まるまるこたま

2013年02月28日(木) 飛ぶように

 
 つい こうして


 うしろの風景をふたたび

 ふたたび 味わおうとする 私を


 知ってか知らぬか  



 あの人は


 
 「軽くね 飛ぶように、やってください。」



 そう 言ってくれた気がする






  


 



2013年02月26日(火) ありがとうございました。。◎


 「うすあかりの国」公演、お蔭様でぶじ終えることができました。

 ご来場いただいた皆さま
 ご一緒させていただいた皆さま
 
 お気もちいただいた、すべての皆さま


 本当に、本当にありがとうございました。



 小屋に入ってから、少しずつ うねるように
 ひとつの川になっていったこの作品


 わたしが ちゃぽんっと足跳び込ませてから、深いその水の中にはだ染み込み始めたのは
 さいごの方やっとやっとだったようにも感じます。


 それでも、
 川の流れのひとつひとつのように
 そこに点在でき

 そしてそれぞれの流れや ひとつの大きな流れから  

 何かが立ちあがり


 お客様のいつかや どこかや 何かと 

 まじわり、交わせられたとしたら



 本当に、本当に幸いです。




 一ヶ月半の中で
 
 この作品に触れ 等身大の宮沢賢治という人に触れ

 いま 感じること



 わたしは 忘れてしまうから

 何度も 何度も きっと味わいながら


 
 また やっていきたいです。



 
 皆さま、 こころから  こころから。 ありがとうございました。







2013年02月25日(月) プクプク


 劇場の向かいに小さなパン屋さんがあって

 「プクプク」というとてもかわいい名前なのに

 硬派なおじさんが多分ひとりでやっていて


 初めて入ったとき あんまりにこりともしないので 

 おどろいたのです。



 でも


 わたしが、ちょっとパンのちからとやさしさがほしくて夕方そっと行ったとき

 電気消えてドアに鍵かかっていたのにおじさんは中から出てきてくれて

 わたしはシナモンラスクとピーナッツコッペを買いました。


 おじさんはあそこに住んでると思っていたら、自転車で通っているのだって。
 話しかけたら教えてくれた。



 「明日までいるのです。」と言ったら、翌日、夕方まで電気をつけていてくれました。
 目が合うとくしゃっと会釈してくれました。



 わたしはその時パンを買えなかったのだけど、


 またここに来るときは必ず、おじさんのパンを買いに行こうと思います。






 



2013年02月24日(日) すべる、あついょー。


 こどもみたいに



 公園の すべり台をすべるよ



 のぼって


       すべって



   のぼってっ



             すべって






 ひゃー。。。っ◎







 



2013年02月23日(土) 手放して。



 思うのは

 

 この頭 手放して 
 

 どうして その世界の中で



 エネルギーの粒子体に


 徹しられないのかということ




 そうすれば  



 その世界といっしょに


 
 いろんな色やかたちで



 自然と 発光するのに








2013年02月19日(火) 粉雪

 

  雪がきれいだ



       雪が きれいだ




            雪が  きれいだ





  こころが ふぅっとあがる



  こうした瞬間




  それ以上に 


  何をもとめるものがあるだろう



  何を拘るものが あるだろう





 




2013年02月14日(木) こうやって。



 あなたが そのひとと交わしていただろう


 想いや 希望や 

 かなしさや

 真摯な こころが



 この 記録の紙から


 そっと 滲み 立ちあがってくるようだった



 
 
 こうやって  ひとは交わしている




 こうやって  ひとは愛しあっている










2013年02月10日(日) 宮澤賢治+−×÷chon-muopに出演します。


 皆さまお元気ですか?

 だんだんと、ゆっくりと、春に向かっているような2月ですね。。◎

 
 この度、とても久しぶりに、言葉ある作品に参加することとなりました。

 よろしければ是非、足をお運びいただけましたら幸いです。
 こころより、お待ちしています。





 宮澤賢治+−×÷chon-muop(チョン・モップ)

 「うすあかりの国」
   −宮澤賢治の文学からー


 会場 RAFT
    中野区中野1-4-4 1階
    http://raftweb.info/ 


 日時 2月22金曜 15時半〜☆ /19時半〜
     23土曜 15時半〜 /19時半〜★
    24日曜 13時〜  /17時〜
     
    ※ 各回、30分前開場です。

    ☆ プレビュー公演。ご予約・当日共に500円引き。
    ★ 終演後ささやかなアフタートークあり。
    
 
  料金 2300円(予約)
     2500円(当日)


  ご予約・お問合せ
    RAFT  yoyaku@raftweb.info
        03-3365-0307

   ※小さな会場のため、ご予約をお願いします。 





 文学作品(言葉)をモチーフに、現在を照らし出そうという劇場さん企画。

 ご縁のふしぎを感じつつ。再び、宮澤賢治という人に触れています。



 賢治作品を演劇に、とは少しちがった世界

 ボイスや音楽の方々によって、そこに生まれる生の音。
 ことば。漂う空気。


 賢治さんが知人に宛てた手紙と共に
 ひとりの、佇むような人を軸に

 時々、へんてこに


 不器用な手で、そっと触れるような、そんな作品です。   


 RAFTという小さないかだに乗って。
 この場、このひと時。ご一緒に触れていただけたら、とてもとても、うれしいです。


 公演詳細はチョン・モップさんHPからもご覧下さい。
 http://www.chon-muop.com



 
 いろんな「  」(枠や仕切りのようなもの)から、自由に

 肩のちから抜いて
 

 こころとからだひとつで、そこに居たい。


 
 そんな想いでやっています。
   



 春まで、もうすぐ。


 皆さま、どうぞあたたかくお過ごしください。。◎




 小玉 陽子





 


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