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■RHYTHM AND RHYME
2000年06月29日(木)
洋楽の歌詞をヒアリングして
英語の聞き取り能力を鍛えている
ヨウコさん。

僕「hiphopのライム(ラップの歌詞)なんかで覚えると
  すんごいガラ悪い英語になったりして」

ヨ「ちゃんとpopsかsoulを聴いてるのよ」


僕「吉幾三の『おら東京さ行くだ』を聞いて日本語を勉強した
  ガイジンはとんでもないことになりそうだ」

ヨ「そんな人いないわよ。あ!でもね。時々スゴイ歌詞があるのよ〜」

僕「へえ。どんな?」

ヨ「♪この子はお前の子だ♪覚えているか〜逃げやがって♪」

僕「…」

ヨ「…」

僕「それ、deathmetalかなんか?」

ヨ「こんな英語、覚えたくないよう…」

この〜子誰の子お前の子〜♪(某でかい木がでてくるCMソング)

なんて替え歌があったような。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■昔いた街
2000年06月28日(水)
高田馬場に行った。
2年ぐらい前まではよくこの街のゲーセンで遊んでいた。

また、よく行ってた定食屋のメシが食べたくなって
ふらっと寄って見たんだがもうその店は
無くなってしまっていた…。

代わりに古本屋が出来ていた。

そう言えば駅前のガード下の路上でホームレス達が
いつも古本を売っていた。その彼らがついに成り上がったか…。

…んなわけないか。

しょうがないのでよく行ってたゲーセンに行く。
するとゲーセン仲間だった男の子が一人がいた。

以前よく遊んでいた頃、その彼には弟のように
いつも一緒にいる男の子がいた。

しかしその男の子はいなかった。

代わりに足のすらっとした彼女がベタベタつきまとっていた。
彼も変わったなあ。

ほんの2年ぐらい来ないぐらいで結構変わるものだなと
ちょっと寂しくなる。

久しぶりにこのゲーセンでDDRをやった。

…忘れていたがここのDDRは足元が非常に
滑ってやりづらいのだった。

この滑るのだけは相変わらずだった。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■日本の明日がどうだろうと別にいいし。
2000年06月27日(火)
友「選挙行った?」

僕「え…何の?」

友「やはり今日が選挙だっての知らなかったな?」

恥かいた。悔しいので他の人に聞きこみ。

■織姫ヨウコさんの場合。

僕   「選挙行った?」

ヨウコ 「明け方5時まで起きてたのに7時に母に
    叩き起こされたのよ〜。」

僕   「うわ」

ヨウコ 「『仕事の前に選挙行って来い!』って。
     辛くて投票所で貧血で倒れちゃった…」

ひえええ。お大事に…。
しかし血の気のないヨウコさんは妖艶だ…。

■絶対行ってなさそうな友人Kの場合。

僕「選挙行った?」

K 「もちろん行った」

僕「ウソつけ。じゃあお前の選挙区、
      誰が出てるのか言ってみろ」

K 「え、…ガッツ石松」

僕「へえ〜そんなん出てるんだあ」


(ついさっきウソだと気付いた)Kめ…。

■近所の超美少女Rちゃんの場合

僕「選挙行った?」

R「選挙権、まだないって」

恥の上塗り。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■NO MUSIC NO LIFE AND NO WIFE
2000年06月26日(月)
タバコを買いに歩いていたら、

ドン、ドン、とそそられる4ツ打ちビートが
聞こえてきた。

何処かの家でテクノを大音量でかけているに違いない。
そっち系の音楽に目のない僕は音のする方へ誘われて。

…ココだ。

音の発信元の家に着いてしまった。
ドンツクドンツク響いている。

こ、これは…

なんて近所迷惑なヤツだ。

いや、そんなことではなくて。
今はどうでもいい。

聞こえてくるのが、これがたまんなく
僕好みの曲ではないか。



…しばらく佇む。うーむ。曲&アーティスト名を知りたい!
…がどうしたものか。

まさか

「通りすがりのものですがこの曲名を教えてたも〜」

と上がり込む訳にもねえ…。
思いっきり不審がられるだろうなあ。
ヨネスケが羨ましいよ。

しかも今家の前でウロウロしている時点でかなりアヤシイし。

…と考え込んでるうちにその曲が終わってしまった。
ありゃりゃ、しまった。

でも程無くして次の曲がかかった。

しかし、それは、

某「南の全ての星」バンド!!

だっさー!!

