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■ラーメンつけめん僕ゴメン
2010年12月30日(木)
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「ごーめーんーねー」

「いーいーよー」

これは息子・タク(5才)が娘・R(7才)に悪いことをした時のやりとりである。

「○ー○ーちゃん、あーそーぼー」

みたいな間を伸ばして強調する独特の節で言う。とタクがケンカするのはよくあることだが、ほぼ9割方がタクがぶったとか蹴ったとか、オモチャを取り上げた、等の理由だ。やられたRとしては

「パパ〜。たっくんがね…ぶったの」

ぶたれたら殴り返す、ということが出来ないおっとり娘なので僕にチクリを入れてくるのである。

「たっくん!ごめんなさいしなさい!そんでもうやるな!」

と僕が叱ると上のようなやりとりになるんである。但し心のこもってない謝罪だと「いいよー」が「ダメよー」になり、Rが納得するまで謝罪させられる。もうやるなって言ってるのに続いているのでまだまだ教育が必要だ。

さて、会社の忘年会から帰って来た時に、嫁がコレにサインをしろと言って書類を寄越してきた。あーはいはいと書いて嫁に渡そうとしたら既に寝ていたのでテーブルの上に置いて僕も寝た。

翌朝、

「書く欄がが違う!ここは私が署名をするところ!」

嫁が烈火の如く怒っていた。その勢いはそりゃあもの凄く、烈火ボーボー乳毛ボーボーであった。

「んなややこしい書類、ちゃんと説明しろ!」

僕は僕で人に頼んどいてその態度はないだろうと逆ギレ。

「渡す時にちゃんとしたよ!あなた聞いてなかったの!」

…えー。したっけっか。そんな酔っ払ってる時に説明なんかすんなよ…と思ったが今更振り上げた拳の下ろしどころが見付からず、フンとプリプリしながら会社に行ってしまった。

会社に着いて仕事を始めるとだんだんと怒りが治まり、やっぱり僕が謝罪するべきだよなあと思った。タクには「ごめんなさいしろ」と言っているので、僕自身も同様にするべきだろう。

そう思い直して家に帰ってから

「ごーめーんーねー」

と嫁に謝罪すると

「いーいーよー」

見よ。僕は許された。ああよかった…。だーめーよー、と言われたらどうしようかと…。

謝罪は成功したが射○は性○しなかった。

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■あすなろサンシャイン
2010年12月29日(水)
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「鳩サブレーとエネループ買ってこい」

と嫁に言われたので東が西武で西東武、高くそびえるサンシャイン、の歌でおなじみの不思議な不思議な池袋に行って来た。

鳩サブレーは僕の母が大好きなお菓子。正月帰省する時の手土産用である。鎌倉のお菓子なので東京で買えるところは意外と少なく、我が家からいちばん近いのは池袋の東武か西武なんである。

そしてエネループ。すなわち充電できる乾電池。使い捨てよりエコだから、という嫁の考えらしい。ふっ。エコロジーなんてエロジジイ並みに胡散臭いモノなのに…なんて斜に構えていても買わないと怒られるのでとっとと買うことにした。

鳩サブレーは西武池袋で買えばいいし、エネループは上記の歌をテーマソングとするビックカメラで買えばいい。用事すぐ済む。しかし僕はしばし散策をすることにした。

ビックカメラの裏あたりは、裸のお姉さんが踊っている劇場や裸のお姉さんと一緒に入れるお風呂などがある、とても情緒豊かなエリアである。池袋は玉袋をもてなす街。

そういったお店の中に、たまにとても面白い店名があったりする。僕は時々ぶらぶらしてチェックするのだ。

IKB48
今回も見つけたのがコレ。

オシャレ(はあと)メンズサロン「IKB48」。マジっすか学院…。ってホントにマジすかこの名前。江古田には「EKD48」というキャバクラがあり、としまえんはおばさん48人を集めて「TSM48」という広告を打っていた。西武線沿線はどんだけ48が好きなんだっていう。

ラーメンバーガー
あと変な店名じゃないけどコレ。

ライスバーガー、コロッケバーガー、ケツ毛バーガー他、なんでもバーガー化してしまう日本人のアレンジの凄さを感じる。ライスバーガーのライスがラーメンになった感じのようだが、ちょっとチャレンジャーな商品過ぎて買う勇気はない。自分からB級グルメって言っちゃっているのも興醒めである。

そんなわけで寄り道するのは楽しいが、あまりブラブラし過ぎても帰りが遅くなるので、そろそろちゃんと買い物をすることにした。まずはエネループ、すなわち充電池を買おうと思ったのだが…。

困ったことにエッチなお店ばかり見ていたら、股間のエネループがはちきれんばかりに充電されてしまった。漏電しなきゃいいが。

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■公園で公演ってか
2010年12月27日(月)
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娘・R(7才)と息子・タク(5才)が、近所のお友達とウチの前で遊んでいた。

やがて公園に行きたくなったらしくRが

「パパー!公園連れてってー!」

外から僕に怒鳴るので有無を言わさず連れて行かなければならなくなった。

「サッカーやろうよ!」

この子達はわりとサッカーの真似事をやるのが好きなので、この時もタクがボールを持って勇んで走って行ってみると…。

公園に着くと10人ぐらいの妙なおばさんグループがいて

「主はなんたら〜♪」

というような賛美歌を歌っているではないか。ゴスペル集団の練習だろうか。そのグループがいつもこの子達がサッカーをやる場所を占拠していて

「サッカーできないよう〜」

不満をブーブー垂れていたが

「どけって言うわけにもいかないから他のことして遊びなさい」

他にいろんな遊びがあるだろう、と言うとようやく遊具で遊ぶとか、誰かが散歩に連れて来た犬と戯れるとかそんな遊びをしていた。

その後は植込みのあたりでずーっとゴソゴソ何をやっているのだろう…と思って

「なにしてんの」

と声をかけたら

「実を集めてるの」

「うわ」

ままごとのバケツに南天の実がどっさりと。

「もう夕方だから帰るぞ!」

そろそろ日が暮れてきたので帰らなければならない。お友達の親御さんも心配する。すると子供達は

「おうちの前でならもうちょっと遊んでいいでしょ!」

そういうことは頭が回る。

「じゃあちょっとだけなー」

ウチの前に戻って来ると子供達は集めた南天をバケツの中で潰し始めた。うわー…。子供ってそういうちょいグロなことが大好きだよね…。

「もう4時半だからおしまいにしなさい」

「はーい」

ウチの地域ではこの季節は4時半になると「よいこのみんなは帰りましょう」放送が流れるんである。なので今度こそ遊びを終わりにした。

じゃあバイバイと友達と別れて家に入り、潰れた南天の実でひどいことになっているバケツを洗い落とそうとしたら

「ちょちょちょちょっと、ウチの中の水道でそんなの洗わないでよ!」

嫁に思いっきり怒られた。

「くそー。お前らのせいで…」

子供達に文句を行っても子供達に洗えるわけがないので、僕は仕方なく公園に後戻りして公園の水道で洗いましたとさ。

今日の僕、南天?零点、みたいな。

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■惨状のメリークリスマス
2010年12月26日(日)
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クリスマスイブの夜は子供達の枕元にプレゼントをそーっと置いてから寝たわけだけれども。

僕は6時頃目が覚めた。まだ暗い。寝床の中で携帯などをモゾモゾいじっていたら、普段なら絶対起きないくせに娘・R(7才)が目をパチリと開けた。

すぐさま起き上がり枕元をチェックする。サンタが来てプレゼントが置いてあるかどうか気になってしょうがない瞬間。暗い中にもぼーっと浮かぶ白い箱に

「パパ!プレゼントあるよ!」

寝起きから一気にエキサイト。更に「サンタさんとトナカイさんへ」と置いてあった、サンタとトナカイへのプレゼントであるクリスマスリースと手紙がなくなっているのにも気付き、

「リースとおてがみもなくなってるよ!やっぱりサンタさん来たんだよ!」

「あーほんとだーパパも寝てて気付かなかったー。いつ来たんだろー」

若干棒読みセリフでそういうことにする。ただしまだ起きる時間には早過ぎるので

「まだ夜だからもうちょっと寝てからにしようか」

興奮するRをなだめるのだが

「たっくん!みて!サンタさん来たよ!」

息子・タク(5才)をバンバン叩いて叩き起す。

「え〜」

超ウザってえ、という顔でムックリ起きたタクもプレゼントを見つけると

「あっ。ほんとだっ!」

なんかもの凄いびっくりしているのである。こういうリアクションを見ると、まだまだ純粋な子供達だなあと思う。ビックリするほど嬉しいなんて、大人になった今では滅多に味わえないサプライズだろうな…スレた大人になってしまったものよ、フッ…と思ったが、別に女子高生のパンチラ見ただけでこれに近いリアクションするかもと思い直してしまった。

それはともかく、こんな早い時間に起きても夕方になると「眠い眠い」と燃料切れになることが明らかなので

「まだちょっと寝とれ」

いくら言い聞かせても布団の中でソワソワしてちっとも落ち着かない。

「じゃあプレゼント開けてみれば」

と解禁するとひゃっほーとばかりにバリバリ袋を開ける。

「やったー!」

あとはもう朝イチからおもちゃの遊び倒しである。全国のちびっ子が一番興奮する朝なんだろうなあ…と、Rとタクの喜ぶさまを見ながら僕も起き上がって机に腰掛けると…。リボンで結ばれた黒い紙袋がひとつ。

