星座物語
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2002年03月30日(土) 獅子座(ギリシア神話)

ヘラクレスは古代ギリシアの英雄で当時の少年達の憧れでした
彼はいつも獅子の毛皮を肩にかけ、手に太いこん棒持っています
この獅子の毛皮のししに しし座の物語があるのです

ヘラクレスは、大神ゼウスとアルクメーネとの間に生まれた子で
そのために大神ゼウスの妻ヘラの憎しみをうけて
アルゴス王エウリステウスの下におかれて
無理難題な命令を出され12回も あぶない冒険をやらされました
しかしどの難題も知恵と勇気で切り抜けました
その一回目の命令が、大獅子退治でした。

この大獅子は、ネメアの森にあるゼウスの社の森に住んでいて
夜も昼もうろつき歩き、牛・羊そして人間をも襲って食べていました
ヘラクレスは、王の命令をうけるとすぐ、弓矢を持って旅立ちました
その途中カンランの大木が生えてるのを見つけると、根こそぎ引き抜き
コブだらけのこん棒を作りそれをぶらさげて ネメアの森に入りました
ゼウスの社の前で隠れていると、想像をはるかに越える
たてがみを血で赤く染めた巨大な獅子が歩いてきました
ヘラクレスはやぶのかげから矢を放ち獅子にあてましたが
まるで岩にあったったかのように、カンッっと跳ね返りました
振り返った大獅子はヘラクレスを見つけ猛然とおどりかかってきました
ヘラクレスは、こん棒を振り上げ力いっぱい獅子の頭を殴りました
太く丈夫なこん棒がへし折れてしまいましたが
さすがの獅子も怪力ヘラクレスに力いっぱい殴られてひるみました
その瞬間ヘラクレスは、折れたこん棒を捨て素手で獅子に組み付き
首を締め上げました。ギリギリと音がするほど締め上げられると
大獅子も息がつまりどっと倒れ息絶えました
ヘラクレスは獅子を退治した証に毛皮を剥ぎ
肩にひっかけ獅子の大きな頭を兜のかわりに頭からかぶり
王宮へ凱旋しました国民は大喜びしましたが
命令を出したエウリステウスは、震え上がりヘラクレスを
市内に入れなかったそうです。


2002年03月29日(金) 北極星の精(インディアン)

小熊座は大熊座となったカリストの子アルカスだと書きました
アメリカのインディアンは北斗七星を 天の熊狩りだと見ました
北極星には こんな話を持っているそうです

昔インディアンの1部族の男達が遠方まで狩に出かけたところ
道に迷ってしまい月がいく度満ちては欠けても 
月や太陽の方角をもとに さまよい歩きまわりましたが
自分達の村にたどり着けませんでした
そこで酋長は神々に生贄をささげ 村の方向を教えてくださいと祈りました
そして一同が炊き火のまわりで踊っていると、どこからともなく
1人の子供がやってきました
目が澄んできらきらと光る子供で
「俺は北の星の精だ。おまえたちの村は、ここから遠い遠い北にある
 後についてくるがいい」といいました
みんなは喜んで子供のあとについていくと、探していた村にたどりつきました
そしてお礼を言おうとすると少年は ぱっと消えてしまいました
北の空には 星が輝き出しました
その星をインディアンは、「いつも動かぬ星」と名づけ
インディアンたちは 死ぬと空にのぼって星となり
その「いつも動かぬ星(北極星)」の周りをまわって
踊りを見せているそうです


2002年03月28日(木) 大熊座小熊座(ギリシア神話)

ギリシアの月と狩の女神アルテミスは、乙女の女神なので、狩の共をしている
妖精女(ニンフ)たちもみな乙女でした。
その中にカリストという美しいニンフがいて、
大神ゼウスの愛をうけ子供を産みました。
あるひこれを知った女神はひどく怒り呪いの言葉をあびせました。
カリストは泣いて女神の許しを乞いましたが、カリストの両腕は荒い毛が生え
爪はかぎ爪にかわり、花のような唇も裂け、泣く声も吠え声になってしまいました
クマになってしまったのです。
クマになったカリストは猟犬に吠えたてられ森の奥に逃げていきました。

カリストが生んだ子供は、アルカスと名づけられ
母と別れてから15年たつと、立派な猟師になりました。
彼はある日森の中で一匹の大熊を見つけ
大熊は母親カリストだったので逃げずに、アルカスのほうへ
喜びながらよってきました。
アルカスは母親だと知らないので弓に矢をつがえ熊の胸へ狙いをさだめました。
それを、オリンポスの山の上から見ていた大神ゼウスは、不憫に思い
つむじ風をおこし 母と子を天に巻上げアルカスも小熊の姿に変え
ともに星座として北の空にすえました。

ゼウスの妻ヘラは、ひどくねたみ深い女神で
ゼウスの寵愛を受けたカリストを憎んでいましたので
親子が美しい星座になり輝きだすと我慢できませんでした
ヘラは海の神のところに行き、他の星座は一日に一度海に入って休むのに
大熊親子は海に入れないようにし
絶えず北の空を駆け巡らなくてはいけない運命にされてしまいました。

大熊座は北斗七星と呼ばれ 今も正北で常に輝いています


とものり