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■娘の着替え騒動
2006年05月31日(水)
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朝、起きると人類は皆着替えると思うのだが、娘・R(2才)もその例外ではない。

「ぬぎぬぎー、まんぼー」

とビデオで覚えた「ぬぎぬぎマンボ」というふざけた歌を歌いながらズボンを脱ぎ、最近は上着のボタンも外せるようになったので、それが得意のようで

「ぱぱ、みてー、おっぱい」

上半身をあらわにしてうっふんと乳首をくりくりしながらセクシーポーズを取っているので

「どこで覚えたんだそんなこと!」

こちらがまいっちんぐになってしまった。

「あら、悩殺ポーズ?」

と嫁が言ったところ

「のうさつー」

Rが覚えてしまったので

「そんな言葉教えんな!」

ますますまいっちんぐになってしまった。

Rはそれから全てを脱ぎ去りすっぽんぽんになり走り回っている。。

「ほらほら裸だと寒いだろ、こっちおいで。着させてあげるから」

と着替え服を手に追いかけたら

「め!ママがいいの!」

僕ではなく嫁に着せてもらいたいのだと言う。

「ほら、いつまでも裸だと、いたずらしちゃうぞー」

「ママがいいの!ママがいいの!」

Rは遊んでもらうのは僕、着替えさせてもらうのは嫁、という風にそれぞれ役割を持たせているようで、それにそぐわないとダダをこねるのである。

しかしいちいちそんなことにかまってられないので

「いいから着なさい、ほら」

いやがる全裸の娘を無理矢理…と昨日見たエロビデオをチラリと思い出しながら、いくらかの自己嫌悪を覚えながら押さえつけようとしたのだけれども

「め!ぱぱ、じゃま!」

邪魔、とまで言われてしまった。パジャマから着替えさせてやろうという時に、パパ、邪魔。

ぱぱっぱぱっぱっぱ、じゃまじゃま…。

僕はそう力なく口ずさみながら、着替えを嫁に任せ、寂しく出勤するのであった。

これを着ぬ着ぬの別れ、といいます。
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■東京大口臭
2006年05月30日(火)
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娘・R(2才)がなかなかちゅーしてくれないため、お口の中を綺麗にする試みをしている。

勿論毎日歯を磨いているのだが、

「そういえばたまに臭い時がある」

嫁から衝撃の証言を受けたため、磨いてもダメならひょっとしたら病的な原因があるのだろうかとしばし悩んだ。実は歯槽膿漏ではないか、とか…。

僕も三十路も半ばに差し掛かり、自他共に認めるオヤジ。オヤジというものは放っておくと口臭以外にも加齢臭とか足の臭いとか気付いたら死臭とか、打ち捨てられた雑巾のようにどんどん臭くなる耐え難い生き物であり、だから自分が知らない内に、実はものすごいスメルを発しているのではないか、とビクビクしているのである。

しかしいろいろ考えても出てくるのはラップばかりで。

実はおいらは 歯槽が膿漏
臭いブレスで 意識が朦朧
女房を襲って イカシテ早漏

くだらぬ。

歯医者に行くのが一番いいのだろうけれども、歯医者は怖いし、リンゴを齧ってみたらとりあえず血は出ないので、暫定的な処置として

「とりあえずこれ使って」

と嫁が買ってきたリステリンとかモンダミンとかオカダアーミンとか、その手のお口クチュクチュする液体を使用することにした。

「キャップ半分程の液体を口に含んで20秒…」

昔、井森美幸がCMでやっているを見ていたが、初めて口にするものである。ものすごく不味い。幼児用の飲み薬のような無理矢理甘くしたような味と、例えようがない臭い。僕はこんなもので毎日口をゆすがなければならないのか、と思うと気が遠くなった。

「ぱぱ、どうしちゃったの?」

僕の苦悶の表情を見て当のRが心配そうに覗き込んだ。

「お前のために耐え難きを耐え忍び難きを忍んでるんじゃあああ!」

実際のところ、Rがちゅーしてくれない本当の理由は分からない。

「どうしてちゅーしてくれないの?」

理由を聞いても

「めっ」

とにかくイヤ、と言うばかりで答えてくれない。というよりもまだRは「何故?」、「どうして?」という問いかけの意味が分からず、答えられないのである。

だから毎日お口くちゅくちゅしていても、それでもRはちゅーしてくれない、なんだかそんな悲観的な思いがする。神様仏様にまでもすがりたい心境である。お祓いにも行って来ようか。

家内安全、口臭安全…。
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■子作り追加オーダー入りました
2006年05月29日(月)
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嫁が息子・タク(7ヶ月)に母乳を与えていたが、タクは僕の方を見てニコニコ笑っていたり、ちっとも飲む気がないようだった。

「もう、遊んでないで飲みなさい」

嫁が言っても反り返ったりして全然飲もうとしない。

「そうだぞタク。おっぱいは飲める内に飲んでおいたほうがいいぞ。僕なんて触らせてすらくれないんだから」

今この世の中におっぱいを求めている星の数ほどの男どもの内、おっぱいに辿り着ける者がどれだけいるであろうか。現に僕は嫁の乳首に近寄らせてもらえない。それを考えると、求めれば与えられるのにそれを拒否する行為は非常に贅沢であると言える。

それを理解した時はもう遅過ぎるのだ、息子よ…。女体を遠ざけられている生活を送っているため、久しぶりに解き放たれた嫁の乳首を見て、ここで会ったが百年目、観念するがよい、とエキサイトしつつある僕は嫁ににじり寄った。

「ま、とにかくタクが飲まないって言うのならこの僕が代わりに吸います」

「あんたはダメ!」

「ふがああああ!」

「なんだよ!減るもんじゃなし!僕に吸われたからって2つの乳首が1つになるわけでもあるまいし!じゃあ、子供達が寝静まった夜にでも…」

「3人目の子供を作るっていうのなら考えてもいいわ」

「ふがああああ!」

長女R(2才)、長男タクに続く3人目か…。2人だけでも頭がクラクラするほど大変なのに。直接育児に関わる嫁はもっと大変な筈なのに。

「タクが小さい内は無理だけど、もう少し大きくなったら楽だと思うよー」

2人も3人も一緒じゃ、という嫁の楽観的観測。しかし僕はどうしても経済的理由を考えてしまうのである。今のところ踏ん切りが付かない僕は、結局嫁に言い寄れないまま。

風俗に行くにしても嫁と致すにしても、つくづくまぐわいというものは金が掛かるものである。一体僕の人生はいつからこんな状況になってしまったのであろうか。

のっぴきならない状況になってしまっているようである。嫁を押し倒しても

「ここでやったが3人目。観念するがよい」

と言われそうで…。
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■雨がふろうが槍がふ動画
2006年05月28日(日)
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幼い子を持つ親の常として、子供の写真を撮りまくっているので、娘・R(2才)もそのへんは慣れて来てしまって、

「はい、ぴーしゅ(ぴーす)」

逆に「ここがシャッターチャンスだぞ。さあ撮るがいい」とR自らピースして指示するようになってしまい、まるで自意識過剰なネットアイドルのような性格になってしまったのはひとえに僕のせいである。そのわりには僕が本当に撮りたい時には全然こっちを見てくれないのだが。

そして撮った後は

「みってみってー(見せて見せて)」

とすぐさまデジカメの液晶モニタで自分の映り具合を確認する。また、時々動画を撮るときもあり、再生するにはボタンをひとつピッと押すのだけれども、最近Rは精子画、ええい誤変換だ、静止画しか撮ってないのに

「ぴってやって!ぴってやって!」

とせがむのである。動画で撮ってないから動かないんだよ、といくら言ってもそこは2才児の限界、理解出来ずにしまいには泣き出してしまうのである。カメラを向けただけですぐさま動画が記録されるのだ、と思い込んでいるようだ。そんなわけで写真を撮る度に駄々をこねられるので非常に困難になってしまった。静止画だけじゃ満足出来ないなんて、時代を感じさせるなあと思う今日この頃である。

そういえばドラえもんにもそんな道具が出てきた。ポラロイドカメラなんだけれども、写真に丸印が付いていて、そこを押すと動き出す、というもの。今のデジカメはペーパーベースでは出来ないけれども、殆ど同じ機能が搭載されている。

しかし僕はドラえもんじゃない!

