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人物紹介

「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛

「T君」−友達のダンナの親友。
1歳年上。
私の事が好き?みたいです。

「H君」−出向先の人。元カレ。
6歳年下。
すごく好きだったけど、フラれた。

「 I さん」−同じ会社の元上司。
3歳年下。
好きだった人

「Nさん」−元元彼。
6歳年上。交際2年9ヶ月。
憎まれてます

「Aさん」−10歳年上。
既婚者子持ち。
昔々の好きな人。

「あの人」−元元々彼。2歳年上。
1ヶ月でバッサリふられました。
私の通っていた大学の職員。


あなたには届かない

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2003年01月30日(木)
本当に好きなのは、誰ですか?

最近「後輩」の彼女の夢をよく見る。
夢の中の彼女は、直接的に「後輩」との仲を尋ねてはこない。

「今までの恋人とは、どうして別れてしまったんですか?」
「どうして人を裏切るんですか?」
「結局、あなたはいつもいいかげんなんでしょ?」

そんな質問を、彼女は私の近くで真っ直ぐな目で、私に尋ねてくる。
夢の中の私は、発狂しそうになって叫ぶ。
現実の私も、自分の悲鳴で飛び起きる。

そんな悪夢を見るのは、今、風邪をひいていて熱があるせいかもしれない。
しばらくベットの上で、早くなった胸の鼓動を落ち着かせる。

罪悪感なら、感じている。
つまらない、いいわけだけどね…。
本当に罪悪感を感じているなら、今すぐにでも、
こんな関係終わらせればいいんだから。

最近、本当に解らなくなってきた。
私にとって「後輩」は、どういう存在なのか。

今まで「後輩」は、私にとって“必要”な存在だとは思っていた。
いつも真っ直ぐで強い優しさをくれる「後輩」が、
私の“精神安定剤”だった。
でも決してそれは“恋愛感情”じゃない。
ひどい言い方をしてしまえば、私は「後輩」を“利用”しているだけ。

けど、最近は、
「後輩」との“未来”を想像してしまう…。
今年の誕生日、今年のクリスマス、私の隣にいるのは、
「あの人」じゃなくて…、「後輩」…?

解らない。自分の気持が、解らない…。
逃げてるだけ?勘違いしてるだけ?
それとも、それこそが本当の気持?

気が付けばいつのまにか、
「あの人」と電話やメールが出来なくても、
「しかたないよね…。」と、
諦められてる自分がいる…。





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2003年01月29日(水)
トモダチ

すいません。更新遅くなりました・・・。
またまた風邪でノックダウンされてました。
なんて短い周期で風邪ひいてるんだ私は・・・。やっぱり気持が弱ってるからかな?


「T君」と話してきた。
途中で、私が感情的になってしまって怒鳴ってしまったりした・・・。
けれど、話して良かった。
今更、戻れないけど。何事もなかった“友達”の頃には。
けれど、新しい私達の形は、きっとどこかにあるはず。

私も、卑怯だったんだ。
本当は、心のどこかでは、感じていたんだ。「T君」が自分の事を、
“友達以上”に思っていること。
それを解っていながら、解らないフリをしていた。
「T君」だけを、責める事は出来ない。

「T君」は彼女と仲直りしたみたい。
良かった・・・。本当に、良かった。

昨日、「T君」の彼女と大学で会った時、彼女は何事もなかったみたいに、
私に話し掛けてきた。
「強いな・・・。」っていうのが、私の正直な感想・・・。
私の方が、オロオロしてた。まぁ、当然かな?
「許している」立場と、「許されている」立場の違いかな・・・?

どうなるのかな・・・?これから。
前のように、心から笑いえある時が来るのか、
それとも、このままなんとなく終わっていくのか、解らない。
“友情”はある意味、“愛情”より解りにくくて難しい。

できれば、
失いたくはない・・・。





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2003年01月24日(金)
もう、戻れないよ。

昨日(24日)大学で「T君」の彼女に会った。
私は、彼女とも友達だった。彼女は私たちより1つ年下。「後輩」と同じ年。
「T君」と私と彼女と「後輩」とあともう1人後輩「S君」とは、
ゼミの先輩後輩という関係で、よく5人でも遊びに行く仲だった。
私と「T君」は今年で卒業しちゃうけど、
「この街に残れたら、ちょこちょこ遊びに行くよ。」
なんて言っていた。ずっとずっと、この仲は続いていくと思っていた・・・。

大学の構内であった時、彼女の目がずいぶん腫れている事に私は気づいた。
「あ、先輩こんにちは。すごい雪ですね。」
彼女はそう言って、いつも通りの笑顔を作ろうとしていたけど、
その笑顔は、なんだかとても無理をしているように見えたんだ・・・。

私はすぐにピンときて、不安になって「T君」を探した。
いつも私達が集まっていた自習室に行くと「T君」がいた。

私 「ねぇ、今、T君の彼女に会ったよ。何か目が腫れてた・・・。何かあったの?」
T君 「・・・。」
私 「もしかして・・・、話したの?」
T君 「今は何も言えないよ。」
私 「どうして!?ねぇ!言ったんでしょ!?」
T君 「今は何も言えない。自分の気持が自分で解らないんだ。」
私 「そんなの言い訳になってないよ。ねぇ・・・、話したの?キスしたこと。」
T君 「・・・。話した・・・。」

