日々妄想
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2010年05月30日(日) 迷いに迷ってものはらプレイ日記その3

ということで迷っています。
焼却炉からいける階層が一つ開放されていたので、行ってみたのですが……
わかんねー!!
謎解きじゃないの。謎解きは簡単だもの。
謎じゃなくて、ここの地形どうなってんの!(涙目
マップみてもよくわかんないよ。
多分、刀鍛冶の最終クエはここの先だと思うんだよ。花園神社近くのやつには、それに該当しそうな場所がなかったし。
それともまだ先に話をすすめないとダメなんだろうか。
どっちにしろ、あまりに連れ回しすぎて、三上似と巴タンの好感度が上がりまくっている。
後輩君も連れてこなきゃいけないってわかっているんだけど、この二人は色々使い勝手が良すぎる。

という事で、とうとうレベルも23……
迷いすぎ。もうギブって話すすめようかな。
クエストも依頼人は全て出したみたいだし。
体育でジャンプ力あげればあそこいけるのかなあ。ボーナスポイント振り分けてないはずだから試してみようかな。


先週行った焼肉屋さん。高くて私じゃ気軽には行けないお店でしたが、昼のランチなら行けるかなあ、とこの前話していたら、今お誘いがかかってしまった。
でも昼間から焼肉…焼肉……うーん…
でも、お得なランチは明日までらしいし。うーん……うーん……
でもゲームしたいし(←サイテー
まあ、考えておこう。


2010年05月29日(土) ものはらプレイ日記 にもなっていないその2

いい加減クエは終わらせないと、と思っていたら…
カレー仙人キタアアアアア!!!
でも、カレー仙人の依頼は大事に大事にとっておきたいの(何か言い出した
という事で、クエストのおかげでレベル20一歩手前まできてしまったので、二章クリア。
今まで大抵「はい、喜んで!」の喜で押し通していましたが、後輩君がまだウダウダ言っているので
鉄拳制裁や、怒るぞ貴様!の勢いで「怒」を押すと、ピロピロっとあがっていく好感度。
なんだ、このドMは。可愛いじゃないか。
後輩君も仲間になりました。
二章でクエストに時間をかなり割いたので、連れ回した格好の巴タンと三上似のキャラの好感度がかなりあがったもよう
なにせいきなり下の名前で呼ばれたし。


三章突入
ボクっ子か。ボクっ子はあまり好みじゃないんだけどなあ……
満遍なく愛を振りまくタイプなので、この先一人称が気にならなくなる程の展開を求めたい。
喫茶店でマスターの作ったフレンチトースト食べたいです。まじで。
あと放課後の自由行動で再び愛に…じゃない会いに行って、二章で受けていたクエストの終了報告をすると、今までと違って褒めてくれた……(感激
やばい、またやる気出してクエストしまくりそうです。


で、親友キャラは三上に似ていると主張するので、このままずっとあだ名は三上。
笑顔が似ているんだよー。やる気二割増だす。



2010年05月25日(火) ものはらプレイ日記 にもなっていない

師匠の声の人、ココにいたー!!!!と喜びの声をあげました。
そうそう、そういえば喫茶店でクエスト受けれるって聞いていたんだった。
でもマップには喫茶店なんてないから、話をすすめないと出てこないんだと思っていたら……
まさか×ボタンで違う地域にいけるなんて知らなかったよ(説明書をよめ
という事で師匠ボイスで「どうした」とか言われるとドキドキして、依頼達成報告すると「まあ、こんなもんだな」的な事を言われると身悶えするので、話そっちのけでクエスト頑張っています。
好感度があがれば褒めてくれるとかないのかしら…とちょっと夢見る。

九龍のながれからいくと、初期にクエストをこなす方がらくなんだよね。
今回もその法則が適用されればいいんだけど。
適用されなくても、とにかく喫茶店に通いまくりです。

で、クエスト頑張る!と張り切っているんですが、三角が分からなくてまいりました。
てっきり部屋の隅から隅だと思っていたら、クエスト詳細をよくみると、図で説明してくれていた。アホすぎる。


