耳鳴りおやじの日記
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2005年02月28日(月) 人間の秘めた力..

今日の新聞で進行性筋ジス患者の社長の言葉...

 ”失われたものを数えるのではなく、残されたものを120%使えば生き残れるはず”

 よく、失ってはじめて得るものがあるというが、皮肉なものでそういう状況にならないと人間は自分の力に気がつかない場合が多い..

 ...だから、自分に能力がないとか、頭が悪いとか、仕事ができないとか、女や男にもてないとか、生きている資格がないとか、悲観的な事を考える場合があるけど、そんなことを考えても自分の能力は引き出せない気がする..

 ..まして、人のことをどうのこうの言ったところで何の意味もない気がする..

 ..高い目標に向かって余裕がない状況に追い込み、それをひとつひとつ乗り越える過程でヒトは人間に進化できるんじゃないかなあ..

 ..最近の私は酒飲みおやじ...サルおやじに退化してる..反省!


2005年02月27日(日) 人生は素晴らしい..

....とうとうこの言葉をはなってしまったかあ..ご年輩の方が良く使う言葉...

 ”人生って素晴らしい”

 職員旅行で、廃れた温泉旅館に宿泊..食事(座るスペースも含めて)、温泉ともに”いまいち”という言葉がそのまま当てはまる旅館..しかし、
ひさしぶりに顔を合わせる方々..
知り合いのN先生..うつで大変な思いをされている先生..自分が若い頃から行っていたテニス..大好きなテニスができなくなったことを涙ながらに話していただいた..そして、できなくなったテニスを息子が真剣に取り組んでいる喜び..この”喜び”でN先生は支えられている..N先生の涙は歓喜の涙である..人はどこかで人に支えられている..

 ...ふーと思ったらあれ?夜は学生の追いコンやないかということで参加..一生懸命活動したやつもそうでないやつも、この部活動に参加して活動したことは一生の財産になるだろう..なにより、全員就職先が決まっていると聞き、この就職難の時期に”なんて幸せなやつら”..社会に出たら
今度は心の汗をながそう(ごくせん風)..

...さて帰ろうか?と思ったらあれ?今日は土曜日やないか?ということで家の近くをグルメ開拓(なんでや..とひとりつっこみ)

 ...またまた、素晴らしい店を発見..値段が全く書かれていないすしや..これはやばいと思いつつ、突入..椅子が7つしかない店..

 ..そしてトロを注文..こ.こ.これはう.ま.い〜回転寿司とは明らかに違うジャンル..話を聞くと有名ホテルで20代料理長..莫大な年収を捨てて自分の店を出している..今週テレビに出るらしい..

 ..さて帰ろうかと思ったが、せっかくだから近くの頑張っている隠れ家バーに..怪しいあごひげにいちゃんともだいぶ仲が良くなった..

 もういいかげん帰ろうと思いながら、いつものバーへ(はよかえれ!)
...昔の知り合いにあって”ひさしぶりですねえ”

 ...人生いろいろ素晴らしいですね(むりやりまとめるな)


2005年02月25日(金) 若い子と古い子...

今年の研究室決定の女の子...教授に対して...

 ”どこに住んで居るんですかああああ?”
”え〜それってえ、むっちゃいなかもんじゃあないですかあ〜”
”車ナンバーもこわいしい〜”

 ...すでにヤンキーハワイ野郎がいるけど、今度はこのヤンキー小娘..思いやられる..

 ...そして、昨日は妻の誕生日...日頃のご愛顧に感謝して、イタリアンレストランでデートランチ..

 ...子供も大きくなると、一段落かなあ..なんて思えるだけで満足..そして、後ひとまず10年お願いしますよ..それから先はわからない..

 でも、ランチデート中に、駄菓子屋横町を発見!このあたりはまだまだ、開拓する価値がありそうだ..ひとりで探索開始..


2005年02月24日(木) 古おやじと若おやじの戦い..

ライブドアの堀江社長がフジサンケイグループを買おうとしている..

 ...それに対して、ニッポン放送は新株予約券を大量に発行した..