あっ僕にもプレゼントがっ。

「嫁っ!ありがとう。でも僕、素で君にプレゼント用意しようとかビタイチ思ってなかったからゴメン」

嫁は

「こないだユニクロで買ってもらったからいいよ」

と言うが…。まさか嫁から今更もらうとは思っていなかった。袋の中は定期入れであった。せめてなんかお返ししようと思って、定期入れのお返しはちんぽ入れであると思い、その晩その旨を嫁に伝えて入れようと思ったら

「うるさい」

と一蹴されてしまった。定期入れよりそこに入れる定期券(性的な意味の、ちんこ発女体行き、みたいな)が欲しかったよ。

「お願い。十分で終わるからお願いします」

「うるさい!」

チン情のメリークリスマスってか。

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■サンタ迎撃態勢
2010年12月25日(土)
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仕事から帰って来たクリスマスイブ。

寝る前の娘・R(7才)と息子・タク(5才)はテンションが高まっていた。

「サンタさんに手紙書いたー!みてみてー!」

と言うタクの手紙を読んでみると

「さんたさんへ
 オーメダル6まいありがとう。たっくんは4まいもってるから
 これで10まいになりました。

                      たっくんより」

もう「オーメダル6枚」をもらった前提で書いてある。ちなみにオーメダルとは、今テレビでやってる仮面ライダーオーズという特撮モノに出てくる変身用グッズである。過去の日記にも書いたが、ものすごい人気なので手に入れるため朝5時から並んだりした。

そしてRはクリスマスリースをふたつ用意していた。学校の工作で作ったものだそうだ。それぞれ「サンタさんへ」「トナカイさんへ」と手紙を付けてプレゼントするのだという。

「トナカイさんにもあげるのか。Rちゃんは偉いねえ」

とほめてやると

「だって、サンタさんだけプレゼントするとトナカイさんがかわいそうでしょ」

とのことでいい子に育ったなあ。

「ほらー、早く寝ないとサンタさん来ないぞー」

嫁が急かすとさすがサンタ効果は絶大で、ふたりともとっとと寝てしまった。タクはともかく、小学生になったRはそろそろサンタの正体に気付いてもおかしくないお年頃である。でもこの様子を見るとまだまだ100%信じちゃっているようだ。

で、その100%純粋な心の産物であるクリスマスリースとお手紙達が、Rとタクがガーガー寝ている枕元にキレイに並べられていた。

「これ、どうするよ」

嫁に聞いてみると

「捨てるよ」

わりとあっさりと言う。

「えー。せっかく作ったのに」

「だって置いとく訳にはいかないでしょう。隠すにしてももっと広い家だったらいくらでも隠す場所はあったんでしょうけど」

うわー。クリスマスイブだってのに凄い殺伐とした会話してるー。私が欲しいプレゼントは広いお家ってか。モミの木の葉より刺々しい嫁の言葉。

じゃあフロムサンタってことでお礼のお手紙でも書くかな…と思ったが、僕はお手紙魔のRとしょっちゅう手紙の交換をしているので、字体からバレてしまう。どうしよう。パソコンで書いて手書き風フォントで印刷するか…とか考えていたら嫁がとっとと手書きで書いていた。流石である。しかしバレないことを祈る。

きよしこの夜、も子供達が寝るまでであり、寝た後は大人だけのセイント性夜だぜ、とか思って嫁とトナカイとソリプレイをしようと思ったけれども、なんかとても眠かったのでとっとと寝てしまった。もう年かなあ。

とりあえずメリークリトリス。

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■楽をしてもクロール、クロール
2010年12月24日(金)
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今日は息子・タク(5才)の水泳教室があるのだという。

「パパとママ、どっちに連れて行ってもらいたい?」

娘・R(7才)がお姉さんぶってタクに聞く。

「えーと、パパ」

とタクが言うので僕が連れて行くことになった。んじゃいってきまーす、と家を出ると

「ねーパパー」

タクが妙な猫撫で声で話しかけてくるのでイヤな予感がした。

「なんだね」

「帰りにお菓子買って〜」

やっぱりな!嫁だったら絶対YESと言わない。でも僕だったら言ってしまう。迷わずに、Say Yes。

「それが目当てでパパと行きたいって言ったんだろう」

嫌みったらしく言ってやっても

「そうだよ」

タクはあっけらかんとしてケケケと笑う。

「じゃあRちゃんの分も買うからな。お前だけじゃ可哀想だからな」

「うん、そうだね」

そんな話をしながらフィットネスクラブに到着。着替えさせてプールに行かせた。待っている間、ロビーからガラス越しにプールの様子を眺めることが出来る。コーチの後を付いて歩くタクが手を振りながら横切って行く。そして始まるレッスン。

どうやら今日はクロールの練習のようだ。タクも無難な感じでこなして行く。以前は顔に水をかけただけでマジギレしていたタクが、今は水ポケモンのように水に馴染んでいる。上達したもんだよなあ…とわりと感動してしまい、終わった後

「頑張ったからお菓子買ってやる」

素直にそういう気持ちになってしまった。コーチも

「とても上手でしたね」

と褒めてくれたし。ところでコーチは若いイケメンであった。直接言えなかったがどうしても言いたかったのでここに書くことを許して欲しい。

ちんこでけー!

いかにも水泳選手って感じのごっつい胸板と肩幅よりも、超もっこりのビキニパンツの方が逞しかった。あんなはちきれんばかりの状態、ちょっとエロ本見せただけで頭がぴょっこり出てくるな。

「じゃ、帰りにお菓子買ってこか」

帰り際にタクに言うと

「お菓子よりアイスのほうがいい〜」

ちょっと懐が緩くなった親の気持ちに鋭く突っ込んできた。恐ろしいことにロビーにはセブンティーンアイスの自販機があるのだ。

「アイス買うんなら、お菓子はRちゃんのしか買わないぞ」

「うんわかった」

僕はセブンティーンアイスを買わされて、タクは

「うんみゃあ〜」

とまんが日本昔話に出てくる貧乏婆さんのマネをしながらべろべろと舐めまくっていた。で、帰り道、Rのお菓子を買うべくスーパーに立ち寄り、お菓子コーナーで

「どれがいいかな。ポイフルにしようかぷっちょにしようか」

と悩んでいたら

「パパ〜たっくんもお菓子買って欲しい〜」

タクが男の約束に反しておねだりしてきた。

「さっきアイス買ったからRちゃんのしか買わないって言ったろう」

「言ってないよ〜」

「『わかった』って答えてたじゃないか」

「えー…」

「バレバレのうそをつくなっ」

水泳教室で泳いだ後、目も泳いでいたというお話でしたとさ。

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■幸せの黄色いMの字
2010年12月23日(木)
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娘・R(7才)は不満を持っていた。

Rが学校に行っている間、息子・タク(5才)が嫁に連れられて幼稚園仲間とマックでランチ、ということが何度かあったらしい。子供がマックに行って頼むものといったら決まっておる。

うちのタクがてりやきバーガーとかフィ…フィレオヒ…ヒレオ…フィレレレ…ぐべっ(舌を噛む音)、ヒレオヒッシュとか頼むわけがない。「ハッピーセット」。これのみである。ハッピーセットには必ずおもちゃが付いてくるので、ひとつ増えるたびにマックに行った証拠となる。なので

「Rちゃんもマック行きたい。ママとたっくんだけ行ったんだからRちゃんはパパと行きたい。たっくんは付いてきちゃダメ」

とおねだりして来るようになった。Rの気持ちはよく分かる。しかし僕が子供達と一緒にいる時って、Rとタク、どっちかが不在っていうシチュエイションってないんである。だから

「Rだけパパとマック行こ。タクはお留守番ね」

というのはあまりにもタクがかわいそう過ぎる。実際

「たっくんも行きたい!」

案の定タクが反抗するし。

「だからみんな一緒に行こうぜ」

としたのだが

「やだ!パパとRちゃんだけで行きたい!」

Rはあくまでタクが行った回数と自分のそれをイコールにしたい模様。自分もタクと同じだけのおもちゃが欲しいのである。でもハッピーセットのおもちゃって邪魔なんだよなあ…。チープだからすぐ飽きるし。邪魔者だから幼稚園のバザーにごっそり出るし。で、出過ぎて処理に困るから禁止されたし。名前のわりにはあんまりハッピーじゃない。

Rにおねだりされると9割がたは聞いてしまう僕もこれには応えられず過ごしていたら、今朝、Rは学校に、僕は会社に行く時に家を出たところで

「あのね、ないしょね、きょうママがマックに連れてってくれるって」

Rが嬉しそうに小さな声で内緒話をしてくれた。今日はRとタクの水泳教室があり、タクのクラスがやっている間に連れて行ってもらえるのだと。なーるほど、Rはその間待機でヒマだからなあ。

せっかく内緒話だったのに、話している内にテンションが上がってしまったせいか

「今日マック行くんだよ〜」

と一緒に学校に行く近所の友達に話してしまったことがタクにも聞こえてしまい

「えっなんでRちゃんマック行くの」

と思いっきりツッコミを受けてしまっていた。

「えーと」

Rは答えられず僕の顔をじっと見ていた。なにその「パパごまかして」という丸投げな表情。仕方がないので

「今日マック行きたいんだよー、って言ったんだよきっと」

と誤魔化すと

「なーんだ、そっか。あっうんちだ!」

タクはあっさり納得して道端に落ちてる犬のうんこ目がけて走って行った。よかった。鳥頭で。

子供達は本当にマックが好きなんだなあ。僕だったら同じ値段で腹一杯食べられる定食屋に行くけど。この街にはそんな店がいくつもある。しかし今は食欲は満たされているので、

