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■Pink Changes Pink.
2001年12月31日(月)
相変わらず可愛くて仕方がなくて
ベタ惚れ中のキャラ、モモパンダ。



いつものゲーセンのUFOキャッチャーに
ぬいぐるみがあったのでこれはゲットせねばなるまい。
と思って百円玉を入れてチャレンジしたのだが…

1000円、2000円…。

な、なかなか取れないっ!僕はこんなにヘタレだったのか。

「この、ヘタレー!」

後ろからいきなり「ひざかっくん」を食らった。

何奴…。振り返ると

これまた相変わらず可愛くて仕方がなくて
溺愛中の女の子、Rちゃん。
この子はここのゲーセンの店員。
いつから観察されていたのだろうか。

「う…うるさいなあ…今に見てろよ」

既に意地になって100円玉を湯水のようにぶっこむ。
Rちゃんは、うふふ、と笑ってどこかに行ってしまった。

そして…取れず仕舞いのまま百円玉が尽きた。
それを見計らったかのように「とすとす」、と背中を叩いたのは

いつの間にか戻ってきたRちゃん。
手には大きな袋が。

「はい、これ」

中には、ラブリーなモモパンダが!

「うわーん、ありがとう!…でも、いいの?」

「うん。結構お金ぶっこんでたし」

思いがけなく、モモパンゲット。
この子は優しい。悔しいがいつもソソるところを突いてくる。

ひょっとしたらこないだあげたクリスマスプレゼントの
お返しなのかも知れない。

僕があげたピンガーのモモ色のクッション。
モモパンダも文字通りモモ色。

桃色交換。

なんか淫靡で素敵。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■サイトバレ危機。
2001年12月30日(日)
良く行くゲーセンの友達と飲んでいたら

「Rちゃんのホームページがあるらしいね」

と言ってきた。

どきっ。

そのゲーセン店員でありとてもかわいいRちゃんは
僕に限らずファンが多いのである。

だがRちゃんにHTMLがうんたらとかアップロードがかんたらとか
そーいう技術はない。

「え〜?まさか〜あの子にはつくれないでしょー」

ま、まさか…ある一抹の不安がよぎった。

が、僕はそれを表情には出さずに否定した。

そして数日後、またもや別のゲーセン友達が僕のところに
寄ってきて

「おい!Rちゃんのホームページがあるってよ!」

と叫んだ。

ぎくっ。噂が広がっているらしい。

「まさか…Rちゃんにそんな知識はないよ」

再び否定する僕。

「それが、Rちゃん本人が作ってるのではなくて、
 誰かが彼女のことについて載せているページらしいよ」

ドッギャーン。

ああ、やっぱり。

それ、多分、ココのこと。

多分、というか、絶対。

いつもココを見ている人なら分かると思うのだが
やれRちゃん激ラブとかゲーセンのあのオタクが気持ち悪いとか、
臆面もない上に歯に衣着せず書いているので
ゲーセンの常連に見られてはとてもヤバイ内容なのである。

故にココを知っているゲーセン仲間はホンの一握り…。
彼らは口が堅いので絶対ココの話を漏らさない。

そーいう意味ではとても感謝している。
いい友達だなあ…(しみじみ)

おっと、感動している場合ではない。

どうすっぺか、ココ。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ゆびわをはめた!のろわれてしまった!
2001年12月28日(金)
クリスマスイブの日、僕は嫁に言った。