目の前が真っ白になった。
足元が、ガラガラと崩れていく・・・。

私 「どうして!?どうして話したの!?」
T君 「だから今は言えないって言ってるだろ?」
私 「どうして壊すの!?5人の関係を。まだ修復できたかもしれないのに!」
T君 「無理だよ。もうとっくに壊れてたんだ。「S君」だって気づいてるよ。」
私 「あなたが壊したのよ!!」
T君 「違う!お前が壊したんだ!」

どうしたらいいの?これから・・・。
解ってるよ。
一番最低なのは「自分」だって事くらい。
だけど、これだけは信じてよ。
私は本当に、こんな事を望んでいたわけじゃないんだよ・・・。

T君 「土曜日にまた話そう。空いてる?」
正直、もう何も話したくなかったけど、決着はちゃんとつけなければと思って、
うなずいた。
あと、数時間・・・。

もう、覚悟は出来ている。
「T君」とは大学に入ってからすぐに出会って、それからずっと友達・・・。
でも、もうそんな関係も終わりかもね。
ちょうど、“卒業”だしね・・・。
胸が痛まないわけじゃないよ。
だけど、このままで良い訳がないんだよ・・・。

今度こそ、本当に強くならなきゃ・・・。






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2003年01月23日(木)
愛をください。

「先輩」に会った。
「あの人」の事を聞いた。
「先輩」は私が“「あの人」のこと諦めます”ってメールしたの、
伝えていないんだって・・・正直なところ、
ホッとしていた・・・。

「先輩」は言った。

「何があったか知らないけど、ダメになっても良いって、
 本気で思ったわけじゃないだろう?」

「先輩」は何でもお見通しなんだな・・・。あらためて、感心してしまう。

「先輩」はさらにアドバイスしてくれた。

「もう絶対に、4月1日まで「あの人」と接触はしない方が良い。
 結局、同じ言い争いの繰り返しになる。4月1日になったら、
 「あの人」だってすべて本気で話せるから。」

そうか・・・、結局すべては、4月1日ならないとどうしようも出来ないんだよね。
解ってるけど・・・、それは痛いくらいに解っているけど、
「今」痛い、この胸はどうしたらいいんだろう・・・?
ひとりで、癒すしかないんだよね。だけど・・・、
それじゃ苦しいよ・・・。

“優しさ”が欲しい。ベタベタの大げさすぎるくらいの“優しさ”
安心したい。安らぎが、欲しい・・・。

「先輩」は優しい。時々きつい事も言うけれど、本当はすごく優しい。
「先輩」は、きっと私の最後の砦なんだろうなと思う。
もともと、「T君」と「先輩」と私の3人は仲が良かった。
この2人がいたから、私は“男女の友情は成立する”って信じていた。
でも、「T君」とあんな事があって・・・、信じられなくなり始めてたから。
きっと「先輩」とまでそんな事になったら、私は・・・、どうなってしまうんだろう?
大丈夫。きっと「先輩」は大丈夫。

でも、今はむしろ逆に、私の方がダメになりそうになる。
「先輩」の優しさにすがりたくなってしまう瞬間がある。
「先輩」と付き合えたら、きっとすごく安心できる。すごく気持が安定する。
でもダメだよ・・・。そう、これは本当の“恋愛感情”じゃないんだからね。

それは「後輩」に対してもそう。
最近、本気で“これは恋愛感情なんじゃないのか?”って、
思ってしまう時がある・・・。
どうなんだろう?確かに、好き・・・かもね。
でもきっと、それはあくまで「あの人」の次に・・・だと思う。

やだね。弱いね、私。
こんな時だから、“ダレカ”を求めたいだけ・・・。
でも嫌だ。もう、何も壊したくないよ・・・。





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2003年01月22日(水)
壊れていく・・・

昨日(21日)は、ゼミの飲み会でした。
「T君」も同じゼミなので一緒だった。
お互い論文が終わってほっとしてた。

「T君」は、最近私と「後輩」の中があやしい事に気づいていたみたい・・・。
二次会でたまたま席が隣になった時に、さりげなく聞かれた。

「翼ちゃん、最近あいつ(後輩)と仲良いよね。ヤバイくらい。」

ドキッとした。「T君」は本当に仲の良い友達だから、
きっとすぐに解ったんだろうな・・・。それに・・・

「俺だけじゃない。みんな言ってるよ。けど・・・あいつには彼女いるの、
 知ってるだろ?」

知ってるよ。痛いくらいに、解ってる。

私的にも限界だった。このまま「後輩」とこの関係を続けていく事の痛みに、
耐えられなくなってた・・・。だから、打ち明けてしまった、
「後輩」と“寝た"事を・・・。

そしたら「T君」は怒った顔をして、離れていった。
そのまま二次会の間は、私と「T君」は言葉を交わさなかった。

そして、帰り道・・・。
「T君」と私はアパートが同じ方向。だから必然的に送ってもらうことになった。
しばらく無言のままで並んで歩いた。

しばらくして、突然「T君」が振り返って、私のことを抱きしめた。

「ちょっと、なにすんの!?」
私は驚いて「T君」から離れようとした。
「T君」は本当に仲のいい男友達だった。ずっと長い付き合いで、
今まではそんなふうに“男女”を感じさせるような事は一度もなかったから、
私はかなり動揺していた。