 ...これはかなりの裏技である..おそらく、裁判になるだろうが、古おやじの焦りが感じられる..

 たぶん、フジはこの裁判を成功させるためにあらゆる手を使うだろう..ゲーム感覚のライブドアと企業間の信頼感を重視するフジとの戦いになるだろう..

 個人的にはさすがの私も、ライブドアは少しやりすぎだと思う..非戦略的経営..ではないが、この裁判でライブドアが勝ったとしても多くの企業がそっぽを向く可能性がある..この世の中、IT企業だけで回っているわけではない..

 しかし、だからフジが裁判で勝つといいかというとそういうわけでもない..通例では10%ぐらいの新株予約券の発行は問題ないが、買収がいやでこんなに多くの新株予約券が発行されたのでは、他のケースにも影響を受ける...難しい判断だ..

 桃鉄と違って、現実の物件購入には人間の信頼感みたいなものがある..この戦いには”お金か人間関係か”みたいなものを感じる..

 ホリエモンは、ライブドアを使って何でも手にいれようと思っているけど、本当に見た目フジ子もお金で手に入れることができるのであろうか?

見た目フジ親子の絆は強いんじゃない?


2005年02月23日(水) 特許ねえ..

少しは特許の事も勉強しようと思って弁理士の方と面談した..

 ..大学の先生も特許を..という流れなのかもしれないが、個人的には

 ”なんだかなあ..”という印象である..

 たとえば、その発明が”自然法則に則っている”ことが必要だという..
 自然法則..なんかあいまいな感じである..

 また、その発明自体に”困難さ”がないと認められないらしい..困難かどうかなんて、発明したひとが一番良く知っているわけで、第3者が判断できることかなあ..

 ..なんか、金もうけができる商品なら、これらの条件はほとんど考慮されないで通りそうな雰囲気でもある..

 そして何よりも、学会発表、論文などで情報共有をしてはならないこと..

 ...会社の研究者が会社の利益のために研究しているならまだしも、純粋に”真実”を知りたい研究者同士が特許のために議論をフリーにできないのはかなりストレスなのではないか...

 私の発明で金儲けしたい人はどうぞ、なんて教授はごろごろいると思うんだけどなあ..

 ...特許申請を目指そうではなく、特許申請できたらラッキーぐらいがいい感じなのかも..(そういえばラッキー池田ってまだいる?関係ないけど)


2005年02月22日(火) 家庭内で実権を持っている人..

...ひさしぶりに朝早く起きた..老化が始まっている..

 昨日、近くの食堂で週刊誌を見ていたら、コラムが載っていて極めて印象的な内容だった..

 男女参画を目指す日本に対して、以前は賛成だったが今は疑問といった内容だったが、その理由として政府の国民に対するアンケート内容がおかしいというものだ..

 たとえば..

 ”男は外で働き、女性は家庭を守るべきか”という質問..筆者はこの質問はおかしい..男が外で働き、家庭も守ることをあると言っている..

 また、”家庭で実権を持っている人は誰ですか”って質問..男女参画ってどちらが実権を持っているとか、そういう問題かと反論しているわけです..

 そして、筆者が着目しているのは、”実権は誰?”という質問に”夫婦””家族”と書いている人たちが25%程度いること..こういう人こそ本当に男女参画を実現していると言っているわけだ..

 ..確かに政府のアンケートの前提には男女、夫婦、家族の”絆””信頼関係”は抜け落ちて居る気がする..

 男女参画の前提にはお互いの信頼関係が前提にあるべきで、二者択一的なものではない気がする..まして家族を持っている人はもっと複雑である..

 女性が男性より社会に出にくい状態では、こんな寂しいアンケートになってしまうのだろうが、これでは女性優位の世の中になったら、今度は
”女性は外で働き、男性は家を守るべきだと思いますか”というアンケートに変わるのか..

 男女参画の調査の前提には、夫婦や家族の絆がどうなっているのかというものがなくては、あまり意味がない気もする..

 男が社会に出ようが、女が出ようが、その両方でもいいのだが、それは夫婦の信頼関係や家族の絆があれば、あまり関係ないことだと多くの国民は感じていると思う..

