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■商店GUY
2012年01月30日(月)
近所の商店街でナイトバザールというイベントがあった。

2ヶ月に1度行なわれるイベントで、夕方になると屋台が出たりゲームイベントがあったり、ウルトラマンやアンパンマンのようなキャラクターがショーや握手会をやったりする。

娘・R(8才)も息子・タク(6才)もダーツのゲームや屋台のチョコバナナを食べるのを楽しみにしていて、この日もチョコバナナ屋台にまっしぐらであった。

「2本下さい」

お金を渡してできるだけ大きなのを選ぼうとすると、

「あっ。そっちはまだチョコが熱いのがあるかもしれないです」

屋台のお兄さんが慌てた。超寒かったので逆にいいかもなどと考えていたら

「熱いのはまた一味違った大人の味の感じで…」

などと訳分からないことを言うお兄さん。なんなんだっ子どものいる前でっ。「バナナ」「熱い」「大人の味」とか、どう考えてもエロいことしか思い浮かばないんだけど。

またあるところではサッカーのリフティングコーナーがあり、タダで参加出来て1回でもボールを蹴ればお菓子がもらえるというありがたい特典がある。Rとタクはいつもやらせてもらっているので今回も列に並んだら

「お父さんもどうぞ」

と受付のおじさんに言われ、

「え、子どもだけでしょ?」

「いやいや、早くこのお菓子を全部配って終りにしたいんでね…」

大きな声じゃ言えないんですけどね、と山積みになったお菓子群を指して笑っていた。そんなわけで僕もコアラのマーチをもらってしまった。ちなみにリフティングは3回だった。

それからまたうろうろしていると

「ヒーローとの握手会がありまーす」

商店街のアナウンスがこれから始まるイベントを告げる。その場所に行ってみると、ネクロマンというヒーローがやって来ていて子供達と握手していた。マイナーなヒーローなせいか並んでいる子供があまりおらず、すぐに握手が終わってしまいヒマそうにしていたので

「君らも握手するかい」

Rとタクにやってこいと言いつけたら

「しない」

もうそんなことするほど幼くないんだぜ、と言いたいようだ。しかし

「5時45分からヒーローショーもありますよ〜」

司会のお姉さんが言うところのヒーローショーは観たい、ということで待っていたが、その時間になってもなかなか始まらない。何が遅れているのかは知らないが、

「も、もうちょっと待ってくださいね〜」

司会のお姉さん焦る。それを見ていたスタッフウィンブレを着た商店街関係者らしき爺さんが

「だっらしねえなあ〜」

と舌打ちして去って行った。僕としてはさっきのリフティングの「大人もやってけ」みたいなノリといい、ゆるゆるな感じがいいと思うんだけど。

ショーを見終わった後に

「おなかすいた。ヤキソバ食べたい」

タクがおねだりする。ヤキソバの屋台も出ているのだ。寒いしいいかもね…と買おうとしたら

「もうおしまいでーす」

なんと売り切れてしまっていた。

「僕、今日はついてない…」

タク、途端に半ベソになり愚痴る愚痴る。そんなに食いたかったのかよ!そんな愚痴ったって、ヤキソバがないだけに

(紅)しょうが(も)ない。なんちて。

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■無知無知プリン。
2012年01月29日(日)
嫁はパートに出掛けていったので僕が子守りである。

外は寒いが天気は良いので、健康的に公園に出て遊ぶべかと考えたが、どうも娘・R(8才)のピアノ練習のノルマが全然終わってないらしい。

「昨日のぶんも終わってないからやらせるように!」

嫁はそう言い残して行ったので、それが済むまでウチを出るわけには行かなくなった。早く練習させようとしたが、それ以前の問題で朝ご飯を食べるのがダラダラで…。

なんでこんなに食べるのが遅いのか、しばらく観察していると、Rと息子・タク(6才)が何かとじゃれ合っていて、お笑いコントをしながら食べているようなものであった。

「おい、早く食べろ!」

とりあえず叱ってみたところ

「ねえねえパパ!昨日コマーシャルできゃりーぱみゅぱみゅ出てたよォー!えぶりば、えぶりで、はっぴーはっぴープッチンプリン!」

と叫び、



このCMの踊りをふりふりと始めるではないか。何が「えぶりば」だ。チョベリバ(死語)だっつーの。ふたりのだらけきった踊り方は僕をイラッとさせた。

「踊り方が超適当だ!踊るんならちゃんとやれ!」

「どう踊ったらいいの?」

そんなわけでプッチンプリンのインターネッツのサイトを見たら、ちょうどよく踊り方講座のページがあったので、そこの動画を見ながらレッスン。

「もっかい見せて!」

「オレはもう覚えたもんねー」

踊りはわりと得意でそこは飲み込みが早いふたり。特にタクは幼稚園お遊戯会で常にセンターを張っていただけあり、Rより早くマスターしてた。Rも程なくキレイにマスターし、見よ、この達成感。ちゃんと練習をすればきちんと上手に出来るのだ…っておい。

「ピアノの練習やれー!その前にさっさとゴハン食べろー!」

気が付いたらもうとても朝ごはんとは呼べない時間になってしまっており、我が家はツッコミ役の嫁がいないとボケ通しで取り返しが付かないところまで落ちて行ってしまうことが分かった。夜のツッコミなら大得意なんだけどなあ。

頭がプッチンな僕らなのであった。

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■パッチワーキングマザー。
2012年01月28日(土)
栃木の母からのメールによると

「来月の終わりから3月の初めまで、お母さんが作ったパッチワークの展示会があります。お正月に来たとき、R(8才の娘)が展示会を見に行きたいって言ってましたので今度迎えに行きます」

とのことで都合のいい日を教えろと言う。いつの間にRとそんな口約束を。見に行きたいと言った、というか言わされている気がするが、これも孫に会いたい祖母心なのであろう。

「おばあちゃんとそんな話したの覚えてる?」

R本人に聞いてみたら

「覚えてるー。行きたいー」

とのことだったので、母が迎えに来なくても、土日なら僕が栃木へ連れて行こうと思った。

「嫁は仕事だよね〜」

「うん」

嫁は土曜日は基本的に仕事の人になってしまったので、僕、R、息子・タク(6才)の3人で行くことになる。

「嫁は仕事だが3人で行くよ」

そう母にメールしたところ

「いや、私が迎えに行く」

いやってアータ…。せっかく息子が顔見せに帰ろうっつってんのに、そんなそっけなく人さらいみたいに…とムッとしてしまったが、待て、これは母が僕に気を遣っているのだ、日頃疲れている息子を私の口約束のために休日を使わせてしまっては悪い…と遠慮しているに違いないと思い

「いいい、大丈夫だから」

と改めてメールしたら

「はーい。よかった。(笑顔デコメ)待ってるね(ハートマーク)」

という、できれば母より40才ぐらい若い女の人からもらいたいようなデコメが返信されてきた。

それにしてもパッチワークか…。嫁父の趣味・詩吟並みに興味ないな…。どうしよう…。

パッチワークよりエッチワーク(みだらな作業)が好きである。

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■WONDER2
2012年01月27日(金)
朝、学校に行く娘・R(8才)を含む集団登校する近所の子供達、そして途中まで一緒に行く僕は、ウチの前にまだ残っているカチカチに凍った雪を足で砕いて蹴っ飛ばしたりして遊んでいた。

誰かが作った雪だるまも昨日よりふたまわりぐらい小振りになったとはいえ、未だに残っていた。

「これ、誰が作ったんだっけ?」

Rに聞いてみたら

「Aちゃん!」

一緒に登校する同級生のうちのひとりの名を挙げた。Aちゃんはまだ家から出て来ない。僕とR達は彼女が来るのを待っているのである。待っている内に雪遊びに夢中になってしまっているRを見て、もう時間がないから行っちゃおうか…と言おうとしたところ、

