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■イーアル算数。
2014年11月29日(土)
夜10時ごろ帰って来ると、娘・R(11才)がまだ起きてたので驚いた。

「宿題が終わらないのよ」

と嫁。なるほど、算数の問題集を開きながら固まっているRであった。覗いてみると、分数の足し算引き算の問題を解き、自分で答え合わせをやっているところであったが、通分も約分もまるで出来ておらず、ほぼ全問バツである。これほど分かっていないとは、と恐ろしくなり脂汗が出て来た。全然理解出来ていないから夜遅くなっても終わらないのだ。

「ちゃんと授業聞いてる?答え合わせして何が間違ってるかちゃんと確認しなさい」

と言ったら

「う…」

声を殺して泣き出してしまった。あああ…しまった。呆れ果てた感が伝わってしまったようだ。これではいかん、とし、

「よし、じゃあもう一回パパと一緒に問題を解いていこう」

「うん」

説教モードから励ましモードに切り替えて、1問ずつ教えて解いていくとようやく理解できたようで、徐々に自力でスラスラと問題を解けるようになった。

「もうパパに聞かなくてもできるよ」

泣いたRがもう笑い、最後は機嫌が直って宿題を終えた。ああよかった。

「パパもママもすんごい頭が良かったわけじゃないけど、そこそこ良かったから、君もやれば出来るんだよ」

「うん」

「パパは中学校で5番だったぞ。でも高校は60校のナンバーワンが集まるようなところだったから一気に落ちこぼれたけどね」

「それ何回も聞いたー」

やばい。同じコトを何回も言うのはオッサンの証拠である。

「ていうか授業ちゃんと聞けよ。あとチャレンジタッチやってるのか?」

「やってない…やってる時間なくて…」

チャレンジタッチとは、ベネッセの通信教育である。やってないとはどういうことだ。金払って個人情報漏らされただけになってしまうではないか。踏んだり蹴ったりだ。

「時間がないわけあるか。どんだけ多忙な小学生なんだよ。ボーっとしてる時間が多いんじゃないのか」

「うーん」

「よし、今度の休みにパパと一緒にやろう」

「うん」

そんなわけでつきっきりで指導することにあいなった。このチャレンジタッチが終わったら僕も自分へのご褒美として、いかがわしい店にでも行ってカワイイ女の子のおっぱいをチャレンジタッチしてこようかな。

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■鬼の手も借りたい。
2014年11月26日(水)
毎週、子供達とドラマ「地獄先生ぬ〜べ〜」を観ている。

「ぬ〜べ〜」は20年ほど前にジャンプで連載されていたマンガで、ドラマはマンガを原作としつつも独自のアレンジが施されていて、マンガをこよなく愛する者としてはアレンジがあまりにもひどすぎると思うことがあるけれども「ぬ〜べ〜」を知らない人には全くどうでもいいことであるし、話すと長くなるので自粛。

マンガはウチの本棚に全巻揃っている。ただトラウマレベルの怖いシーンとわりとエロいシーンが多々あるので娘・R(11才)と息子・タク(9才)には見せていない。なので子供達にはマンガとドラマのギャップはなく、ドラマの方が笑える要素が多くて怖さがひかえめだからか、食いつくように観ている。ついでに嫁も。

それでもタクにとっては怖いシーンはあるようで、例えば次回予告で「お歯黒べったり」が出て来るシーンを観て、その真っ赤で大きな唇と真っ黒な歯、目と鼻がなく、代わりに鳥肌っぽいざらざらとした皮膚に覆われた顔面、という異様で不気味なルックスにドン引きしてしまい、

「ボク、来週は見ない。お歯黒べったり怖い」

と決め、その週は僕らが観ている隣の部屋でひとりポケモンカードで遊んでいた。観たい、でも怖い、という気持ちを自分なりにコントロールしていてそこはちょっとだけ感心した。

で、お歯黒べったりは回避し、次の回は明石家さんまが「怪人赤マント」役で登場する、とのことだったので、楽しみにして観た。赤マントは

「赤が好き?青が好き?白が好き?」

という質問を投げかけ、答えた者の夢の中に現われて襲い掛かる妖怪。夢の中で傷つけられると現実の体にも傷が現れてしまう。赤が好きと答えた者は血まみれになって殺され、青と答えると水の中に沈められて殺され、白だと全身の血を抜かれて殺される。この話にタクはすっかり怖くなってしまい、