 以前、所ジョージが
”僕が働いているんじゃない、家族が働いているんです”と言っていたが、そんな家族が増えればそれでええんちゃうか..家族にはそれぞれ事情があるわけだから”男性女性社会進出”が”良いこと”とイコールにされることは迷惑なところも多いじゃない?

 ”そんなの男性社会の思いこみじゃないのよお!!”と青木さやか風のおばはんに怒られそう..ああ、怖い..


2005年02月20日(日) 理想おやじは1日にしてならず

どうも体調が悪く、熱がないのに苦しい状態が続く..

 最近、新聞に連載されている”非戦略的ビジネスのすすめ”の著者の話は考えさせられるものがある..

 ビジネスは”信頼関係”と強調する..相手を騙して利益を得て勝ち組になっても、長い人生の中で本当に勝ち組と言えるのかという問いかけだ..

 相手を騙して利益を得ても、失う物もたくさんある..それなら、地道にコツコツやって信頼関係を多く築いていった方が長い目からみると良いと言うことらしい..それがビジネスの基本だというわけだ..

 ..これは大学教員にも言える事なのかもしれない..と..

 大学教員たる理想が”教育、研究に卓越した人物”ならば、教育、研究に対して素直に向き合い、コツコツと実行していくことが結果的に良い評価につながっていくことなんだろうなあなんて改めて感じたりもする..

 ...しかし、それは現実的にはかなり難しい..気もする..そんなに現実は甘くないのだと..

 しかし、それでも基本は”誠実にコツコツ”であれば良いと思う..現実とのギャップで苦しい思いをしても、それは長い人生では”プロセス”だと思う..このプロセスをひとつひとつクリアする事が成長する基本である!

 ..私としては理想教員よりも理想おやじに興味があるなあ..理想おやじってなんだろう

 ”嫁さんこども対策に卓越した人物”..これは、まさに1日にしてならず.一番難しい..


2005年02月19日(土) やはり冷たい..

熱はないのになんで、ひきずるのかこの風邪は..

 今日の朝、熱をもう一度計ろうと思い、体温計で測定..

 35.2...低い...熱がなさすぎ..ショック..

 やはり、おやじの代謝は下がりつつある..冷たくなっている..

 こうやって段々冷たくなっていくのか..

 ....ああ..熱が欲しい..


2005年02月18日(金) 小学校安全策で思うこと

昨日は実験..久しぶりにノザンのメンブレン作成..実験って頭を使いながら動くので気分がいい..少し、老化防止..風邪も少し回復..

 寝屋川での事件がきっかけになり、全国で小学校の安全が叫ばれているようだ..警察官がパトロールしたり、高い壁つくったり..

 でも、なんか違うのではないか?って誰もが考えていません?

 小学校の安全を考える前に、そういう人物が出ない社会をどうするかと言う問題じゃないのかなあ?

 こんな議論じゃ、私の子供は大事、犯罪者はどっかいってという排他的な議論じゃないか?

 よく考えれば、寝屋川の事件も近所のお兄ちゃん..凶悪な犯罪者ではないんです..だから、これって大人の教育力の低下なんですよ、ほんと。

 大人って学校の先生は当然だけど、親や地域のおっちゃんやおばちゃんの事なんだと思う..

 小学校に安全をって言うけど、これって結局、親や地域の問題として捉えていないからじゃあないのかあ..

 ゲームやパソコンを禁止するのは難しい世の中なんだから、ふらふらコンビニに出てきたときでも、近所の大人が、世話してあげたり、声かけてあげたりしたら、寂しいとは思わないんじゃないかなあ..

 近所の車椅子のTさんは、コンビニで知り合った若い連中に”ふらふらしいるんやったらうちきて酒でも飲みいなあ”って誘っているけど、そんなつながりのある社会だったら、勝ち組だろうが負け組だろうが関係ないと思えるんじゃないかあ..

 ...じゃないかなあって東京弁かなあ?


2005年02月17日(木) 大学人事

かぜが良くなったり、悪くなったり..状態..