「あれ、Aちゃん」

いつの間にかAちゃんが家の前でむすーっとした表情で無言のまま仁王立ちしていた。いつから外に出ていたんだろう。このAちゃんという子、なかなかの不思議ちゃんである。Rも頭の中がお花畑系のボーッとした不思議ちゃんだが、この子は鳥居みゆきみたいなどこに飛んでいくか分からない飛び道具系の不思議ちゃんなのである。

僕の声でRも気付いて

「出て来たんなら声掛けてよう」

Rにしては珍しく抗議口調で呼びかけたのだが、Aちゃはそれに答えず、むすーっとしたまま歩いて来て自作の雪だるまを触った。結構行動パターンが読みづらい…。そして

「この雪だるまは昨日と違う場所に移動してます!なんでか知りたい?」

唐突にそんなことを言い出した。しかしRは

「知りたくないし」

不思議ちゃん対決が始まったー!まずアタシが言ったことに答えろよ、とばかりにぶっきらぼうだ。

「なんてかとゆーと!昨日、ちょっと雪だるまの体を直したから動かしたのでした!」

AちゃんもAちゃんで全然めげない。そしてRは

「べつに聞いてないし」

シカトし通すつもりだー!なんで朝っぱらからこんなギスギスしてんのよう…。これまでの僕の人生、女の争いに首を突っ込むとろくなことがなかったので、

「ほらほら、さっさと行くよー」

とっとと出発するしかなかった。RはAちゃんと仲が悪いというわけではないが良くもなく、もうひとりの近所の同級生Bちゃんが親友である。

RとAちゃん…。不思議ちゃん同士だから噛み合わないんだろうなあ…ということがよく分かった。

まさに世界不思議ちゃん発見である。

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■どうする〜インフル〜。
2012年01月26日(木)
息子・タク(6才)のインフルエンザによる発熱はわりとあっさり治まった。

日曜の夕方に発熱し出して、ピークは39度前半、火曜にはもう平熱に戻っていたと嫁は言う。僕が火曜の夜に寝ているタクのおでこやほっぺたや耳を触ってみたら普通の体温であった。本当に医者の言うところの「予防接種の効果」があったのかもしれない。ひとまずは安心である。

ところが安心はほんとうに「ひとまず」に過ぎなかった。翌朝のまだ早いウチに思いっきり元気に起きたタクは、僕はまだ寝ていたいのにうるさいことこの上なく、

「すっとれいとー!まっすぐだねー!れんあいはきっとーれえざあびいむうう!」

朝イチからPerfumeや

「でぶでぶでぶっちょ!生まれて50年〜!でぶでぶでぶっちょ!オヤジのボディで〜!」

Negiccoの「恋するねぎっ娘」という歌を気持ち悪く替え歌したものを大絶叫。

「ぎゃはははは!」

娘・R(8才)も加わりハイテンションではしゃいでいた。目が覚めてしまった僕は、意地でもまだ寝ていたいんだ!と寝直そうと思ったけれども、そのうるささがずーっと続いていたので「かんべんしてくれ…」と渋々起きた。

「…もう、すっかりよくなったか?」

「うん!」

丸二日、家から出ていないタクは体力が有り余っているようだ。しかしそこはインフルエンザ、発熱が治まってからも2日は幼稚園を休まなければならない。外に出られず、家の中で暴発しまくってるそんな息子を見て嫁が溜め息をつきながらこぼしたひとこと。

「い、一日でも早く外に出したい…」

嫁は既に疲れ切っていた。家の中で爆竹鳴らしているようなものだもんなあ…。

今回、あの話題となった薬・タミフルも初めて見た。

「10才以上は基本的に処方しない!ちっちゃい子には処方するけど絶対にひとりにしないで!」

といったことがものののしく書かれた注意書きが添付されていた。

「やばそうなことは書いておいたからな!後は自己責任でヨロシク!」

そんなことを言いたげな感じであった。そう、使うか使わないかはあなた次第。

すなわち、どうする〜タミフル〜。なのである。

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■君、何座?便座。
2012年01月25日(水)
日曜日の朝は早い。

娘・R(6才)が枕元に置いているジュエルポッド・クリスタル(スマホみたいなおもちゃ)が

「時間だよぉ!時間だよぉ!」

ハイテンション過ぎてむかつきまくるアラームで僕らを叩き起こす。普段はそれでも起きないRと息子・タク(6才)だが、日曜はわりとすぱっと起きる。朝っぱらからテレビでなんとかレンジャーとかプリキュアとか子供向けの番組が目白押しだからである。

その中でも「仮面ライダーフォーゼ」は面白いので僕も一緒に観てしまっている。ライダーと戦う敵キャラは「ゾディアーツ」という怪人で、それぞれ星座がモチーフとなっており、「オリオン座のゾディアーツ」「カメレオン座のゾディアーツ」などと呼ばれる。僕のようなおっさん世代には「聖闘士星矢」みたいで懐かしい。

更にさそり座やてんびん座他、黄道12星座のゾディアーツは幹部クラスであり超強く、これも聖闘士星矢で言うところの黄金聖闘士(ゴールドセイント)だよなあ…などと思いながら見ているわけである。

午前中は9時までテレビを見、午後は子供たちを暴れさせるために公園に連れて行った。僕は寒くてしょうがなかったが子供はやはり風の子である。

「いっしょにサッカーやろー!」

と、ばんばんボールを蹴ってくるので、僕も一緒に相手しているうちにだんだん暖かくなってきた。公園には僕らの他にも親子連れがおり、タクより更に小さい、おそらく幼稚園年少ぐらいの男の子が

「かめんライダー!へんしん!さそり座のゾディアーツをやっつけろ!」

などと叫びながら走り回っていた。この子も朝テレビ見てたんだろうなあ…。タクはその様子をまるで過去の自分を見ているような、少し照れ臭そうな笑みを浮かべ、目で追っていた。

そういえばもうタクは「なりきりごっこ遊び」みたいなことは全然しなくなった。変身ベルトももう欲しがらなくなったし、いつの間にか少しお兄さんになっていたのだなあ。

2時間ほど遊んだろうか。日が傾いてきたし、子供達もさすがに疲れてダラダラし始め、動かなくなったせいか寒くなってきたようで

「もう帰んべ」

と嫁が待つウチに帰ったが、僕は引き続きウォーキングをしたかったため、またすぐ家を出た。1時間ほど歩いて帰って来ると

「タク、熱が出ちゃった」

と嫁。

「ええええー!」

さっきまではしゃいでたのに、38度近くまで熱が出て布団に潜り込んでいるではないか。

「あ、あらー…大丈夫かい…?」

土曜の水泳に日曜の寒空の遊び。ちょっとムチャさせてしまったか…と罪悪感がチクチクしたので

「ポカリ買ってきてやろうか?あとなんか食べたいものある〜?」

何か食べられるものを買ってきてやろうとしたら

「アイス!」

と言うので

「ハーゲンダッツにしようかなー。それとも…」

どれが一番うまいアイスだろうかと迷っていたら

「やっすいのでいい!」

嫁に即断されたので選択の余地はなくなった。タクは夜まではわりと元気でポカリとかアイスをガツガツ飲んだり食ったりしていたけれども、翌日、嫁が病院に連れて行ったところやっぱりインフルエンザとの診断で、熱が39度まで上がり、さすがにぐったりしていたという。

そういえば予防接種を受けてたじゃないか、と嫁に聞いてみたところ

「受けてたから39度ぐらいで済んだのかもしれないって医者が言ってたよ」

まともに食らったら40度越えしてたかも…とのことであった。

そんなわけで、インフルエン座のゾディアーツになってしまったとさ。

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■ 急急如律令
2012年01月24日(火)
あれは土曜日のことじゃった。

嫁は仕事であり僕が子供達を見ていた。昼の1時から息子・タク(6才)の水泳教室があったので、

「おらー。とっととゴハン食べないと遅れるぞー」

と娘・R(8才)とタクを急がせていた。折りしも外は雨。スイミングスクールまでチャリではなく歩いて行かなければならぬ。先週も嫁に言われたけれども、この子達を急がせるには3分に1回は

