ちづちゃんのさらさら日記




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2004年05月27日(木)


【LIVE】カリカ林トークショー「喋林」(十回目)


カリカ林「喋林」(第十回目)@渋谷シアターD。

チケット購入のタイミングの割には整理番号が意外と早かったことから薄々感じてはいましたが…
お客さんが少ないっ!!
番号を呼べども呼べども開演時間には全然来てない感じ。
会場に入ってびっくり、全席椅子です!!桟敷なし!あらー、こういうシアターD見たの久しぶり…
始まってから本人も言ってましたが、開始以来、動員人数が右肩下がりなのだそうです(笑)。

今回、結構時間が長かった(二時間ちょい。喋林で二時間超えは初めてだそうです)ので、ざっと覚えてて面白かったところだけピックアップします。順不同。

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●スーツ林
まずは新調したスーツ(三代目)の話題。洋服の青山で14800円でご購入。
前のポールスミスのスーツ(おさむショーのお下がり)のボトムスのお尻が破けてしまったんだそうです。それはもうコントのように見事な破れっぷりで。しかも運がないことに全然面白おかしい騒ぎになることもなく気付いてもらえなかったそうだ…
で、一応直らないか衣装さんのところへ持って行って気付いたそうですが、そのスーツ、もう向こうが透けるくらいに薄くなってたそうです…。
そこまで履きこんだことに大満足の林氏(笑)。
来る日も来る日もスーツを来つづけた甲斐があった!と。
今回のスーツは、「40・50代のサラリーマンが本物のサラリーマンだと思っているので」敢えて二つボタンにしたそうです。今の20代30代のスーツはほぼ三つボタンなのだそうな。という感じに延々スーツ話を楽しそうに語る彼(笑)。素敵です。
でもセットのジャケットとベスト(三点スーツだったらしい)がまだ全然使えるのに、普通の人はどうするんですか??と思い悩んでいたら突然、「そうか!そういえば、青山でパンツ二点がついたスーツが売ってた!そうか、普通はジャケット一枚にパンツ二枚のペースで…そうか…」と自分で発見して自分で納得してました。本当にスーツに詳しいのか、あなたは(笑)。
また、この話の間中、他のスーツ芸人(これ誰のことですか?)に対する焦りが見え隠れしてましたよ(笑)。


●衣装合わせ林
今度「M-1」の映画を作るそうで、その映画に林氏もオーディションの末マネージャー役に選ばれたそう。
大泉学園の撮影所まで原付で1時間半かけて出向いた(現在、林氏の原付は20km/hしか出ないんだそうです…)のに、着ていったスーツ姿を監督さんが「いいねぇ」と気に入ってしまい、衣装合わせの必要がなくすぐ帰った…というお話でした。
もうこれはとにかく「M-1映画化」という事実にビックリだ。いやー…どんな映画になるのだろう…。
あと「顔合わせ林」で、鈴木おさむ氏のホストドラマの第二弾をやるという話も。またバーテン役で出るそうです。顔合わせに行ったら、綾部氏がしれっと役者顔して居て、それがあまりにも自然だったので全然気付かなかったそうな。

●梅田林
月に何度かうめだ花月に出演しているカリカですが、この間初めて(…)大阪のお客さんにウケたんだそうです(笑)。
それまでずーっと全然だったそうで…やっぱり大阪のお客さんにウケると嬉しいらしいです。
で、そのうめだ花月に入るときに、なかなか通用口のおばちゃんに顔を覚えてもらえなくて、先に顔を覚えてもらった家城氏のマネージャー然として林氏も一緒に入るというパターンが出来てたそう。
が、この間は、家城氏と一緒に入ろうとしたらおばちゃんに「アンタは和民?」と林氏だけ聞かれ、意味もわからず「はい」と答えて通してもらったら、一緒の建物内で和民の面接をやってて(笑)面接受けに来たのだと思われたんだ!と分かったそうです。
おまけに楽屋方面に向かおうとすると、後ろから「アンタは和民でしょー!!」と見守られてたおばちゃんに指摘されたんだそうです、わざわざ(笑)。

●街の林
最近街で気付かれるようになってきた…と嬉しい話なのかと思いきや、カップルの彼氏の方だけに食いつかれるという出来事が立て続けに起こったそうで(笑)。
「カリカっすよね!?」とテンションの上がってる彼氏の横で「誰〜?」とか「やめときなよー」みたいなスタンスの彼女を見るのが辛く、その後のカップルの会話とかがすごく気になる…というお話。男子にモテる芸人っていいと思いますけどねー。
他にも「渋谷新人計画」というものすごく若手の定期ライブのMCをカリカがやってるんですけど、出演者の知り合いしか来ないような規模のライブなので、ものすごい「アウェイ感」があるのだそうで。だからもっとカリカファンも来ませんか?というお誘いを(笑)。

●秋葉原林
これは前回言ってた握手会に行きたい!を実現したという話。
ただし三流アイドルじゃなくて、AVアイドルのユニット(名前忘れてしまいました、三人組)の握手会でしたと。ちゃんとDVDボックスを買って撮影会だけじゃなく一緒に写真を撮るところまでやったそうですが(←それが特典だったそうな)。
AVアイドルのプロ意識のなさを嘆いたり、オタクの皆さんの統一された動きなどに感心されてました…
ただ、直前になって勇気が出なくなり、一緒に行った作家の男性に自分の番号(確か整理番号9番とかかなり早かった)を譲って先に客席に入ってもらったという話は戴けない(笑)。なんでそんなにシャイ…!?
ものすごーい望遠のカメラに交じって、写るんですで撮影もしてきたそうです。
全体的にとても嬉しそうにお話されてました(笑)。浮かれて話の流れがちゃんとしてなかったり(←ダメじゃん)。
あとどこかで「24」のセカンドシーズンにハマっていて、レンタルしまくってるという話もしてました。ただ、近所の(というか地名大公開だった…あれはいいのか…)レンタルが一本ずつしか置いてないので、8巻が全然借りられないのだそう。
一日に二回もお店までチェックしに行くってちょっと異常だよー(笑)。「あの近辺では僕が一番借りたいですからね!!」って、そこまでして見たいのだったら買えばいいのに…とちょっと思いました(笑)。

●大和撫子認定試験
…でしたっけ?タイトル。事前アンケートが今回テスト方式で、五問問題(記述式)に答えさせられたんです。
喋林の事前アンケートは毎回難しいんだよー。悩むよー。
質問は、
 1.大雨の中捨て犬を見つけたらどうするか?
 2.自分のクセは?
 3.好きな人の前でおならをしてしまったときの対処法
 4.健康にいいと思うこと
 5.究極の選択(カレー)
でした。

これが長かったー!全員の読むなら2-3問にしときなさいよーという長さでした。お客さんなんて素人だから皆長々書くし!好きな芸人さんに読まれるとなったら余計に長くなるでしょ、普通は。そこを計算してほしい…。
面白い答えももちろんそんな頻繁にはないですし(もちろん私も普通の答えを書いたよ)。
次回からはもっと少ない問題数でいいです…
ちなみに私は△が2つ、○が1つ(サービス問題)でした。とほほ。
最高特典(でも65点)の方には、林氏が握手会でAVアイドルと撮影したポラをプレゼントしてました(笑)。

しかし超個人的に面白かったのは、最後の究極の選択で「う○こ」という単語を書きたくないがために、回答に「前者」「後者」と書いた人がそれぞれ一人ずつだけいたんですけど…それが私とあさちゃんだったの!(笑)
もちろん打ち合わせナシですよ!
ライブ終わってから答え合わせして爆笑。回答者があんだけいて「前者」「後者」という記述をしたのが私達だけて!
類友ってこういうことなのだねぇと二人で納得。そして深まる絆(笑)。

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という感じの喋林でした。

とにかく最後の試験の採点が延々長くて、それまでのトークが記憶から飛んでしまいました…なのでかなり簡易。すいません。
あとシアターD、マジであの冷房体制をどうにかして下さい…「上着を着るか(←これもたいがいマヌケな文章だが)スタッフに申し出て下さい」という張り紙してあるけど、ライブ中にスタッフなんかいないじゃん!!
席から立ち上がって言いに行くわけにもいかないしー。ぶーぶー。








2004年05月22日(土)


【EVENT】「ゲーム大会」


「ゲーム大会」@渋谷シアターD。

雑誌「CONTINUE」上で発表された「今立杯」が、結局「ゲーム大会」というタイトルにて開催(笑)。
詳細がギリギリまで発表にならず、出演者も最初はバカリ升野氏と今立氏しか分からず。しかもオールナイト。
でも前回行きそびれて後悔した私は行ってしまいました…。

24時にシアターD集合。椅子席がかなり多かったですが、お客さんも結構集まってました。
舞台下手に大きなブラウン管とゲーム機、ファミコンカセット、舞台中央にスクリーンでそのゲームの様子が流れます。

最初に、今立氏と升野氏が登場。客席に「あー、集まっちゃったか〜」(笑)。告知が直前だったし、あんまり来ないだろうと思ったのに結構いる!と。
「最初に言っときますけど、延々ゲームするだけですよ?」と趣旨説明。今回で三回目のイベントだそうですが、今回は帰れないように時間を遅めに設定してやった!と。
シアターDの下で外人さんが喧嘩してるらしく、危険な目に遭いたくなかったら大人しくイベントを見ていけという話をもっと直接的な言葉で言ってました(笑)。今立氏がお母さんに電話してるくだりとか面白かったんですけどここじゃ書けないよー。

出演者呼び込み。
結局集まったのは、以下の5人。18KIN大滝氏・アメザリ平井氏・火災報知器小林氏・どきどきキャンプ岸氏・さくらんぼブービー木村氏、でした。
外人の喧嘩の詳細を大滝氏が仕入れてきてて(笑)、自動販売機のいざこざが大きくなったのが原因だそうですが、外国人対日本人の勝負だそうで。しかもその日本人が着物着てるとか…ホントかな(笑)。

