夜のつぶやき


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2003年04月30日(水)



一粒の涙が

あふれ出る涙に変わる前に

心を休ませよう



溢れる涙が

止らぬ涙に変わる前に

心を解放そう



流した涙は

忘れてしまおう

心が溺れる前に・・・
















2003年04月29日(火)
光と影



光があり

影がある



光が強ければ

影は濃く

光が消えれば

すべては闇に



影は

消えない















2003年04月28日(月)
何を見てるの?



ねぇ 何を見てるの?

一緒にみることのできないもの




未来



ねぇ 何を見てるの?

私の姿はうつらない





過去



ねぇ 何を見てるの?

ここにずっといるよ




今も



















2003年04月27日(日)
小さな魂



小さな魂は

弱々しくて 寂しくて

誰かにそばにいてもらいたいのに

甘えたいのに

たった一人で泣いている



声も出さずに

たった一人で泣いている















2003年04月26日(土)



目覚めたら あなたがいる

何度そう夢みたことでしょう


そして


何度それが夢だと

思い知らされたでしょう


どんな夢より見たくて

どんな夢より

目覚めたくない



一緒に眠りましょう・・・



















2003年04月25日(金)



嘘を平気でつけたら

楽に生きられるのでしょうか?



そのために傷つく人がいるとしても

平気でいられるものなのでしょうか?


人を憎んで

傷つけて

自分を守れるのでしょうか?



嘘より

沈黙を・・・



嘘は次の嘘をうみ

沈黙は静寂をつれてくる

















2003年04月24日(木)
『あなたがいるだけでいい』



言いたくて言えなかった

『あなたがいるだけでいい』と


委ねるのでもなく

寄りかかるのでもなく

心を休ませる場所

そこにいてくれるだけでいい



何もかもなくしても

心だけは捨てられない



そこにあなたがいるだけでいい・・・

















2003年04月23日(水)
霧の中



浮いたり沈んだり

些細なことで揺れ動く

脆くなった心のよりどころは

どこにあるのだろう



立ち止まりまた進む

先の見えないことで

不安だけが大きくなる時に

何を信じればいいのだろう



まるで霧の中

いつも手探り

心の霧は深くなるばかり・・・
















2003年04月22日(火)
裏切らないで



自分の言ったことを覚えていますか?

私の言った言葉を覚えていますか?



信じていた

そして

信じてもらえていると思った



言った言葉を守ることが

信じてもらうための手段だと思うから

私は変わらずにいます



だから

裏切らないで・・・



















2003年04月21日(月)
悪い予感


悪い予感 

胸騒ぎ


悪い方に考えるから

結果が悪くなるのか

失われた本能が

知らせるものなのか


ただの思い過ごしと

笑えたらいいのに・・・

















2003年04月20日(日)
他人のふたり



そばにいても遠くに感じる時がある

思いと逆の言葉を連ねて

気にせぬ素振り・・・



今は

他人のふたり

思いと逆の言葉を連ねて

気にしてほしい素振り・・・
















2003年04月19日(土)
殻の中



ただ守りたいだけだよ

信じるものを

なくしたくないものを

頑なに閉じた殻の中に

しまってあるものを



さらけ出したら

崩れてしまうから

何重にも固い殻の中に

しまってあるだけ


















2003年04月15日(火)
見つめているよ



見つめているよ

後姿だって


正面ばかりじゃない

背をむき合わせるときも

目はそむけない


あなたを

見つめているよ
















2003年04月14日(月)
ずっと変わらずに



誰よりもそばにいたいと思う

ずっと変わらずに

そう信じる事で

自分を支えてきた



愛したものはいつまでも

ずっと変わらずに

愛し続けることが

できると信じて・・・















2003年04月13日(日)
愛と幸福



どんな「愛」を望むのですか?

どんな愛が「幸福」なのですか?




誰一人として同じじゃない「愛」

誰一人として同じじゃない「幸福」



愛し合う者同士でさえ

「愛」も「幸福」もちがう




そして

「別れ」がある・・・


















2003年04月12日(土)
ただひとり



ひとりでいると寂しくて

誰かの声がききたくなる


        聞きたいのは

        ただひとりの声なのに



ひとりでいると切なくて

誰かのぬくもりがほしくなる


        ほしいのは

        ただひとりの腕の中




そう・・・

誰でもいいわけじゃない
















2003年04月11日(金)



どれほどの言葉を並べても

心に届かない

閉ざされた扉は

入るものも 出るものも

すべてを拒む


どれほどの時が過ぎても

心は動かない

閉ざされた扉の前で



まだ 扉の前に・・・

















2003年04月10日(木)
天使と悪魔



時には悪魔にもなる

天使でいたいと思いながら

ほしいものを

手にいれるために


時には天使にもなる

悪魔のささやきを聞きながら

愛するために

愛されるために















2003年04月09日(水)
探しているもの



探しているものは

なかなか見つからない

すぐそこにあるようで

まったく別のところにあるようで



探しているものは

なかなか見つからない

目に見えそうだけど

触れることができないもの



だけど

暖かくなれるもの

とっても

大事なものだとわかるもの




















2003年04月08日(火)
待ちわびて



果てしなく長く感じる時間

まだまだ

まだまだ


いつまでたっても訪れそうにない時間

待っても

待っても


そうやってどれだけの時間を

過ごしたのだろう


逢えるまでの時間を

たったひとりで

待ちわびて

待ちわびて・・・















2003年04月07日(月)
波紋



湖面にひろがる波紋が

やがて消えるように

何もなかったように

周りの景色を映して

静まり返る


揺れる思いも

抗う思いも

静まる時がくるだろうか


心の波紋は

いつまでも

刻み付けられたまま



いつか静まる時は

くるのだろうか


何もなかったように・・・


















2003年04月06日(日)
届きそうで・・・



届きそうで届かないキョリ


あと少し・・・

もう少し・・・



届きそうで届かないキョリ


そのあとは・・・

その先は・・・



ゴールではない

越えた先に

何を望むのだろう














2003年04月05日(土)
晴れたらいいね



晴れたらいいね

この桜の下を

ふたり一緒にあ歩ける日が

来るときがあれば


晴れたらいいね


雲ひとつない青空のように

先の見えない霧が消えるように

心の中も

晴れたらいいね


笑顔で並んでいられる

そんな時があるのなら
















2003年04月04日(金)
惑わせるもの


一瞬の輝き

目も開けれぬほど

強く光って

心に刻み付けられた


忘れられぬ

印象の強さは

現実と幻の区別もつけれず

惑わせる



目がくらむ程の輝きは

心もくらむ

まぶしすぎる輝きは

心を惑わす
















2003年04月03日(木)



沈黙に埋もれた

止らぬ時の流れ


このまま沈めていけば

いつか忘れ去る

このまま流れていけば

見えなくなっていく


それを望むのなら

それができるのなら

沈黙も時の流れも

薬になるだろう



今必要な薬は

それでないことも

わかっているのに・・・

















2003年04月02日(水)
諦めること



募るだけの思いに

手をやいて

投げやりになって

見失う


諦めることが

楽になるとわかっても

諦めることが

できないこともわかってる

















2003年04月01日(火)
寂しくて




訳もなく ただ寂しくて

気がつけば 涙がこぼれおちる


何も変わらないのに

変わったように思えて


何も変わらないのに

変えようと思ったりして


迷う心は ただ寂しくて

堂々めぐりを 繰り返してる