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■スケートで滑る人、コスプレで滑る人
2010年01月31日(日)
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今日も今日とて「としまえん」。

朝から娘・R(6才)と息子・タク(4才)が

「スケートやりたい!」

と言うので連れて行った。としまえんに到着すると、

「あ、コスプレがいる…」

としまえんではよくコスプレする人達に園内を開放するイベントをやっている。今日もその日にぶち当たったのだ。大体コスプレイヤーというものは服はコスプレできても顔まではできないので、派手な服装と残念なフェイスのギャップがたまらないものであるが、それでも17人にひとりは可愛い子がいた(数えるなよ)

プリキュア、ワンピース、忍たま乱太郎など、Rやタクでも分かる元ネタのコスプレもちらほら見受けられ、見つける度に喜んでいたが

「あっ!春日がいる!とぅーす!とぅーす!」

なんとオードリーのコスプレまでいた。ちゃんとピンクのセーター着て髪の毛ベッタリで…。しかも女の子…。コスプレってジャンルが広いなあ…。

異形の人達がうろつく園内でも5分もすれば慣れてくるのだが、トイレに入ろうとすると、入れ違いで格好がドラクエのラスボスみたいで顔がアンガールズみたいなのがヌッと出てくるとやっぱりびびりまくった。

スケートは先週のようにタクがばっくれることもなくふたりとも一生懸命練習し、もう僕の手を貸さなくてもよさそうだ。

夕方の4時になって園内のアトラクションは終わる。コスプレさん達もゴロゴロと衣装の入ったカートを牽きながらゾロゾロを帰って行く。

「春日も帰ったかなあ。おにがわら!」

とタク。知らんがな。スケート場だけはまだやっており

「もう帰るか?」

としたところタクは帰りたがりRはまだやりたいと言う。なので嫁とタクは帰り、僕とRは引き続きスケートの特訓をした。ひとりで滑れるようになった嬉しさからか、

「Rちゃん、ひとりで滑るからパパ来ないでね。でも外で見ててね」

という放置プレイを指示され、Rがエッチラオッチラと滑るさまをリンクの外からヒヤヒヤしながら見守った。Rがあまりにも熱心なのですっかり帰りが遅くなり、帰る途中、

「いまどこにいるの!」

タクから電話が掛かってきた。

「えー。今、練馬のエロビデオ屋前」

「えろ?」

「あ、いや、ゴメン。練馬だよ」

このぐらい熱心なら10年後目指せ真央ちゃんとかになってたりして。

タクは春日のコスプレしてたりして…。

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■ご成長ありがとうございました。
2010年01月30日(土)
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「ただいま」

仕事から帰って来ると

「パパ〜」

と可愛い声がした。娘・R(6才)がまだ布団の中で起きていたのである。

「タクは?」

「寝ちゃった」

息子・タク(4才)は既に頭まで布団にくるまって寝息を立てていた。

「パパ、あしたかいしゃおやすみ?」

「うん、そうだよ」

「よかったぁ〜。土曜日はパパがかいしゃおやすみになりますようにって神様にお願いしたの」

「ははは、そんな願い事をしていたのか」

お祈りするだけで仕事が休みになるなら僕、毎日護摩焚いて加持祈祷するぜ。

「パパ、Rちゃん大人の歯が生えてきたんだよ」

Rは口を大きく開けて奥歯を見せた。正直全然見えなかったが、嫁によるとちょっとだけ永久歯が見えてきたらしい。

「ふーん。もう大人の歯が生えてきたのかー」

こうしてどんどん大人になっていくんだね…ちょっと寂しくなり、

「Rちゃんは大人になりたいかい?」

なんてことを聞いてみたら

「ううん。まだ子供がいい」

「どうして?」

「だってパパがだいすきなんだもーん」

Rは一層ベタベタと僕に甘えて全身で絡まってきた。げへへへへ。この親父殺しが。まだまだ僕にベッタリ甘えていたいということだろうか。

僕の帰りを待ち、仕事が休みになるように願い、いつも甘えてきて、嬉しそうに成長の証を見せてくれる。いつまでもそんな可愛さが残っていてくれるといいんだけど…。そうは言っても子供はガンガン成長するわけで。それでも子供の可愛さはそのままで

「パパ、Rちゃん大人の毛が生えてきたんだよ」

と嬉しそうに性徴の証も見せてくれ、

「じゃあパパも大人の毛の白髪見せてあげる」

…ってんなわけねーだろ。

一番奥にある歯を大臼歯(だいきゅうし)という。もうちょっと娘の可愛さを満喫したいので、生えてくるのはちょっと小臼歯(小休止)してもらいたい。なんつって。

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■好きぞキッズ
2010年01月29日(金)
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「あのねーキッザニアに行くのー」

幼稚園の創立記念日だかなんかで休みなので、僕が出勤するよりも早く娘・R(6才)と息子・タク(4才)は嫁に連れられて行っちゃった。幼稚園が同じママ友が一緒に予約してくれたのだとか。

入場料を払って職業の疑似体験をする…。金払ってまで仕事するなんて君達は騙されているぞ!

…なんつって、実は僕も行きたかったんだよな…。子供達がいろんな職業のコスプレをして一生懸命体験する姿を見てみたい、と思い、以前予約したことがあったけれども仕事が忙しくて行けなくなってしまったこともあった。

嫁と子供達はこれで3回目なのに僕だけ行ったことがないんである。仕方がないので写真見せてもらうか…と夜帰って来て嫁に見せてもらった。

Rとタク
消防士。

「おお、カッコイイ!」

火事の家に放水したり消防車に乗って

「しょうぼうしゃがとおります。みちをあけてください」

とか言ったりしたらしい。

Rとタク
パン屋さん。

「うお、可愛い!」

クロワッサンを作ったらしい。池袋の公園とかによく住んでる…それは黒オッサンだ。この他にもハイチュウ作り、ソフトクリーム屋さん、ネイルサロンなどたくさん体験できたようだ。

「あ、Rは看護師もやったよ」

なんと。Rのナース姿もあったのか!

「なにー!写真は!」

「その時私タク見てたから…」

あああああ使えねえなこの嫁はよおおおお!

過去2回はいずれも土日に行ったのだがどの体験ブースも待ち時間が長く、

「やっぱ平日がいいね!すごく空いててたくさん回れたよ」

とのことで

「でも同じ幼稚園の子たくさんいたよ。Rのクラスなんて半分ぐらいいたもん」

「まじで!」

どんだけキッザニア好きなんだよ。他に行くとこないんか。でも確かに僕も行きたいぐらいだからきっと親にとっても楽しいんだろうなあ。

大人のキッザニアとかないだろうか。僕は断然「女子高の教師」をやりたい。あと女子高の健康診断の医者と女子高生で満員の通学電車と女の子だけが生徒のスイミングスクールのコーチと…

ってそれイメクラじゃん。

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■バス不満爆発
2010年01月28日(木)
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「お風呂に入るからトイレ行っといでー」

子供達とお風呂に入ろうとした時のこと。まず僕が最初に風呂場に入ると、オーマイガー!なんだこの臭いは!と仰天した。うっぷすって感じ。

お風呂を洗った時にバスマジックリン流し忘れちゃったのかしらんと思うほどの鼻を刺す酸っぱい臭い。

「今日はオレンジ○×※(←よく聞き取れなかった)の入浴剤を入れました♪」

と嫁の声が聞こえてきた。オレンジ通り越して酸の臭いだろコレ…。アシッドハウスは好きだけどアシッドバスは苦手だなあ…。

恐る恐るバスタブのフタを開けてみるとこれまた色が…。オレンジ色というよりも、濃い色の検尿みたいな感じで…。あーたまーはー薄いがー♪しょんべんは濃いぞぉー♪

まじでコレに入らなきゃならないのか…?と躊躇していたら息子・タク(4才)が入って来て、

「くさい!はいりたくない!うわあああん!」

いきなりマジ泣き。続いて入って来た娘・R(6才)も

「くさい。なんのにおい?」

鼻をつまんで山瀬まみ声状態。ものの5秒で

「もう出る!」

「このにおいやだ!」

「お湯の色きもちわるい!」

嫁が入れた入浴剤はボロクソに叩かれた。

「そんなこと言っても寒いんだから入りなさい!」

意に反して大不評だったためか嫁はキレ気味であった。ていうか僕もこの尿風呂はあんまりだと思ったので

「僕もダメだ。臭い!」

という言葉が喉まで出かかったが、辛うじて止めた。何故ならば…。

子供を叱る時、父親母親が両方叱るよりも、片方が叱り役になり、もう片方はフォローする役になるのが良いという話を聞く。どちらも叱り役だと子供を追い詰め過ぎてしまうからなんだそうだ。