子種をマクドナルドしたい。

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■景気の良いケーキ屋
2010年12月22日(水)
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仮面ライダーの映画を観に行った大泉学園という街。

学園というわりに大学とかが全然ないのは、大学誘致に失敗した名残なんだそうだ。ちなみに「まいっちんぐ学園」は池袋のイメクラである。

そんな大泉学園の街角で、行列が出来ている洋菓子店を見つけた。行列が出来ていると並びたくなってしまう悲しい性、「聖地・大泉まつり」でも何をやるにしても行列に次ぐ行列だったので、もっかい並ぶぐらいなんてことないぜ!ということで並んでしまった。

娘・R(7才)も息子・タク(5才)も本当に嬉しそうで、ケーキが並ぶウィンドウをキラキラとした瞳で眺めながらひとつずつショートケーキを買ったのはいいんだけど、時間がかかりすぎてしまった。30分ぐらい並んでしまったのである。

早く帰らなければならなかったのに迂闊であった。何故そんなに時間を気にしたかというと、Rの宿題があったからである。週末は1日ぶんの日記を書かなければならず、帰ってからこの日のネタを日記に書く予定だった。家に着いたのはもう5時近く。普段だったらピアノの練習をして風呂、そしてゴハンという流れであり忙しい時間帯。

帰りの電車の中で

「日記に書くことを決めときなよ」

と言っておいたら

「今日は楽しいこといっぱいあったな〜。スタンプラリーでしょ、映画でしょ〜、お昼食べたでしょ〜、ケーキ屋さん行ったでしょ〜」

なんかRは走馬灯状態になっていた。楽しかったようで何よりだがちょっとウットリし過ぎていてパパちょっと心配。これは疲れている証拠である。日記を書き終える前に寝てしまうかもしれないなあ…と心配になった。

「きめた、ケーキ屋さんのおはなしを日記に書く!」

結局Rは本日のメインイベントの映画よりもケーキ屋の方が印象に残ったようだ。仮面ライダーは男の子向けだし、それよりはファンシーで甘いケーキ屋さんの方がR好みだったのだろう。

Rひとりにやらせると夜が明けてしまう遅さなので、僕が横に付き、Rが一文書き終える毎にその場でテッテ的に推敲して早く終わらせるようにした。

「わたしはハートのかたちをしたチョコのケーキにしようとしたら、おとうさんが、それはおさけがはいっているよ、ちがうのにしなさいといいました」

などというケーキ屋でのやりとりが書かれていて、Rの日記に僕が登場しているのを見ると、わりと嬉しい。

「よっしゃー終わったー。寝るぞー」

それでも終わったのは普段ならとっくに寝ている時間であった。この日記の宿題がある限り、16時前には遊びを終えなきゃならないな〜と反省。

ケーキとかけまして、もう寝る時間とときます。

そのこころは、どちらもショート(消灯)があるでしょう。なんちて。

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■映画仮面ライダー
2010年12月21日(火)
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昨日の日記の続き。

「聖地・大泉まつり」で東映撮影所や東映アニメーションなどを見て回り、お昼を食べた後13時からの仮面ライダー映画を観るためにT-JOYという映画館へ。

エレベーターで映画館のロビーに到着すると物凄い人だかりが。なんでこんなに人がいるんだ、と思ったら仮面ライダーオーズとダブルが挨拶に来ていたのであった。

ダブルとオーズ
僕でさえ人ごみの間にチョロッとしか見えないので、娘・R(7才)と息子・タク(5才)は

「みえないー!」

と大ブーイング。もっともこれはRとタクだけではなく、多くのちびっ子たちの叫びであったが…。

「じゃあ順番こに肩車してやるよ…」

まずRを肩車していると、待ちきれなくなったタクがどんどんひとりで人ごみの間を縫ってスルスルと前の方に行ってしまう。人の超過密状態で殺気立ってるし何よりも速攻で迷子になりそうで怖くなった。しかし

「映画始まるから行くぞー!」

何よりも映画を楽しみにしていたふたりにはこの言葉が効いたようで、猫まっしぐらで戻って来た。チケットもぎりのお兄さんからダブルとオーズのガンバライドカード(ゲーム機で使える仮面ライダーのイラスト入りカード)を貰うと

「やったー!カードだカードだー!」

更にテンションが上がる。

「もうはじまってるよ!」

テンションが上がり過ぎてテンパって焦るRとタクに

「まだ予告だから大丈夫だよ」

と教えてやる。「ノーモア映画泥棒」が流れるまでは大丈夫である。頭がビデオカメラ男の踊りはいつ見ても気持ち悪いなあ。

映画は「仮面ライダーダブル」、「仮面ライダーオーズ」それぞれの話が2本立てとなっており、最後にふたつの話が合流してエンディングとなる。ダブルの方は夏に観た映画同様細かいところまで凝った設定で面白かったが、オーズの方が…。子供向けの映画だからしょうがないのかもしれないが、

「えっなんで?」
「どうしたらそうなるの?」
「それはどこから持って来たんだよ」
「そういう設定だとこっちの話の辻褄が合わなくなるけど」
「戦闘中になんで×××ー×が×ってるんだよ」

みたいなツッコミどころ満載の内容で、いちいちそれらの疑問に引っ掛かり、どんどん進んでいくストーリーに付いていけない、みたいな感じになってしまった。内容を詰め込み過ぎて時間内にまとめきれなかったのだろうか。

男塾のように「細けえことはいいんだよ!」みたいに思えればハッピーだったのだが、なまじ夏の映画がきちっとしていたので惜しいと言えば惜しい。

折りしも年末商戦真っ最中、劇中には新アイテムや新ライダーや新しくパワーアップした形態とかがわざとらしいほどガンガン出て来た。そういう大人の事情もあるのだろう。

しかしウチの子供達は良く言えば純粋、悪く言えば単純。上映中のRとタクは、背もたれなんて利用せず、ずっと前のめりで食い入るようにスクリーンを見詰めていたのがなんだか可愛かった。上映が終わると

「とってもおもしろかった!」

と満面の笑み。隣の隣あたりに座ってた子が親に

「○○○はどこから×××してきたの?」

なんて質問をしていたが、親もこっちが聞きたいって感じだろう。Rやタクに聞かれなくて良かった。

興奮したまま席を立ち、帰ろうとするとまたロビーにオーズとダブルが来ていてまさに人がゴミのようにいる。

「握手出来るみたいだけど…どうする?」

「やんないー」

仮面ライダーの魅力をもってしても人混みのウザさ、怖さには敵わなかったようだ。

「じゃあ帰ろうかね」

映画館の外に出て、駅に向かおうとすると

「帰っちゃうの?やだよ!ワンピースと写真撮ってよ!」

とタクがごねる。

「ワンピース?」

「お外にあったでしょ!」

ああ、東映アニメーションにあったなあと思いだし、

タク
わざわざコレを撮りに戻ってしまった。

タク
ついでにコレも。タクは悟空よりベジータの方が好きらしい。タクよ、お前がナンバーワンだ。

子供にとってはいろんなヒーローがいて夢のようなんだろうなあ。

仮面ライダーとかけまして、ブランド品のニセモノとときます。

その心はどちらもバッタもんでしょう。

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■聖地・大泉まつり
2010年12月20日(月)
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娘・R(7才)と息子・タク(5才)を連れて仮面ライダーの映画を観に行った。

その前に映画館隣接の東映撮影所で行なわれている「大泉まつり」の参加。「仮面ライダーオーズ」のセットを見学できるということで行ってみたらまーこれがすごい行列で。

東映撮影所
普段見ることが出来ない撮影所内が大行列。30分ぐらい待たされた。ようやく中に入ってみると、作中に出てくるクスクシエというレストランや主人公が暮らしている屋根裏部屋、鴻上生体研究所などのセットを見ることが出来た。

セットの中は凄いけど、裏側がベニヤ板なのでそれを見たRとタクは

「えっ!にせものなの?」

と驚いていたのが面白かった。

Rとタク
セット内は撮影禁止なので入口の看板で…。

その次は撮影所の隣にある東映アニメーションへ。ここでプリキュアの着ぐるみがやって来て一緒に写真が撮れる…はずだったのだが

「見なくていい」

意外にもRもタクも興味がなくスルーされてしまい肩透かしであった。なんでだろう。もうそういうお年頃なのだろうか。一方でMr.オクレみたいなおっさんがスタッフにカメラを持たせ、プリキュアの武器のおもちゃを片手に満面の笑みでプリキュア達との写真を撮らせているのが印象的であった。

そして仮面ライダーのスタンプラリーにも参加。スタンプは8カ所あり、スタンプラリー大好きのタクは当然全部集める気満々であったが、これも大行列。ひとつのスタンプを押すのに20分近くかかってしまう。映画は1時からだったので、10時ぐらいに来れば余裕で全部回れるだろうと思っていたのに大誤算である。

8つのうち4つ回ったぐらいで既に12時。お昼を食べて1時からの映画に備えなくてはならぬ。

「もう時間ないからスタンプはこれで終わりにしてゴハンにしよう」

と言ったところ

「えー!まだやりたい!」

スタンプラリー大好きなタクは案の定反対。しかしわりとどうでもいいRは

「もういいよ。おなかすいたし」

ということでタクをなだめすかしてお昼を食べる店にはいたのであった。

とにかく行列ばかりの大泉まつり。仮面ライダーのおもちゃを買うにも大人気で朝5時から並ばないと買えなかったり、何かと行列させられる運命があるようだ。

小川ローザもビックリである。

OH、ギョーレツ!