「早くしろ!」

と言わなければ全然動かないのである。ずーっとボケーっとしたりタクとじゃれ合いながらだらしなく食べていて、「時間に間に合わせる」という意識が全くない。僕もいい加減繰り返し言うのがバカらしくなったので

「別にもう間に合わなくてもよくね?雨降ってるしめんどいし」

と投げ槍になってしまった頃、ようやく食べ終わって準備できたふたり。この時点でもう10分ぐらいの遅刻を覚悟した。

「はいー。いつもより速く歩いてくださーい」

傘を差しながらちゃっちゃかちゃっちゃか歩かせる。こういう時、タクは素早いのだがRは機動力がないためどうしても遅れてしまう。差が付いてしまい、大通りの横断歩道を渡る時、タクと僕は渡り終わったのだがRはこれから渡ろうとするタイミングで信号が点滅し始めてしまった。

「R!早く来い!」

しかしRはピタリと止まったまま動かず、間もなく信号は赤になってしまった。ああああもうホントにあの子はとろいんだから!と、待ち、やっと青になり渡ってきたRに

「なんですぐ来ないの!」

と叱ったら

「てんめつしたらわたっちゃいけないってならったんだもん!」

ワタシ悪くない!という面構えで反論する。そんなツンとした顔もカワイイなあ…と、ついニヤケてしまう僕であるが、さすがにこの時はちょっとムッとしてしまい、

「それは正しい。正しいけどね、今、僕ら急いでるの。なんで急いでるかというと、タクの水泳教室に遅刻しちゃいそうだからなの。なんで遅刻しちゃいそうなのかというと、君らがふざけながらダラダラごはん食べてたからなの!」

こんな時だけ良い子になったって説得力ねえんだよう…と引き続きケツを引っぱたいてちゃっちゃか歩き、ようやくスイミングスクールに到着した。この時点で既に5分遅刻であった。しかし

「パパ、あと何分ではじまり?」

この場においてもタクが呑気なことを言っているので

「もう5分遅刻なんだよ!早く着替えろ!」

大急ぎで更衣室に飛び込み、水着に着替えさせて「ほれ言ってこい!」とケツを叩くと

「うわあああん!ちこくになっちゃったあああ!うわあああん!」

いきなり号泣するタク。

「泣くんなら最初っからちゃっちゃとメシ食えー!」

泣きたいのはこっちだわ、ということでとっととコーチに引き渡した。はあ…こういうことを何度も繰り返して「遅刻しない」という意識を植え付けないといけないのだろうか…と考えながら、待合室でRと一緒に座ってタクが泳ぐさまを見ていた。

タクはみんなと合流してからはすぐ泣き止んだようで、普通に泳いでいた。Rは僕の横で学校の宿題をやっている。ひとまずは、やれやれだぜ…と一息ついたと思ったらどうやら僕は眠ってしまったようだ。

「パパ、おーきーて」

Rに起こされた時にはもうタクの時間が終わる頃であった。

すなわちスイミングスクールだけに睡魔ーがつきものでしょう。なんちて。

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■鼻血ブー伝説。
2012年01月23日(月)
子供達とお風呂に入っていたら

「あっ、はなぢ!」

娘・R(8才)が息子・タク(6才)を指差して叫ぶので見てみたら、タクの鼻から赤いタテ線がつーっと。

きゃりーぱみゅぱみゅ
きゃりーぱみゅぱみゅ状態である。

「タク!鼻ほじったのか?」

「うん」

どうやら鼻の中をひっかいてしまったようで、でもそれほど勢いがなく、

「すぐ止まるっぽいね?」

と手ぬぐいで鼻の下を拭いてやり、またしばらく何事もなく湯船に浸かっていたら

「うわー」

力の抜けたようなタクの声と共に、鼻血が再び、今度はすごい勢いでダラダラと。

「うわわわわわ!下向け、下!」

とりあえず湯船が血で染まらないように顔だけ湯船の外を向いてもらう。血を拭いながら、血が喉を伝って口にも入っているようで、コップに水を汲んで

「ほれ、ぶくぶくしろ」

などとやっている間、

「はい、これで顔をふきな?」

Rも何かとお世話をしてくれるのだが

「ばんそーこ貼る?」

とか、とんでもないこともしようとするので注意が必要だった。

「Rちゃん。あとはパパがやるから君は湯船から出て体を洗いなさい」

と言うと

「でも床に血が〜」

風呂場の床が血に染まっていたのでイヤだったらしい。

「お前も同じ血が流れてるんだっ」

「わかってるけど、でも〜」

そんなことをグダグダやっているうちに、あっさり鼻血は止まった。唐突に鼻血が出始めたのと同様に、止まるのも急だった。

やれやれ、ということでお風呂を出た後はゴハン。今日はおでんで

「パパこれあげる〜」

タクは大好きなタマゴを僕に譲ってくれた。

出血大サービスはもういいんだけど…。

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■パンはパンでもルパンルパーン。
2012年01月22日(日)
土曜日の昼飯は娘・R(8才)と息子・タク(6才)でカップうどんを食べた。

なんでも嫁が言うには

「マチコ先生(タクの担任)がね、幼稚園の工作で使うから赤いきつねみたいなカップうどんの容器が欲しいんだって」

ということなので、可愛いマチコ先生のためなら…と喜んで協力。

「ところでマチコ先生は何カップなんだろうか」

とかブツブツ言いながら近所のドラッグストアで98円で買った。

それからタクのスイミングスクールだったので連れて行ったが、みんなカップうどんひとつじゃ足りなかったようで、帰り道には

「おなかすいたー」

部活帰りの中学生のようにハングリーな野獣と化していた。そこでちょうど歩いている途中でパン屋を見つけたので速攻入店すると、ふわーんと美味しそうな匂いが漂う。

「パンの匂いをかいだら、すごいおなかすいてきちゃったよ」

とRが言う。もう僕らパンの前でおあずけ喰らった野獣3匹。タクはタクで

「ねえ、これ何?これ何?」

店の奥にある、何かのパンに異常に興味を示すと。

「それは蒸しパンですよ」

レジの前に立っていたお店の女性が教えてくれた。聞くだけ聞いて

「ボク、あんドーナツがいい」

買う時は蒸しパンガン無視であったが、お会計を済ませた後、店を出る時に

「ボクちゃんが興味を持たれてたみたいなんでどうぞ」

「ええー。いいんですかぁ?」

小さな蒸しパンを包んでもらってしまった。い、いい店だなあ…。

ウチに帰ってからあんドーナツが美味そうだったのでひとくちもらおうと思っていたら

「もうないよ」

あっという間にタクは全部食べてしまっていた。なんということだ…。

はい、じゃんがじゃんがじゃんがじゃんが…。

それはあんガールズである。

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■寺(テラ)へ…。
2012年01月20日(金)
先日、初詣に行った寺には、水がおいしいと評判の井戸があった。

井戸と言ってもつるべで汲んだりポンプをキコキコしたりするわけではなく、ちゃんと蛇口が付いていて、ひねれば水が出る。お参りついでにこの井戸目当ての人はたくさんいて、僕らはペットボトルに入れたが、中にはポリタンクを持って来ていた大容量な人もいた。

実際に飲んでみると超うまいってわけではないが、臭みがなく、東京の水にしてはうまいんじゃないのって感じである。持ち帰った水は主に嫁が飲んでいて、

「水がなくなったらウォーキングして汲んできてよ」

などと言う。確かにウチからその寺まで徒歩で往復1時間ぐらいの距離である。そして僕はウォーキングをしていて、1回で1時間ぐらい歩くと決めているのでコースとしてピッタリだ。