「さ、いくよ」

嫁は目を半分潤ませながら言った。

「お願い、今日はコレ付けてえええ」

…別にゴムつけろ、とかそういう話ではない。

結婚しているので、いちおー結婚指輪を持っている。

だが、仕事でちょこちょこと細かい手作業があったりするので
会社にはしていかない。

せめて持っているだけでも…とも思ったのだが
僕は失くしモノのエキスパートなのでそれも危うい。

そうなると、家に置きっぱ。そして買って半月ぐらいしか
経ってないのにその存在すら忘れていた。

「せめてクリスマスの一緒のお出かけの時ぐらいは
 指輪してよ…」

という嫁の懇願であった。

「こないだ女の子と飲みに行ったときも家にあったしさ…」

嫁がネチネチ責め始めた。

「あ…はいはい、付けるよ、付けるったら」

他意はないのだ。ただ忘れてただけ。

左手の薬指の指輪は「アクセサリー」というよりも
「売却済」のフダ。

首輪つけられるよりはましか。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■根性のメリークリスマス。
2001年12月27日(木)
僕のお気に入りの女の子、Rちゃんに
クリスマスプレゼントを用意していた。
だが今日まで渡せなかった。

「早く渡して来なよ〜」

嫁は大して気にもしない風に言うが
実態はそうではないことは長い付き合い上知っている。

しかし内緒でちょこちょこやってて
後でバレたら何倍も怖いしなあ。

とにかくRちゃんの許へ行く。

「はいこれ、あげる」

Rちゃんにプレゼントを袋ごと差し出した。

「え…ワタシに?何?」

Rちゃんはハテナ?と首をかしげる。

クリスマスプレゼントだ…と言おうと思ったのだが
な…何故か恥ずかしくて言葉が出ないっっ!

「え…と、お歳暮」

つい、マヌケな事を口走った。
ラッピングは思いっきりクリスマスしてるのに。

「ふふふ、ありがとう」

Rちゃんのその微笑みは全て見通しなのだろうか。
ていうか察してくれ。

「じゃ、そゆことで」

僕は早々に引き上げたくなりとっとと帰った。

あ〜思いっきり照れてしまった。

…なんでだろ。

バレンタインチョコを渡す女の子の気持ち…
とでも言おうか(男だけど)

おとめちっくクリスマス(但し一日遅れ)

さて、家に帰ってから嫁がトゲトゲしいのなんの。
照れが恐れに変わった瞬間。

来年は嫁一筋にいきたい。

…などと言ったら
鬼は笑い、嫁は嘲笑うのだろうな。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■献上のメリークリスマス。
2001年12月26日(水)
嫁がいない間にこっそり買っておいて
押入れの中に隠しておいたプレゼント。

イブの夜、嫁が寝付くのを待ち、
枕元に置いとこうとしたのだが大失敗。

嫁とほぼ同時に爆睡。起きたらもう朝6時。
しかし幸い嫁はまだ寝ているので
今のうちに出すことにした。

押入れをそ…と開けたつもりだったのだが

がごがごがごがご

立て付けの悪いボロアパートだということを忘れていた。

プレゼント袋を取り出そうとしたら

がざざざざざざ

ろくに整理もせずただ押入れにぶちこんでいたモノが雪崩を起こした。

…はあはあ。いちいち嫁の顔を覗くがまだ起きてはいない。

ひょい、と枕元に置いて寝なおした。

「わ〜い。サンタさんが来た〜」

しばらくして起きた嫁はお約束どおりのリアクション。

だが

「ごめん、あなたへのプレゼントは買ってないの」

…は?

…まあ、いいけど。

「ごめん、忙しくて」

…別にいいよぅぅぅ…。

しばし虚しくなった。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■恋情のメリークリスマス。
2001年12月25日(火)
嫁へのクリスマスプレゼントをどうしようかと迷った。
嫁とは結婚前からもう10年の付き合いなので
あまり思い浮かばない。

だからといって○○○にリボンをつけて…
という訳にもいくまい。

ちょっと大人なところを見せて奮発して
光り物にしようか。

そういや指輪は過去3個あげた。
そのうち2回失くされた。

…光り物はやめとこ。

嫁はキャラクターモノが好きなのでそれにしよう…。

そうそう、僕のお気に入りの超美少女Rちゃんにもあげなければ。
この辺が僕の邪悪なところである。

細かいものをちまちまチョイスしていたら
合計額約1万円。

Rちゃんへのプレゼントは2,500円。

逆だったら大問題だが。

早く寝てくれないかな。
枕元に置いておきたいのだけど…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■鼻毛が奏でるラプソディー。
2001年12月21日(金)
露出狂が着ているようなコートが欲しい!

