイドは去っていく。 いつの間にか殿をつとめる事となったらしい。 ガイはゆっくりと歩き出す。 一人でさす傘だと濡れることもない。でも。 胸に抱く寂しいという感情を振り払い、歩きだす。
終
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