それと似た感じで、嫁のポカを僕と子供達全員で責めると、嫁はものすっごい不機嫌になってしまうのである。そうなると食事洗濯掃除エロス等、嫁の全ての機能が滞る危険がある。

なので尿瓶に入っているようなイヤな感じの風呂であったが我慢し、

「はっはっは。君達にはちょっときつ過ぎるかな〜?」

コーヒーを飲む大人と飲めない子供のイメージで必死で演技した。で、

「ほら、さっさと洗って出るぞ」

半ば強引に子供達を風呂に入れ、そそくさと洗って早めに切上げた。お風呂でおしっこしてもばれない見事な保護色だ…。

願わくば二度とこの入浴剤を投入しないで欲しい。しかし嫁の考えひとつなので分からない。家の中のことは嫁が法律。嫁はワンマンなのである。家の中の一部である風呂場の入浴剤ひとつ取ってもまた然り。

風呂だけにワンマンバス。なんつってな。

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■許してた漏れ
2010年01月27日(水)
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今日の日記は汚い話なのでご注意下さい。

夜中、寝床で娘・R(6才)と息子・タク(4才)を挟んで嫁がボソボソと話し始めた時のこと。

「今日、Rがうんちもらしててね」

「えー」

「トイレに連れて行った時に分かって、なんで出た時にすぐ言わないのよもう〜って感じ」

「どのくらいもらしてたの。一本糞ポロリって感じ?」

「いえ、パンツべっとり」

「わはははは。怒られると思って言えなかったんだよ」

以前Rをトイレに連れて行って、トイレの中にはひとりで入るけど、ドアのそばで待っててね、と言うので外で待っていた。そしてRが出て来て

「パンツにうんちついちゃってたの。ママには言わないでね」

コッソリと僕にカミングアウトしたことがあった。

「ははは、別にママも怒らないぞ」

と慰めてじゃぶじゃぶとパンツを洗ったのだが、やはり嫁は怖い存在らしい。そりゃそうだ。僕だって怖いもん。

そんな話をした翌日の夜。例によって子供達は寝ていたが、

「昨日、Rのうんちの話をしたでしょう。あれ、実はR起きてたんだって」

「えー」

Rが言うには、僕らの声で目覚め、こっそり会話を聞いていたらしい。それでうんちの話の件になって、僕が笑い声を上げたので、

「パパが笑ったからね、涙が出そうになっちゃった…」

としょんぼりしていたのだという。

「あらら、聞かれちゃったのか」

涙が出そうになった…なんて、女の子らしい乙女の恥じらいではないか。R風に言うと

「はうかしい(恥ずかしい)…」

である。ますます抱きしめたくなる程の可愛さである。

まあそのなんだ。嫁とのピロートークが尾篭トークになってしまった。

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■氷の微笑
2010年01月26日(火)
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日曜日は「としまえん」に行った。

僕らは年間パスを持っており、それを更新するために行く必要があったのだ。もちろんその後は遊ぶ予定であった。特に娘・R(6才)と息子・タク(4才)はスケートをしたいと張り切っていた。

年間パスは写真付きであり、今年も写真を撮られたが大失敗。女子高生のパンツチラリ、略してパンチラを盗撮して捕まり、一晩ブタ箱に入れられた後のような犯罪者ヅラ。

「うっわ」

嫁がフナムシを見るよな目で覗き込む。

「お前のも見せろっ」

「いや、私も今年は失敗作…」

今年「は」?よく言うよ。唯一Rだけが

「パパ、かっこいー!」

と目をキラキラさせていた。大変嬉しいが、この子は男を見る目がないのではないかと心配になってしまう。

「んじゃスケートすんべ」

気を取り直して楽しもうぜ、としたところタクがいつもの気まぐれを発動して

「たっくん、やっぱりスケートやんない〜」

いっぱい練習して上手になろうね、と言っていたのにこの気まぐれオレンジロードめが!Rはやる気満々なので、僕とR、嫁とタクに別れて遊ぶことにした。嫁はスケートド下手なんである。

R
Rは一生懸命だった。ちゃかちゃかと不器用ながら足を動かし練習し、遂に僕の手や写真のような椅子に掴まったりせずに自力歩行できるようになった。と言っても去年のレベルに戻っただけだけど。ただその努力は感動モノである。

「上手になったねー」

と褒めながら練習していると頭の斜め上から

「きゃっほほー!パパとRちゃーん!」

うかれまくっているタクと嫁を乗せたジェットコースターが轟音と共に走り去っていった。アリとキリギリスをリアルで見た思いである。

タク
昼飯タイム。

昼飯の後も引き続きRはスケート、タクはアトラクション。あと30分でアトラクションは終了というところで

「あと30分で終わりだけどどうする?このままスケートする?それともたっくんと遊ぶ?」

と聞いてみると

「たっくんと一緒に遊びたい」

「いいよ。よく頑張ったな」

最後はRとタク一緒に「ジャングルハウス」という室内アスレチックみたいなところで遊びまくって終了。

「Rちゃん自分ですべれるようになったんだよ!」

Rは嫁に得意気に話していた。嬉しかったんだろうなあ。転んで泣きそうになった時もあったけど、上達する喜びを知ったようでよかった。一方タクは

「アメ食べていい?」

この子にはアメとムチは通用しなそうだ。

僕が子供の頃も田んぼに水を張った天然スケート場によく行ったものだ。天然氷なので営業時間は氷の張り具合によるというめちゃくちゃ牧歌的なところだったが、そこで1日中すっ転びながら練習したお陰で今もわりと得意である。

そう、この日記のオチのように。

どちらもよく滑る!(はい滑った)

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■送り送られ泣き泣かれ
2010年01月24日(日)
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土曜日、幼稚園の授業は休みなのだが時々「わんぱく教室」というのがある。希望者のみ参加のオプションツアーのようなものだ。

嫁が子供達に

「どうする?参加する?でもせっかくパパが休みなんだから遊んでもらえば」

と聞いてみたところ、

「やだ!わんぱく教室行く!」

娘・R(6才)と息子・タク(4才)は父よりわんぱく教室を選択したという。こうして親離れしていくんだね…。

「土曜日はわんぱく教室行くの!それで、パパに送り迎えしてもらうの!って言ってたから明日アナタよろしく」

と嫁が言う。

「別にいいけど」

「『パパが送り迎え』ってとこ強調してたからね。そこが重要らしいよ」

「どう重要なんだ」

「さあ」

いつもとちょっとだけ違う登園をしたい。そんなところだろうか。そんなわけで僕が幼稚園まで送って行くことになった。

「寒いねー…」

ブルブル震えながら歩いていると

「Rちゃんの方が寒いよ!」

「たっくんの方が寒いよ!」

ふたりからステレオ反撃をくらってしまった。

Rとタク
なるほどふたりとも足が寒そうだなあ。しかし半ズボンは少年の証、膝上スカートも少女の証であるから我慢せよ。

「きょうねえ、映画見るんだって!」

「ゲームもするんだって!」

「へー。すごい楽しみなんだねえ」

「たのしみー!」

ふたりとも朝とは思えぬテンションでワクワクしていた。幼稚園に着くと先生達がお出迎え。

「きゃー。Rちゃんたっくんおはよー!」

キャピキャピしていてみんな若くてキャバクラに入店した時みたいだと思った。

「じゃ、終わったら迎えに来るからね」

バイバイと帰ろうとしたら突然タクが

「ぶあああああ!おうちかえりたーい!」

と泣き出して思いっきりびびった。タクは普段もこういうことが時々あるのだと嫁から聞いていた。幼稚園に送りに行き、先生に引き渡して帰ろうとする瞬間に「帰る!」と泣き出す。しかし最近は全然そういうことなくなったよ、と聞いていたのだが…。