「眠ると夢の中に赤マントが出てくるよ…」

全然眠れなくなってしまった。ちなみにRはとっとと爆睡。僕が添い寝して

「大丈夫だから。作り話だから。さんまだから」

と励ましても右から左で。

「茶色が好きと答えた人は、うんこまみれで殺される」

とか笑わせるつもりで言ったら

「くだんね!」

かえってブチ切れられるし。そのうち僕の方が眠くなり、ウツラウツラしてしまうと

「ひーん」

取り残されたタクの泣き声でハッと目覚める。この繰り返しでようやく寝たのが11時過ぎになってしまった。結局まだタクには早いドラマなのだろうか。それとも僕がうまく気を紛らわすことを言ってやればよかったのだろうか。しかし上記のようなビロウネタとか以下のようなタクには言えないシモネタしか思い浮かばないのである(以下シモネタ注意)。

赤マントってアレだろ。女の人は月イチなるやつだろ。

赤マン○(シモネタ注意って言っておいたので僕悪くない)。

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■おめでとう自分。
2014年11月22日(土)
誕生日だった。

既におっさんなので、誕生日というものはお祝いではなくて仕事の提出期限日までのカウントダウンみたいな感覚でしかない。

「えっ、もう○○日?やべー期限がどんどん近づいてくるのにちょっとしかやってねー」

期限が近づくとこのように焦り、

「えっ、もう○○才?やべー死がどんどん近づいてくるのにうっすい人生しか送ってねー」

誕生日が来るとこのように焦る。いずれもそのことを考えると気持ちが重くなり、出来るだけ来て欲しくない。しかし娘・R(11才)は一応祝ってくれて、

「パパこれ誕生日だからあげる〜」

と小さな銀色の包みを僕に渡した。プレゼントらしい。一見銀紙にくるんだガムのカスみたいな感じである。ひどい例えだと思う人もいると思うがほんとにそのまんまなのである。やっつけ感がパねえ。

更にその銀紙の上をセロテープでぐるぐる巻いており、苦労して開けてみると星型の消しゴムだった。これはさすがに女の子っぽいセンスのかわいいもの。

「ありがとね」

Rは前々から

「チロルチョコにしよっかなー」

とか言っていたので素直に嬉しかった。

そんな僕とRのやりとりに影響されたのか、息子・タク(9才)が

「ボクもなにかあげようかなー」

とこっちを見ていた。僕に何か贈る気は全くなかったらしいが、Rのプレゼントを見て考え直したようで、

「パパ、ボクからのプレゼント欲しい?」

と聞いてきた。

「うん、ゴミ以外ならね」

僕はそう冗談交じりに応えると

「ちっばれたか」

ってまじだったんかよおい。父ちゃん情けなくて涙出てくらあ(東野英心風に)。

「どんなゴミ掴ませるつもりだったんだよおい!」

「さっき鼻かんだやつ」

タクの指差す先にはゴミ箱が。

あんまふざけてっとパパぶっとばーすでー。

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■中国四千年の伝統、ラーメンマン。
2014年11月19日(水)
昨日の銭湯の日記の続き。

銭湯からの帰り道、僕、嫁、娘・R(11才)、息子・タク(9才)の順でチャリに乗っていた。僕が先頭だった。

途中、とあるラーメン屋の前を通り過ぎると素晴らしくいい匂いが漂ってきた。多少ラーメンが好きな僕は自宅近辺のラーメン屋の情報を食べログなどで見ている。この店は入ったことはないが確か「美味いけど手際が悪い」とか書かれていた。可愛そうに。

ちょっとお腹がすいてきたが、嫁がこれからゴハンを作ると言っていたので早くウチに帰ろう…。そう思って最短ルートの曲がり角を曲がろうとし、

「曲がるよー」

と後ろの嫁達に伝えようとしたら、みんなそのラーメン屋の前で止まっていた。嫁いわく、

「タクがね、ラーメン屋の匂いに捕まっちゃって」

タクは苦悶の表情を浮かべていた。

「おなかがすいて力が出ない…」

「アンパンマンかお前は」

嫁もこれから準備だと大変かなー、とも思っていたので、

「じゃあ食べてくかい?」

嫁の目を見たところ

「どうなの?ここ」

うまい店なのかどうなのか、と聞いてきた。

「うまいけど手際が悪いらしい」

聞きかじりの言葉をそのまま伝えたら

「なにそれ」

と言いつつもタクのおなか減ったアピールの勢いに負け入った。

店の中は黒基調でラーメン屋にしてはオシャレ。さっきの銭湯といいモノトーン調のオシャレ路線が流行っているのだろうかか?だだなんだかホストクラブのような感じがする。そんなイメージを受けたのはおそらく店主による影響が大きいだろう。黒いシャツの襟を立てて調理している。