「水を汲むっていう目的があればモチベーションも高まるでしょう?」

嫁がコーチにでもなったかのようなしたり顔をして言う。そのまま従うのはなんか悔しいがその通りなのでそうすることにした。

ただ、僕が歩くのは仕事から帰って来てからなので、必然的に夜の寺に入ることになる。暗い境内で、お地蔵さんがぼうっと浮かんでたりしたら、尿が漏れちゃうかも。

そんなちょっと肝試し的な趣で空のペットボトルを入れたリュックを背負い、家を後にしてウォーキングを開始した。

「帰りは水の入ったペットボトルを背負って歩くわけだから歩くのに加えて更に鍛えられるよ」

嫁はこんなこともしたり顔で言っていた。たかが2リットルのペットボトルを背負って歩くだけで鍛えられるのなら、ランドセル背負った小学生はみんなマッチョだっつーの。

さて、粛々と歩いて約30分、寺の隣にあるちょっと大きめの公園に到着した。この公園を突っ切れば寺であり、体が冷えていたので寺に入る前に公園のトイレに入った。公園内は暗かいが公衆トイレだけ煌々と明かりが灯っており、

「ホモのハッテン場みたいだなあ…」

などと考えていたので、唐突におっさんが入って来た時にはかなりびびってしまった。無論僕もおっさんも普通に用を足していただけである。

で、いよいよ寺の境内に突入…。幸い常夜灯があってそれほど暗くはなく、思ったより怖くはなかった。井戸もすぐ発見。しかしその横に明らかに外部の者が作った思われる、

「仏教は最早終わりである」

みたいな批判的で電波的な謎の手書き怪文書が貼られていたのを見つけてしまい、ただでさえ寒くてドリチンになっているちんこが更に縮み上がってしまった。

とっとと水を汲んで帰ろう…と思い、ペットボトルを出して蛇口をひねると…。

水は出なかった。

おそらく夜間は栓を閉めてしまっているのだろう。そりゃそーだ。夜中僕みたいなヤツが忍び込んで水をじゃんじゃん汲み放題だったらえらいことになってしまう。そりゃそーなんだけど、

「けち…」

僕はチラッとそう愚痴ってしまった。空のままのペットボトルをそのままリュックに戻す哀しさよ。僕は井戸に向かってこう叫ぶのであった。

この古井戸は、ものすごーく、古いど!

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■週刊身長。
2012年01月19日(木)
娘・R(8才)は学年で一番ちびっ子なので、息子・タク(6才)とほとんど背が同じだ。

知らない人が見たら双子かと思うだろう。最近は遂にタクが抜き去ったか、と見えることもある。ただRは頭の中がお花畑でも「弟に抜かされたくない…」という彼女なりのプライドがあり、気にしているようなので僕からはあまり話題に出すことはない。ところが今朝…。

「パパ!こないだ背の高さ測ったらね、オレの方がRちゃんより高いんだよ!」

タクがものっすごい得意顔で叫ぶので、僕はハラハラしてしまった。すぐ脇にRがいたからである。心なしか不機嫌な顔を向けているような…。

「何センチだった?」

と聞いてみると

「えっとねー!Rちゃんが117.1センチで、オレが115.3センチ!だからオレのが高い!」

「…は?」

「だから、Rちゃんがひゃくじゅーななてんいちで、オレがひゃくじゅーごーてんさんなの!」

「それ、おかしいだろ!」

「なんでよ!」

「117.1と115.3、どっちが高いか!」

考えろと言われたタクは2秒ほどポカンとした顔を浮かべて、

「ああああー!117.1の方が高いー!さかさまにしちゃったー!」

猛烈に叫び、まだ畳んでない布団の中に飛び込み

「恥ずかしい〜」

布団の中でクネクネと身悶えていた。そんなことより、お尻丸出しでヒップダンス踊ったり、お風呂の時に「育て」とちんこに水を遣る方が恥ずかしいと思うのだが。

Rはその様子を見て「フフン」と笑っていた。いくら背が高くても中身がアレじゃねえ…といった感じだろうか。それはそれとして、117と115か…。もう少し背が伸びれば119番と117番になるわけか…って違う。

近所の遊園地「としまえん」では、110センチ以上にならないとひとりで乗れないアトラクションが多い。ふたりともほぼ同時期にそのボーダーを突破し、

「これで1人で乗れるね!」

と大喜びしていたのにがついこないだのことのように思えるのに、そこからもう7センチ、5センチも伸びてしまったのか…。抜かされたとはいえ、Rもすくすくと成長しているではないか。僕も5センチ伸びたらなあ…などと子供の成長が嬉しかったり羨ましかったり。そんなことを考えていたら

「いやいやいや、その『117』も間違いなのよ…」

横からひょいと嫁が訂正を入れた。さっきからタクが言っていた「117.1」も間違いで、、本当は「115.1」であり、本当の身長はRが115.1でタクが115.3。すなわちほんの2ミリの差なのだ、ということであった。

「またなんでそんな間違いを…」

背が伸びたことを嬉しそうに言うタク。身長の話だけに、背伸びしたい年頃なのかしらん。

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■箸動かさざる者食うべからず。
2012年01月18日(水)
昨日の日記にもちょろっと書いたが、娘・R(8才)と息子・タク(6才)はゴハンを食べるのがものっすごい遅い。

普通の粗末な食事なのに、食べる時間だけはおフランス料理のフルコース並みである。夕方の6時半から8時過ぎてもまだ食べていることもあり、途中で電池でも切れたかと思ってしまう。

特にテレビをつけているとありとあらゆる動きが止まってしまうので、いっそのこと食事中はテレビ禁止にしたいところだけれども、

「あっモヤさま…見たいかも…

などと僕もいまいち踏ん切りが付かない。ていうか見ながらでもとっとと食べればいいのである。

この日も一緒に夕飯を食べていて、かなりおっそいペースで食べていたので観察していたら、ホントにテレビに集中し過ぎて地蔵状態。箸が全く動いておらぬ。こういう時間が積み重なっていつまでも食べ終わらないのだなあ。

「ほらほら、君たち止まってるよ。手を動かしなさい」

と注意してみたところ、

「はーい」

ふたりはびくっとして返事をし、ようやく視線をテレビから離し、動き出したかと思ったらタクは、

「あんあんああんあん、ぱみゅぱみゅ」

きゃりーぱみゅぱみゅの踊りを踊り始めた。

「そういう意味で手を動かせって言ったんじゃねー!」

「ぎゃはははは!」

タクはしたり顔で笑っている。ナイスボケ、オレ、という自画自賛の笑顔なのだ。

「もういい!テレビ消す!」

パパ、ちょーっと今イライラしてるからそのボケは笑えないかなー、ということでぶち切れてテレビも速攻切った。

「ああん、消さないでー」

Rとタクがふたりですがりつくが無駄である。箸を動かさないまま、今日もまた1時間以上経っても食べ終わらないお前らが悪いのだ。いくら懇願してももう遅いのである。

すなわち、時既にお箸。なんちて。

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■髪を切ったあなたに。
2012年01月17日(火)
髪が伸びたのでカリスマ美容院(別名1000円床屋)に切りにもらいに行こうとしたら

「Rも連れてってあげてよ」

娘・R(8才)の髪も伸びたので一緒に連れて行って欲しいと嫁が言う。言われてみればRの髪は肩のだいぶ下まで長くなっていた。

「R、床屋さん行きたい?」

「いきたい!」

「どれくらい切りたい?」

「えーと…」

どうやら頭の中がお花畑に切り替わったらしく、1分ほど経ってもエヘエヘ笑ってばかりで答えが返ってこなかったため、

「後ろで結べるギリギリぐらいにして」

と嫁が代わりに答えた。んじゃそういうことで行く準備をするべか、ということでこの時、朝9時。Rはゴハンを食べており、床屋は10時に開く。開店1番にやってもらうために

「あと40分ぐらいで行くから早くゴハン食べて準備してくれ」

とRを急かした。何しろRはゴハンを食べるのが遅いのだ。さすがに40分前からケツを引っぱたいてれば大丈夫だろう…と思って僕は隣の部屋でネットとかしていて、その時間になってみたら…Rはまだ食べ終わっていなかった。

「朝からフルコース食ってんじゃねえんだぞー!」

早くしろと言ったのに!とRを叱ったら

「あのね、Rを急がせるなら1回ぐらいじゃダメに決まってるでしょ。しつこく5分おきぐらいに言わないと動かないよ。それぐらい8年も育てて分からないの?おっほっほっほ」

僕が悪い、ということで嫁に笑われた。

「とにかく早くしろ!」

「えへへ」

当のRは僕にかわいこぶりっ子な笑顔を見せて誤魔化そうとしている。うーん。カワイイからいいんだけどさ。

そんなわけで慌ただしく出掛けて散髪したのであった。以前来た時はちびまる子にされてしまったが、今回は長過ぎず短か過ぎず、カワイイボブヘアーな感じ。散髪が終わってイスを降りたRに

「あらカワイイねー」

思わず高田純次みたいなオバサン口調になってしまったが、そんな感嘆の声と共に思わずダッコしてしまった。娘との散髪はいい!

