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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2003年02月28日(金)
2月のまとめ/The Haunting of Alaizabel Cray@8章

スコーンが食べたかったので、作って食った。上出来。「バターを溶かさないように粉と混ぜる&細かくする」というのを、ポテトマッシャーで一気にガンガンやったのがポイントだったかな・・・。

▲更新≫気になる本
思い立ったが吉日ということで、ロバート・A.ハインラインの著作リストを作成。『夏への扉』は続けて3回読んでしまうほど気に入ったのに、それしか読んでいないので気になってたのだ。

●2月のまとめ
≫買った本 
  洋書 22冊 ¥15324
  和書  3冊 ¥581
--------------------------
   計 25冊 ¥15905 

≫読んだ本
  洋書  5冊 1711p(約56万語)
  和書  1冊  394p
--------------------------
   計  6冊 2105p

買った洋書が多いのはバーゲンで計18冊(¥9450)も買ったせい。それがなかったら4冊だったのに・・・バーゲンに行くのは止めた方がいいのかなぁ(^^;でも楽しいので、つい! 
読書ペースはなんとか目標通り・・・洋書の1711ページはSSS方式で言うと56万語ちょっと、先月も合わせると110万語くらい。SSS式は正確なカウントができて良いんだけど、計算が面倒なのと、数字で書くとゼロが多すぎて分かり難くてね。私は和書も並列管理してるし、結局ページ数が一番簡単だ。

●読書中:The Haunting of Alaizabel Cray(Chris Wooding)@8/29章
そうかっ、Thanielは陰陽師だったのか!彼の仕事内容を日本語に当てはめるとそうなると思う。化物退治に出かけて正体の無いものや妖怪たちと対決したり、儀式をしたり、方角と気を読んで謎を付きとめたり、力のある別の密教のカルト集団と対決することになったり。謎の美少女Alaizabel Crayも今、「何か」に取りつかれていて、そのままではヤバイ状態というわけ。それで「ホラー」かぁ、なるほど。



2003年02月27日(木)
『ニングルの森』(倉本聡)

●読了:『ニングルの森』(倉本聡)
そのへんに転がってたので、昼休みに読んでみた。【未来の子供たちへの童話:ニングルの森】の1〜10話に絵をつけて本にしたもの、リンク先で全文読めます。単純に「可愛い!」「おもしろい!」と言うにはちょっと私に純粋さが足りなかったみたいだけど、それでも読んでいるとつい乗せられてしまう、なかなかいい話。ちなみに関連本『ニングル』(未読)の方は漢字が多くて小難しい本(笑)言いたいことは同じなんだろうけど、童話ではない。

<内容>
ニングルは妖精などではなく、北海道の森に少数生存する、先住民族です。アイヌ語で小さな人間という意味です。自分たちの生き方の中心軸を失ったわれわれへのニングルからのメッセージ。

●読書中:The Haunting of Alaizabel Cray(Chris Wooding)@6/29章
ん〜、今月中に読むのは無理か? 2月は短いから。(^^;
どうやらThaniel君の今現在の敵、Cradlejackというのは、ちゃんとした姿形を持っていない、ウイルスか幽体のような存在らしい。そいつに噛まれたり引っ掻かれて怪我を負うと、そこから感染する。謎の美少女Alaizabelを1人家に残して、依頼されたCradlejack退治に行くThaniel君。こういう孤独で突っ張って頑張ってる人に限って、気に入った相手にはとことん行っちゃったりするんだよね・・・。さてどうかな。
ページ数的には1/4くらい読んだけど、まだ話が見えてこな〜い。今日中に1部の終わり(7章)まで行けるかなぁ。Alaizabelが2重人格なのは、分裂してるのか何かのり移ってるのか、微妙なところだ。どっちだろう・・・。



2003年02月26日(水)
The Haunting of Alaizabel Cray(Chris Wooding) @3/29章

●読書中:The Haunting of Alaizabel Cray(Chris Wooding)@3/29章
2001年にスマーティーズ賞の銀賞を受賞した作品。同じく2002年に金賞だったMortal Engines(Philip Reeve)がかなり面白かったので、これも・・・と期待していた。
パラレル世界のロンドンを舞台にした話らしい。ロンドンのテムズ川の南岸が「旧市街(Old Quarter)」と呼ばれる巨大なスラム街になっている、という設定。つまり表紙絵は、北の人間の街から、テムズ川の向こうの化物の街を見た図ということになる。そこは人間の世界ですらなく、Wych-kinという生きものが徘徊している都会のジャングル。
Wychがどういう生きものなのかいまいち分からないのだけど、とにかく凶暴で人を殺したりするらしい。キーキャラのThaniel Fox(17歳男、金髪碧眼でスレンダー)はWychを狩る(退治する)のが仕事。ある夜、Thanielがいつものように旧市街で獲物を追って、崩れかけた建物に入って行くと、ボロボロの服を着た自分と同じ歳くらいの女の子がいた。気を失った彼女を、自宅に連れて帰るThaniel。この娘の名前がタイトルにあるAlaizabel Crayなのだな。分類がホラーになっているので、この先どういう方向に話が進むか予想つかないけど、出だしはなかなか良い感じだ。Thanielがいい感じぃ〜。17歳ですでにハンター歴9年の実力者だ!

英語で超長文を読む為には、精読と速読の技術が両方必要、と思う。大事なのはそのバランス。私は大体どんな本でも、冒頭の10ページ位はしっかり辞書を引いて9割方理解できるように精読するのだけど、この本はそれがけっこう大変だった・・・冒頭10ページで60回以上辞書引いて、1章は2回読んでしまった(=1回では何が何だかわからなかった)。こういう嵐のように辞書を引く戦法は、絶っ対に電子辞書じゃないとやる気にならん。上みたいな内容の紹介が出来るのも、それ以降サクサク楽に読めてるのも、やっぱり最初の10ページがポイントというわけ!



2003年02月25日(火)
Otto and the Flying Twins(Charlotte Haptie)読了 / 映画TTT

●読了:Otto and the Flying Twins(Charlotte Haptie)
(内容紹介は2/23・24の日記を参照)設定はおもしろいのだけど、キャラクターや話の持って行き方が消化不良気味で、不満が残った。敵キャラがいまいち魅力がなくて、Karmideeを敵視する必然性がないように思える。敵が実はただの「かわいそうな女の子」だっていうのも、あれだけ色々やっておいて・・・と思うとちょっとね。
ただ、舞台設定や小道具は楽しかった。結局なんの力なのかよくわからないまま、自力でずっと空中をぷかぷか浮いてる双子(オットーの妹たち)、オットーの両親、友だち、何十年も正体を隠したままだった祖父母など、賑やかに出てくる。そういうわけで、これ1冊ではどうということもない本だったけれど、続きがあったら読んでみるかも。

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔見てきました。
おもしろかった〜。まず冒頭に吃驚。一部のダイジェスト無しで即本編が・・・と思ったら、まさか私的・第一部の一番のヤマ場の続きから始まるとは! そうか、ああやって復活への布石を敷いてるから、後でガンダルフが出てきた時に違和感がないのだな。3部作が完結したら、特典映像を入れて3作ノンストップのコンプリート版DVDを作ってよね!絶対買うから。
騎馬や合戦シーンがすごい迫力だった。特に最後のガンダルフのひよどり越え!レゴラスが馬に飛び乗るシーンもすごすぎるぞ!どうやって撮ったんだろう・・・DVDが出たらコマ送りでじっくり見たいなぁ。そして盾スケボー(c.Leonさん)には大うけ。ここよ、ここ!とばかりに同行者の手をバシバシたたいて喜んでしまった。そしてレゴラスがアラゴルンにペンダントを渡すシーンでも大喜び。(アルウェンの存在と事情を知らない人から見ると、まるでレゴラスからの贈り物のように見える)アラレゴ・・・う〜ん、なるほど。そう思って見ればビジュアル的にはOKだわっ(・・・)
兎のシチュー、ガンダルフの「老人から杖を取り上げるのか」や、レゴラスとギムリが倒した敵の数を数えるっていう原作通りのシーンもバッチリだし。ゴラムは、ああやって自我が分裂してるのを映像で見ると、かなり怖かった。なるほどねー。
ええっと、今日行ったのはピカデリー(3:05〜)、6割程度の入りで平日の昼間にしては混んでたかな。珍しくパンフレットを買ってみた。フルカラーの中つ国の地図、人物相関図、インタビュー、解説つきで面白そうだったのだ。