全体の構成は、やりたいゲーム→マリオ→WinningEleven7トーナメント→メジャーなゲーム→ファミリートレーナー→WinningEleven7決勝戦…という感じでした。
24時30分から早朝5時10分ぐらいまでやってた長いイベントなので、以下ポイントのみ簡略に。

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まずはファミコンでやりたいゲーム(小林氏の実家が元ファミコン屋でカセットいっぱいあるそうな)を順番にやりましょうということで。
一番最初は、「もっともあぶない刑事」。テレビのあぶ刑事のファミコンソフトなのですが、全然状況説明がなくて、何のためにタカとユウジが頑張ってるのか全然不明(笑)。しかも全然キャラが死ななくて、やってる升野さんが「死にたいよー」を連発してました。オープニングがカッコイイ(ちゃんとした写真画像を使ってる感じ)のに、いきなりドット画面で横スクロールなんで笑ってしまいます。あといきなり狙撃練習場やカーチェイスになったりとか(笑)。「今まで散々打ったのにいまさら練習!?」と今立氏もツッコんでましたが…。

次、「ゴルゴ13」。これは木村氏のお気に入りだそうで、自身でコントローラーを。途中で狙撃シーンを「醍醐味」と呼ぶのが流行り(笑)その画面になる度に「醍醐味だよ!」「醍醐味を満喫してー」とか言ってましたね…。
敵の女スパイとのロマンスシーンがあり(笑)、画面に「大人はそのまま、こどもはBボタンをおしてね」と出るんですよ。そこで今立氏が「是非Bボタンでお願いします!!」。それを押すと、女スパイが服を脱いで、ホテルの窓に二人が寄添う影が映る…ってそれだけなんですけど、「エローい!!」と皆大喜び。
で、その画面が終わるとゴルゴのLIFEが回復してて爆笑。

升野氏が大得意(前回誰も勝てなかったそうな)のマリオを。升野氏、本当に上手い…。相手を陥れたり、上手く逃げたりで誰も勝てないです。本人曰く、「これしか買ってもらえなかった!!」…そんな秘密が…。

WinningEleven7(サッカーのゲームです。これはプレステ)は、トーナメント方式で。お客さんが優勝者と得点を予想して、見事当たった人には商品と次回「CONTINUE」のエレキ取材同行権が!(客席の反応に「大したことないと思ってたけど結構反応あるね〜」とは今立氏談)
・一回戦→どきどきキャンプ岸氏vsアメザリ平井氏。岸氏の圧勝。
・二回戦→18KIN大滝氏vsバカリズム升野氏。ここは初心者対決で(笑)ものすごい低レベルの争いでした。升野氏勝利。
・三回戦→火災報知器小林氏vsさくらんぼブービー木村氏。ここはシードだったのでいい勝負でしたが、木村氏の勝利。
・四回戦→バカリズム升野氏vsどきどきキャンプ岸氏。岸氏の圧勝。
決勝戦はライブの最後にすることに。
でも一番面白かったのは、二回戦。一回戦から「(ゲームに本気にならずに)空気読め!!」というのが流行って、おもしろボタンを探していた升野氏が、調子乗ってキーパーを前に出したらその間にゴールを決められてしまい、リプレイ画面でボールを慌てて追いかけるキーパーが映りこんでて皆で爆笑しました(笑)。
他のゲーム見てる間も初心者二人がわーわーうるさくて、「二回戦のやつうるさい!!」と今立氏にキレられてました…

↑ここらへんから出演者がビールを飲みだし、他の出演者が座ったりしてゲームを見る中、今立氏はずっと立って進行というかツッコミしてました。もうそのプロ意識にクラクラ。素敵過ぎる。ナムコTシャツ着てるけど(笑)。
平井氏なんか完全に家で画面見てるようなリラックスぶりだったのに!全くもー。

他にもいろいろちょこっとずつファミコンを。あんまりキチンを覚えてないですが、懐かしいのいっぱいあった。「そういやこういうのあったわー!」という。アメザリがよく話してるソフトともちょっと違う毛色のを。
「いっき」とかもやってました。

客席の反応がイマイチなのでもっとメジャーなゲームを!と出てきたのが「アイスクライマー」。これに大滝氏が大ハマリして(笑)延々やってました。しかもどんどん上手くなる(笑)。
ここで今立氏が運動系クラブの女子の先輩キャラでずーっと指導してて面白かったです(ちょっとパンクブーブーみたいだが)。「一個で上がれるって言ってるじゃん!」「ちゃんと周り見てー」「来るよー来るよー」とずーっと不機嫌そうな女子喋り。面白かったー。
CUBEの石川氏が来たのはこの辺でしたっけ?途中からふら〜っと現われたからどこで出てきたのか忘れてしまいましたよ(笑)。
石川氏も比較的ゲームや客席にツッコんでました。てかなんであんな時間から現われたのだろう、彼は…(見られて嬉しかったけど)。

ファミリートレーナーは、毎回恒例の平井氏のエアロビクスに始まり(全然エアロになってなかったけどね…)、風雲たけし城を全員でやったり。チーム名「いまだち」で5人で代わる代わるやる団体戦を。
今立氏が実際にゲームに参加したのはここだけだったのですが、ファミリートレーナーの専用コントローラー(つーかマット)の上で走る姿が可愛かったです。小刻みに走らないといけないから(笑)。
しかしたけし城難しくて、断念してました。

最後、WinningEleven7の決勝戦。どきどきキャンプ岸氏vsさくらんぼブービー木村氏。
二人ともすごく上手くて、パス回しが早い早い!ゴールもお互いに奪い合いの一進一退。
結局延長戦の末にPKにもつれこみ、一点差で木村氏が優勝でした。
今立氏は見てる間「サッカーてすごいね〜」とか(笑)解説の言葉尻をとって「『ゴールに嫌われました!』て!!擬人化すんなよ!」とか「今のおかしくねぇ?あんなの俺だって言えるよー!」と絡んでました(笑)。

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ざっとこんな感じでしたかね…。
眠たさのピークはサッカー対戦見てるときでしたが(笑)、皆で一喜一憂して、ちょっとワールドカップ時のスポーツバーみたいな気分でした。

一番残念だったのは、今立氏のゲーム姿を見られなかったこと!!
私はその姿を見に行ったと言っても過言ではないのに!
(前から言ってますが、私は好きな芸人さんがゲームしてるところを見るのが好きなんですよ。福田氏の日記に載ってたアーケードゲームをする今立氏の後姿の画像も保存してしもたよ)←変態?
全然コントローラー握らないんでやんの!計算外だー!!
あくまでも主催者として進行に回って、喋りつづけてたので忙しかったと思いますが、少しぐらいゲームしてくれても…くすん。

上にも書きましたが、今立氏は本当にちゃんと仕事してて、ビール飲んで好きなゲームの話してんのにしっかりしてるなぁと感心。
他の芸人さんたち結構ぐだぐだだったのに(笑)、最後までちゃんと立ったままツッコミ続けてましたからね…
素敵です。
平井氏は某所で「出演するとは言い切れない」みたいな表現だったのに、最初から最後まで居ましたよ(笑)。えらいリラックスしてましたけど。あとあんまりゲーム上手くない(笑)。「シューティングの大滝、マリオの升野、何にもない平井」とか言われてました…。

次回は是非今立氏のゲーム姿を!!と切望します。ということは次も行くのか…あんなに疲れるのに…。








2004年05月19日(水)


【LIVE】「松竹"やりますぅ。"ライブ」(5月)


「松竹やりますぅ。ライブ」(5月)@シアターD。

オープニング
全員板付き。久しぶりにMCは(一応)アメザリでした。
最初は石野氏がぎっくり腰になった話。
この間のやりますぅinお台場で、柳原氏に抱きしめられたままくるくる〜と回されたときにヤっちゃったらしいです…
散々責められた柳氏が、「ほなら言おか!?あんとき、石野が耳元で『柳、回して!回して!』(小声)て言うたんやで!」。そうだったのか…(笑)。
とにかく動けないそうで、電話で助けを求めたら江口氏だけが来てくれたそう。パンパース持参で…。「あの80+4が嬉しかった!」とは石野氏談。
トイレも行けないからオムツが必要なんだそうです。
大阪への移動も、「寝台列車で」と指定したら松竹大阪本社ではちょっとした騒ぎになってたそうな(笑)。平井氏が「あいつは何を旅行気分なんだ〜」と偉いさんのテイで。結局、寝台車は上の段しか空いてなかったので、新幹線で立ったままだったのですって。
緒方氏はそんな石野氏を連れて歩くのがまた大変だったそうで。「完全におじいちゃん!『緒方待って〜歩くの速いって〜』(と後ろからついて来る石野氏の腕を引いてたらしい)て知らん人が見たら完全にオカシイ人やで」だそうな。
仕事も一本したそうですが、「出てくるまでが完全に『いとしこいし師匠』」状態だったんだそうです…

その話を受けて(?)柳氏が「なんかそんな大怪我とか入院とかしたことある?」と振って、延々自分で話始めました(笑)。
有名な柳原家一家食中毒事件(まだ知らない人いるのかしら…)だったんですけど、そのオチが「しんどかったから誰にも(入院したことを)言ってなかったけど、そのときに唯一見舞いに来てくれたのがコイツ(平井氏)や!そんときにコンビ組もう思た!」と平井氏と握手。
あとはチョロQのように四つのベッドの世話をするおばあちゃんの話が面白かったです。
あ、でその食中毒事件がどこにつながるのかというと、そのときに柳氏もオムツをしたのだそうで。そこまで延々話が長かったので、全員が「そこか!!」とツッコんでましたけど(笑)。

その話の間、柳氏の言葉尻をヘンに掴むのが流行って(というかこれは平井氏個人ではよくやってますね、このときはそれをほぼ全員でやっていた)、話が脱線しまくりでした。

オープニング後、ネタ。
ヴェートーベン→ミラール→いちもくさん→OverDrive→アメザリといういつもの順番。
ヴェー青井氏は、ライブ前に喘息の発作を止めるために病院に行ってシール(というか貼付薬)を胸に貼ってもらってきたのだそう。普段のクスリじゃ止まらなかったそうで…なのになんであんな一人で動くネタをやるのか。大丈夫なのかなぁと思って不必要にハラハラ。

アメザリネタ
新ネタ?「怖い話」について。
最初は平井氏が口裂け女の話をする!とやってみるのですが、全然怖くない。その口調を柳氏が「小学生の帰りの会か!一分間スピーチか!」とツッコんでたのが面白かったです。確かにそんな口調だった…
あとは「向坂くん!」という微妙な苗字。
後半は、柳氏が俺が怖い話したる!と言って、(よくある)転生もんちゅーかホラー話というか。照明落としてたので眠くなる感じ(笑)。
とにかく照明いじったりSE入れてもらったりしてましたけど、結構中だるみしてました。
というか本人が「そろそろ皆飽きてきてるし」とか言ってたし!