一方嫁とは散髪どころか今年まだ一発もないのであった。

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■アイス・アイス・ベイビー。
2012年01月16日(月)
「スケートしたーい」

娘・R(8才)と息子・タク(6才)がおねだりする。折りしもセンター試験真っ最中な日に滑りたいとは、この子達、将来多難な受験戦争を迎えそうな予感がしてならない。

そんな子供達の押しの強さに負け、としまえんでこの冬初めてのスケートをしてきた。嫁は

「忙しいのよっ」

ということで家に残ったが…。

この前の冬、最後に来た時はふたりともヨロヨロではあるけれども一応ひとりで滑れていた。そして僕はなんだか疲れていたので滑るのはかったるいなあ…と思っていたので、

「君達だけで滑れるよな?」

僕は脇のベンチで見てるから…と言って見たところ

「うん!滑れる!早く滑りたい!」

もうリンクに向かう気満々でオヤジがいようがいまいがどうでもよさげであった。

「よし、じゃあ行ってこい」

とリンクに送りだそうとしたら、1年ぶりだったのでカンが鈍っていたらしく

「パパー!たすけてー!たてないー!こわいー!やっぱりきてー!」

ということであっさり前言撤回。僕も結局スケート靴を履いてRとタクの手を取ることに。しかしそれも束の間、ものの30分もするとカンを取り戻したようで、水を得た魚ならぬ氷を得たペンギンのようにチマチマと活発に動くようになり、

「パパ、やっぱりいなくていいよー」

おのれ、僕のぶんの入場料と貸し靴代が…。まあ僕も疲れたのでとっとと靴を脱いでふたりの滑りを見てみると、タクは地雷地帯をまっしぐらに突き進んでいくタイプで、何回も転んでは立ち上がりガンガン滑って行く。

一方のRは、石橋を叩いて僕に渡らせるタイプなので、じんわりじんわりと滑って行く。それでも転ぶと僕の方を見てテヘッと照れ笑いするのが可愛い。本当にのんびりとした滑り方で、弟とはいえタクの方が上達が早い…ということはRには言わないでおく。RはRなりに、姉としてのプライドがあるのだ。

「のどかわいた!」

「はいはい」

休憩しに戻って来たふたりに

「どーだい、楽しいかい?」

と聞いてみる。

「たのしい〜」

素直に笑うR。そしてタクは

「ねえねえパパ!さっき、滑りながらオナラしたらスピードが上がったよ!」

「うそつけ!」

スケートだけにギャグも滑りますなあ。

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■スマホ娘。
2012年01月15日(日)
前回の日記に書いた、故障した娘・R(8才)のおもちゃ、メーカーに問い合わせたら、

「故障したのを送ってください。新品をお送りします」

とのことだったので送ったら早速新品が届いた。なかなか素早い対応ではある。

壊れたのを送る時、ハートマークが付いていたのだが、もともとの装飾だと思って気にも留めていなかったが、実はRが自分で貼ったデコシールだったらしく、

「違うシールになりますが送らせていただきます」

ということでデコシールも送ってもらってしまった。なんか

「シールもちゃんと補償してくれんだろうなゴラア」

と催促しちゃったみたいで悪いナア…。

このおもちゃは「ジュエルポッドクリスタル」といい、スマホをおもちゃにしたような感じである。なのでおもちゃといえどもスマホもどきなのでゲームやら占いやら多くの機能が付いている。

Rはクリスマスプレゼントとして貰った直後に壊れてからお預けをくらっていただけあって、送られてきてから猛烈にいじり倒して使い方を覚えているようである。

送ってもらったデコシールもベタベタ貼ってしまい、ギャルが持ってる霊柩車みたいなギンギラギン装飾の携帯のようなありさまになっていた。

夜、寝る時もいじっていたので

「いいかげんにやめて寝なさい」

と叱ったら

「明日起こしてもらうの」

Rは嬉しそうに枕元に置いて寝た。目覚まし機能もあるのか…と思って寝たら、朝、超早い内から

「時間だよ!時間だよ!」

というすさまじくむかつくアラーム音声が鳴り

「超うるせー!」

最近のおもちゃはあなどれんな…。

やはり僕はスマホよりオナホの方が好きである。

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■壊れたクリスマスプレゼント。
2012年01月13日(金)
娘・R(8才)に贈ったクリスマスプレゼント。

ジュエルペットというサンリオのアニメキャラのグッズで、「ジュエルポッド」というおもちゃだった。スマホをおもちゃにしました、みたいな感じで、大きな液晶画面があってちゃんとタッチ操作で文字入力やページのスライドが出来、ゲームや占いその他の機能が付いていて、結構良くできている。ゲームウォッチで超喜んでいた僕の時代とはえらい差がある。

かといって値段が高いわけでもないので、これはわりとスゴいかも…と思っていたのだが、コストを抑えた皺寄せなのかどうか分からないが、ものの2日目ぐらいで不具合が起きた。

「パパ、これ直る〜?」

とRが持ってきたので見てみたら、液晶画面上に電車の線路みたいな形の気泡が出来てしまっているではないか。例えると、携帯の画面保護シールを貼ったら間にホコリが入ってしまったような。

「これは…見にくいねぇ…でもごめん、これは直せないよ…」

こんなの直せるわけがない。その時は年末だったので、正月休みが終わったら修理の電話してやるよ、ということになった。

で、正月休みが明けて電話しようとしたが、受付時間が平日昼間のみなので、休み明けは元々忙しいのでなかなか暇がない。そうこうしている内に

「パパ、動かなくなっちゃった」

「えー!」

ついに画面にタッチしても全く動かなくなってしまった。正味1週間もいじってないのにお粗末過ぎだろ…と呆れると共に、サンタをまだ本気で信じていて、このおもちゃをもらえる日を指折り数えて楽しみにしていたRが不憫でならない。

このオモチャ会社のサイトをよく見てみたらメールでも故障相談が出来ることを見落としていたので、早速メールで症状を書いて送信した。

翌日、返信が来た。お詫びの文と共に

「新品とお取り替え致しますので壊れたの送ってください」

とのことだったので速攻チャクバで送った。更に翌日、

「届きましたので明日送ります」

というメールが来たので

「明日新しいの送ってくれるってさ」

そうRに伝えたら

「やったー。あした遊べるー!」

わーいわーいと大喜び。

「いや、ゴメン。明日送るってことだから届くのは多分あさってだと思うんだけど…」

「なーんだ」

Rはちょっとガッカリしていた。すまんのう。それにしてもすぐさま新品と交換という対応をしてくれるというのは、実は同じような不具合がかなり出ているのではないだろうか…。今度送られて来るのもハズレではないことを祈るばかりである。

それにしてもおもちゃとはいえスマホ持ちになったR。僕はまだガラケーなのであるが…。DOCOMOだとまだ替えたいスマホがないので…。APPLE製のIPHONEが出れば替えるのだけれども。

それともTENGA製が出れば…ってそれはスマホじゃなくてオナホである。

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■下ネタ風呂。
2012年01月12日(木)
子供達を風呂に入れる僕である。

「とっとと風呂はいるぞー。さっさとおもちゃ片付けろー」

じゃれ合っている娘・R(8才)と息子・タク(6才)に声をかけると、

「ちょっとまって!これ終わってから!」

なかなか遊びをやめなかったりとか、片づけを始めてもすんごいダラダラだったりとか、「入れ」と言ってから何かと時間がかかるのが常だ。

「はやくしろ!」

と叱りつつも一体いつまでこうして子供達と一緒に入れるのだろう…といつもしみじみしてしまうため、叱り方も緩やかになってしまい、ますますナメられているようだ。今日も僕の言いつけを思いっきり無視して

「ららららららー♪ららららららー♪」

と歌っている。ああ、アレだ。AKB?…と考えていたら

「カラだよ!知ってる?」

Rが得意気に教えてくれたが

「ああー、紅白で見た」

お尻をクネクネする韓国人アイドルだということを思い出した。更に

「ミスターって曲なんだよ!知ってる?ミスター!」

曲名まで教えてくれたがさすがにそこまでは知らなかった。僕らの世代、ミスターといえばミスターちんなんだよ!Rはその後もららららららー、と歌いながらようやく服を脱ぎ始めたかと思ったら、おパンツをずり下げてお尻をぷりりんと出し、

「ららららららー♪」

お尻で「の」の字を書くような踊りを踊るではないか。パパ、そんな破廉恥な女の子に育てた覚えはない!