信じていた。「T君」と私の間にあるのは“純粋な友情”であると。

だけど・・・、「T君」は、それから私に「キス」をした・・・。

その瞬間に、今まで築き上げてきたものが、一気に崩れた。
「T君」は言った。

「俺はずっと翼ちゃんのことが好きだったよ。ずっと友達以上に好きだった。
 大切だから、幸せになって欲しいと思ってた。俺以外の誰かとでもいい。
 幸せになって欲しいって・・・。でも、今の翼ちゃんは見てられないよ。
 どうしてあいつとなんか寝るんだよ!」

涙が流れた。
それは、「T君」に大切に思われていたという、喜びからじゃない。

“壊れていく・・・すべてが壊れていく・・・"

心の中で、そうつぶやいていた。

ねぇ、だって「T君」。あなたにだって彼女がいるじゃない?
なのにどうして私に「キス」するの?
どうして?どうしてあなたまで私を裏切るの?
酔ってたから?でも「酔ってたから」で許される事じゃないよ。

「好きだ」って言ったって、「大切だ」って言ったって、
みんな最後には彼女を選ぶんでしょ?
どうしてそんなふうに中途半端に私の心の中に入ってくるの?

もう、何がなんだか解らない。
私が悪いの?私が「軽い女」だからいけないの?
もう、何が大切なのか、何が信じられるのか、解らないよ・・・。






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所詮、“男女の友情”なんて成立しないんだね・・・。








2003年01月20日(月)
未練タラタラ

昨日(20日)は論文の提出日でした。
無事に提出〜〜〜〜。あとは2月の最終試験をクリアーすれば卒業だ。

と、いうわけで。昨日の夜は友達や後輩や先生みんなんで、
へべれけに酔っ払ってきました(笑)
そうしてると、少しの間でも「あの人」の事を忘れられるので、楽・・・かな?

論文を無事提出した事を先生方に伝えると、口々に
「で、卒業後はどうするの?」
と、聞かれてしまった・・・。

私 「はぁ・・・、まだ決まってないんです・・・。」
先生「こっちに残るの?それとも地元に帰るの?」
私 「まだそれも決めてなくて・・・。」
先生「それぐらい決めてないとまずいぞ。頑張れよ。」

数日前までは、この街に残ろうと決めていた。
けれど・・・。今は・・・。
別に「あの人」がいるからっていう理由だけでこの街に残りたかったわけでもない。
でも、この街に残っていたら、やっぱりどこかで、まだ期待してしまいそうで・・・。
それが辛い。

苦しい・・・。
まだまだ胸の痛みは、消えそうもないし・・・。
未練、タラタラだね。





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2003年01月19日(日)
途切れた思い

土曜日の夕方、「先輩」にメールを送った。

“先輩。私もう「あの人」の事諦めます。
 先輩にはいろいろ応援していただいたのに、申し訳ないです。
 それで・・・、このことを「あの人」にも伝えていただけたら・・・と思います。”

要約すると、そんな内容。

それから「先輩」から電話がきたんだけど、
その時私は友達と、ほとんどヤケになって飲んでいたし(苦笑)
「あの人」についていろいろ話すのが嫌で出なかった。
そしたらメールが来た。

“どんな理由からそういう決断を出したのかは解らないけど、
 翼が悩んで出した答えなら、俺はもう何も言えないよ。
 了解したよ。こんど、ゆっくり話を聞くよ。”

という内容。「先輩」には本当に心配ばかりかけている・・・。
ごめんなさい・・・。

本当はこんな事、自分で「あの人」に伝えるべきなんだろうけど、
「あの人」の顔を見たら、声を聞いたらまた決心が鈍ってしまいそうで・・・。

このまま、「あの人」を好きでいる苦しみと、
「あの人」のことを諦める苦しみと、どっちがましかって天秤にかけたら、
「あの人」を好きでいる苦しみの方が、ずっと重いと思ったんだ・・・。

誰のせいでもない。
強くなれなかった、自分が悪いんだ・・・。

今は、何もする気が起こらない。
昨日は、朝までずっと友達といたから良かったけど、
一人きりの部屋に帰ってくると、一気に絶望感が押し寄せてくる。
苦しい、苦しい・・・。
今はもう、何も考えたくない。





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日記を読んで心配してくださった方から、いろいろメールをいただいて、
本当に嬉しいいです。ありがとうございます。
今は、なんだか気力がなくてお返事も書けなくて申し訳ないです。
少し浮上したら、必ずお返事書きます。 



2003年01月18日(土)
壊れたココロ

昨日の夜、午前1時頃に、「あの人」から電話があった。

いろんなことを話した。

もう、ダメみたい・・・。

「あの人」を思うと苦しくて、どうしようもなくなってしまうことを、
私は話した。
ほんの少しでもいいから、安心できる言葉が欲しかった。
期待した私が、バカだったのかな・・・?