デリえもん
僕デリえもん〜。

ビデオもそうだけれども、動画なんか撮ってもあまり見ないものである。それよりも静止画で撮って、プリントアウトしまくってアルバムに納めるとか壁紙にするとか携帯の待ち受けにするとか、静止画のほうがお楽しみ方法がたくさんある。その辺の動画と静止画の説明をするには、まだまだ無理な年齢なんだろうけれども…。

これを「動画ん無知」といいます。ちょっと苦しい。
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■ミ・ネムーレ
2006年05月26日(金)
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仕事から帰ってきたら、娘・R(2才)も息子・タク(7ヶ月)も起きていたので、遊ぶことにした。

タクはダッコするぐらいでも喜ぶのでいいが、Rは時に中国雑技団並みのアクロバティックな遊びを要求するので「できるかそんなもん!」と言いながらRを抱えたりするので体力を消耗する。

ひとしきり暴れると、もう嫁を秘め事に誘う力もなくなる。はっ。もしかしたらこれは子供達を使った嫁の陰謀なのか。それを考えると夜も眠れない。しかしもうよい時間でもあるので

「じゃあRちゃん、そろそろねんねしよう。パパと一緒に」

と言うと

「ママがいいの!」

とつれない返事をする。何故か寝る時は僕は嫌われているようだ。それでも無理矢理

「一緒に寝ようよ〜」

Rの隣に寝転んでみると

「め!いや!じゃま!」

「じゃま」なんて言葉、いつの間に覚えたのだろう…。Rが持ち得る語彙をフル活用して拒絶された形となった。関西人に「アホ、ボケ、カス」とまとめて罵倒されたような衝撃である。

途方もなく落ち込んだ僕は、寝床の隅で床に突っ伏し、「うううう…」と慟哭していたら、嫁が

「あそこでいじけてる人がいるから『よしよし』って慰めてあげなさい」

見るに見かねたのだろう、Rに言っているのが聞こえた。そしてRがこちらに向かって歩いてくる足音が聞こえた。おお、優しいR。僕を慰めに来てくれるんだね…と、床に突っ伏しながら待ち構えていたのだが、僕の枕元に来たRは

「のっしのっし」

と僕の頭をポコポコ叩いた。のっしのっしって何だ。僕はダイダラボッチか。

「どうして遊ぶ時はパパベッタリなのに、寝る時はだめなの?」

とRに疑問をぶつけてみても

「めー。いやー」

と言うばかりで話が通じぬ。

私とは遊びの関係だったのね…。僕は弄ばれていたのである。

「じゃあ、僕はタクと抱き合いながら寝るからいいよ。親子ゲイだよ」

Rに比べ、抱かれるだけでニコニコと喜ぶ、(自分が)抱かれたい男ナンバー1のタクと身を寄せ合って寝ることにすると、

「それもなんだかやだなあ」

と嫁がツッコミを入れるのであった。

そういう君にも物理的肉体的なツッコミをしたいんだけどね…。
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■父思う、ゆえに乳あり
2006年05月25日(木)
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娘・R(2才)は自分が歌っていたり踊っていたり、何か芸をしている時は必ず

「見て見て〜」

すごいでしょ、と言わんばかりにオーディエンスとなるよう強要する。その都度

「すごいねー」

と褒めてやるのだが、今朝も出勤の支度をしていたら「見て見て〜」攻撃が始まったので、今度は何をやらかしているのやら。

「はいはい、なんでしょう」

と視線を移すと…

「おっぱい!」

上着をまくり上げて上半身丸出しになっていた。思わず

「そんなはしたないことはやめなさい!」

と怒鳴ってしまった。Rは驚いた様子であったが、僕も我に返って驚いた。というのも本来の僕のキャラならば、大きくなってもパパに毎朝おっぱい見せてね、とエロ親父全開で褒めるところである。

それなのについかっと叱ってしまうとはどういうことだ、と自分のことながらこの突発的な衝動を理解するのに時間が掛かってしまった。

昔、オヤジ系週刊誌で「あなたのオッパイ見せて下さい」という連載記事を見たことがある。今もやっているのだろうか。カメラマンがナンパした形で、街中で女の子がおっぱいをボローンと露出している写真が載っていたのである。

どうせ本当にナンパしたのではなく、売れないモデル事務所に属する女の子あたりを仕込んでのことだったのだろうけど、ついその記事がフラッシュバックし、Rにはそんな安い女の真似などして欲しくない、という真っ当な親心が働いてしまった…。

自己分析すると、そんなところである。僕はRに対してはストイックな女性像を求めているのかもしれない。ひょっとすると良妻賢母の前時代的な、男から見て都合のいい女性像をRに求めているのかも知れず、そのノリで教育してしまうとRが成長した暁には煙たがられてしまうかもしれない。気をつけなければ。

Rは僕の声に驚いたのか、もそもそと上着を戻して、しょぼーんとしていた。泣き出しそうな瞳をこちらに向けて。

「ごめんね、R」

怯えさせてしまったね、とウルウルした瞳を見つめながらこう呟くのであった。

君の瞳に、おっぱい。
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■高円寺劣情商店街
2006年05月24日(水)
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日曜日のこと。

だいたい休日は娘・R(2才)を外で遊ばせるために公園に行くことが多いのだが、嫁がたまには違う公園に行きたいということで、マンネリ打破の方針を打ち出してきた。

夜の夫婦生活においても、じゃあたまには違うラーゲで立ちバックとか、そのぐらいの意欲を出してくれれば良いものを、と思ったのだがこちらのほうは断絶気味である。

「じゃあこのへんはどう?」

僕が目星を付けたのは高円寺にあるわりと大きな公園。調べてみるとバス1本で行けるので早速向かってみた。

人工の川がチョロチョロ流れ、遊具も豊富で、少年野球なんかもやっている。Rは川でチャパチャパ遊び、おむつの中までびしょ濡れになってしまったので、脱がして着替えさせようとしたが、Rがふざけて裸のまま踊っているので

「R、早く着なさい!どこでどんな人が見てるか分からないんだから」

嫁が不審者警戒の発言をしていたが、僕もこのサイトに「おかあさんといっしょ 裸」とか「幼児 裸 写真」などと検索をかけてくる人がいるのを思い出して少し怖くなった。ああっこういうことを書くからまた検索に引っ掛かってしまう。

昼飯時になったので公園を引き上げ、店を探してランチにしようということになった。僕はせっかく高円寺に来たなら是非ここで食べたい!というお気に入りの店があった。公園のみならず昼飯の店も目星をつけていたのである。

多少距離があって歩かなければならないのだが、嫁を説得してそこに向かった。

Rは始めは歩いていたのだが、やがて「だっこしてぇー」と力尽き、ようやく辿りついたその店は…閉まっていた。

「日曜やってないんじゃん」

嫁の顔がひきつっていた。

ランチ難民となり無駄にさ迷いようやく適当な店を見つけて入ったが、帰りのバスに乗ったら

「…あなた、このバス違うよ」

「…あ」

もう嫁の顔が見れなかった。綿密に調査したつもりが穴だらけであったことよ。

立ちバックの野望がまたひとつ遠のいた。
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■スタバウォーズ〜嫁の復讐〜
2006年05月23日(火)
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宇多田理恵さんの陶芸展(昨日の日記参照)の帰り、外は雨が降っていた。夕立だった。

うっかり八兵衛並みにうっかりな僕は傘を持っておらず、雨の振る中しっとり八兵衛。

彼女は表参道の「桃林堂」というギャラリーでよく陶芸展を行っており、僕は何度か遊びに行っているのだが、必ず雨か雪が降るというジンクスがある。それも記録的な大雪とか土砂降りとか。僕が表参道に降り立つと、神泉苑における空海以上に雨を呼び寄せる力を持ってしまうのかもしれない。陶芸だけに、器をひっくり返したような大雨。なんつって。

幸いすぐ側にスターバックスコーヒーがあったのでそこで雨宿りすることにした。バナナフラペチーノなどという南蛮の魅惑的な限定メニューがあったのでつい頼み、優雅にコーヒータイムをくつろぐ育ちのよさそうな表参道セレブ達を尻目に、慌しくズズズと一気に飲む僕は所詮栃木生まれの練馬区民。

卑しい僕であるので、限定メニューを味わったことを嫁に自慢したくなった。嫁は僕以上にスタバ好きなのである。練馬区のわが街にはスタバがないので、かねがね何故出来ないのか、とよく不満を口にしている。

しかし恐れもある。この表参道に来ているのは、娘・R(2才)と息子・タク(7ヶ月)が昼寝したのを見計い、嫁に留守番を頼み、言わば家を抜け出てきたようなものだ。

乳飲み子を抱え普段ひとりで出歩くことなどできない嫁は口にこそ出さないが「ひとりで楽しんでいいな…」という気持ちが少なからずあるはずだ。そこへバカ面下げてバナナフラペチーノがどうのとか言ってしまうと、嫁の不満に火をつけてしまう危険がある。二度と僕の黒いバナナをフェラペチーノしてくれなくなることになるかもしれず。

言わぬがフラワーなこともあるか…と考え、留守番を頼んだ嫁への免罪符代わりに紀伊国屋のカステラをお土産として買って帰った。家に着くと、子供達はもう昼寝から起きて元気に暴れていた。

「あなた、遅いじゃないの…」

嫁が恨めしそうに言った。

「す、すまん、雨宿りで、フェラ、いやフラペ、いや、遅くなって…」

「Rが昼寝から目覚めてからずーっと『パパどこいっちゃったの?』『パパどこかな?』って何度も言ってたのよ!」

ああ、なんということだ。我が娘がそれほどまでに僕を恋しがっていたとは。スタバの誘惑に負けず、雨が降っていようとも駅に駆け込むべきであった。

「R、ごめんね。パパ遅くなっちゃった」

「ぱぱ、どこいってたの?