レベル8→レベル16になるまでクエストしまくりです。そろそろ後輩を助けにいかなきゃいけない気はしている。


FE新作(リメイクだけど)キタアアアアアア!!!!!
紋章ですか。紋章、紋章!!イヤッホーイ。
ミシェイル王子にまた会えますね、ウヒヒヒ。
SFCの紋章は暗黒と紋章の二部構成でしたが、暗黒竜は一年前DSリメイクで出ているから紋章単品かなあ。
とにかく嬉しい!お金貯めておかなきゃ。
わーいわーい


2010年05月23日(日) 更新別館アビス「公爵の憂鬱」「掌の温度」「うた」リンク追加修正

更新しました。
アビス「公爵の憂鬱」「掌の温度」「うた」です。
公爵〜な4月馬鹿祭であげていたものをちょっとだけ修正
掌〜はおーとりさんに勝手に押し付けたもの
うたは日記に書いた話を掲載

うん、見事に新作なんてあったもんじゃねえ、という感じです。
ガイの新しいサーチさんにいい加減登録したくって、でも更新していないのに登録はなあ…って及び腰だったけど、このままじゃいつまで経っても登録出来ないので、これでお茶を濁すという……
サイテーだな。
あと、リンク追加修正しました。好き勝手に好きサイトさんを貼りまくりました。イヤッホーイ。

そろそろ改装もしたいなあって考えているのですが、素敵なテンプレサイトさまを巡って満足して終了してしまうわけです。
この頃ずっとシンプルできているから、そろそろ素材を使ったサイトにしてみたいなあ……。でも多分このままのような気がする。
今のサイトは地味ながらも気に入っているしなあ。


さて、昨日焼肉を食べに行ったのですが、もう美味いのなんのってっ!!!
人様の奢りじゃないととてもじゃないけどいけないような高級店だったので、気分ハイテンションですよ。
ひたすら食べた。センマイ刺し二回も頼んだ(皆引いていた)
タンがすごい分厚かった。のに柔らかかった!
焼きしゃぶの肉のサシの入りっぷりに感動した!おいしい肉って甘いよねえ……
食べながら「幸せだ〜、私、幸せだ〜」を連呼していました。
ひっさびさに美味しいお肉を食べて、しゃべってしゃべってしゃべり倒したので、凄く疲れましたが、楽しかった!!


2010年05月22日(土) ぐーぐるw

ぐーぐるのTOPがパックマ○!しかも遊べる!!
夢中になってしまったじゃないか(笑

プリティなうちの猫ですが、相変わらず指をかじり、足をかじり、顔をかじります。
ゲームの邪魔だってします。
PSPで遊んでいたら横から前足でちょっかいかけてくる。
据え置き機で遊んでいたらこんな感じ




ちなみにWiiのワンピ
ヌンチャクふるたびに、そのヌンチャクに全力でじゃれてくるから困る。

まともな写真取りたいけど、毎日毎日ハイテンションでじっとしていない。
早く落ち着いて欲しいよ……


2010年05月20日(木) パンうまー

という事で、今日はパン教室行ってきました。
楽しかった。
しゃべって笑って、美味しいものを作って食べて。
気心知れた人達なので、本当に楽しかったです。
今回はクリームチーズパン。後はお菓子はシフォンケーキをつくりました。




お花の形にしましょう、って先生からいわれたのですが、うーん、目を細めれば花と言えないこともないって感じになりました(笑
出来立てのパンはクリームがアッツアッツで美味しかったです。
美味しいものを食べれば幸せ。
パンを食べながら、フラワーアレンジメント教室辞めようと思うって話をしたら、皆から全力で引き止められたので、もうちっと頑張ってみようかなと思いました。
7,8月は多分プリザーブドフラワー扱うはずだし、そこまでは続けようかと。
秋になるとまた展示会の話が出てくるはずなので、その前に辞めるか続けるか、自分の中で結論だしておきたい。


ものはらが進んでいない。
早く進めたいのにっ
親友キャラっぽい4階窓から侵入する人(名前を覚えて
あの人を見る度に誰かを思い出す、だれだっけ、特に笑った顔が誰かに似ているんだけど……とずっとモヤモヤしていたんだけど、ようやく思い出しました。
三上!
三上に似ていると思うの。
三上スキーから「はああ?にてねえよ」と怒られそうだけど、似ていると思うんだ。
今度プレイした時に写メっておこう。