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■マイゴージャクソン
2010年12月19日(日)
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娘・R(7才)と息子・タク(5才)と3人で道を歩いていたら、泣いている女の子がいた。

自転車にまたがったままシクシクと泣いている。小学2年生か3年生ぐらいだろうか。

「ねえどうしたの?」

とRが声を掛ける。女の子は泣きながら

「ママとはぐれちゃったの」

と答えた。

「ママとどこに行く途中だったの?」

「じびか」

ママと一緒に自転車で耳鼻科に行くところだったが、ママとちょっと距離が離れてしまって見失ってしまったのだとのこと。ここまで全てRが優しく聞き込みをしていた。とにかく目立つのが嫌いなRなので、普段も引っ込み思案な子だと思っていたのに、意外と面倒見がいいようであり、ちょっと感心した。

「耳鼻科ってクマさんの絵がある耳鼻科かな?」

この近くの耳鼻科といえばRとタクのかかりつけのところがある。そこは看板にクマさんの絵があるのだ。

「うんそうだよ」

シクシク泣きながら女の子は答えた。よっしゃービンゴ。

「じゃあ一緒に行ってみよう。ママがいるかもよ」

この場所からは歩いて2分程度。すぐさま着いて入って受付の人にこれこれこういうわけで…と説明していると、ママがすっ飛んできて

「ああああマキちゃーん!どうもすみませーん!」

感動の親子の再会シーンとなり、めでたしめでたし。待合室にはRのクラスの同級生がいて

「あっリヒト君だ!」

とか挨拶していたり。確か父親参観の時に、やたらとうるさかった問題児がふたりいた。そのうちのひとりがリヒト君だ。あー思い出した。Rと話しているのを見て

「あのー。リヒトと同じクラスですよね?ちょっと教えて下さい…」

と声を掛けてきたのはサングラスをかけた若い女性。リヒト君のお母さんのようだ。

「月曜日に○○を持ってかなくちゃいけないのかな?」

「そうだよー」

とRが答えると

「ほらリヒト!やっぱりそうじゃない!なんであなたはちゃんと聞いてこないの!」

とか親子で揉め始めたのでとっとと帰ることにした。

「リヒト君ってものすごいいたずらっ子だけど、ママはすごい可愛いんだよー」

耳鼻科を出ての帰り道、Rがそんなことを言う。サングラスをかけてたので分からなかったが、確かに若くて美人っぽい。ていうかなんで病院でサングラスかけてるのだ。お忍びの芸能人じゃあるまいし、なんのつもりだ。

「あとねーヒデキ君もいたずらっ子だけど、ヒデキ君のママの可愛いんだよー」

Rが付け足して更に説明する。ヒデキ君…。ああっ。2大問題児のもうひとりがヒデキ君である。ということはこういうことが言える。

問題児のママは若くてキレイ!逆に言うとRは良い子なのでママは…おっと、これ以上は恐ろしくて言えない。

でも確かにオサレなのはオサレなんだけど、病院にサングラス、みたいな場違いなオサレなんである。過ぎたるは及ばざるがごとしとはこのこと。

「ママになってもオシャレでいたい!」みたいな気持ちは分かるけれども、いくら若くてもママさんになってまでそのへんのギャルと同じようなファッションでいるのは痛々しい。身も蓋もない言い方をすれば、トウの経った女がセーラー服を着ている一昔前の裏ビデオみたいな気持ち悪さがある。

そういうママさん、ネットでもたくさん見つけることが出来る。毎日自分のコーディネイトを鏡越しに携帯で撮ってアップしているブログとか。そういうブログに限って楽天とかのアフィリエイトがベタベタ貼ってあって貧乏臭いんである。

リヒト君のママのような若くて派手なタイプは、栃木に帰省するとジャスコとかにいっぱいいるが、この辺では珍しいのでつい長く書いてしまった。

何が言いたいかというと、若いママっていいなあ。

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■ひねもすらいぶらりいかな
2010年12月18日(土)
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近所の小学校は、土日は図書館が開放されているので、息子・タク(5才)が借りている本の返却とまた新しい本を借りるため付き添いした。娘・R(7才)と何故か近所の姉妹も「行きたい」と言うので子供4人をゾロゾロと連れて。

タクはこの図書館でお気に入りの「かいけつゾロリ」シリーズの本を何冊も借りている。今回も新しいのを2冊借りた。そしてRと近所姉妹達は借りはしないが図書館中の本を物色し始め、手当たり次第本を広げ、全然帰る気配がない。

「何読んでるのかな?」

と近所姉妹のお姉ちゃん(小三)が読んでる本を見てみると「男の子」というタイトルで、要は性教育の本ですよ奥さん!大人と子供の男の違いが全裸イラストで図解されていて

「大人にはちん毛がある、だってー」

とゲラゲラ笑っているので見てみたらホントに書いてあった。

「Rちゃんパパ見て〜。この男の子おねしょしてるよ」

「うん、そうだねえ…」

小3の女の子に「それおねしょ違う。射精。」とは言えなかった。ていうかこんなもん小学校の図書館に置くな!Rが見たらどうしてくれんだ!せめて高学年以上閲覧貸出禁止にしろ!

急にRが読んでいる本が何なのか心配になって見てみたら、姉妹の妹ちゃんと一緒に「妖怪の本」を読んでコワイコワイと震えていた。そういえば僕の小学校にも心霊写真集とかあったなあ。なんであったんだろ。

その後はみんなで「うんこの絵本」なるすさまじい本を読んでるし。

「友達とうんこの違いをたしかめよう」

「みんなでうんこの観察日記をつけよう」

ってスカトロ養成講座か。結局子供ってエログロが好きなんだね。

Rとタク
これは「100階建ての家」という本。僕の背ぐらいある細長い本でわりとびっくりした。ああ、僕もこの子達のように、図書館に入り浸って興味の赴くままに本を手に取り読んでいたいなあ。そんな時間があったらなあ。

もちろんこの子達は連れて行かずにひとりでゆっくりと。

図書館だけに(らい)ぶらり旅ってか。

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■全嫁が泣いた。
2010年12月17日(金)
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「映画連れてってよ映画〜」

息子・タク(5才)が僕の肩をガクガク揺らして激しくおねだりする。なんの映画かというと「仮面ライダー」である。

「えー。夏観に行ったじゃん」

まだ残暑が厳しい中、映画館に行ったのがついこないだのようだ。それだけでなく3月にもプリキュアの映画を観に行っている。だからしばらく行かなくてもいいじゃん、というのが僕の感覚だが

「土曜日から始まる新しい映画も観たいの!」

タクめ、仮面ライダーの新作映画のスケジュールをしっかりチェックしておる。

「あとでDVDが出たらそれ買おうよ。そしたらおうちで何回でも観れるよ」

とごまかそうとしたが

「やだ!映画館で観たい!」

の一点張りで鋭い目つきで僕をにらむ。一点の曇りもない澄んだ瞳は強い意志の表れ。そこまでして見たいか。僕も「おっぱい見たい」と強く念じている時はこんなキレイな瞳なんだろうか。誰か見せてくれおっぱい。

「んー。ちょっと映画館行き過ぎな気がするから今回はダメ〜」

僕は自分から映画を観ようなんて思うのは20年に1回ぐらいなので、既に2回も観ている今年は「観過ぎ」と感じてしまう。ガラスの貴公子なんである。そりゃ三杉淳だ。

キッパリと断るとタクはいじけて背をこちらに向けて体育座りをして固まってしまった。いじけた時はいつもこうしてしょぼくれアピールをするタク。しかし絶対撤回しないぞ!と決意したら横から

「私は別にいいと思うんだけどな〜」

と嫁が言う。そんなこと言われると僕だけがケチよケチケチケチ人間みたいではないか。

「まあ、お前がそう言うのなら…」

僕はあっさり撤回。

「じゃあ私前売り券買って来るね。としまえんの映画館でいいでしょう?夏行ったし」

「そだね」

というわけで機嫌を直したタクは嫁に連れられてウキウキしながら映画館に行ったんだそうだ。ところが夜仕事から帰って来ると…。

「うちでは上映しませんって言われたアアアア!」

嫁がめちゃくちゃ悔しがっていた。

「え、夏も去年も仮面ライダーの映画やってたから今回もてっきりやるもんだと…」

普通シリーズものだから毎回同じ映画館でやるもんだと思っていたが、それは滅多に映画館に足を運ばない僕の、知識が少ないゆえの思い込みだったのだろうか。

「上映するところ分かりますか?って聞いたら『私に言われても』って顔されて『わかりません』って言われたっ」

「それは感じ悪いねえ」

「悔しいから売店でチュリトス買ってやったわ!」

「売り上げ貢献してるじゃないか」

「だっておなかすいてたんだもん!」

タクもしょんぼりしてしまったようで、チュリトスでようやくテンションが戻ったとか。そんなわけで改めて上映映画館を調べて、大泉の映画館で観ることにした。更に調べたら日曜日に行けば隣の東映の撮影所でやっている「聖地・大泉まつり」も楽しめるようだ。仮面ライダーが来たり、セットの中に入れるというし。