「なんだそれはー!」

「韓国の人はみんなこうやって踊るんだよー」

「うそつけ!」

どこのコリアンパブだっつうの。適当なこと言ってると国際問題になるぞ。おまけにタクも面白がってマネしてお尻出してるし。

ふたつ並んでふりふり揺れるお尻がふたつ。親として情けないような、これぐらいおバカだとまだまだ僕と一緒にお風呂に入ってくれるだろうという安心感もあるような、複雑な気分である。

文字通りケツを引っぱたいてお風呂に入れるも、タクがおもちゃのジョウロに湯船のお湯を入れ、まるで植木鉢に水を遣るようにひたすら自分の股間に水を当てていた。

「なにやってんの?」

「ちんこが育ちますように」

「あほなことすんな!」

その形状がまさにアサガオのつぼみのようなので、夏休みにRがアサガオを育てて観察日記を書いていたので、それを真似しているに違いない。まあ僕も金冷法という、似たようなことをやったことがあるので、育って欲しいという気持ちは変わりないのだが…。

10年後、本物のアサガオと違って、マツタケに成長することを祈るばかりである。、

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■歩いてゆこう。
2012年01月11日(水)
デブ化に歯止めをかけるために行なっているウォーキングを、休日、

「一緒に歩いてみる?」

子供達を誘ってみたら

「歩く!」

と飛び付いてきたので連れて行くことにした。

普段のコースだと、隣の隣駅まで歩いてだいたい往復で6キロぐらいなのだが、子供達にとっては初めてなので今回は隣の駅まで、ということにする。だいたい4キロぐらいだろうか。

息子・タク(6才)はスタートしたばかりだというのに

「今何歩?5万歩ぐらい?」

「なわけねえだろ!」

やたらと歩数にこだわり、2分おきに今何歩?と聞いてくるので

「そんなに知りたかったら自分で数えろ!」

めんどいのでそう投げ槍に言ったら本当に数えながら歩き始めてしまった。しかも急に歩幅が狭くなりちょこまかと歩き始め

「こうすればいっぱい歩数が稼げる」

頭がいいような悪いような工夫を凝らしていた。一方で娘・R(8才)は

「パパと一緒に歩くー」

と、終始僕とお手々繋いでお散歩、といった感じで

「パパ、足、そろえよー。みぎ、ひだり、みぎ、ひだり」

出す足も僕と一緒になりたいのだ、という甘えっぷりで早くもオヤジのハートを鷲掴みに。しかし

「みぎ、ひだり、みぎ、ひだり、足を高く上げて!みぎ、ひだり!」

だんだんと軍隊の行進のように足を高く上げるように要求してきたと思ったら

「ほら、北ちょーせんみたいでしょう!ぎゃはははは!」

よくテレビでやっている、将軍様の前で行進する北朝鮮軍のパレードのモノマネをやらされていることにようやく気付いた僕であった。Rは意外と北朝鮮ネタが好きである。

そんな感じで行きは陽気な感じでわりと順調に隣駅前に着いた。

「よし、ここから来た道を戻るぞ」

「えー、もう帰るの?もっと先まで行きたいよ」

タクは全然余裕そうであったが、帰りの道もあるので

「帰りのことも考えなきゃ。あとまるまる半分歩かなきゃならないんだぞ」

と言い聞かせて折り返す。だんたんと終盤に差し掛かってくると、タクはまだ元気で本当にもっと先まで行っても大丈夫だったのではないか、ってぐらい体力があるようであった。

逆にRは序盤北朝鮮ネタで盛り上がっていた癖に徐々に疲れてきたようで、繋いでいた手はいつの間にか僕の腕に巻き付くようになり、僕が引っ張るような形になってしまった。

「R、ちゃんと歩け!」

「いや!もう疲れたのー!」

「みんなででウォーキング頑張ろうって言ったじゃん」

「もういいの。もうやんないの」

「そんなこと言わないでこれからもパパと一緒にやろうよー」

「もともとRは太ってないから歩かなくてもいいんだもん!」

がーん。い、いくら最愛の娘でもパパ、そのセリフはちょっとムッとしちゃうかなあ…。

「痩せるだけじゃなくて体力もつくからいいんだぞー」

やめさせないように色々言ってみたのだが、はたして気を取り直してくれたかどうか…。

これに懲りず、是非とも北朝鮮、いや、再挑戦して欲しい。

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■眠れぬ森の息子。
2012年01月10日(火)
しくしくしくしく…。

夜10時頃、息子・タク(6才)が寝床で泣いていた。眠れないためである。正月明けの数日間、栃木の実家に預けていた時に夜更かししていたため、寝る時間がずれてしまったらしい。それだけじゃなく、おそらく体力がついてきたのだと思うのだけれども。

これまで娘・R(8才)とタクを寝かせる時は、必ずタクが真っ先に爆睡して、Rがしばらくグダグダと起きていたものだが、すっかり逆になってしまった。

この日はRがすぐに寝てしまい、タクはなかなか眠れなくて、夜遅くまで起きているとオバケに連れ去られてしまうと本気で思っているので、目をつぶっては眠れなくて

「オバケが来ちゃうよう〜」

と添い寝している僕に泣きつくのであった。

「わざと夜更かししてるわけじゃないからオバケは来ないから大丈夫だよ」

とか

「ビクビクしてると余計眠れないぞ。パパが起きてるから大丈夫だよ」

など、怖がって焦ると余計眠れないので、出来るだけ安心させようと慰めていたのだが、いつの間にか僕の方が先に寝てしまい

「パパ先に寝ないでー」

「ああゴメン」

「いきび(いびき)がうるさいからねむれない!」

「ええー…」

タクに揺さぶり起こされる、ということを3〜4度繰り返していたようだ。(嫁の目撃談による)そこから記憶が途切れたので、だいたい10時過ぎには寝たようだが、

「パパ、起きて!いっしょにトイレ行って!」

再び叩き起されて時計を見たら0時半であった。この後はようやく朝までノンストップで眠れたようだ。

毎晩叩き起されるのは勘弁なので、ぐっすり眠らせるためには運動させて疲れさせよう!というわけで、最近足を痛めて中断していたが、治ってきたので再開したウォーキングを一緒にやらせてみるか…と思ったのであった。

いっそのことこれをきっかけにウォーキングからランニングへ、そしてゆくゆくは東京マラソンに親子一緒に出場とか…なんて妄想を膨らましたりして。

とにかく、都民なのに不眠とはこれいかにって感じである。

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■今頃初詣。
2012年01月09日(月)
遅ればせながら初詣に行く。

場所は去年も行った中野の新井薬師。わりと有名どころであり、今日は市も立っていたのでかなりの人で賑わっていた。嫁は市の露店の漬け物に目を奪われ、隙あらば試食用の漬け物をカラスのようにヒットアンドアウェイでつっつく。

11時からの護摩法要に参加するため、受付に行くと、袈裟を着たお姉さん(かなりの美人。でも尼僧ではない)が申込用紙の書き方を教えてくれる。巫女さんもいいが袈裟美人というのはかなりレアである。