 昨日研究室に行ったら、ポスドクの学生さん..就職がない話..

 ”論文が出なかったら、転職しますよ”と平然と応えている..

 ..しかし、それは今決断しなくてはいけないことだと感じる..

 普通の企業は研究職以外、ドクターはとらないと思う..コストがかかる上に言うことを聞かないからだ..

 だから、ドクターの転職ってそんなに簡単ではないのである..

 その一方で、大学に滑り込んだ堕落した教員がなんと多いことか..どんなところでも研究さえしていれば業績は出る気がする..

 ...今生命科学の領域のポスドク9割が無職らしい..じゃあ、本当に素晴らしい研究者が採用されているかと言えばそうではない状況である..

 ...大学も潰れる時代..おやじも家族のためにがんばらねば..


2005年02月16日(水) 体調が悪い..

熱がないのに体調が悪い..もしかしたらジョギングしていないせい?

 ..それでも、昨日は英語のセミナーに参加..わからない..

 以前は英語のセミナーに参加し、耳も慣れていたが、ひさしぶりに聞くと
 頭に残らないのである..

 さらに、この体調の悪さで頭がボーとしていて、子守歌状態...

 ..しかし、しっかり講演内容を録音!後でじっくり聞こう!

 友達のK大のO先生は、すでに英語の達人になっていた..数年前に外国に留学し、論文もその先生にチェックしてもらっている..電話でも会話できるぐらいに成長している..うらやましい..

 この前学会で”俺も電話で会話できるぐらいになった”と言っていた事を思い出した..それぐらいになるには相当経験が必要なんだろう..

 ある男性俳優が英語の上達には、外人の彼女をつくるといいって言っていたけど、いまさらそんなわけにもいかないし..

 ...これからは英語ぺらぺらおやじを目指そう...しょぼくれていても

 ”ぺらぺらぺーら”と英語を話していれば、元気になる気がする..おやじの生涯学習である..


2005年02月15日(火) 愛の力!!

最近、あまり疲れていないにもかかわらず、いつまでも寝ることができる..昨日もそんな1日だった..

 しかし、また、大阪か..小学校での殺傷事件..

 いつからか、児童に対しての強制力が落ちてきた..児童が望むように..そして児童が嫌なことはさせない..

 児童はその結果、どうなるだろうか?おそらく、理性はないので、自分が好きなコントロールのできない世界で生きるだろう..

 理性は強制力のある世界で形成されると思う..責任の求められない自由な世界では理性は形成されない..

 強制力もそこに”愛情”があることが重要だ..愛の力である!!

 ..小学校で問題を起こした”児童”は、不登校だった..

 愛の強制力とは、”嫌な学校”に行かせる努力である..それは先生だけでなく、家庭の力も必要になる..

 学校のゆとり学習は、結果的に学校のゆとりを奪い、学力向上のみの価値観が先行し、学校の中で行う児童の活動を奪いつつある..

 文部省としては、満足だろう..優秀な児童は育つわけだから..

 しかし、落ちこぼれた子に対しての強制力はない..

 ..こんな支離滅裂な話、ここでしかできないおやじでしたあ..


2005年02月14日(月) 末娘の机..模様替え

...どうも風邪気味で体調が悪い...

 末娘が4月から小学校..これで全部小学校だ..本来なら女の子用に買ってあげるべきなのかもしれないが、これ以上買うと部屋が狭くなるのでおにいちゃんの机を”お下がり”..

 ..そして、お着替えの部屋と呼ばれている嫁のパソコン部屋兼洗濯物の放置部屋..ここをうちの女の子部屋にするために、そこに机を移動..

 ..机移動ついでにリビングのテレビもソファーも模様替えのため移動..新しい雰囲気になった..

 ..これから子供たちも大きくなって行くのだろうけど、この狭いマンションで大丈夫かなあという不安もある..しかし、家の満足度は単純に部屋の広さではない気がする..家が狭くても幸せな家族もいれば、広くてもあまり幸せそうではない家族もいる..

 ..これは研究室とも関係していてものすごく広くてきれいで広い研究室より、せまくて実験器具と学生でひしめきあっている研究室の方が、意外と活性化しているものである..