「なんだ。どうしたんだ。今の今までもの凄いワクワクしてたじゃないか!」

「パパとおうちかえりたーいいいいい!」

「映画とゲームやるんだろ?楽しみじゃないのかい?」

「かえるうううう」

タクは僕の袖を引っ張って離さない。すると先生がやって来てぎゅっと抱き締めてくれた。

「ほらー。みんなも一緒だよー。先生と行こうか」

「やだー!がえりだいいいいー!」

僕だったらこんな若い女の子に抱き付かれたら逆にお家に帰りたくないぞ。ほらほらおっぱいも当たってる大サービスじゃないか。泣きっ面に乳とはまさにこのこと。

「Rちゃんも一緒じゃないのー」

先生も必死であやしてくれる。そうだ。Rもいるんだ。Rも何かタクがそそるようなこと言ってタクを園内に誘ってくれ…とRを見たら…

R、ただボーッと見てるだけ。しまった。Rはいつも頭がお花畑なのだ。

「すいませんが先生、お願いします」

多分僕がいるからダメなのだろうと思い、先生にタクを任せて消えることにした。普段の時も嫁がいなくなって教室に入るとケロッとしているのだという。

家に帰ってから嫁に伝えると

「えっ。最近は無くなったと思ったのに。へー。アナタでもそうなるんだー」

と驚いていた。

「多分、僕とかお前とかがすーっと離れて行っちゃうシチュエイションがたまらなく悲しいんじゃないかな」

親が離れて行ってしまうってところがまだタクの悲しみのツボなのではないか…と考える。そしてわんぱく教室の終わりの時間に再び幼稚園に向かうと

「たのしかったー!」

案の定、タクはケロッとしていた。

「帰りたいって言ってたのは誰だっけー」

とちょっと意地悪に言ってみたら

「先生にも『朝泣いてたのは誰かなー』って言われた…」

「わはは、先生にもからかわれたか!」

きっと幼稚園側では朝の「泣きタク」は名物になっているんだろうなあ…。

子供達が小さい時は見送り、
子供達が大きくなったら仕送り。

僕が老いて死ぬる時は見送ってもらえるのかな…。

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■インフル籠城解除
2010年01月23日(土)
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今日から娘・R(6才)と息子・タク(4才)は幼稚園復活。

タクが新型インフルエンザにかかり、熱が下がって2日経ったので外出解禁である。そしてタクがかかったため登園禁止だったRも解禁。発熱初日こそ39度も出ていたがその後長引くこともなく、こじれることもなく順調に回復して何よりである。

「ほらほら、早く食べな〜」

早くしないと幼稚園に遅れるぞ、と嫁がせかす。ようやくいつもの朝の光景が戻った。

「今日から幼稚園か〜。よかったね」

月曜からずっと外に出られなくてさぞや退屈だったろう。

おおそうじゃ。昨日の日記に書いた、感染防止のために僕とRだけが違う部屋で寝ることをRが拒否した理由を聞かねばならぬ。

「Rちゃん、なんでパパのお部屋で寝るのをやめたのかな?」

「たっくんがもう治ったから」

なるほど至極真っ当な理由であった!僕のこと嫌いになったとか僕が臭いからとかじゃなくてよかった…。

「あははこれでまた外で遊べるね〜」

今日から幼稚園復活ということは、昨晩仕事から帰ってきた時に嫁から聞いた。

「ようやく外で遊べるね」

と言ったら

「私も丸3日外に出てないよ!ゴミ出しすらしてないよ!」

「そうか。君も出られないよなあ」

お買い物行って来るから待っててね…というわけにはまだいかない。Rとタクだけで留守番は無理である。

嫁、看病ご苦労であった。ゴミ出しだけは協力してやったぞ。

「自由に外を羽ばたいていたのはあなただけよ…」

「いや僕は外に出ても会社という名の監獄で仕事だし…」

「ホントに一歩も出られなかったんだから…」

なんか恨みごとみたいにずっと言ってるし。狭い家は余程窮屈だったらしい。

一歩も出られなかった代わりに
珍歩を入れてやりました。

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■パンデみっくみくにしてやんよ
2010年01月22日(金)
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息子・タク(4才)が新型インフルエンザになったので、僕と娘・R(6才)に伝染しないように別の部屋に寝させることにした。もっとも寝る時以外はずっと一緒にいるので意味ないのかもしれないが。

ただしタクひとり隔離させるのは出来ないので

「私、覚悟決めたからタクと一緒に寝るわ」

と嫁はタクと寝ることになった。

「すまん。頼んだ」

薄情な感じだが、家族全員パンデミックになるわけにはいかない。僕の部屋に布団を敷いて、寝ているRをそっと抱いてそこに寝かせた。そしてふたりで寝た。遂に夫婦別寝室になってしまった。

…が、どうせ同じ部屋で寝てたとしてもやらせてもらえないし、ノープロブレムね…と悲しい程まで納得して僕も眠りに落ちていった。翌朝、

朝、

「あれー、かわってるー」

起きたRが目をパチクリさせているのが可愛かった。

「夜、パパが布団とRちゃんのお引っ越しをしたんだよ」

と説明すると、

「じゃ、今日の夜もお引っ越しする!」

とても楽しそうにウキウキしていた。で、その日の深夜に帰って来ると、嫁・R・タクは一緒に寝ていた。タクをひとりで寝させられないのと同様、Rもひとりで寝られるわけないからね…。

「パパが帰ってきたらお引っ越しするの、楽しみー、って言って寝たよ」

と嫁。

「そうかそうか。可愛いなあ…じゃ、Rちゃん、今日もお引っ越ししましょうかね…」

寝ているRの布団をそっと持ち上げると、なんとRの目がぱちっと開いた。

「お、起きたの?」

夜、一度寝たら朝まで絶対起きないRがガバッと布団から起き上がり、

「お引っ越し」

とっとと僕の部屋まで歩いて行くではないか。

「楽しみに待ってたのかい?お引っ越し」

Rはコクリと頷く。Rは僕が布団を敷き終えるまで待っていた。ああ、なんて健気な娘なのだろう。そして

「じゃ、一緒に寝ようか」

布団に入るように言うと

「うい」

やはり頭の半分は寝ているのであろう、春日のような妙な返事をしてとっとと布団に滑り込んだ。僕も布団に入るとRはきゅっと僕の腕に絡みつき、腕をモミモミしながらすぐ眠りに落ちた。甘えてくる娘ってホントに可愛いものである。

僕の大好きなタイプであるロリ巨乳の女の子が上目遣いで

「ちゅーして」

とか言ってくるシチュエイションよりもグッと来る。僕にしがみついて寝ているこの子を守るためならライオンにでも勝てそう。おやすみからおはようまで。なんつってな。

そして翌朝も

「今日もお引っ越ししようねー」

と約束して出勤したのだが、深夜に帰って来ると嫁が

「今日はお引っ越ししないって言ってたよ」

と嫁。

「な、何故だああああああ!」

「さあ、あなた何かしたの?」

「するかっ。ていうか絡みつかれるわ揉まれるわされるがままだぞ」

一体どんな心境の変化が起きたというのだ。R、教えてくれ…と言いたかったけど寝ているので、頭をそっと撫でた。するとまたR目がパチリ。そして

「今日はお引っ越ししないよ…」

ひとことだけ呟いてまた寝てしまった。うおおおおおおお。何故だあああああ。あんなに甘えていたのに。あんなに楽しみにしてそうだったのに。

今、Rにフラれたショックでこの日記を書いている深夜3時。お引っ越しするつもりが手持ちぶさたになってしまった。

お引っ越しできなくなったのでおしっこしーすることにする。

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■息子が新型に…
2010年01月21日(木)
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息子・タク(4才)が新型インフルエンザにかかってしまったのと、仕事がめっちゃくちゃ忙しかったので日記を休んでいた。