コーナー
コーナー名あったっけ?ふゆ〜す(というコンビ。コンビ名しか知らなかったので初見)のまりこ姫を巡って勝ち抜き戦をするというスタイルでした。
柳氏は回しで、姫の爺や役。
やってたことを細かく書くと長くなってしまうので、簡単に。名前が脱落者です。

・ライター早取り(×渡辺氏)→これは単純にハプニングだったそうで、単にライターの数が足りなかっただけなのだそーな。
・ライター一発点火(×江口氏)→普段煙草吸わへん俺ら不利やんか〜と緒方氏・青井氏・久保田氏。
・風船早割り(×石野氏)→これは足で踏んで割るのが王道だったんですが、石野氏腰をかばって動けなかったらしい…。
・トイレットペーパー早解き(×久保田氏)→「お前ら全員ハムスターみたいで面白かった!」(柳氏談)
・リッツ早食い(×緒方氏)→余裕の平井氏が音楽に合わせてきっちり綺麗に食べ終わるという秘技を披露(笑)。
・コーラ早飲み(ドロー)→配る時点で柳氏が青井氏のコーラを落としてしまい、青井氏勝負ならず。でやりなおし。
・一発ギャグ(×佐藤氏)→手がしゃもじ、と揶揄された佐藤氏の「姫のご飯をよそりたかったのにー!」という捨て台詞がバカウケしてました。
・カラオケ合いの手(×久保氏)→青井氏が商売でやってる人みたいに上手でした。ホストとかやったらいいのに…
・ロマンチックな台詞(×平井氏)→スキー場の設定。「全身を舐めずりまわして下さい」というのが平井氏の台詞でした。

ということで、優勝は青井氏。
カラオケの合いの手は姫が歌ってその合いの手で一番盛り上げた者が勝ち、という勝負だったんですが、そこから青井氏がもう死にそうだったの…。
合いの手は本当に上手かったんですが、動きすぎでものすごい不自然な汗をかいてまして、「自動的に僕が負けでいいです…」と早く舞台からハケたそうだったのに勝ち残ってしまい。
最後の戦いなんて気力だけで立ってんのでは!?とそっちばっかり気になってました。
(笑顔を作ってましたけど、気を抜くとすごい怖い顔してた)
最後の最後まで勝ち残ってしまい、それはよかったのか悪かったのか…最後まで頑張ってましたけど…。

結局、勝者の青井氏は姫からキスしてもらえるということになったんですが、客席から「いやー!」という声が聞こえてきて、ヴェーファンが結構いるのだなーと感心(テレビ出てるから?)。結局アゴ(姫はシャクレです)キッスでした、というオチでした。

あ、あと、ゲーム中に平井氏の例の数珠が壊れてしまい(!)舞台上でパニックが。
平井氏も必死に拾ってましたが、結構本気で慌ててたような…そんなに心の拠りどころにしてるのかー!ちょっと怖かったです…

エンディング
ふゆ〜すの紹介(相方さんも呼び込み)と、今日カメラが入ってたという報告。「Pooh!」で放送予定だそうで、レポーターのタレントさんが来てますという話を。最前列の桟敷に座って見てたそうですが、緒方氏がオープニング終わりに楽屋で「柳さん!最前列にめっちゃ可愛い子いますよ!」と浮かれてたとバラされてました(笑)。
「俺、軽く(取材が入ってるって)言うてたよな?タレントさんや!」という柳氏に、「俺、絶対付き合えると思てたわ…」という緒方氏。
やっぱり客席でそんなんチェックして楽屋で話しするんですねぇ(笑)。
あとはアンケートの返りが悪いので、もっと皆書いてねという柳氏のコメントもあり。てかライブが長いのもその一因かと…私も書いたことないですが。
後は告知を軽くと、頑張った青井氏がコールの「やりまっする〜」にて終了。

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終わったのが9時15分くらい。2時間ちょいのライブでした。
ライブ始まる前からカメラがいるのに気付いてたので、MCがアメザリなのもそれでなのかしら?と思って見てました。どこまで流れるのか分かりませんが…前にサンミューのライブがPooh!で流れたときはヒロシ氏がピックアップされてたからそんな感じで流れるのかなぁ。
今回コーナーはどんどん人が減っていくタイプの企画だったので見やすかったかも。ただやっぱりあんまりお笑いと関係ないコーナーだなぁ。
まりこ姫はやりますぅにはアシスタントでちらちら出たりしたことありましたよね。あんなに大々的に出るとは思ってなかったですが(笑)。
ピンクのチャイナ服にスニーカー姿でした。

あと久しぶりにゼスプリキウイがスポンサーで入ってたのですが、お土産がキウイ一個になってるやん!(笑)減ってる…
そういえばアンケートの景品もなかったな(笑)。不景気ですか〜。

さて、あとは個人的な話なのですが。
去年の三月から皆勤参加してきたやりますぅライブですが、ここらへんで一旦区切ろうと思います。
基本的には隔月参加で、他にアメザリが見られるライブが入っている月は基本的に不参加というルールにしようかなぁと。
(ちなみにそのルールで行くと来月は不参加月)
このことは少し前から考えていて(理由は前から書いてますのでそちらを参照のこと)、この日のやりますぅを見て決めようと思ってたのですが、考えは変わりませんでした。
毎月見てるから新鮮味がなくなるのかもしれないし(というか今月特別版があったから余計に頻繁に見た印象が)、隔月にしてみたらちょっと違うかもと思いまして。
まぁ毎月必ず見る!というスタンスから気が向いたときに見るスタイルに変えようかなという程度なのですけど。
うちのレポを読んで下さってる方には申し訳ないのですが、これからやりますぅレポは不定期になってしまいます。参加したときにはきちんと書くようにしますので、よろしくご了承くださいませ。








2004年05月14日(金)


【EVENT】「パペットマペットのショートコント大作戦」発売記念イベント


「パペットマペットのショートコント大作戦」発売記念イベント@三省堂書店 神田本店。

パペットマペットが雑誌連載していた実写四コマが単行本になり、その発売記念イベント。
…最近全然パペマを生で見てなかったので、衝動的に参加整理券をゲットしてしまいました…。ちょっと恥ずかしい…。

会場は、三省堂の隣のビルの四階というなんというか地味な場所で(笑)。
仕切りもなんというか庶民的。整理番号がついてたんですけど、既に椅子にその番号が振られていて、しかもその振り方が微妙に番号に配慮している(左端から1番2番ではなく、中央が1番・その両隣が2番と3番)ので皆戸惑ってました。
それでも150番ぐらいまで整理券が出たとか。

本当になんか普通の広めのお部屋という感じで、ステージじゃなく真っ平らでした。あとマスコミのカメラも結構いた!
開場前に囲み取材してたそうで…
前の方についたてがあって、その手前に会議室机みたいな茶色のよくある長机と折りたたみ椅子。机の上に本が積んであり、机の前にスタンドマイクが一本という…地味だ(笑)。

で、まずは竹書房(が出版社なの)の方が少しパペマや本の紹介などを。もう三万部だっけかな、結構刷ってるそうです。
あと諸注意なんですけど、握手NG(汚れるからね…)・直接のサインもNG・写真もNGなど。
てかそしたら今から何やるのよ?とやや不安になる。そういえば何をするイベントなのだか全然分からない…

パペットマペットさんが登場。会場もすごい反応してました(笑)。なんか不思議空間…。
開口一番、「思ったより平均年齢の高い」お客さんだと言ってました。単独とかやってもやはり子供とかあんまり来ないそうな。
あとは本に入ったアンケートの話。
今そのついたての裏で読んでたけど、びっくりするほどカエルくんの人気がないと(笑)。選択肢が、「うし」「カエル」「覆面」(←よく意味がわからないけど、と言ってましたが)で、ヘタしたら覆面に負ける勢い!と。
うしくんに向かって、「こいつはね、なんかあれでしょ?弱いやつを応援したくなるっていう…なんだっけ、判官びいき…?」とカエルくんが言うのですが、そのとき「ほうがんびいき」て言ったらお客さんから「はんがん!」と一斉訂正が。でも「ほうがん」で合ってるよ!(←でも帰って調べたらどっちも常用ではOKみたいです。でも訂正するってこた皆「はんがん」って読んでるんだな)

客席にはカエルくんファンの男性がいるらしく、よく叫んでました。「カエルくん喋ってー!」とか。
うしくんに「カエルくんは滅多に喋りません」と言われてましたが。あとカエルくんが「あ、今喋らないとキッカケないわと思って今突然喋りだしましたが〜」と話し出したり(笑)。