2003年02月24日(月)
Otto and the Flying Twins(Charlotte Haptie) @221/300p

更新≫気になる本:ウィッシュリスト代わりに適当に並べてます。

●読書中:Otto and the Flying Twins(Charlotte Haptie)221/300p
残り80ページほどなので、一気に読もうと思ってたのについ爆睡してしまった!(ノ*゚ー゚)ノ 今のところはやっぱりまぁまぁだなー。Mortal Engines(Philip Reeve)の方がずっと面白かった。
この本は"A Tale of the Karmidee"というサブタイトルがついてて、Karmideeという種族を描いた話でもあるのだけど・・・「魔法使い」というよりも精霊に近い存在のようだと分かってきた。力を使いすぎて疲れるとユニコーンに姿が変わってしまう人や、猫になったり人間になったりして「どちらも本当の姿だ」なんて人もいるし。オットーの父のアルバートは動物と仲良しだし。
Karmideeの子供たちが使う空飛ぶ絨毯がいいな〜。私も欲しい!(笑)自転車に乗るみたいに自由自在に使ってるのがいい感じ〜!絨毯が自己主張したりしないし、地上に降りるとくるくる丸めて抱えてあるいたりして手軽で素敵。
さて、先へ行こう。



2003年02月23日(日)
Otto and the Flying Twins(Charlotte Haptie)

小さなお店で、英国式アフタヌーンティーを頂いた。紅茶とフィンガーサンドと、スコーン、ケーキがセットで1500円。おおお美味しい〜っ!!フォートナム&メイソンの"Amber Sugar"というオレンジ色の砂糖にも感動した・・・甘さがとってもやわらかくて、白砂糖みたいに攻撃的でキツい甘さじゃない。つか、あのスコーンの作り方を教えて!

●読書中:Otto and the Flying Twins(Charlotte Haptie)
タイトルは『オットーと空飛ぶ双子』の意・・・オットーという少年と、その双子の妹ZeborahとHepzibahの話。まだしゃべり始めたばかりのオットーの妹たちが、突然空中をぷかぷか浮かび始める。(^^; ある人に言わせると「本当に小さな子には稀に見られること」で、なんでも「小さい子にとっては、すべてが面白いことや驚きの連続だからなのよ」だそうで。メアリー・ポピンズのイメージかな。
オットーの住む"City of Trees"は、普通の場所から隔絶した魔法のある街。そこに住む「普通の人たち(Normals)」は、「魔力を持った人たち(Karmidee=Magico)」を汚いとか働かないとかで差別して、対立しているらしい。オットーは自分を「ごく普通の人」と思っていたのに、妹たちが空を飛び始めたことから、父親が隠れKarmideeだったことを知る。他にも街には色んな地区があって立ち入り禁止の場所があったり、愛人をはべらせてデレデレしっぱなしの「市長」がKarmideeを封じ込めるためになにやら不穏な政策を始めたり、まぁ色々あって話が進む。
私の場合、こういう本は解読するのが楽しいのだな。事前知識がゼロだからこそ楽しい。この不思議な街の不思議な人々も、予備知識があったらこんなに楽しく読めなかったかもしれない。今、1/3くらいの所、このまま一気に読めそう。



2003年02月22日(土)
Surrender(Amanda Quick)読了

●読了:Surrender(Amanda Quick)
スピードを上げて一気に流し読みで終わらせた。後半はサスペンスの要素も入って来てたけど、全体に進行が遅くてうざったい。翻訳本(ないけど)を1日で一気に読む分には良いかもしれないけど、英語で何日もかけて読むのはちょっと退屈だった。それと、主人公のカップルが2人とも理性が強すぎる性格なのが、いまいち好みじゃなかったな。恋愛中というよりも終始「ゲームしてます」って感じで、契約だとか取引だとか、約束と違うとか、そんなことばっかり言ってるんだもの。まぁ、それなりに面白かったけど、『エメラルドグリーンの誘惑』の方がまだよかった。

世界ふしぎ発見
"ロード・オブ・ザ・リングの謎を解く 〜ファンタスティック!ニュージーランド"
LotRがニュージーランドのオリジナル作品のように言われるのは気持ちが悪かったけど、ニュージーランド特集として楽しい番組だった。地底探検の虫たちの作る「夜空」ってラピュタのワンシーンにそっくり。行ってみたいー。でも旅の仲間は7人じゃなくて9人なんですけど。

●買った本@紀伊国屋洋書バーゲン10冊¥4830 新宿高島屋10F
1、To Kill a Mockingbird(Harper Lee)
  バーゲンで毎回必ず何冊か見かける『アラバマ物語』の原書。翻訳を持ってるけど全然読む気がしないので、こういうのは英語の方が良いかなと考え直して買ってみた。これはハロウィン本なので10月に。
2、Deck the Halls(Mary Higgins Clark)
  クリスマス読書用。クリスマス休暇に起こった誘拐事件をめぐる陰謀と、それを追う探偵の物語。
3、Summer Light(Luanne Rice)
  夏の読書用。よく見かける作家なのでなんとなく。
4、The Woman Next Door(Barbara Delinsky)
  ロマンス。同じく、よく見かける作家なので。
5、The Coalwood Way(Homer Hickam)
  自伝らしい。なんだノンフィクションか、買うんじゃなかった。
6、Dustbin Baby(Jacqueline Wilson)
  英国の児童書作家ジャクリーン・ウィルソン。どんな感じか読んでみたかったので。
7、Tulip Fever(Deborah Moggach)
  チューリップってことで花コレクション用。ドロドロの人間ドラマらしい。翻訳あり。
8、The Book of Lost Tales 1 : The History of Middle-Earth(1) (J. R. R. Tolkien)
9、The Sauron Defeated : The History of Middle-earth(9) (J.R.R. Tolkien)¥700
10、Roverandom(J. R. R. Tolkien)¥700
 The History of Middle-earthが2冊と、『仔犬のローヴァーの冒険』

今日もトールキンが沢山あって幸せ。ヽ(´▽`)人(´▽`)ノ 紀伊国屋のバーゲンはもう毎年恒例のお楽しみ。以前は「いつか読むかも」と思って山ほど買っていたけど、最近は「今すぐ読み始めたいと思う本」しか買わないようにしている。だから、Color Purple(Alice Walker)Tell No One(Harlan Coben)や、About a Boy(Nick Hornby)なんかも、しっかり400円だったけど買わなかったのだ!