予防接種やってたのに…。日曜日、公園に連れて行こうとしたら「足が痛い」と言っていたんだよなあ…。

「どこが痛いのか指差してみな」

と聞いてみたら膝小僧を指した。ちょうど治りかけの擦り傷があったのでバンソーコを貼ってやったら、

「あんまり痛くなくなった。でもまだ痛い」

と言うので

「じゃあママとおうちにいろ」

「やだ」

というわけで連れて行ったのだが、公園でも歩こうとしないしずっとベンチでボーっとしていたのだ。

「もうおうち帰るかい?」

「やだ」

というやりとりを何度か繰り返してようやく1時間後ぐらいで家に帰ったらすぐ寝てしまった。で、起きてみたらほっぺたが真っ赤なので熱を測ったら39度。足が痛いのも熱を持っていたからなんだなあ…。もっと早く気付いてやればよかった…。インフルかどうかは24時間経たないと検査しても反応が出ないので、とりあえず嫁がインフルエンザ相談センターに電話。

「可能性が高いですが、よほど苦しそうな場合以外は病院に連れて行くのは逆に負担になります。おそらく混んでるでしょうし」

とのことでしばらく安静。ポカリを買って飲ませていたら

「解熱剤あるんだけど、飲ませた方がいいのかな?」

と嫁が言うので今度は僕が相談センターに電話して聞いてみた。すると電話の向こうは

「医師でも薬剤師でもないので分からないのですが…」

じゃ、あんた誰…。

タクは夕方になると38度台に下がり、僕がおやつに食べようとした「みかもの月」(萩の月のパチモン)をペロッと食べ、夕飯もモリモリ食っており、食欲は旺盛。あとは寝るだけ。

「うーん、あんま意味ないと思うけど、別の部屋に寝た方がいいのかなあ?僕、会社休みたくないし、R(6才の娘)も伝染ったらかわいそうだし」

非情に思われても仕方がないが、僕に伝染することは避けたかった。ちょうど忙しい山場の時期であった。休めない。僕の会社の場合、同居家族が新型インフルエンザになった場合、

「熱がなければマスクして出勤。上司に報告」

なのである。嫁は

「タクひとりで寝るのは可哀想だし。私、覚悟決めたわ!」

というわけで嫁とタク、僕とRに別れて寝ることにした。

翌朝、タクは37度台まで熱が下がって、僕は出勤。嫁は朝イチでタクを病院に連れて行った。診察の結果、やはり新型インフル確定。僕は僕で週明けからずっと激務で午前様タクシー帰り。で、さらに翌日の晩、すなわち昨晩

「今日はタクどうだった?」

と聞いてみると

「あーもうピンピンしてるよ。これからまだ分からないけどよかったよ」

意外とあっさり回復してしまったようだ。

「ホントによかったなあ」

すごい苦しんでるとか、食べ物も飲み物も喉を通らないとか、そういったことがないのが何よりであった。

「でも外に出れないから体力あり余ってるよ…。おもちゃ全部ぶちまけて大暴れしてたよ…」

しかし感染防止のため、あと3日は外に出せないから

「あと3日、大変だわ…」

嫁はゲッソリしていた。嫁、お疲れ。今朝などは

「たっくんねえ、マラソンした夢見たよー」

などと言っており、夢の中でも体力が余りまくっているようだ。連日午前様の僕にその体力を分けて欲しい…。しかしタクの感染によって僕も感染する可能性も高くなり、未だ油断は禁物である。

家族がインフルエンザに罹った、とかけまして、座椅子と説きます。

その心は、よりかかる。なんつって。

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■ヒーローに疲労
2010年01月18日(月)
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「パパこっち来てよ〜」

日曜の朝8時になると僕は必ず子供達に呼ばれる。仮面ライダーダブルが始まる時間なのだ。娘・R(6才)も息子・タク(4才)も大好きなのだが悪役が怖いらしい。観たいけど悪役が出ると怖い。だから

「パパがそばにいて」

ということなのである。そのせいで毎週仮面ライダーを見続けさせられる羽目となっている。正直僕は子供の頃は仮面ライダー派ではなくウルトラマン派であり、観ていても退屈だろうなあ…と初めは思っていたが、わりとストーリーが面白い。大人が面白いと思えるということは結構複雑な話なわけで、逆に子供にはあんまり分かってないのではないか…と逆に心配になる。

それに昔の特撮ものと比べ、悪役の女キャラが美形揃いでウハウハなんである。あらわな太ももでケリとか入れてきて結構色っぽい。僕が子供の頃は「へドリアン女王」とか身も蓋もない名前の悪役だったからなあ…。それはそれでキャラが立っていて面白かったけれども。

悪役が活躍する場面になると、特にタクなどマジ泣きするので

「そんなに怖いなら観なければいいじゃん…」

と言っても

「やだ!観る!」

きちんと仮面ライダーのベルトを締め、銃を持ち、まるでそれらをお守りのようにしてしっかり観る。このぐらいの年だと、ストーリーよりバトル場面だけで充分楽しいようである。

わりと面白いとは言ってもやはりこの年で特撮ものを30分見続けるのはさすがに退屈である。ようやく「来週に続く」となり、テレビから開放されることになる…と思ったら大間違い。

「プリキュアも一緒に観て〜」

仮面ライダーダブルの次はフレッシュプリキュアが始まるのだ。こうして毎週1時間子供番組に付き合わされるのである。

それにしても特撮ものって僕が子供の頃から全然変わっていない。ウルトラマンに仮面ライダーにゴレンジャーシリーズ。僕が観てた頃はまさか世紀をまたいでまで続いているなんて思ってもみなかった。

さ、夜は嫁の性器をまたぐかな。

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■大人になりましょう
2010年01月17日(日)
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「パパ、大人になったって思ったのはどんなとき?」

息子・タク(4才)が難しいことを聞く。何かの受け売りだろうか。最近成人式のニュースが流れてたからかな?成人式の映像がやたら流れていたので、先週の日曜日に電車に乗った時、振り袖姿の女の子を見る度に娘・R(6才)とタクは

「あっハタチだ!」

と指差すもんだからヒヤヒヤした。話を戻す。

「うーん、大人になったって思った時かあ?」

ちんこがただの泌尿器だけじゃないって気付いた時。そんなこと言えるか。ちんこからなんか変な汁が出た時。そんなこと言えるか。ちんこを初めて入れた時。そんなこと言えるか。てか全部ちんこ絡みなのか。僕にとっての大人は。

タクに言えそうなことをしばし考え、

「初めてお仕事をして、お金をもらった時かな」

無難そうなことを答えた。

「ふーん、そうなのかー」

タクはどのように受け止めたのだろうか。きっと明日には忘れてるだろうけど…。

「じゃあたっくんはどんな大人になりたいかな?」

タクにとっての大人とはどんな概念なのか。逆に僕が知りたくなって聞いてみた。すると

「R(6才の娘)ちゃんをぶったりしなくなったら大人」

こんな風に答えやがった。タクはしょっちゅうRを叩いたり蹴ったりして僕に怒られているのだ。

「ということは、いつもRちゃんに悪いことをしてるって分かってるってことだよね〜。なんでやめないのかな〜?」

自覚があるんならやめろ、とちょっと意地悪に言ってみたら

「悪いことしてないもん〜」

とぼけて逃げやがった。小沢一郎みたいなヤツだ。そういう大人の汚いところは真似しなくてよいぞ。

大人とは何か。考えとは人それぞれ。子供達も自分の考えで少しずつ大人になっていく自覚を持ってもらいたいものである。なんつってな。

死亡確認
これは王大人。

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■言うなればクレバー
2010年01月16日(土)
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嫁が息子・タク(4才)の担任と面談したところ、頭の回転が速い子だと言われたのだという。