それから、「あの人」は言った、





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その瞬間に、私の中で何かが壊れた。

どうしてそんな風に、突き放したことを言うの?
私がこんなに苦しくて、こんなに心が不安定になってるのは、
あなたのせいなのに!あなたが好きだからこんなに苦しいのに!
どうして解ってくれないの!?
バカみたいじゃない。今までいろんなことで悩んできた自分がバカみたい!!
はじめからあきらめられるくらいなら、とっくにあきらめてるよ!

もう、ダメだよ。
もう、疲れたよ。
やっぱりどうしても、この思いは、
あなたには届かないんだね・・・。






2003年01月17日(金)
「しかたないよね・・・。」

論文の締め切りまで、あと3日!!
直前になって先生から大量の「ダメだし」をいただいてしまいました・・・。
間に合わないかもしれない・・・。
と、いうわけで、今夜は大学のパソコンから書き込みです。
今夜は帰れないのかなぁ〜・・・。

昨日の深夜、「あの人」からメールがきていた。
けれど、携帯の調子が悪かったのか、そのメールは遅れて入ってきてしまった。
「あの人」がメールを送ったのは、深夜の2時半。(本当、夜行性だよな・・・。)
入ってきたのは、昼の12時。

メールの内容は、
「無理してない?締め切りもうすぐだね。論文頑張ってね。」
みたいな感じ。

私は慌ててメールを返した。

「メール、遅れて入ってきたんです。論文あと一息なので頑張ります。」
と、いうような内容。

すると返ってきた返事は・・・、
「そっか、メールいくの遅かったんだ。なんか俺みたいだね。しかたないよね。」
だって・・・。

たいした意味はないんだろうけど、なんか深読みしてしまった・・・。

「しかたないよね。」

その言葉が、なんかひっかかった。
自分に今、後ろめたい事があるせいかもしれない。

私達、タイミング悪いよね。
なんか、すれ違ってる・・・?
なんか、上手くいかないよ・・・。そう感じてるのは、
私だけじゃないのかな・・・?





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私の今のすべてを知ったら、「あの人」はどんな顔をするだろうか・・・?



2003年01月16日(木)
「アイシテル」という錯覚

今の気持を勘違いしてしまいそうなのは、
きっと私だけじゃない。
「後輩」もそうだと思う・・・。

普通じゃない状況に、私達は一緒にいた。
妙な連帯感が私達の間には生まれて、
不安感から、私は「後輩」に思い切り心を傾けてしまった、頼ってしまった・・・。

「俺がいなきゃ、こいつ(私)はダメなんだ。」

そういう意識を、「後輩」の中に芽生えさせてしまった気がする。

「後輩」と一緒に過ごした夜に、彼は言った。

後輩「翼先輩は、俺のこと好き?」
私 「なに言ってるの?あたりまえじゃん(笑)」
後輩「そういう“好き”じゃなくて・・・。」
私 「じゃあ、どういう“好き”なの?」
後輩「俺は・・・、翼先輩の事、“アイシテル”よ。」

私は、何も答えられなかった。何も言えなかった。

「後輩」には、彼女がいる。別れる気配もないと思う。
彼がどういうつもりで私を“アイシテル”というのかは解らない・・・。
でもそれはたぶん“恋愛感情”ということだよね?

誰かに、「アイシテル」と言われるのは嬉しい事。
でも、この状況で喜んじゃいけない、喜べないよ。
私は「後輩」に対して“恋愛感情”はない・・・、と思う。
彼女と別れて欲しいなんて思ってない。自分を選んで欲しいなんて思ってない。
だったらもう、ここでひかなきゃ。
これ以上進んだら、取り返しのつかないことになってしまいそうだ。
だけど・・・、私は「後輩」から離れられない。

「あの人」のことが好き。誰よりも、好き。
その気持に、今も変わりはないけれど・・・、けれど、
「アイシテル」とは決して言ってくれない「あの人」と、
「アイシテル」と言って強く抱きしめてくれる「後輩」と、
今の私に必要なのは、どっちだろう・・・?

「愛情」じゃない。
これは「愛情」じゃない。
解っているのに・・・





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もう戻れないところまで、私は来てしまったのかな・・・?



2003年01月14日(火)
それは「愛」じゃない

実家から帰ってきて、
ずっと「後輩」と一緒にいた。

勘違いしそうになる。
こんな時だから。
優しさが欲しくて、安らぎが欲しくて、
安心したくて・・・、
強い腕を求めてしまう。

でも、それは、
「愛情」じゃない。

でも、
勘違いしそうになる・・・。
自分が本当につらい時に一緒にいてくれた人が、
「本物」じゃないの?





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自分が情けなくて、泣きたくなる。



2003年01月12日(日)
こんな事が起きるなんて・・・

いろいろあって、数日間日記更新できませんでした・・・。
題名の通り、まさか、こんな事が起きるなんて・・・。
今はただひたすら怖くてたまらない・・・。

何があったかというと、3日前、9日の夜の事・・・。

夜10時頃、論文をやって大学から一人暮らしのアパートに帰った。
駐車場に着くと、ちょうど「後輩」から電話が来た。
本当に偶然・・・。
「後輩」は今シーズンからボードを始めたから、行きたくてたまらないらしい。
私もスキーをするから、「論文が終わったら行きたいね〜。」
なんて話をしながら、私は階段を上って自分の部屋の前に着いた。

