暗号 − Homepage



2004年03月21日(日) 明日からしばらくアメリカへ行きます



明日あたしはアメリカへ行きます。
ほんとはこんな気持ちで行きたくなんか無かったけど。

スーツケースには沢山のお菓子とお土産と服。

あぁ、明日あたしの夢がかなう。
それなのにどうして涙が出てくるんだろう。
あたしは日本が大好きなのだ。

でもあたしは明日飛行機に乗ります。

なにを振り切ってでも大切にしたいものがあるから。

沢山良い経験をして、成長して、自分を磨くんだ。

先輩も後輩も一緒に行きますv
ホームスティ先が一緒の李ちゃんとはメールで連絡をとってる。

みんな、あたしを応援してね。
ドキドキしてさっきから胸が苦しい。
わくわくする。


アメリカに行けば、あたしの探しているものが見つかるような気がして。





2004年03月18日(木) 愛してるけど、あたしはこのままがいい。



今日、あいつとNちゃんとMくんとSとひがぽんとでカラオケに行きました。

泣きたくなった。

あいつが“俺、帰ろうかな。やばい。”とか言ってるのが聞こえて。

何もしらないSがあいつに“なにしけてんの?”といい、

苦笑するあいつを見るたびに。

最後のほうはいっぱい歌ってくれたけど、

最初、いつも歌ってばかりのあいつが全然歌おうとしないのを見て

何故だか無性にやるせなかった。

泣きたくなった。



あいつのこと、とてもとても好きで。

でもそれはあいつのあたしに対するものと違う愛だと思う。

あいつの歌声を聞きながら馬鹿みたいに泣きたくなった。

好き。

好き。

すげぇ好きなんだよ。

でも。

でも、こんなのは違うよ。

でも好きなの。



目線をあわせられなかった。

交わす言葉がぎこちなかった。

不自然なあいつの態度に、恐ろしく悲しくなった。



愛してるといえばあなたは笑ってくれる?

好き。

だけど、だけど、だけど。



ねぇ、あたしはこんなに汚いのに。

それでもあんたはあたしを好きだと言ってくれるの?

ずっと前から好きだと言ったけど、いつ?

あたしの何を見てあたしを愛した?




あたしは、あたしなんかいなくなればいいと思っていたのに。





好きです。

愛してる。




このままでいい。



2004年03月14日(日) 告白、その後



腫れ物に触るみたいに気を使わないで。

あたしの言葉と行動ひとつひとつに過敏になりすぎだよ。

あたしそんなに弱い人間じゃない。



嗚呼、あたし、最低。

あいつの優しさにつけこんで今だ返事をだしてない。

ほんとはこのままあの告白を流したいって思ってる。

最低だ。

精一杯の思いをあたしに伝えた人のその勇気と言葉を

あたしはこんなに踏みにじってる

でも言えないよ

「ごめんなさい」なんて言ったらもう昔には戻れないじゃない。

こんなのはずるい。

本当に泣きたいのはあたしじゃなくてあいつなのに。


普通の男子ならよかった。

どうしてよりにもよってあいつなんだ。

そんなふうに恐ろしく優しくされると、

面と向かってごめんなさいなんて言えないよ。

あたしが後悔するのは間違ってる。

でも、あなたの思いにあたしはどうやって応えればいい?

あんたを好きにはなれないけれど、

傷つけるのはなにより嫌だよ。


ごめんね。

ごめんね。

ごめんね。

あたしはいつからこんなにずるくなった?







2004年03月13日(土) あたしを好きだといったのは、大切な友達のいとしい人



ああ、もう。
なんなんだよ。


告られました。
あえて名前は伏せるけど。


Nちゃんがあいつのことを好きで。
あたしはそれを知っていて。
協力してて。
昨日、ふられたのだと言われて。
あたしも一緒に落ち込んで。
「大丈夫だよ」ってはげまして。
「ありがとう」って笑顔で言われて。
Nちゃんはいつもあたしを「大好き」と言ってくれて。
あたしもNちゃんがめちゃくちゃ大好きで。


どこで間違ったんだろう。


昨日の深夜に突然あいつが“好きだ”と。
“付き合ってくれ”と。
携帯の画面を見つめて、泣きたくなった。


あたしが困ってるのを察してなのか
“困らせてごめん”みたいなことを言ってきて。
それがまたあたしを悲しくさせた。


誰も悪くないのだ。
あいつを好きだったNも。
あたしを好きだと言ったあいつも。
Mが言ったとおり、きっとあたしも悪くない。
悪くないけどこんなの間違ってる。
どうしてこんなにも上手くいかない?
どうして愛するだけでは駄目なのだろう。


さらに追い討ちをかけるみたいにMくんがあたしに教えてくれたこと。
“Nちゃんはあいつがあたしを好きなことを知ってた。”


どんな気持ちで昨日あたしとしゃべってた?
ふられたとき、あたしを恨んだ?
恨んでくれたならどんなにかよかった。
どうしてあいつがあたしを好きなことを知ってて、
それでもあたしに“遊ぼう”と言ったの?
とてもとても泣きたくなった。


大切な男友達だったんだ。
なんでも相談できる友達だと思ってた。
変化なんかいらない。
どうしてこのままでは駄目なの?