「…」

Rの澄んだ瞳に捕らえられると、ひとりバナナフラペチーノうめえとかやってたなんて言えない…。後でカステラ食べさせてあげるからね…。

「ところで嫁、バナナフラペチーノって知ってる…?」

「それもう飲んだよ」

「ふおおおおお!いつの間に!」

育児で家に縛り付けられている嫁ではあるが、押さえるところは押さえているようである。

Rにすまない思いをし、嫁には怒られ自慢も出来ず、そんな僕自身が情けなくてならぬ。自分で自分を責めてやりたい。

僕なんかくたばって死ね。スタバって死ね。スタバ亭四迷。これが一家の大黒柱と言えるのだろうか?とんだお笑い種である。

お笑いスタバ誕生。
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■おいしい器
2006年05月22日(月)
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陶芸家の宇多田理恵さんの陶芸展が開催されているので遊びに行った。

うちの食器は彼女の作品が多くて、嫁の湯飲みが割れてしまっていたのと、去年作ってもらったドンブリのお金をまだ払っていなかったのである。

あの時は宇多田さんの陶芸教室にドンブリを取りに行って、そのまま彼女らと飲みに行ってしまって、へべれけになって支払うのを忘れてしまったのだった。

「また今度でいいよ」

と彼女は言ってくれていたのだが、1年ぶりぐらいになってしまった。今日もこの後飲みに行こうと誘ったのだが、クラス会があるとのことで残念。

展示会場ではおしゃれして着飾った宇多田さんがいた。

「いやー、今日クラス会だからちょっと気合入れて…」

「陶芸展よりそっちかよ」

「会場の人には『今日はスカートでどうしたんですか』とか言われたし」

陶芸展は晴れの舞台ではないのか…。

彼女の作品は太古の昔に謎の宇宙人が洞窟に描いた壁画のような不思議さと暖かさがある。新作を眺めていると

「あ、それは納豆をかき混ぜる時に使うの」

急須のような不思議なアイテムもあったり。結局湯飲みをひとつ買うことにした。

お金を払う時に

「あ、去年のドンブリいくらだったっけ?」

「えーと、忘れた…」

「じゃあこれぐらい!」

「えー多いよ」

「利子!」

ドンブリなだけにドンブリ勘定であったとさ。
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■君はまだ、シンデレラさ
2006年05月21日(日)
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朝5時。年寄り並みの早い時間に嫁は目覚める。

「Rちゃん、じぶんで、しゅーできるのよ〜」

これは娘・R(2才)の言葉である。翻訳すると

「Rちゃん、ひとりで、滑り台できるのよ〜」

ということである。Rは石橋を叩いて渡らない、というか石橋を人に叩かせて(主に僕)渡らず、渡らせようとすると逆切れする、非常に臆病なところがあり、公園に行っても滑り台を怖がり、ひとりで滑れなかったのである。滑り台クリアは我が家でのRの重点課題のひとつであった。

同じぐらいの子供達はばんばんやりまくっているのに、何故うちの子だけ…と、周りのみんなはは女の子とばんばんやりまくってるのに、何故僕だけ…、と思い悩んでいた思春期の苦い思い出が蘇ってきたりした。しかし

「こないだやっとできるようになってさ」

嫁と公園で遊んでいるうちに、ようやくクリアしたらしい。

「じゃあ今度パパが会社休みの日に見せてね」

「うん」

僕もその勇姿を見てみたかった。毎朝会社に行くたびに

「じぶんで、しゅーできるのよ〜」

繰り返し言うのでRもよほど得意だったのだろう。

ようやく仕事休みの日、

「じゃあ滑り台の腕前を見せてもらいましょうか〜」

近所の公園に出掛けた。昼下がりの公園は人気がなく、ベンチで焼け焦げた顔色のホームレス紳士が2人ほど眠りこけているだけであり、親バカ全開でカメラで写真を撮りまくっても恥ずかしくない。

早速Rに滑り台をやってもらうと、今まで怖がって泣き叫んでいたのが嘘のように、するすると階段を登り何のためらいもなくしゅーっと滑り降りてきた。

「パパ、見て〜」

Rはめちゃくちゃ得意気にまた階段を登って行く。「大人の階段のーぼるー」という歌が頭の中で繰り返しかかりまくって、こうしてひとつひとつ大人になっていくのだなあと、嬉しい反面、少しだけRとの距離が遠のいてしまったような寂しさも覚えた。

今はちょっとでも疲れると「パパだっこ…」と甘えてくるが、成長すればひとりで何処へでも行ってしまうだろうし。そのうちひとつひとつ出来るようになるのを聞くことになるたびにそう思うことになるだろう。

「パパ、鉄棒できたの」

「おお、じゃあ一緒にやろうね」

「パパ、引き算できたの」

「おお、じゃあ一緒にやろうね」

「パパ、彼氏できたの」

「おお、じゃあ一緒に殺ろうね」

ふあああああ!目の前が真っ暗になりそうなくらい錯乱していたら、嫁が息子・タク(7ヶ月)をおぶってやってきた。

「すごいね」

「うんR、すごいね。ちゃんと滑り台できてたよ。見せてもらってたよ」

「いや、あの人のことなんだけど…」

嫁は寝ているホームレス紳士を指差したので、見てみると

寝相
うおお、こっちの方がなんだかスゲー!
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■朝駆けモーニング息子
2006年05月20日(土)
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朝5時。年寄り並みの早い時間に嫁は目覚める。

無論僕は美少女と戯れる夢でも見ながら眠っている。しかし今朝は息子・タク(7ヶ月)の泣き声により起こされた。

「ふぎゃーん!ふぎゃーん!」

枕元でパヴァロッティが踊るポンポコリンをアカペラで歌いまくっていても起きない自信があるが、この時は我が子の心の叫びが響いたのであろう、僕も目覚めた。

よしよし、父が抱いてやるぞ…と思ったらタクがいない。

いつの間にかトイレ掃除をしている嫁の側でぎゃんぎゃんと泣いていた。

「いやー。掃除始めたらタクが起きてさー、物凄い速さで追い掛けて来たんだよね」

と嫁。

「ああ、ママが恋しかったんだね」

タクがハイハイをするようになってからまだ間もないのに、驚異的な歩行速度である。手が離せない嫁に代わり、タクを抱き上げた。捨てられた仔犬のような目でこちらを見ていた。

気持ちは分かるぞ、タク。今は母である嫁だけれども、長い人生、数多の女を追い掛けることになろう。今のお前のように、振り向いてもらえないことの方が多いんだ。その男の哀しみ、パパは何度味わってきたことか…。

いずれタクが成長し、お互い男の涙を共有しながら酒でも酌み交わせる時が来ればいいなあ、などと思っている。

「オヤジ…オレ、またフラれちゃったよ…」

「父さんも昨晩母さんにフラれちゃってなあ…またやらせてもらえなかった」

「そういう生々しい話、息子の前ですんなよ。ていうかまだやってたんかよ」

「もしかしたら妹が出来るかもしれんぞ。『妹萌え〜』とか楽しいぞ」

「オレはオヤジと違ってオタクじゃないんだ!大体オレがフラれっぱなしなのは、そういうオヤジの遺伝子が足を引っ張ってるせいだ!」

「ふざけんな!何でも親のDNAのせいに出来るのはハタチまでだ!甘えんな!」

「なんだとこのクソオヤジ!」

「なにを、お前の母ちゃんAカップ!」

…。

わりと星一徹のような厳格な父に憧れるが、およそこんなものになるであろう。そしてタクもわりと僕と似たような、ロリ巨乳タイプの女の子を好みそうな気がする。

酒を飲み交わした後、夜空を眺めよう。そして一際明るく輝く星を指差すのだ。

見ろタク。あれが巨乳の星だ。
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■やらずがたり2
2006年05月19日(金)
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女性の生理は月1回のご訪問であるが、男の生理は寄せては返す日本海の荒波の如く、絶えず押し寄せて来る。要するに

「今夜嫁とまぐわいたい…」

このことである。しかし嫁は子供達と一緒に寝てしまい、動かざること山の如し、まぐわざること岩の如し、僕が夜な夜な誘おうとしても見猿聞か猿まぐわ猿な毎日である。

それでも僅かなチャンスを虎視眈々と狙って腰パンパン、疾風迅雷の早業にて接吻甚大、乾坤一擲の思いでちんこの一撃、等のめくるめく夜を過ごしたのは、あれはもういつの日のことだったろうか。