それから、カギを鍵穴に差し込むと、いつもと違う事に気づいた・・・。
ドアが・・・、開いてる。
始めは自分がカギをかけ忘れたのかと思った。
でも、そんな事はない。カギをかけ忘れることなんて絶対にない。
「後輩」とはまだ電話中。

私 「なんか、部屋のカギがあいてる・・・。」
後輩「はぁ!?どうして!?」
私 「わかんないどうしよう・・・。」
後輩「とりあえず電気つけて!」

私は恐る恐る玄関の電気をつけた。
その時点では何の変化も無いように見えた。

私 「どうしよう・・・。怖い。」
後輩「今から行くよ!」
私 「うん。でもまってまだ切らないで、部屋の中見てみる。」
後輩「大丈夫か!?」

ブーツを履いたままゆっくり部屋に入って、とにかく部屋中の電気をつけた。
激しく荒らされた形跡はない。
やっぱりただの思い過ごし・・・?
その時、ちゃんとクローゼットの前にかけてあったスキーウエアが、
床に落ちている事に気づいた・・・。
振り返ると、机の引出しが開けられてる・・・、
棚に置いてあったヴィトンのバックがない・・・!

私 「やだ!誰かが部屋に入ったんだ!バックがないもん!怖いよ!」
私はそれから部屋を飛び出した。
後輩「待ってろ!すぐ行くから車の中に入ってろよ!」
私は車の中に戻って「後輩」が来てくれるのを待った。

それから後輩が来てくれて、警察呼んで・・・、
ピッキングされたらしい。同じアパートのほかの部屋も被害にあっていた。

本当に、こんな事が起きるなんて・・・。
でも、帰ってくる時に鉢合わせしなくて良かった・・・。
待ち伏せされたりしなくて良かった・・・。
でも、またカギを開けられてこられるんじゃないかと思うと、
怖い・・・。
今はとりあえず実家に帰ってきています。
連休があけたら講義もあるし論文もあるから帰らなきゃいけないけど、やだな。

しかし「後輩」から電話が来たのは、本当にすごくいいタイミングだった。
彼と電話してたから、少しは冷静でいられた気がする。
一人で何気なく帰ってきてあの状況だったら、もっとパニックだった。
目に見えない「つながり」を感じた。
それが「あの人」じゃなかったのは、ちょっとひっかかるけどね・・・。

今年に入ってから、なんでこんなに事件ばかり起きるの・・・?
もういいかげんにしてくれ〜平和な生活がほしい〜〜〜〜〜!!





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ちなみに被害状況は・・・、
バック2つ。指輪2つ。MDでした。
現金の被害がなかったのが幸いかな・・・。だって学生だもんお金ないよ(;;)



2003年01月08日(水)
超えてはいけない「線」

前よりも、「あの人」の存在を近くに感じられるようになった。
メールするのもあんまり気がひけなくなったし、電話も出来そうな気がする。

けれど同時に、今までとは違う理由で、
あの人に近づくのをためらうようになった。

本当は、毎日でもメールしたいし、声が聞きたい。
でも、そう思うたびにもう一人の自分がストップをかける。

「近づきすぎたらダメだよ。私とあの人は、まだ“学生”と“職員”」

超えてはいけない「線」が、確実に私とあの人の間にはある。
最近それを、痛感するようになった。
夢中になったらダメ。あの人に迷惑がかかる。
近づきすぎたらダメ。あの人に迷惑がかかる。
そうやって、自分の気持を止めている。

今は、ひたすら論文に集中しよう。提出まで後一週間と少し。
他のことを考えるのはやめよう。

そうだ、今後の事も考えなきゃいけないし。
論文にかかりきりで、最近ちっとも就活してなかった・・・。
就活が進まない理由はもう一つある・・・。
私は、やっぱりあの人のいるこの街に残りたい。
論文が終わったらもう一度この街で、挑戦しよう。
そう思ってる。
この先どうなるかはわからない。けれど・・・、
「あの人のそばにいたい。」今、そう思う気持を大切にして、
後悔しないようにしたいから。
20代前半。まだまだ若い・・・と思ってるから(笑)

ここまで来たら、もう戸惑っていてもしかたないよね。
前を向いて歩いていこう。
未来はきっと、明るい・・・よね?





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2003年01月07日(火)
最低なのは誰ですか?

今日、大学で「H」に会った・・・。
「H」は、「あの人」の前に私が好きだった人。
「H」との詳しい話は10月31日の日記の通りなのです・・・。
できればもう、関わりたくない人。

自習室で論文の追い込みをしていたら、
突然「H」が現れた。
運の悪い事に、たまたま自習室には私しかいなかった。
「H」は、めったに大学の自習室には顔を出したことがない。
だから私は、かなり驚いた・・・。

H「よう。」
私「何しに来たの?」
H「お前、会って突然“何しに来たの?”は、ねーだろ(笑)」
私「めずらしいから・・・。」
H「俺だって論文やりに来たんだよ。」

そういってるわりには、私の隣に座ってやたら話し掛けてきて、
全然論文やってなかったんですけど・・・。
別に今更なんとも思ってないんだけど、「H」の顔はまともに見れない。
なんとなく視線をずらして、わざとそっけない話し方をしてしまう。

