2004年02月27日(金)

何もするな


「サークルには入るの?」
何で?と聞き返したら
「お父さんがお金かかるみたいなこと言ってたから」
って。
そりゃ入ったら活動費は自分たちで負担しあうんじゃないの?

「100万どうやって払おうかなぁ」

目の前で言われると、
何もするなと言われているような気持ちになる。
それは親に言わせれば
今まで私がさんざん甘えてきた証拠だ、とか言われそうだから言わない。
あまり親の前で自分を出したくもない。

奨学金を申し込む時、書類に書かれた年収を見て愕然とした。
春に、学費しか出せないんだからな、と言われたときは
大学を諦めろと言われているのだと受け取ってしまった。
確かにウチにはお金がないけれど、
高校に入ってからずっと落ちこぼれとして自分を認識していたので
1年の時から私立と決めていた。
自分が国立に行きたいなんて、
見当違いも甚だしいと先生に思われている気がして
進路カードに書く勇気がなかった。

100万円を振り込んで書類を提出すれば、入学手続きが完了する。
私は4月から大学生になる。

本当に生活できるのかなぁ。
憂鬱で仕方がない。
お金のことも、大学生になることも。
自分に対してのコンプレックスがまた蘇ってきていて
新しい人との出会いが怖い。

お金払えなかったらどうするのかな。
払えないわけじゃないんだろうけれど
入学辞退になったら
笑って泣くかもしれないな。



2004年02月25日(水)

そうだった 忘れてた


言わなきゃわかんないんだよな。
どんなに仲が良くたって
分かり合えていると信じていたって
理想通りに進む夢を見ているだけなんだよな。

大事な一言がいつもいえない。
本当のここ一番で私の頭は空っぽになる。

画面の前で、いつも「頑張って」とか「元気出して」とか
ネットなんて言葉に出さない限りわかりあえることなんてないのに
それでも私はこの思いが届いているような気がして
何も言葉を伝えてこなかった。

「こんなこと言ったって相手に煙たがられるだけじゃないのか」
大事な時にそんな考えが頭を占領して
今思えば、私から距離を置いて行っていたんだ。



2004年02月24日(火)

「久しぶりだね」


学級文集作成を手伝う為、学校へ行った。

胸の中で、彼がいるんじゃないかという期待と
いるわけないじゃない、と、いなかった時ショックを受けないように
二つの気持ちが混ざってあった。

教室には誰もいなかった。
五分後に彼が来た。
どうでもよくなったはずの、
同じクラスだっていうだけの彼が来た。

先生がなかなか来なかった。
みんなで話が弾んだ。
彼ともう一人の男の子がバスケに行こうと教室を出て行った。
もっと話したいと思った。
行かないで、って思った。

結局体育館が使えなくてすぐに戻ってきた。
笑いの絶えない会話が続く。
2時半ごろ先生が来た。
3時半ごろ解散した。

下駄箱まで来たとき、彼が3人で帰るのが見えた。
その背中を見たときに疲れがどっと出てきた。

彼と話した後はいつもそうだ。
楽しい人だけど、基本的に会わないんだと思う。
ただ私が憧れてしまっただけで。

全部、憧れだった。

でも君と同じクラスになれてよかったよ。
本当に良かったよ。

偶然(否 故意)にも知った進路は私と同じ学科だった。
彼の大学は一時期は私も考えていた所だった。

大学に行ったら君のこと忘れられるといいな。
結局私はいつまでも引きずっている。
忘れられるといい。絶対。忘れる。




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