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■欲情しない浴場の惨劇
2008年03月31日(月)
栃木から帰って来て、すぐお風呂。

まず嫁が先に入って

「子供達、入って来なさーい」

娘・R(4才)と息子・タク(2才)を呼んだ。僕がタクとRの服を脱がせるのだが、タクはバスのミニカー(お風呂用)を握り締めていた。

「なんだ、それ持って行くのか」

「うん」

「よしよし。ほれ行け」

全部脱がせるとふたりとも「ママー」と浴室に入って行った。じゃあ僕も入るべかと

「ちょっとだけよーん」

誰も見ちゃいないのにカトチャンばりに艶かしく脱ぎ始めると

「ぎゃー!バスにおしっこかけてるー!」

浴室から嫁の悲鳴が聞こえた。おそらくタクが放水を始めてしまったのであろう。あのバスのミニカーはお湯に浸かると色が変わる。きっと今も紅葉の如く見事に色付いているだろう。放尿で紅葉。

なんだかドタバタとする音がすると、次はタクの

「ママわき毛あるのー?」

というとぼけた声が聞こえてきた。突拍子もなく何を聞き出すか分からない2才児。嫁は

「ないよ」

と答えていた。嫁は眉ひとつ動かさずウソをつける。

「じゃあパパはー?」

「ボーボーだよ」

おのれ嫁め、勝手なことを言いおって。僕は服を脱ぐのももどかしく、ズバーンと浴室の扉を開けて

「黒木でございまぁす!」

両腕をバンザイしてオヤジのわき毛をとくと見やがれ!と乱入すると、

「すごいんですけど」

Rが冷静なひとこと。なにその「マジありえないんですけど」みたいなギャル風な喋り方。鏡にはバンザイしてわき毛グリコ状態の自分の姿。Rと鏡に自分のバカさ加減を全部跳ね返されてしまった気分である。

「あのー…Rちゃんはわき毛ありますか」

恥ずかしくなってRに聞いてみると

「ないよ」

まさに不毛な話でありましたとさ。

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■故郷を 近くにありて 語る者
2008年03月30日(日)
栃木の実家に戻っている。

母が「帰って来いよ、帰って来いよ」と松村和子ばりに(若い子は分からないだろうなあ…)連呼するのでこの土日に帰ることにしたのである。

我が故郷は田舎。ファミレスはバーミヤンしかないしファストフードはケンタッキーしかない。デニーズやマックといった一番手どころがないのがうちの町らしい。しかし桜の名所はある。東京を出る時、近所の桜は満開であった。一応栃木の桜の開花に合わせて今週末を選んだ。4,000本の桜が植えられている太平山。母が通っていた中学校前の桜並木。母は

「あれはお母さんが中学卒業記念に植えた」

と言い張っているが…ダイダラボッチかお前は。さて、栃木に着いてみたらそれらの名所は

「咲いてないよ」

ガビーン。僕のようなしがない会社員は土日しか花見が出来ぬ。来週末は栃木は満開だろうが東京は散っているであろう。今年は桜前線とすれ違いになってしまった。僕は桜も恋もすれ違い。

仕方がないので近所の児童館へ行く。ハナタレ気味の娘・R(4才)と息子・Rタク(2才)にとっては外で遊ぶにはちょうどいいだろうということで。そこで僕はRとタクにプリキュアごっこで大暴れした。家に帰ってから

「君たち疲れたろう。昼寝してもいいYO」

と子どもたちに言っていたら僕が速攻寝てしまった。

目覚めるとRが

「あのねー、やっちゃん(僕の弟)とお姫様ごっこしたのー」

と言う。

「なんだお姫様ごっこって。『溺れる者はわらわが姫じゃ』とかやるの?」

「ちがう!やっちゃんが王子様で、Rちゃんがお姫様。おててつないで舞踏会をしたのよ!」

おのれ弟めいつの間に。早く彼女見つけろよ。

桜の名所も見れないとあっては嫁の秘所を見るしかあるまいと思い、とっとと子どもを風呂に入れて寝かせた。

またしても僕も寝てしまった。気づいたら朝の8時。花見も未体験だし、女体も未体験。

桜だけにチェリーボーイな僕である。

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■夢見る乙女の底力
2008年03月29日(土)
娘・R(4才)の会話には、時々謎の人物が登場する。

ちーたくん
はもいちゃん
学校のびーちゃん

いずれも不思議な語感がある国籍不明の名前。結論から言うと実在しない人物である。彼らはRの想像の中でのみ生きている。

「今日ねえ、でぃずにーらんどでちーたくんと一緒に遊んだの」

(ホントはそんなとこ行ってない)

「はもいちゃんにプリキュアのふでばこもらったの」

(実際にあげたのは僕の母)

おそらくそういうストーリーがRの頭の中で繰り広げられているのだろう。よく嬉々として僕に物語ってくれる。まだ夢と現実の境界が曖昧なお年頃。可愛いメルヘンである。僕もあんなこといいな、できたらいいな、と妄想するが

「しょこたんとドエロなことしちゃったぐへへ」

とか妄想と現実の区別がつかないまま喋ったとしたら直ちにイエローピーポーを呼ばれてしまうだろう。

面白いことに上記の3人は同時に出現しない。Rが2才の頃から言い始めたのが「ちーたくん」で、3才ぐらいから「ちーたくん」に代わるように出てきたのが「はもいちゃん」、そして現在は「学校のびーちゃん」なのである。何故かは知らぬが空想友人はひとりずつらしい。

「今日学校のびーちゃんがねえ…」

今日もまたRの話の中にでメルヘンフレンドが登場したので、

「最近ちーたくんとはもいちゃんが出てこないじゃない。ふたりはどうしたの?」

と聞いてみると

「…だれそれ」

ガビーン。Rはすっかり忘れてしまったらしい。例えば眠っている時に見ていた夢は、目が覚めるとすごい勢いで忘れてしまうが、妄想も醒めると思いっきり忘れてしまうのだろうか。

常々ちーたくんとはもいちゃんは一体どのような人物(の設定)なのかRに聞いてみたいと思っていたのに、当の妄想主が忘れてしまっては最早ダメである。かくなる上は現在妄想中の学校のびーちゃんについて聞くしかあるまい。

「ねえRちゃん、学校のびーちゃんってどこに住んでるの?」

「学校だよ」

花子さんか。

「Rちゃんのお友達なんだよね?」

「うん」

「何才?」

「えっとねー。にじゅうきゅうさい」

「い、意外とアダルトなんだねえ…」

色々ツッコミたいことはあるが、乙女のメルヘンを壊すのはヤボなのでやめておこう。そして僕は僕自身のメルヘンを探すのであった。

「なあ嫁、メルヘン、ヤラヘン?」

「シマヘン」

〜完〜

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■かなまら祭り2008展望
2008年03月28日(金)
「そろそろアレの季節だけど、どうすんの?」

嫁が聞いてきたアレの季節とは何か。今は春。春は恋の季節。違った。春は「かなまら祭り」の季節である。かなまら祭りとは、1枚の写真で説明すると

かなまら祭り
こんな感じ。ちんこ型の神輿が街を練り歩き、境内にはちんこのオブジェにまたがる老若男女…詳細は去年のレポートを見ていただきたいが(こちら)、要はちんこ尽くしでみんな大笑い、というお祭りである。

嫁とは2005年に一緒に見た。その後は僕だけ行っているので今年も行くのか、と聞いているのである。

「うん、行くよ。家族みんなで行こうよ」

「やだよ。あんな祭りに子供を見せるわけにはいかない。あなたひとりで行って来なさい」

「ですよねー」

娘・R(4才)にあんな精力の象徴みたいなものを見せるわけにはいかない、という考えは僕も同感である。息子・タク(2才)にしても、今でさえ

「ぼーくの名前はたくちんちん」

と歌っているので、祭りに連れて行ったら空前のちんこブームが到来してしまうことは間違いない。そうなったらもう取り返しがつかない。まさに後の祭りである。

実際の祭り会場はどうかというと、Rぐらいの女の子は結構いる。平気でちんこ型のアメを舐めていたり、ちんこ神輿を

「ちんちんマンだ!ちんちんマンだ!」

と大喜びする姿を見ると複雑な気持ちになった。親はどういう考えで連れて来ているのか。何か性にオープンなポリシーがあるのか、何も考えていないかのどちらかであろう。僕はそこまで吹っ切れない。

しかし何も家族全員で祭りを見ると言っているのではない。この祭りは川崎大師のすぐそばで行なわれる。嫁は確か前厄だか後厄だかに当たる年だから、僕はこう提案した。

「祭りは僕だけ参加する。その間君はRとタク連れて川崎大師で厄除けしてもらうってのはどうだ」

「うーん」

「その後合流して葛餅でも食べようぜ」

「うーーーん、でもやっぱり遠いからヤダ」

「去年は桜が満開でな、桜の淡い桃色とちんこ神輿の濃い桃色が合わさって神々しかったよ」

かなまら祭り
(神々しい画像)

「禍々しいの間違いでしょ」

桃色の素晴らしさを説いても桃色片思いで、結局2方向プランも蹴られてしまった。去年はネットの友達と一緒に行ったが、今年は最悪ひとりになるのだろうか。ひとりでちんこを見るなんて、いつも夜やっているアレと変わらないではないか。

おそらくこれ以上無理自慰、じゃなかった無理強いして連れて行こうとしても刺されるだけだろう。いや、ちんこの祭りだから撃たれるかもしれない。

ちんこだけに男根(弾痕)なんつって。

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■アンチお子様ランチ
2008年03月27日(木)
子供のご馳走、お子様ランチ。

外食をする時、娘・R(4才)も息子・タク(2才)も食べる量が増えてきたので最近頼むようになった。

「おこさまらんち、たべたいの!」

と熱烈にリクエストするRとタクの顔は本当に嬉しそうである。子供達のそんなワクワク感を見ていると、「大人ランチ」もあればいいのに、と思う。どんなものかというと、まず美女の裸体が横たわっていて(そりゃ女体盛りだ)