と、突然。左手をとられて、握られた・・・。
H「お前、久々に会ったんだからもっと嬉しそうな顔したら?」
私「何で、あんたに会って嬉しそうな顔しなきゃいけないのよ!離してよ!」
私・・・、かなり動揺してしまいました・・・。

「H」は勝手だ。前からそう思ってた。
私は以前、「H」との関係をはっきりさせたくて、

「私はもうあなたの事なんか好きじゃない。」

っていうメールを送った。だけど・・・、返事はなかった・・・。
それから数ヶ月して、やっと私が「H」のことを忘れられた頃になって、
また、昔と変わらなく、何事もなかったように接してきた。
勝手だよ。卑怯だよ。私がどんな思いで忘れたと思ってるの?
本当に苦しかった時には何も言ってくれなかったくせに、
今更になって・・・。
「H」はきっと、まだ私が「H」の事を好きだと思っている。
はっきり言ってやりたい・・・。けれど・・・、
「H」は来年うちの大学の職員になる、「あの人」と同じ、大学職員に・・・。
下手なことは言えない・・・。

それから、ちょうどいいタイミングで外に出ていた友達が帰ってきた。
「H」は私の手を離すと、自習室の外に出て行った。
友達はただならぬ気配を感じ取ったようで、
「なんか・・・、まずかった・・・?」と聞いてきた。
「え?なんで?」私は努めてなんでもないように装った。

それから、ちょっとしてトイレに行こうと外に出て廊下を歩いて、
給湯室の前を通りかかった時、また「H」にばったり会ってしまった。
思わず私は、後ずさりしてしまった。でも、ここで逃げたら変だ・・・、
私は意を決して「H」の前を通り過ぎようとした。
すると・・・、

突然、腕を引っ張られて給湯室の中に押し込まれた。
「H」はそのまま給湯室のドアを閉めた。幸いカギはついてなかったんだけど・・・。
給湯室は2畳くらいの狭い部屋。窓もなくて電気もつけてなかったから、
中は真っ暗・・・。

私「ちょっとなにすんのよ!」

すると、「H」は私をきつく抱きしめた。
「離してよ!」私は必死に抵抗したんだけど、「H」は力強いんだよね・・・。
全然びくともしなかった。
それから壁に押し付けられて・・・、
キスされた・・・。

パニックだった。
真っ暗だったし、強い力で腕をつかまれて、
本当に、怖かった・・・。

何とか給湯室から逃げようとしたんだけど、またきつく抱きしめられて、
逃げられなかった。

私「やめてよ!」
H「論文が終わったらゆっくり会ってよ。」
私「いや!絶対いや!」
H「何でだよ。」
そういってまたキスされた。

涙が出そうだった。今すぐ逃げ出したくて、でも出来なくて、
情けないくらいに私の体は固まって、もう動けなかった。

私「解った、会うから、もう離して。」
H「マジで?いつ?」
私「2月。」
H「遠いな・・・。まぁ、いいか。約束だぞ。」
もう、そう言うしかないと思った。

それから「H」の力が緩んだ隙をみて、私は給湯室から逃げた。
怖くて・・・、とにかく怖くて、「あの人」に会いたくなった。
「もう大丈夫だよ。」そう言って頭をなでて欲しかった。
でも、そんなこと出来るわけないんだ・・・。
「あの人」には、こんな事言えない。
元を正せば自分が悪いんだし、私が、バカなんだし・・・。

昨日は、嬉しかったのに、幸せだったのに・・・、どうして?
どうしてこんなふうになっちゃうの?
やっぱりダメなの?
確かに、悪いのは私なんだけど・・・。バチがあたったのかな・・・?





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私、本当は「あの人」に選んでもらう資格なんてない・・・。



2003年01月06日(月)
あなたが私にくれたもの

今日、やっと何とか体調も落ち着いて、
一人暮らしのこの街に帰ってきました。
やっと日記が現実に追いついた・・・。

午後から、論文の事が気になったので少しでも進めようと大学に行った。
すると、3時過ぎ頃、あの人からメールがきた。

「今、大学で論文やってるの?」

どうやらあの人も仕事で大学に来ている様子。
私の車を駐車場で見かけたらしい。
仕事始めは8日かららしいんだけど、忙しいのね・・・。

それからさらに夕方、たまたま偶然、外で息抜きをしてると、
あの人にばったり会った。

なんとなく並んで話をする・・・。
電話は慣れたんだけど、面と向かうとやっぱり緊張する・・・。
まともに顔が見れない・・・。
スキーに行ってスリップして大変だった事とか、
風邪ひいて寝込んでたこととか、話してた。
そのうち寒くなってきて、「戻る?」とあの人に言われたので、
「じゃ。」と言って自習室に戻ろうとした時、
「あ、ちょっと駐車場まで付き合ってよ。」とあの人に呼び止められた。
私は、「?」と思いながらもあの人について行った。

駐車場につくと、あの人は車のトランクを開けてなにやらごそごそと・・・
それからしばらくして、「あ、あった。」と言ってなにやら包みを取り出した。

あの人「はい。クリスマスプレゼント。・・・って、もう遅いか(笑)」
私  「え!?」
あまりの事に、驚く私・・・。マジですかっ!?