「斉藤」さん(表札見ちった)、あなたには失望したよ。

そうだ、タバコ買わなきゃ。

あとサ○ン好きな人、ごめん。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■昔、男ありけり?
2000年06月25日(日)
80才くらいのおじいさんと話す機会があった。

お年よりの話って大体退屈で、新聞の投書欄を見てても
最近の身近に起こった出来事を無理矢理戦争の苦労話に
持って行ったりして

とにかく判で押したように戦争苦労話が多くて面白くない。

余談だがあの投書欄ってヒマなのかお年寄りが多いよね。

「78才:無職」とか、無職と書くのに抵抗があるのか「自由業」とか。

でもこのじいさんは面白かった。
こんな話を聞いた。



「私が学生だった頃、通学電車は車両によって男女がきっちり
 別れて乗っていた。そういう時代だったんだよ。
 他の地方は知らないけど。

 3両目は男子専用、4両目は女子。
 しかし当時4両目にいつも乗る女学生のなかに気になる人がいてね。

 私はタイミングを見計らい、
 『あわてて駆け込み乗車してうっかり女子専用に乗ってしまった』

 という態を繕ってよく女子専用の4両目に乗ってたんだ。
 だんだんミエミエになっちゃったけどさ」


おじいさんおばあさんも

「ジャングルじゃデンデン虫食って飢えをしのいだんじゃあ」

とかいう戦争話ばっかしてないでこういう話ももっとしてくれれば
いいのに。僕は淡い恋愛話とかわりと好きだったりする。

とにかくお年よりの話も意外と面白いもんだなと思った。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■やられキャラですか。
2000年06月21日(水)
またもやホモマンガ話。

「実はハマってるんじゃねえか」と言われれば
その通りである。

ただマンガの世界は現実のそれとは全くの別物である。

何冊か読んでいくうちに初めは

「こんなの現実にあるわけないだろ」

とツッコミを入れていた。
この手のマンガや小説のホモ男達って美しすぎる。
しかし今では

「ま、そんなヤボなことは言いっこなし」

と何の抵抗もなく楽しめる境地に至っている。
(いいんか?)

僕に大量のホモマンガ・小説を貸してくれた近所の超美少女、
Rちゃんも現実のゲイには全く興味がない。
割りきっている。ただ相当の思いこみがあるようで…。

さて、ゲイ界(?)ではアレをする時、主に攻める方を「タチ」、
攻められる方を「ウケ」と呼ぶ。

現実のことは知らないが、物語の世界ではタチの人はいつも
攻めっぱなしでウケの人はやられっぱなしである。

役割が変わることはあまりない。

Rちゃんは知り合いの男どもを

「この人はタチ、あの人はウケ」

とよくジャンル分けして悦に浸っており、自分の判断力には
絶対の自信を持っている。

今日もそんな話をしていたので僕は

「僕は、どっち?」

恐る恐る聞いてみた。Rちゃんは

「そりゃ、ウケっしょ」

にべもなく答えた。あううう。

そういえば僕がSかMかどちらのタイプに見えるか、
と聞いた時も

「そりゃ、Mっしょ」

と即断された。やられっぱなしかい。僕は。

「ねえねえ、かじりん、ホモになろうよ!ウケになってよ〜」

「あほかい。なろうと思ってなるものじゃないだろ」

それを横で聞いていた友人E君(ガタイ良し。Rちゃん判断結果:
バリバリのタチ)が

「かじりんがウケになれば、Rさんの理想のウケキャラ像が
 完成するんですよ…」

涼しげに言った。Rちゃんも我が意を得たりとばかりに
ニヤリと微笑んだ。

そんな目で僕を見ていたのね。えっちい。

「では、タチ役は俺ってことで」

とE君。…やさしくしてね。

ああっ。

続く(うそ)
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■食用の女
2000年06月20日(火)
僕がどんな女の子が好みなのか、彼女はほぼ分かるという。

お気にの友達の傾向やテレビを見ていて僕が時々
「あ、この子カワイイね」と言うタレントなどから
割り出したらしい。

ヒマなやつだ。

解析すると

・ 丸顔

・ 目が大きい

・ 要するに、ロリ

が好みだという。自分でもそう思う。
しかし彼女は首を捻って言う。

「でも、一人だけ分からないのがいるのよねー」

「誰よ?」

「アタシ!」

確かに彼女はどれ一つとして当てはまらない。
だけどね、鑑賞用と食用(身も蓋もない例えだ…)は
違うのだよ。

と、説明しようとしたが照れくさいのでやめた。
ていうか字面通りに言ったら殺されそうだし。

しかし最近彼女も意外とショタコンなことが判明…。

僕の大切な若い男友達(18〜21)を見て
うふうふ言っている。

おのれ…。


今日もアリガトウゴザイマシタ。


■腕の震えが(アル中ではない)
2000年06月18日(日)
ビートマニアのやりすぎだろうか。腕の筋肉がだるい。
長い間重いものを持った後のようなだるさと指の震え。肩こり。