そう思って渋谷の某ショップへ。

別に露出する訳ではない。
ロングコートが欲しかっただけだ。

「よかったらご試着下さい〜」

店内のコートを物色していると、若い女の店員が寄って来た。
けっこうかわいい。うふふ。

「コチラなんてどうですか?」

隣の棚から別のコートを引っ張り出して僕に近づく。

う、うわああああああああああああ!

思わず声をあげそうになった。
その子が可愛かったからドッキーンとか
持ってきたコートが素敵でズッキューンとかいうのではない。

店員の鼻から一本の長い線が…。

…鼻毛ーーーーーーーーー!

鼻から上唇のちょうど真ん中あたりまで伸びてる。

長すぎーーーーーーー!

僕もたまに感動するほど長い鼻毛が
みょーんと出ていることがあるが
どう頑張っても鼻穴から覗く程度である。

更に、超直毛!

ストパ当ててるんじゃないかと思うほどまっすぐ。
僕の鼻毛はそんなのありえない。

おまけに、金髪!

何でだよ!!そ、染めてる?髪の毛と一緒の色だし…。
謎謎謎。

これは本人に言うべきか。いや、言えないだろ。
言ったとしても

「どうやって育てたんですか?」

とか訳わからないことを口走ってしまいそうだ。

可愛い顔して恐るべき鼻毛を持っている。
そのギャップに打ちのめされ店を出た。

いや、実際「GAP」だったんだけどさ。

コート?そんなもん、もう眼中にあらず…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■カメラレンズを通して気付く新事実。
2001年12月20日(木)
お気に入りの美少女Rちゃんをよくデジカメで撮っている。
パソコンに取り込んでニヤニヤして眺めているので
嫁は諦め切った顔をしている。

「ま、アイドルオタクのようなもんだからさ。いいじゃん」

僕はそう取り繕うとした。
僕だったらアイドルオタクの嫁には絶対なりたくないが。

「アイドルを追っかけるならまだいいよ…。
 所詮幻だもん。手に届かないもん。
 でも、あなたはあなたのアイドルにいつでも会える…。
 タチ悪いの!」

結局説得大失敗。

そんな嫁の爆発をものともせずに
今日もRちゃんを撮ってきて家のパソコンに取り込む。
さあ、デレデレなぐらいかわいいちゃんが大画面に!
といっても14インチだが。

出たああああ〜あああ…。

…ん。

何か、違う。???

嫁にも見せてみる。

「この子さあ…太ったよね」

「あ、そうだね。うんうん。太った」

僕のお願い。美少女は太らないで。
あと、美少女は年とらないで。

「彼氏と幸せなんじゃないの…」

とは嫁の一刺しであった。

あぐう。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ピンクな街三景。
2001年12月19日(水)
始めに断っておくが僕は風俗に行ったコトがない。
しかしいわゆる風俗スポットを通り抜けなければならない
こともあるわけで…。