それは、スキーに持ってたらぴったりな、スポーティーなポシェットだった。
カワイイ・・・。っていうか、感激・・・。

私  「うれしい!!いいんですか!?」
あの人「うん。くまのおかえし。」
くまっていうのは・・・、私が以前あげたクマのストラップのこと。

帰り道、私はピョンピョン跳ねながら帰ったとさ(笑)

なんだか、冬休みになってから急接近じゃないですか・・・?

でも、ついつい不安になってしまうのはなぜだろう?

「4月になったら付き合おうと思ってるよ」って言われて。
プレゼントも貰って。なのに、どうして不安になるんだろう?
欲張りなのかな・・・?自分。
もっともっと、確かな「確信」が欲しくなる。

「あの人」のことを、信じていいのかもまだ解らない。
正直言って気持は、まだ疑っている。
元カノの話するし・・・。他の女の影も消せないし・・・。
そんな事言ったら・・・、私だってそうだし。

喜びと苦しみ。
期待と不安。
希望と絶望。
まだ、激しく入れ替わる。





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けれど、今だけは、
あなたが私にくれた「優しさ」だけを信じて、あったかい気持でいたいな・・・。



2003年01月04日(土)
深夜の長電話 2

前回に引き続き、1月2日の深夜・・・いや1月3日の早朝の話です。
最近いろんなことがありすぎて、日記がついていかない・・・。
サクサク行きます〜。

あの人の「元カノに会っちゃって〜・・・。」発言に凍りつく私。
でもなんとか平然を装うとしたのです。

私  「そうですか〜。まだ未練あるんですね〜。」
あの人「どうして?」
私  「だって、会ってショックってことはまだ未練があるって事でしょ?」
あの人「そうかな・・・。」
私  「そうでしょ。」

このへんで私もうキレ気味(笑)。だってわざわざそんな話、
私にする事ないでしょ!?

「もう、勝手にすれば。」私、ついにブチギレ。
あの人「はぁ。ちょっと待てよ。」
私  「何でそんな話を私にするの!?私の気持知ってて。
    諦めろってこと?ふるならはっきりふれば!!」
あの人「だから、そんなつもりじゃないって!」
と、その後延々と言い合い・・・。

だって、そう思うよ。他にどうとれって言うんだよ。

あの人「だから違うって!解ったよ、はっきりするよ。」
私  「何を。」
あの人「君とのこと。」
私  「はぁ!?」
どういういきさつだか覚えてないけど、話はそういう方向に・・・。

私  「ちょっと待ってください。ベ・・・、別にそんなつもりじゃ。」
急に弱気になる私・・・(笑)
あの人「なに急に弱気になってるの?心の準備しろよ〜。」
私  「ちょっと待って、ってば〜。」
あの人「君の一番聞きたいことを言うよ。」
って、ことは、アレですか!?

私  「待って、待って!」
あの人「心の準備いい??(笑)」
少しの沈黙・・・。
私  「はい・・・、どうぞ・・・。」
あの人「俺は・・・、」

「俺は、4月1日になったら君と付き合いたいと思ってるよ。」

・・・・・・。

「はい?」

と、私はマジで言ってしまいました。

あの人「あれ、違った?」
私  「うん・・・。私は“気持ち”が聞きたかったんだけど・・・。」

そう、私は「好き」か「嫌い」かが聞きたかったんですよぉ・・・。

あの人「ああ、俺は“女偏に子”(つまり“好き”って事)
    なんて言葉は言わないよ(笑)」

やられた・・・。
まぁ、いいけどさ・・・。付き合おうって思ってるだけでも・・・。
でも、好きじゃなくても付き合う人っているからなぁ・・・。

なんて、もはや諦めモードで話していた私。
すると・・・、

あの人「君って本当に面白いよね〜。」
私  「なんでですか?」
あの人「いちいちいろんな事に、怒ったりすねたり反応するからさ(笑)」
私  「はぁ・・・、どうせ私は単純ですよ!」





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私  「ハイハイ、そうですか・・・。って、・・・はい!!??」
今、なんて言いました!?

聞き直すのも照れるし、あの人も何事もなかったように話し続けるので、
うやむやに・・・(;;)

聞き間違え?

いや、でもたぶん・・・、本当だよね?
それから、またしばらく話して結局電話を切ったのは、
明け方6時近かった・・・。もう朝だって・・・。

それからしばらくして私は、風邪で倒れたわけだから・・・、
風邪はあの人のせいじゃないのかぁ〜〜〜!?

まったく・・・。今年もふりまわされっぱなしな予感。
でも、まぁ、それはそれでよしとするか(笑)




2003年01月03日(金)
深夜の長電話

うぅ〜気持ち悪い・・・。
ここ数日風邪をひいたらしく、
猛烈な吐き気と節々の痛みに苦しめられて寝込んでました・・・。
正月早々・・・。
と、いうわけでまだ実家にいます。
やばいよ〜、早く帰らないと、論文がぁ・・・。

さて、気を取り直して、時をさかのぼって日記を書きます・・・。

1月2日。夕方から、地元の女友達と、ご飯を食べに出かけた。
その時あった友達はもう小学校の頃からの付き合いで、
私も入れて4人なんだけど、みんな彼氏がいるんだから・・・、
嫌になっちゃうよね、まったく・・・。