しかし食べたい食べたいというわりにはあまり食べないものである。見るだけで満足してしまうとか、オモチャ目当てとか、そんなところであろう。こないだもファミレスでRが

「おこさまらんち、たべるー!」

と言ってきたので

「どうせまた食べないんでしょう?」

僕と一緒にうどんチュルチュル食おうぜと勧めたのだがあっさりフラれた。それでお子様ランチを頼んだのだがやはり食べない。結局僕が頼んだうどん食ってるし。お子様ランチがワンパターンなこともあるだろう。

ハンバーグにフライドポテトにエビフライにケチャップライス。このへんが定番である。もっとバラエティに富んだお子様ランチがあれば子供まっしぐらになるだろうに。例えば…

・「アナタヲ、マモリタイ」とか言いながら韓流スターが運んで来る(ヨン様ランチ)

・松平健が運んで来る(上様ランチ)

・ウェイトレスが「別に」とか超投げ槍で運んで来る(エリカ様ランチ)

・刺さってるのが旗じゃなくてちょんまげ(殿様ランチ)

・刺さってる国旗が北朝鮮(将軍様ランチ)

・刺さってる旗が菊の御門(宮様ランチ)

・皿が上下逆に運ばれて来て料理をぶちまけられる(さかさまランチ)

・原作がウィリアム・バロウズ(裸のランチ)

・コックが子供嫌いで目刺とか薩摩芋が丸ごと刺さってる「子ランチ」(「伝染るんです」のネタ)

また下らないことを書いてしまったが…結局残されたお子様ランチは僕が食べて処理するのであるが、大人になってから食べてみるとそんなうまいもんではないよね、と気付くのであった。

大人になっても食べたい、と言う人がいるが

「パパ、うんち〜」

「はいはい、トイレいこ」

僕はお子様うんちだけで充分である(三日連続うんちネタ…)

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■カプセルひとつぶんの幸せ
2008年03月26日(水)
「パパ、見て!」

ショッピングセンターの子供用遊び場で娘・R(4才)を遊ばせていると、UFOでも見つけたのか、ってぐらいの大声を上げた(息子・タクはベビーカーで昼寝中)

「ん、なんだ?」

「ぷりきゅあ!」

Rが指差す方を見ると、たくさんのガチャガチャ筐体がずらりと並んでおり、その中のひとつが大好きなプリキュアの景品が入ったものであった。ガチャガチャはいつの世でも子供を惹きつける魅力があるらしい。

僕らも欲しーい、コスモス〜♪

この歌は僕が子供の頃隆盛を誇ったコスモスというガチャガチャメーカーのCMソングである。この曲をバックに全裸の男の子と女の子がコスモス畑を駆け回る、という今では考えられないCMであった。

この会社はビックリマンシールを思いっきりパクッて景品にしたため(「ロッテ」ではなく「ロッチ」、「ビックリマン」ではなく「ドッキリマン」と表記)、ロッテに訴えられて潰れたと聞く。

当時1回20円、50円、100円のものがあったが僕は殆ど20円のしかやれなかった。筐体の中にはカプセルが詰まっており、大半が怪獣の消しゴムや小さなコマ、あとは…忘れたが、記憶に残らない位どうでもいいハズレである。その中で僅かに入っている野球のボールみたいな形をしたカプセルが「当たり」である。

これを店のオバチャンに渡すと当たり景品と交換してもらえるので、僕らはオバチャンの目を盗んで力を合わせて筐体をひっくり返し、当たりが出るように調整したものだ。

今のガチャガチャは200円、300円と高い。その代わりハズレはないし、僕らの頃とは比べ物にならないくらい質が高い。プリキュアのガチャガチャは、キャラが髪に付けているヘアアクセサリーであった。

「ほお〜。よくできてるなあ。可愛いねえ」

しかし買ってやろう、とは言わない。うちの子達はそこでダダをこねない良い子なので、その辺は助かっている。Rもそれっきりでまた遊び場で飛び跳ね始めた。

しかしなかなかプリキュアのガチャガチャから離れない人がひとり。

「や、やってみようかな…」

告白前の女子中学生のような恥じらい顔をした嫁であった。

「えー、まじでやんのー?Rにあげたらタクにだってあげなきゃならないだろ」

「大丈夫。タクは髪止めとかは欲しがらないから」

それでも他のオモチャを与えないと不公平だろうに…とブツブツ言っていたのだが、結局やらせるハメに。

「Rちゃーん、ガチャガチャやる?」

「やるー!」

Rは大喜びでお金を入れ、

「ほら、レバーを回すんだよ」

と嫁に支えられて操作。ごろんと落ちてきたカプセルを開けると蝶の形の飾りが付いたヘアゴムが。他愛のないものだったけれどもRの嬉しそうな顔と言ったら。僕もあんな顔でガチャガチャをしていたのだろうか。

「ママ、つけてー」

早速髪にヘアゴムを付けさせたRは

「みたい、みたい」

その姿を自分でも見たいと言い出したので

「ほら。かわいいね」

デジカメで撮って見せてやったらうっとり魅入っていた。この辺が女の子である。

さすがに僕はもうガチャガチャをやることはなくなったけど、そういえば以前…

うんこガチャガチャ
「日本の大便」というガチャガチャがあって、これだけは真剣にやろうか迷ったなあ…(連日のうんこネタすみません)

こうなるともうガチャガチャではなくグチャグチャである。

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■立ちましょウンチで たちつてと
2008年03月25日(火)
※ウンチが嫌いな方は今日の日記はご遠慮ください。

ちゃんと断わりを入れたのでもうウンチ言い放題である。

どうしたの、うん、血が出たの。
電気グルーヴ・うんこわしづかみツアー。
一本糞のり子。

もう大半の方がブラウザ閉じてたりして。

アラレちゃん
アラレちゃんの例を挙げるまでもなく、子供はウンチ大好きである。大人でも性的な意味で好きな人がいるが…それはまた別の話。

息子・タク(2才)も最近特にウンチ好き。ある絵本の中に

「動物達は人間にウンチを投げました」

というくだりがあってそこを読む時だけ

「えー?ウンチー?」

と大喜びで反応する。

「かりんとう、食べるか?」

と差し出した時も

「ウンチみたい」

と言いながらポリポリ食べる。ウンチ認定したものを食うんかお前。そしてある日、娘・R(4才)が

「たっくんねえ、きのう、おふろでウンチしたのよ」

と言ってきた。昨日のお風呂の時間は僕はまだ会社だったので知らなかった。

「ははは、またやったのか」

タクは未だトイレで用を足せないでいるのでよくあることである。

「それでねえ、うんちが立ったの」

ほー、立ったのか。そりゃよかったなー…って

「茶柱じゃねえんだぞ!どういうことだ!」

子供達の説明じゃラチがあかないので嫁に聞いたところ、要は風呂桶の外でタクの体を洗っている時に「産気付いて」しまったためそのまま産ませてやると、ポットリと産まれ落ちたブツは立ったまま着地したのだという。

生まれた瞬間から立っているとはお釈迦様でもビックリである。余程重心が下にあったのか。おそらくそんなに長いものではなかったろうが、僕も是非見たかった…いや、やっぱり見なくていいや、いやいや見てみたい…と好奇心と大人の分別の間で心が揺れ、

「うーん、そんなこともあるんだねえ。凄いなあ」

確かに珍しいことではあるよ、とRとタクに話すと

「そうだよ!ウンチが立ったの!」

「たっくん、ウンチ出たの!立ったの!」

ふたりしてウンチが立った立ったとまくし立てる。お前らハイジか。ウンチがクララか。

ひとまず風呂桶の中で産まなくてよかったね、と思った。それに立ったままということは床に付着した面積が小さく、洗うのも楽だったであろう…と変なところに感心してしまった。

これを「立つ糞跡を濁さず」といいます。

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お食事中の方すみませんでした。
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■結婚清浄
2008年03月24日(月)
中学高校時代の友人・RHの結婚お披露目パーティーに出席した。

会場に入ると、僕とRH共通のネット友達ハルキさんとクマさんが手を振っていた。

「お前mixiでかなまら祭り誘ってんじゃねーよ」

といきなり言われる。(かなまら祭りについては→こちら:わいせつ画像注意)

いや、誰か一緒に行きませんか。(今年は4月6日です)

他の友達とも喋ったりしていると、いよいよ新郎新婦ご入場。ふたりとも見惚れるほど美しかった。奥さんは和服が似合う美人。RHもイケメンである。

どれくらいイケメンかというと、昔僕とハルキさんが間違えてゲイバーに入ってしまった時、店からも「対象外」と判断されたらしく放置プレイされた形で飲んでいたのだけれども、RHが遅れて登場するとママさん(男)が

「あらーん、はじめましてえー」

速攻で僕らの席に飛んで来たぐらいである。今や大学で教鞭をとる立派な社会学者で、著作本も出し、僕も一冊もらったが、正直難しくて読破出来ないまま我が家の本棚に鎮座ましている。

幹事の進行でクイズ大会が始まると僕はあっさり予選落ちしてしまったが、ベスト3には賞品が出ていた。

「2位はディズニーリゾートチケットですが、優勝賞品はなんと…」

司会の煽りトークに固唾を飲んで聞いていると

「RHくん著作本、なんとサイン入りです!」

一同皆ハラホロヒレハレ。

終わりにRHが奥さんへの熱いメッセージを朗読して締め。奥さんも涙で言葉が詰まり、

「ああ、新婚ていいなあ…」

僕と嫁にも確かに彼らのような永遠の一瞬があったはずなのに…と思いながら家路に着いたのであった。家に着いて嫁に夜這い。

「やらせて」

「やだ」

時間は残酷であり、結婚と男根の両立は難しいものである。

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■リズム・リアリズム
2008年03月23日(日)
嫁が息子・タク(2才)を医者に見せたところインフルエンザではなかったようだ。