しかしパペマ本人も「何しましょうね、今日。何して遊ぶ〜!?」とイベントの内容を決め兼ねてるようで。
いやでもなんかうしくんとカエルくんに「何して遊ぶ?」と言われると…とろけるわ(笑)。可愛すぎる。
客席からショートコントやってというリクエストが飛び、お客さんに見たいのある?と聞いて出たのが「ピーターパン」。が、「皆見たい?(他のお客さんの反応を見て)…あんまり見たい感じじゃないみたい」とか「えー、だってここに来てる人はもう見てるでしょ?あ、またあれか、みたい感じでしょ?」と消極的だったんですが、結局ショートコントをやることになり。
「えー、パペットマペットのショートコント、『ピーターパン』」
客席爆笑(笑)。
その反応に「なんで笑うんだよ!!いいじゃないか、今少なくとも一人は見たいんだよ!!」と焦って言ってるパペマの方が私は面白かったです。

しかしね、それだけだったの、ネタ。「見たいのあったらどんどん言ってって下さいね〜」と言ってたんですが、リクエストが続かなかったので(笑)。
「もう時間もあんまりないということなので…」とトーク部分がすぐ終わってしまいました。あっさりしすぎなのでは…。
その後、ひとりひとりに「サイン入りブックカバー」(というか単行本のカバー表紙)を手渡すという時間に。
席に座って渡すという流れだったんですが、机の上に積んであった単行本の山を見て、パペマが「なんでここに本があるんですか!?(←イベントに来てる人は既に全員本を持ってるわけだから)また買わそうってことですか!?」「あー、怖い怖い!これがバンブーコミックスのやり方ですよ!!」と本気で反応してたのが面白かったです。
整理番号一番が小さい男の子(小学生くらい?)だったんですが、その子はもう特別扱いで(笑)うしくんと握手したり(客席から「いいな〜」との声が。大人げないな・笑)、マスコミカメラの前で記念撮影したり。うしくん派ということで、カエルくんに食われそうになってました(笑)。
あとの人は結構普通に…だったんですけど、手渡されたらそのまま退場しないとダメなんですよ。
これは番号後ろの人の方がお得じゃないか〜!
私は番号早い目だったので、あっという間に開場を追い出され(笑)後の人たちが何を話してたのかとかパペマの様子とか全然分からない〜。
あっさりしたイベントになってしまいました。時間的にも…

しかし久しぶりにパペマを生で見た(単独ライブ以来?)し、あんなに至近距離で見たのは初めてだったのでいろいろ発見が。
まず動きが細かい!!ものすごく上手いですよね、動きが。自然というか。
アンケートの話をしているときに、うしくんが「アンケート」の言葉のところで両手で四角を描いたんですが、その動きがすごいナチュラル。生きてるよ…
あと(そんなのいないけど)覆面さんの目が綺麗。本当に綺麗。澄んでます(笑)。てか澄んでないとこういうことしようと思いつかないよね、本当に。すごい人だよ〜。思いついても普通やらないし、ここまで続けないよ(笑)。
あと世間ではよく言われてることですが…二匹とも随分小汚くなっております。いやー、本当に。顕著です(笑)。特にうしくん。だいぶ毛もぺたんとなってるし、行く末が心配…。
パペマとサシで喋ったのも初めてですが(当たり前だわ)、やっぱり覆面さんの目を見て、その後うしくんとカエルくんを見るというスタイルになってしまいます。公園でワンちゃん連れてる人と話すのと一緒な感じ?もしくは子供連れてる人と話す感じというか。

来週オンバトDVDも出る(このイベントの日にもチラシ配ってました)ので、タワレコでもイベントあるのですが…。
今日ので結構満足してしまったのと、やっぱりちょっと恥ずかしいのできっと行かないと思います。なんでこんなにテレるんだろう、パペマのイベントは。
なんかうっとりして二匹を見てる自分が恥ずかしいんだよー、冷静になると(笑)。

しかしやっぱりもっとパペマが見たいなぁ。単独またやってほしいです。ディナーショーとかイベント系はもういいから(笑)。








2004年05月09日(日)


【LIVE】「松竹やりますぅ。ライブinお台場 Part.2」


「松竹やりますぅ。ライブinお台場 Part.2」@フジテレビマルチシアター。

昨日チクる!に今日やりますぅ。ちょっと予定が詰まりすぎでしょ…と思いつつ、お台場へ。
あいにくの雨模様ですが、お台場空いてたから丁度いいです。
マルチシアターは椅子がふっかふかなので、昼公演なのもあって眠気を誘います…。

コメフェスのライブはほぼ全て1時間きっかりなので、今回のやりますぅも1時間。普段の約半分以下!?
しかし結局それがいい方に作用しました。ものすごく見やすい!テンポが良い!
普段がぐだぐだ過ぎるんだわ…と改めて気付きました。いつもこれぐらいのサイズがいいよぅ。

●オープニング
まずはオープニング。
ほぼ全員が前回同様(前回を覚えている人がどれぐらいいるのかは置いといて)、ステージパスを首からぶら下げての登場。平井氏はそのステージパスの裏にアメザリのツーショット写真を忍ばせています(笑)。
最初の「やりますぅ?」はいつものように石野氏担当だったのですが、本人曰く「カッコよくしようとして」いつもより長い台詞にアレンジした挙句、噛んでました…。

構成は、ネタ→コーナーの順。
ヴェートーベン→ミラール→いちもくさん→オバドラ→アメザリ、といういつものネタ順番でした。
ただ、ミラールといちもくさんが普段より二割ぐらい(微妙だな)面白かったです。誰かにネタ見てもらった?ってぐらい整理されてました。普段もっとぐだぐだだもの。
お客さんもえらく軽くて、笑い声がすごい。去年の昼なんてすごい重たかったのになー。
という感じで、ネタは全組普段より面白かったです。
オバドラの交通事故の対処のネタも面白かった!プラン変更の電話は普通に笑ってしまいました。

●アメザリネタ
アメザリのネタは、「ドラマティック桃太郎」。
これは大阪の単独イベントでやったものでしょうか?桃太郎をドラマティックに演出する…ということで、平井氏がBGMを交えながら桃太郎を。
※ちなみに前日にチクる!でますおかが「若手はすぐ桃太郎ネタをする」ってネタをやった直後なのにこれかい!とちょっと笑ってしまいました…。単独イベントで桃太郎ネタやったと聞いた私の感想が「テーマ古っ!」だったので余計に(笑)。
まー、アメザリは歌う歌う。歌好きなんですね、やっぱり。場が持つのかな。

●コーナー:アドリブ大喜利
ネタの後、コーナー。タイトル「アドリブ大喜利」でしたっけ?
ここで、ヴェートーベンが同時にやってるホープ大賞出場(若手のグランプリ大会)のため途中欠席ということに。
で!その代わりにやってきたのが、しのみーですよ!しのみーって呼んでいいの?えーとオジオズの篠宮氏です。
本当にいきなりやってきたので、ビックリした。しかも一人で(笑)。ヴェーの代わりが篠宮氏一人て!てちょっと笑いましたけど(相方はいらんのか、相方は)。
普段から「やりますぅにはビジュアル担当が欠けてる」と嘆いている私には福音でした。舞台が一気に明るくなりましたよ、マジで。
ただ、舞台上の芸人さん達からはジェラシーが(笑)。もう柳氏からして「なんで篠宮、ジャニーズ行かへんかったん?お前ジャニーズ『やったら』すごい面白いのに!」と連発。「NEWSん中で一番面白いわ、絶対!」(笑)。
平井氏も客席から声援を浴びる篠宮氏が気に入らないのが丸出しの反応。怖い目でじろーっと睨んで「何アレ」と小さく言った後、愛想笑いして会釈。「怖ー!!会社のOLみたいや!」(笑)とは柳氏談。

一しきりの篠宮氏いじりの終わりに、柳氏がまた「俺篠宮の言うことで笑ったことないもん!」。しかし篠宮氏はにこやかに、「でも僕、柳さんのこと好きですよ」(さらり)。それを聞いた石野氏が、「ちょっと待ったぁー!!」。意味が違う、意味が…。
石野氏をがばっと柳氏が受け止めて、舞台中央でドラマみたいにくるくる回ってたんですけど、ステージパスの裏のアメザリ生写真を眺めてる平井氏の姿が目に入った途端、柳氏は「石野、ごめん!!」と平井氏に一直線(笑)。がっばぁと抱きついてました。「やっぱり平井ー!」ですって(笑)。
何ドラマなの、これはっ。柳氏、ボケ組にモッテモテ。
「今の時間、ムダやったわ〜」と柳氏は言ってましたが、私ここが一番心ときめいたかも…(笑)。

本題。アドリブ大喜利は、客席から「五十音のうちから一つ」と「設定」を貰い、任意の5人がその音で始まる台詞で会話というか作文をするというもの。
ここらへんの説明を丁寧にせずすっ飛ばしてやったので、客席が「?」になってました。柳氏はこういうのが多い…見切り発車というか。ゲーム初めてやる人に説明せずに「やれば分かるから!」とゲーム始めちゃうタイプですね(笑)。
柳氏も相変わらず素人に厳しく(笑)「ぬ」というお題を出したお客さんには徹底的に指導…。「ぬから始まる言葉お前言うてみぃ!」「もっと後なら分かるけど!!」などと畳み掛け、「…誰か止めてくれな、あの子(キーボード叩く真似をして)『柳原、死ね!』てなるやん」と一転弱気になったりしてました。
結局、優しい出演者の方達が「ぬ」+「デート」というお題でやってました。「脱がな!!」(笑)。

他にもいくつかお題をこなしてましたが、特筆すべきことは特にないような(笑)。ちなみに出たお題は「社内」「漫才」「フジテレビ」「フェスティバル」など。
「漫才」が面白かったかな。緒方氏が指定の音を無視して、「はいどーもー」と始めてしまって「本気で漫才やるんか!」と柳氏にツッコまれてたのが面白かったです。あれ?またキングっぽい?(笑)

