しゃがみ込んで


　ビール飲みながらすてきな、すてきな音楽を聴いて


　つまみも買っちゃったりして


　やさしいお母さんの作った、ハイジが食べてるようなパンをいただいて

　
　柱に寄りかかってじっと聴いているひとがいて

　「きょおつけ」しながら聴いている老夫妻がいて

　
　小さい子は通るとかならずからだが踊りだしていて



　わたしもからだじゅうが揺れてきて




　あぁ。


　ほんとうに、すてきな時間だった。




　わたし、こんなふうに音楽聴いてすごした時間、はじめてかもしれないな。



　
　そこにいるひと、それぞれ、きっといろんな毎日で、

　わたしもそのうちのひとり、いろいろ想いが揺れたりもするけれど


　そんなひとたちに音楽はやわらかいシャワーみたいに降り注いでいて

　この場にすてきな空間ができていて

　そこで過ごせているのがしあわせだった。




　夏の夜でした。

　やせ〜たちっこい猫が足元すり寄ってきたよ。

　ひとの足の間でこにょこにょあそんでいるよ。



　ちょっと遠い田んぼの方まで行きかけたら、びびってたけど、あとからついて来たよ。


　てけ、
　　
　　　　てけ、


　　てけてけてけてけー。





　そしたらやがてじゆうに動き回って、どこかのお家に入っていったのでした。



　わたしたちは川に行って

　
　裸足になったら石が痛くって

　水が冷たくって
　


　　　ひゃー
　

　　　　　　ひゃーっ



　　

　




　わたしは、やっぱり謙虚なひとが好き。



　敵わない魅力があるなら別として。

　国分寺のレトロなお店を教えていただいて

　ひさしぶりに、日本酒飲んだりしてしまいました。。◎



　ときおりぺこちゃんみたいに顔に出やすいからちょっと心配だったのだけど、だいじょうぶだったようです。よかった。。◎

　と思ったら、帰り道はかるく足にきていました。
　


　武蔵野。


　玉川上水。




　美味しくて、すてきな名前のお酒だぁ、あなた方。。◎



　また会いにきたいです。









　

　マザー・テレサ展に行ってきました。

　
　たくさんもらって

　
　もらった言葉にはっとして
　
　昨日じぶんが素通りした道端の、足元に座っていたボロボロのひとを思いだして
　結局素通りしたじぶんを思いだして
　

　もういちど


　もういちど今日、その道端に行ってみたけれど

　どきどきしながら、５００円玉握りしめて行ってみたけれど

　
　そのひとは、いませんでした。



　炎天下で、１、２分も立っていたら汗が噴き出るような場所。





　思ったら、感じたら、その場でどうできるかなんだよって

　
　そっと、教えられた気がしました。





　この暑さの中


　そのひとが、無事でいてくれたら、いいけれど。




　きれいごととかどうとか、そんなん関係なく。

　週末にいいお芝居を拝見しました。


　幕末を舞台にした、いろんなメッセージとかいろんな時代や想いがリンクしているように感じたお芝居でした。



　何だか、日本人の、揺れながら、こころ揺れながらも、筋を通すあの感覚が
　どうして？と思いつつ、わかってしまう。
　それはやっぱりじぶんが日本人だからだと思います。


　もちろん日本人だからって訳ではないと思うけど。世界中のなかの人間なんだけど。


　でも、頭より先に気もちが。


　細胞とか、遠い記憶がたしかに響く感じがします。




　その上で、今の世で、このじぶんが在りたいよう、どう、在るかなのだと感じます。





　　

　

　

　
　あぁー。


　男役やりてぇなぁ。

　つかこうへいさんフェスティバル「松ヶ浦ゴドー戒」公演、おかげさまで無事、終えることができました。


　暑い中足をお運びいただいた皆さま、ご一緒させていただいた皆さま、かかわってくださったすべての皆さま
　こころより、ありがとうございました。。！



　短期集中の稽古から本番まで。あっという間の時間でしたが、まるで皆で、頂上めざして山を登っているような、きづくと荷物を持ちあっているような、そんな公演でした。
　緊張しつつも心底楽しい公演でした。

　
　
　思えば、単館映画ばかり観ていて何も知らずにお芝居の世界に飛び込んだ学生時代、はじめて知ったつかさんでした。
　今、こうしてこの作品をやらせていただけたこと、それまでの時間、とても感慨深いです。



　今回すごした中でいただいたたくさんのこと。
　たいせつに、だいじに、あたためて、ふくらまして、そしてしっかり、「おぎゃー。」と言わせたい。そう思います。



　

　ほんとうに。



　
　ありがとうございました。。！