しかしその映画館のスタッフも、どこで上映するかぐらい調べてくれてもいいのに、と思う。調べてから来いよ、と言われればそれまでだが、それにしても素っ気なさ過ぎる。今回たまたまそうではなかったが、お目当ての映画が上映されてればココの客になるんだからさあ…。

やってません、知りません、でつっけんどんに嫁を追い返したスタッフは、明らかに嫁を客として見ていない。そんな誰がいつ客になりうるかを分かってない奴は、

シネマいいのに。

なんつって。

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■オレ様のNHK
2010年12月16日(木)
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夜中、嫁から

「これ、送っておいてあげてよ」

めんどくさそうに渡された1枚のチラシ。裏には息子・タク(5才)が描いたおじゃる丸の絵があった。何故タクによるおじゃる丸の絵だと分かったかというと、絵の脇にタクの名前と「おじゃる丸」と書いてあったからである。

「送るって、どこへ」

「ここ」

嫁はNHKのサイトを見ていた。ここからイラストを送れるんだそうだ。だいぶ前に娘・R(7才)が描いた絵をNHKに郵送したら、おじゃる丸の絵葉書で返事をもらったことがある。

その時は「結構マメだなNHK」と褒め称えた記憶があるが、タクがこの話を何かの拍子で耳に挟んだらしい。それでタクも絵を描いて送る気満々になったんだそうだ。

「でも描き直したほうがよくないか?チラシの裏が透けてしまってるぞ」

悲しいかなタクの絵にはハッキリと「金プラチナシルバーお売り下さい!」というチラシの文句が透けて見えまくりである。

おじゃる丸では番組の終わりに子供達が描いたイラストを紹介する。サイト上でもイラストが掲載されている。タクの絵も採用される可能性もあるが、チラシの裏が透けてるから、とはじかれてしまう恐れがあるではないか。

「載らないって…」

と嫁は笑うがそこまで考えてしまうのが親心。

「じゃあいいよ。僕が明日の朝タクに描きなおしてって言ってみるよ」

ダメ出しみたいな言い方をするとタクはヘソを曲げるので注意が必要だ。翌朝、

「じょうずなんだけど、NHKに送るんならせっかくだからキレイな紙に描いてみよっか」

タクをおだてながらもう一回描けとそそのかしてみたところ

「えねーちけーってどこ!」

おおう。そこに引っかかるか。

「渋谷だよ。ほら前『おかあさんといっしょ』で行ったろう」

タクは3才のときに『おかあさんといっしょ』に出演し、『ガッチャ』というコーナーでマユおねえさんと踊ったことがある。そのことを思い出させると

「あー。あそこかー。わかった。いいよー。かいておくー」

わりと軽いノリで言うことを聞いてくれたのでほっと胸を撫で下ろした。で、深夜に仕事から帰って来ると、ちゃんと描き直した「作品」が机の上に置いてあった。どれどれ…と見てみると…、

「な、なんか名前の方がでかくなってる…」

「でしょー」

おじゃる丸よりタクのフルネーム4文字の方がでかく書かれているではないか。嫁と絵を見ながら苦笑い。どうも描き直す内におじゃる丸を描くよりも

「漢字で名前書けるオレすごいだろ」

みたいな自慢が入って来てしまったようだ。

「うーん、また描き直せとは言えないよなあ」

「私、名前は裏に書きなさいって言ったら泣いたよ」

「言ったんかよ」

子供が好きに描いたモノを送ってくれってのがNHKの趣旨だろうしな…と思い、もうダメ出しはやめてこれをスキャンして送った。翌朝、

「パパ、送ってくれた?」

タクは起きるなり僕を催促するので

「ほれ、お前の絵をパソコンに入れてそこからメールで送ったのだ」

スキャンしたJPGをモニタに映してやったら

「うおおおおお!すげえええ!きゃっほー!」

なんか喜んでいた。

やっとNHKに絵を送るという作業が終わったので、みんなが寝た後にエロエッチ系な動画見ようっと。

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■恋は燃えるもの 愛は育てるもの
2010年12月15日(水)
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寒い朝、学校に行く子供達は皆コートを着ていた。

そのうち、近所の3年生・マユちゃんのフードがめくれていた。「フードが裏返しなのは彼氏(彼女)募集中の意味」ということを教えてくれたのはこの子であった。なので僕はマユちゃんのフードを完全に裏返し、

「はい、これで彼氏募集中になったー」

とイタズラをしたら

「もういるもん!」

したり顔で言われてしまって

「えー!」

僕・嫁・マユちゃんママなどおじさんおばさんはどびっくり。

「えええええ、小3なのに?彼氏いるの?」

「うん、いるよー」

「彼氏と彼女になってなにするの?」

小3の限界ってどこまでなんだろうと興味津々っていうかセクハラかもしれないが根掘り葉掘り聞いてしまったところ

「ん?なんもしないよ?」

「え、なんにも?」

「うん。彼氏、彼女ってだけー」

とのことでホッとした。そうだよなあ。小3のカップルって言ったって何するんだよって世界だよな〜…っておじさんを安心させといて影ですごいことやってたらどうしよう。

「でも…○○君と××ちゃんはデートとかしてるよ!」

と言うのはマユちゃんの姉で小5の女の子。

「えー。小5になればもうデートとかしてるのかー。へー」

としまえんでも行くのだろうか。僕が小5の頃なんて、田舎だから小学生が移動できる範囲でデートスポットとかないし。デートどころか思いっきりスカートめくりとかしてたぞ。もっともそれが恋心の歪んだ表われだったのかもしれない…。

こんな調子だから娘・R(7才)にもすぐ色恋話が出てくるんだろうなあ…。やだなあ…彼氏とか連れて来たら殺したいなあ。

「Rは好きな男の子いるの?」

って聞きたい。聞きたいけど「いる」って言われたらパパもう生きていけない。まだその覚悟が出来ていない。でもな〜仮に聞いたとして、そして本当は「いる」としてもRは

「いない」

って答えるんだろうなあ…。Rは頭の中がお花畑だけれども、僕が悲しむ答えは言わないぐらいの気遣いはあるんだよなあ…。

ということは僕は、Rがやがて恋に落ちていくのを何も知らずに、もしくは知ってもただひたすら見守ることしか出来ないんだなあ。

娘育てた おいらの恋は 恋は恋でも パパのところに戻ってこい〜。

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■娘のすなる日記
2010年12月14日(火)
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娘・R(7才)は学校の宿題で日記を書いている。

僕といろいろ遊んだ日曜日も、夕方になって日記を書こうとしていた。

「どの出来事を書いているのかな?」

児童館で遊んだことだろうか、それともその後公園で遊んだことだろうか…と書きかけの日記帳を覗いてみると

「きょうは、ひかりがおかにいって、おとうさんにユニクロでようふくをかってもらいました」

なんと昨日の(僕の)日記に書いたユニクロでの買い物をネタに選んでいるではないか。同じネタを選ぶとはなんという血の繋がりであることよ。

ネタのチョイスがあまりにもしょぼ過ぎると感じた僕は

「パパと一緒に遊んだこととかにしない?」

ボール遊びしたこととか楽しかったことを書こうよと説得してみたのだが

「やだー。ユニクロがいい」

どうやら服を買ってもらったことが一番嬉しかったらしい。ううう…670円なのに…なんて安上がり過ぎな子なのだろうか。不憫である。

「R、ユニクロじゃなくて…えーと、シャネルだっ。シャネルと書けっ。そんで38万円の洋服を買いましたと書きなさい」

取り敢えず高そうなおブランド名を挙げ、3,800円で買ったのを38万円と大ウソ書かせて見栄を張ろうとしたところ

「光が丘にシャネルないし。」

と嫁に突っ込まれた。そして

「Rちゃん、全部書けたらママに見せてみなさい」

書き終わったRの日記を読み返していた。そして

「大事なことを書いてないよ。なんで服を買わなくちゃいけなくなったか。その理由を書かなきゃ」

とRにダメ出しをした。

「え、嫁、それって…」

「そう。『お父さんが洗濯機に雑誌を入れて洋服をダメにしたからです』って書いときなさい」

なんと、僕が間違ってマンガ雑誌を洗濯機に落としてしまったことを日記に書けというのか。

「それはダメだっ!僕の恥をわざわざ学校にまで知らせなくてもいいじゃんかよう!」

頼むからRに書かせないでくれ、と嫁に頼んだのだが

「いや、これは重要なことだから外すわけにはいかないわ」

嫁は余程根に持っているのだろう。僕の過ちを娘の日記帳に永遠に記録しておくつもりらしい。

「でもさー。その字面だけ見たら僕、キチガイみたいじゃん。洗濯機に雑誌ぶちこむとかパッと見、異常行為でしょ。コレ見て先生が家庭訪問とか来たらどーすんだ」

若くて美人な先生なら大歓迎だが、Rの担任は幸か不幸か大ベテランだ…と心配したが

「来ないよ」

嫁は鼻で笑う。ということは僕だけ恥のかき損ということなんだね…。Rは嫁に言われた通りの文言をしっかりと日記帳に書いていた。ああ、これで月曜日提出されてしまう…。

旅の恥はかき捨てというが、
親の恥も書き捨てらしい。

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■楽をしてもユニクロウ
2010年12月13日(月)
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僕が洗濯機の中にマンガ雑誌を入れ、娘・R(7才)の服を台無しにしてしまったので、光が丘のユニクロへ。