僕なぞもう頭が回るどころか首も回らない毎日である。

「ただね、たまにテンションが高くなり過ぎて全然話が通じなくなってしまうこともありますってさ」

「あああ、よく興奮して妙なテンションになってる時あるよね」

そんな話をしていると当のタク本人がやってきた。

「ねえねえ、ちょっと聞いて。数を数えます。いち、にー、さん、しー、ごー、ろく、しち、はち、カンチョー」

「なんだそのカンチョーってのは!」

「きゅう、じゅうの代わりにカンチョー」

「だからなんでカンチョー!」

「カンチョー!カンチョー!ぎゃはははは!」

うーむ、なんかひとりで盛り上がっていて会話にならない。こういうことを言うんだろうな…。

「はち、カンチョー、じゃなくて、はち、きゅうかんちょーの方がいいよ」

嫁、何冷静にツッコミ入れてんだよ。

「まあ、確かにR(6才の娘)よりは頭がいいかもしれない…」

と、Rとタクに聞こえないように嫁とヒソヒソと話した。いつも頭の中がウットリのメルヘン娘・Rより、物事を的確な言葉ですらすら伝えられるところは既にRよりもレベルが上である。

「ただ、頭の回転は速いけど手も早いんだよな」

しょっちゅうRをぶったりして、「たっくんがぶったの…」と僕にチクられて怒られている。そういうところさえなければいいんだけどなあ…。

「他の子には何回か説明しないと分からない難しいことも1回ですぐ理解できてます、だってさ」

と嫁。一を聞いて十を知るような子なのだろうか。

「ふうむ。誰に似たんだか」

僕なんか乳と聞いて汁が出るぐらいである。

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■夢見るオヤジじゃいられない
2010年01月14日(木)
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他人が見た映画と夢の話ほどつまらないものはないと言うが、子供が見た夢の話はエキセントリックで面白いものである。

「きょう、いっぱい夢見た」

娘・R(6才)が言う。この子は起きている時でも夢見る乙女のメルヘン少女なんだけど。

「きょうね、かなしい夢を見たの」

息子・タク(4才)も言う。

「どんな夢みたの?おばけ?」

と嫁が聞くと

「えっとねー。パパがおうちに帰ってこない夢」

「ええっ」

僕はいつも家にいないイメージなのだろうか。そりゃ朝会社に出かけて夜帰って来る頃には子供たちは寝ているけど、必ず帰って来るのである。年に1度だけ「WIRE」というレイヴパーティーでオールすることは許可されている。例外はそれだけだ。どんなに仕事が遅くなって電車がなくなっても必ず帰る。

「あのね、パパがずっと帰ってこなくて、1月も2月も帰って来ないの」

タクはそう説明した。どんだけ帰ってないんだ僕。すると嫁は

「あらー。そんなにー?パパは別のところにお家があるのかなー?」

などとニヤニヤしながら言う。

「待てこら。子供達に変なこと吹き込むな!」

僕は潔癖である。その証拠に給料明細を見るがよい。愛人なんか囲う金などないわ!ああ、なんという情けない証拠であることよ…。

しかしタクの夢が正夢になることをちょっとだけ期待したりしてウヒョヒョ…おっと、邪悪な欲望が出てしまった。いや待てよ。愛人が出来ることを表してるとは限らないのだ。

…死んでたらどうしよう。

嫁のイタズラなひとことを聞いたRとタクは目を丸くして

「ええっ。パパのおうちどこにあるの?」

ほら見ろ。混乱してしまったではないか。

僕のすけべいな夢と嫁はよく似ている。

どちらもかなわない!

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■トイ・ストーリー
2010年01月13日(水)
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寒いぜ寒いぜ寒くて死ぬぜな月曜日。

寒いので屋内で遊べる東京ドームシティの「おもちゃ王国」に行って来た。ここはいろんなおもちゃがあるので娘・R(6才)と息子・タク(4才)は大好きである。

中に入るとRはリカちゃんのコーナーに、タクはプラレール(電車)のコーナーに行きたがったので、それぞれ僕と嫁が付いて行った。

「Rちゃんはリカちゃんが好きだね〜」

などと話ながらRの横に座り、遊ぶさまを見守った。

我が家にリカちゃんはない。一旦買ってしまうと服やら家やら買わなくてはならず、キリがなくなりそうで恐ろしいのと、あと人形って怖いので…。

「ねえ、パパも一緒にあそぼ。このリカちゃん着替えさせて」

「ええっ」

Rは僕にもすっぽんぽんのリカちゃんを一体押し付けた。リカちゃんて、小学生の癖に乳があるんだなあ…。しずかちゃんよりでかい…とかシゲシゲと眺めていたら

「じゃ、Rちゃん洋服探してくるね」

と僕のそばを離れて行くではないか。

「こ、こらっパパのそばから離れるなっ!」

Rがいなければ僕は全裸のリカちゃんをまじまじと見つめるただの変態親父ではないか…。しばらくRとリカちゃんで遊んだ後、「ビーナ」という絵本がソフトになっているゲーム機で遊ぶ。

R
一生懸命に遊ぶR。この頃タクも合流してきた。「ビーナ」にはドラえもんやらアンパンマンやらいろいろなキャラクターのゲームがあり、タクに

「お、プリキュアもあるぞ」

と勧めてみたら

「それは、おんなのこがやるもんだ!」

と断られてしまった。うーむ、だんだんと男らしくなってきたのだなあ…と感動していると、5分後、そのプリキュアのやつをやってた。さすが鳥頭。

タク
タクは最近写真嫌い。

こうして遊び始めてからあっという間にか3時間が経ってしまった。ここは3時間を超えると延長料金を取られてしまうのである。

「帰るよ〜」

まだまだ名残惜しそうなRとタクであったがそこは心を鬼にして帰る。

「ホント3時間なんてあっという間だなあ…」

「だよね〜」

僕も嫁もあっという間に感じた。そういえばかつてラブホに行きまくってた時代、都内の休憩時間は2時間がスタンダードであったが、嫁の実家近くの八王子あたりのラブホだと休憩3時間のところがあり、

「3時間ならのんびりできるね〜」

と行ってみたが3時間でもあっという間だった。楽しい時間はいくらあってもすぐに過ぎていくものである。

「Rちゃんまた行きたいな。だって今日も行けなかったコーナーがあるんだもん」

「たっくんもいきたい!」

このように心から楽しんでもらえるとまた連れて来たくなっちゃうんだよなあ。思い出したついでに僕もまた行きたいな。ラブホ。

ラブホで大人のおもちゃ王国じゃー!

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■早飯早○芸のウチ
2010年01月12日(火)
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「パパー。お椅子してー」

ゴハンの時、娘・R(6才)は必ず僕の膝の上に座る。僕は食べづらいことこの上なく、いい年してポロポロとゴハンをこぼしてしまうのだけれども、こうして甘えてくるのも今の内だけだと思っている。

しかし昨日の夕飯は辛かった。何が辛かったって、Rが食べ終わるまで1時間半もかかったのである。フルコース料理食ってるんじゃないんだぞ!