2010年05月17日(月) ものはらプレイ日記

という事で鬼祓師を始めたので、プレイ日記をつけていきます。


とりあえず一章終了。
受け答えは喜が一番無難なようなので、何があっても「喜」「喜」
居酒屋の店員のように「はい、喜んで!!」「はい、喜んで!!」と連呼しまくりです。明るい性格です、になったのも当然の結果。
すずちゃんが愛らしくて、デヘデヘ頬を緩ませていたら、相関図で「ちょっと怖い」になっていた……
だ、大丈夫、私はロリ属性はないから!(必死
愛でたいだけであって、やましい気持ちはいっさいないから!!
けんさんが今回はなびってくれるんですね。
いい男のよい声でナビされるとやる気三割増しになりますね。
あ、あと、仲間になるのが携帯電話登録になっている事に、時代の流れを感じました(笑
前はプリクラだったもんな。
とうじ君が窓からやってきましたが、ここ、4階だよ!!!
なんだ、君は、天使かっ(←ベタすぎ
一章が終わってED曲聞くと、OP程の破壊力もなく無難でちょっと残念(←
で、で、で、EDのスタッフロールに師匠の名前が(師匠の中の人の名前だ
え、え、え、え、そんな人に会った覚えない。
早速取りこぼしてんの?師匠の声の人に会いたかったっ(号泣
攻略サイト見ないでやっているから取りこぼす事あるだろうし、二周目するだろうし、と自分で自分を慰め中。
でも地味に悔しい。今なら、まだ戻れるぜ…と誰かがささやくけれども、とりあえず先を進めていきたい。
きっとまた出会えるさ。出会える…よね……


2010年05月16日(日) 復活です

パソコンは結局新調しました。
とりあえずネットとサイトいじりができればいいんで、最低限のものですが(オフィスも何も入っていない)
7だけだと色々困るので、XPも入っているやつで。
お引越しソフト買って移動させて、あとはビルダーをインストールして、設定を色々しました。
avast!入れようかと思ったのですが、とりあえずAVGを入れています。
うーん、どっちにしようかなあ。
まあ、おいおい考えていこう。
新しい子は立ち上がりが早い事に驚きです。え、もう遊べるの?みたいな。

という事で当分貧乏です。
欲しかったソフトは見送りです。うううう………
って涙していたら、買ってもらえました!(お前、年は幾つだ
イヤッホーイ!





ペルソナ3を積んだままだけど、せっかく買ってもらったので、こっちから先にプレイします。
とりあえずはプロローグは終わらせました。
チアキはなんか……妖精さんだな。
名前をまだ把握していないので、勝手にあだ名つけています。
チアキは妖精さん。いちるはやっちー(オイ
でもやっちーは天然物の明るさだったけど、いちるはやっちーとは違うタイプっぽい気がする。
みんなで手を重ねるところは、なんかこう、青春だな、みたいな。お約束なんだろうけど、眩しいぜ、みたいな。
あとOPが洗練されているのに、肝心の歌が洗練されていない件……
歌というか、歌声か。
いや、なんだろう、この破壊力。久々にこんな破壊力のある歌声を聴いた気がする。
女ジャイアンと自称する私に匹敵する歌声と巡り会えるとは……
世界は広いな、フッ、とニヒルに笑いたくなりました。

ついでに一話もちょろっと。
おっぱい!!おっぱい!!おっぱい!!!!おっぱいがキタァー!!
みのりちゃんはかわいいなあ。なんか正統派ヒロインの香りがする。
図書室でおっぱいに話しかけた後、相関図があったので確認したら
「恥知らず」だった………
胸をガン見していたのがバレバレでしたか。それともあだ名おっぱいにしている事を見破られましたか。
でもおっぱいがそこにあれば、ガン見してしまうのが青少年ってもんだよね(お前は青少年じゃないだろう

という事でボチボチやり進めます。


2010年05月10日(月) パソコンがピンチです 拍手お返事

パソコンの調子が悪いです。
強制終了くらったり、立ち上がらなかったり……
話し書いている途中に強制終了は…色々キッツイです……うううう…
色々やりたいのに!妄想花ざかりなのに!
近々新しいのを買うかもしれません。買う、と言い切れない貧乏人(笑
とりあえず月曜日、パソコンショップでちょっと色々見てきます。
どうせくだらない事にしか使ってないから、やっすいのでいいし。
やっすいのがあればいいなあ……
という事で、不定期にしかあがってこれないかもしれません。
小話でいいから更新したいのに!
で、これ書いている最中にまた強制終了。泣けるー!