2003年02月21日(金)
Surrender(Amanda Quick) @10/20章

木曜ドラマ「動物のお医者さん」
知らなかった、ドラマになるんだ!これがハムテルかぁ。微妙だ・・・ちょっと顔の長さが足りなくない? イヤ待てよ、前髪を分けたら・・・。実写版漆原教授はどんなだろう。

●読書中:Surrender(Amanda Quick)@10/20章
ちょうど半分の位置。う〜ん、会話や場面の細部などは笑わされてしまうくらいおもしろくて最高なんだけど、ストーリーがウザったい。ていうかさ、時代背景からすれば2人の関係はすごく「変」で「はしたないこと」だとしても、現代の目で見れば別に何してるってわけでもないあたり、話に乗り切れなくて白けるんだよねー。最初から200ページの間ほとんど2人に進展がなくて、しかもミステリの味付けもなくて、ずっと中学生の日記みたいなやりとりが続くと退屈。この辺、ジュリー・ガーウッドの方が時代設定の生かし方はずっと上手だった。
○○色のドレスとか、誰々の家のパーティとか、きらびやかな説明が多くて「今より不自由な時代の恋人たち」という状況を演出しているのだけど・・・楽しいけど、めいっぱい想像力を働かせないといけないのがちょっと疲れる。これから残り半分、一気読みしようかな。それが一番楽しめるかも。

●読書中:The Illustrated Man (Ray Bradbury)
 ≫6話目:The Long Rain「長雨」
―金星の雨は絶対に降りやまないんです。いつまでも降りつづくだけです。わたしは金星へ来てもう10年になりますが、1分、1秒でも、雨がやんだというのはみたことがない。

う〜、よくわからない。「傘を差せばいいじゃん」という疑問は禁句? でも傘がなくても、ジャングルなんだから大きな木とか葉っぱとかでなんとかなりそうなもんだと思うと、気が狂っていく男たちが奇矯で滑稽に見えて仕方がない。一体何なの?(^^;
ところで、この「雨降りつづく惑星」は、松本零士の『銀河鉄道999』で読んだことがあるぞ。ブラッドベリの影響ってすごいんだなぁ。



2003年02月20日(木)
魔法がいっぱい(DWJ関連情報)/洋書バーゲン

『魔法がいっぱい : 大魔法使いクレストマンシー外伝』(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)
(上のリンクは発売後に有効になります。情報は【BK1】でどうぞ。)
徳間書店 2003.03発行 予価¥1,500 ISBN:4-19-861663-9


Mixed Magicsの翻訳が!出るのかどうか危ぶまれていた(!?)、クレストマンシーの外伝だ〜!さすが倫子さん、情報が早いわ。個人的にはDWJは短編は下手だと思ってるんだけど、これはシリーズものだし、全部翻訳されなきゃ変だもんね。良かったよかった!ほほほ〜、翻訳が出る前にもう一度PBで読んでおきたくなった。
Mixed Magicsのレビュー
Chapter Excerpt】英語の冒頭が読めます。

スタジオジブリ立体造形物展 「ナウシカ」から「ハウルの動く城」まで
場所:東京都現代美術館(江東区三好)
日時:2003/6/14(土)〜9/7(日) 10:00〜18:00
入場料:大人¥1,000 中高¥800 小学生¥500

6月か〜、随分先だなぁ。カラー版ハウルの城がすごい!5メートルの城って、一体・・・Σ( ̄□ ̄;

▲Amazon.co.jp内読み物
洋書完読コーチ
ほんとうの英語がわかる 51の洋書:総集編/ロジャー・パルバース

●買った本@紀伊国屋洋書バーゲン8冊¥4620 新宿高島屋10F
1、Barry Trotter and the Shameless Parody(Michael Gerber)¥800
  ハリポのパロディ本。
2、Otto and the Flying Twins(Charlotte Haptie)¥1100
3、Spellfall(Katherine Roberts)¥500
  2冊とも店頭で見て気になっていた児童書。
4、Out of Avalon: Tales of Old Magic and New Myths(Jennifer Roberson)¥400
  ファンタジー作家のアンソロジー。Marion Zimmer Bradley, Katherine Kerr他、計15作収録。
5、Maya(Jostein Gaarder)¥400
  『ソフィーの世界』の作者の未翻訳、英訳書。この人はわりと好き。
6、The Hobbit(J.R.R. Tolkien)¥400
  ホビットのペーパーバックは持っていなかったので。
7、A Tolkien Reader(J. R. R. Tolkien)¥400
  トールキンの短編集? The Homecoming of Beohtnoth Beorhthelm's Son / Tree and Leaf / Farmer Giles of Ham / The Adventure of Tom Bombadilを収録。
8、The Lays of Beleriand(J. R. R. Tolkien)¥400
  The History of Middle-Earthの3巻。内容は【こちらのサイト】を参照のこと。

あ〜、今日はわりと豊作だった。ゴルデルのMayaも、トールキン3冊も買おうと思ってた本だし、噂のバリートロッターは装丁までパロディになってて笑える!表紙絵のバリーが乗ってる本のタイトルが"〜Philosopher's Scone"になってるし!あと、Castle in the AirCharmed Lifeが500円で売ってたのは、かなり惹かれた・・・・レジの前で最後まで迷って結局やめたんだが。う〜、せっかくのUK版、やっぱり買って来ればよかったかな!?(^^; ステファニープラム(ジャネット・イヴァノヴィッチ)も2〜8まであったしー、指輪本編もカラーイラストつきの豪華版からPBまで色々揃ってたし・・・でもロマンス本はあまりなかった。ジュリー・ガーウッドを期待してたのに、残念!バーゲンは来週の月曜までなので、週末にまた行くぞ!(爆)



2003年02月19日(水)
Surrender(Amanda Quick) @3章/20章

●次の本:Surrender(Amanda Quick)@3章/20章
うわっ、男装の麗人〜〜っ!?ヴィクトリア(ヒロイン)が男装してしまった・・・すごいっ!ドレス着た親友と、女性にしては背の高いヴィクトリアが並ぶと、もう宝塚!(ノ ̄∀ ̄)ノおもしろい〜っ!
ヒーローのルーカスもかなりいい感じ。だけど、同作者のジェイン・キャッスル名義のロマンス本Amaryllisのヒーローも「ルーカス」だったっけ!イメージが重なってるのかもしれない。(^^;

その夜パーティで、ヴィクトリアは新しく伯爵位を継いだというLucas Colebrookと知り合う。パーティの後、親友と一緒に「夜の冒険(エスコートつきなので合計4人)」へ出かけたヴィクトリアは、待ち合わせにドレスではなく男性用の服を着て現われる。呆然として目を回すルーカス(ひひひっ!)ヴィクトリアにブンブン振り回されて嘆く所なんて最高におもしろい。「夜の冒険」が1時間しか余裕が無いと知って、he considered that the next hour was undoubtedly going to be one of the longest of his life. ひゃはははは!がんばれルーカス!

●読書中:The Illustrated Man (Ray Bradbury)
 ≫5話目:The Man「その男」
Captain Hart stood in the door of the rocket.

ロケットに乗ってその星へやって来たCaptain HartとMartinの2人。あぁ、これも結構ブラックで、不思議な話だった。MartinよりもCaptain Hartに愛着を感じてしまった。いるよね、こういう人・・・。

▲自分メモ 煉瓦亭



2003年02月18日(火)
Surrender(Amanda Quick)

COACHのショルダー(7万)を買ってみた。普段非常にチープに生活してるもんで、こんな高いの買ったのは久しぶりだわ。ブランドにこだわるつもりは無いんだけど、コーチとは相性がいいのだ。ヴィトンやフェンディあたりは全然いいと思わないのだから、やっぱりデザインが好きなんだろう。

Deep Secret(Diana Wynne Jones)
 ≫感想up♪

●次の本:Surrender(Amanda Quick)
Amanda QuickはJayne Ann KrentzとかJayne Castleという名前でも本を出してる作家の、主にヒストリカルロマンス用のペンネームだそうな。Amanda Quick名義の本を英語で読むのは初めて。この作家はヒロインがつよ〜いのがかなり気に入ってるのだけど、これも『エメラルドグリーンの誘惑』の書評見てると分かるように、かなり好き好きがあるようで。読む人によってはただのわがまま女に見えるんだろうけど、私はこの作家の描く、我が強くてわがままで頑固なヒロインたちが大好きなのだ。だからこの本も面白いだろうと期待してるんだけど、さてどうかな〜。『エメラルド〜』はSeductionの翻訳で、つまり一番古いヒストリカル作品なので、それなら出版順に読んでみようかと思って買っておいた本。一気に読むぞ〜!