「きゃー、いやーん。助けて私の子供達ー!」

と、そばで寝ている娘・R(2才)と息子・タク(7ヶ月)に助けを求める嫁に

「うわはは、無駄じゃあ。奴らは決して起きはせん」

邪魔な奴らは睡眠薬で眠らせるドマラ、もとい、ドラマの悪役のようなキャラになりきって酔いしれたものだった。戦いが終わった後、

「炭酸が飲みたいわ」

と嫁が言うので

「オキシライドでいいか」

下らないギャグをかましながら近所の自販機に買いに行った。僕も少し飲ませてもらったが、女体の甘美を味わった後の炭酸飲料は、まさに清涼なる飲料であった。まぐわった後の食べ物飲み物は殊の外うまいものである。

思えばあれからしていない…。

と、ここまで書いてふと冷静になったが、こんなやりたがり日記を陰々滅滅と書くなどというのは、受験勉強をしながら悶々としていた中学生の頃と変わらないではないか。三十路も半ばだというのに大たわけである。

しかし体は正直なので書いちゃった。

それでもあの青臭かった頃の僕とは今は違うのだぞ、とせめてもの抵抗の意味で、今夜はティッシュに手を伸びるのを必死に自戒して、あの炭酸飲料の爽やかな喉越しのみを心に留めて寝ることと致しましょう。アーメン。

最後の炭酸。
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■ツァラリストラはかく語りき
2006年05月18日(木)
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たまには早く会社から帰って、愛する嫁や子供達と戯れるべかと思い、夜8時前に帰宅した。

まだ起きていた娘・R(2才)と息子・タク(7ヶ月)もはしゃいで迎えてくれた。いつも真っ暗で全員寝苦しそうな顔で寝ている姿を見ると、時に霊安室に来たかのような恐ろしさすら感じるのである。

それに比べると本当に心が安らぐひと時である。涅槃である。無有恐怖遠離一切顛倒夢想、究竟涅槃。輝くばかりの笑顔の我が子達はさしずめ天使、そして我が嫁は女神といったところだろうか。

その幾分トウの立った女神は、僕の顔をまじまじと見ていた。

どうしたい?
そんなに帰りが早いのが珍しいのかい?
僕の顔のホクロから毛でも出ているのかい?
それとも額に「中」とでも書いてあるかい?
それでもしかして僕に惚れ直したかい?

サバディーサバダッササンサンサバディー。
君かい?唐獅子かい?

ヘイ、ブラザー、セクシーコマンドー部。

いくら聞いてもなかなか答えてくれず、ようやく重い口を開いたかと思ったら

「…あなた、ちゃんと会社行ってるんでしょうね」

こんなことを言いやがった。

「それは、僕は実はリストラされていて、会社行ってるフリして公園あたりで時間潰してるんじゃないか、と、お前はそう言いたい訳だね」

「うん」

「ふ、ふざけんなー!」

女神とか言って損した。このご時世、明日は嫁の言う通りになっているかもしれない。速攻でリストラされて公園のベンチでポツンと佇み、遊びに来る子供にイタズラする身になるかもしれない。しかし少なくとも今日までは働いて来た。今日は早く切り上げたとはいえ、血の汗と血の涙と血尿が出る思いで仕事をして来た。息切れを感じたので、せめて安らぎの我が家で癒されようと思ったのに。

苦しくったって悲しくったって、会社の中では平気なの。でも涙が出ちゃう…なんてことを言ったら、リストラという名の永遠の暇を出される職場。それでも唯一僕の心が休まる場所、すなわち我が家があってこそ踏ん張れると思ったのに、ここも安住の地ではなかったのか。僕の涙が乾く場所は、一体どこにあるのだろうか。

ねえマスター 作ってやってよ 涙忘れるカクテル。

失恋リストラン(古いなあ…)
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■男の子と女の子のおむつ事情
2006年05月17日(水)
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※今日の内容は、子供達のオムツの中の話なので、多少尾篭ネタになることを予めお断りします。


息子・タク(7ヶ月)のオムツを交換している時に嫁に言われたことがちょっと引っかかった。

「あ、尿だけの時は拭かなくていいからね」

このことである。

娘・R(2才)のオムツ換えには、うむこをしていた時は勿論、尿だけの時もウェットティッシュで綺麗に拭いてやっていた。しかしタクの場合は、拭くのはうむこの時だけで良いと言う。これはどういうことであろうか。

確かに女の子のお股は、成り成りて成り合わぬ所、すなわち凹んでいるので、成り成りて成り余る所、すなわち突起物を所有する男の子より汚れが溜まりやすいことを考慮しているのであろう。

それでも汚くはないのだろうかと思い嫁に聞いてみると

「あなたも尿した後は拭かないでしょ!」

と言うので

「僕はパンツの中で放尿はしない!」

思わず叫んでしまった。しかし嫁もひるまない。

「でもお母さんのところの保育園では女の子のお尻も拭かないって言ってたよ!」

嫁も母も保育士である。知識と実務経験において到底敵わないので、僕はそういうものかと答えるしかなかった。そりゃやらないよりもやったほうがいいけど、そこまで構ってられない、という程度のものなのだろう。

「まあ、たまに父がやる時ぐらいは拭いてやるよ…」

タクの可愛いお尻が不憫でならず、そーっと拭いてやるのであった。

「すべての国民はおむつの中において平等である」

日本国憲法14条1項より(嘘)
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■母の日。僕の非
2006年05月16日(火)
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日曜日は母の日だったのだが、我が家では特にイベントらしきことはしなかった。

一応考えてはいたのである。娘・R(2才)と息子・タク(7ヶ月)はまだ母の日の概念など分からないので、僕がプレゼントを用意して、子供達に

「ママありがとう、って言って渡すんだよ」

とういう風にしようと思っていた。嫁は感動するであろうから、子供立ちが寝静まったら押し倒そうと謀略を立ててみたので、嫁にそれとなく何が欲しいかを聞いてみたのだが

「いらない」

あっさり言われてしまった。

「何故に」

「子供達が本当に母の日を理解して、自分達で考えてやってくれることだったら嬉しいけど、あなたが手配した形式的なものだったら別にやらなくていいわ」

「君、わりとドライなのね…」

僕はバレンタインの時に、それこそ嫁が用意してRに持たせたチョコを渡されたが、それでもチョコも嫁もRも全て舐め回したくなるほど嬉しかったのだが。おそらくこれは「嫁とRからのチョコ」という意味でくれたのだろう。そういえば僕も父の日には今まで何ももらってなかった。

しかし嫁の言われるがままであってもRが手渡ししてくれたのが嬉しいし、嫁が気を遣ってくれたことにも愛を感じたのに、僕の気遣いはいらないのだろうか。愛もいらないと言うし、夜の求愛もいらないと言うし。もう愛などいらぬ。サウザーかお前は。

愛もいらなきゃちんこもいらぬ。亭主元気で留守がいいってか。

せっかく母の日なのに…とブツブツ呟いているうちに、僕は重大なことを思い出した。

「あー!栃木の母親に贈るの忘れた!」

「ちゃんと私がカーネーションを宅配しておきました!」

「…ありがとう」

結局嫁には逆らえないのであった。

カーネーションも贈れず、嫁も押し倒せず、マ○ター○ーションの母の日になってしまった…。
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■東京ディズニーランドに行くでござる、の巻
2006年05月15日(月)
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結婚式の二次会のビンゴ大会でもらった東京ディズニーリゾートのチケットがあったので行って来た。

朝は小雨がぱらついていたが、雨は止むだろうという微妙な天気予報であったため、そんなに混んでいないのでは、と期待し、じゃあレッツラゴーと出掛けることにしたのである。

娘・R(2才)も息子・タク(7ヶ月)もまだ小さいので、ビッグサンダー山やスプラッシュ山といった大型アトラクションには乗れない。せいぜいスモール世界とかマークトウェイン号などのゆるい乗り物に乗って、パレードを見て、あとはミッキーマウスやドナルドダックなどのキャラクターに運良く会えたら写真を撮れればいい、と嫁と目論んでいた。

「あ、でもプーさんのハニーハントは乗れるよね!」

「じゃあそのファストパスを速攻で取ろう!」

ということになり、出来るだけ早く行こうと思ったのだけれども、Rもタクも全然起きてくれず、

「まあいいか…」

と大分遅くなってからのずっこけた出発になった。

しかし入園してすぐ、エントランスにミッキーたちが勢揃いしていた!