「ご祈願はふたつ選べます」

とのことで、家内安全・商売繁盛・病気平癒…とさまざまな願い事が申込用紙に書かれていたが、「お姉さんと袈裟プレイ」というのはどこにも書いていなかった。俺のちんこで袈裟がけに…とかブツブツ考えていたのに。

受付を済ませた後、家族全員でお賽銭を投げて手を合わせた。子供達も熱心にお祈りしていたようなので

「何をお祈りしたの?」

と聞いてみたら息子・タク(6才)は

「ポケモンカード買ってもらえますように」

煩悩のレベルが僕と全く一緒だ。血は争えないブラッド・キャント・バトル。

11時が近づいてきたのでお堂の中に入って座る。後から後から人が入ってきてほぼ満員状態。やがて徳の高そうな初老の僧侶が、海老蔵っぽい若いイケメン僧3人を率いてお堂中央に座り、法要が始まった。家族4人の健康と安全を祈願していただこう…と手を合わせていたのだが、娘・R(8才)が

「パパ!お坊さんの頭、みんなツルツル!」

「しーっ!そういうこと大きな声で言わない!」

そんなことを言うものだから厳粛な気持ちがいっぺんに吹き飛んでしまった。何故この子は思ったことをすぐ口に出すのだろう。おばさんか。

法要が終わり、お札を貰うためしばらく並んでいると、タクが壁際にあった仏像を見つけて

「これ誰?」

と僕に聞いてきた。カンチョーしてるみたいな印の結び方は大日如来、みたいな印の違いで何となく分かるので

「阿弥陀如来という仏様だよ」

と教えてやったら

「目ぇつぶってるけど、寝てるの?」

「いやいや…僕らが思い付かないような難しいことを考えてらっしゃるのだよ…」

「みんな正座してたのになんでこの人だけアグラかいてるの?」

「いやいやそれはアグラじゃなくて結跏趺坐と言って…」

お前、そういうことばかり言ってると本気で仏像がぶつぞう。

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■熱唱まかしょどっこいしょ。
2012年01月08日(日)
娘・R(8才)と息子・タク(6才)が栃木の実家から帰って来た。

母がいろいろ面倒見てくれたようで

「カラオケ連れてっちゃった」

とメールがあった。そういえば正月

「カラオケでも行くかい?」

それとなく僕らを誘ってた風なことは呟いていたが、僕はテクノとかハウスミュージックとかしか聴いていないので、カラオケで歌える曲なんて電気グルーヴぐらいしかなく、全く聞く耳を持たなかった。

おそらくレコード大賞や紅白歌合戦など、年末の歌番組で母が大好きな氷川きよしが出まくっていた影響で、カラオケに行きたがっていたのだろう。

帰って来た子供達も

「カラオケ行ったー!」

多分人生初のカラオケ体験を嬉しそうに話していた。

「何歌ったの?」

と聞いてみたら

「ポケモンの歌!あと、『負けないで』!」

ZARDの「負けないで」は幼稚園で習っているのでよく知っているのだろう。さっそくふたりが歌い始めた。

「負けないで、もう少し〜」

Rがキレイに歌っている横で

「負けちゃった、もうだめぽ〜」

タクが怪しい替え歌をかぶせる。それから

「太陽よりも〜、(きよしー!)激しく燃えて〜、(きよしー!)」

「そ、それは…」

「きよしの歌!」

どうやら母が氷川きよしの歌もたっぷり歌いまくったらしい。母さん、孫相手にジャイアンリサイタルやめてくれよ…。ただでさえ歌い出すと止まらないRとタクなので、カラオケはツボにはまったらしく、

「パパー、またカラオケ行きたい!」

「ええー」

子供達さえ楽しめれば僕の好き嫌いなんてどうでもいいのだが、どうせそういうレジャー系のところに行くならカラオケなんかより、こないだNegiccoのライブを観に行ったスーパー銭湯の方がいいなあ…。

カラオケより風呂桶。なんちて。

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■後は野となれ親離れ。
2012年01月06日(金)
正月休みは終わったのでもう東京に戻ってきているが、子供達はまだ栃木の実家にいる。

嫁も仕事が入ってしまったとか、母がもうちょっと孫達の顔を見ていたいとか、娘・R(8才)と息子・タク(6才)もおばあちゃん家で遊んでいたいとか、そんな理由で。

ふたりともよその家で僕ら親がいなくても全然泣かないし平気になってしまった。逞しく成長しているのが嬉しいような寂しいような。僕らが帰る時も以前はタクなどは泣いていたものだが、今回は

「マーマー」

と甘えてはいたけれどもお別れの挨拶を楽しんでいるようだったし、Rも

「パパーばいばい」

ニコニコして抱き付いてきて悲しんでいる様子はない。逆に僕が悲しいのだ。Rとタクが初めて僕らから離れて実家に泊まった時、

「離れちゃうとパパ寂しいなあ…」

本音をぽろりと漏らしてしまったら

「ひとりだちしようとしている子供に向かって親がそういうこと言うんじゃないよ!」

嫁にマジギレされてしまったので今回は黙っていたが、嫁とふたりで電車に乗って家に帰って…となるとやっぱり寂しい。

久しぶりにふたりきりになったからといって、新婚時代を思い出してウフーン、とか、盛り上がって3人目を仕込んじゃう勢いになりアハーンとか、そういうロマンポルノ的展開は一切なし。それどころか寝る時に子供達が布団の中にいないため寒くてしょうがなかったので、

「しゃむいから、ママ、いっしょにねよ〜☆」

タクのマネをして可能な限りかわいこぶりっ子ぶりぶりぶりっ子な感じで嫁の布団に入ろうとしたら

「来んな!」

逆に更に遠ざけられる始末。いいじゃんかよう。一緒に寝るぐらい。いいじゃんかよう。ちょっとやらせてくれるぐらい。せっかくふたりきりなんだから…等々ブツブツ言っていたがすべて無視された。いいじゃんかよう…せめて先っぽ入れるだけでも…。

寒い布団の中、なかなか眠れない横でカーカー寝る嫁。やるなら今!と思い、思い切ってこっそり先っぽを入れてやった。

足の先っぽを嫁の布団の中に、なんだけど…。

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■墓地っとな。
2012年01月05日(木)
正月に父の墓参りに行った。

その前の年末には墓の草むしりや墓石をゴシゴシ掃除したりもした。ご先祖様を大切にする僕の心がけである。本当は母に

「お前もやれ」

と有無を言わさず墓まで連れて行かれたんだけど。いずれにせよ年が明けてお墓に赴き、亡き父に新年の挨拶を行なうのだ…と厳かな気持ちになりつつ、まず霊園の入口にて桶に水を汲む。桶と一緒にひしゃくも持っていたら

「コレ貸してー」

娘・R(8才)がひったくって先に歩いて行った。ひしゃくの底の裏には

「梶林家」

と書いてあり、

「梶林家こっちでーす。ついてきてくださーい」

Rはそれが見えるように鼓笛隊の指揮者よろしくヒシャクを高々と掲げツッタカターツッタカターとみんなを先導していく。ものの1分で厳かな気分台無し。

息子・タク(6才)はそれ以上に元気で、文字通り墓場で運動会をおっ始めそうな勢いだったので、

「ほら、ふざけてないでキチンとおじいちゃんに挨拶しなさい」

ほれ、と線香を渡すとようやく真面目になり、線香を墓前に捧げ、深々と頭を下げてぎゅっと目をつぶり手を合わせた。

「そうそう、おじいちゃんも『よく来てくれたなー』って喜んでるよ…」

と褒めてやると

「はんにゃー、はんにゃー」

タクなりの読経が始まってしまった。ウチは真言宗であるせいか、法事の時のヘビーローテーションは般若心経である。それを真似たのだろう。

「みったー、ぎゃってー」

タクはふざけてるのではなく本当に真面目に良かれと思ってやっているようなので、止めることなく後ろで見守っていたら

「みじゅまるーくるみるだるまっかー」

「それポケモンの歌だろ!」

5秒後、『ポケモン言えるかな』の歌にすり替わったので堪えきれずに大笑いしてしまった。お経のマネごとだけでも笑いを堪えるのに必死だったのにもうダメであり大爆笑。

お墓だけにツボに入ってしまった。

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■ホーンテッド実家。
2012年01月04日(水)
栃木の実家で子供達と寝る。