ロマンス小説賞、候補作発表
『エメリー・ザ・ストレンジ ちょっと変な女の子』(コズミック・デブリ)
原書の方で読んだ。中身はな〜んてことないハンディサイズの絵本なんだけど、わりとお気に入りだったりするので注目。宇多田ヒカルが翻訳。で、元タイトルはEmily: The Strangeなのに、どうして「エメリー」なの? どうしてそういうことするかなぁ!Emilyは普通、エリーでしょう。勝手に変えるな!



2003年02月17日(月)
Deep Secret(Diana Wynne Jones)読了

●読了:Deep Secret(Diana Wynne Jones)
ああ、おもしろかったー!楽しかった! 
どう結末をつけるのかと思ったら、こう終わるわけね、なるほど〜。これは確かに続きが読みたくなるわ。The Merlin Conspiracyが楽しみになった。早く読みたい!(≧▽≦) 
やっぱりこの本はダークホルムと似てる。有名なもののパロディだし、ドタバタだし、主要登場人物が多いし。でもDeep Secretの方が複雑でややこしい感じだ。こんな込み入った話を、楽しんで読めたのがうれしいな。今日は疲れたので、感想はまた明日だ〜。

次は何の本にしよう。ブラッドベリの短編集はサイドリーダーだし・・・。



2003年02月16日(日)
バビロンまで何マイル?

●読書中:Deep Secret(Diana Wynne Jones)@22/25章
"バビロン"で"伝承歌(nursery rhyme)"と出てきた時から、ニヤニヤ笑いながら楽しみにしてた「バビロンまで何マイル?」が、19章でやっと全文出てきた!と思ったら長くなってる!? 日本では川原泉の同名のマンガで有名なこのフレーズは、マザーグースが出典なのだ。Deep Secretの「秘密」というのも、実はこの詩に深〜く関係している。

How many miles to Babylon?     バビロンまで何マイル?
Three score miles and ten.      3×20と10マイル
Can I get there by candle-light?   キャンドルの灯りで行けるかな?
Yes, and back again.          ああ、行って帰ってこられるさ
If your heels are nimble and light  足が早くて軽ければ、
You may get there by condle-light.  キャンドルが灯っているうちに着くかもしれない


ここまでが一般的に良く知られたマザーグースの詩だ。Deep Secretの中では最後の2行が If your feet are speedy and light / You can get there by condle-light. になっているけど、まぁ意味は同じ。そして、DWJの本の中ではこの詩に続きがある、という設定になっている(もちろんDWJの創作!)。しかも、これでもまだまだ欠落があるらしい。

Where is the road to Babylon?   バビロンへの道はどこにある?
Right beside your door.       きみのドアのすぐ隣りだよ
Can I walk that way whenever I want? その道は、行きたい時いつでも歩いて行ける?
No, three times and no more.    いいや、3回限りでそれ以上はない
If you mark the road and measure it right よく注意して、正しく道を判断すれば
You can go there by condle-light.  キャンドルが灯っているうちに向こうに行ける

How do I go to Babylon?    バビロンへどうやって行けばいい?
Outside of here and there.     あちらこちらの外側へ 
Am I crossing a bridge or climbing a hill? 橋を渡ったり、丘を登ったり?
Yes, both before you're there.   ああ、向こうへ着くまでには両方あるさ
If you follow outside of day and night 昼と夜の外をたどれば
You can be there by condle-light. キャンドルが灯っているうちに向こうに着ける

How hard is the road to Babylon?  バビロンへの道はどう辛い?
As hard as grief and greed.    深い悲しみと貪欲さと同じように辛いのさ
What do I ask for when I get there? 行ったら、何を請えばいい?
Only for what you need.      きみが必要なものだけを
If you travel in need and travel light きみに欲しいものがあって、身軽に旅をするなら
You can get there by condle-light. キャンドルが灯っているうちに向こうに行ける

What shall I take to Babylon?  バビロンへは何を持って行く?
A handful of salt and grain,   塩と穀物をひとつかみ、
Water, some wool for warmth on the way, 水と、道中が暖かいように羊毛を
And candle to make the road plain. 道をはっきりさせるためにキャンドルを
If you carry three things and use them right この3つを持って、正しく使えば
You can be there by condle-light. キャンドルが灯っているうちに向こうに着ける

How long is the way to Babylon? バビロンへの道の長さはどれくらい?
Three score years and ten.    3×20と10年さ
Many have gone to Babylon    バビロンへ行った人は大勢いるけど
But few come back again.     帰って来る人はほとんどいない
If your feet are nimble and light 足が早くて軽ければ
You can be back by candle-light. キャンドルが灯っているうちに帰って来られる



本当は色々な解釈ができるだろうから、訳は参考程度に。どうしても日本語にしてみたかったんだ〜。"three score(years) and ten=70(歳)"は慣用的な表現で、人間の寿命を表している。ろうそくそのものも人間の命を連想するなぁ。"by candle-light"は「ろうそくを持って」「ろうそくが灯っているうちに」以外に「日暮れまにでは」「死ぬまでに」という意訳もある。Deep Secretの中でも、その後の話の流れから見てBabylonは「(生死の境の)あちら側」を意味しているみたいな気がする。
今22章で、向こうへ行ったまま帰ってこられるかどうか・・・という所だ。道を開く所や、持っていくものを集める所もすごくてゾクゾクした。あと残り80ページくらいか? ここまできたらもう止められない!最後まで突っ走るぞ〜!!



2003年02月15日(土)
銀座

妹がドーナツを揚げてくれたので食った。

▲銀座
銀座って街はわりと好きなんだけど、本当に不思議なことに行くと物欲が刺激されるので困ってしまう。世界中のイイモノが集まっているのは分かるけど、ブランド品とかは新宿・渋谷にだってあるのに、あの街に限ってなぜ・・・。数千円から1万円以下のものはいつ行っても必ず複数買ってしまうし、今日なんて理性が邪魔をしなければあやうく7万のバックを買うところだった!七宝焼きのペン皿とか、ちょっと高い湯飲みとか、CDとか、ソニプラでもごちゃごちゃ買うしー・・・。前から欲しかったとか、プレゼント用とか名目をつけてみても、結局は物欲に負けたのよ!

●買った(CD)
『島唄二胡』曹雪晶¥1890
名前も知らなかったアーティスト。試聴してたら、頭の筋肉がほぐれていくような感じがして気に入ったので買ってみた。

●読書中:Deep Secret(Diana Wynne Jones)@17/25章
残り約150p、そろそろ終わりが見えてきた。後半に入って話がますます混乱&スピードアップ!ここまで広げた大風呂敷を一体どうやって畳むんだろう。それにしてもこの本って、本当人がよく死ぬなぁ。(^^;



2003年02月14日(金)
Deep Secret(Diana Wynne Jones)@15/25章

スコーンが食べたかったので、作って食った。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著作リストを少しだけ更新。DWJの紹介文をつけたり、Excerptを黒背景のページに変えたりとか。

●読書中:Deep Secret(Diana Wynne Jones)@15/25章
ページ数的には中間地点。面白くって、読んでるとのめり込んでページを忘れてしまう。でも、ふっと我に返って冷静になると、ホントわけの分からない話!(^^;プロットとか構成とか、世界の安定だってメチャクチャだし。平行世界という概念は非常にSFっぽいんだけど、別の宇宙に渡っていくのが機械じゃなくて魔法なんだから・・・やっぱりファンタジーだよねぇ。MareeたちがRupertに着いて世界を渡るところが良かった。右への曲がり角しかないはずのホテルの廊下で、左折した?と思ったら、別世界につながってたんだと。ビジュアル(映像)的に、すごく面白いわ。

●読書中:The Illustrated Man (Ray Bradbury)
1話4〜10ページくらいなので、ちょっとした時間に1、2話読めてしまう。
 ≫3話目:The Other Foot「形勢逆転」
When they heard the news they came out of the restaurants and cafes and hotels and looked at the sky.