渋谷を歩いてると

「キャバクラいかがですか?」

さっとチラシを出す兄さん達。
いや、結構と手で制すとそれ以上のことは何もしない。
渋谷のポン引きは大人しい。

しかし新宿の歌舞伎町はワイルドである。
脂の乗ったおっさんがずんずん近づいてきて
開口一番

「おま○こ、ですけど」

そんなストレートに言われても。

僕の友人の体験談はこうだ。
やはりポン引きオヤジが行く手を阻むように
近づいてきて

「お兄さん、オッパイ好き?」

「はあ??」

足早に立ち去ろうとする友達。
しかしオヤジはしばらく後をついてきて

「オッパイ好き?」
「オッパイ好き?」
「オッパイ好き?」

聞いてるほうが恥ずかしいほど連呼する。友人は

「いいです」
「いいですから」
「いいですったら」

振り切ろうと断る。

とうとうオヤジは諦めて足を止め、最後に大声で

「オッパイだよおおおおお」

友人の背後で叫んだという。

一方池袋にも風俗街のようなエリアがある。
賑やかなのだがさすがに歌舞伎町の活気には叶わない。
街に隙があるような、なんとなく地方都市のような雰囲気。

「キャバクラいかかですかああ!」

ここではキャバクラ嬢自ら必死に売り込みを掛けてくるので
ちょっとびびる。オヤジだったらきっぱり断れるのだけれど。

関係ないがその池袋で見かけたカップル。
潰れかけの汚い焼肉屋でまったりしてそうな、
「どんより」とした2人の会話が聞こえてきた。

「へえ〜。池袋って意外と大きいのね…」

と女。男は得意気に

「そうだろ。ビッグシティーだべ

び、びっぐしちー…。

あんたら、どっから来たんだよ…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■恋敵は女子高生。
2001年12月18日(火)
よく行くゲーセンにいた。

高校生の女の子がいた。
僕と目が合った。

ニコニコしてこっちを見ている。
誰だっけ…。

「…」

「…」

しばらくシカトしてたが

「ああ、ねこちゃん(仮名)か」

ようやく思い出した。

「気付くのが遅い!」

怒られた。

この子はたまあにゲーセンに来る。
目的はゲームではない。

この子は…よりによって
このゲーセンの店員であり、
僕のお気に入りのRちゃんの
超ファンなのだ。

どうやらRちゃんとゲーセンで
遊ぶ約束をしていたようで、やがてRちゃん登場。

Rちゃんをじーっと見つめて

「Rさん…可愛すぎます」

なんか凄いベタ惚れなんだけど。

「そんな見つめないでよ〜」

照れくさそうなRちゃんには構わず

「Rさん、好きです!Rさん、結婚して下さい!」

ストレートにアピールしまくり。羨ましいなあ〜。

あれ。これってライバル出現…ということになるのか?
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■年頃美少女は夢を語る。
2001年12月16日(日)
「久しぶりの独身生活を楽しんでれば?」

虫の居所が悪いのだろうか、嫁が妙にトゲのあるセリフを残して
仕事に出て行った。

嫁は月4回ほど泊まりの勤務があり、
翌日まで帰ってこないのだ。

「ワタシがいると、好きなことできないでしょ〜」

嫁は結婚してから、何度となく僕に言ってきたが
その度に適当に流してきた。

しかし売り言葉に買い言葉、今回は結構カチンときて
意地でも嫁の目など気にしない、
独身貴族とやらを満喫することを決意した。

そういえば何のために結婚したんだっけ。
結婚って何なんだろ…。

という疑問が湧き上がるのを押さえつつ…。

で、嫁がいては出来ないこと。

お気に入りのRちゃんを誘って飯食ってきた。

「…かじりん、結婚式っていくらぐらいお金かかるの」

ぶっ。いきなり結婚の話かよ。あまり今は結婚の話をしたくないのだが。

「わたし、チャペルでやりたいんだあ」

「呼ぶのは身内だけでいいの」

Rちゃんは自分の結婚式のヴィジョンを次々と語り出す。
やはり女の子は憧れるものなのだ、と改めて実感。

僕は指を2本立てた。

「そんな感じの結婚式だったらこれぐらいは
用意したほうがいいかもよ」

「20万?」

「…200万だよ」

「げっ。そんなにするの」

Rちゃんは目をくるくるさせた。

それはともかく、

「Rちゃん…今の彼氏と、結婚したいんだ?」

「うん(はあと)」

即答。

はあ。複雑。

束の間の独身気分から一気に
娘を嫁にやる父親の心境に。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■あたしゃサンタにキスをしたい。
2001年12月14日(金)
軽い鬱で日記が滞っていた。
ええと、どこまで書いたっけか。