そこでRのフリースを買うことにした。

「これがいいんじゃないか」

「でもこれ○○ちゃん(近所の子)着てるよ」

「Rちゃんはどれがいい?」

「これがいい〜」

等々一家でブツブツ言いながらRが買うモノを決める。じゃあコレを買うぞ〜とレジに行こうと思ったら

「たっくんも欲しい」

と息子・タク(5才)が。そうだよね〜。Rが買ってもらったら君も欲しいよね〜といことでタクの服も選ぶ。すると

「私も欲しいな〜」

とドサクサに紛れて嫁が。昼間ユニクロで「欲しい」と言われるのと夜中寝床で「欲しい」と言われるのは全然意味合いが違うんだな〜とか思いつつ嫁にも買うのを許可する。夜中言われたことないけど。

「どれがいい?」

嫁は迷っていて、僕にどの柄がいいか聞いてきた。正直どれも

「なんかフタバ(江古田のゲーセン)のオタクが着てそうなチェック柄ばっかりなんだけど…」

「そうなんだよねー」

ユニクロにオサレを求めるのは酷というモノであろう。ここに服を買いに来るのって、オサレなものを求めるより購買部でジャージを買うような感覚である。

「あなたも買ったら?」

と嫁が言うが、そんなわけであんまり「うわーこれオサレだー」というそそられるモノはなかったのがみんなが買って僕だけないというのもシャクなのでセーターを買うことにした。

お会計3,800円です。やすっ。昔買ったカンチョーする人の絵が描かれたアホなTシャツも3,800円ぐらいであった。そんなの1枚と家族4人分が同じ値段なんて…ユニクロ凄い。

でも僕はユニクロよりエログロの方が好きだなあ。

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■開かずの雪隠
2010年12月12日(日)
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夜中、トイレから出ようとしたらドアが開かない。

え、まじ?夜中トイレに閉じ込められるなんて超怖いんDEATHケドー!とテンパってガチャガチャして押してみても全然開かない。

娘・R(7才)や息子・タク(5才)がイタズラで扉を押さえていることがよくあるが、ふたりともとっくに寝ているミッドナイトシャッフル。ということは…。

これ知ってる!このシチュエイション知ってる!トイレの扉が開かなくて途方に暮れて、ふと振り返って反対側の窓を見てみると、そこから顔が覗いていてニタニタ笑ってるんである。

そしてトイレから手が出て来て足を掴まれてしまうんだ。つのだじろうの「亡霊学級」を読んだから知ってるぞおおおお。

でも21世紀のこのご時世、ボットン便所なんて滅多に見ないから、引き摺り込まれて糞尿にまみれて死、というおそらく死にたくないシチュエイションワースト5に入るであろう無残な最期にはならなくて済むのでそれだけは安心である。

しかし便所から手が出るということは「赤い紙いるかい、青い紙いるかい、黄色い紙いるかい」のパターンである可能性も強く、赤を選ぶと血だらけ、青だと血を抜かれて死んでしまう。黄色だと狂気の世界に連れて行かれると言うからこれだけはちょっと行ってみたい…って岡田あーみんも言ってた…ってオイ。

思いっきり力を入れてドバン、と扉を開けてみると、一生懸命扉を押さえている嫁の姿がそこにあった。

「…何してんのチミ?」

「別に、なんとなく。フフ」

小学生男子が学校のトイレでうんこをしているとまずひどい目に遭うが、真っ先に扉をガンガン叩いたり濡れ雑巾を上から投げつけたりする小学生男子のようである。

「Rとかタクみたいなことするんじゃないよっ」

と怒ったもののこういうオチャメをするということは、この深夜、僕にかまって欲しいのではないだろうか。すなわちイエスノー枕で言えばイエスの方。

そういうことならしょうがないなあと思ってニヤニヤしながら嫁がまとわりついてくるのを待っていたのだが、いつの間にかとっととガーガー寝ていた。

なんなんだっ。純粋にただの嫌がらせだったらしい。今度絶対仕返ししてやることに決めた。嫁がトイレに入り、今、まさに産んでいる瞬間を見計らって扉をバアンと開いてやる。今までになかった羞恥プレイのジャンルが広がっていくかもしれない。里中君!新しいプレイの誕生だよ!

そういえば中学の修学旅行の時、同じクラスでモヤシと呼ばれていた女の子が、移動中の高速道路のサービスエリアでトイレに入ろうとして扉を開けたら、そこには先生がふんばっている大スペクタクルが広がっていたという。

「すいません」

先生は申し訳なさそうに静かに扉を閉めたんだとか。そういう辱めを嫁にも味合わせてやるぜ!トイレで謝ることは非常にマヌケなんである。

すなわち、水(ま)栓。

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■落とせない ガンコな汚れと 夜の嫁
2010年12月11日(土)
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昨晩、洗濯機の中にマンガ雑誌を落としてしまうという超アホなことをやってしまった僕。

それに気付かず洗濯機を回してしまい甚大な被害が出た。泣きながら洗濯物から雑誌の残骸を延々と払い、洗い直した。

次の日の夜、会社から帰って来てから

「ごーめーんーねー」

改めて嫁に謝ったら

「今日もまた洗い直したよ!紙がまだ取れてないから1時間も払い直したよ!」

やっぱりまた怒られた。そして残念なことに、マンガのインクが染み込んでしまい、ボロ雑巾のように黒ずんで汚くなってしまった娘・R(7才)のパジャマとフリースは、どうしても汚れが落ちないので捨てるしかなくなってしまった。

「あのパジャマとフリースはRのお気に入りだったのよ…見なさい!」

と言われて見たのは、袋に入った廃棄予定のパジャマとフリース。そしてそこにテープで貼られた手紙。その手紙は、Rが書いたパジャマとフリースへのお別れの手紙だった。

『パジャマとふわふわ(フリースのことだと思われる)へ。
 いつもたんすのなかにいてくれてありがとう。
 さむいときはいつもきてました。
 さようなら。                Rより 』

ううう…読んでしまってからものすごい罪悪感。

「…なんか、すごい申し訳ないことをしてしまったよ」

「でしょ!私もコレ読んで泣けてきたよ」

翌朝、子供達が起きるなり息子・タク(5才)が

「パパがよごしたからよーふくすてた!」

いーけないんだーいけないんだー、とそのまんまのことを叫ぶのでむかつく、いや、僕が悪いんだが…。

「ごめんねー。Rちゃんはお手紙書いたんだね。優しいね」

と謝ると、

「うん、かいたよー」

なんか恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべるR。マジ泣きされたらパパどうしようかと思ったが、それだけが救いであった。

「パパが新しい洋服、買ってやるからな」

「やったー」

ただしユニクロかベベ(地元の超やっすい店)だけどな!今回のことを反省し、僕はもう洗濯機に近付かないことにした。

廃棄処分となった服の汚れと、この日記はよく似ている…。

どちらもオチない!

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■お書きになってティーチャー
2010年12月09日(木)
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「パパ〜コレ見て〜」

息子・タク(5才)が大事に大事に持っているのは手紙のようだ。丁寧に折り畳まれた便箋を開けてみると、「たっくんへ」というキレイな字が躍っている。

「先生がお手紙くれたんだよ。いいでしょー」

「まじで?いいなあ」

僕は素でいいなあと思った。先生とはいえまだ20代前半。そんな若い女の子から手紙を貰えるなんて、おっさんにはマジで羨ましい。

「パパ、読んでみて」

「よし、じゃ、始めるぞ。えーと、『たっくんへ。おてがみどうもありがとう』…って、先生にお手紙あげたのか?」

「うん」

「どんなこと書いたの?」

「ないしょー。けへへへへ」

うわ。ちょとむかつく。手紙にはこないだの土曜日に行なわれたお遊戯会でのタクの踊りを褒める言葉が書かれていた。タクのお遊戯も良かったけど、先生達もやって欲しかったなあ。AKB48とかEKD48とか(そりゃ駅前のキャバクラだ)

そして手紙の最後に

「じゃあ、たっくんからのおてがみのしつもんのこたえです。せんせいのすきなたべものはラーメンです!」

と書かれており

「お前、そんなことを聞くために先生に手紙書いたのか?」

「そうだよ」

思わず笑ってしまったが、タクらしいと言えばタクらしいような気がする。しかし先生、ラーメンとは安い女…いやいやタクが喜びそうな答えにしてくれたのだろう。

「先生ラーメンが好きって書いてあるぞ」

「そうだよ!たっくんは『たいしょうけん』が好き!」

生意気にも店名まで名指しするので

「じゃあ今度はどのラーメンが好きか聞いてご覧」

と次なる手紙の指示を出しておいた。

僕はどのラーゲが好きか聞いてみたいなあ。

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■アホが見ーる♪嫁のけーつ♪
2010年12月08日(水)
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仕事から帰って来て、子供たちは寝ていて、嫁は台所に立っていたのでお尻をぺろんとなでてみたら

「ちょ、やめ!」

と怒られてしまった。

「夫婦なんだからいいじゃーん」

と適当に流そうと思ったら

「そういうことやられるとムカつく!家庭内セクハラっていうか!」

マジギレされた。セクハラまで言うか。夫婦とは、とにかく煙が出るくらいまぐわいまくる関係ではないのか。もちろん肉欲のためのみ結婚したわけではないが、新婚当初は新郎も新婦も東洋性魔獣になっていたはずだ。

結婚式のチャペルで人前で口づけを交すという初の共同辱め作業を行なった仲である。誰も見ていない場所でケツを撫でるぐらいどうってことないはずだ。

「そこまで言うかね。ほんの挨拶代わりだったのに…」

嫁のきつい口調に非常に落胆した僕は恨み言を吐き捨てるのが精一杯だった。娘・R(7才)と息子・タク(5才)には頭を撫でてヨシヨシする。嫁に対してはおけつになっただけである。