 ..と思っているうちに娘に嫌われ、息子にいたぶられ、現在の書斎も取られ、畳いちじょうが私の書斎になるのだろうか..

 ..まあ、それもおやじの宿命だろう..うううう


2005年02月13日(日) むちゃくちゃ入りにくい店

私はうちの近くの飲食店を開拓することが趣味になりつつある..

 ちょっと気になる店があるので覗いてみようと思い、店の前まで行ってみた..入りにくい..

 ..だいたい、普通の家である..入り口が玄関なのである..外から中が見えるのだが、人の気配がない..見えるのは..廊下、階段..

 おもわず..”おじゃまします!”っと言いそうになった..そのかわりに”誰か居ませんか?”って言ってしまった..これでは同じである..

 若い人が出てきたので”1人でもいいですか?””どうぞ..”

 びっくりした..少し中に進んだ左に小さなバーが設定されている..若い女の子たちが飲んでいるど真ん中に、座ることになった..緊張..

 バーテンが若い..それも頭が剃ってあってひげが無茶苦茶長い..怪しいインド人である..やはりお勧めはカレーらしい..

 そのうち、バーテンと話しているうちに近所の話がでた..

 ”Dっというバー知っていますか..そこのバーテンだったんです”

 ”げ..”この町はやはりTさん中心に回っている..恐ろしい..マフィアのドンみたいな存在だ..

 この店を出したときにTさんは泣いたそうである..

 まあ、店の雰囲気はいいが、まだまだ育てがいのある店だ..これからこの店にいろいろ注文つけて、発展させてやろう..

 おやじ好みの店に変えてやる..ふふ..


2005年02月11日(金) スライムに似ている人

ひさしぶりに、Uさんからメールをもらった..

 Uさんは、昔からドラゴンクエストのスライムに似ている..って女性に失礼なんだけど、ほんと愛らしい人である..昔、スライムのシールをプレゼントしたことがある..

 研究室では研究のイメージがなくて、むしろ、お菓子大好き女の子って感じのイメージである..とにかく、いろんなところにお菓子を隠し持っていて、夕方ぐらいになると

 ”家で余っていて..”と鞄からいろんなお菓子が出てくる..お菓子鞄である..

 鞄に入っていない時は、何故か机の脇から出てくる..隙間にお菓子を隠し持っている方なのだ..私もかなり恩恵を受けた..

 そんな彼女からひさしぶりに連絡が来た..研究職で入ったつもりが今は営業に回っている..いろいろ苦労があるんだろう..

 ...彼女は世間一般で言う負け犬女性だが、決して負けていない気がする..彼女の人生がある..それだけの話である..

 しかし、ひさしぶりにUさんを思い出して、ドラゴンクエストを思い出した(ってかなり失礼ですねえ)..


2005年02月10日(木) また、女の子..

来年度、研究室を希望する学生さんが問い合わせに来ている..

 去年の今頃にも書いたが、今年もまた、女の子ばっかりらしい..

 よっぽど、教授、講師が好きなのか、研究テーマが好きなのか..

 それとも、男子が嫌がっているのか..不明..

 今年よりもさらに”女子依存率”があがって見た目ヤンキー男以外は、すべて”女子学生”...

 相手にしたくないので、
 
 ”私、いないことにしておきますわ”と言ったら...

 ”すべてまとめて任します!”って..どういうこと??

 ...もう、娘と嫁さんで十分だって!!

 おやじの老化が進む..


2005年02月09日(水) 鉄腕アトムは作れるか?

鉄腕アトムと晋平君という本を読んだ..

 この本は単純な作業の繰り返しが複雑な環境に適応する能力に発展するかという問いかけだが、どうも違和感を感じる..

 たとえば、ロボットではプログラム化されていないと行動を起こせないが、人間の場合は眠っていた遺伝子が活性化することがあったり、関連する遺伝子が発現して壊れているタンパク質の機能を代替することも予想されるからだ..

 だから、言語が話せない障害児であっても、健常児では使われていない脳の領域を利用して話せるようになるなんてことはあると思う..しかし、ロボットではないだろう..