柳氏はハリセン片手に歩き回っていたのですが、普段ない舞台マイク(舞台の端に床の方向を向いてスズランみたいに伸びてるマイク)にハリセンばんばんぶつけてました。音声さんにジャンプ土下座して謝ってましたけど(笑)。

●エンディング
コーナーが終わって、エンディングトーク。告知など。
緒方氏がこれから続けて出る「コメフェスセレクション」の告知をしようとするも、ライブ名を全然覚えてなくて「コメフェスフェスティバル?」とか言ってました。最終的には「なんかするんで、来て下さーい!」。
あとはヴェーとミラールがちょこっとだけ「学校に行こう!」に出るかも?(あくまでかも?)だそうです。
最後の掛け声は、緒方氏が挙手で。なんかイマイチ決まってませんでしたけど、一応やりまっする〜でした。

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最初にも書きましたが、普段のライブからこれぐらいコンパクトな方がいいのでは!?というのが第一印象。
中ダルミもなかったし、全組ネタが普段より楽しめました。松竹ライブに足りないのは緊張感とスピード感か!?
いつものほんわか〜ゆるゆる〜なのも味なのかもしれませんが、個人的にはいつもこんな感じだとありがたいなぁ。
コーナーは内容よりも、柳氏を巡るボケの位置関係が一番面白かったです(←アカンやん)。

しかし前日チクる!でその半日後にやりますぅ。をやるワケで、大阪組誰か残ってもえぇんちゃうーんと密かに思っていたのですが(それぐらいのサービスしてくれてもいいんじゃない?と恵まれない東京組は思っているワケです)、何故かそれが篠宮氏だったと(笑)。
何故篠宮氏なのか…いや、嬉しいけど。何か仕事あったのでしょうか?








2004年05月08日(土)


【LIVE】「LIVE!チクるJAPAN TOUR 2004」東京公演


「LIVE!チクるJAPAN TOUR 2004」東京公演@日本青年館。

2004年のチクるツアーの初日は東京から。ツアーと言ってもかなり日にちが空くので全部終わるのが秋?
ライブ内容は各地方で違うかもしれませんが、純粋に楽しみたい方もいらっしゃるかもしれないので、以下ネタバレ対策処理します。反転させてお読みください(めちゃくちゃ長いです)。
また、会場で配られたチラシの中に「詳細は未定だけどDVD化するかもだから収録してます」という告知があったので、ご参考まで。

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ツアーの初っ端からちょっと残念なことに、開場・開演20分押し!
早く着きすぎると嫌だからゆっくりと会場に向かったのに、会場前にものすごい人だかりが。
まぁ開場押しはよくあることですけど、全然係の人が整理しきれておらず、これは近辺に迷惑だろーということになってました。会場スタッフが少なかったのでしょうか?

一旦ロビー開場ということになり、ロビーまで通される。
中にはお花がそこそこ。ますおか宛の業界関係(個人より組織)が多かったかな?
ゆずからますおか宛、中村有志氏からチョップ宛なども。
物販スペースでは、Tシャツが4種類ぐらい(ますおか3種、アメザリ1種、オジオズ1種だったかな)とますおか帽子、書籍など。
出演しないいちもくさんがスタッフの方と売り子さんしてました…

客席は満員といったところ。私は一階だったので上の階はどうだったか見てませんが…
男子のお客さんもいつものライブに比べて多かったように思います。

暗転後、一番最初に出てきたのは安大のHIRO氏。なんとセリから上がって来ました(笑)。
タキシード姿で、チクる!のチラシと同じペットボトルのポーズ。HIRO氏の「始まるよ」の声でスタート。

オープニング映像は、去年と同じく各コンビごとに紹介。それぞれのネタ前にも同じものが流れます。
去年と違って無理矢理つけた感のあるキャッチコピーがなくて良かったです(笑)。
かなり映像スピードが速いので落ち着きはないですけど、カッコよい仕上がりになってました。
ただ皆忙しいのか去年ほど「わざわざ撮りました」感は薄かったですね。なんでそんなとこで撮影?というコンビもあったし(笑)。

以下ネタ出演順。ライブ自体はネタ→最後にコーナーという流れでした。
それぞれのネタの正式名称は分からないので、便宜上かなりテキトーにつけてます。

●オジンオズボーン
トップはオジオズ。何故か去年の東京公演は出てなかったのですが、今年はめでたく出演。滅多に見られないので嬉しい。ネタは「仲良し漫才」。いや、仲良しバージョンだけじゃなくて仲悪いバージョンもやってましたけど。
途中、完全にボケツッコミが入れ替わってましたけど、あれはいいの?(笑)

●ヴェートーベン
ネタは「広島弁(デート)」。広島ネタいくつあるのでしょうか。ゼペックとかでもやってたネタです。「くぼこ」がいつ聞いても言いづらそうだ。テンポよく最後まで見られました。

●オーケイ
「再会番組」のネタ。東京のお客さんは挙手しないのでは…と思って見てましたけど、結構手が上がってた(笑)。「さちこー!!」は結局男性でしたよね、あれ…。
個人的には小島氏のファッションを楽しみにしてたのですが、結構あっさりめのスタイリングでした。ゴージャスコジちゃんが見たかった(←何か期待するところを間違っている)。

●安田大サーカス
「戦隊モノ」のネタ。安大が出てくると会場が沸いてました。手拍子ももうカンペキ!
普段テレビで見てるバージョンより、かなり本格的なSEや照明効果がついてました。クロちゃん、HIRO氏のアタックを受けて途中でピンクのスカーフ外れてました…。
あのピラミッド、最近ちょくちょく見てますけどいつからやってるんでしょうか?(テレビで石田靖氏に言われてやってたのは見たんですが)。

ネタ後、三人が再度登場し、「お掃除タイムー!!」。団長が客席に「ベタベッタ」体操(両手ピースを前後に動かすだけですが)を教えている間、HIRO氏とクロちゃんがダスキンモップみたいなので紙ふぶきをお掃除。

●せんたくばさみ
ここからコント組、三連発。「事故入院」のネタ。
初めて見たネタだったのですが、面白かったです!「そうです、言ってみたかったんです!」に笑ってしまいました。言い方がすごく潔かったんで(笑)。リーダーの泣きツッコミも良かったです。

●チョップリン
西野氏が事前に「チクるで何のネタをやるかしか頭にない」という主旨の発言をしていたので、何が来るのかな〜と思って見てました。ら、コントカーニバルでやった「アイドル映画」のネタでした(笑)。何故これを…と少し意外でしたけど(笑)、西野氏の学ラン姿が見られたからまぁいいや(←おい)。
ただ、単に学ランだけだとアイドルっぽさが出ないなぁと残念。コントカーニバルのときみたいにアイドルっぽさが伝わってきませんでした。小林氏の宇宙人小道具は相変わらず不調で(笑)「ちゃんと三本やれよ!!」と言われてましたが、「ハプニング、ハプニング」とマイペース。
このコントで好きなとっさの一言は、「せめて四コマで落とせよ!」。全くだ。

●T・K・O
「赤ちゃん」のネタ。これがSEのタイミングがめちゃくちゃで、やたらめったら前半赤ちゃんが泣いてました(笑)。
「打ち合わせ不足やな」と舞台上で仰ってましたけど…きっかけ台詞伝えてなかったのかしら…。
正しいところで赤ちゃんが泣くと、「そう!!ここ!!」(笑)。もう全然違うコントになってるような。

●OverDrive
やりますぅでも見た、「失恋した友達を慰める」ネタ。緒方氏が何故かちゃんとスーツ着てました(コーナーでは確か着替えてた)。勢いのあるネタで好きです。「ぎゅうぅぅ」が特に(笑)。

●アメリカザリガニ
これは新作かな、「面接」ネタでした。こういう仕事しているといろいろオーディションの類を受けるけれど、一度面接する側になってみたい…ということで、柳氏が面接官、平井氏が就職希望者。コンビニのバイト店員の面接です。
希望者の元の職業をいろんなパターンでやるのですが、種類はあるものの結構冗長な感じに。というかネタ時間自体が長かった?
最後の希望者のパターンになった途端、すごくテンポが出て面白くなりました。もしかしてアメザリに足りないのはこの「スピード感」なのでは…。
平井氏のボケがゆっくりしてる(シンキングタイムが長いとも言う)ので、ヘンな間が空きやすいんでしょうか…
最後のパターンは面白かったです。

●ますだおかだ
やっぱりトリはますおか。ネタは「お笑いのパターン」についてでした。
前半は違う話してましたけど、後半のこの話題はすごく面白かったです。ただ一般的かと言われると…どうなんでしょ。
「掴みに話題に出してないことを言うのは『くりぃむしちゅー』がやったのが最初」とか具体的なコンビ名(他にはアンタッチャブル、飛石連休など)がポンポン飛び出し、増田氏って本当にお笑いが好きなのだな…とヘンに感心してしまいました。
若手のネタパターンの話も全く同意!!「桃太郎がよく使われるのは皆が話の筋を知っててネタに入りやすいから」という話には膝を打つことしきり。ちょっとー、なんかどっかの大学の講義みたいー!ノート取りたい、ノート!!という感じでした。他にも役に立つ(?のか?)話がいっぱい聴けました。そしてその上めちゃくちゃ笑いました。
正直私、M-1後の中川家のネタで笑ったことないのですが、ますだおかだは別だなぁ…と。あまり見る機会がないからかもしれませんが、同じネタ見ることの方が珍しいし。新鮮で、トリに相応しい堂々たる姿でした。

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ネタ後、コーナー。「CM製作オーディション」というコーナーでした。
オーディションをする監督が岡田氏(ディレクターズチェアに座っている)、アシスタントが柳原氏(ハリセン片手)。
その他の出演者は人数が多すぎるので、くじ引きで四チームに分けることに。結果、