「いらっしゃいませ…」

低い声が渋いし、お顔も松井秀喜が高須先生の改造手術によりシュッとなった感じのイケメンだ。

さて、ラーメンはメニューが絞り込まれており、あっさり醤油ラーメン系とコッテリトンコツ系の2種類のラーメンと、コッテリトンコツ系のつけめんのみ。で、つけめんが売り切れていたため2択しかない。

「R、塩ラーメンが好きなんだけどなー」

と、なまいきシャルロットなことを言うが今更二郎なので却下(どうでもいいがラーメン二郎もすぐそばにあった)し、僕と嫁が醤油系とトンコツ系をそれぞれオーダーした。Rとタクはふたりで醤油系を一杯だ。

手際が悪いとかネットに書かれていたが全然そんなことはなく、さほど待たされずに食べることが出来て、食べてみたら、いずれのラーメンもびっくりするぐらい美味かった。こんなお店をするーしていたなんてー。言いだしっぺのタクもおいしいおいしいと食べ、あっというまに平らげてしまった。そして

「おなかがいっぱいで苦しくて力が出ない…」

「いい加減にしろ」

一方、塩ラーメンがいいとかぬかしていたRは無言だった。が、無言で地味にひたすら麺をすすっていた。

「どう?」

「おいしい」

「よかったね」

「うん」

嫁も満足したようで、店を出た。するとタクが

「ボクが今まで食べた中で3番目に美味しいラーメンだったねえ」

食べログに投稿してるラーメンオタクみたいなことを言う。

「前、パパと秋葉原で食べた時もそんなこと言ってたよね」

タクのランキングは都度更新されているのだ。

「そうだよー。1位は栃木のラーメン屋さん。2位はパパと秋葉原で最初に食べたラーメン屋さんと、違う日に秋葉原で食べたラーメン屋さん」

「同率2位がある時は、その次は4位なんだぞ」

「いいの!」

ラーメンだけにランキングもどんぶり勘定ってか。

以上レポっす。

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■テルマエ江戸前。
2014年11月18日(火)
新聞の折込チラシに、区内の銭湯で「りんご湯をやります」というものがあった。

りんご湯に限らず、「しょうぶ湯」とか「ローズマリー湯」とかいろんなお風呂のお知らせが来るのでそれ自体は珍しくないのだが、

「行きたい!」

りんご湯という可愛い響きが娘・R(11才)のツボだったせいか、食い付いて来た。もともとスーパー銭湯や温泉が大好きなのだ。

Rは浴槽の中にりんごが大量にぷかぷか浮いているのを想像してるのだろうが、実際はおそらく申し訳程度だろう。しかしRがどこか行きたいと言うのは珍しい。息子・タク(9才)はしょっちゅう秋葉原のポケモンカードショップに連れてけとかポケモンセンターに連れてけとか東長崎のおもちゃ屋のポケモンカードバトルイベントに連れてけとかうるさい(ポケモンカード絡みばっか)。

で、ちょくちょく連れて行ってるので、Rの言うことも聞いてやらないとかわいそうな気がして行くことに決めた。

隣町のとある銭湯。ここは今年すんごいリニューアルをしてオシャレで綺麗になったとのうわさを聞いていたのでチャリで来た。

お金を払おうとしたら今日は子供はタダだと言われ、ラッキー。嫁と僕の分だけ払う。そして僕とタク、嫁とRに別れた。さすがにもうRと一緒に銭湯には入れない。家ではまだ一緒だけど。近所のRの同級生のお父さんは

「ハタチまで娘と一緒に入る約束をしている」

って言ってたけど。

タクと男湯に入ってみると、床や洗い場は黒、壁や天井は白のモノトーン調で、本当にオシャレで綺麗な銭湯だった。古き良き時代の富士山などの壁画はなく、その代りにプロジェクションマッピングによる光の模様が壁に映し出されていた。