挨拶代わりなのだから嫁も「いやあん、まいっちんぐ」ぐらいのリアクションで流して欲しかった。いつからこうも殺伐とした仲になってしまったのだろう。

触ってもいないのに痴漢冤罪に巻き込まれるこのご時世において、結婚相手までお触りNGとは、じゃあいつ誰に触ればいいんじゃっていう話。

なんだか昨今の喫煙者事情みたいである。路上喫煙は携帯灰皿持っててもダメ、家の中喫煙も禁止、ベランダで吸おうとしても隣近所に嫌味を言われ、おまけに会社も社内禁煙喫煙所撤去、みたいな。抑圧されまくるといつか暴発するぞ。

僕のお触りタイミングが悪かったのだ。そう思うことにしよう。嫁の機嫌が悪かったか何か家事で忙しかったのだ。今後お触りする時は嫁が発情しているのを見計らってからすることにしよう。

寝る時にシャネルの五番以外何も身につけない夜とかがチャンスだな。そんなの結婚してから一度もないけど。

最早嫁のお尻は誰も受け付けないのだろうか。この夫の僕でさえも…。

人見尻ってやつだな。

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■子守のおじちゃま
2010年12月07日(火)
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娘・R(7才)と息子・タク(5才)が公園で遊んでいるのを子守役で見ている僕。

今日は我が子たちの他に近所の子供たちもいた。タク以外は全員女の子。うち最も年上なのが小三の女の子がふたり。自然彼女たちを中心として遊ぶことになる。

「家族ごっこしよー」

小三のマキちゃんとユキちゃんが他のちびっ子たちを仕切る。「ままごと」と「家族ごっこ」はどう違うのだろうかと思ったがどうやら同じようだ。

「じゃあ私ママの役ね。これから子供が産まれます!」

とマキちゃん。いきなりクライマックスだなおい。小3の出産に関する知識ってどんなもんなのだろうか。

「ねー。Rちゃんパパー。赤ちゃんってどうやって出来るの?」

とか聞かれたらどうしよう。

「よし。教えてあげるからみんなパンツ脱いで」

って違う。そんなことをしたら逮捕された上に村八分にされてしまう…とか勝手に想定問答を考えていたが、

「赤ちゃんって結婚しないと出来ないんだよ。誰と結婚したい?」

ユキちゃんがそう断言しつつさり気なくマキちゃんの好きな人を探るという高度な駆け引きを見せた。するとマキちゃんは

「トウマ君…」

と恥ずかしそうに答えた。

「えーっ。うそー!」

「ちょ、ちょっと内緒にしといてよ…」

好きな男の子の話で盛り上がっている女の子たち。甘酸っぱくていいなあ…。三年生になると普通に好きな男の子がいるんだなあ…。一方でウチの子たちはどうなのか、と目を向けてみると

「ばぶばぶー。わたし赤ちゃん」

「ばぶー。僕も赤ちゃん」

Rもタクも生まれた赤ん坊役に徹しており地べたをハイハイをしていた。まだまだお子ちゃまでホッとしたような情けないような。

どんな役にしろ、それぞれ子供たちなりにキャラを考えて役割を演じている。女の子が大半なせいか、ホントにままごとが好きな子供たち。

僕は大人なのでままごとより秘め事が好きである。夜は赤ちゃんの作り方ごっごしよっと。

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■はぁ〜もちもちもちもちっ。
2010年12月06日(月)
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近所の小学校で餅付き大会が行なわれるということで早速出向いた。

僕ら、タダで貰える物には超目聡いメザトリアンだぜ!とか思ったら近所の子供達全員いた。

お餅とか豚汁とかおこわとかをありがたくいただく。娘・R(7才)と息子・タク(5才)も餅をパクパク。

嫁はまだ来ない。「化粧するから先に行ってて」とのことで。化粧ねえ…。そういえば昨日、嫁の目の周りがキラキラしているので

「何つけたん?」

と聞いてみたら

「アイシャドウだよ!いつもつけてるし」

「え、そう?」

「あなたいつも私の顔見てないでしょ!」

「まぶしくて見えないのさ」

「うそつけ」

普段ろくに嫁の顔をチェックしてないことがバレてしまった。

Rとタクは2〜3個餅を食べたら満足したようで、近所の子達と校庭を走り回り出した頃、嫁がようやくやって来た。今日も目元がキラキラしてるのかな…と一瞬思ったがやはりどうでもいいことであった。

校庭の隅の方では何故かフリマが出ており、タクが大好きなガンバライドカード(仮面ライダーのカードゲーム)もどっさりと売られていた。1回100円のゲームにつき1枚もらえるこのカード、普段だったらまだゲームは早いと考えてるので絶対やらせないけれども、1枚10円で売っていたので

「5枚買っていいよ」

とタクに言ったら目を輝かせて欲しいのを選んでいた。しかし5枚と言ったのに

「これだけ欲しい。4枚」

欲があるんだかないんだか。Rは可愛いエンピツが欲しいということで買ってやった。「これがいい」とRが選んだエンピツを買ってやろうとしたら

「これ2Bだぞ!いいの?」

普通HBかBだろうと思ったら

「今はBか2Bにしなさいって言われてるのよ!」

と嫁に教えられた。へー。時代が変わればエンピツの固さも変わるってか。

僕はちくBが好きである。

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2010年12月05日(日)
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息子・タク(5才)のお遊戯会。

「私は係だから一緒には見られないんだ」

嫁は入場退場する園児達を誘導する係になっているのだという。お遊戯は年少、年中、年長の順で行なわれ…とプログラムを確認していたら

「パパコレ見て」

娘・R(7才)がチラシの裏に何か書いたモノを見せる。

「1ねんしょう:やってるあいだはママとタクはしゅうごうする。
 2ねんちゅう:パパとRはいすにすわる。
 3ねんちょう:みてる。                  
 4かえる                         」

「R…なんすかこのメモ」

「あのねー、Rちゃんはだんどり分かってるけどパパは分からないと思うから書いて教えてあげるの」

「ああそう…ありがとう…」

Rはいつからこのような「お姉さんが教えてあげる系」の上から目線キャラになったのだろうか。

会場の講堂に入り席を確保し、集合場所の舞台裏に向かうタクと嫁を見送った。

「タク、頑張れよ」

と声を掛けると

「オレはいちばんうまいからセンターなんだ」
「オレはクラスのリーダー」
「オレは天才」
「オレはベテラン」

などなど、おそらく担任から吹き込まれたのであろう、数々のおだてられた言葉をブツブツ口にしながら歩いて行った。一応緊張しているのだろうか…と見守ったが

タク
始まってみたら終始ニコニコしていて本当に楽しそう…。先生におだてられるだけあって踊りも完璧であった。

お遊戯が終わると、タクは優勝を決めた白鳳がのっしのっしと花道を引き上げるが如く、一仕事終えた面構えで戻って来て僕の膝の上に座った。

「さすがうまかったなー」

等と褒め称え、次に行なわれるタクのクラスの女子のお遊戯を一緒に見た。木村カエラの「butterfly」の曲に合わせて、ウェディングドレスっぽい衣装を着た女の子達が踊る、という超オヤジ殺しな演出。僕が父親だったら将来嫁いで行く娘の姿が重なり号泣しているはず。Rの時にコレやられなくて良かったなあ…。

「タク、あの子達の中で誰が一番好き?」

クラスで誰が一番好きなんだよー、言ってみろよーとか小学生か、ってレベルの質問をタクにしてみたら

「別に」

エリカ嬢並みのそっけなさ。なんだつまんね…とか言いながら、女の子達のお遊戯が終わった。その途端

「タクー!なんでココにいるの!まだ解散じゃないでしょー!」

嫁がもの凄い形相ですっ飛んで来た。

「あ、やべ。タク、君、まだココにいちゃいけないみたいよ」

僕悪くないもん。子供誘導する係だったのに誘導できなかった嫁が悪いんだもん。

「ぶわああああああん!」

タクは嫁の怒号と鬼の形相を見ただけで号泣。

「年中はまだ解散じゃないの!うしろにみんな集合してるの!」

「ぶわああああああああ!」

阿鼻叫喚なさまを満員のよそさまに見せまくってタクは嫁にもの凄い勢いで抱きかかえられていった。最後の最後でケチがついてしまったことであるよ。

「たっくんねえ、女の子よりユウキ君(タクお気に入りの隣のクラスの男の子)がいちばんかわいいって言ってたよ」

タクがいなくなった後でRがポツリと言っていた。僕、タクの子の顔は見られないのかな…。

お遊戯よりお世継ぎが心配になってしまった。

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■尾籠イサオ
2010年12月04日(土)
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今日は尾籠な話、すなわちう○ち方面の話なので苦手な人は読まない方がいいかもしれない。「大丈夫!うんこ話大好きだぜ!」と言われても困るが。