「ギャアアア!ミッキー!写真撮ってー!」

ものすごい人だかりの中、くまのプーさん、ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダックなどと立て続けに子供達との写真を撮った。そういえば歌舞伎町に「ふぇらるふどダック」っていういかがわしい店があったなあ…とふと思い出したりした。ディズニーは著作権にうるさいので残念ながら写真は載せない。

「おおそうじゃ。ハニーハントのファストパスだ」

と思い出してパス発券所まで一直線に向かい、その辺にいたキャストを捕まえて聞いてみた。

「ファストパスありますか?」

「はい。夜からになりますけれども」

「よる?」

既に夜7時までのファストパスは裁けてしまっていた。全然ファストじゃない…。まともに並んだら80分待ち。僕と嫁だけだったら待つけれども、子供達がいるのでまず無理。この成長期の貴重な時間。幼児の80分は大人にとっての3日分ぐらいの価値がある。適当だけど。

関係ないけれども、ファストパスという単語を口にするたびにフィストファックと間違えそうになるのは僕だけであろうか。

ハニーハントの野望は崩れ去り、ガールハントでもしたくなる気分であったが、その他は目論見どおり楽しめた。

ファストパスはそれこそ開園と同時に取るぐらいでないとダメなこと、そしてディズニーではちょっと天候が崩れたくらいでは客足は全然引かないということ、これが分かっていなかった。僕は全然知らなかった。

おそらく近い将来、再び子供達にせがまれて来る事もあるだろう。それに生かすことにしよう。そう思った。無知の知、である。

しかし僕は知っている。セーラー服にミニーマウスの耳のカチューシャを付けると、とんでもなく可愛くて燃える。容姿がアレな人が付けると「ドブネズミかよ」と言いたくなるが、可愛い子がすればバニーガールなぞ足元に及ばないほど狂おしく燃える。僕は知っている。

園内にはそんな女の子達がいっぱいいた。

ディズニー女の子
隠し撮りしてみたり。きもい。

これを「厚顔無恥の知」といいます。
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■「古い女」と書いて姑と読む
2006年05月14日(日)
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どうも嫁には2つの苦手な「め」があるようで。

ひとつめは「夜のおつと
ふたつめは「しゅうと

ひとつめは僕がこの日記で延々とやらせてくれない嫁への恨み節を書いているので言わずもがな。ふたつめは栃木の僕の母と嫁の関係。「鬼嫁」とか「クソババア」とか「みのもんた」といった、どす黒いイメージしか湧いて来ないカルマ、即ち因縁。それが「嫁姑」である。

嫁は母のことを嫌いとまではいかないけれども、苦手意識があるようである。母は話がくどいことがあり、それに捕まってしまった時の嫁は、口内射精された瞬間のようなしかめっ面をしていることがままある。

そんな母から電話が掛かって来た。話してみると特に用事もなく、単に僕らの声が聞きたかっただけのようであったので、

「Rちゃん(2才の娘)、ばーちゃんとお話するかい?」

Rに受話器を渡すと、

「ぱーちゃん。Rちゃんよー」

何故か「ばーちゃん」とは言えないRは「ぱーちゃん」と母に呼びかけていた。なんだか頭にラフレシアが咲いてしまったイカレた人へ呼び名のようである。しかし最近電話でも会話出来るようになったRの声に満足したのか、母は嬉しそうに電話を切った。

その間沈黙を守っていた嫁が探りを入れて来た。

「お義母さん、なんだって?」

「んー。別に用事はないみたい」

「寂しいのかなあ」

「かもね」

栃木の実家には先々週帰ったばかりであったが、

「来てくれるのは嬉しいんだけど、あなたたちが帰っちゃう時が寂しくて、それだけがイヤなんだよね…」

母は別れ際にいつもこんなことをこぼす。顔を見せなければ寂しいけれども、見たら見せたでひとりになった後で、余計寂しさを募らせてしまうこともあるだろう。

「寂しがらせないように、もっとお義母さんを大切にしないとね…」

嫁がそんなことを言うので、ああ、お前は本当は僕よりも母思いなのかも知れぬ、と感動して

「じゃあ、母さんと同居しよう」

としてみたところ

「いやそれは断る。だめ。やだ」

嫁、即答。お前って奴は分かり安過ぎる。うちの嫁に限らないのかもしれないが、

姑は 遠くにありて 思うもの

なのだろうなあ。
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■渋谷で飲む娘酒
2006年05月13日(土)
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インターネッツのお友達、ミカチャンとカヲリさんと渋谷区道玄坂にて飲む。

ミカチャンとは1年半ぐらい、カヲリさんとは3年ぶりの再会であった。ふたりとも以前と比べると女としてますます磨きがかかった感があり、そんな女の子達と飲めるのは嬉しいことである反面、一方でこの僕は、以前会った時と比べ、加速的にオヤジ化老朽化陳腐化ちんぽ化しており、そんな我が身をなす術もなく老けるがままに老けて生きている僕のようなつまらない男が同席していいのだろうか、という劣等感をチクチクと胸の中から湧き上がってしまう。最近卑屈になってしょうがない。

それはともかく、久しぶりだねという話になると、自然お互い年取ったなあという流れになり、自分より若い世代を憎む話になっていく。ミカチャンは

「職場で研修担当してるんだけど、今教えてる子なんて18だよ!何だよ18って!!」

高校卒業したての男の子を宇宙人を見るような目で語るし、カヲリさんは

「25才以下の全ての人が憎い!」

とか言ってるし。

「で、カヲリさん、彼氏の年いくつだっけ」

「24」

話の筋が通ってません。

飲みながらの話の中で、ミカチャンが唐突に

「Rちゃん、最近可愛くなったよねー」

と娘・R(2才)の話を振ってきた。僕はRが生まれてから今に至るまで、我が子可愛しほーやれほ、とRの写真や親バカ文をWEBにUPして来ている身。嬉しくない筈がなかったのだが、その後で

「正直、生まれた当初は、写真そんなに可愛くないって思ってたんだよね」

と言われ大変ショックであった。可愛くないと言われたことがショックなのではなく、実は最近、僕も同じことを感じていたことを思い起こさせられたからなのである。

Rが生まれてから今まで、その時その時のリアルタイムでは「なんて可愛いんだろう」と常に思ってきた。だから親バカ全開で写真を撮りまくったりWEBに載せまくったりしていたのだが、今になって産まれた直後から1才ぐらいまでの写真を改めて見直してみると

「…あれえ?」

猿と大して変わらないんじゃ…と感じてしまうのである。どう表現したらいいのだろう。中学生の時めちゃくちゃ可愛くて好きだった女の子の写真を久しぶりに見てみると

「なにこの栃木丸出しの田舎顔」

という違和感のような。

それは親として言ってはいけないような気がしていた。可愛くない、と思ってしまうとはなんて冷たい親なのであろうか、と自責の念に駆られていた。しかしミカチャンに言われたこともあり、ありのまま話した。

「僕も最近そう感じていた。でも当時は可愛いと思ってたんだよ!」

「うんうん。だから『あー親バカフィルターかかりまくってるなー』って思って見てたよ」

とても客観的な意見ありがとう。なんだか少しだけしょっぱい酒になってしまった。

家に帰ってからRの寝顔を眺めてそっと抱き締めた。娘よすまん。でも今のお前は世界一可愛い。

そして息子・タク(7ヶ月)の寝顔のほっぺたもぷにぷにと触ってみた。

この子の笑顔も最強のミリオンダラースマイルだと思っているが、やはりRと同じように2年後あたりに振り返ってみると「猿みたい…」と感じてしまうのだろうか。そして客観的に見ると猿なのだろうか。

ああ、どうしても親バカフィルターが外せない。今必要なのは客観だ!客観的な目だ!

しかしできるだけ客観してタクを眺めるよう試みても、やはり我が子の可愛さは変わらず、敢えて言えば「太ってるなあ」としか思えなかった。

デーブ、デーブ、客観デーブ…。
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■21世紀ハイハイの旅
2006年05月12日(金)
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息子・タク(7ヶ月)はハイハイを覚えるより先に「お座り」を覚えてしまったのだけれども、最近ようやくズリズリと前に進めるようになってきた。

これを「ズリハイ」と呼ぶらしいのだが。パイズリではない。

これまではダッコして欲しくても、ひたすら捨てられた子犬のような目で訴えて待つしかなかったタク。しかしその訴えも娘・R(2才)がいる分、Rに手がかかりきりだったりすると、なかなかかまってやれないことがある。

それ故に愛に飢えているのか、誰にダッコされてもものすごく嬉しそうに笑う。

愛ゆえに人は苦しまねばならぬ。愛ゆえに人は哀しまねばならぬ。

という聖帝サウザーばりの愛の苦しみ・哀しみに悩むタク。しかしケンシロウの言うとおり、愛はそれ以上のぬくもりを与えてくれるもの…。

それを生後7ヶ月にして実感しているタクは、ハイハイを体得したことにより、自分からぬくもりを求めて行けるようになった。

タク
嫁を見つけ、何とかたどり着こうとするタク。

「タク、がんばれ。ママのところまで行けるかな?」

手に汗を握り、タクのズリハイを見守っていたところ

タク
「あうううー」と気合の雄叫びをあげつつ嫁に擦り寄り、

タク
「はい、頑張ったねー」

タク、初めての冒険ミッション成功。見事嫁にダッコされることとなった。

我が子の成長を目にして、僕もタクにあやかりたいと感じたその日の夜。僕はタクシ以上に愛のぬくもりを欲する男。

手にイチモツを握り、嫁の寝床までズリハイし、

「なあ今夜熱くやりましょうぞ」

とぬくもりを求めたところ

「やらぬ!」

これまたサウザーばりの退かぬ媚びぬ省みぬ、の屹然とした態度で振り払われてしまった。しかもべしっとハエでも叩くかのような手刀付きで…。

もう愛などいらぬ。
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■悶えチュー
2006年05月11日(木)
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娘・R(2才)がキスしてくれたので天国に上る気持ちになった。