平熱になってひとまず安心だけれども一応大事を取って外出は控えさせた。今日は娘・R(4才)のリトミック発表会があり、それは僕が連れて行くことにして、タクは嫁と家で留守番である。

R
Rは緊張した趣きでハンドベルを鳴らしたりして可愛いことこの上なかった。リトミックを始めたのが2年前…その頃は結構な人数がいたのに、今は4人しかいない。

もっと別のメジャーどころの習い事に移った人も多いのだけれども、このリトミック教室自体の質に疑問を感じて辞めていった子もいる。いわく

「内容がぬるい!」

と。わりとダルダルなところがあるんである。教室はヨシコ先生という女性がメインで教えているのだが、サポート役の他の先生達とうまく連携が取れてない時があるし、

「あ、こっち並んで、いや、ごめん、こっち…」

ドジっ子かお前は、とツッコミたくなることもしばしば。仕込みが甘いというか。僕はこの他に幼稚園の授業しか見たことがないのだが

「はい次、はいこっち向いて、はい歌いましょー」

子供達に空白時間を与える隙などなく次から次へとパンパンパーンと進行し、限られた時間でこれだけをやる、ということがしっかり考えられている。もっとピシピシっとしたリトミック教室に移っていった子もいるという。

実際ヨシコ先生のレッスンがダルダル過ぎて

「今日はつまんなかったね」

と4才児にすら言われてしまっている。なので嫁も

「もうリトミックはやめにして、ピアノにしようかなあ…」

などと悩んでいる。しかし辞められない理由がふたつある。

ひとつはRがリトミック大好きなところ。今まで「行きたくない」と愚図ったことなど一度もない。他の子などはわりと「今日は行きたくない」とゴネる時もあるようだが、Rには全くないのである。余程好きなんだろうと思う。それを無理矢理辞めさせてしまうのはどうかということ。

もうひとつはピアノを習わせるとしたら、これもまたヨシコ先生なのである。ヨシコ先生は本来ピアノの先生なのである。ヨシコ先生が言うには

「ピアノを始めるのは早ければいいというわけではありません。闇雲に習わせようとしても子供が嫌がってしまっては意味がありません。まずリトミックで音楽に親しませて、楽しいという感覚を養ってからピアノを習わせるのです」

リトミックとピアノのレッスンは一体であり切り離すことは出来ない、とのこと。幼稚園の頃エレクトーンをやっててとっとと辞めてしまった僕には耳が痛い。勿論ヨシコ先生以外のピアノ教室はそこらにゴロゴロあるけれども、現在Rが大好きなので、無下に替えるのもどうかなあ…と。

よかったこともある。これは嫁から聞いたことなのだが、幼稚園の先生から

「Rちゃん、もしかしてリトミックやってます?歌や踊りの時、きちんとリズムが取れてます」

と誉められたのだという。

「いやーこの時初めてやっててよかったと思ったわ」

とは嫁の談である。気を良くした嫁は息子・タク(2才)にもリトミックを習わせるべくヨシコ先生に相談してみると

「あー、たっくんは必要ないです。もうリトミックを分かってますから」

いつもRのレッスンを見ているタクは、一緒に歌ったり踊ってる間にリトミックの何たるかを既に掴んでしまっているのだという。門前の小僧なんとやらである。月謝払ってないからモグリだけど。

そんなわけでリトミックに親しんだRとタクは何をしているのかというと…

R
今日もPerfumeの歌で踊りまくるのであった。

「リズム感の良さはパパゆずりなのかもね」

と嫁が言う。

「僕、別にダンサーとかじゃないし」

「ビーマニうまいじゃん」

「ああ、それね…」

かつてBEATMANIAという音楽ゲームで、全国インターネットランキング5位ぐらいだったのは恥ずかしい過去。

「私もピアノやってたんだけど、シンコペーションが下手でいつも言われてた」

「ふーん」

嫁が語り始めたので適当に聞き流した。

シンコペーションよりちんこ(マスター)ペーションが得意な僕である。

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■イシャはどこだ!
2008年03月22日(土)
息子・タク(2才)が昨晩発熱。

僕の息子(性的な意味で)も昨晩発熱(性的な意味で)。
これについては嫁が撲滅。

タクの熱が夜が明けても下がらないので医者に診せることにした。

折りしもこの日は祭日。区役所の休日診療所しか開いておらず、ちょっと遠い。うちは貧乏なので車がない。貴族じゃないので牛車もないし、連邦軍でもないのでガンダムもない。そのため

「タクシーで行くぞ」

と言ったところ、へばっている姿が痛々しいタクが

「たっくん、たくしー大好き!」

これだけは嬉しそうにしていて、なんだか涙がこぼれそうになってしまった。タクシーに乗り込み、

「たくしー?コレはタクシー?」

と聞いて来るタクの言葉を聞いて

「セクシー、あなたはセクシー」

といういにしえのピンクレディーの歌を思い出して口ずさんだら運転手に笑われた。やがて区役所に到着し、診察。

「うぎゃあああああ!」

聴診器をポンポンポン、あと喉をあーんと見るだけの診察なのにタクは絶叫。娘・R(4才)のお医者さんごっこのほうがもっとしつこいのに。もっともRのお医者さんごっこは途中から

「あたま、あらいまーす」

床屋さんごっこになってしまい訳が分からないのだが。

結果はインフルエンザかどうかはもう少し時間が経たないとウィルスが出てこないとかで分からない、ここは休日診療所なので薬1日ぶんしか出せないから明日掛かり付けの医者に行って下さい、とのことであった。診察が終わり、薬局で薬をもらってもタクはまだ泣いていた。

「もう終わりだから帰るよ。またタクシーに乗れるから」

とあやすと

「でんしゃがいい」

とのことで…。

「いや、ここから駅は遠いんだよ。今日はベビーカーじゃないし、雨降ってるし、君も風邪引いてるから、ね。タクシーにしよ?」

「やーだ、でんしゃがいい!でんしゃがいいの!うわあああん!」

「わかったわかった。泣くとまた熱が上がるぞ…」

人生は重荷を負いて遠き道を行くが如し、と言ったのは徳川家康だったか。片手に傘、片手にタクを抱きながら駅までえっちらおっちらと歩くのもなかなかのものである。

行きはよいよい帰りは怖いとはまさにこのこと。願わくばタクの風邪が

なおりゃんせ、なおりゃんせ。

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ちょっと僕も風邪気味なのでオラに元気を分けてくれ。。
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■子供が風邪の子
2008年03月21日(金)
夜中、息子・タク(2才)が急に夜泣き。

どうしたどうしたと嫁と駆け寄ってみるとどうやら熱がある模様。

「寝る時までは全然平熱だったのに…」

子供の熱は急に上がるから怖い。計ってみると38度ちょっと。

「おおよしよし。冷えピタを貼ってやろう」

と貼ろうとすると

「やーだ!いやーだ!」

冷えピタや濡れタオル大嫌いなタクは全力で拒否する。仕方がないので寝てから貼るか、と思い

「よしよし、辛いか。かわいそうに」

と添い寝しようとすると

「ママがいいのー!」

と僕を受け入れてくれず。嫁がねんねー、ねんねー、とヨシヨシしていると苦しそうながらもようやく眠った。その後嫁とヒソヒソ話した。

「明日熱が下がらなかったら僕が医者に連れて行くよ」

「インフルエンザかも」

「でも予防接種したろ?」

「12月にしたよ」

嫁と子供達はインフルエンザ予防接種を受けているのであった。

「とにかく今僕らじゃ分かりようがないから、明日だな…」

「ワクチン切れちゃったのかなあ…」

ワクチンの効き目がどれくらいあるのか僕には分からない。しかし…

「とりあえずちんちんならありますが」

「何言ってるのアナタ」

「注射する?」

「しない!」

「でもこっちの息子も熱が…」

「目の前でタクが苦しんでるのに何でそんな気になれるの?」

と、えらい怒られた。わたしの息子(戸籍的な意味で)は心配だけど、あなたの息子(性的な意味で)がどうなろうと知ったこっちゃない、と。

僕が悪うございました。ひとまずタクがスヤスヤ眠っているから、あとは見守るしかないではないかと思い申し出たのが間違いだった。

風邪はまん○の元、とはならなかったようである。

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■わたしがあなたにくれたもの
2008年03月20日(木)
「これ、どこでもらったのォ?」

最近息子・タク(2才)が身の回りにある物のルーツをいちいち聞いて来る。

服、おもちゃ、タオル…自分が手に取る物を片っ端から尋ねるのである。まだ「買って手に入れる」ということを分かっていないため、家にあるものは全て「もらったもの」と理解しているようだ。

「これ、どこでもらったのォ?」

とミニカーを掴んで尋ねる。

「お子様ランチのおまけでもらったんでしょ」

「これ、どこでもらったのォ?」

とタオルを掴んで尋ねる。

「栃木のおばあちゃんにもらったんだよ」

「これ、どこでもらったのォ?」

とプリキュアの絵本。

「本屋さんで買ったんだよ」

「これ、どこでもらったのォ?」

とポケモンのぬいぐるみ。

「ゲームセンターで捕ったんだよ」

次から次へときりがない。以前言葉を覚えたてのころに「これは?これは?」と次から次へと物の名前を聞いて来る時期があった。このブームはそれに続く第2段階といえよう。ただ「これは?」攻撃は娘・R(4才)にもあったけれども、「どこでもらったの?」ブームはなかった。男の子と女の子の違いを見るようで(単に個々の違いか?)なかなか面白い。だが

「これは、どこでもらったのォ?」

犬福というキャラとのぬいぐるみを尋ねられた時、

「そ、それは…」

僕はしばし言葉に詰まった。

「どこでもらったの!」

「それはね…Rちゃんにもらったんだよ」

「Rちゃん、それあげてないよ」

すさかずRが反論する。そう、Rは正しい。しかし僕も正しいのである。

むかしむかし、ひとりのゲームオタクがおったそうな。

彼はあるゲームセンターに足繁く通っておった。そこにはRちゃんという17才の美しい女の子が働いておった。オタクはRちゃんと知り合い、仲良くなる内に大好きになってしまったのじゃ。