 ロボットでは単純な作業はプログラムの書き換えだが、人間では複雑な認知領域への働きかけである..

 障害児におけるスモールステップの過程が、ロボットプログラムの書き換えとイコールではないのである..

 昨今の人工頭脳を作ろうとする考え、それ自体が意味がない気がする..人間が訓練してできることをわざわざ、ロボットにさせる必要はない気もするわけだ..

 人間に備わっている”自我”という認識が、単純な作業を複雑な過程に広げることに貢献しているとも言える..単純な作業の達成感が”自我”を目覚めさせ、他の複雑な認知系にも働きかける..もしかしたら、障害児にはそれが希薄なために複雑な行動を達成できないのかもしれない..

 ..あ〜ややこしい..

 


2005年02月08日(火) 批判されること..

どうも、家族旅行の後から体調が悪い..

 昨日はセミナー発表..なかなか、厳しい意見が多い..

 夜もF先生と飲み会..これまた、授業の話で改善要求をもらった..

 研究に関しても、教育に関しても批判されるということは有り難いことで、大事に考えてもらっているということだ..

 世の中には批判されると怒り出す人がいるが、批判されなくなることはもっと悲惨である..私も批判することを諦めた人が数人いるが、回りから批判されなくなった時点で成長が止まる気がする..

 また、批判される側も批判されたことをそのまま、受け止める必要はなく、あくまで主導権は自分にあるという強い意志が重要だと思う..

 強い意志をもつこと..も不安ではあるが、批判を自分なりに解釈して、それを自分の中に取り込んでいくことで、さらに強い意志が形成されるのではないか...

 ..おやじになりつつも、批判を受け止めないがんこおやじには、なるべくならないように努力しよう..(弱気)
 


2005年02月07日(月) 理想の仕事とは..

新聞記事に面白い内容があった..

仕事選びの心構えという内容だったが、2つの事を強調していた..

ひとつは、好きな仕事を選ぶということ..そうすれば少々、条件が悪くても続けられるというものだ..まあ、これは一般的なこと..

もうひとつは、仕事はすべて同じということ..これは少し矛盾するようだが、好きな仕事でも嫌な事をやらなくてはいけないこともあるし、とても忙しい時期もあるということらしい..

 世間的には博士崩れが問題になっているが、博士課程を修了した学生にとって、”好きな研究ができること、それに対して評価してくれる”職場が良い仕事なんだろうと感じる..

 教育重視..なんていう名目で授業時間数がむちゃくちゃ多く、研究成果を評価してくれない職場は行きたくないところなんだろうなあ..

 研究が出来る雰囲気で、多少の忙しさは文句を言うのは贅沢なことかもしれない..

 そう考えると、今の職場は”理想の職場”なのかもしれない..もっと、良い条件のところはあるなんて思っても、そこにはそこの”大変な環境”が
ある気がする..

 好きな研究活動ができれば、博士崩れではないのかも..それができないポスドクが溢れかえっている現実はやはりおかしい..


2005年02月06日(日) 無事、生還しました..贅沢三昧(長文)

なんとか、帰ってこれた..いやはや、ぬるま湯につかってきました..

 朝は4時に出発、いきなり米原からチェーン規制..高速道路が雪道になっている..

 スキージャムまで10時につかないと、スキースクールに間に合わないため、なんとかがんばるものの、チェーンをつけていたのではどうにもならない..そして予定変更..

 ひとつ手前の今庄365..そこに9時半に到着..雪が多すぎてリフトが止まっているう..チケット売り場の窓まで雪が積もっていて、足下で切符購入..リフトは動くのか..と思っているうちに動きはじめた..

 長男と次男はスキースクール..自閉症の長男はどうなるかと思ったが、なんとかできた..次男はボーゲンで直滑降..

 ”怖かった?”と私..”別に!”と次男..大人でも怖がるスキーを次男はなんなくこなしている..これは上手くなるぞ!

 3時過ぎに次なる場所..越前へ..道は雪の壁がそそり立っている..