ひととおり体を洗ってから、タクはまさに水を得た魚のようにじゃぶじゃぶと入っていった。僕もゆっくりと湯に浸かと、かすかにりんごの香りが漂ってきた。やはり申し訳程度にしか入っていなかったがこれで充分だ。

「パパ、邪魔」

泳いできたタクがぶつかってきた。

「お前が邪魔だ!泳ぐな!」

はしゃいでうっかり溺れたりすると、そのまま古代ローマのお風呂にタイムスリップするぞ!、とテンションの高いタクを叱りつつ、りんご湯の他に泡風呂、サウナ、露天風呂などに入ってみた。露天は天然温泉だとのことで茶色のお湯だ。

のぼせる寸前まで堪能し、風呂から出て来ると、嫁たちはまだいなかったのでロビーのソファに座り、テレビを見ながら待つ。

「パパ、フルーツ牛乳かコーヒー牛乳飲みたいよ」

タクは自販機を指差した。最新のオシャレ銭湯になっても風呂上がりのフルーツ牛乳は不変なのだ。

「あーそうだね。いいよ。飲もう」

買ってやろうとすると

「ママとRちゃんが戻ってからみんなで飲みたい」

と言うので待つことにした。しかしなかなか戻って来ない。

「ねー、まーだー?」

タクがだんだん待ちきれなくなってきた。

「女のトイレと風呂と買い物と立ち話と電話は長いのだ。よく覚えとけ」

「まーだー?」

「だからタクだけ先に牛乳飲めばいいだろう」

「やだ」

そんなやりとりをしていて、嫁とRは20分ぐらい遅れて戻って来た。

「楽しかった?」

「うん。きれいだった」

言い出しっぺのRは満足したようだった。で、タク念願の牛乳で乾杯。

「女湯にも露天の温泉あった?」

「あったよー」

男湯も女湯もそんなに変わりはないみたいね…などと話していると、

「温泉に入るとどんな効き目があるの?」

とタク。そういえば露天風呂のすぐ脇の壁あたりに何か書いてあったけど特に読まずにスルーしてしまった。

「えーと、柔道が強くなるかもよ」

「うそだ!」

入浴剛を制す。なんちて。

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■どうするインフル’14
2014年11月16日(日)
子供達にインフルエンザの予防接種をさせるため近くの「こどもクリニック」へ。

娘・R(11才)と息子・タク(8才)の予防接種である。僕と嫁はいずれも職場で既に受けている。

嫁によるとこの「こどもクリニック」は予防接種代が他のところよりもちょっと安いらしいので、何年か前から受けている。ただ、安いのはいいのだが、僕らと同じ考えの人が多いせいかメチャクチャ混むのが面倒なんだけれども。

予約するのも大変だし、予約時間に行ってもそこから1時間ぐらい待たされる。で、診察室に入ってもまた待たされて、最後に会計するために呼ばれるのも30分以上待たされた。金払うのに待たなければならないなんて普通の店だったら信じられない…。

そんなに待つのだったら高くても別のところがいいよ!…と去年はそう思ったはずなのに、喉元忘れれば何とやらで、コロッと忘れてしまって今年も同じところにしてしまった…。

待たされるの覚悟を決めてアサイチに到着しても、既に僕らより来ていた先客がチラホラ。やはり今日も混んでいるんだろうなあ…と思いつつ受付する。

クリニックは大繁盛で儲けているせいか、4階建ての自前のビルである。内装も子供向けのファンシーさと熱帯魚の水槽や何故かスターウォーズのフィギュア展示コーナーがあったりするオシャレさがあり金がかかっている。屋上には庭園と遊具もある。

「パパ、屋上に行ってくる!」

「屋上からスカイツリーが見えるんだよ!」

勝手知ったるRとタクはすぐに屋上庭園に駆け上がって行ってしまった。どうせかなり待たされるので

「ああ、行っておいで」

好きにさせることにした。ふたりは20分ぐらいして戻って来たので

「たぶん呼ばれるまでまだまだ時間かかるよ…」

まだ遊んでろ、と言おうとしたら意外なことに名前を呼ばれてしまった。そして去年までの苦労がウソのように問診・注射とスルスルと順調に進んでしまった。面白かったのが注射をする看護師が、

「泣いちゃってもいいよー」

と言っていたのに対し、

「泣くような年じゃないし」

ふたりともフフンと鼻で笑っていたのだけれども、いざ針を刺された時にはかなりマジで固まった表情になっていて、やっぱり怖いことは怖いんだな…と眺めていた。

注射まで早く終わってよかったが、会計で呼ばれるまでかなり待たされるはずである…と思っていたら、会計もあっさり名前を呼ばれてしまった。そういえば待っている人達が例年に比べてだいぶ少ない。今年はみんなインフルエンザをナメてるんだろうか。そんなことを考えながらお金を払おうとしたら

「おふたり分で○○○○円です」

値上げされてたー!だから空いてたのだろうか。これならもっと近場のところでよかった…。何故値上げされてしまったのだろうか。!