特に左腕がひどい。
かれこれ5日ぐらいずーっとだるさが取れない。

指の動きがめちゃくちゃ鈍くビートマニアのスコアもガタ落ち。
それにちょっとやっただけでダルさがいっそう重くなるので
最近全然やってない。ストレスたまるね。

「家庭の医学」でどんな病名がつくのか調べてみた。

この本、あんまり見たくないんだけど…。

自覚症状を「家庭の医学」で照らし合わせていると、
「胃ガン」とか「脳腫瘍」とかろくな結果にならないので。

あと気がつくと「性病」のページを熟読してたりするし。
一応調べてそれっぽい病名が見付かった。

キーパンチャー病。

そのまんまだね。ビートマニア。
マッサージしたりや暖めるたりするといいんだそうだ。

あと考えられる原因がもう一つ。

左肩に憑いている黒猫の霊。

そういえば前オカマの霊能者に言われたのだった。
(↑ちっとも信じてない。)

「毎日唱えなさい」と祝詞が書いた冊子を貰ったんだっけ。
実家置きっぱだし。実はホントに憑いてたりして。

「家庭の医学」には絶対載っていない、

真の原因は意外とこれだったりして。

…すいません。
つのだじろうとか新倉イワオとか大好きなんです。


今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ブッチー武者のひょうきん懺悔室
2000年06月17日(土)
懺悔。僕は昨日2つの過ちを犯した。


昨日は仕事休み。シフト勤務なので不規則である。
今月の休みは既に5月下旬に彼女に伝えてあった。

彼女の休みの日は僕は聞いていなかったが、
2人とも休みの日であれば向こうから電話がかかって来て、
会う約束をすることになる。

昨日は特に連絡が無いので、また休みが会わなかったか、
と思って家にいたのだが…午後3時ごろケータイが鳴った。

ディスプレイが彼女からの着信であることを表示している。
イヤ〜予感がした。的中なんだけど。とりあえず出る。

「はい?」

「…あら、いたの…家?」

くらーい声。

「家だよ。君、仕事中じゃないの?」

「…今日私も休みなんだ」

「え?なんで言ってくれないんだよ?」

「このまえあげた手紙に書いてあったじゃない…」

ガビイイイン。手紙の存在すら忘れていた。

↑過ちその1。

10日程前、彼女にプレゼントを貰った時、
一緒に手紙が付いていたのだ。

いつも結構重い内容なので、後で読もうと思ってたのだが、
そのままど忘れ。

「ご、ごめん…でも前の晩に電話してくれてもいいじゃないか」

「したよ…でも出なかったよね?」

ガビイイイン。

前の晩、ケータイをたまたま家に忘れて午前3時まで雀荘にいたのだ。

↑過ちその2。

ちっ。そーゆー時に限って…。

そりゃもうすっ飛んでいった。
彼女の住む八王子。まろが悪かったでおじゃる。
許してたもー。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■今夜はEAT IT
2000年06月16日(金)
好き嫌いがひょっとしたら多いかもしれない。

ファミレスに彼女と2人で入った。

「ホタテと明太子スパゲティー」

「具だくさんドリア」

パスタは僕、ドリアは彼女が頼んだ。

ぷ。具沢山だって。
しかし出てきた料理を見ると「具だくさんドリア」、
メニューどおり具がゴロゴロしてて美味そうだ。

人の食べている料理をお互いちょっとずつつまむのは世の常である。

早速彼女の皿に箸を伸ばすと…
げ、僕の嫌いなものばかりではないか。
僕が躊躇したのを彼女は見逃さず

「あ、ダーリンが嫌いなのばっかりでしょ?」

むふふと笑った。

「ブロッコリーにー、レッドピーマンにーナスでしょー、
 みんなだめじゃん」

う…そのとおり。手が出ない。

「はい、あーん♪」

「食えねえっての!」

「背、伸びないよ」

「もう伸びるかっ!」

完全におちょくりだした彼女。むふ、と僕のパスタに目を遣り

「あ、そっちのホタテおいしそう」

僕の食べていたパスタの具だ。

「…一個あげるよ」

嬉しそうに食べる彼女。なんだか知らないが損した気分になった。
うつむき加減に食べていたら皿に何かがポン、と乗った。

「お肉あったから、あげるよ」

…ありがと。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ホモだけ!!男塾
2000年06月15日(木)
耽美系ホモ小説/マンガに目の無い、近所の美少女Rちゃん。
かなりの蔵書があるらしく語りだしたら止まらない。