 ・HIRO氏、小林氏、安田氏、加藤氏、高松氏
 ・小島氏、小倉氏、クロちゃん、青井氏、吉本氏
 ・久保氏、緒方氏、能瀬氏、木本氏、篠宮氏
 ・増田氏、平井氏、西野氏、石野氏、木下氏
(ちょっと最初の2チームのメンバーうろ覚えです…)

となりました。で、まずそれぞれのチームが「ビニール傘」を使ってCMを作り、オーディションすることに。
それぞれのチームは傘の色が違います。各メンバーに一本ずつ支給。

★第一チーム(HIRO氏、小林氏、安田氏、加藤氏、高松氏)※オレンジの傘
舞台中央にHIRO氏が座り、その肩の上に小林氏が傘を持って上る。他のメンバーがHIRO氏の脇などに傘を刺していく。最後に安田氏が傘を刺すと、小林氏が肩の上に立ち上がり傘を広げて飛び降りる…という「人間黒ひげ危機一髪」(笑)。

→これは発想がお見事でした。HIRO氏があぐらをかいて座っていたのですが、一人では立ち上がれず、小林氏の肩に捕まって立ち上がろうとして、当然のように支えきれず膝をつく小林氏(笑)。二人が並んでいる姿はすごかったです…
安田団長が傘を刺す時にいろいろやってたんですが、「そんな下ネタいらんねん!」と柳氏に言われて逆ギレてました。

★第二チーム(小島氏、小倉氏、クロちゃん、青井氏、吉本氏)※紫の傘
まず、小島氏と小倉氏が中央で普通に漫才(笑)。それを聞いている他のメンバー。オチまでいったところで、ブーイングとして閉じたままの傘をオーケイに向かって投げる!!オーケイ二人は自分の傘を開いてブロック。

→メンバー分けの際に、チーム内で揃ってしまったオーケイ(笑)。にこにこする小島氏と、肩を落とす小倉氏。ここでやってたネタは、「普段やってる漫才やからね、これ…」だそうです。青井氏が投げた(んだっけ?)傘が、小島氏の傘に見事刺さってしまい、ミラクル起きたよ〜と言われてましたが、危険極まりない!!
クロちゃんはここのチームだったかと思うのですが、どっちにしろ「(黙って見てるだけなので)全然声を活かしてない」と柳氏に言われてました…。

★第三チーム(久保氏、緒方氏、能瀬氏、木本氏、篠宮氏)※色忘れました…緑?
まず、木本氏と篠宮氏が傘を使って接待ゴルフ。「ナイスショッート!ってそれ傘や〜ん!」と木本氏が叫び、後ろのメンバーが「ドンドンドン!ベタベッタ♪」と(笑)。確か緒方氏が紙ふぶき撒いてました。

→堂々としたパクリっぷりでした…。「このチーム、安大のメンバー誰一人入ってへんからね!!」(笑)。柳氏の「どうやって紙ふぶきを入手したんでしょうか」という素直な疑問に、「ぶっちゃけ舞台の端に溜まってたのを必死で掻き集めた」というお答え。

★第四チーム(増田氏、平井氏、西野氏、石野氏、木下氏)※青の傘
まず、舞台に一人で増田氏が尾崎(?浜省?)を熱唱。そこに現われる、相々傘の石野氏と西野氏。追って登場する木本氏、どうやら石野氏の元彼のようで…というドラマ仕立て。

→といういい話っぽかったのですが、終わった直後、全員で土下座。平井氏出てこなかったんです、ここまで(笑)。皆が土下座してる頃、はしゃいで飛び出してきたのですが、ひとしきりはしゃいだ後土下座に加わってました。
西野氏と石野氏がキッカケ間違いをした(出るタイミングがおかしくてやり直した)らしく、全体ぐだぐだになってました。くじ引きでメンバーが決まったときは、「すいませーん、このチーム天才ばっかりなんですけどー!」とすごい天狗っぷりだったのに(笑)。

全部のチームが終わった結果、岡田監督が選んだのは第四チームでした。柳氏曰く、「一人(=平井氏)使い切れてなかったチームですよ!?」(笑)。
で、第四チームが実際のCMを作ることに(他チームのメンバーはハケました)。CMの商品は、新発売のミネラルウォーター「松水」。小道具として、松水5本と、ピンクの熊の着ぐるみ(頭部のみ、顔が見えるタイプ)、女の子の衣装(カツラとスカート)。
CMのディレクションを誰がするかでややモメましたが、岡田監督に一任されることに。
結局、コーラス二人(石野氏・増田氏)、くまさん(木下氏)、女の子(西野氏)、ナレーション(平井氏)という配役に決定。
西野氏は少し女の子やるの渋ってましたが、結局お花柄のスカートと金髪のカツラを。しかし怖い!!某コントで最近見たような仕上がりになってました(笑)。西野氏の仕草が途端に気持ち悪い仕草になったのがすごい。本当に気持ち悪かったですもん(笑)。

まずコーラス二人が森のくまさんを歌い、(歌詞うろ覚えですが)「ある日くまさんが松水を飲みました♪○○に大変身〜」の○○を自由に入れ、くまさんがそれをやってから平井氏が登場して「松水」を入れた決め台詞…という流れ(ちなみに女の子役の西野氏はくまさんに会って、その後くまさんの周りをぐるぐる踊りながら回っている)。
カメラマンとして、何故かアロハシャツを着た木本氏がハンディ片手に登場、そのナリに周りが「AVですやんか!!」(笑)。
一テイク目。「ドラえもんに大変身〜♪」で木下氏がドラえもんの真似。平井氏がNG。
二テイク目。「大山のぶ代に大変身〜♪」で木下氏が大山のぶ代の真似(別パターン)。平井氏NG。
三テイク目。「ドラえもんに大変身〜♪」で木下氏がドラえもんの真似(別パターン)。OK。

木本氏が一旦ハケて、舞台上のスクリーンで完成したCMを見ます。舞台上手よりから煽りで撮影してたんですが、最後の台詞で出てくる平井氏が幕の影で不安そうな顔してるのが丸見え(笑)。
CMの最後にカメラ前までばーっと走って来て座り込み、「こんなんしてますけど平均年齢三十路前!!」(だっけ?)と決め台詞をカメラ目線で。いい仕上がりになってました(笑)。
西野氏も地味な名演技と誉められてました。くまさんがモノマネすると「まぁ!」みたいな小さい演技すんの(笑)。顔見えないのに!

最後は何故か柳氏の携帯が鳴り、クライアントからの連絡が入ったというテイで。「…商品のCM自体がなくなりました!」で全員ずっこける…という新喜劇みたいなことになってました(笑)。このオチ必要かなぁ?(笑)

で、最後の最後は全員出てきてご挨拶。お礼をしてるシルエットに静かに幕が下りていきました。
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てな感じの「チクるツアー」初日、東京公演でした。
去年と比べれば、格段に楽しめました。オジオズも安大も去年はいなかったし。東京の若手の方には気の毒ですが、もうこれは面白いもん順で仕方がない。というかいつもやりますぅで見てるメンバーをチクるで再度見る必要はないよね…(苦笑)。
チョップリンも久しぶりに生でネタを見られました。嬉しいー!シティボーイズはやっぱり…お客さんでしたから。
コーナーでも西野氏がいた天才チーム(笑)が残ったので、たくさん見られてお得お得!女装しててもお得お得(笑)。
あーゆー大勢のところだとチョップは引き芸ですけど、最後は6人ほどしか舞台上にいませんでしたから。あの女の子演技見られただけでもいいや(笑)。

DVDはどういう風になるのか分かりませんが(発売未定とかなってるけどクレジットにソニーが入ってるんだから出るでしょう)、他の公演も足して見所満載にしてくれると嬉しいなぁ!ツアーについていく気力のないファンとしては(笑)。








2004年05月06日(木)


【LIVE】エレキコミック「エレキコミックショー」(5月)


エレキコミック「エレキコミックショー」@お台場golden劇場。

夏のお台場恒例(?)コメディフェスティル内のエレキコミックショーです。
開演が少し押してましたが、最初はネタから。
ものすごく懐かしい(笑)「ニャンパラリン」のネタでした。まだあのヌイグルミ現役でいるんだな…!(笑)

ネタの後、暗転してモニタ(今回は客席脇の二台のテレビがスクリーンの代わりでした)にOP映像。
コメフェスでは、このエレキショーと同時に「サンミュージックGETSライブ」「コメフェスセレクション」というあからさまに豪華な(笑)ライブをやっているにも関わらず、エレキショーを選んでくれてありがとう!という主旨の映像でした。
あー、エレキのこういう腰の低さ好きだー!腰の低さというか卑屈さというか(笑)。
他の芸人さんには見られませんよ、こういう根本に立ち返った感謝の気持ち。エレキはこういう心を忘れないのがスゴイ。あんたのがエライよ(笑)。
いつものエレキ二人が歩いているアニメーションは、緑のバージョン。青葉が散る中、歩く二人。

明転して、トーク開始。そこでいきなりマイクを持ったユリオカ超特Q氏が登場。いろんな意味で驚く客席(笑)。
※ユリQ氏はさっきのOP映像で他のライブの出演者として顔が出ていた
少し喋った後、後ろからちゃんとエレキが登場しました。
別に誘ってもないのに、ネタが終わったらユリQ氏が舞台裏に居て、谷井氏にタオル差し出してたのだそう。
同時にテレビ収録しているコメフェスセレクションの話など、ひとしきりユリQ氏の寒さを堪能した後、お帰り戴きました。
その後エレキがユリQ氏の悪口大会(笑)。いや、居るときから言ってたけど…