「パパ、一緒にトイレ行ってぇ」

寝る前に娘・R(8才)が僕の腕を引っ張る。

「おうちじゃひとりで行けるのにどうした?」

「まだ慣れてないから怖いの…」

僕にとっては文字通りホームなのだが、子供達にとっては実家はまだアウェーのようである。また、寝る部屋についても、

「このお部屋、人形があるから怖いの」

床の間に飾ってある、母がどっかで貰ってきたらしい日本人形を指差して身震いしていたので、

「パパが子供の頃はフランス人形と雉の剥製もあってもっと怖かったんだぞ」

そう言い聞かせて眠らせた。

Rが寝てしばらく、今度は息子・タク(6才)がシクシクと泣き出した。彼はRより先に寝ていたが、何かの拍子で目が覚めてしまったらしい。タクにとってはもの凄い夜更かしな時間に起きてしまったわけで、

「早く寝ないとオバケに連れて行かれる…」

焦れば焦るほど眠れなくなり、怖くなって泣いていたのであった。

「大丈夫だよ、オバケいないから怖くないよ」

そこは嫁が優しく慰めていたが、まさかこの後、嫁自身が一番怖くなるとは誰が思ったであろうか。僕らの寝ていた部屋にはRとタクのオモチャが色々置いてあり、その中で

レジ
こういうレジのオモチャがあった。これは、ボタンを押したりすると「イラッシャイマセ」とか喋ったりするのだけれども、翌朝、

「夜中、いきなり『アリガトウゴザイマシタ』って喋ったのううう!」

嫁がもの凄い勢いでビビリながら叫んでいた。何もいじっていないのに3回ぐらい「アリガトウゴザイマシタ」を繰り返したのに僕らはガーガー寝てて気付いてくれないし、恐怖のあまりなすすべもなく布団の中に潜り込んだのだという。そして

「この部屋、オバケがいる!」

夜中に息子に言ったこと全否定。

「オモチャの山が崩れたとか、なんかの拍子で動いたんだろう…。僕、この家でオバケ見たことないし!」

今度は僕が慰めることになってしまった。母は1回見たことあると言ってたけど、それはナイショにしておいた。いずれにせよ電池抜いとけば今夜動くことはないだろうということで抜き取ったら

「違う部屋に置いといてよ!」

余程怖かったようだ。

そんな感じでマイ実家でそれぞれビビリまくっていた家族3人。人ん家をオバケ屋敷扱いして失礼しちゃうわ!

で、僕だけ栃木で何も怖いことがなかったかというとそうでもなく、車で走っていた時、前を行く車のナンバーが

666666
2台続けて666!この2台の持ち主は縁起が悪いと思わないのだろうか。メタル好きなんだろうか。666のダブルで6が6つ並んでしまった。「666」自体は「シックスシックスシックス」という呼び方があるらしいが、「666666」はなんと読んだらいいのだろうか。その代わり「999999」は以前見たことがあるし読み方も分かる。

昔「痴漢鉄道999999(シックスナイン)」というエロいお店があったからである。

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■ミカモヤマ、ノボレ。
2012年01月03日(火)
箱根駅伝を見ていたら、息子・タク(6才)が選手のマネをして家の中をドタバタ走り始めたので

「外、いくべ」

みかも山という、中腹に子供用の公園があったり頂上までハイキングコースが整備されていたりする、200メートル程度のこぢんまりした山に遊びに行くことにした。

子供達が遊具で遊んでいる間、嫁が

「私、ちょっくら頂上目指して歩いてくる」

てっぺんとったるわ、みたいな勢いで山道の奥に消えて行った。しばらくすると電話がかかってきて

「やっほー!上からキミタチが見えるよー!」

超うぜえ。うるさいので一応子供達と山の上の方を見上げてみたが木しか見えん。そりゃこっちは切り開かれた公園だから分かりやすいのかもしれないが…。

「どうしてわかんないのー!こっちよこっち!なんでわかんないの!」

「分かるかっ!」

こんな文字通りの上から目線、初めて見た。

嫁がてっぺんを目指したものだから

「Rも行きたい!」

「たっくんも!」

娘・R(8才)とタクも登山したいと言い始めたので、僕らも山道を登り始めた。小さな山とはいえ結構な急斜面で、ゴツゴツとした石を積み上げただけの粗末な階段を

「ゆっくりでいいからな!」

気を付けながら1段1段登って行く。驚いたことにこんなところも

「こんにちはー」

ジャージ姿のランナーが走り抜けていく。そういえば今頃、箱根駅伝では山の神・東洋大の柏原が山越えをしている頃だろうか。この山を登っている人達もエア柏原気分に違いない。

「君達、疲れてないか」

「だいじょうぶ!」

坂がきつくて弱音を吐くかと思った子供達は意外と逞しく、ていうか僕がキツくて降りたかったのだけれども、人生を坂に例えた教訓は色々あり、

「いいか、人生にはみっつの坂がある。上り坂、下り坂、まさか。なんちて」

僕もひとこと子供達に言い聞かせようとしたら

「ねえパパー。この山、ヤマンバいるかなあ?」

タク、何も聞いちゃいねえ。

「ヤマンバもいるだろうし天狗もいるんじゃないの」

と意地悪に答えたら

「怖いこといわないでぇ…」

Rが泣きそうな顔になっていた。結局、頂上までは行かなかったが、途中でリアル山の神・嫁と合流し、始めにいた公園に戻った。この時も結構な数の山登りランナーとすれ違う。みんなエア柏原。

僕もわりといい運動になったと思うので、頑張った自分へのごほうびとして公園自販機で温かいミルクティーを買う。紅茶の美味しい、喫茶店♪

やっぱり僕らの世代は、柏原といえば山の神より芳恵なんだよなあ。

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■はめおめ。
2012年01月02日(月)
2011年。辰年。元旦。超寝正月であった。

朝、遅くまでダラダラ寝ていて起きてもダラダラと紅白のビデオを観る。

娘・R(8才)と息子・タク(6才)が観たがっていたので録画していたんである。

子供達が観たい観たいとうるさかったのはAKB、KARA、少女時代、嵐、レディー・ガガ、EXILE、あと僕も好きなPerfume。特にEXILEはタクが幼稚園のお遊戯会で踊った曲なので再び披露し、母が

「あれま、すごいねー」

と母が大ファンである氷川きよしの出番以上に興奮していた。

更にレディー・ガガは女子チームが踊っていた曲だけれども、タクは完コピしていたのでそれも踊りまくる。で、嫁はキムタク好きなので当然SMAPを観たがっていたが、最近EXILEのボーカルふたりのうち、坊主でグラサンじゃないほうが超美形らしく、興奮してキャーキャー叫んでいたが

「この人、なんていう名前なの?」

と聞いてみたら

「え?あれ?多分『ヒロ』がどっかに付く名前」

すごいアバウトだなあ…。名も知らぬまま行きずりの男とやっちゃうタイプなのだろうか。そしてみんなでオオトリのSMAPを観る。

「ヘタだなあ…」

出演者ひとりひとりが盛り上げて来ていたのに、最後の最後でずっこけてしまった、という感じであった。

ビデオを観終えた後、さすがにだらけ過ぎだろうということで子供達と暴れるべく近くの運動公園に向かった。あっという間に遠くまで走って行ったタクを追い掛けて行く嫁。僕はRとキャッチボールをする。

しばらくしたら嫁が戻って来て

「さっきあっちで高校生っぽいカップルがチューしてた!」

ほんの12時間前ぐらいにはまだ除夜の鐘が鳴っていたというのに。人の煩悩はそうは簡単になくならないものである。

元旦からちんこが辰年ってか。

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