う〜ん、これもまた「ありがち」な感じはするけど、人種問題へのブラッドベリ流の回答というわけかな。差別をする方とされる方を両方とも皮肉っているのがブラッドベリらしいと思った。この火星って、『火星年代記』の火星?

 ≫4話目:The Highway「街道」
The cooling afternoon rain had come over the valley, touching the corn in the tilled mountain fields, tapping on the dry glass roof of the hut.
これも最終戦争もの(?)だった。The Other Footで地球が最終戦争で滅びた話が出て、その直後の話がこれかぁ!4ページ弱のごく短い話。



2003年02月13日(木)
Deep Secret(Diana Wynne Jones)@11/25章

●読書中:Deep Secret(Diana Wynne Jones)@11/25章
面白いのでどんどん進む。この本は『ダークホルムの闇の君』と似た感じがする。ストーリーは全然違うんだけど、ドタバタした感じとか、皮肉が混じったり、ジョークを飛ばしたりする語り口が、なんとなく似てるなぁと。私、ダークホルムはダメだったんだけど、Deep Secretは面白いのは・・・タイミングが良かったのかな?

Rupertによってfateline(運命線)を変えられて、Wantchesterに集められた5人のMagid候補者たち。7、8章はMaree Mallory(Rupertと接触済みの女の子。お互いに相性が最悪、と思っている)の一人称になっている。このMareeがスゴイ!『わたしが幽霊だった時』の4人姉妹の強烈さと得体の知れなさに通じるものがある・・・一体何者よ!?(爆)Witchy Danceだといって突然道端で踊りだすし、SF&ファンタジー大会に招待された大作家先生を堂々と怒鳴りつけるし、ホテル・バビロンは直角に折れた回廊を5回曲がっても、なぜか元の地点に戻らない迷宮だし、もう濃すぎ! どうしよう、最後までついていけるかな私。(^^;
このホテルの中でMareeが迷う場面は面白かった。私は方向感覚が発達してる方で、初めての場所でも道に迷うことってほとんどないんだけど、迷いやすい人にとっては世界がこういう風に見えてるのかな。


●読書中:The Illustrated Man (Ray Bradbury)
≫2話目読了:Kaleidoscope
The first concussion cut the rocket up the side with a giant can opener.

宇宙で事故にあった乗組員が、1人乗り用のポッドに乗って、四方八方に打ち出される。無線ラジオで話をしながら、自分の人生を振り返りつつ、徐々に声が遠くなっていって、最後は・・・・。
『火の鳥』(手塚治虫)か何かにこれとそっくりのエピソードがあった気がする(ブラッドベリの方が先だろうけど)。読みながら頭の中で手塚マンガのコマ割りに変換されてしまって、臨場感たっぷり(笑)最後の「花火」!ブラックな・・・。



2003年02月12日(水)
Deep Secret(Diana Wynne Jones)@7章/25章

●読書中:Deep Secret(Diana Wynne Jones)
公式サイトのWhat's Newによると、4/7発売の新刊The Merlin Conspiracyには、Maxwell Dydeという名前のMagid、つまりRupertと同じ役職の人物が出てくるのだそうな。アマゾンUKのあらすじにはMalloryなんて覚えのある名字が出て来ているし、新刊がDeep Secretと関係があるのは間違いなさそう。
今、RupertはMagidの候補者を探している(Stanが死んだので新しいMagidを育てる必要がある)。Stanがリストアップした候補者は全部で5人、世界中に散らばっている彼らと接触する為に、Rupertは運命をちょっと捻じ曲げて、無理やり一ヶ所に集めようとする。本当はやっちゃいけないんだけど、非常事態だから良いらしい。その会場として目をつけたのがWantchesterという町で、ここではSF&ファンタジー大会が行われるので、それを利用することに。これってDWJ氏の経験に基づいてる? 単なる注意書きが"Hobbits will be mustering under Gandalf as usual in the Ops Room"とか、もう濃すぎ!(^^;

●読書中:The Illustrated Man (Ray Bradbury)
短編集なら併読でも最後までいけるかなと思って読み始めた、『刺青の男』の原書PB。
・・・この翻訳タイトルはちょっといただけないと思うなぁ。原文では"tattoo"ではなく"illustrate"だと強調されているのに、The Illustrated Manがどうして『刺青の男』になるのよ。納得できない!ただの刺青じゃないところがポイントなんじゃない!
で、内容。性別不明の「私」が、全身に刺青のある男と知り合って話をする場面がプロローグ。その男は全身をフルカラーのイラスト(PBの表紙参照)に覆われていて、夜になると全部で18のその絵が動いて物語になるという。男の隣で横になった「私」は、彼の絵が動くのを見つめている。で、その18の話を綴ったのがこの本というわけ。

1話目:The Veldt
"George, I wish you'd look at the nursery."<冒頭
GeorgeとLydiaは子供部屋がVeldt(アフリカの草原)とライオンの映像になっているのを見る。バーチャルリアリティの怖さ、子供の残酷さと純粋さ・・・さらりとブラックで、風刺のパンチが効いてて、星新一みたいな感じ。やっぱりブラッドベリは短編が上手だな〜。今となっては使い古されたテーマだし、ギョッとする結末もよくあるパターン。なのに、読んでるうちにいつのまにか話にどっかりと乗せられてしまった。

●予約≫Harry Potter and the Order of the Phoenix(J.K. Rowling)UK版
直前に予約すればいいと思ってたんだけど、アマゾンからの矢のようなメールに急かされて予約してみた。UK版は30%オフで2335円US版はなんと50%オフで1798円だ。半額!?安っ!( ̄□ ̄; 
割引なしでも、やっぱり日本語版より安いのね。5巻は4巻より3割も長いそうだけど、翻訳本みたいに分冊なんて人をおちょくったような事はしてないみたいだし。5巻の翻訳本は上中下巻・3冊セット5700円だったりして!?

US版かUK版か・・・私はずっとUK版で来たので、今回もこっち。ペーパーバックになったらUSも買うかもしれないけど。実は、ハリポのハードカバーを買うのはこれが初めてだったりして。
6/21(土)発売かぁ・・・きっとその前後はむこうでも大騒ぎだろうなー。でもその前に4巻まで読み直しておかないと、すっかり忘れてる!