頬を紅潮させて熱く語るのでついうっかり
「読んでみたいな」と言ってしまったら

次の日ドカドカっと大量に持って来て貸してくれた。

「あ…ありがとう」

家に帰って恐る恐る読んでみたが…。

伝統ある名門男子高校で繰り広げられるホモストーリー。
登場人物は全て美形男。男子高生全てホモ。女性キャラなど一人もいない。
サディスティックな長身長髪男に攻められヨガる主人公…。

あいたたたたた…。

Rちゃんに一応感想などをば。

「僕も一応明治時代からある名門男子高出身だけどな…
 こんなのありえんよ」

「え!!男子高出身なの???」

キラリーンとRちゃんの目が輝く。

「ねえねえ、男子高だとさ、美形の人に憧れたりとか、
 カワイイ新入生をいぢめてやりたいとか、
 そーゆー風に思わなかった?」

「…思わないよ」

「ホモいなかったの??」

「…いたけど、むさい男ばっかりだったな」

確か同じクラスの小渕前首相そっくり男がゲイだったのを思い出した。

「あううう、現実の話はしないでええ。
 ホモは美形じゃなきゃだめなのおお!!
 あ、あのね!私、生まれ変わったら美少年になって
 ホモになりたいの〜」

そりゃ、僕だって美少年に生まれ変わりたいものだが、その後は…。
はー。夢見るお年頃のお嬢ちゃん用読み物なのかしらん。

オヤジにはとてもついていけん。

胸焼けがひどい。

口なおしに女子高の話でも聞いて見たいものだ。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ゆがたちゃんとぅないと
2000年06月14日(水)
上司が「どうしても若い女の子と飲みたい」

と言うから来て!、という友人の頼みを断れず、
男性陣が全て40代という最悪のコンパに
出る羽目になったヨウコさん。

(これって立派なセクハラだよね)

隣に座っているおじさんと、とりあえず無難な会話でもと思い

「休日はどんなことしてますか?」

とあたりさわりのない会話を試みた。すると

「ビデオを観てます」

との答え。

「へー。どんなビデオですかー?」

「紅白歌合戦…」

「はあ!?」

「大晦日に録画したやつを…」

「はあ…」

「吉川晃司が大好きなんです!!毎日観てます」

「はいい?!」

一体いつの紅白なんだ、とか、
オジサンがなんで吉川?、とか
てゆうかコイツ変なおじさん??、など

ヨウコさんは聞きたかったが、
ジャケットの胸ポケットにつっこんである
吉川ばりのグラサンを見てしまい、

これ以上突っ込むまいと思ったという。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■SMOKE OR DIE
2000年06月13日(火)
ウチの近所の煙草屋の爺さんがいい味出している。

気ままな隠居暮らしなのかいつもヒマそうにしていて、

よく店の外に出でひなたぼっこして「あ〜」と唸っている。

それで僕が自販機で買ってると横でウロウロしてて

「おい。ライターをあげよう」

時々ナンパ(?)してくるんである。

長生きしてくれ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ゲームと女の両立を考える
2000年06月12日(月)
僕の隠れた素顔(隠れてないか…)、ゲームおたく。
いつも午後11時前後はゲーセンでビートマニアをしておる。ほぼ日課。

ちょうど「さあやるか〜」とゲーセンに着いた時、
何日か前の日記に登場したヨウコさんからケータイがかかってきた。

実はこの人、同じ会社の人なのだが。

「はい?」

「ゴメン!あのね!あ、あの…ゴメン!メール見て!」

ブツ…。切れた。何なんだ。ゴメンじゃわからん。
メール見てって…電話してるんだから話せばいいじゃないか。

いや、直接言いづらいことなのか。

なんだか気になってビートマニアに後ろ髪を引かれつつも家にUターン。
速攻でパソを立ち上げるがテレホ開始直後な時間のせいかなかなか繋がらず
イライラ…。何度か目の接続でやっとメールボックスが開くと、