インフルだけにインフレが原因ってやかましいわ。

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■ポケットモンスターペアレント
2014年11月11日(火)
今日も今日とてポケモンカードゲーム修行である。

僕の修行じゃなくて息子・タク(9才)の。欲しいカードがあるから秋葉原に行きたいと言う。

ポケモンカードはおもちゃ屋などで1パック160円ぐらいで売っていて、中に5枚ずつ入っている。何が入っているかはランダムなため、欲しいものが決まっている場合は中古カードを取り扱っている店で買ったほうが確実なのである。普通に買ったら何十パック買っても出てくる保障は全くないので、そのリスクを考えたら多少プレミア価格になっていても安いと言える。なので秋葉原。中古カードショップが集中しているのだ。

秋葉原にはもう何度も行っているしカードだって高いし往復時間だって1時間半ぐらいかかるし交通費だってタダじゃなくて地味にパスモ残高を削られる。なのに

「よし、行こうか」

と行ってしまうのは僕もタクのポケモンカード強化に協力したい気持ちがあるのかもしれない。こないだの大きなバトルイベントではボロ負けしてしまったタクの姿を見て気の毒になってしまったのは事実だ。

娘・R(11才)はまったく興味がないので嫁と留守番だ。電車で移動して秋葉原に到着し、どのカードショップから回ろうかな、と脳内地図を確認し、

「○○(店の名前)から行こうか」

「うん」

タクの手をつないで歩き出した。欲しいカードは2種類。AとBとしよう。Aが2枚、Bは4枚ずつ欲しいとタクは言う。それを「デッキ」と呼ばれる60枚一組のカードセットに入れて強化するのだと。1軒目に行ってみると、ちょうどAが2枚あったので購入したが、Bは見つからなかった。ポケモンカードは定期的に新しい種類が発売されて、そのたびに

「今はこういうカードをそろえたデッキが強い」

という流行り廃りがあり、その人気のカードにはすぐプレミアがついて、かつ品薄になってしまう。ポケモンカードは種類は膨大だけど、そういった有用なカードはほんのひと握りで、残りの大部分はゴミに等しい。ゴミをかきわけながらお宝を探すのも大変なのだ。

最初のお店を諦めて2軒目に行ってみても無く、タクの顔が不機嫌になってきた。僕が知っている店はあと1軒。どうせそこも無いだろうな…と思いつつもタクにはそんなことは言えず、

「あと1軒ある。そこも行ってみよう!」

と励ますと

「うん、行こう。でもどうせないよ」

という返事で、僕と同じネガティブ思考。僕も子供のころ「どうせ…」「どうせ…」が口癖で親がブチ切れていたな…今度は僕がブチ切れる番なのだろうか。

で、3軒目。Bのカードはあった。しかし1枚だけ。本当は4枚欲しかったが仕方が無い。

「しょうがない!とりあえず買って帰ろう!」

あとはまた時間を置いて探すか、高いかもしれないけどネット通販かオークションも探すよ、などと泣きそうなタクを励ましつつ店を出た。じゃあ駅に戻ろうかね…と道を歩いていると

「メイド喫茶いかがですか」

とてもかわいいメイド姿の女の子が声をかけてきた。子連れに声かけるかフツー。しかしメイド喫茶は決して嫌いではない。好きか嫌いかでいったら超好きだ。

「うーん、そういえばいろいろお店回ったから疲れたし喉も渇いたし、ちょっと寄ってみるかいタク君?」

決してメイドの色香に惑わされたわけではないことを強調し、タクを誘ったら

「行くわけないだろ!」

あっさり断られた。カードが見つからなくてイライラしてるのだ。そんなわけで後ろ髪を引かれる思いで秋葉原を後にした。あ、僕が秋葉原に来たがる理由ってコレか!