しかしオタクには女房がいたので忍びがたきを忍び、耐えがたきを耐えて想いを胸に秘めておった。やがてオタクに娘が生まれると迷うことなく娘に「R」と名付けたのじゃった。

オタクは隠すことなく「娘に君の名前を付けた」とRちゃんに娘を見せたのじゃが、それ以来Rちゃんのケータイもメールも届かなくなってしまったとさ。とっぺんぱらりのぷう。

…そんなこと言えるか。

「あのな、もうひとりのRちゃんにもらったんだよ…」

「ふーん」

僕に言えたのはそこまでだった。

物に歴史と涙あり。まだまだこの世に生を受けて2〜4年ちょいのRやタクなんかより歴史がある物がこの家にはゴロゴロあるのさ。中には涙なくして語れない物も…子供達よ、今はまだ分かりますまい。

「これは、げーむせんたーでもらったんだよ!」

早速タクが先程のポケモンのぬいぐるみを指し、僕に教えられたとおりのことを言っていた。

「ははは、そうだね」

ゲーセンに言ったこともないのに、と笑っていたら

「パパ、楽しいのォ?」

と言われた。

楽しさと幸せは君達からもらったんだよ。

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■むすこ1のこうげき!
2008年03月19日(水)
「めっ」

ちょっとしたことで息子・タク(2才)を叱った。叱られた時のタクのリアクションは以下の3パターンである。

1.「ごめんなさーい」あまり心のこもってない謝り方をする。
2.「うわーん」と泣く
3.切れてぶつ

この時のタクの反応は…

ばしん

やはり僕の肩をぶってきおった。何日か前の日記にも書いたが、どうも納得しないことで叱られると口より先に手が出るタクである。

「タクー。前にも言ったけど、叩いちゃダメって言ったでしょー」

とお説教をかますが、前の日記のパターンだとそれで懲りるようなタクではない。さらに殴りかかってくる。だからいつ来るかいつ来るかとタクの攻撃に備え身構えていると

「ちゅっ」

パンチの代わりに投げキスが飛んできた。

「お前、いつか、ぶっ殺す!」→「ちゅっ」(投げキス)

ザ・たっちか。

「タク、なんだそりゃ」

「ちゅっ」

思わぬリアクションに笑ってしまった。その投げキスの意味は分からない。しかし僕は笑ってしまってこれ以上叱る気がなくなってしまったのを考えると、タクもなかなか策士であることよ。

「ふふふ…今日のところはこれまでにしといてやる」

時代劇の悪役みたいなセリフでお説教を終わりにしてしまった。勝負の決着はいずれ…。

タクの見事なヒット&アウェイ。いや、ヒット&キスか。

ヒット&アウェイ。
ヒット&キス。
セブン&ワイ。
ラブ&ピース。
リロ&スティッチ。

親子はラブ&ピースでいきたいものである。
夫婦はラブ&セックスで。
僕はロリ&どエッチ。

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■駅前人生センチメンタル
2008年03月18日(火)
日曜日、プリキュアショーが終わり、電車で帰った僕ら。

駅から家まで歩く途中、息子・タク(2才)は嫁が転がすベビーカーの中で眠ってしまった。一方娘・R(4才)は元気で

「パパ、かけっこしよ」

駅前の通りの歩道を走り始めた。僕はRの少し後ろを

「ぬはははは待てー。おじさんと遊ぼうよおおおお」

親子じゃなかったら逮捕されそうな追走をしていたところ

変な自転車変な自転車
なんだあれは。超あやしげな自転車(?)が車道を悠々と走り、僕らを追い抜いていった。僕は野次馬根性丸出しで猛ダッシュしデジカメで撮っちゃった。

あんなリヤカーを引っ張っているような自転車、幅があり過ぎて歩道は走れないとはいえ、ああも堂々と車道を走っていいのだろうか。車の邪魔だろう…と遠ざかるその自転車を見送っていたら

「パーパー!おいてかないでえええええ」

自転車を追いかけるのに夢中で、いつの間にかRを遠く引き離してしまっていた。といっても15メートルぐらいなのだが引き返して「ごめんな」と謝った。許せ娘よ。パパはな、変なものを見つけるとすぐ写真撮ってネットに載せるクセがあるんだあ…。

「じゃ、もっかいかけっこしよ」

「えーまだやるのか」

「よーいどん!」

Rは僕のやる気のなさを無視し、また走って行った。もう僕に追い抜かれないよう気合が入りまくりで全速力。しかしこれが災いして僕の目の前ですぺぺんと思いっきり大ゴケをかまし

「ぶわああああ!痛いよう〜」

と泣いた。

「だから言ったろう…。お前の人生という道のりはまだ始まったばかり。こけることもあるさ」

転んでも砂を掴んで立ち上がるんだよ、と起こしてやった。

「おひざが痛いよう」

膝を見てみると、わずかに擦り剥いていた。

「大丈夫。ツバつけときゃ治るよ」

ぺろっと塗ってやると

「しみるよう〜うわああん」

とまた泣く。

「人生という長い道のり、心に染みることもあるさ。ほら、おんぶしてやるから」

よいしょとRをおぶり、人生という長い道のり、いつまでこうして一緒に歩いて行けるのかな…センチメンタルな気分になりながら帰ろうとしたら、既に嫁の姿はなかった。僕らの戯れに付き合えずとっとと先に帰ってしまったようだ。

よ、嫁とは一緒に人生の道のりを歩けないのか…不吉な暗示に思えて背筋が寒く。センチメンタルどころかはぐれメタルになってしまった。駅前に取り残された僕らは、同じく駅前の自転車のようではないか。

すなわちどちらも放置である。

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■女子中学生5人組イベント
2008年03月17日(月)
娘・R(4才)と息子・タク(2才)が大好きな「YES!プリキュア5GOGO!」

着ぐるみショーがあれば見せてやりたいと思っていたら、この土日で行われることが分かった。しかも近場で2ヶ所も。

ひとつは池袋の「Yes!プリキュア5 GoGo!ゴーゴーカーニバル」というイベント。「ゴーゴー」がくどいイベント名である。ゴーゴー喫茶か。

そしてもうひとつは大泉学園の「ねりたんアニメプロジェクトin大泉」。大泉学園は日本アニメ発祥の地らしい。

「どっちに行こうかね」

と嫁と話していたのだが、僕の仕事が終わらず土日共出勤となってしまい、

「ゴメン、僕行けないわ…」

この話はぽしゃってしまったかに思われた。ところが嫁はひとりでRとタクを連れて行ったのである。しかもどっちかどころか土曜池袋で日曜大泉学園。恐ろしいひと!

僕は日曜日の方は仕事を追えてから嫁達と合流したが、プリキュア5のイベントは終わってしまっていた。なので以下は嫁から聞いた話を元に再現したレポートである。

松本零士
プリキュア5ショーの前は松本零士先生のトークイベント。車掌さんとメーテルもいるではないか!男は誰しも少年時代、メーテルの腕の中で眠りたいと妄想したはず。メーテルだけでも見たかった…。

R
車掌さんの像が大泉学園駅にあり、この写真は帰る時Rに「一緒に撮って」とせがまれたもの。

「もっと車掌さんの近くに立てばいいのに」

と言ったら「こわいの」とのことで。なんだそりゃ。

話を戻すと松本先生のトークが長く、プリキュアの開始が少し遅れたとのこと。地元の有名漫画家だし、朝礼での校長先生のお話みたいなものだろう。

プリキュア5GOGO
待ちに待ったショーはRもタクも釘付け。ショーが終わると次は握手会。これまで座っていた沢山の観客が握手の列に並ぶために揉みくちゃになったその時、なんと嫁はタクを見失ってしまった。

「タクー!タクー!うわあああああ!」

我が子を迷子にさせたことなど一度もなかった嫁は大パニック。

パイパニック
ちなみにこれはアダルツビデオ「パイパニック」。アナタの股間もデカプリオってやかましいわ。

嫁が焦りながら探していると

「えー。しましまのシャツを着た『たっくん』と名前を言っているお子さんが迷子です…」

というアナウンスが聞こえ、「もしや」と猛ダッシュ。母の勘は的中し、スタッフのおじさんに抱かれたタクがぶわあああと泣いていた。嫁はタクごめんよーと謝りながらもちゃんと名前を言えたことに感激したという。そんなドタバタも落ち着いて、

タク
ヤキソバを食ってまったりしているところで僕が合流した次第である。

「たっくん、迷子になっちゃったんだよォ」

既に自分の中では武勇伝と化してしまったのか、ニコニコしながら何度も僕に言うタクであった。

「Rもタクも、プリキュア楽しかったか?」

「うん」

「いやー、この土日はすっかりプリキュアづくしになっちゃったわ」

と嫁は笑うが、お前が選んだ道である。どんだけプリキュア好きなんだよ。僕はプリキュア5よりジャクソン5が好きなんである。

寂聴寂聴寂聴寂聴寂聴
おまけ。寂聴ファイブ。

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■フォーク刺す 僕の溜め息 虫の息
2008年03月16日(日)
息子・タク(2才)がゴハンを食べている姿を、いつくしむ目で眺めていたら

「どわああああ」

いきなりフォークで肩を刺された。僕何にも悪いことしてないのに。お前はブッチャーか、と言っても21世紀生まれのタクには通じないので

「フォークで人を刺しちゃいけません!」

この子なら娘・R(4才)にもやりかねないのできつく叱った。タクはRとよくケンカをしているが、Rの方が口達者なので、言い負かされるとすぐ手が出るのである。言い返したりしないでいきなりぶつ。

「やめてよー。うわあああん」

Rが泣いても眉ひとつ動かさずべしん、べしん、と容赦ない。その岸部一徳ばりの冷酷な無表情さは我が子ながら結構怖い。そういう場面を何度も見ているのでお説教をしなければならない。