来週のカラオケ、断れないから行くけど、
きっとあたしは前みたいに自然には振舞えないよ。
MくんとKちゃんとSちゃんはいい。
でもそれに加えてあいつだけじゃなくNちゃんもくるんだよ。
あたしはどんな顔でその場にいればいい?



こんな愛なんかいらない。



告白が嫌だったわけじゃない。

好きだと言われたことはとても嬉しかったよ。

でも駄目だよ。

こんなの間違ってる。



あたしはなにを間違えたんだろう。



2004年03月10日(水) こんなにも愛しいのに。



どうしてこんなにも愛しい人たちと別れなければならないのか

愛してるのに

卒業式は泣けなかった

みんなの側でへらへら笑ってた


でも先生が話し始めて

県外の高校へ行くK山くんが、すっげ泣いてるのを見て

何故だかとても泣きたくなった

いつもは絶対泣かない人が涙ぐんでいるのを見るのは辛かった


みんなともっと一緒にいたかった

ずっとずっと馬鹿さわぎがしたいよ

どうして離れていくのか

同じ道を歩けないことはとうの昔にわかっていた。

わかっていて泣いた。



先生は「死ぬな」と言った。

「俺より先には死なないでくれ。」と。

すっげ泣いてる先生を見て、また泣いた。

とまらなかった。

世界中の全てのものをいとおしいと思った。



何故明渡さなければならないのか。

光の差し込む窓側の席も、思い出を刻んだ机も、椅子も

みんなや先生がいつもいたこの教室も

明日からはあたし達のものではない


新しい制服を着ることも

新しい学校に行くことも

その変化全てに対応していくことが、こんなに悲しいなんて思わなかった


できるなら1年前に戻りたい。

やりのこしてきたことが沢山ある。


先生も後輩も“遊びにこい”と言ったけど

この学校は今日限りで“他人”になるのだ

自分の家ではなくなる。

みんなともばらばらになって、“集まろうね”と言い合った約束はいつ果たされるのか


悲しい。


悲しい。


悲しい。


寂しい。


“こうやって並んで自転車をこぐのも最後だね”って言ったひがぽんの言葉が忘れられない

愛してる

この学校のすべてのものとひとが、あたしは大好きだった

いつもどおりの日常を取り返したい

またみんなであの教室で笑いあいたいよ

どうして離れていくのか

どうして変化していくのか




すべてのことをこんなに愛しいと思ったのは初めてだった




3年間の全ての思い出をかき集めて、あたしは今、泣いている。



2004年03月07日(日) 涙を受け止めて



生きていくしかないのだ。

笑って、叫んで、例え狂ったとして、生きるしか道は無い。

あたしは何も掴むことなど出来ないし

沢山のものを傷つけ、壊し、失って、それでも

それでも此処にいたい、と、強く思う。


愛の無い世界はあまりにも退屈だ。
あの子を失ってからもう何年になるだろう?
年月を数えるのさえ煩わしいと思った。
何故隣にいて、やるべきことが出来なかったのか。
お互いに忘れられない思い出を作ればよかった。
あの子の記憶からあたしを消さないで。
愛されようなどと今更少しも思わない。
憎しみで良い。
恐怖でも良い。
とにかく強烈な思い出としてあなたの中にいさせて。

忘れて良いなんて嘘よ。

少しも忘れないで。

握った指のあたたかさも。
一緒にやった花札も。
お祭りも。
話した言葉全て。
忘れないで。
無くさないで。

愛がほしい。

誰かあたしを愛してください。

でもそれは嘘なの。

愛なんかいらないの。

固有名詞なの。

あたしの欲しいもの。

あの子だけ。

愛をどんなに注がれても駄目だった。
愛されることは心地よいし、楽だよ。
でも駄目だった。
申し訳なかった。
愛を待たれることがとても苦痛だった。
期待に応えられないことがとてもとても悲しかった。
嗚呼、あの子はあたしのことを苦痛と思ってる?

世の中は本当に上手くいかない。

馬鹿みたいに泣きたくなった。



どうして。

いつも一番欲しいものだけ手に入らなかった。



あなたに会いたい。



会って、泣きたい。




2004年03月06日(土) あなたの行く末



I中の子とメルすることになって。
その子はすっげ良い子で。
でも。
でも、煙草を吸ってて。
あたしにはそれが悲しかった。

あたしだって吸ったわけだし。
その行為であたしがあの子を嫌いになることはない。
でもあいつは、何に対して閉塞感を感じてるんだろうと。

背中がとても悲しかったよ。


救ってあげたかった。


救いなんて結局自己満足だと分かっていながら。


去り際の明るい声がなんだか酷く切なかったよ。



2004年03月04日(木) 卒業式なんかこなくていい



卒業なんかしたくない。

ずっとずっとみんなのそばで馬鹿みたいに笑っていたいよ。

あたしから離れていかないで。


進路決まってるあたしがこんなこと言うのは間違ってる。


でも。

とてもとても大切な人がいるんです。

馬鹿みたいに愛してる人が。



でも思いを伝えるにはあたしは幼すぎて

発展途上の思いはかなうことなく

おそらくあたしは来週卒業し

高校生になるのでしょう



好きなのに



馬鹿みたいに好きなのに



泣きたいと思った



卒業証書なんていらない。

そんな紙切れ一枚であたしの中学生活を纏めないで。

あたしの教室も机に刻んだ言葉も

どうして明渡さなくてはならないのだろう




あたしのものでいてくれないの?




卒業式なんかこなくていい。




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