拍手パチパチしてくれて有難うございます。
皆様の優しさに感謝です。


そして拍手お返事です。遅くなりました、ごめんなさい

タカトリ様

こんばんは、お久しぶりですー!
体調の方、色々ご心配をおかけしました。
日常生活は滞る事なく過ごせています。
猫の安眠妨害は相変わらずです(笑
一緒に寝てやるんですが、嬉しくてゴロゴロ喉を鳴らす音が煩い煩い(笑
喉ならしテンションが落ち着いたら、「やっぱ寝たくないや」って感じで
人の顔に前足でチョッカイかけて、無反応だと鼻に噛み付くという
強硬手段にも出ます。怒ると「え、なんで、遊んでくれないからじゃん」的顔をします。
猫スキー以外にはドン引きされそうな解説を交えてみましたが、毎日こんな感じです。
昼間寝ているので、老人のように朝も早いので、目覚ましいらずです(朝、鼻を噛んで起こす)
可愛いは正義です。そうじゃなかったら、ウガアアアとなっています(笑
写真見せてください、なんて社交辞令を言ったら本気で何枚もあげてしまう勢いです(笑
幸いな事に大人しくしていないので、まともな写真があまりない状態です。
でもたまったら間違いなく、自慢するためにあげると思います(←

つい、猫の事になると、聞かれてもいないことまで話してしまいます。
小話の方も読んで頂いて有難うございます。
情景と雰囲気を気に入ってくださって有難うございます。
タカトリ様からそうおっしゃっていただくと、嬉しくて照れてしまいます。
自分の中で書きたかった部分を、タカトリさんが読み取って下った事も
凄く嬉しいです。
有難うございます。
あ、あと私も師匠の歌が聴きたかったです!(笑
あの低音で是非譜歌をうたってほしかった。
アビスのキャラソン出たら私も是非欲しいです。
ノリノリで歌う子と、ヤケになって歌う人(おそらくガイ など
聞いていてニヤニヤ楽しめそうです。

嬉しいメッセージを本当に有難うございました。


2010年05月04日(火) 取り急ぎ

パソコンの調子が悪いです
強制終了しまくりです
冷や汗かいてます

取り急ぎ私信です
おーとりさん、いつもありがとう
私の鬱陶しい愚痴に、暖かく真摯なお言葉を本当にありがとう
嬉しくて思わず泣いてしまいました
パソコンの調子悪くてメールが今出来ないので取り急ぎお礼を
またメールします


2010年05月03日(月) 自慢してみる

昨夜は心の友と深夜ふたりっきりでお話させていただいて、本当に本当に幸せでした。
自分のはしゃぎっぷりがハンパないし、何より色々挙動不審だったと思います。何よりも急な時間変更をお願いする始末だし。
でも楽しかったです。おーとりさん(← 本当に有難うございます。

更新していないのに拍手押してくださって本当に有難うございます。
うわーん、人様のお優しさが身に染みる。
近々小話レベルですが更新したいです。


で、自慢です。
ようやく可愛い顔を撮影できましたよ。
親ばかなので自分くらいしか「可愛い〜」って思っていなくてもおっけおっけ。
つーか、かわいい顔してかなりのヤンチャなので、私の睡眠時間をがりがり削っています
(夜型なので、一人が寂しいらしく寝ている私の顔を齧る…)




どうでもいいけど、奥にみえているコードは、あれでi-pod、PSP、DSの充電ができるやつです。凄く便利。
いちいちアダプタや電源コードを差し替えないでいいから。
(当然一度に全ての充電はできませんけどね)