その日は、マックに集まって少し話してから、
ご飯食べに行って、それからカラオケ行って、
さらに深夜のファミレスで語っていた。

午前1時40分頃。突然携帯がなった。
それは、「あの人」からの電話だった・・・。
慌てて電話に出る私。

私  「もしもし。」
あの人「もしもし〜・・・」
なんだかあの人は凹んだ感じの声。

私  「なんかあったんですか?」
あの人「はぁ・・・、まぁ。」
私  「どうしたんですか?」
あの人「今友達と一緒?」
私  「はいそうですけど。」
あの人「じゃあ、悪いからまた今度。」
私  「え〜〜!気になるじゃないですか!どうしたんですか?」
あの人「いや・・・、うん。たいした事じゃないし。」
私  「じゃあ、私もう帰るんで帰ったら電話します。」
本当にもう、そろそろ帰ろうか、と友達と言っていたところだったので。

あの人「いいよ!そこまでしなくても!せっかく久しぶりに会った友達なのに!」
私  「いえ、大丈夫ですから。それじゃあ、また後で。」

それからしばらくして、友達を送って帰って、
「また会おうね〜。元気でね♪」と言って別れた。
うん。男友達ももちろんいいんだけど、やっぱり女友達もいいもんだね♪
うちの学校は女の子少なくて、周りが男ばっかりだからね。

それから、家に帰って、あの人に電話をかけなおしたのが、午前3時。

あの人「本当に電話してくれたんだ。」
私  「はい。」
あの人「友達も帰ったの?本当に良かったの?」
私  「大丈夫ですってば。で、どうしたんですか?」
あの人「はぁ、非常に言い難いですけど・・・。」
私  「どうしたんですか・・・?そんなに深刻な事?」

それからも、
あの人「言い難いからいいよ。」
私  「気になって眠れない。」
あの人「たいした事じゃない。」
私  「話せばすっきりする。」
などのやり取りを、延々と続けた・・・。

その時私は、あの人が落ち込んでいる理由を、
「家族とけんかした。」「友達とけんかした。」「仕事でトラブルが起きた。」
の、3つの内のどれかだと勝手に思い込んでいた。

だから、次にあの人の口から出た言葉に、
私は一瞬固まった。





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はぁ?なんですと?


電話の続きは、続きます。すいません・・・。
はぅ・・・、また気持ち悪くなってきた。とりあえず寝ます・・・。



2003年01月02日(木)
知られたくない・・・。

「思わせぶり」な態度をとる人は大嫌い。
中途半端な感情で、人の心をもてあそぶ人は大嫌い。

でも今の私、そんな奴になってる・・・。

私は昔からそうだった。
付き合ってる彼氏の気をひくために、
他の男の子と仲良くしたりした。
1番愛されたい人に愛されない不満を満たすために、
他の男の子と遊んだりした。
でも・・・、虚しかった、寂しかった・・・。

もうそんなこと、解っているはずなのに・・・。

「後輩」からメールが来た。

“地元に帰ったりしないで、今の街に就職してください。
 俺は、翼先輩と一緒にいたい。”

それは、ただの気まぐれかもしれないし、
ただ私と「そういう関係」を持つことを続けたいから、
入れてきたメールかもしれない。
けれど・・・、私は十分「後輩」の気持ちを振り回している。
彼の周りの環境をかき乱している。
私が彼の彼女の立場にいたら、どう思うだろうか?

“また、遊びにきてください。”

彼がどういうつもりで私を誘うのかは解らない。
本当は私の方が遊ばれてるだけなのかもしれない。
解らないけど・・・、次に彼に誘われた時に、
拒絶するセリフが思い浮かばない。
「だったら、翼先輩はどういうつもりだったんですか?」
そう聞かれたら、なんて答えたらいいのか解らない。

どうしよう・・・。
「あの人」に知られたくない、「秘密」ばかりが増えていく・・・。





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2003年01月01日(水)
今年、一番最初の・・・

あけましておめでとうございます!!

2002年はいろいろあった年だったな・・・。
でも、すっごく自分が成長した年でもあったと思う。
2003年はもっともっと、素敵な年になったらいいな。

これを読んでくださってる皆さんにも、素敵なことが起こりますように・・・☆

さてさて年越しですが、私はじつにまった〜りと過ごしました。
紅白を見て、行く年来る年を見て・・・。
12時も過ぎたので家族に「お休み〜」を言って2階の自分の部屋に戻ると、
12時半頃に突然電話がなった。

な・・・、な〜んと・・・「あの人」からだったのです・・・。

後ろがやけに騒がしかった。
「もしもし〜。」
と、「あの人」かなり泥酔のご様子でした。
何言ってるんだかよく解らなかったし(笑)
とにかく、「あけましておめでとうは」言ってくれました。

今年一番初めの電話。
一番初めの「あけましておめでとう」
なんだか、あきらめようとか思うといいタイミングで
電話とかがくるんだよなぁ・・・。なんか複雑。
でも、まぁ、嬉しかったです・・・。

そのあとメールチェックをしてみると、
なんと「H」からメールがきていたー・・・!
今年初メールは「H」からかぁ・・・。

「翼にとって、今年一年がいい年になりますように。」

だって・・・。うむむむぅ〜・・・。

まぁいいか。とりあえず、好スタート・・・かな?





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