夜、会社から帰って来たらまだ子供達がゴハンを食べているところだった。

「今日はどうだった?」

みたいな話をしていたら

「Rは大変でした。もらしちゃって…」

と嫁がチクリ。Rは日曜にもうんちをもらしていた。トイレに籠もったままいつまでも出て来ないので

「ドア開けなさい!」

いい加減痺れを切らして開けさせると、汚れたパンツをトイレットペーパーで一生懸命拭いていたのであった。

「Rちゃん…そんな証拠隠滅しなくていいんだよ…怒らないから…」

即座にパンツとRを風呂場に放り込んで洗ったのであった。そんなことをしたばっかりなのに、またなのか。ひとまず今は食べている時なので汚い話は後で聞こうとしたが、

「またうんちもらしちゃったのかい?」

詳細はいいからこれだけは確認しようと思い聞いてみたら

「食べてる時にうんちとかおしっことか言っちゃいけないんだよ!」

と息子・タク(5才)に怒られたですYO。あーい。とぅいまてーん(今更使うか)

そんなわけで寝る時になって布団に入って

「Rちゃん、こないだと同じように間に合わなかったのかい?」

改めてRに聞いてみた。するとRは

「パパには言いたくないの。はうかしいから(恥ずかしいから)」

恥じらい乙女でなんか胸がきゅううんとなり、小生、昇天してしまいそうになったでゲス。それでも遠回しに聞いてみたり誘導尋問したりすると、暴発寸前の時の心理状況をRなりの言葉で聞くことが出来た。

「いつ『うんちでる』って言ってトイレ行っていいか悩んじゃったの」

とのことで…。

「いや、いつとかじゃなくて、出たくなったら別に言わなくてもいいからすぐトイレ行っていいんだぞー」

何がこの子をそんなに言いづらくさせているのだろうか…と頭を撫でながら教え込んだ。Rが寝静まってから嫁に聞いてみると

「悩んじゃったじゃないわよ!私が何回も行けって言ってたのに!」

嫁が言うには、Rはその時折り紙で遊んでいたが、中腰になってモジモジしており、明らかにヤバげだったので、

「うんちなの?早くトイレ行きなさい!」

と急かしていたのだという。なのにRは「違う」と言ってなかなか認めようとしなかったらしい。そうこうしている内にもらしてしまったのだという。ふたりの言い分が違うじゃないかよう。

おそらくRも初めの内はもっと遊んでいたいし、まだ我慢出来る範囲だし、と思って遊び続けたが、一度「違う」と嫁にウソを付いてしまったために、ギリギリになるまで言えなくなってしまったのではないかと推測する。

一方タクはその辺はしっかりしている。外にいる時でもしたい時は

「うんち」

と言い、言ってからもしばらく我慢が出来るので、トイレを探す時間も充分あるから、今までもらしてしまったことはない。

「可愛い顔してるのにホント汚いことするのよね…もらしたりとかハナクソほじったりとか…」

と嫁。確かにシモがだらしない女の子にはなって欲しくないなあ…ビッチじゃないか。

うんこもらしだけにビッチグソ…って最後まで尾籠なオチだなあ。

あーい。とぅいまてーん(まだ使うか)

起きていた。ちょうど寝るタイミングだったのだが

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■僕らのクラスのリーダーは。
2010年12月03日(金)
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「パパ〜たっくんのお遊戯会見に来れる〜?」

息子・タク(5才)が心配そうに聞いてきた。幼稚園で年に1回行なわれるお遊戯会。それが今週の土曜日なのだ。

「大丈夫だよ。見に行けるよ。楽しみにしてるからね」

そう答えるとタクはニッコリと笑い

「たっくんねえ、せんせいに『リーダーだからがんばって』っていわれたの」

と得意気に胸を張った。当日はクラスの男子女子に別れてお遊戯をする。タク達男子は氣志團の「結婚闘魂行進曲」に合わせて踊ることになっている。

タクは誰よりも早く踊りを覚えるのが早かったため、ど真ん中の立ち位置となった。クラスを引っ張る役目を担ったようだ。たのきんトリオで言えばトシちゃんであり、シブガキ隊で言えばヤックン。キャンディーズで言えば蘭ちゃんであり…って古過ぎる。それならば今や飛ぶ鳥を落とす勢いのAKB48で言えば…僕、オヤジだから知んね。

「そうかそうか、タクは踊りが上手だからな。クラスのみんなのお手本になるよう頑張れ」

タクの頑張りが微笑ましく、僕も応援した。赤ちゃんのころから娘・R(7才)のリトミック教室を見ながら育ち、ついでに僕がPerfumeや東村山音頭の踊りを仕込んだことからリズム感があり、ダンスもわりと上手い。

あと踊るのが好きなんだろう。僕なんかはタクぐらいの時は既に「あほくさ」と斜に構えていたタイプだったので、そういう子はやはり反応が悪かったりボーッとしていたりるのだという。

しかしタクがリーダーとは。どうでもいいがリーダーって言うと、なんとかプロジェクトチームのリーダー、みたいなビジネスチックな響きがある。坊主頭のタクからはビジネスの雰囲気はビタイチ感じないし、どっちかっていうと野球部のキャプテンって感じがする。

好きよ、好きよ、キャプテン。好きよ、好きよ、キャプテン。古いなあ。「そんな古いネタ分かるか!」ってギャグが「こち亀」にあったなあ。

次の日の朝、お遊戯会の予行演習だということでタクは本番と同じ衣装に着替えた。白いワイシャツ、そして

「これどうやってつけるの?」

と持ってきたのは蝶ネクタイ。ゴムで繋がっているので襟元につけてやると、

「に…似合う…よ。か、かっこいいなあ」

辛うじてほめ言葉をかけてやったものの、ゴメン、ホテルニュージャパンの横井社長かと思ってしまった。

ホテルを燃やさずに情熱を燃やしてくれたまえ。

なんだか今日の日記は古いネタばかり出て来てしまったことよ。

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■彼氏募集中のサイン
2010年12月02日(木)
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トウコウと聞いて。

純真な子供達が想像するのは登校だろう。一方僕が想像するのは素人投稿写真とか熱烈投稿とかエロ本タイトルばかりであり、穢れてしまったなあ。

朝の登校風景。僕はいつも娘・R(7才)の登校時間に合わせて家を出る。集団登校なので近所の子達も時間に合わせてわらわらと出てくる。今朝もマキちゃんアキちゃん姉妹(仮名)がだだだだっと出て来て

「ぎゃはははは!アキのフードが裏返ってる!ぎゃはははは!」

マキちゃんが単にアキちゃんのコートのフードが裏返しになっているだけなのに大爆笑しているので、箸が転がっただけで大笑いなお年頃なのかと思い

「何がそんなに面白いん?」

と聞いてみたら

「フードを裏返しにしてるってのはね、『彼氏募集中』ってことなんだよ!」

「えー!」

そんなこと知らないオヤジである僕はびっくり。

「知ってる?」

嫁に聞いてみたら

「知らない。あなたもよくパーカーのフードが裏返ってるけど単にだらしがないだけでしょ」

とのことでやかましいわ。しかし若い子達がそういう認識だとすると、僕は

「あのツラでカノボとかプププ」

と嘲笑されていたのだろうか。気を付けなければなるまい。彼氏彼氏と騒いでいるマキちゃんは小三。今時の子はもうそんなことが気になるお年頃なのだろうか。キャアキャア盛り上がっているのはマキちゃんと小五の子だけであり、さすがに小一であるアキちゃんやRや息子・タク(5才)は「カレシ?なにそれ美味いの?」といった感じで意味が分かっていないみたいであった。

しかしフードを裏返しただけで速攻彼氏彼女が見付かったらすごいよなあ。これがホントのファーストフード。なんつって。

さ、今日仕事から帰って来たらRの服のフード、全部切り落とそうっと。

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■ねないねないバー
2010年12月01日(水)
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娘・R(7才)はとてもよい子でありジュテーム。

よい子である上に可愛いのでモナムー。

しかし寝る前は言うことを聞かないときがある。

「パパ〜。一緒に寝よ〜」

寝ようと言いながらはしゃぎまくる。僕が歯磨きの仕上げをしようとしても背中によじ登ったりしてやらせようとしない。トイレに行けと言うと、トイレに入ったかと思うと

「ばあ〜」

延々と扉を開けて閉めての繰り返しをしたり、トイレの花子さん状態。やっと布団の中に入ったと思っても、騒いだり歌を歌ったり。いつもおちゃらけたキャラの息子・タク(5才)の方が

「うるさい!」

図書館では静かにしてください、という真面目図書委員系キャラになってしまう。この時点ではタクはマジで眠いので一刻も早く眠りたいのである。

多分あまり一緒に寝る機会がない僕がいるからなんだろう。僕としても寝る前の子供達と戯れたいが、戯れるままにしていると

「あなた、あっちいって」

激怒した嫁に追い払われてしまうので注意が必要だ。なので適度なところで寝かしつけることとなる。

「Rちゃん、そろそろおしゃべりやめて目をつぶって寝ようか」

そっとたしなめると

「えっとぉー。じゃあどんな夢みるかかんがえるの。パパかんがえて!」

「えー」

わー。いつも頭の中がお花畑なのが、眠いけどテンションが上がっているので一層お花が満開状態。なんか言わないと寝そうもないので

「うんとー。みんなでケーキ食べまくる夢ってのはどうだ」

ひとつRがソソリそうなシチュエイションを挙げてみると

「それはダメって夢の神様に今言われた」

とかぬかすので、既に起きながら夢の世界に入ってんじゃないのかオイ。

「じゃあみんなで虹の上に登って遊ぼう」

「うん。それがいい」

虹もRがソソる単語のひとつである。ようやく満足して眠りに付いた。さて、僕はどんな夢を見て寝たいかなあ…。

考えてみる。

考えてみる。

…おっと、娘が寝たのに息子が起きてしまったよ。

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