一時間しかライブの時間がないということで、早速トーク。
今日は客席すごいいっぱいで…という話から、何故か客層の話になり、平日の7時にお台場だから皆仕事を終わらせて(表札を彫るような仕草の仕事でしたが、谷井氏のは)来ているのだろうと。学生とかいるのかな?という今立氏の素朴な問いに、谷井氏が「いないでしょ。だって皆なんか落ち着いた色の服着てるもん。白とかなんかちょっと白が入った感じの…」と答えたことが悲劇の始まり(笑)。
「えー、俺そういう色好きだけどなぁ」という今立氏の口調に、「何それ!!俺全然それが悪いとか言ってないじゃん!!なんか俺が悪者になってんじゃん!!」と必死に弁解する谷井氏。必死です。
「必死にならなくていいから」と今立氏に軽くいなされ、「お前の言い方おかしいよ!俺全然そんなんじゃないのに!」とどんどん追い込まれていく谷井氏。
まぁやや墓穴掘ってるけど(笑)。
「相方はこういう風に言ってますけどね、いい奴なんですよ、ホントは」というスタンスで涼しく通す今立氏、谷井氏は本当に汗ダラダラで弁明していて不憫でした。そしてそれがすごく笑えました(笑)。

何か最近あった?という話から、今立氏が飛石連休の岩見氏に呼び出された話を(ミニ地味会じゃん!!嬉しい)。
「岩見っていうのがいるんですけど…あの、座敷童。座敷童『風』、じゃなくて、座敷童」という今立氏の説明が(笑)。
突然岩見氏に渋谷に呼び出され、向かったところ、「ライブが観たい」と言われたそう。「何?お笑いの?」と聞くと、「音楽の」と。
でも誰が見たいというのはなくて、ただ単に音楽のライブが見たい、ということだったそうで、そこから二人で渋谷のライブハウスを調べてまわったそうな。
(今立氏、なんでそんな優しいのか…。岩見氏っていろんな人にワガママ聞いてもらってますよねぇ、羨ましー)
結局、アイドル二人組のライブ(@Eggman)に落ち着いたそうなのですが、それが初めて見る世界で面白かったと。今立氏えらい興奮しながら喋ってました(笑)。
「客席にその、(自分と)お仲間ではあるけど、オタクの人たちがいるじゃん?」という自己認識が素敵。んで、客席で演奏に合わせて架空のドラムやキーボードを演奏しているお客さんが点在してたのだそうです…
あと総レースの幕(スタンバイしてる様子が客席から丸見え)とか、そのアイドルの上に飛んでた蝿とか…。
谷井氏曰く、「それ妖怪のライブなんじゃないの?」(今立氏にしか見えない座敷童が連れてってくれた妖怪のみのライブ)。
なんか昔話のエピソードみたい(笑)。

その後、VTR。南部君シリーズが落ち着いたので、新しい企画。
一応ドッキリのような企画なので、ここでは伏せます。というかお客さんに緘口令引かないとどっかでバレるぞ、あれ(笑)。
好きになったら調べるだろうし。
谷井氏発案の、「20分経ったら会場に再集合」案はすごく素敵でした。今立氏の「不自然だろ、それ」の例にも笑いましたけど。
しかし「好きなお笑いは?」と聞かれて「とろサーモン」が出てくるとは。大阪の人だったのかなー、あれ。谷井氏はとろサーモン知らないみたいでした(笑)。
今立氏が「人権侵害にならないのかな」と真っ当な意見を。私もそれを思ってました…
「えぇー!?やだよ、逮捕なんて!面白いことしたいだけだもん!!」と無邪気に主張する谷井氏がよかったです。芸人だね(笑)。

最後は、告知。「フジテレビでは言いづらいんですけど…」日テレっこ然とした告知(笑)。
笑金は二人の覚えてる放送日が違い(笑)少し言い争ってましたが、家に帰って調べたら今立氏が正しかったです。
単独の告知もあり。「オール新ネタで」という谷井氏への今立氏の相槌が「もちろんです」。素敵だよ、その「もちろん」が出来ない芸人なんていっぱいいるのよ!(誰のことだ)
エレキ素晴らしい!単独楽しみにしています、マジで。

暗転後に最後のVTR。南部君の恋のお相手募集。応募条件が5つぐらいあるのですが、どれもかなりハード…
てかかなり年上しか飲めないんじゃないの、あの条件。恋愛に真面目なスタンスの人は無理ですよ!(笑)
余計に南部君が傷つくハメにならないといいのですけど。

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という感じのエレキショーでした。
まぁよくお台場まで1時間のライブをわざわざ見に来るよ!と自分でも呆れるのですが、…面白かった。満足しました(笑)。
1時間という枠があったので途中ダレもしなかったし、濃度の高いトークライブでした。
今立氏もよく喋ってたし(用意してこないと喋らない感じの人なんですけど、いつも)嬉しかったです。
来月からももちろん行きます!企画の行方も気になるし(笑)。
スケジュール的に忙しくなってるようなので(谷井氏がハッキリ言ってたし)、企画に時間かけられないのかなと思ったけど全然それがマイナスになってなくて素晴らしい。今後にも期待です。








2004年05月04日(火)


【LIVE】シティボーイズミックス「だめな人の前をメザシを持って移動中」


シティボーイズミックス「だめな人の前をメザシを持って移動中」@天王洲アートスフィア。

周りがどれだけ行ってても参加しなかった(本当はしたかったのだが価格の高さに二の足を踏んでいた)シティボーイズ公演。
まさかチョップリンが出ることになって見に行くことになるとは…。
動機はどうであれ、初めてのライブに行くのは楽しみです。とりあえず、今月の新規開拓先はここ。
アートスフィアはいつ以来でしょうか。なんかラーメンズの客演見に来たとかそんな感じ…。会場は豪華で好きなんですけどね、あのふかふか絨毯下りる感じとか好き。

会場前にはお花がいっぱい。本当にいっぱい。後ろの方の花は誰から贈られたものなのか読めないくらいいっぱい(笑)。
チョップ宛のお花は、鶴瓶師匠からだけでした。まぁ…しょうがないんですけども。
ロビーに入って、パンフレットを購入(1800円)。オールカラーの豪華なパンフです。サイズもハンディサイズで好感が持てます。
写真がいっぱいで読み応えもあり。

以下はライブ内容。なので今後舞台をご覧になる方(wowowやビデオ含め)はご注意を。
ちなみに役名を全然覚えてないので(笑)、個人名で書いてます。
詳しいコントの筋についてはDVDが出るのでそちらをどうぞ。

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緞帳には、カラーバー。その右端下部に「だめな人の前を目指しを持って移動中」の文字。

●オープニング
着流し姿にメザシ番傘を持った六人。下手から斉木氏・小林氏・西野氏・きたろう氏・大竹氏・中村氏。
メザシに関する口上。

→西野氏パートの「アンチョビー!」しか覚えてませんが(笑)、西野氏の着流し姿初めて見たかも(浴衣除く)。かなりお似合いでカッコよかったです。身体が出来てると何着ても似合うねぇ。
ちゃんと口上っぽい口調になってたし、「メザシ→アンチョビ、オイルサーディン」というのが目からうろこ。そう言われればそうだ。
番傘にはメザシがビッシリ…。重そう。

○オープニングVTR
基本的には野外ロケで撮影した風景を、逆回しを交えながら仕上げた紹介VTR。全員スーツ。
映像も音楽も、結構普通でした(←だからいつも期待し過ぎ…)。
結構普通に街中で撮影したと思われる風景ばかりで、何故見かけない!と無理に悔やんでみたり(笑)。西野氏は駅のホームを走ったり駅周りを歩いたり。

●図書館
スーツ姿の大竹氏、小林氏、西野氏。西野氏は本をドミノのように並べている。
某社の開発課のメンバー(中村氏除く全員)は、「遊んで来い」と会社に言われ図書館に通っている様子。

→生まれ変わったら何になりたい?と大竹氏がチョップに訪ねるところが毎日違うアドリブらしく、この日の西野氏の答えは「ボンジョビ」でした。
「ボンジョビってグループじゃないの?」と言われてましたが…ツアーとかしたいそうです。
小林氏は「大丈夫〜?昨日カスってたじゃん」と大竹氏にプレッシャーをかけられ、「そんなこと言わないで下さいよっ」と返してました。※しかし肝心の小林氏の答えを忘れてしまった…
頭に本乗せてウォーキングしてる西野氏や、スクール入る!というときの小さく必死な西野氏が可愛かったです(←他んとこ見てないのか)。

○中村氏の司書VTR
刀振り回してました。表情が鬼気迫ってて怖いよー。身体も立派でいやな意味で怖いよー。

●お蕎麦屋さん
大竹氏、小林氏、きたろう氏、中村氏ががバイト店員。きたろう氏はバイクスーツ。
小林氏に仕掛けたいたずらが大竹氏にバレてしまったきたろう氏が、大竹氏に要求されたこととは?
後半に、ホースの精(斉木氏)とらくだ(小林氏)が現れます。

→このコントは基本的に大竹氏ときたろう氏の掛け合いなので、他の人たちはさらっと。
西野氏はらくだ(小林氏)を連れてるアラブの人みたいな格好でちらりと出てきて、「月の砂漠」を歌ってました。
てかあのアラブ人みたいな格好が結構新鮮(笑)。金ピカの布被ってました。ヒゲも生えてるしね…
「舌だけでどの指か分かる」っていうのがいかにもシティボーイズっぽい!と勝手に思いました。ラジカル?(なんだラジカルって)
大竹氏のあの雛鳥みたいなポーズが面白かったです。おじさまが「かわいい」を演じると面白いのかも。

●温暖化を考える
パネルディスカッション。下手から、司会の大竹氏・中村氏・小林氏・きたろう氏・斉木氏・西野氏。
温暖化が何故忘れられてしまうのか?と議論する側から、どんどん脱線していく会話。