「ほらR、早く食べなさい。そんな遅いと小学校になったら給食食べ終わらないぞ」

と急かすのだがダラダラモソモソ食べている。

「ちょっとゴメン。お膝から降りて…」

僕ももう足がしびれるわ関節が痛いわでギブアップ。さすがに1時間半の人間椅子状態は辛かった。

そして翌日の昼飯は僕がRと息子・タク(4才)を連れて行って店で食べたのだが、またRが遅いのなんの。何でそんなに遅いのだろうとRの食べるさまを観察してみた。

するとチョボチョボチョボチョボと、公園のハトより遅い食べ方。そしてその合間合間にかなりボケーっとしている時間。あんまりお腹が空いていないのだろうか…とも思うのだがいつも結局は全部食べるのである。

この時は間が持たなすぎて食後のコーヒーを2杯も飲んでしまったがまだ食べ終わらず、遂にウトウトして15分ほど寝てしまった。起きたらタクも寝てるし。それでもまだRは食べ終わってなかった。

「Rちゃん、昨日も言ったけどもっと早く食べないとダメだよー」

結局この時も1時間半かかった。昼食に1時間半もかけるなんて、どこのローマ皇帝だよ。

で、その日の夕方、

「パパ、うんち…」

「はいはい」

Rとトイレに駆け込んだら嫁が

「ああ、やっと出たのね。一週間ぶりだわ」

「ええっ」

その後の晩飯からRの食べる速度が速くなった。ということは…、

とどのつまり、糞のつまりであったとさ。

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■ナオンをパーナン
2010年01月11日(月)
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嫁が友達の結婚式に呼ばれたので僕が娘・R(6才)と息子・タク(4才)を連れて公園に遊びに行った。

ここは交通公園なので自転車を借りることが出来るので、Rは自転車を乗り回していた。

「18(インチ)に乗れるようになったのよ〜」

と得意気である。Rはひとまわり大きな自転車に乗れるようになったのだ。これまでのRは16インチしか乗れなかったのである。すなわち、Rはまだ、16だから〜♪

そしてタクは滑り台で遊んでいた。

「パパ見て見て。コレ出来るようになったんだよ!」

タクの言う「コレ」とは滑り台で腹這いになってそのまま滑って行くというもの。Rもタクも自分がここまで出来るようになったということをいちいち報告して可愛い。こうして少しずつ成長していくんだね…。

「ねえ見て見て!」

「ん?」

タクの滑り台の様子を見ていると、タクの次に滑ろうとする知らない女の子に声をかけられた。3才ぐらいだろうか。女の子は普通にしゅーっと滑って、僕に「どうよ」とばかりの笑顔を向ける。可愛い子だな…と思って

「じょうずだね」

とりあえず誉めておいた。するとその女の子にタクが

「いっしょにあそぼー」

お、ナンパですか。ナンパの成長具合も見せてくれるんすか。タクはその女の子に

「さきにすべっていいよ」

とか必死にアピール。滑り台の上のあの狭い一角で一生懸命話しかけていた。どうやらタクもその子を可愛いと思ったようである。さすが親子。好みが一緒だ。ところがその女の子が突然

「あっリュウキー!」

と叫んで向こうから歩いてくる男の子に手を振った。お友達らしい。リュウキ君と呼ばれた男の子も滑り台に来て女の子とキャアキャアやり始めた。そしてひとりになってしまったタク。

「うわ。辛い。これはどう切り抜けるのだろう…」

タクの次の行動を結構オバサン根性で眺めていたら、タクは無言のまますーっと腹這いで滑り台を降りて行き、

「パパ、たっくんも自転車乗る」

成長の陰に数えきれぬ失敗あり。子供の成長の課程は時として悲しいものである。なんか僕そっくりだから。悲しい男の経験だけはたくさんある僕。ここはひとつ励ましてやらなければならない。

「いいかタク、これからも同じような悲しみを何度も味わうことになるだろうが決してくじけてはいけない。下手な鉄砲も数打ちゃとりあえずママのようなのがたまに当たるから…」

「あっ犬のうんちだー!」

「人の話を聞けー!」

僕の訓話は犬の糞より価値がないようだ。

成長よりご静聴願います。なんつって。

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■姫始まらない
2010年01月10日(日)
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僕は妻帯者なので妻帯者ということは妻がいるということで妻がいるということはいつでもみだらな行為ができるということで死ぬまで有効のフリーまぐわいチケットを持っているということで…。

なのに今年に入ってからまだまぐわってない。年末年始にかけて嫁が月例のアレになってしまったのでまぐわえず、咥えて、じゃなかった、加えて嫁の体調が悪くなったりでまだ致していない。

仕事始めはとっくに始まったのに秘め始めはまだとはこれいかに。

嫁はガラガラ声になったり咳き込んだり

「ダリー」

とか言っていて、なんだか辛そう。さすがの僕もやりたいとか言えなく

「大丈夫か?」

と労ったりした(とは言っても声をかけるだけ)

現在は声も戻り、

「少しは良くなったのか?」

と聞いてみると

「大丈夫のような…でも夕方になるとダルいのよねー。風邪のような違うような」

まだ本調子ではない様子。

「そういう時はぱーっとドエロなことをすれば治るよ!」

                 ハ_ハ  
               ('(゚∀゚∩ なおるよ!
                ヽ  〈 
                 ヽヽ_)

もふーん、と嫁に襲い掛かってみた。このようにふざけたことをすると、嫁は年末ジャンボ3億円に外れるぐらいの確率で

「マジでいや」

「ふざけんな」

等、人を犬のうんこのような目で見て蔑んではねつけるのだが、この時は

「………………ケホッ」

全くのノーリアクションであった。余程調子が悪いらしい。

「…ゴメン」

婚姻してるのに姦淫できない今日この頃。

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■男と男のラブレター
2010年01月09日(土)
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昨日の日記で

「タク(4才の息子)に手紙を書いてあげる」

と記したが、見事に忘れた。いや、寝る直前に思い出したのだけれども、タクは5分前に自分が言ったことを思いっきり忘れるという恐るべき鳥頭なので

「どーせタクも忘れてるし。寝るし」

と都合よく考えて寝てしまった。しかし翌朝起きたら

「パパ、たっくんへのお手紙は?」

こういうことに限ってはしっかり覚えていた。

「ごめん。忘れちゃった。でもパパもたっくんからの手紙欲しいなあ〜。書いてよ。」

謝ると同時に要求もする高度テクニックでかわそうとする僕。

「えー。どうしよう…」

タクは何故かモジモジしていた。そして

「ねえRちゃん、書いて〜」

何故か何故か娘・R(6才)に代筆を頼んでいるし。

「おい、おい、おい…(中尾彬のモノマネをするオードリー春日調)、自分で書きなよ」

タクはRの耳のそばで囁く。

「えっとね、パパへ。仮面ライダーの武器が欲しいです、って書いて」

丸聞こえなんですけど。ていうかそれただのおねだりじゃないかああ!クリスマスに買ってやったばかりだろ!

ところでこの仮面ライダーのおもちゃはなかなか曲者である。仮面ライダーシリーズは通常4月から始めるのに、現在のシリーズは9月から開始、ちょうどクリスマスシーズンにおもちゃ購買欲のピークを重ねることに成功した。お陰でクリスマス直前は変身ベルトや銃などの武器が超品薄状態で、探すのにえらい苦労したものである。

そしてクリスマス直後に「ファング」という新しい変身グッズを発売!今度はお年玉狙いですかあああ!そういう戦略にタクはものの見事にはまっているのである。で、話を戻す。

「とにかく、書いといてね〜。そしたらお返事書くから。じゃ、行って来まーす」

そろそろ出勤しなきゃいけない時間になったので慌ただしく家を出た。帰って来たら手紙はなかった。やっぱ鳥頭じゃん!

まあよい。男と男の間には言葉は要らないのさ。言葉にすると照れ臭いものもある。だから息子よ。

大きくなったら秘蔵のエロ動画あげよっと…。

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■結婚!結婚!また結婚!
2010年01月08日(金)
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娘・R(6才)はよく手紙をくれる。

昨日もらった手紙は熱烈なラブレターであった。要約すると

「パパだいすき。またけっこんしようね」

というもの。「また結婚」とあるのは別に離婚したわけではない。結婚したわけでもないが。しかしRは常にメルヘンの世界の住人。現実の結婚生活など無関係。

親子じゃ結婚できないとか既に僕は嫁と結婚しているとかそういう現実のつまんない縛りはナシ。Rの頭の中では僕とRはラボラボカッポーなのである。そしてRにとっての結婚とは、手を繋いだりちゅーをしてラブラブになることなんである。すなわち何度でも結婚できる。

それをよく表すかのように、Rの手紙には僕とRが手を繋いでいる絵やちゅーしている絵がいくつも描かれているではありませんか。まったくもうかわいいったらありゃしない。

現実の結婚とは大違いで、常にラブラブの絶頂期。本当にこうだったらいいのに…昨晩、嫁がラクダ色のジャージを着ていたのを見て、常に発情期の僕もさすがに萎えてしまったことを思い出した。