ああ、そう。僕のお気に入りのRちゃんに
電話で呼び出されたのにすっぽかされたのだった。

Rちゃんというのは、近くのゲーセンの店員で、
僕がそこに時々行くうちに知り合った女の子。

寒い中散々待たされ、家に帰ってから風邪が悪化した。

そしてRちゃんから電話がかかってきた。

「なんで来ねーんだよっ!」

いくら温厚な僕でも、相手がかわいくて仕方がないRちゃんでも
怒る時は怒る。

「ご、ごめん。ちょっと勘違いしちゃった…」

「なんだそりゃ」

「と、とにかく、明日はゲーセンにいるから来て」

仕方なく言われるがままに次の日Rちゃんのいるゲーセンへ。

Rちゃん、なんとサンタの格好をして僕をお出迎え。
そういやこの季節、毎年サンタのコスプレしてるんである。

…許す。もう許さない奴は人間じゃねえってくらいかわいい。

その上

「…はいこれ」

少し照れながら結婚祝いのプレゼントをくれた。

よく頑張った!感動した!(流行語)

「毎年かわいいねえ〜」

僕が頭をなでなでするとRちゃんは照れくさかったのか
もじもじして視線をそらして、ますますかわいさ倍増。

一方そんなセリフを口走ってる僕はますますオヤジになったものだと
改めて彼女との年の差を感じずにはいられないのであった。

嫁の一言:「よかったね」

…おわり。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■美少女にセクハラ。
2001年12月07日(金)
いつものゲーセンに嫁と行く。
友達Rちゃんが鼻にバンソウコウを
つけていた。

昔のマンガに出てくる番長のようである。

「どしたのよ、それ…」

「カミソリで顔剃ってたら、切っちゃったの〜」

僕は思わず

「剃毛ならまかせてくれよ〜へっへっへ」

などとほざいてしまったので呆れられた。

「ちょっと〜このオヤジなんとかして〜」

Rちゃんは嫁に言い、嫁は僕に

「バカ」

と一言だけ吐き捨てた。

しまった。またオヤジっぷりが進んでいるようだ。


今日もアリガトウゴザイマシタ。


■雪は降ってないしあなたも来ない。
2001年12月06日(木)
ぺぺぺぺとケータイが鳴った。
誰か…とケータイの画面を見たら

僕のお気に入りのRちゃんだった。
嫁は…今風呂に入っている。

よかった。ナイスタイミング。
早速出る。

「かじりん?あたし!」

妙にせわしない口調でRちゃんは喋り出した。

「かじりん、ケータイメール見た?」

…届いてたっけ?Rちゃんからのメールは
見逃すはずないのだが。

「…見てないけど」

「あれ〜?おかしいな〜。
とにかく、今日は急に行けなくなった!ゴメン!
明日来て!じゃ!」

一方的に話され、切られた。
何だったんだ一体。

風呂からあがってきた嫁には
何食わぬ顔をしつつ頭の中で
状況をまとめてみる。

Rちゃんは僕に「明日会おうね」、というメールを打ったのだが
急に都合が悪くなったので明日来てね、ということのようだ。

ここで、思いついた。
Rちゃんにケータイのアドレス変わったの教えてなかった!

