星座物語
DiaryINDEXpastwill


2002年04月15日(月) オリオン座と月(ギリシア神話)

プレアデス姉妹を追いかけたオリオンの話を前に書きましたが
オリオンには いろいろな話があります
冬の夜空で一番目立つ一等星を2つ(アルファとベータ)を含んでる
わかりやすい星座だからですからねぇ
アルファとベータは、ベテルギウスとリゲルって名前のほうが有名かもしれません
さて、そのオリオンの物語を、しましょう

オリオンは、海の神ポセイドンとアマゾンの女王エウリアレーを
親に持って生まれた、背の高い立派な狩人で
海の上を陸と同じように歩くことができました
ある日オリオンは、オイノピオン王の娘を妻にもらおうと
その領土を荒らしていた大獅子を倒しそれを贈り物として王に申し込みました
が、しかし粗暴なオリオンに娘はやれぬと、王はオリオンに酒を飲ませ
寝たところで目をつぶし海岸に捨てました
盲になったオリオンは、鍛冶の神ヘーファイトスの工場で鉄を打ってる音を頼りに
レムノスの島に辿り着きました、ヘーファイトスは、彼をあわれんで
弟子の1人ケーダリオンに背負わせ日の神ヘリオスの元へ連れて行き
再びオリオンの目が見えるようにしてもらいました

そしてオリオンは月と狩りの女神アルテミスと出会い
お互いに惹かれ恋におちました
しかし、アルテミスの兄で太陽神アポロンは、それが気にいりませんでした
オリオンには半分人間の血が入っていて神では、なかったからです
しかしアルテミスは、自分と同じくらい狩りが上手く立派な容姿のオリオンと
一緒にいる時間が、なによりも大切なのでした

ある日アルテミスはアポロンに海辺に呼び出され
こう言われました
「アルテミスお前はオリオンと出会ってから狩りの腕が落ちたのではないのか?」
アルテミスは、こう答えました「そんなことは、ありません私は狩りの神ですよ」
それを聞いたアポロンは
「ならばあの海の遠くで光っている岩に矢を当てることは、できるか?」
と言いました。
もちろんといわんばかりに、アルテミスは矢をつがえ放ち
見事に一発で岩に当てました
そして次の日になりましたが、どうしたのか
オリオンは待っても待ってもアルテミスのところには
来ませんでした、アルテミスは、不安になりあちこちを探すと
海辺に倒れ息絶えている、オリオンの姿がありました
その体には、昨日アルテミスが放った矢が深深と刺さっていました。
深い悲しみにおちたアルテミスは
オリオンを、ゼウスに頼み星座にしてもらいました
アルテミスはずっと独身でオリオンのことだけを思いつづけています
そして今でもオリオン座が夜空に出ると月となり現われ
オリオンの周りをゆっくりと昇って沈んで行くのです。


2002年04月14日(日) スバル「昴」(ギリシア神話)

冬の夜空で一番綺麗に 輝いているのは オリオン座だと思います
オリオンは、たくましい猟師で右手にこん棒、左手に獅子の皮を持っていました
ギリシアの海の神ポセイドンの子と言われ海の上を歩くことができたと言います。
ある日オリオンが猟に出かけると、森の中で月と狩りの女神アルテミスに
つかえる美しい7人姉妹プレアデス姉妹が歌ったり踊ったりしていました。
これを見たオリオンは、一つからかってやろうと思いました
森の木陰から突然現われた大男オリオンを見た姉妹たちは、
びっくりして逃げました 走って走って女神アルテミスのもとまで走りました
アルテミスを見つけると その輝く銀色の着物のすそのかげに隠れました
そこへオリオンが追いかけてきましたが
オリオンは、女神を見ると、慌てて去っていきました
アルテミスは、「もう、オリオンは行ったよ、大丈夫だから出ておいで」と
着物のすそをあげるとプレアデス姉妹は、7羽の白い鳩に姿を変えていました
鳩になったプレアデス姉妹は、7羽で空を自由に飛びまわり
仲良く歌ったり踊ったり楽しそうでした
これを見た大神ゼウスは、いつまでも空においておきたいと思い
星に変えました それがのスバル(昴)で
同じく星になったオリオンは、スバルを追ってのぼって行きます。
オリオンは、自分よりも強いものはいないと うぬぼれるようになったので
神の指図で 小さな蠍(さそり)に刺され最後を迎え
今でもさそり座から逃げているといいます
しかし、オリオンには伝説が多く アルテミスに殺されてしまうという
悲しい恋の話もあります  


とものり