「おへんじかいてね」

とRが言うので、僕はその晩一生懸命手紙を書いた。僕が伝えたいことはふたつある。Rを愛していること、そして、大きくなってもパパと結婚しててね、ということ。

Rちゃんはパパ大好きなんだよね!ずっと結婚してるんだよね!だから将来他の人と結婚するなんて言うはずないよね!もうパパと結婚しないなんて言わないよね絶対(微妙に槇原敬之調)

…という呪いにも似た祈りを込め、手紙を封した。シャツに折ったりなんかして。翌朝、Rにその手紙を渡したら

「たっくんのは?たっくんのは?うわあああん!」

息子・タク(4才)が僕も欲しいと泣き出してしまった。もしかしたらこうなるんじゃないかなーと思っていたけど、手紙を書いてくれたRへのご褒美としてやりたかったのだが…。

「Rちゃんはパパにお手紙くれたからお返事書いたんだよ。」

と説明するとRがしゃしゃり出て来て

「ほら、パパとRちゃんがけっこんしてちゅーしてるんだよ」

手紙に描かれた自分の絵をタクに見せた。

「じゃ、あしたタクにも書いてやるからね」

ようやくタクも泣き止んだ。

「ほい、タクもパパとちゅー」

とタクを抱き締めようとすると

「えー。おとこどうしはちゅーもけっこんもしないんだよ」

…タクの方が現実を知っておるわ。

「じゃ、Rちゃんちゅー」

「ちゅー」

かったるい朝には娘とちゅーするに限る。

ときめきを、運ぶよチューチューレター。

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■あの金をなくすのはあなた
2010年01月07日(木)
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朝も早よから娘・R(6才)が、

「お金なくしちゃったの…」

しょんぼりした顔で僕に呟いた。なにー。それは大事件である。どんだけの金をなくしたのかというと、

「5円」

である。正月にRと息子・タク(4才)にあげたお年玉は100円。それで駄菓子を買い、残ったおつりが6円だった。ふたりはその5円玉と1円玉1枚ずつを大事にポチ袋に入れていたが、お買い物ごっことかでしょっちゅう出したり入れたりしていたのでその時なくしたのだろう。

どれだけの額でどれだけの物が買えるか分からないRとタクにとって金額は問題ではない。お金は大切だということしか知らないふたりにとっては、なくしてしまったこと自体が大事件なのである。

「お金は大切なんだよ。大事にとっておきなさいと言ったでしょう」

取り敢えずお説教したらRはかわいそうなくらいしょぼくれて、

「ママには言わないで…」

と必死に訴えていた。嫁よりも僕の方が言いやすいんだろうなあ…。一方タクは

「僕はなくしてないもんねー。ふんふんふーん♪」

これ見よがしに5円玉と1円玉をかざし、鼻歌を歌っていた。や、やなやつ…。

「とりあえず、見つかるまで探しなさい」

この日はそう言って会社に出かけた。で、次の日、

「パパ、見つからなかったの…」

Rのしょんぼり度は更に増していた。もうションボリ、ションボラー、ションボレストである。

「お金はね、パパが会社に行ってお仕事してるから貰えるんだよ。みんなお金を大事にしてるんだ。だからなくしたり落としたりしたらまず戻ってこないんだよ。見付けた人がラッキーって拾って行っちゃうんだよ。」

「うん」

「だから大事に取っておきなさいと言ったでしょう」

「…」

R、既に半ベソ。さて、ここで僕はどう対応したらよいだろうか。

1.なくしたものはもう戻らない。仕方がないが諦めなさい、と言う。
2.今度から気を付けなさいよ、と代わりの5円玉をあげる。

うーん、理想としては「1」なんだけれども、何しろ目に入れても痛くないRがウルウルな瞳で僕を見つめているので、

「はい、今度から気を付けなさいよ。もうなくしてもあげないからな」

5円玉を渡してしまった。

「パパ〜、ありがとう!」

Rの顔がぱああっとなった。我ながら甘いなあ…。仮にもかつては地震雷火事親父と恐れられた親父のはしくれとして、もっと厳しい態度で臨むべきだったかもしれない。しかしRが

「ママには言わないで…」

と言った通り、ウチでは既に嫁が一番怖い。更に僕も怖くなったら僕にすら言うことを躊躇してしまうのではないか…とも思ったのだ。言わなかったために親も知らず後でとんでもないことに…というのはよくある話である。親子の風通しが悪くならないよう、と考えたのは若干後付の理由な感じがしなくもないが。

お金のことだけに、子供達の態度が硬貨しないように!なんつってな。

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■スタンプラリー超ダリー
2010年01月06日(水)
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正月、栃木に帰省している時に子供達とコンビニ「微分積分」(仮名)に行ったら、ちびっ子達が何やらスタンプを押している。

「あっ仮面ライダーだ!」

店内の仮面ライダーのポップに娘・R(6才)と息子・タク(4才)はこぞって駈け寄った。どうやら仮面ライダーのスタンプラリーらしい。

「Rちゃんもやりたーい」

「たっくんもやりたーい」

ふたりの熱意に負け店員さんにスタンプカードを2枚貰った。最低でも微分積分(仮名)4店舗を回り、スタンプを4つ押さなければならないようだ…って、これ前ポケモンでもやったじゃん!

あの時も微分積分(仮名)を回りまくり、既に押してあるスタンプが設置されているとガッカリしたものだ。あれをまたやるのか…。

小学生ぐらいだったらひとりでチャリ飛ばしまくって勝手に集めるのだろうけど、まだこの子達は僕ら親が連れて行かなければならないのでめんどい。しかもコンビニなんて定価でしか売ってないからそんなに行かないからかったるいなあ…

と思ってたが、結局栃木にいる間だけであっさり4個スタンプを集めることが出来た。いくら田舎でもコンビニとキリスト看板はそこらじゅうにあるのだ。

Rとタクは景品を貰って大喜びしていたが、

「おうち(東京)に帰ってからもう一回やりたい!」

「えー。景品同じだよ?」

「やりたいのー!」

また今週末、コンビニを回らなければならないようだ。まったく、去年の秋頃から仮面ライダーを見させ始めて以来、特にタクが大ハマリしている。今やっている仮面ライダーW(ワタナベ、じゃなかったダブル)の決めゼリフに

「お前の罪を数えろ」

というのがあるのだが、タクもしょっちゅうこのセリフを僕に言う。僕はその都度迷うのだ。

あれは小学6年生の夏。近所の同級生じゅんこちゃんと遊んでいた。暑かったので庭のホースで水をぶっ放していたら、じゅんこちゃんにもかかってしまった。

「なにすんのよー!でも気持ちいいかも」

じゅんこちゃんは何も知らずにはしゃいでいたが、白いTシャツ1枚だったので、オパーイが透けまくって見えまくりだったのである。今なら完全に児ポ法に引っ掛かる膨らみはじめのオパーイは、今でも僕のお宝メモリーである。

それを教えず、ずっと胸を見まくりながら遊んでいたことも罪としてカウントされるのだろうか…。

やっぱりスタンプラリーよりオパーイポロリーがよいな。

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■説教娘
2010年01月05日(火)
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娘・R(6才)と息子・タク(4才)をお風呂に入れていたらトラボー発生。