文字通り昇天しそうな勢いで、ババンババンバンバンまた来世。まさに天国のキス。Kiss in blue heaven、もっと遠くに。Kiss in blue heaven、連れていってねーえダーリン(主にいかがわしい店方面)

たかが2才の娘のキスで何を大袈裟な、と思われる方もあろう。しかしRは僕に滅多にキスをしてくれないのである。いくら

「Rちゃん、ちゅー」

僕が一生懸命口説いても

「めーよ!」

と軽く一蹴され、下手すりゃ顔を叩かれる。僕は実の娘からもキスされない(嫁は言わずもがな)、不甲斐ない親父なのである。

それがどういう風の吹き回しか訳か、ここ数日ほどキスしてくれるようになった。そしてキスしてくれるタイミング及びシチュエイションもこれまた絶妙で、つまり不意打ちなのである。

例えばRをダッコしていて、顔が向かい合わせになっている時に

「ぱぱ、ちゅっ」

といきなり唇を合わせて来たり、振り向きざまにして来たり。このような何気ない時の不意打ちのキスは、裸エプロンや、素肌に男物のワイシャツを着せる、いわゆる「部屋とワイセツと私プレイ」等と並び、最もソソるシチュエイションだと言っても過言ではない。いや、絶対ソソるはずだ。ソソると言え。さもないとキスする。

ただこれでキス解禁となったかというと、そうではない。僕の方からキスしようとすると「めーよ!」と断られるのは変わりがない。あくまでもRの気紛れを待つしかないのだ。求めよ、されど与えられへん、なのである。

Rが仕掛けて来るキスのシチュエイションとレア度の高まりが、僕にとってはますますRのキスを貴重なものにし、冒頭に書いたとおりの興奮に繋がるわけである。

ひょっとしたらRは意識的にそうしているのだろうか。自分のキスの価値を保つ術をこの2才児は知っていて、僕にツンデレな態度を取っているのだとしたら…おそろしい子!

※ツンデレ:普段はツンツンしているのに、ふたりきりになったりすると急に顔を赤らめたりモジモジデレデレとしおらしくなるさま。


求めても、求めても報われぬ。いつもこうだ。僕は惚れた女を追い掛けるだけの人生。たまには追い掛ける側になってみたい。

「この痴漢野郎待てコラー!」

とかいうのは無しで。でもいいの。忍ぶ恋こそ誠の恋なり。たまに振り向いてくれるだけで僕は幸せなのさ。

辛うじてとっ捕まえた嫁でさえ、現在では僕がキスをしても、「ハナクソつけんじゃねえ」みたいな顔しかされないことを考えると、Rのこのツンデレから学ぶべきところはあるのかもしれない。

Rとのキスは、繰り返すが天国のキスであり、これまで交わしてきたどの唇よりも甘美である。願わくばもっとたくさんしてくれんことを…。

これを「たまにキス」といいます。
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■どこでもいっしょ。トロ撮影会
2006年05月10日(水)
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土曜日の話。嫁が

「今日池袋にトロが来るよ!撮影会があるんだってさ!」

との情報を掴んで来たので、それは行かねばなるまいと思い立った。

トロ
トロとは「どこでもいっしょ」というゲームのキャラである。

しかしトロと一緒に写真を撮るためにはまず整理券をゲットしなければならず、それは朝11時に配布されるとのことであった。この日の午前中は娘・R(2才)のリトミック教室があり、嫁が息子・タク(7ヶ月)も連れて行かなければならず、僕ひとりが先行して池袋に向かい、整理券を取ることになった。

「まあ30分前ぐらいに並んでいれば大丈夫だろ…」

とのん気に会場のビルに向かったのだが、ビルの入り口前には既に長蛇の列が。しまった。マニアの異常な情熱を侮っておったわ。整理券には限りがある。貰えなかったらどうしよう。今ここに酔払い運転のトラックが突っ込んで来て、僕だけ助かれば貰える…などと物騒なことを考えていたが、11時になるとイベントスタッフにより券配布は粛々と行われ、なんとかギリギリで貰えた。

撮影会は午後2時半からであったので、嫁達と合流するまでゲーセンでヒマでも潰すかと思ったのだが、早速トロが登場。

トロ
会場内をお掃除して回っていた。ああ、これをRに見せたかった…。

リトミックが終わった嫁がRとタクを連れて来て、昼飯を食っていよいよ撮影会となった。だが僕にはイチモツ、もとい、一抹の不安があった。

Rが怖がらないか、ということである。以前リラックマの着ぐるみと写真を撮ろうとしたところ、大泣きしてしまったので

「Rちゃん、トロだよ〜。ウチにもいっぱいいるでしょ」

と言いながらトロが待つ撮影場所まで連れて行ったところ、

「とろちゃん!おうちのといっしょ!」

泣くどころか大喜びであった。

トロ
ああ、成長したね、R…。残念ながらタクは寝てしまったので3人で撮影。

トロ
ついでに何故か着ていたピポザルともパチリ。撮影が終わったらとっとと帰り、

「ほらR。シールをもらったよ」

と、トロのシールをあげたところ、

トロ
ギャース!ものの2秒で破かれてしまった…。
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■ありをりはべり いま座り
2006年05月09日(火)
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タク
息子・タクが生まれて7ヶ月になった。

娘・R(2才)が我が家の女王様として君臨しており(在位:2003〜)、

「パパ、見て見てー」

「パパ、おいでー」

「パパ、だっこしてー」

常に私を見て私と遊んで私を抱いて状態であるため、どうしてもタクに手が届かないことがあり、また、Rの動きが派手な分タクがその影に隠れがちなので、この日記でも登場することが少ない。しかしタクはわりと逞しく成長している。

タク
なんと生後7ヶ月にして「お座り」が出来るようになってしまった。

普通赤ちゃんは成長するにつれ

仰向け→寝返り→ハイハイ→お座り→二足歩行→イナバウアー

このような流れで動けるようになるのだが、タクはハイハイをすっ飛ばして座るようになってしまった。例えれば童貞なのに初体験でいきなりアナルセックスをするようなものである。違うか。

「あれえ?おかしいなあ。何で順番が逆なんだろう…」

僕も元保育士の嫁でさえ頭をひねりながらも、いつの間にかチョコンと座っているタクが可愛くて仕方がない。

タク
ハイハイが出来ないのに、シーソーにも乗れてしまう(親父の補助付き)

人間の赤ちゃんのセオリー通り、ハイハイを試みる動きも見られるのだが、それは四つん這いになってお尻をヘコヘコ上下させるだけでちっとも前に進まない。むしろ後退する。

「あらあらタク。後ろに行っちゃってるよ」

と見ていると、Rも四つん這いになって

「見て見て〜」

お尻をヘコヘコさせてタクの真似を始めてしまった。その姿は、僕の目には、嫁を犯している僕自身の動きにしか映らず、鏡に映った己の獣と化した姿を見せ付けられたようで何ともやりきれない気持ちで一杯になった。

「きゃはははは!見て〜」

Rはそんな親の穢れた目を物ともせず、ますますお尻のピストン運動を激しくする。おそらくタクの動きが純粋に面白いから真似をしている、ということなのだろうけれども、僕らの目がタクに移っていたので、同じことをして自分に目を向かせたい、というジェラシーも入っているのではないだろうか。

お座りだけに、嫉妬ダウン。なんつって。
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■ドナドナ人生街道
2006年05月08日(月)
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栃木の実家から帰る日。

母と弟が車で駅まで送ってくれることになったので、母のワゴン車に乗り込んだ。しかし僕・嫁・母・弟・娘R(2才)・息子タク(6ヶ月)が乗るとなると、Rとタクのチャイルドシートが場所を取り、定員オーバーじゃないのにどうしても1人分乗るスペースがない。そこで嫁が

「じゃあ私、荷台に乗るわ」

と言うのだが、なんだか申し訳ないので

「えー。いいよ。僕が乗るから」

「いいからいいから」

結局いくら言っても聞かず、嫁がうんこ座りで荷台に陣取った。その姿は哀れでまるで売られていく牛のよう。

「あれ?ママは?」

チャイルドシートに固定され、後ろが見えないRが嫁を探す。

「ママはね、ドナドナになっちゃったんだよ」

と答えてやると

「ママは売られていくの。仔牛なの」

嫁もそう答える。仔じゃないだろう、仔じゃ。若い娘なら売れるだろうが…とツッコミを入れようとしたのだが、嫁は急にしんみりとなり、

「中古の女だけどね…子連れだけどね…誰か買ってくれる人いるかな…」

アタイだって昔は輝いていたんだよ…、とグラスを傾ける場末の酒場の女のような顔になってしまったので僕もこれ以上茶々を入れることが出来なくなってしまった。

栃木の田舎道をワゴン車の荷台に乗せられて揺られる嫁。これも人生。僕に付いて来てしまったばっかりに…。

ドナドナドーナードーナー。子連れをのーせーてー。
ドナドナドーナードーナー。

乳房がゆーれーるー。

…ぐらいの乳があったらいいのになあ。
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■女子高の通学路の思い出
2006年05月06日(土)
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チャンスは今しかないと思った。栃木に里帰りしている今しか…。