「いいか、お姉ちゃんも刺しちゃダメだぞ。女の子に刺していいのはちんこだけ…うわああ!」

しかしタクは説教など聞きやしないで右の平手打ちを放ってきた。僕はそれをキャッチ。今度は左手で打ってきて、それもキャッチ。

僕がタクの両手首を押さえ、ちょうどバンザイの格好で固まったまま

「どうして君はパパをぶつの。悪いのはたっくんでしょう」

めっ、と睨んだ。両手を塞がれて観念したタクは

「んわああああああん!」

反省よりも泣き出してしまった。はあ。一体何が何だか。普段は「パパだいすき〜」とか言って甘えん坊全開なのに、こんなに歯向かって来たのは初めてである。しかも一体何が気に食わなかったのかさっぱり分からない。まったくもってショックな出来事である。

フォークなだけに食器ングってやかましいわ。

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■ジャム&スプーン
2008年03月15日(土)
ホワイトデーの朝だからホワイトモーニング。略してホモ。

そんなことはどうでもよく、僕が目覚めると息子・タク(2才)は既に起きていて遊んでいたが、娘・R(4才)は

「まだねてるの」

起こしても布団の中から出て来ぬ。今日はクッキーをあげる日なのに、肝心の娘がヒッキーでは話にならない。僕は昨日の日記で書いた通り、チョコポテトチップを用意していたので

「ほら、君にあげる〜♪君にあげる〜♪シャルダン」

古過ぎて誰も分からないCMソングネタをかましながらRの目の前にちらつかせると、速攻でがばっと起きた。

「たっくんのはぁ〜?」

タクが恨めしそうにこっちを見ているのでタクにも同じものを渡す。

「朝ご飯の前だから1枚だけな。あとはおやつで食べてね」

と箱を開けてやるとウサギのようにボリボリ貪る子供達。嫁のぶんは買うのを忘れてしまったので

「おやつの時はママとみんなで食べてね」

僕からみんなへのホワイトデーのお返しであることを強調した。

「あとほら、Rちゃんがジャムのクッキー欲しいって行ってたから、これ」

これも昨日の日記の通り、慌ててコンビニで揃えたジャムとリッツをプレゼントした。

「これ、いちごじゃむ?」

「そうだよ。パパがクッキーに塗ってあげよう」

ジャムを手にしたから僕はジャムおじさんだな、と笑っていると

「それ、クッキーじゃないじゃん…リッツじゃん…」

嫁が無粋なツッコミを入れた。うるせージャムおじさんとマスオさんは同じ声優なんだぞ!

「気にすんな。子供達がおいしく食べれば全てよし」

それ以上ケチつけるとお前もアンパンマンみたいに顔をすげ替えてやる、と言おうとしたら逆に嫁にまくし立てられた。

「コンビニなんかで買わないでよ。スーパーだったらもっと安く買えたのに」

「いや僕忙しかったから夜中しか買えなかったし」

「だったら言ってよー。私が用意したのに」

「僕自身で用意したかったのだ」

「前もって言ってくれれば私が用意して『パパからよ』って言ってあげるの!」

「いやだからそういうんじゃなくて僕自身の手で用意したかったの!」

たかが数百円のことでここまで言われるとは思わなかった。そんな細かいことで文句言わないでほしい。そんなことよりも実は昨晩電車で帰るのがかったるいからタクシーで帰って来ちゃったし。そっちの方が凄いムダだろ。内緒だけど。言えば血の色に染まったホワイトデーとなったであろう。

ジャムを買ったのにミソが付いてしまった、というお話でしたとさ。

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■白い日っていいな。ホワイトアンドホワイト。
2008年03月14日(金)
今宵はホワイトデーイヴ。

バレンタインでーには娘・R(4才)からチョコを貰ったので、嫁の誕生日は覚えていてもホワイトデーは忘れるはずがない。

嫁と付き合い始めた頃、誕生日を一週間過ぎても忘れっぱなしだったので、見るに見かねた嫁友達が僕にこっそり教えてくれてようやく思い出したという過去がある。そんな僕だがRのリクエストも忘れていない。

「Rちゃんねえ、ちょこくっきーが欲しいの」

愛娘の期待に応えようと、正確にはクッキーではないが、僕の好物のロイズポテトチップチョコを贈ろうと考えていた。ロこれは以前の日記にも書いた。

ロイズは通常北海道でしか売ってなく、どうやって買うべかと悩んでいたら、有楽町に北海道名産品のお店で買えますよ、と教えてくれた方のお陰でゲットすることが出来た。北海道のいろんな物が売られている店である。

おっぱいどうはでっかいどう
でも「おっぱいどうはでっかいどう」はなかった…。

Rのぶんは勿論だが、息子・タク(2才)のぶんも合わせて2つ。いくら女の子に贈るイベントとはいえ、Rだけにあげるわけにはいくまい。これで完璧…とはいかなかった。

「Rちゃんねえ、ジャムがついたくっきーも欲しいの」

追加オーダー入りました。どんだけクッキー好きなんだ。僕オタッキーだけどそれじゃダメかしらん。これについてはどんなものがよいか散々悩んでいたら既に今宵のホワイトデーイヴ。会社から帰ってきた時には東京は夜の零時。コンビニぐらいしか空いてない…。

結局イチゴジャムとリッツしか買えなかった。なんだか安っぽい贈り物になってしまったが、自分でジャムを塗るのも楽しかろう…と自分で自分を慰めた(自慰ではない)

いずれにせよRが欲しいと言っていたモノの頭数だけは揃えた。忘れずに用意できた僕偉い。明日が楽しみだ…とウキウキしていたら…

あ、嫁のぶん買うの忘れた。どうすんべ…。取り敢えず一発ギャグでもやってお茶を濁しておこうか。

「ほらほら、ちんちんから白いのが出てるよ。ホワイト出〜」

…ダメだな。僕のギャグはホワイトキックなのである。

白ける。

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■ちんちん撃沈消沈
2008年03月13日(木)
「ぼーくの名前はニコチンチン♪
 きーみの名前もニコチンチン♪
 鳳啓介ポテチンチン♪」

(人生「世界あの店この店」)

というひどい歌を部屋に籠もってこっそり聞いていたら、息子タクにあっさり見つかってしまった。

「ちんちん〜?」

ちんちん。そのひとことだけでタクは大喜び。

「わああ忘れてくれ〜」

と言っても後の祭り。

「ぼーくのなまえはタクちんちん♪パーパのなまえはパパちんちん♪」

速攻で替え歌を歌い始めてしまった。

「それ、外で歌うんじゃないぞ!」

「たくちんちん♪」

いくら抑止してもギャハハハと笑いながら娘・R(4才)も加わり大合唱。

「あーあ…取り返しのつかないことを…」

嫁が呆れていた。嫁に対してはお下劣極まりないが、子供達に接する時は一応言葉を選んで話すことを心がけていただけに、確かに迂闊であった。ただ不幸中の幸いなのは、その次に聞こうと思っていた

「きーんたまが右に寄っちゃった、ヘイ、オールナーイローン」

(人生「オールナイトロング」)

もっとお下劣な歌を聞かれずに済んだことだろう…と言ったところでもう手遅れだが…。

子供ってちんちんやうんち等のお下品ワードが大好きだから一度流行り出したら止まらない。外で歌うなよ、と言ったところで何の効果もなかった。タクと一緒にチャリに乗っていると

「ぼーくのなまえはタクちんちん!」

家の中でより馬鹿でかい声で歌うではないか。道行くお姉さんが

「何あのちんちん親子」

という目で見ていてとても恥ずかしい。

「それやめよう、な。違う歌にしよう。タクの好きな歌。ゆーきやこんこ、あーられーやこんこ」

「ゆーきやちんちん!」

ダメだこりゃ。しかしどうして子供ってこうもお下品言葉が好きなのだろう。この言葉自体が何かこう、子供を熱狂させる力を持っているのかもしれない。

ちんちん。恐るべき言霊(コトダマ)である。

いや、ちんちんだけにキンタマか。

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■ネバースターティングストーリー
2008年03月12日(水)
今日は子供達が寝る前に帰ることが出来た。

「ただいま〜」

と家に入ると娘・R(4才)と息子・タク(2才)が大はしゃぎで迎え、

「パパとねる〜」

タクなどはもう僕と一緒に寝るのだと抱きついてくる。

「おおよしよし、一緒に寝ような」

もうパパ君達のためならなんでもしちゃう。すぐさま着替えてみんなでゴソゴソ布団に入った。

「パパ、おはなしして〜」

Rは昔話をしてくれとせがむ。おおよしよし。

だが断る。

「もう遅い時間だから今日はお話ナシ」

既におやすみ目標時間を40分ほど過ぎていた。休みの日などは僕が子供達を寝かせるのであるが、いつまでもダラダラ喋ってると

「ほら、明日幼稚園でしょ。起きれなくていいの?」

嫁が子供達を叱るのと同時に僕にも冷たい視線を投げかけてくる。だからいつもの反省を込め、NOと言わねばならない時は言う、ならぬことはならぬ、とばっさり断ったのである。

「えー」

「えー」

同時にブーイングするRとタク。許せ我が子達よ。今日の僕は憎まれ役なのさ…とタヌキ寝入りを決め込もうとすると嫁が

「じゃあママが短いお話をしてあげましょう」

おいこら待て。いつもお前の圧力を感じていたから今宵は敢えて鬼となったのである。抜け駆けかよ。ちんこを刺して子種を抜けがけしてやろうかと思った。

「わーい、どんなお話ー?」

さっきまで僕に抱かれてモフモフしていたタクも速攻で僕から離れ、嫁の側にまとわりつき話を聞く体制に。そして嫁の話が始まった。

「あるところにRちゃんとたっくんというきょうだいがいました。ふたりはケンカもするけれども必ず仲直りをして、いつも助け合っていつまでも仲良く暮らしましたとさ。めでたしめでたし」