2003年02月11日(火)
Deep Secret(Diana Wynne Jones)@5章/25章

昨日の日記は書いてるときに眠くて眠くて、後半は半分以上眠ってたんだけど、今読んだらわりとマトモなので吃驚(爆)小人さんが勝手に書いてくれたらしい!(^^;

●読書中:Deep Secret(Diana Wynne Jones)@5章/25章
 ≫Excerpt
たのし〜い。段々話が見えてきた。
主人公のRupert Venables(26歳、英国人、メガネ使用)は、3人兄弟の一番下。そういえばジョーンズ氏の息子さんも3人兄弟じゃなかったっけ? Rupertの役職は、"Junior Magid of Earth"。このMagidが何なのかいまいちよく分からないけど、とにかく魔法使いの一種で大変な力があるらしい。
地球から3つ離れた宇宙にある帝国("Empire" Rupertの担当地区らしい)と、地球のイギリスにある家を行ったり来たりしながら話が進む。「宇宙を渡るのは『鏡の国のアリス』でチェスのポーン(歩)が、マスからマスへピョンピョン飛びうつるような感覚だ。ルイス・キャロルはMagidだったに違いない」だって!(≧▽≦)ひゃぁ〜
1章は、Rupertがこの帝国の王が一番上の息子を処刑するのに立ち会う場面がから始まる。Rupertがイヤぁな気持ちになって地球、Weavers End(ケンブリッジの近く)の自宅へ帰ってきたところへ、Stanが危篤だと兄の1人から電話がある。Stanというのは、Rupertと同じく地球でMagidをしていたRupertの保護者で、ごく普通の人だったVererable Brothersを3人ともMagidに育てた恩人。それでRupertのことが心配でしかたがないStanが幽霊になって帰ってきてしまったり、王が暗殺されて帝国が崩壊したり、まだ5章なのに色々なことが次々起きて大変。Rupertも頑張ってるんだけど、要するに彼はコンピューターオタク。今、王位継承者を探す為に、王が残したデータを解析中。魔法のプロテクトやウイルスが何重にも仕掛けてあるので、コピーファイルを東芝のパソコンに入れたとたん"Virus Detected(ウイルスを発見しました)"というメッセージが出る。が、がんばれRupert!

■DVD:名探偵ポワロ(4)
 収録作品:『海上の悲劇』『なぞの盗難事件』
先週の金曜日に見た(3)に続いて、4を借りてきた。職場から無料レンタル〜(〃▽〃)タダだと思うとなおさら面白い気がする!(笑)
『海上の悲劇』は、上流階級らしく豪華客船の中の殺人事件。アレキサンドリア(エジプト、地中海に面した海辺の町)に泊まった船の中にいるポワロとヘイスティングス。これも(3)に収録されてた『砂に書かれた三角形』と同じで、舞台が面白かった。行商人から買った安もののネックレスが犯行に使われてたり。このポワロのDVDシリーズって、続けてみても飽きないように色々な舞台やシチュエーションが出てくるようになってるんだろうな。
『なぞの盗難事件』は、戦時中ならではの国家的陰謀がどうとかいう話。ドイツ大使館の門の前のワンシーンは印象に残ったが、トリックとかキャラはあんまり。

■映画:ショコラ
昼間、12chで放映してた・・・のは、やっぱりバレンタインに関係あり?(^^;ハハハ



2003年02月10日(月)
Deep Secret(Diana Wynne Jones) /DWJ関連情報

▲ホビット庄(のセットがあった場所)がツアーで見られるらしい!かなり不便なところで、周りにも何も無く、商売っ気ゼロだという話だが。

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ公式サイト(dianawynnejones.com)
今まで「公式サイト」だった黄色いページがオフィシャルファンサイトになって、dianawynnejones.comはHarperCollins製作のフラッシュを使ったサイトになったようだ。ハーパーコリンズはアメリカの出版社なので、出てくる本の表紙がみんなUS版になってる・・・でも、クレストマンシー作品別クイズとか、Dalemarkの地図とか、スクリーンセーバーとか壁紙とか、いろいろあってしばらく楽しめそう。

MOE2003年3月号
45ページのジブリニュースにまる1ページ分、ハウルのことが載ってる。「19世紀英国、魔法使いの恋!」だって。ハウルの城のイメージ画と、原作の設定と内容紹介とか。特に目新しいことはなかったけど、ページのあちこちに「ダイアナ・ウィン・ジョーンズ」と書いてあってうれしかった。ハウルの原書が再読したくなった〜。

●読書中:Deep Secret(Diana Wynne Jones)@2章/25章
私が読んでる本は左の表紙のUS版。原書(UK版)も手に入るけど、US版の方が表紙が良かったので。
これもHexwoodと同じように、SF臭の強いファンタジーらしい・・・SFでファンタジーで、現実世界の話でもある。英国に住む26歳のごく普通の青年(仕事はコンピューターソフトの開発)が、同時に平行世界とか宇宙を管理するらしいMagidという役職についているとか、設定がヤヤコシイ・・・・ストーリーの先が見えないどころか、何が何だかわからなくて手探り状態。だけどダイアナ・ウィン・ジョーンズ本は、こういう風に読みながら戸惑うのが楽しいとも言えるしね。
1章がやたら難しくて、さっぱり分からなかったので電子辞書を引きながら再読してみた。(^^; 冒頭には設定やキャラクター紹介などが沢山あるので、ちゃんと読んでおかないと後で困るのだ。2章からは読みやすくなってホッと安心してるところ。

●アマゾンから到着 洋書3冊¥2588
Wild Mountain Thyme(Rosamunde Pilcher)
The Silmarillion(J. R. R. Tolkien )
The Haunting of Alaizabel Cray(Chris Wooding)

Wild Mountain Thymeは表紙がアマゾンのと違っていた!あたらしい方が好きだな〜。植物名(Thymeタイム)が入っているので、コレクション本。



2003年02月09日(日)
王の帰還(トールキン)読了

祖父宅で、祖父母の誕生祝い。いくつかあったプレゼントの中で、一番のヒットは祖父のハンチング帽。いつもの型の帽子だから当たり前だけど、似合いすぎ、違和感なさすぎ。
ちなみに今日の宴会、うちはピザの担当だったので海版(イカとか海老とか)と陸版(ベーコン、コーン、マッシュルームとか)の2枚作って持っていった。粉にバターとお湯を入れて、レンジで発酵させて、トッピングして焼くだけ!ピザというのはかなりアバウトに作っても形が立派にできて、結構おいしいので便利なのだな。少し前に話題になってた15分でできる!生地から作るピザを試してみたかったけど、まぁ今日は普通のやり方でね。(^_^ヾ

●読了:The Return of the King(J.R.R. Tolkien)
ああ、おもしろかった・・・通読は3回目なのに、最初の時と同じか、もっと強い感動が沸いてきたのに自分で驚いた。やっぱり指輪はすごい。RotKの中で印象的だったのは、指輪を滅ぼす所とその前後。Book6に入ってからフロドが弱りだして、サムが底なしの底力(?)を発揮し出すのも面白かった。Mount Doomで指輪を滅ぼしてから最後にかけては印象が薄かったのか、ストーリーさえ忘れてたのだけど、今回はしっかり読めた。サムの子供なんて出てきたっけ?と思ってたけど、一番上のElanorはフロドが名付け親だったのね!他の子たちも、Frodo-ladとかRosie-lass、Merry、Pippinなんて、名前だけだけどちゃんと何人も出てきてるし。

さてLotR、この後はThe Silmarillionを注文済みなのでそれが一番先。それから未翻訳のUnfinished Talesで、トールキンのほかの書籍を読み漁って、最後にThe History of Middle-Earthに挑戦しようかな。ま、トールキン関連の書籍は手に入らなくなることはありえないと思うので、気長に読みたい。TTTの映画が公開されたら、そこだけもう一度読むかもしれないし(笑)



2003年02月08日(土)
『斜め屋敷の犯罪』(島田荘司)読了

しかし、ブックオフとかCD屋(どことは言わないけど)っていうのは、どうしていつもあんなにウルサイんだろう。行くたびに「騒音度数は安さと正比例する」と、しみじみ思ってしまうわけで・・・普通の書店で音楽や店員の声がうるさくて我慢できないって話は聞かないし、飲食店や洋服屋も大抵そうだわねぇ。CD屋も、音と映像を売る所なんだから、もうちょっと音に敏感になって欲しいよ。せめてヒーリング&クラシックコーナーの視聴機の真上で、大音量のロックを流すのは止めろ!聴いてみる気も買う気も失せるわ。