 宿泊施設は会員制のリゾート施設..今回予約した宿泊施設はドーム上の変な形をしている..

 中にはいると、螺旋階段!!..ばかでかい液晶テレビとややこしいAVシステム..子供たちは大喜びである..この施設内には露天風呂がある
..露天風呂の眼下には素晴らしい越前海岸がみえる..これはいい!!

 予約したカニ料理を食べに行こうと、タクシー会社に代行を頼むと

 ”雪のため、怖くて行けません”なんだ!それはあ!

 どうしようと考えていたら、予約した店の従業員がお迎えに来てくれた..なんて良い方なんだ..うるうる..

 そして、カニ料理..こ、これはあ..上手い!!今まで食べた中で一番上手いのだ..カニ好きの長男がばくばく食べている..

 店の対応もアットホームですごく良い店だった..今度も是非、利用しよう..

 次の日、新たな地、奥琵琶湖へ...そこにも施設がある..

 奥琵琶湖に到着後、車で入ろうとしたら雪で入れない..雪かきをしていないのである..宿泊ログハウスまで車で入れないのである..

 しかたないので、雪かきをしてもらっている間に公共温泉にいった..そして夕食はログハウスにセットされたかも鍋..珍味である..

 奥琵琶湖で宿泊し、次の日..みぞれ..早く、大阪にかえりたい..

 帰り道は湖西をはしり、京都から大阪へ..疲れた..

 そして、夜は保育園の恒例懇親会..おやじが暴れる会である..

 近所のキャンプが好きな”キャンプおやじ”..気にいられて、今度、一緒にいくはめに..これも近所つきあいである..

 ..授業があれば大変だが、ないときはそれなりに大変である..

 おやじはまだまだ、老いぼれてはいけないのかもしれない..

 そういえば、越前のテレビ番組で紹介されていた”寒中水泳おやじ”

 わざわざ、南極、北極へ出向き、氷を割って寒中水泳..70才を越えている..感動した..

 ”寒中水泳おやじ”に刺激され、もっと頑張れる気がしてきた..

 

 


2005年02月02日(水) また、大雪か..

昨年のスキーを思い出した..雪がいきなりふって自動車が埋もれたこと..

 とにかく、今年は昨年以上である..そして明日から家族スキー!

 目的地に辿り着くのだろうか?そして、帰ってこれるのだろうか?

 目的地のスキー場は山頂で積雪が4mを越えている..わくわくする..

 もともと、こういう環境は好きである..困難な環境があるとなんとかしたくなる..克服したくなるのである..

 特に今回の家族スキーは、半分、旅のようである..スキーを行い、宿泊まで1時間車で移動..次の日も別のスキー場に移動して、そこから1時間運転して別の宿泊施設へ..路面凍結、大雪、通行止めなど様々な問題に直面するに違いない..

 体力は落ち、老化が進みつつも、気力だけは持ち続けたいものだ..この家族スキーはその延長上にあるのかもしれない..

 ..ということで明日から3日間、日記は書けません..さあ、出発だ!

 


2005年02月01日(火) そういえば..

試験監督をしていて、ふと気づく..最近、200名以上の講義をしていない..

 昔は、大人数の授業があり、そこで講義をしたものだった..

 大変だったが、今思うと良い経験だった..そして、今よりもかなり突っ込んだ内容を話していたように思う..

 少人数も良いのだが、部屋も狭いと、なんか講義をするというか、セミナーみたいになる..

 講義というのは、なんかセミナーとは違う世界である..対象が個人というか、どちらかというと集団になる..また、会場の雰囲気を意識せずにはおれない..

 昔から、大学の授業というのはそういうものだと思っていたし、大人数を相手に講義をしている自分に対して..

 ”もしかして、私って先生?”なんて思ったもんだ(今でも良く思うが)

 大学の先生って、おそらくみんなそんな思いをするんだろう..そしておやじになるにつれ、先生であることに慣れてしまう..要するに自意識に対して麻痺してしまうのではないか..

 若おやじの私も、最近いろいろな事に麻痺していて、そろそろやばくなってきている..これが老化なのかあ..どうしよう


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