…。

い…。

エリカ様

いやそうじゃなくて。一緒に寝ると言っていたタクもすっかり嫁にだっこのまま眠りに就こうとしている。

「タク、パパと寝るって言ったじゃあん。こっちおいで」

「やーだ。ママがいいの」

僕だけ憎まれ損ではないか。何が「めでたしめでたし」だ。ちっともめでたくない。タクにフラれたので一番遠くに寝ていたRに

「Rちゃん、パパんとこおいで。一緒に寝よう」

と誘ったところ

「今日はママとねるの。明日ねてあげるから今日はがまんしてね」

「う…うん」

4才児に「ダメよ」と諭されるオヤジ。おのれ、こんなことなら僕もなんでもいいから適当な話をでっち上げて最後に「めでたしめでたし」と結べばよかったのである。しかしもう後の祭り。嫁に責任を取ってもらうしかない。体で払ってもらおうと子供達が寝静まるのを待ち、

「嫁ー、一緒に寝よう〜」

と襲った。正直なところ、どうせいつものようにオーロラプラズマ返しにて跳ね返され、

「うわあああん、息子にも娘にも嫁にも断られたよう〜」

とのび太のように号泣するお約束のオチになるのだろうなあ…と予想していた。それならそれでいつものようにこのブログに恨み節を書いてやる、とダメ元で嫁の体に手を伸ばすと…

あれ…まじで?…いいんすか?…

はめたしはめたし。

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■パンツパンツレボリューションSuperNova2
2008年03月11日(火)
「こら、パンツをはけぇぇぇ〜」

娘・R(4才)をトイレに連れて行き用を足させると、隙あらばノーパンで逃げようとする。今朝も逃げられてしまった。やたらとテンションが高い休み明けの月曜日。すなわちマニック・マンデー。

「ぎゃははははは!」

叱る僕を笑いながらお尻をフリフリして挑発するR。朝でなければこの野原しんのすけ状態もまたオツなものである。どうせいずれお尻見せてと言っても見せてくれなくなるから

桃尻も 今が見ごろの 娘かな

と一句詠んで茶でも飲みながら眺め、しばらく放っておくのだが、何しろ殺気立つマンデーモーニング。そんな余裕はない。

「ほらほら、君はパンツはかないで幼稚園に行くのかい?」

もう僕は会社に行ってしまうぞ、と諭すと

「それは恥ずかしいの」

いやーんと照れながら戻って来た。ようやく捕まえて下着を履かせられたのはよいが、僕の心は複雑であった。いつの間にか「裸は恥ずかしい」という感情が生まれていたことに驚いたのである。成長する過程として当たり前であり、喜ばしいことなのだけれども、

「パパとなんかお風呂入らない!」

と言われる日に一歩近付いたようで悲しい…という葛藤。そんな父をよそに引き続きテンションの高いRは、着替えた後

R
何故かブルマをかぶっておった。

ターバン野口
ターバン野口かお前は。

ブルマを頭にかぶるなんて、僕がやったら犯罪だぞ。脱ぐも恥ずかしく履いても恥ずかしい。まったく下着で遊び過ぎ。そんなRが最近、夜寝る時に「お話して」と僕にリクエストする昔話は…

「下着り雀」である。

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■T-SHOCK(定食)
2008年03月10日(月)
街の定食屋はいい。

チェーン店の紋切り型サービスではなく、その店にしかない独特の雰囲気を味わえる。時には大ハズレを引くこともあるが、それはそれで面白いアドベンチャーである。

今日は娘・R(4才)と息子・タク(2才)をちょっと遠い公園で遊ばせたため、そこから最寄の街・板橋区の大山という普段あまり行かないところで昼飯を食って行くべということになった。

大山は大きな商店街がある賑わった街。きっと良い定食屋もたくさんあるだろうと目論んでのことである。しかし大山といえば「のぶ代」ぐらいの知識しかない僕らにとって、この街は完全にアウェー。簡単には見付からず暫くうろつくこととなった。

「この街はアウェー…」

と呟いて探しているとタクが

「うぇーぃ」

風化しかかった小島よしおのモノマネを…悔しいがおもろいなお前。ようやくよさげなオーラが漂う定食屋を見付け、入ってみると20席ほどのこぢんまりとした空間があった。BGMはなく、先客たちのポツポツとした会話と、先頭集団から脱落し始めた高橋尚子を映しているテレビのみが音を発していた。

店を切り盛りしているのは若いご夫婦ふたり。まったりとした空気が漂い、なかなか良き定食屋の雰囲気である。

ひとつ「おや?」と思ったのがベビーチェアにちょこんと座っている女の子の赤ちゃん。お店のご夫婦の赤ちゃんなのであった。話を聞くと土日は保育園が休みなので…とのこと。モモちゃんという名前らしい。

僕らが席に着くと、モモちゃんがタクに向かって手を伸ばしていた。その仕草が可愛くてこちらも構わずにはおれない。

「タクと握手したがってるんじゃないか?」

とタクの手を引いてモモちゃんのところまで行くと

「こんにちは、ぼく、たっくんです。にさいです。よろひくね」

タク
タク、自己紹介の後モモちゃんと握手。

「モモちゃんはいくつかな?」

と僕が聞くと横から奥さんが「9ヶ月です」とのこと。大人しくて良い子だ。握手し合うふたりを残して僕は席に戻り、その姿を「いいなあ…」と遠巻きに眺めていると

「なんで置いてくるのよ」

と嫁が突っかかってきた。

「いや、後は若いふたりに任せて…と思って」

「お見合いか」

この様子を見ていたRが

「Rちゃんもあくしゅする!」

と席を降りてモモちゃんの元へ行ってしまい、Rとタクが交互に話しかけていた。なんだか陽だまりで子猫たちがモフモフじゃれ合ってるような、これもまたまったりとした雰囲気。

肝心なゴハンも美味しく、Rもタクも呪われたように食べる食べる。会計の際にご主人に、お父さんそっくりですねと言うと

「いやあ、よく言われます」

半熟卵のオムライスのように崩た笑顔を見せた。僕も今まであんな顔をして答えていたのだろうか。

店を出るとモモちゃんと奥さんが手を振っていた。Rとタクも振り返した。やはり定食屋はいい。更にここが良かったのは、奥さんが美人なことである。ママさんではあるが看板娘と言ってしまいたい。定食屋の美しいひと。

これを定食兼備といいます。

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■オヤジ負け組・娘うさぎ組
2008年03月09日(日)
娘・R(4才)も4月から幼稚園年中組である。

早起きして入園願書を貰いに行ったのがついこないだの出来事のようなのに早いものである。夜、仕事から帰って来ると

「Rは『うさぎ組』になったよ」

嫁がもうクラス換えも決定しているのだ、と新しいクラスの名簿を見せてもらった。Rの幼稚園は年少・年中・年長それぞれ3組あり、

ひよこ組(年少)→うさぎ組(年中)→ぞう組(年長)

というように学年が上がるごとにでかい動物の名前になる。翌朝、早速Rが息子・タク(2才)にクイズを出していた。

「もんだいです。Rちゃんは何になるでしょう。うさぎ、ぞう、こあらのどれになるでしょう」

それじゃお前が動物になっちゃうよ。出題の仕方がひどいため

「えっとねー。でんしゃ」

タクの答えもひどかった。

「ちがうでしょ!でんしゃなんかないのよ!Rちゃんは『うさぎ』なの!」

そんなお馬鹿な姉弟はさておき、大体幼稚園の「組」ネーミングは動物系・花系・色系、宝塚系(星組・月組とか)が多いと思う。僕は「もも組」だった。もっとバラエティに富んだものがあればいいのに、とは思う。とはいえ花や動物ジャンルのように、万人にソツなく好意的で子供らしいイメージがあるジャンルを探すのはなかなか難しいのだろう。例えばこんなのはイヤだ。

■ホイミ組(年少)・ベホイミ組(年中)・ベホマ組(年長)

ドラクエの呪文系。他にザラキ組とかあったらイヤだ。

■ゼニガメ組(年少)・カメール組(年中)・カメックス組(年長)

ポケモンの進化に合わせる系。ピカチュウ組だったらRもタクも大歓迎だろう。

■断公九組(年少)・三色同順組(年中)・大三元組(年長)

麻雀の役。「給食費はザンクで」とか言われる。

■すっぴん組(年少)・べっぴん組(年中)・デラべっぴん組(年長)

学年が上がるにつれハードになるエロ本ヒエラルキー系。

■大槻ケンヂ組(筋少)・中島らも組(アル中)・本能寺の変組(信長)

すいません。単なるカッコ内のダジャレです。

■大林組・間組・熊谷組

ゼネコンじゃなくて単に担任の苗字を組の名前にしたパターン。もし「山口」先生が担任になったら…。

■神鬼楼(しんきろう)組・大汚鬼神(だいおきしん)組・怒羅衛門(どらえもん)組

ゾッキ(暴走族)系。挨拶は「夜露死苦」。送迎はバスじゃなくて全部改造バイク。礼儀には厳しくなるかもしれない。

■男闘呼組・うしろゆびさされ組・3年B組

テレビで有名どころの「組」をとにかく名前に付けちゃえ。

…またバカなことを書いてしまったが…年少は「りす」「ひよこ」といった小動物系、年長は「象」「きりん」等のビッグアニモーだから分かりやすい。しかしどうも年中組は「うさぎ」「しまうま」等、「中」だけに大きいような小さいような、中途半端な幅があってイマイチ統一感がなくピンとこない。もっと幅をきちっと決めて分かりやすくするべきである。例えば

■メタボ組・セクハラ組・加齢臭組

しまった。年中じゃなくて中年になってしまった。

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■DELLに聞かれたら嫌な9の質問
2008年03月08日(土)
嫁のDELL製ノートパソコンが壊れた。

壊れたところは液晶画面。ノイズが出まくりダビングしまくったエロビデオのように汚くなってしまった。液晶だから修理費高いぞ…と嫁に言ってたら案の定バカ高く、だったら新しいパソコン買ってしまえ、ということになった。