2010年05月01日(土) 小話

緩慢に朽ちていくはずだった城に足を踏み入れると、何処からともなくピアノの音が聞こえてくる。
二階のホールにピアノが置き去りにされたままだった事をアッシュは思い出す。
まだこの城が客人を迎え、華やかで煌びやかだった頃の名残が垣間見え、心を少しばかり痛めさせたものだ。
一度開いて鍵盤を叩いてみたが、案の定音は酷い有様だった。
だが、今アッシュの耳に入ってくる音色は狂いも乱れもない。
調律を施したのか、酔狂な。と、今この音色を奏でている奏者に向けて皮肉げに口の端をあげる。
その酔狂な演奏者に興味がわき、足を二階へを向ける。
流暢なメロディを聞きながら階段をのぼると、ふと、アッシュの脳裏に過ぎ去った景色が蘇る。


あれは、屋敷の中庭だった。
少し大きめの麦わら帽子をかぶって、背を丸めて庭の土をいじっていた。
隣にペールの姿はなく、彼一人で。
珍しく彼は楽しそうな様子で、歌を、そう歌を歌っていた。
彼の歌声を聞くのは初めてで、そして何よりも彼が年相応の少年らしさを無防備に晒している事が珍しく「ルーク」は声をかける事をせずに、その歌声をただ耳を傾けた。
変声期を経て少し低くなった声で歌う。
その歌を「ルーク」は聞いたことがなかった。
市井で流行している歌なのだろうか。
ぼんやりと考えていると、こちらの存在に気づき、彼が歌をとめる。
ゆっくりと立ち上がり、庭師の孫にしては優雅な仕草で麦わら帽子をとると、軽く一礼する。
「続きを聞かせろ」
そう促すと、彼はゆっくり微笑んで
「お聞かせするようなものではありません、ルーク様」とやんわりと拒否をする。
「言葉」
短く咎めると、困ったように眉尻を下げて笑う。
敬語を使うのをやめろと何度「ルーク」が言っても彼はなかなかそれをあらためようとはしなかった。
「ガイが歌うなんて珍しい。続きを聞かせろ」
再度、そして拒否出来ぬように強く乞う。
ぎゅっとガイの拳が握られたのを分かっていたのに、恥ずかしがっているのだろう、と呑気な勘違いをする「ルーク」を止めたのは誰だったのか。
その記憶は曖昧だが、あれ以来ガイの歌声を聞くことはなかった。


これは、あの時ガイが歌っていた曲だとアッシュは気づく。
そっとホールの扉を開くと、そこにはめったにみせぬ穏やかな表情でピアノを奏でるヴァンの姿があった。
彼の武骨な指からは想像もできぬほどに軽やかに、そして穏やかで優しい旋律を奏でている。
だが、それも最後まで聞くことは適わなかった。
「どうしたアッシュ」
音が止むと同時に声を掛けられる。
ヴァンは、誰もが恐れる主席総長の顔になってアッシュを見ている。
先程までこの部屋を覆っていた旋律が幻のように感じられるほどだった。
「弾けるとは知らなかった」
「嗜みだ。お前も弾けるだろう、アッシュ」
黒い蓋を閉じて、アッシュの柔らかな部分にヴァンは言葉で爪を立て傷つける。
公爵子息の嗜みとして、一通りの楽器はこなせるように躾けられた。そして優秀な「ルーク」は周囲の期待以上の出来栄えを披露してきた。
だが、公爵子息という立場を奪われてからは殊更その類をアッシュは忌避してきた。
思わず顔を歪めたアッシュに薄く笑って、椅子から立ち上がる。
アッシュの脇をとおり部屋から退出するヴァンに、アッシュは問いかける。
「おい、その曲はなんていうんだ」
「……さあ、忘れてしまったな」
そのまま立ち去ろうとする背に向かって、アッシュは再度声をかける。
「今の曲は、昔、ガイが歌っていた」
これ以上踏み入る事を拒絶していた背が僅かに反応したのをアッシュは見逃さなかった。
少しばかりの沈黙のあと、背を向けたまま抑揚のない声で告げる。

「失われた故郷の歌だ」





自分だけが書いて楽しい。そんな感じ。
よく頭からすっぽり抜け落ちるのが、師匠がセブンスフォニマーだという事と
師匠が演奏好きな事(←
初回は衝撃だったなあ。え、こんな時にこんな場所でなにやってんの!!!とびびったもんです。
最終決戦の正座も素晴らしかった。
師匠、有難う。色々ネタ仕込む彼が大好きだ。


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