僕としたことが…。だから届くはずないよ…。
誰だ、僕の以前のアドレスを取得してダマテン決め込んでる奴は。

とにかく、次の日の夜、いつものゲーセンの外で
Rちゃんを待つ。

…来ない。

電話をかけても通じないし、メール打ってもなしのつぶて。

…寒い。

これでまた風邪が悪化した。
何なんだよ〜。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■風邪とともに寝りぬ。
2001年12月05日(水)
新婚初夜の悲劇(笑)から一週間、
未だに風邪が治らないので
病院に行くことにした。

60席ほどある受付ロビーには
人がたくさんいて騒々しかった。

こりゃ、かなり待たされるな…。

そう思ったのだが、受付するのも僕1人、
受付の人に呼ばれるのも僕1人、

速攻で診察室へ。

ロビーの人たちは、タダの暇つぶしの
寄り合いだったようだ。

「○○さん、最近来ないね〜」

「病気になったんじゃない?」

というベタな「病院ギャグ」のような会話が
聞こえてきたし…。

診察してくれたのは女医。
顔はほぼすっぴんで色気も何もないのだが、
白衣から覗くそのオミアシは

…黒の網タイツ。

どうもそっちばかりに目が行って困る。
僕は網タイツフェチだったのか、と発見。

「血圧計りましょうね〜」

と女医。その前に
血圧上げるような格好しないで欲しいものだ。

診察が終わり、相変わらず騒々しい午後のサロンと化した
受付ロビーを突っ切り、今度は薬局へ行く。

おまいら、風邪伝染すぞ。(具合が悪いので機嫌も悪い)

薬剤師は、やはり女性。今度は眼鏡をかけた
美しい人。

しばし見惚れる。

僕は眼鏡フェチでもあったのか、と本日二度目の発見。

こうして網タイツ女医→美人薬剤師の黄金リレーで
無事診療を終えた。

にもかかわらず何かが物足りなかった僕。
しばし考えて、

そうそう、看護婦。ナースだよ。何故か見かけなかったなあ、と
ぽんと手を打つ。

ウチには何故か看護婦服がある。もちろんピンク。
これを嫁にでも着せるか。

…しまった。だいぶ前に頼んだのだが断られたんだっけ。

大人しく寝てよ…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■嫁のWEB日記より。
2001年12月04日(火)
ウチの嫁もウェブ上で日記を書いている。

ほぼ僕に面と向かって言えないような文句か、
超ノロケのどっちかなので

読んだことを後悔することが多いのだが
たまに覗くことがある。

ついさっき、ちらっと見てしまった。
そして僕が風邪と酒のせいであまり記憶が残ってない
結婚披露宴でのケーキ入刀場面とか
両親への花束贈呈の様子が書いてあった。

以下嫁の日記を抜粋してみる。


ダーリンは嘘をつく
私には裏がある



あ…場所間違えた。しかしなんつう日記だ。

今度こそ、その場面の様子を抜粋。


ケーキの入刀ではケーキじゃなくて、
私を刺そうとするし、

花束贈呈では自分の母親に花を渡すし、
(フツーはお互いの親に「宜しくお願いします」って渡すらしい)



…どうやら取り返しのつかない事をしていたようだ。

そして今夜も見てしまったことを
激しく後悔…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■朝もはよから。
2001年12月03日(月)
熱がある〜。
咳が出る〜。
鼻水が出る〜。
息が苦しい〜。

結婚式の後のスィートルームの夜〜。

本来嫌が応にもうっふんなムードになったであろう、
いや、ならなくてたまるかという程のシチュエイションのはずが。

体調最悪でぶっ倒れ、
鼻水が出まくり千代子なので
両鼻にティッシュをぶっこんで
ぜーぜー喘ぎながら寝ている僕を見て
さすがの嫁も、100年の恋も冷めたんじゃないかしらん。

気付くと朝。だいぶ気分がよくなっていた。
昨日は全然部屋を見回す余裕がなかったので
うろうろしてみる。

スウィートルームと言っても大したことないなあ…。
とりあえずトイレはふたつあったが。
(トイレの数が多いほど家が豪華、と信じて疑わない奴)

嫁もなんとなくモソモソと起きてきた。

「昨日はごめんよ〜」

「前の晩、朝5時までネットやってるからよっ!」

怒られた。

とりあえず僕は風呂に入りたかった。

汗を流した。

で、カーテンを閉めて。


嫁を押し倒して初夜を朝済ませた(爆)