この壊れたパソコンは、5年前に僕がDELLのサイトから購入したので今回もそうすることに。前回購入した時も日記に書いたのだが注文する際、フォームに住所・名前等を入力する他に、使用目的も聞かれるのである。

選択肢の中には「ミサイル開発」「核開発」といった恐ろしいものもある。これらを選んだらどうなるのか…と今回も同じことを考えて選んでしまいそうになったが、メン・イン・ブラックみたいな人達が押し寄せて来たら怖過ぎるのでやめた。突っ込んだ質問はなかなか怖いものがある。

そんなわけで「DELLのパソコンを買う時にこんなことを聞かれたらイヤだ」第2弾である。(第1弾は→こちら)

※以下の内容はフィクションです。

1.使用目的をぶっちゃけ赤裸々にお教え下さい。
WINNYでエロ動画収集(犯罪です)
ネトゲで女子中高生ゲット(犯罪です)
2ちゃんねるで殺人予告(犯罪です)
ネットでいじめ(犯罪です)
ブログ作成(あなたのブログつまんないです)
その他


2.DELLの他に好きなパソコンブランドをお教え下さい。
練馬
桜島
三浦
その他


3.DELLのリアル・サイト(直販店)に行ったことはありますか?
はい
いいえ
その他

(※参照バカ写真日記→ドット出る)

4.あなたのDELLにまつわるエピソードをお教え下さい。


5.DELLのテーマソングを作って下さい。


6.DELLについての物語を作って下さい。


7.上記回答がひどいのでお売りできません。



8.ていうか何でDELLのパソコンが壊れたのにまたDELLで買うんですか?普通壊れたら「もう絶対DELLは買わねー!」とか思いませんか?



9.もう!そんなこと言ったって安くしてあげないんだから!あ、でも今、キャンペーン中だから、ちょっとだけだよ…?お兄ちゃん…。



※繰り返しますがフィクションです。

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■今夜一夜物語
2008年03月07日(金)
娘・R(4才)と息子・タク(2才)が寝る時。

僕は布団の中でいつも「プリキュアクイズ」とか「アンパンマンクイズ」とか言って問題を出していたのだが、なんだかオタク養成講座をしているような気持ちになってきたので、ここはオーソドックスに「お話」をした方が良いのではないかと最近思い始めた。

何のお話がいいかということになると、日本の昔話だろうと考える。「まんが日本昔話」の歌にもある。坊やー良い子だねんねしな、と。加えて親というものは、昔からの民俗事象を次世代に伝える義務があるのではないだろうか。

そんなわけでRとタク両方に腕枕をしながら

「桃太郎の話をしてやろう」

定番中の定番、桃太郎を語ることに決めた。

「ひとーつ、人の世の生き血を啜り…」

もとい。そりゃ桃太郎侍だ。

「昔々、あるところに…」

から話を始め、

「桃太郎は、犬と猿と雉と力を合わせて鬼が島の悪い鬼達をやっつけました」

というところまで話すと

「赤ちゃんの鬼さんはやっつけないでね。赤ちゃんの鬼さんはわるくないよ。ばぶばぶかわいいよ」

Rがとても可愛いことを言うではないか。

「ああ、そうだね。桃太郎は悪い鬼さんだけをやっつけたんだ」

「そっかー。よかった」

「悪い鬼さんは額に『ワル』って書いてあるから分かるんだよ」

子供の話に合わせて物語をアレンジする事も必要だ。僕は即座に高田純次並みのテキトーさで訂正した。そして全米が泣いた(泣きません)感動のフィナーレ。

「桃太郎達は宝物をいっぱい持って、おじいさんおばあさんの家に帰りましたとさ」

Rもタクも最後まで聞き入っており、僕、ナイス語り部。

「宝物っていうのは大事な物のことだよ。君達の宝物は何かな?」

物語の後、このようなことをふたりに聞くと

「Rちゃんはねえ、お絵描きとアンパンマンピアノとブロックと鉄琴とパンダちゃんとカチューシャと…」

Rの宝物は果てしなかった一方、タクは

「えーっとねえ、えーっとねえ…」

もう眠いようでウトウトしていた。何故かミニカーを握ったまま布団に入っていたので

「たっくんの宝物は、とりあえずはそのミニカーかな」

とミニカーを指差すと

「うん、みにかー!たからもの…」

満足気に呟きながら眠っていった。

「たからばこにいっぱいミニカー入ってるといいね!」

Rは本当に優しいことを言う。昔話を通じて子供がどんなことを重きに置いて考えているかよく分かった。こんなことならプリキュアクイズとかもっと早くにやめとけばよかったのである。

「Rちゃん、君はいい子だね」

「もう、ねるー」

「眠くなったか?じゃ、おやすみ」

おやすみ、僕の宝物達。

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■ベルサイユのばらのひと…
2008年03月06日(木)
フランス革命前、貧困に喘ぐ民衆に対し

「パンがなけれなケーキを食べればいいじゃない」

と言い放ったという逸話が残るマリーアントワネット。フランス革命時のベルサイユのバラ。彼女の精神が僕の心の中にも宿ることがある。


嫁が本棚を整理していた。お尻を突き上げて棚の下段をいじっていおり、まさに立ちバックの姿勢。その姿を見た僕がすぐさま欲情しても誰が責めることが出来よう。ただ悲しいかな、僕は知っていた。嫁も「セイリ」中だということを。

その現実と欲情の狭間、気が狂いそうになっている僕のせめてもの慰め行為として、嫁のお尻に僕の腰を当ててすぱんすぱんと叩きつけていたら

「なにやってんのよ!生理中だからダメって言ってるでしょう」

案の定嫁が怒った。

「分かってるよ。分かってる故にやっているのだ。これは代償行為なんだ。見逃してくれ」

みだらな行為に対してはいつも冷たい嫁である。釈明してもこの気持ちは男にしか分かるまい。それでも後生や、堪忍してつかあさい、と許しを請うてみたが

「いや、うざいんだけど…ダメだったらダメ」

やはり取り合ってくれなかった。ここでムクムクと湧き上がって来たのが怒りである。怒りと共にマリー・アントワネットスピリッツが発動した!

「前の穴がダメならアナ○に入れればいいじゃない!」

おーっほっほっほ、と更に高速ですぱんすぱんと腰を叩きつけた。

「バカー!」

しかしそれも嫁には通じなかった。マリー・アントワネットが斬首された如く、僕のアレもたたっ斬られそうな強烈な殺気を浴びたのですっかり縮こまってしまった。

かくして僕は「ベルサイユのまら」となったのであった。フランス万歳。

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■ビッグベン(排泄的な意味で)
2008年03月05日(水)
※今日の日記は尾篭な内容なのでお食事中の方はご遠慮ください。

家の中で、ふと嫁の姿が見えなくなった。大体トイレなのだが。

「ママはー?ママはどこー?」

甘えっ子の息子・タク(2才)はすぐ騒ぎ始めたので

「トイレかもね」

と答えるとすぐさまトイレ方面に走って消えて行った。おそらくトイレの扉を開け、嫁が「産んでる」ところを暴くのだろう。耳を澄ませて聞いていると、案の定扉を開ける音がして

「ママ、うんち?」

むごいセリフが聞こえた。嫁の声は聞こえないが、やはりトイレにいたのだろう。タクはダダーッと戻って来て

「ママ、うんちだった!」

ニコニコして僕に報告した。そりゃアイドルじゃないんだからうんちもするさ。そんなこと聞きたくねえようと心で嘆きながらも

「ママがいてよかったねえ」

とりあえずそう答えておいた。気を良くしたタクは再びトイレまで走って行った。これ以上嫁のトイレシーンを暴いてどうするのだろう…と耳を澄ませていると

「ママ、うんち見してー」

更にむごいセリフが聞こえ、またダダーッと戻って来て

「ママ、うんち2本してた!」

カブトムシを見つけた時のような目映い笑顔で報告したのであった。だからそんなこと聞きたくねえよううううう。嫁の2本糞を見たところで一体何がそんなに嬉しいのだ。坂本龍馬の生まれ変わりか?「2本の夜明けは近いぜよ」なんつって。

タクに妨害され続けていた嫁がようやくトイレから出て来た。

「君、2本糞してたんだね…」

「見て何が楽しいんだかまったく分からないわ!」

「そうだねえ…鍵かけたらかけたで『開けて』ってうるさいしね…(2本糞…)」

タクはその後自身もうんちをし、

「たっくん、うんち6個出た!」

と言っていた。お前はウサギか。ともかくトイレ中は究極のプライベートタイムなのだから

「いいかいたっくん、人のトイレとかうんちは見ちゃいけないよ」

と嫁に代わって伝えたのだった。

うんちだけに代弁。なんつって。

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■髪の見えざる毛
2008年03月04日(火)
「今日はどんな髪型にしようか?」

朝、嫁が娘・R(4才)の髪型をセットしようとしていた。この母子の姿。僕は男兄弟育ちなので物珍しくも微笑ましく思え、女の子っていいなあと眺めることもしばしば。

「えーっとねえ、きゅあどりーむ!」

Rのリクエストはプリキュアのキャラ、キュアドリーム。

夢原のぞみ
Rが一番好きなアニメの主人公である。

「はいはい」

嫁は簡単に返事をするが、二次元キャラの髪型を再現するのは難しい。スネオの頭を三次元で再現するのは事実上不可能である。果たしてその結果は…髪のみぞ知る、なんつって、と固唾を飲んで見守っていると

「できたー」

なにやら出来た模様。

「うーん、キュアドリームか?それ…」

僕がその出来映えを見ていまいちピンと来ないと言うと

「どりーむなの!」

Rは言い切った。さすがに完璧な再現は無理だろうから、あまりケチを付けるのは野暮というものだろう。そう思い直して

「じゃあドリーム、お外に遊びに行こうか」

「うん」

Rを公園に連れて行き、遊ぶことにした。

「パパー、いっしょにコンサートごっこやろー」

公園にて遊び始めると、先ほど「まあそんなもんか」と思えていた髪型が再び気になった。やはりキュアドリームとはちょっと違うのではないか。時間が経つにつれ違和感がどんどん大きくなる。試しに写真に撮ってみようかと

「はいRちゃん、ちーず」

R
デジカメを向けると生意気にデルモポーズ(ダイエーチラシ系)をキメるなまいきシャルロット。この画像を見て確信した。僕の心に引っ掛かっていたものがはっきりと分かった。これは

夢原のぞみ
キュアドリームというより、

バイキンマン
バイキンマンだ!