タクが遊んでいたおもちゃをRが「貸して」と言ったところ

「やだ」

どーんとRを突き飛ばしたのである。

「こらタク!すぐ手を出すんじゃない!」

気に食わないことがあるとすぐ手が出るのがタクの悪いところである。それでいつもRは泣かされるのだ。ほら、もうRは泣きそうではないか…と思ったら今日は違った。

「たっくん、すぐぶっちゃダメだよ」

いつもとは違い、毅然とした態度でタクに説教を始めるではないか。

「たっくんはすぐぶつけど、たっくんもぶたれたらいやでしょう?」

「うん」

「他の人の気持ちになって考えて。そうじゃないと嫌われちゃうよ」

「うん」

おおお…いつも頭の中がお花畑のRから「他人の気持ちになって」なんて言葉が出てくるとは思わなかった。しかもタクも素直にうんうんと頷いている。

「男の子は女の子よりも強いの。だからやさしくしてね」

「うん」

僕の言うことがなくなってしまった。というよりも僕が説教するよりずっと上手いわ…と舌を巻いた。

「だからたっくん、すぐぶっちゃダメだよ」

「うん」

「他のひとの気持ちになってね」

「うん」

感心しながら聞いていたが、その内なんだかエンドレスリピートになってきたので

「たっくん、分かった?たっくんのパンチは強いから痛いんだ。Rちゃんが言ったことわすれないようにな」

この辺でまとめることにした。そしてRと僕両方からの説教だとかえってふてくされる恐れがあるので

「Rちゃんはたっくんよりお姉ちゃんなんだから、タクが出来ないことや分からないことがあったら手伝ったり助けてあげたりするんだよ」

とRにもひとこと添えた。そしたらRは

「いつもしてるでしょ!」

うわああ。逆に怒られてしまった。

確かにRはタクの面倒をよく見ている。妄想が突っ走ってタクが付いていけないことも多々あるが、基本的にRは弟思いなのだ。

「そ、そうだな。Rちゃんはいつもタクに優しいよな…」

この場は結局Rの独壇場となってしまった。おっとりな子だと思っていたけど、意外と気の強い女になったりして…。

僕とタクは嫁とRには敵わず、我が家では女性上位になりそうであり、ちょっと背筋に冷たいものを感じたのであった。

夜は女性上位大歓迎なんだけどなあ。

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■川は流れるエロ本は残る
2010年01月04日(月)
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娘・R(6才)と息子・タク(4才)を公園に連れて行った。

風が強くて寒いのなんの。久しぶりに喰らう栃木のからっ風である。TMレボリューション5人分はあろうと思われる強風の中でも子供達は遊びまくる。

「きゃほほー」

Rは母に買って貰ったコートを着て自転車を乗り回していた。

「かわいいね。あのコートよく似合うでしょう」

と母。

「いくらしたの?」

「××円」

「高っ!!」

「いいのよ。だってたったひとりの女の子の孫なんだから…」

「そうか…」

「うん」

「って待て。タクもたったひとりの男の子の孫じゃないか」

「そ、そうだけどタクは服なんか欲しがらないからさあ」

そのタクも「きょほほほほー」と北斗の拳のザコキャラのような奇声をあげて遊んでいたが

「パパ、川に行きたい」

と言い出した。公園のすぐそばに河原があるのである。

「えー。水辺は寒いからやめようぜ」

「やだ!川で石投げしたいの!」

東京じゃ普段そんなことは出来ないからまあいいか…と思いタクの

「えっとねー。おばあさんは川に洗濯をしに行くんだよね!」

「ははは、そうだなー。桃太郎だなー」

とか言いながら手を引いて土手を越えて河原まで降りて行った。すると川の向こうから大きな桃がどんぶらこ…ではなく、なんと、河原の草むらに大量のエロ本が捨てられているではないか。うををををを、こりゃお宝の山じゃあああ!

今も昔もエロ本は河原に捨てられているんだなあ…と感慨深くなった。早速青空大エロ本鑑賞会といきたいところだったが、タクはもう水っぺりギリギリのところまで行ってしまって、石をボチャボチャと川に投げまくっており非常に危ない。

エロ本鑑賞に没頭している内に子供が川に落ちました、なんて子供を車に放置してパチンコする親よりバカである。

幸いタクは石投げに夢中でエロ本に気付いていないが、もし見付かってしまったら

「パパ!おっぱいだよ!ももじりだよ!」

とかうるさいに違いない。そしたら僕はなんと説明すればいいのだろうか。そうだね。桃尻だから桃尻太郎だね…ってバカ。

じっくり鑑賞も出来ずタクには目の毒なエロ本は、僕の中では既にただの邪魔物になった。ああいっそエロ本全部川にぶち込んでやりたい。

川だけに、目のやリバーに困ります。なんちて。

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■いつもより多く回ってない回転寿司
2010年01月03日(日)
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「お寿司食べに行こうよ〜」

と母が言った。正月の寿司屋は、面白くないマンガに似ている。すなわちどちらもネタがない。

「市場閉まってるんだからいいネタがないだろ…」

僕はあまり気乗りがしなかったのだが、

「みんながウチにいる間に好きなもの食べたいのよう」

しんみりとする母を突っぱねることは出来なかった。まあ行ってみてダメならダメでいいか、と。案ずるより産むがお寿司。なんてね。そんなわけで母オススメの寿司屋へゴー。回転寿司だけど。

席に座り注文してみると案の定

「あいにくそれはネタ切らしてまして…」

のオンパレード。分かっていたことではあるが、鯛も平目もないと来た日にはさすがに顔が鬼瓦になった。鯛や平目の舞いオードリー。なんてね。白身がないなんてエキゾチックジャパーン!郷白身。なんてね。

「じゃ、寒ブリはある?」

「ございます」

「ああよかった」

こんな感じで皆ドキドキしながら注文していたが、だんだん頼んだネタが来なくなってきた。端から見ているだけでも板さん達がバタバタと混乱しているのが分かる。おそらく相次ぐネタ切れによる注文の差し換えやキャンセルでパニクっているようだ。

「寒ブリまだっすか…」

催促してみると

「あ、はい…えーと、寒ブリいっちょう!」

やはり忘れ去られていたようだ。温厚な僕もおカンブリですよ。なんてね。寿司屋だけにシメたろか。なんてね。

「回転厨司なのに頭は回ってないみたいだね」

と僕。

「目が回ってるんじゃないの」

と母。

そんなメダパニった状態の中でもなんとか腹いっぱい食べることが出来、皿もだいぶ積み上がっていた。この回転寿司では値段により皿の色柄が違っており、娘・R(6才)と息子・タク(4才)が

「たっくんは青のお皿!」

「Rちゃんは緑のお皿!お皿ちょうだい!」

担当の色を決めて色別に皿を重ねまくっていたのである。で、最後何かひとつ食べて締めとしようと考えていたら、たまたまRが集めていた担当の色の皿が少なく、

「Rちゃんのお皿が少ない…」

としょんぼりしていたので

「じゃあイカお願いします。R、お前のために頼んだぞ」

Rが集めていた皿のネタを頼んで最後にすることにした。

「パパ〜ありがとう〜。ちゅ」

きゃあ〜。Rにちゅーしてもらっちゃったあ。

最後のネタはキスでしたとさ。なんてね。

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■淡々元旦
2010年01月02日(土)
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新年のご挨拶。

あけまんこ(東日本用)
あけおめことよろ(西日本用)

正月の風物詩、お年玉。

今年娘・R(6才)と息子・タク(4才)にあげたお年玉は100円玉1枚。まだ金の価値も使い方もろくに知らないふたりには充分であろう。

タクは100円玉をまじまじとみつめながら

「お菓子買っていいの?」

と聞いてくるので、好きに使っていいんだよと答えた。

「じゃあ、うまい棒買っていい?」

「いいよ。100円だと10本買えるよ」

「ええー!すごい!やったー!」

タク、目の色変えて大喜び。するとRも

「じゃあチロルチョコは…?」

「5個買えるよ」

「すごい!たのしみー」

ふたりで手を合わせてキャッキャと喜ぶ。なんか可愛くていいなあ。僕にも確かにあった、100円が大金だった時。

正月の風物詩、カルタ。

娘・R(6才)と息子・タク(4才)が「ノンタンといっしょ」カルタをしていた。タクが読み上げ、Rと何故か強制参加させられていた僕の弟が取っていた。

「よみまーす。ないしょないしょ。ノンタンには…」

「はいっ!」

「よみまーす。とってんとってんノンタン泳ぐの…」

「はいっ!」

「うわあああああん!」

突然タクがぶち切れて泣き始めた。

「なんだ、どうした」

と聞いてみると

「たっくんがぜんぶ読み終わるまで取っちゃダメなの!」

俺の朗読を聞けってか。なんというジャイアン。

正月の風物詩、凧揚げ。

母がタコの唐揚げを作って終了。

正月の風物詩、姫始め。

嫁のメンス的都合により延期となりました。

初血の出ってか…。

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