●読了:『斜め屋敷の犯罪』(島田荘司)
<内容>
北海道の最北端、宗谷岬の高台に斜めに傾いて建つ西洋館。「流氷館」と名づけられたこの奇妙な館で、主人の浜本幸三郎がクリスマス・パーティを開いた夜、奇怪な密室殺人が起きる。招かれた人々の狂乱する中で、またもや次の惨劇が…。恐怖の連続密室殺人の謎に挑戦する名探偵・御手洗潔。本格推理名作。

変わった話だった。読み応えがあっておもしろい。「館もの」とでも言うのか、主役は刑事や探偵や容疑者たちの誰でもなくて、斜め屋敷そのものという感じ。迷路のように入り組んだ屋敷の構造の説明、それから誰がどこに泊まっていて、鍵は・・・という説明が延々と続く。1冊かけて密室殺人の舞台装置を解明していくようだった。私はそこが面白くて「変なの〜!」と思いながら一気に読んでしまったのだけど、好き嫌いがハッキリ分かれそうな話だ。こういう場所を考案して、殺人事件を起こしてしまった作者も相当変わってると思った(笑)おなじ館ものでも、『十角館の殺人』(綾辻行人)のような、冷たく突き放した感じや、不条理な感じがない。人物を描写する視線が柔らかくて愛があるのが、非常に私好みで読みやすかった。次の島田荘司本は『水晶のピラミッド』(すぐ読むかどうかはわからないが・・・)。

●買った本
『HUNTER×HUNTER 16巻(冨樫義博)¥409
絶好調のグリードアイランド編。いつかWJで読んだ時にも日記で書いたけど、NO.159『恋愛都市アイアイ』の2p目(114p)のヒソカが大のお気に入りだ(笑



2003年02月07日(金)
王の帰還 @6部1章

●読書中:The Return of the King(J.R.R. Tolkien)@6部1章
RotKの前半=5部(全10章)を読了。面白いんだけど、戦いの様子やキャラたちのやりとりが分かり難くて参った。特に9、10章! きっとトールキンには、メインキャラや王たちだけでなく、町の人々や一兵卒まで、言動や出来事がクッキリと見えていたんだろうと思う。同時並行的に色んなことが起きている世界の、どこをどう切り取って見せるか悩みながら書いたんじゃないかな?
さ〜、次はフロドとサムとゴラムだ。

●読書中:『斜め屋敷の犯罪』(島田荘司)
宮部みゆきの『レベル7』が、話にのれなくてダメみたいなので読み始めたら、こちらはノリノリでもうすぐ読み終わってしまいそう。宮部みゆきって良くも悪くもすごく「情緒的」だから、合えばハマるんだけど、気分に合わないとダメ。「ナニコレ」な本も結構あるんだ私は・・・『蒲生邸事件』もそうだった。一生懸命150pあたりまで読んだけどギブアップ。ま、「本には全て読み時がある」が私の持論なので、そのうち読めるときが来るでしょ。
で、『斜め屋敷の犯罪』、これは舞台で読ませるタイプらしい。雪に埋もれた北海道の田舎屋敷が舞台なので、状況から見て容疑者が限られるというタイプ。「斜め屋敷」というのが、すごく変!

DVD:名探偵ポワロ(3)
観た。なかなか面白かった。1話目は『4階の部屋』でポワロの住むマンションで起きた殺人事件のこと、2話目の『砂に書かれた』は良かった!こちらはポワロの休暇先、地中海のロードス島が舞台。ああ、明るい太陽がまぶしい〜♪(〃▽〃) この話でポワロのアシスタント役をする女性が結構鋭いことを遠慮なく言うのだけど、結局はポワロが一番観察力が鋭くて遠慮もないという・・・。
このTVドラマ収録盤のポワロシリーズは、時々見たくなった時に順番に借りて見ている。1話は50分くらい?で、1巻に2話収録。

『新本格猛虎会の冒険(仮題)』
有栖川公認サイト】の雑談広場より。阪神タイガースをテーマにした全8編のミステリー短編集が出版されることになった。「テーマ別のミステリー集はたくさんあるけど、実在する一野球チームをテーマにしたミステリー本なんて、おそらく世界初(有栖川氏)」
野球は興味ゼロだけど、発想が面白い。有栖川の場合、こんな企画するまでもなく本の中にタイガースが普通に出てくるもんね〜。(^_^ヾ 



2003年02月06日(木)
王の帰還@6章 /Appendix

●読書中:The Return of the King(J.R.R. Tolkien)@6章
今日中にどこまで行けるかな。メリーの居るセデオン王の軍が、ピピンの居るミナス・ティリスに到着。ピピンはデネソール候とファラミアの事で大変<殿、ご乱心!
RotKの後ろに付いてるAppendixを見てたらすごく面白い!面倒くさそうとしか思ってなくて、見たことなかったけど、Appendix Bの年表なんてすごく便利だ。それによると今読んでいる辺りは8/23に旅に出てから約8ヵ月後、次の年の3月らしい(ノ ̄∀ ̄)ノ 
年表には指輪本編の後のこともずっと書いてある。フロドって、サムより12歳も年上だったのね。ホビット族は長寿だから年齢の感覚が違うかもしれないけど、いずれにしてもフロドはサムの「旦那さま」で「兄貴分」だったってことか。サムがローズと結婚するというのは知っていたけど、13人も子供が居たなんて! サムの娘たちが(ホビットにしては大変珍しい)金髪だとか、フロド坊やはともかく、メリー、ピピン、ビルボって息子がいるなんて初めて知った!ピピンの息子がファラミアって名前だったり、ファラミアがサムの娘(Goldilocks)と結婚したり。ひょ〜っ、楽しい!



2003年02月05日(水)
王の帰還 @3章

●読書中:The Return of the King(J.R.R. Tolkien)@3章
私が持ってる『二つの塔』『王の帰還』のPB(洋書バーゲンで買ったやつ)はこの表紙。わりと気に入ってる。内容は上のリンク先のハーパーコリンズの本で間違いないんだけど、その後表紙だけ真っ黒に変わってしまったわけだ。
今、3章の終わり。『二つの塔』で8人の主要メンバーがガンダルフ&アラゴルン組とフロド&サムの二手に分かれていたのが、ここでそれがさらにバラバラになっていく。個人行動多し!この辺はあまりにもあちこちに話が飛ぶので、嫌いなんだよな〜。メリピピの「臣従の誓い」も、必然性がどこにあるのかよく分からない。恩を返すためって言っても、どうしてそれが即「忠誠を誓う」に繋がるの? サムのフロドに対する忠誠心といい、トールキンってそういうのが好きなのかな。・・・さっさと先に進もうっと。
fantasiarings】指輪関連サイト。話の中の事実関係がよく整理されているので分かりやすい。
 
●読書中:Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe(Fannie Flagg)
続くかどうかまだ分からないけど、とりあえず読み始めたところだ。(^^; タイトルの意味は「ホイッスル停車場前のカフェの、フライド・グリーン・トマト」かな?しみじみ+ちょっと痛い感じの小説らしい。「フライド・グリーン・トマト」というのが、カフェのディナーのメニューに入ってるのね。舞台はアラバマ。1929年当時のそのカフェと、1985年のNursing Homeを行ったり来たりしながら話が同時並行になっているようだ。
トマトのフライってどんな味なんだろう。ネットでレシピを探してみた。

≪トマトのフライ≫
材料:トマト / 塩・こしょう / 小麦粉 / 卵 / パン粉 / 油
1 トマトを適当な大きさに切って、塩こしょう
2 衣をつけて油で揚げる
 *ベーコンとかハムを巻いて串揚げのようにしても良し