もうとっくに籍を入れているので
初夜も初七日もないのだが
儀式、ということで。

ちなみに初夜だからってゴム製のアレのサービスは
なかったなあ。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■僕の結婚式。血痕疲労炎。
2001年12月02日(日)
結婚式に行って来た。

自分の。

嫁とは入籍だけにしよう、と言っていたのだが、
その後、嫁が身内だけでもいいから式やりた〜い、
などとほざきだしたので、段取りは全て嫁任せで進めていた。

とは言うものの、2、3日前から風邪を引いていたので
ぼけ〜っとした頭と重い体を引きずって式場へ。

チャペルでは外国人の牧師が…。

「緊張シテマスカ〜?Relaxシテイキマショウネ〜」

声が「ペリーの肉声(※)」そっくりだったので緊張どころか
笑いを堪えるのに必死。

披露宴の時も親戚の爺さん達に散々飲まされ、
タダでさえ熱っぽく、霞かかった頭なのに
更に脳味噌にコールタールをぶちまけられたような状態になり
断片的な記憶しかない。

ケーキ入刀なんてやった記憶はないが
その後そのケーキを食ってた憶えはある。

確か両親への花束贈呈というイベントもあったはずだが
花を渡したような渡してないような…。
だが帰り際大宮の叔母さんから一万円貰ってしまった憶えはある。

式の後、僕と嫁はその式場のスウィートルームへ一泊。

と、くればやることは一つ…。

初夜。

ふつーは。

しかし僕は熱はあるし、頭痛いし、息も苦しいし、
おまけに酔っ払ってるし。何がなんだか。

そういえば牧師が言ってた誓約を思い出した。

「アナタハコノ女性ト結婚シテ夫婦トナリ〜、
幸セナ時モ〜、災イノ時モ〜、
豊カナ時モ〜、貧シイ時モ〜、
健康ナ時モ〜、病気ノ時モ〜…」

って自分がいきなり病気になってるし。

かくいう嫁も

「イカナル時モ、コノ男ヲ愛シ、慰メ、敬イ、助ケ、
命ノ限リコノ男ト共二生涯ヲ送ルコトヲ誓イマスカ〜?」

というセリフが頭の中を駆け巡りつつ、
フロントに泣きついて水枕とか風邪薬を
持ってきて貰ったという。

…アーメン。

※「ペリーの肉声」をご存知ない方へ。
下の「ダウンロード」から聞くことができます。
Real Playerが必要です。


ダウンロード
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■バレバレ証拠写真。
2001年12月01日(土)
昨日はオフ会だったのだが、
ネットの友人達と会うのには何かとうるさかった彼女。

「ゴールデンウィークはネットのヒトに会うの〜?」

「オフ会行くの〜?」

「行ってもいいけど、もし行くならちゃんと言ってよね〜」

「黙って行っちゃやだよ〜」

ここまで言われると後が怖くてたまらないので
昨日のことはちゃんと伝えておいたので
問題はない…はずだった。

オフ会から帰って来ると

「どんなヒトと飲んできたの?」

と探りを入れる彼女。やはり気になるようだ。
ちょうどデジカメを持って行って写真を撮ってきたので
見せてやった。

どう見てもただの酔っ払いの写真(みんな済まぬ)だし。

「ふ〜ん」

じい〜っと見ている彼女。しかしある一枚を見た途端

「あら、この子私知ってる。カワイイねえ」

急に般若のような形相になった。

「は?お前の知ってる奴なんていないぞ」

彼女はデジカメを僕に突き付けた。

げっ。デジカメのディスプレイには…
僕のお気に入りの女の子、Rちゃんが…。

「オフ会の前にRちゃんと会ってたんだね?」

バレテシマッタ…。

それから彼女は2度と口を利かないまま、
布団に入って寝てしまったとさ。

めでたしめでたし…ってシャレになってないぞ。

今日もアリガトウゴザイマシタ。

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