さっきのメイドの子…名刺だけでももらおうかな…などともったいない気持ちでいたが、絶対タクに見られるし、もし嫁にチクられたら…

メイド喫茶じゃなくて冥土行きになってしまうなあ。

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■行った見た負けた。
2014年11月03日(月)
ポケモンカードの大会に行って来た。

参加するのは息子・タク(9才)。ただ、嫁がママさんバレーの大会&夜は飲み会のため、娘・R(11才)も連れて来た。

我が家では 子供ポケモン 父ノケモン

というサラリーマン川柳があるけれども、まだまだ父が引率しなければならないわけで。

Rはポケモンのアニメは好きだがカードゲームには全く興味ないため、付き合わされて感満載でちょっとかわいそうだった。なので暇つぶし用の本を買ってあげたり。

大会は、めちゃくちゃ人が来るわりに会場のキャパがしょぼすぎるので、何をするにもとにかく並ばされる。ディズニーかってぐらいに。

そのため朝6時に起きたらタクは既に起きていて、嫁もその物音で起きてしまったらしく

「タク、興奮して5時から起きてたよ!」

「えー、今日一日体力持たなそう…」

そんな不安を抱えながら出発し、駅で友達の父子と待ち合わせしたら

「ウチの子なんて4時ですよ!」

ということで上がいた。ちなみにこの子はベスト4まで勝ち上がった。すげー。

ポケモン
開始2時間半も前に来たのに既に数百人の長蛇の列で絶対正気じゃない。後ろの方は屋根がなく雨の下野ざらしだし。ゲームするっていうレベルじゃねーぞ。

ようやく開場してタクはカードバトル参加者の列に並んで行った。見学出来るスペースがなく、こうなるとタクの様子は分からなくなるので、待ち合わせ場所を決め、僕とRは別行動を取った。

カードバトルの他に輪投げとかコイントスゲームとかあったのでそれに参加。いちいち30分ぐらい並ばされる。で、ポケモンのシールとかもらう。

「パパのシールいる?」

「別にいらないし」

ちびっ子の頃は大喜びしたもんだけど、成長したものである。パパウゼエと蔑まれる日はすぐそこに来ている。

輪投げとコイントスゲームは2回ずつぐらいやってみた。そのたびに長時間並ばされるのでいい加減アホらしくなり、ゴザ敷いて寝てたのだけれども、

「パパ!ポケモンの新しいソフトの体験版があるよ!やってみたいな!」

とRが言うので

「行っておいで。パパ眠い」

ちびっ子じゃないのでひとりで行けるだろ、と送り出そうとしたら

「ひとりじゃやだ!パパと体験したい」

とダダこねるのでちょっと嬉しくなった。が、その言い方はちょっとどうかと思った。で、3DSのポケモン最新作体験版を遊んだり、

ポケモン
「ポケモン言えるかな」を歌った人に遭遇したり、

ポケモン
ピカチュウ見たり。タクによると、ピカチュウのカップルなんだそうだ。花冠が付いている方が女の子。ピカチュウだけに口説き文句は「君の瞳は10万ボルト」だったりして。

ポケモン
あとかわいい司会の女の子をガン見したり。そういえば女の子の参加者は小学生ぐらいがほとんどで、ちびっ子とお母さんを除いた女性は本当に少なかった。アイドル現場より女性率は低い。

タクは激闘の末、昼過ぎになって戻って来た。負けてしまった模様。捨てられた仔犬のような、ちょっとつついたら泣いてしまいそうな表情だったので、よし、メシでも食い行くかー、ということで。

「何が食べたい?」

「オムライス!」

腹を満たした後はまたゲームコーナーを回ったりして終了時間まで遊んだ。外はすっかり暗くなっていて、

「君たち、晩ゴハンどうするかね?」

「親子丼!」

「昼オムライスだったのに?」

「しまった…卵とじがかぶってしまった…(孤独のグルメ風)」

とか言いながら結局親子丼にしてしまった。そんなわけでまる一日費やしたわりには疲ればかりの大会であった。当然のことながら勝たなければ報われないわけで勝負の世界は厳しい。

なお嫁のママさんバレーもボロ負けし、夜中1時半で飲み会してたらしい。僕は一応ネットしながら帰りを待っていたんだが起きていられなかった。

我が家では、嫁子熱闘 父ネット。なんちて。

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