「…バイキンマンみたいな頭だな」

胸のつかえが取れ、ついうっかりRの前で言ってしまったら

「パパだいっきらい!」

思いっきり嫌われてしまった。だいっきらい…だいっきらい…だいっきらい…ああ…そうだよな…乙女心を傷つけてしまう…僕は罪なオヤジ…。

「だいっきらい」の言葉が頭の中を羅睺星の如くぐるぐる回り、いっそ滑り台の上から身を投げようかと思ったが、ふとポケットに手を入れるとラムネ菓子がひとつ。おお、神よ。これが僕の投身を止めた。

「Rちゃんごめんな。これあげるから。それでもパパ嫌いか?」

とRのご機嫌を伺うと

「だいすき」

起死回生の一撃!ああ、髪の毛ひとつで娘に嫌われたらたまったものではない。

文字通り危機一髪なお話であったとさ。

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■嫁の春雷
2008年03月03日(月)
日曜の朝、娘・R(4才)と息子・タク(2才)は盛り上がる。

「YES!プリキュア5GoGo!」があるからだ。どうでもいいが変なタイトルのアニメである。君達プリキュア5、ゴーゴー。

プリキュアが終わった後は外に遊びに行くのが常。ところが今日は違った。

「アンパンマン見るー」

「たっくんもアンパンマン!」

引き続きアンパンマンのDVDを見せろと言ってきた。

「アニメばかり見てるとパパみたいになっちゃうぞ。ほら公園に遊びに行くぞ」

今でこそ家の中万歳な僕でも子供の頃は外を駆けずり回っていた。鬼ごっこにかくれんぼにドロケー、カンケリ、ピンポンダッシュにスカートめくり。子供は風の子である。アニメを捨てよ、街に出ようと呼びかけたら

「やーだー。外は寒いもん!」

このヘタレっぷり。風の子である前に僕の子であった。公園に行く、行かないの押し問答が暫く続いたが、テコでも動かない子供達にとうとう僕が折れてアンパンマンのDVDをスタート。DVDを回している間も

「ねえ君たち、外に行かないかい?」

何度か誘いをかけたがウンとは言わぬ。ようやくDVDが終わり

「さあ今度こそ公園に遊びに行くぞ」

と外に行く準備をすると子供達は

「じてんしゃこうえんがいい」

と言うではないか。自転車公園とは自転車や三輪車を貸してもらえる比較的大きな公園で、Rもタクも大好きなのだが若干遠い。

「自転車公園はダメだよ。アンパンマン見たからもうこんな時間だし、行くのに時間がかかるから着いたらすぐお昼になっちゃう」

すぐそばの公園にする、と決断を下すと

「やーだー。じてんしゃこうえんがいいのー」

Rが駄々をこね始めた。ここで雷を落としたのが嫁である。

「パパがずっと『外に行こう』って行ってたのに行かなかったRちゃんが悪いんでしょ!」

どかーん。Rは僕に救いの視線を送って来たが、キッと睨んで「ダメです」と目で語った。Rは見る見る顔を歪めて

「うわああああん」

とうとう泣いてしまった。

「自分が悪いんでしょ!泣かないの!」

更に嫁は容赦なく怒る。そんな中タクは何をしていたかというと、嫁の側にちゃっかりと立ち、嫁のお説教にいちいち

「そうだよねー」

と相槌を打っていた。姉を裏切りすさかず強者の側に着く。スネオみたいな奴だ。

「タク、お前も同じだろ…」

僕がポンと肩を叩くと

「そうよ!何が『ソウダヨネー』よ!」

嫁もすさかず矛先をタクに向けた。すると

「ぶわあああああ!」

澄ましたスネオヅラだったタクも瞬時に号泣。まったく生理中の女性をイラつかせるものではない。タクにこのことを教えてやれるのは何年後になるだろうか。

僕だって泣きたい。ふたりとも大泣きでどう収拾つけんだコレ。ちょっとDVDを見たいのを我慢すればよかったものを。僕も夜な夜な悶々としているが上記の理由で女色(にょしょく)を絶っているのだ。

泣きたければ泣くがいい。しかし我慢は必要だ。

これを「泣いて女色を斬る」といいます。

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■デパート頂上作戦
2008年03月02日(日)
以前息子・タク(2才)が、バイキンマンのカードを大切にしているという話を書いた。

東京タワーに行った時、タワーの股下にあるビルの屋上遊園地でアンパンマン汽車に乗るともらえるやつである。公園で遊んでいる時に失くしかけたが嫁が見付けて取り戻し、ボロボロになってもずっと握り締めている…というところまで書いたのだが、結局また失くしてしまいそれっきりである。

「たっくんねえ、カードなくしちゃったのよ」

娘・R(4才)がそのことを指して言った。

「そうだねえ。なくしちゃったねえ」

「かわいそうだから、もう1回汽車に乗りに行ったほうがいいと思うの。それでRちゃんはトーマスの汽車に乗りたいの」

…うまいなあ。弟がかわいそうだからもう一度カードをゲットするために汽車に乗るべきだ。ついでに自分はトーマスの汽車にも乗りたい。あくまで弟を想う気持ちを大義名分にし、さらっと自分のリクエストを盛り込み、アンパンマンとトーマス両方の汽車に乗れるよう謀りかける。いつの間にこんな話を組み立てられるようになったのだ。

「よし、じゃあ行こう」

遊びに行くことには異論はないのでRの謀略に乗ることにした。問題はトーマスの汽車がどこにあるのか。はっきりと覚えているのは「としまえん」である。屋上にミニ遊園地があるデパート、いわゆるデパオクには何箇所も行ったが、あったかどうだか記憶があやふや。

「じゃあとしまえんに行く…?」

と嫁に伺ったところ

「えー入場料払うのー?」

あっさり却下された。確かにそうだ。トーマスの汽車だけを目当てに行くなんて、ディズニーランドに行ってチュリトスだけを食って帰って来るようなものである。金の使い方を間違ったセレブみたいだ。

しかしそこはオタクオヤジの僕。唯一の武器インターネッツを駆使したところ、新宿KOデパートにあることが確認された。さすがインターネッツ、超便利。機関車トーマスから痴漢車トーマスまで何でもござれ。

そんなわけで行って来た。デパ地下は人でごった返していたが、デパオクは僕らのような家族連れが数組チラホラいるのみ。都会の喧騒から取り残されたエアポケットのよう。

Rとタク
Rとタクはお目当てのトーマスに巡り合えて超ゴキゲン。

R
アンパンマンの汽車はなかったが、アンパンマン車に乗ってアンパンマンカードもゲット。

昭和の空気が残っているかのような鄙びたデパオクのすぐ側は新宿超高層ビル街。摩天楼を見ると「大都会」を歌わずにはいられない。あーあー果ってっしーないー、ゆーめを追いつづけぇえええー…ゲホッゲホッ。街の最先端の上澄みと淀みが混在するデパオク。ブレードランナーのようだ。

嫁
何故か嫁もアンパンマン号に座って佇む(顔はイメージです)。疲れていたのだろうか。

子供達も勝手に駆けずり回っているので、僕はお菓子が取れるクレーンゲームで飴やチョコやラムネをごっそり捕らえて戻って来ると、アンパンマン号にいたはずの嫁がベンチでしょんぼりしていた。

「どうした」

「さっき係員に『他のお客さんが利用出来ないので…」ってアンパンマン号から追い出された」

もう、ほんとにバカなんだから!デパオクで佇む奥様。

「デパ奥」と名付けることにする。

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■年度末の粘土
2008年03月01日(土)
「パパ、みてみて〜」

娘・R(4才)が小さな容器を持って来た。

粘土
僕はすぐさま「検便みたいだ」と思った。しかしキラキラと輝く瞳で見詰めるRの前で無粋なことを言うことは憚られた。そもそも今はこのような容器にひとくちサイズのウンチョスを入れる時代ではない。綿棒のようなものにちょっとだけ擦り付ければいいのである。

21世紀生まれのRに言ったところでサッパリ通じないだろう。ipod全盛時代のヤングメンにカセットテープのウォークマンの話をするようなものである。

余談だがカセットテープで音楽を聴いていた頃、僕はテープにこだわりを持っていた。一番好きだったのはTDKの「SA-X」というクロームテープで、理由は「SE-X」と読み替えて妄想に浸るようなエロガキだったからである。

話を戻す。

「これはなんだい?」

とRに聞いてみると

「ねんど。ようちえんでもらったの」

「ほーそうかそうか」

Rは粘土が大好きなので、さぞ嬉しかったのだろう。フタを開けてみると

粘土
粘土も茶色で本当に検便みたいだと思った。しかもひとくちサイズでいいのに、みっしり詰めて来ました!って感じの脳みそ筋肉男子の検便みたいでますますリアル。なのでモザイクかけちゃった。(余計グロいような)

「検便みたいだよ」

とうとう口から漏れてしまったところ

「何言ってるの」

案の定嫁にしかめっ面をされた。それから嫁が用意した子供達の朝ご飯はカレーパンで…悪いことをしたと反省した。でも普通朝に食うか?

夜帰って来たら僕の晩飯がカレーだった。これは何か。朝の失言に対する嫁の呪いか。普段は大好きなはずのカレーなのに、朝放ってしまった自分の一言が甦り、鍋のカレーが集積された検便にしか見えなくなってしまった(尾篭ですいません)。まさに自業自得。

子供達の前で粘土を茶化したために、嫁にねんどうを渡されてジ・ネンドって感じかしらん。

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