栃木のとある思い出の地に行きたいとずっと思っていた。県都宇都宮の、県下ナンバー1女子高・宇都宮女子高の通学路にあるその地。思い出す度に昔の淡い恋愛の記憶も同時に蘇り、甘酸っぱい匂いが鼻につんと引っ掛かる。

現在は東京に住んでいる身であるので、まず行けない。しかしGWで長く帰郷している今なら可能である、と前々から考えていたのだった。

それでも僕の実家から宇都宮までは、車でも電車でも片道1時間はかかるので、まさか嫁と子供達を実家に置いてひとり出掛けることなども出来ない。そこで

「みんなで宇都宮の八幡山公園(ゴーカートや子供向けの遊具がある公園)に遊びに行こう。それでお願いなんだが、その後にどうしても行きたい所があるから、少しだけ単独行動させてくれないか」

と嫁と母に願い出たところ、渋々ながらそれは受け入れられ、出発することとなった。母に車の運転をしてもらい、東武宇都宮駅近辺で車を降りた。

「どれくらい時間かかるの?」

と嫁。何かを察しているのか、それとも僕のこのような身勝手に対して諦め切っているのか、ともかく細かいことを聞いてこない嫁には感謝する他なかった。

「…15分ぐらいかな。その頃迎えに来て」

何となく罪悪感があったので、娘・R(2才)を一緒に連れて行くことにした。Rと一緒に女子高の通学路を歩く。途中でRは「だっこ…」と甘えて来たので抱いて歩く。次第にその思い出の地に近付き、胸の鼓動が高まる。

そしてその場所はあった。

ボロパー
この建物は床屋である。一見何でもない床屋に見えるが…。

ボロパー
入り口ではこのようなイラスト?が出迎えてくれる。「イイ男カット」とは何ぞや。「カバマク美人」とは何ぞや。そしてこの何とも言えない顔…。目にする者全てにまず疑問を投げ掛ける。これだけではない。床屋の窓にも様々な謎の貼り紙があるのだ。

ボロパー
「スペインカット」

スペインといえばバルセロナ。バルセロナといえば「燃えよバルセロナ」を歌っていたオカマの日出郎。彼の様なテクノカットっぽい頭にされてしまうのであろうか。

ボロパー
「フタカット」「青山サマパーマ」

フタのような頭になるからフタカット?青山サマとは一体誰?ああ、自分の想像力の無さが憎い。

ボロパー
「ボーズ」

ようやく知っている髪型が出てきたと思ったら…1000トモヒロ?トモヒロとはどこの通貨であるか。こんな通貨単位、ドラクエでもFFでもメガテンでも見たことがない!

ボロパー
「モモラパーマ」

なんだか「メメクラゲ」と同じ系統の語感がある謎のパーマ。理解したいと思っても理解できないので、そのうち僕は考えるのをやめた。下にある看板「あぶないからはいってはいけません」が全ての真実を物語っているような気がする。

これが思い出の地の全貌である。正直、宇都宮女子高の女の子などはもう顔の記憶も怪しげなくせに、この床屋の強烈なインパクトの方が心に引っ掛かっていたのである。

この謎を解きたかったが店に踏み込む心の準備が出来なかった。悪いことに時間も無かった。僕に許された時間は先程嫁に告げた15分。調べたくてももう戻らなくてはならぬ。

「哲郎。もうこの星は消えてしまうの。戻ってらっしゃい」

という銀河鉄道999状態。しかしこのままでは夜も眠れぬ…どうしようか…と逡巡していたところ、ケータイが鳴った。

「まだ戻って来ないの?あとどれくらいかかるの?」

嫁のカリカリした声であった。

「はい、すぐ戻ります…あと15分ぐらいです…」

「はあ?15分?はい分かりましたよ!」

最早選択肢は無かった。床屋よりも嫁の方が恐ろしい。床屋だけに、ほっとこーや、とするしかなかった。

僕の胸の中でいつの間にか寝てしまったRを抱えて、大急ぎで戻った。嫁に殴られるかなあ…とびくびくしながら。

どれくらい殴られるかって?

それは、床屋だけに3発(散髪)でございましょう。
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■嫁・姑・こりゃうめえ。
2006年05月05日(金)
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栃木の実家にて。

嫁と母が息子・タク(7ヶ月)を挟んで何やら会話をしていた。僕はその脇でテレビを見ながら「みかもの月」(地元の銘菓。「萩の月」のモロパクリ)をモゴモゴと食べており、要するにボーっとしていたのである。呆けていた故に突然

「ごん」

と鈍い音がした後

「お義母さん、何するんですかー!」

「ああっ!ごめんなさい!」

嫁の悲鳴と母のオロオロした声が轟いても、しばらく何が起こったのか分からなかった。

「なんだ、どうした」

「お義母さんが、タクの背中を押しちゃって、タクが転んで頭打ったの!」

「あああごめんねついうっかり」

肝心のタクの頭はコブが出来ているわけでもなく、逆にコブが出来ない方が危ないとかあるけれども、特に痛がって泣く様子もなかったので、まあ大丈夫だろうと思った。

母はそそくさと台所に引っ込んでしまい、嫁は「全くお義母さんは…」とブツブツ言っていたが、僕はタクが無事であれさえすればどうでもよく、そんなことよりも「むう、みかもの月うめえ」と自分の世界にトリップしていた。

その夜、嫁が風呂に入っている時、僕はテレビを見ながら黒糖どら焼きをモゴモゴと食べており、要するにボーっとしていたのである。呆けていた故に母がやって来てブツブツ話していたが

「○○さん(嫁の名)は、言うことがキツイ!」

と母が声を荒くするまで気付かなかった。

「え、何?」

「さっきタクが頭打った時のことだよ!お前もああいう時は『お母さんにそんなキツイこと言わないで』ってフォローしておくれよ…」

「アレも気が強いからな〜」

「お前が亭主でしょ!」

ああああこれが嫁姑の確執というものか。そしてそのしわ寄せが僕に来てしまった。タクが頭をぶつけたのに、僕の頭が痛くなるのはコレ如何に。しかし僕はみのもんたではないので、

「まあよきにはからえよ」

バカ殿丸出しの態度で「むう、黒糖どら焼きうめえ」とトリップしていたら

「ちょっと話聞いてよ!」

母に怒られてしまった。僕は和菓子を食べていただけなのに、何故怒られなければならないのか。第一僕に嫁が抑えられるのならば、とっくに従順な嫁になっておるわ。

仰げば恐ろし。和菓子の怨。
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■栃木の不思議少女
2006年05月04日(木)
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今日から3日ほど栃木の実家に帰省。息子・タク(6ヶ月)の端午の節句をウチでやれ、との母の要請があったゆえ…。

栃木に着くと、母の友人の孫である萌えっ子姉妹が早速遊びに来た。姉妹のうち、妹のノンちゃん(小2)が特に娘・R(2才)のことが大好きで、今日も一緒に遊びたいと公園に行ったのである。

ノンちゃんが何かにつれRをかまってくれるのだが、何せRはようやく人と一緒に遊ぶ、ということをようやく覚え始めた2才児であり、まだまだマイペースなところが多く、キャッチボールでノンちゃんがRに向かってボールを投げてくれても、全く無視してお花を見つけて追い掛けて行ってしまったり、わりと不思議ちゃん的な行動を取っていたので

「あー。また不思議少女になってしまったよ」

と言ったところ、ノンちゃんが何故か「不思議少女」という語感を気に入ったらしく、僕にキラキラした目を向けて

「私も、不思議少女になる!」

としきりに叫んでいた。あと5年ぐらいしたら美少女になりそうな予感がするノンちゃんであるので、何なら僕が10年ほど預かり、思いっきり僕好みの不思議少女にしたいところであるが…。

公園から実家に帰ると、ノンちゃんも付いて来た。Rを昼寝させたところ僕も寝てしまったのだが、起きてみると僕の周りにままごとのおもちゃがぶちまけられ、頭にはRの帽子が被せられ、枕元には

「ぼくは、しにます」

と遺書が置かれていた。

「ぎゃははははは!全然起きないんだモーン!」

全てノンちゃんの仕業であった。おのれ不思議少女め!