→こちらも全員スーツ。大竹氏のヒゲの色(だっけ?)を弄った小林氏に大竹氏がキレて「お前なんて松竹のくせに!!吉本に集中合併されてしまえ!」と叫ぶシーンがあるのですが、この会場でどれだけのお客さんがチョップが松竹芸人だと把握しているのやら…
西野氏も台詞が結構あって発言してるのですが、マイクに口を近づけて喋るのがすごく気になりました(きたろう氏なんかはふんぞり返って喋っている)。役作りなのか?あれは。
大きなパネルを持ち帰ることになった…と携帯で家に話してるシーンがあるのですが、結婚報告直後で過度のリアリティが(笑)。「メガネ三枚だけ!」。

●100万円の演技
各メンバーの演技の後、100万円の斉木氏のシェークスピア演技。
西野氏の誉め言葉は、「大声がいい」。

→○○円の演技です、という斉木氏のフリで出演者が代わる代わる演技をするのですが、一番最初が直前のコントとつながっていて、西野氏のジャンプに1000円の値段がついてました。けど!あれは高さが分かりにくく(実際あのパネルの高さがどれぐらいなのか目安になるものがなくて全然分からない)て、初見のお客さんにはスゴさが全然伝わらないでしょう。客席の反応微妙だったし(笑)。
斉木氏のシェークスピア演技は、元ネタが分かるともっと笑えるのかなぁ。えらい長かったですけど…
最後、西野氏が登場して最初の発言するまで結構な時間舞台の脇で佇んでいるので(笑)、思わず「何?何しに来たの?」と心配してしまいました…

●家族
斉木氏の演技を誉めたばかりに、そのまま家に連れてこられた西野氏。そこで家族に加わることを命じられる。
そこには、過去斉木氏の演技を誉めた人ばかりが集められていて…。

→個人的にはこれか、「心の声」が一番面白かったですかねぇ…結構微妙ですが…
狭ーい書割の家が情緒ありました。本当に狭い…。小林氏はそのままおじいちゃんだった(笑)。
大竹氏に対する「そんなとこでクロずんでないで」というのが好きでした。
西野氏が家族ごっこの参加に踏み切るところで、雰囲気が一瞬でがらっと変わって、それがすごくよかったです。重要なとこ任されたなー!!と(笑)。
しかしうどんを家族全員であんな風に食べる家族、ちょっと怖い。「うどんにネジ」は読めちゃったので残念。こういう風にコントつなげるのはもう手垢がついてるからよーっぽど上手く繋げるんじゃなければやめた方が…と個人的には思うのですが、廃れませんねぇ、この手法(若手も単独等で安易にやりがち)。

○斉木氏のひらめ投げVTR+チョップ
→このVTRの順ここだっけ?斉木氏が延々ひらめ(カレイ?)を布団めがけて投げていて、それをチョップが二人で面白そうに見てました。い・意味がわからない…。

●ドラムとホルン
嫌なことを忘れるためのドラムロールと、それに敵対する(?)ホルン兄弟。

→ホルン兄弟の兄が斉木氏、弟が西野氏。このときの西野氏の衣装が可愛くて…いや、普通のシャツにベストなんですけど、ニットベスト(しかも白)なんて着てるの初めて見たから(笑)。台詞ほとんどないからファッションしか見るとこなかったですけど。
コントの作りとしては「ドラム」vs「ホルン」なんですけど、中村氏が重要なところ(本来はドラムと言うべき箇所)で「人生はホルンだ!」と言い間違えてました(笑)。

●心の声
大学教授の大竹氏、教え子の女生徒と一緒に海外旅行へ。そこに見送りのため現われたゼミ生たち(全員ヒゲ)に焦る教授。
西野氏のアロハ姿とタオル姿。

→これは「チケットを間違って渡した」のだろうと思って見てたんですけど、最後までスッキリせず。
これも西野氏が結構重要な役で(というか小林氏の役が地味すぎなのか、全部?)、最後タオル姿で出てきたときはもう…!(←間違った楽しみ方)
まさかシティボーイズで西野氏のセミヌードが見られると思ってなかったぜ。身体ファンには嬉しい限りです。
なんかあの西野氏の教授に対する執着おかしかったですよね(笑)。
全員ヒゲのゼミ生だったけど、客席の後ろの方の人あれ見えてたのかなー。
ここでもドラムコントと小さいリンクあり。
大竹氏=ちょっと色気のある大学教授、というのは見事なハマリ役だなーと感心。

○大竹氏の鼻メガネVTR
大勢の鼻メガネ(パーティグッズの)の人たちの中にさりげなく混じっている大竹氏。なんかゲーム画面みたい。

●引きこもりのためのすごろく
引きこもって学校に行こうとしない息子(西野氏)のために、ご近所さん(残りのメンバー)が作った双六を一緒にやろうと提案する父親(きたろう氏)。

→西野氏のカツラがすごい…。顔見えません。顔見えると引きこもりっぽくなくなっちゃうか…。そういうタイプの顔じゃないですもんねぇ、西野氏は。
西野氏がご近所さんのギャグに「長い!」と冷たくツッコむところがあるのですが、顔見えなくて余計にちょっと怖い(笑)。
最後のオチが全然意味わからなくて、客席からも「えぇ?」の声が。どういうことだあれは。学校とか言ってたけど本当は違ったってことなのかな??
あとマスの柱を間違えてませんでしたか(笑)。まぁ最終的にゴールすればいいのか…

○エンディングVTR
オープニングVTRのメイキングの様子を混ぜたフィルム。きたろう氏の転倒シーンに思わず声が出そうになりました(笑)。

●砂場
砂場で遊んでいる大竹氏と、ベンチに座っているきたろう氏の会話。そこにやってきた斉木氏の意外な正体は?

→これもイマイチ意味不明でした。なんとなくそうしたいのだろうとは思うけど、斉木氏の正体が唐突過ぎだー。

○エンディングトーク
最後のコント明けで、シティボーイズ三人で挨拶。「もう明日楽(日)ですよ!」というホッとした表情。しかし「やっとなんとか形になってきたねぇ」という感じなのだそうな(笑)。今回はなかなか完成形にならなかったと。楽前日の今日でも、きたろう氏が舞台に出る直前に大竹氏を呼び止め、「大竹!!客席どっち!?」とパニックになった話など。
中村有志氏とチョップリンを呼び込んだ後、一緒にトーク。小林氏は「やっと慣れてきたねぇ」と言われてました。西野氏は「西野はすごいよ」と普通に大竹さんからお褒めの言葉を貰ってました。
印象に残ったところはどこだ?という質問で、西野氏は斉木氏のシェークスピア芝居だって答えてましたっけ?大竹氏きたろう氏もあそこは面白いと絶賛してました。「本物もあんな風なの?」と聞いたり(笑)。
話を急に振られても反応出来ない小林氏を見て、大竹氏が「どうなの、チョップリンを推薦した者としては」ときたろう氏をやや責めてました(笑)。きたろう氏も「いやー…」と言葉を濁していたよ(笑)。

★全体の感想
「西野氏が結構任されている」というのが第一印象(笑)。台詞も思ったよりあったし…「それ、小林氏がやった方が適役ぽいのになぁ」と思う役まで西野氏がやってました(小林氏はNGだったのだろうか)。
普段は隠れている(?)西野氏の魅力が大爆発でよかったのではないでしょうか。ただ小林氏ファンには物足りないかも…。

初めてのシティボーイズの感想としては…うーむ。なんというか予想通りで、こんなものですよねという感じ。
この年代の人がやりそうなお芝居というか。「図書館に本を貸す」とか「ホース親善大使」とかはもういかにも。80年代の匂いがするっつーか。
個人的には爆発的な笑いどころはなかったです。でもたぶん、「毎年やってること」に意義があるのだろうし。
「6300円(S席)の演技だった」と言いたいですが、来年も払う?と言われるとかなり微妙…。今回はチョップを見に行ったんですしね、正直。
「早く観たい」という欲望より「完成度が高いものを観たい」という欲望が勝ったので(笑)、楽前日を取りましたが、さすがにその時点ではチョップも緊張してませんでしたし(緊張しぃだというエピソードがよく聞かれるので初日とかは完成度低いのが容易に想像でき、密かに心配してました・笑)、馴染んでました。

あとおバカな感想を併せて書けば、普段見てる舞台(私はコント好きなのでよく見てる方だと思うのですが)より、お金がかかっててすごい。と思いました。たしかPARCO劇場で「ヴァンプショウ」を見たときも同じようなことを書きましたが…。
最後のシーンの砂場なんて、本来なら要らないわけですよ。普通なら「あるテイで」で済む話じゃないですか。でもシティボーイズが「ここに砂場ほしい」と言えば用意されるし、ホルン二本要るとなったら揃うし、ドリフっぽい小さい書割があった方がと思えば作れるわけですよ。
そういうところにお金かかってるんだなぁと(そしてそれがダイレクトにチケ代に反映される…)。そこらへんが普段見てる若手コントとの違い?
若手がホルン二本必要なネタを書いたとしても、それは実現しませんからねぇ、ほとんどの場合。
ビッグになるということは、そういうことなのだろうか。でも、そういうのがなくても見られるコントが私は好きだし、それに必要な想像力も持ち合わせてます。ラーメンズで鍛えられてますから(笑)。なのでちょっとシティボーイズみたいなガッチリ用意されたものは逆に苦手かも。
いろんな衣装が見られるのは単純に嬉しいんですけどねー。

斉木氏が私の想像よりずっとずっとお太りになられていてビックリしました。あんな体型でしたっけ、斉木氏って…?お腹がすごいー。
声が聞き取りやすいのは、断然大竹氏・きたろう氏。きたろう氏の方がテンションが一定なので聞き取りやすいかも。
芸人は、歳を取れば取るほど間をゆったり取るようになるなぁと思いました。けどあれは舞台だからなのかしら?大竹氏にその傾向が顕著でした。









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