・・・簡単じゃん。(^^; わりと美味しそうよね。
『フライド・グリーン・トマト(翻訳本)』
『フライド・グリーン・トマト(映画)』

●読書中:『レベル7』(宮部みゆき)@第一日
ぼちぼち。



2003年02月04日(火)
Mortal Engines(Philip Reeve)読了

本日、仕事休み(休んだのではない)。

●読了:Mortal Engines(Philip Reeve)
 ≫感想はこちら
面白かった。トムとへスターの冒険がもっと読みたいよ〜。単語がけっこう難しいからその辺をうまく翻訳できれば、日本でも結構売れるんじゃないかなぁ。続編があるって話は聞かないんだけど、同作者の他の本も読んでみたい。Philip Reeveは絵も描いてるそうで、名前で検索するとイラストレーターとしてヒットしたりするんだよね・・・。ちょっと調べてみよう。

●買った&届いた (払った金額=洋書¥3286 和書¥172)
The Lord of the Rings(J. R. R. Tolkien)¥7886
斜め屋敷の犯罪(島田荘司)¥315
水晶のピラミッド(島田荘司)¥472

きゃー、指輪の革装版!赤一色の表紙に憧れてたんだ〜。ペーパーバックは洋書バーゲンで買った1冊500円のだから、1冊ちゃんとした本が欲しかった。でも、いくつもある映画の表紙の版はどれもピンと来ないしで先延ばしにしていたら、こんな本があったのでとうとう買ってしまった! 布張りの日本語訳と違って、こちらは指輪の本来の姿、3作合本で1冊。箱も本体も全部革製!栞がついてないのがちょっと残念だけど(どうせならこれも赤い革製のをつけて欲しかった)。家ではこの本で読もうかな。こういう大きくて重い本って、小さい頃図書館の大きな本を抱えて読んだ感じを思い出して、妙に懐かしい。



2003年02月03日(月)
電子辞書/Mortal Engines(Philip Reeve) @26/37章

▲電子辞書
電気製品の格安の斡旋の中にSR-T6500が入ってたので、買おうか迷い中。使いやすいかなぁ。電気屋で見てこないと・・・・。
今使用中のソニーのIC5000もまだ使えるんだけど、最近突然無反応になってリセットかけないと動かなかったりするし、もともと機能に不満があるので買い替えに傾きつつある。IC5000はキーの反応も横断検索の連絡も遅いし、2画面表示が出来ないし・・・その前もセイコーの機種だったから、つい比べてしまうんだよねー。履歴保存も50件だともの足りない!100件はないと・・・。
電子辞書は本当に「毎日」使うものだから、お金が惜しいわけじゃないんだけど、問題はT6500の使い勝手。さて、どうするか・・・・。IC5000のオックスフォード英英はお気に入りなんだけど、う〜ん(悩)

●読書中:Mortal Engines(Philip Reeve)@26/37章
あと80ページ弱、今日中に読み終わるかも。いいねぇ、この本やっぱり好きかも。
後半に入ったら、舞台が一気に全ユーラシア大陸規模になってしまってびっくり。エベレストの上を手作りの飛行機で飛ぶシーンなんかが平気で出てくるし、Chon Guoって多分中国だよね。読み始めた時は、これはイギリスを舞台にした話だと思ってたのに(^^;「ロンドンがエベレストに居る」って、考えたら不思議な文章だ。セントポール大聖堂のドームがパックリ割れて、中から最終兵器が出てくる場面なんて、想像すると怖いというか皮肉というか・・・うわ〜。もうここまで来たらエンディングまで突っ走るしかない!?




2003年02月02日(日)
Mortal Engines(Philip Reeve)@17/37章

誕生日プレゼントを買いにデパートへ。それから、今年のチョコレートはAnniversaryという、南青山と早稲田に店のあるお菓子屋さんのに決定。ここの「焼きチョコ」は最高に美味!! 去年はROYCEの生チョコ、一昨年は霧笛楼モトマチの石畳だった。2月はチョコレートの季節(笑)

●読書中:Mortal Engines(Philip Reeve)@17/37章
昨日今日はちょっと英語読みはお休みだったな。
へスターとトムが敵のサイボーグに殺されそうになるという危機を脱したと思ったら、成り行きから「ヒッチハイク」したTraction Cityは、海賊の町だった。Traction Cityというのは構造的な無理があるらしく、大きな動く町を維持するには、食べ物から排泄まで、地面に近い下層に行くほど歪が大きくなる。ロンドンに残った敵(英雄バレンタイン)の娘キャサリンも、父とヘスターの関わりを調べていくうちにそれに気がつく。太陽のない町、医者も食べ物もなく、不衛生な場所で重労働を強いられている人たちがいる。

最初、この本はロンドン博物館という清潔で管理された文化的な場所から始まったわけだけど、それが実は・・・という、ディストピアな状態。面白い!ロンドン市長がひどい悪者に見えるんだけど、これって皮肉?(笑)主なストーリーラインはへスターとトムの冒険物語だし。

≪アマゾンに注文≫
§ Wild Mountain Thyme(Rosamunde Pilcher)
ロザムンド・ピルチャーは12月にクリスマス本としてWinter Solsticeを読んでかなり深くハマった作家。この人の本は全読破したい! というわけで、『野の花のように』のPB。タイトルにthymeという植物名が入っているのでコレクション用に欲しくなって。【Winter Solsticeのレビュー

§Snow in April(Rosamunde Pilcher)
『スコットランドの早春』のPB。3作合本PBとどちらにしようかとPCの前で悩んだけど、持ち運ぶことを考えるとやっぱり分かれてる方が便利だから。タイトルのAprilは4月というよりまだ雪の残る「早春」だそうなので、すると当地では4月に読むんでは遅い。今月中か、遅くても来月には読まないとせっかくの季節ものの意味が薄れてもったいないので今のうちに!

§The Haunting of Alaizabel Cray(Chris Wooding)
今読み中のMortal Enginesと一緒によくお薦めされる本(^^; 表紙が良さそうだったのと、アマゾンUKで評価が高いので、まぁものは試しだ。この本もキーワードは「ロンドン」、ちょっとダークな話らしい? 

§The Silmarillion(J. R. R. Tolkien)
『シルマリルの物語』、持ってない&読んだことないので。Roverandomも欲しいなあ。



2003年02月01日(土)
レベル7(宮部みゆき)

レストラン山猫軒で祖父の誕生祝いをする。料理がおいしかった。この店はまた行きたい!
来週は祖母の誕生日&傘寿の祝いなので、今日はその前祝いも兼ねてちょっとお食事というわけ。その後、祖父宅で木彫の大黒さま(祖父作)をもらう。1年前作りかけだった時に強請って予約したやつ。高さ20センチ弱、袋を肩にかけて、小槌を持って米俵に乗った姿の。いいねぇ〜ヽ(´▽`)人(´▽`)ノ わ〜、金運がよくなりそう(笑)妹と母はそれぞれ、大きさや顔がちょっとずつ違うお地蔵さまを持っているのだけど、私はこの福耳と丸顔が気に入ったのだ。

本格ミステリマスターズの新刊
『街の灯』(北村薫)

●読書中:『レベル7』(宮部みゆき)
<内容>
レベル7まで行ったら戻れない―。謎の言葉を残して失踪した女子高生。記憶を全て失って目覚めた若い男女の腕に浮かび上がった「Level7」の文字。少女の行方を探すカウンセラーと自分たちが何者なのかを調べる二人。二つの追跡行はやがて交錯し、思いもかけない凶悪な殺人事件へと導いていく。ツイストに次ぐツイスト、緊迫の四日間。気鋭のミステリー作家が放つ力作長編。

さて、宮部みゆき、次はこれかな。そろそろ(宮部本の)在庫が少なくなってきたから、買いに行かないとな。「レベル7」というと反射的に北原文野のPシリーズを思い出すのだけど、この「レベル7」ってなんだろう。

●読書中:Mortal Engines(Philip Reeve)@16/37章