あ、端午のせっくすするの忘れた。、
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■メイド・イン・シブヤ
2006年05月03日(水)
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渋谷の駅前を歩いていたら、

完全メイド宣言
メイドが5、6人ほど歌って踊っていた。そしてそれに群がるオタク達。

メイドといえば秋葉原。オタクといえば秋葉原。秋葉原秋葉原ではメイド姿の女の子がチラシを配っていたりするのは日常茶飯事なのだが。僕は間違えて秋葉原に来てしまったのだろうか、と一瞬迷いが生まれたが、スクランブル交差点の向こうには渋谷109があった。0ta9(オタク)ではない。ここは正真正銘の渋谷。

しかし何故こんなところで。歌に合わせてピョンピョン飛び跳ねて「うおー」とか「いえー」とか奇声を発しているオタク達の不気味さといったらない。

特に先程の画像の手前に映っている赤い帽子のオタク。彼などは頭に何故かウサギの耳を付け、パペットマンも真っ青の不思議な踊りをしていた。致命的に不気味。MP全部吸われそう。

秋葉原であったら「ああここはそういう街だから」ということでそれほど違和感は無いだろうに、ここは渋谷。とにかく浮きまくっている。「うわ何あれ」とギャルが足早に通り過ぎて行く。渋谷のど真ん中でこのような振る舞いをしていては、通りがかりのブロガーに

「大量オタ。これほんの一部ですからね。これがぶぁぁぁぁあっているの。恐い!きもい!」

とネタにされることは間違いない。ってしてるのは僕か。オタも鳴かずば撃たれまいに…。

僕の息子・タク(6ヶ月)が将来こんな風になってしまったらどうしようか。おそらく高野山あたりの密教寺にぶち込んでしまうであろう。

娘・R(2才)がステージの上のメイドアイドル(?)みたいになってしまったらどうしようか。その分の時給は払うから、そういうコスプレは父の前だけでやるように、と言うであろう。子供を持ってから

「もしRやタクがこのような大人になってしまったら…」

こう考えることが多くなった。考えつつ歩いてたら

「これどうぞー」

とイベントスタッフのような人から差し出された物をつい無意識に受け取ってしまった。

完全メイド宣言完全メイド宣言
あ…頭悪過ぎ!

しかし気持ちは分かる。企業を興し、美人秘書を雇い、社長室の机の下に忍び込ませイチモツをしゃぶらせるのがひとつの男のロマンであるように、メイド喫茶のメイドを愛でるのではなく、本物のメイドを家に侍らせる財力を持つのもロマンであるかもしれない。

僕がメイドを雇えるようなステイタスを持ったとしたら、まずドラキュラが住んでいそうな怪しい洋館を建てる。そして三角木馬とかアイアンメイデンとか拷問グッズを取り揃えた地下室を忘れずに作る。

そして可愛いメイドを雇い、何か不手際があったメイドにはご主人様自ら、つまり僕が地下室に連れ込んでお仕置きをしたい。地下室すなわちお仕置き部屋である。

そこでメイドを椅子に縛りつけ、

「お前はいけないメイドだね…お仕置きをしよう…」

と嫌がるメイドに無理矢理「蒙古タンメン中本」の「北極ラーメンの超」(とにかく辛いラーメン)

「いやああ!ご主人様、お許しください!辛い!辛いわ!」

「フフフ…辛いと言いながらも、ほれこんなに食べてるではないかね。体は正直じゃのう…」

なんて…中本のラーメンは辛いが病み付きになるのだ…。

結局何を言いたいのかというと、本当はオタク達に混じってゴリゴリ踊りまくりたかったのである。ああ、僕も仲間に入れておくれ…。

メイドの道連れ。
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■オーバー・ザ・レインボーブリッジ
2006年05月02日(火)
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「今日は暑くなるらしいわよ」

「じゃあ海にでも行こうか」

「いいね」

「海といってもお台場だけどね」

「浜辺でソフトクリームが食べられればいいわ」

嫁とGW家族会議を行った結果、お台場に行くことになった。「地中海かエーゲ海じゃなきゃやだ」とか言い出す贅沢な嫁じゃなくてよかった…。また、「千代大海じゃなきゃやだ」とか言う訳の分からない嫁じゃなくてよかった。

ピノココスプレ
出かける前に、娘・R(2才)にピノコのコスプレをさせて(特に必然性は無い)

タク
息子・タク(6ヶ月)タクには日差し予防のために帽子をかぶせたら、

怪物くん
なんだか「怪物くん」のようになってしまった。

世間ではGWはもっといいところにバカンスにお出かけしているのか、お台場は人がまばらであった。昼飯を食べようと店を探したが、観光客をターゲットとしたヌルい商売をしているところが殆どでなかなか決まらず、せめてもの眺めが良いだけが取柄の店に入った。

ここもガラガラで僕ら以外殆どいなかったので、座敷の上はRのオンステージとなり、武富士ダンサーズの霊が乗り移ったかの如く踊りまくっていた。

踊るR
ガラスに映る自分の姿を見ながら踊るR。わりとナルシスト。

腹ごしらえをした後に、レインボーブリッジを望む浜で遊んだ。やはり暑い。水着姿で泳いでいる外人さん一家もいて、そういった「一足早い夏の風景」を撮影している某テレビ局のカメラマン達がうろうろしていた。夜のニュースのネタにするのであろう。

Rも水着姿になっていればカメラマン達が寄って来たであろうか?否。愛娘の水着姿を電波に乗せることなど僕が許さぬ。カメラ海に投げる。結局同じことであった。

浜辺のR
レインボーブリッジとR。ちょっと波打ち際でびびっている。

浜辺のタク
同じくタク(となにやらゴソゴソと地味に遊んでいるRの後姿)

ひととおり浜辺で遊んだ後、嫁とRは争うようにソフトクリームをがっついていた。僕はちょっとグズリ気味のタクをベビーカーに乗せてあやしていたところ、先程の水着外人さん一家のお父さんの歩く姿が目に入った。

ビキニパンツから溢れ出る、相当な体毛。今日お台場で一番「夏☆しちゃってるおじさん」に決定である。

レインボーブリッジを背にしたこのおじさんのギャランドゥ姿が僕にとっての「一足早い夏の風景」であった。

レ陰毛ブリッジ…。
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■実家から帰らせていただきます
2006年05月01日(月)
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やっと嫁及び娘・R(2才)と息子・タク(6ヶ月)が嫁実家から帰って来る日。

さあ迎えに行くぞと意気込んだ。嫁実家に行くのにこんなテンションが高まっているのは、「娘さんをください」と嫁親に挨拶しに行った時以来である。

Rよタクよ、今行くぞ。お父ちゃんが抱き締めてやる。そして嫁よ。お前がいなくて寂しかった。お前の肉体にむしゃぶりつけなくて苦しかった。悶々とする余り歌まで詠んでしまった。

ひさかたの 光のどけき春の日に 嫁ここに無く ティッシュ散るらむ

(手コキ和歌集)

さあ出掛けようと靴を履いた途端電話が鳴った。待ち切れない嫁の催促であろうか。はいはーいとばかりに電話に出ると

「佐川急便ですけどー。お届け物があるんですけどー」

「…早く来てね」

…来たのは30分後だった。

「いやー、お宅様の場所がなかなか分からなくてですね…」

このドジでマヌケな飛脚め!焦る気持ちで予定より1時間半遅れで嫁実家に到着すると、皆は僕が来るまで昼ゴハンを待っているところだった。すまぬ皆の衆。まず始めに目が合ったRは椅子に座っていた。

「R、会いたかったよ!」

「おとうしゃん!おいで!」

Rは僕の顔を見た途端手招きするので、Rの隣に座ると

「みてみて〜、おとうしゃんといっしょよ〜」

Rはその並んでいる姿を得意気に皆に披露する。まるで「自慢の彼を見て」と言っているようで少しばかり面映い。

確か、前述の嫁の親に挨拶に来た時もここに座っていたのではなかったか。遠い記憶が蘇った。あの時僕の隣に嫁が座っていたのだが、今はRが座っている。そして嫁は今僕の対面でタクに乳を与えている。

緊張して持参した菓子折りを渡すのもギクシャクとして、受け取った嫁父は

「む」

受け取りながら渋い顔をしていたものだが、今日持って来た菓子折りには

「なーに気を遣ってるんだよ。自分の家に帰って来たと思ってくれよ」

と笑っているし。あの時の自分には想像も出来なかった。下手すりゃ

「ウチの敷居を二度とまたぐな!」

などと追い払われるのではないかと恐々としていた。あれから6年(かな?)、あの時この場所で座っていた自分を、空間はそのままで時間だけ現在にタイムスリップさせたら、この状況に目を丸くするだろうなあ…。目を丸くした後、満足してくれるかどうか。まんざらでもない顔をするような気はする。

しばらくぼーっと人生の中間決算的な思いに浸っていたら、狙っていた寿司ネタを嫁父に食われていた。お、お義父さん…。お世話になります。

僕はこの家の敷居をまたいで、嫁の体もまたいで、生きてきた訳なのだな。そんな人生の記録はここにある。

…マタイ伝。なんつって。
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