「お願い、今夜中に読んでー」

というタイトルのメールが。余計焦る。が…。

「会社の連中に飲みに誘われた。
 気乗りしなかったが断りきれずに行った。
 そうしたら僕と最近仲良さげなのを散々からかわれて
 ムカついた」

そんな内容だった。連中もヒマだねえ…。単なる友達で、
加えればメールのやり取りがあるだけなのに。

会社のオヤジ連中は「メル友」というのを何か変な風に
勘違いしているっぽい。
でも別に急いで見るものではないような…。

とりあえずだーっとメールの返事を書いて送り、

あと、どうやら鬱憤が溜まっているようなので電話した。

話してきた内容はメールの内容以上のものではなかったが、
僕にむかついた事をガンガン話し、
すっきりしたヨウコさんは
おやすみ〜と言って電話を切った。

電話が終わったころはもうゲーセンは閉店の時間になっていた。

あ〜…振り回されてしまった。

仕事が忙しかったり彼女の相手したり、
そんなこんなで最近ゲームできない…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■レイン男
2000年06月10日(土)
ウチの会社はシフト制で回していているので
勤務が不規則。休日も不規則。

で、昨日(金曜日)は休日だったのだが、
同じ部署のTもたまたま僕と休みが重なった。

このT、以前日記にも書いたが強力な雨男で、
船に乗って海釣りに出かけたら雨雲が船の後を
追いかけてきたという伝説を持つ。

だからウチの職場ではTと休みが重なると
雨に降られてとばっちりを食う、ということが
半分本気で信じられている。

てなわけで金曜日の東京地方のお天気。

雨。

しかも関東地方梅雨入り宣言のオマケつき。

いやー。このT、前世は妖怪アメフラシじゃないのか?
雨不足になったらダムにでも放り込んでおこうか…。


今日もアリガトウゴザイマシタ。


■カット、カット、カット
2000年06月09日(金)
髪が伸びてきたので明日あたりに噂の

「おしゃれサロンヤング」に行って来ようかなどと考え中。

しかしへぼい名前のクセにカット4,000円は高いとの声あり。

大学生の頃は美容院派だった。
特に指名はしなかったが大体チーフと呼ばれている
「トニー田中栃木版」みたいなルックスの男性がやってくれた。

このチーフは丁寧でイイ人っぽかったがほとんど話すことは無かった。

その内にチーフではなくミユキさんという美容師が
ほぼ決まってやってくれるようになった。
この人は「まともだった頃の松本明子」似の美人で、
良く喋る人だった。

ミユキさんはお姉さん風を吹かせて
僕をおちょくっていたので

一度年齢を聞いてみたのだが

「君よりちっとババアだよ。うふ」

と軽く流された。

ある時も「彼女とどうよ〜」などと突っ込まれ始めたので

「ミユキさんこそ彼氏いんの?」

とミユキさんのほうに話を振っってみた。
すると珍しく照れた顔で

「いるよ。同業者」

あっさり答えた。それでミユキさんの彼氏の話題で
終わりまで話していた。

帰る際カウンターでミユキさんにお金を払ったりしてる時、
隣のお客をやっていたトニー田中栃木版チーフが
ちらっと、こちらを見ていた。

おや?まさか…

「ミユキさん…まさか…彼氏って…チーフ?」

小声で尋ねてみた。するとミユキさんは

「あ〜ばれちったウフフ」

と悪戯っぽく笑った。

まさか隣にいたとは…思いっきりネタにしてたのに。
メチャメチャ恥ずかしかった。

おのれトニー、すました顔でやるなあ…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■辛い…人生のように
2000年06月08日(木)
よく行くカレー屋。

「インドカレーの店」と謳ってはいるがマスターは日本人である。
更に「インド人でも作らないだろ」というような独特のカレーが食べられる。

たまにマスターがキワモノメニューを勧めてくることもある。

「クロコダイルカレー」、「オストリッチ(カンガルー)カレー」
「ダチョウカレー」、などなど…。

ここのカレー、けっこうアバウトなのか日によって
辛さが違っていたりする。

しかしマスターにそのことを指摘してみても
絶対認めようとしない。

料理人のプライドがあるのか、うちの味はいつも変わらないと
ガンとして主張する。

それでも辛くて汗がばんばん出る時など

「ねえマスター、やっぱ今日のは辛いよ〜!」

としつこく言うと

「それはお前の体調が悪いんだ」

キッパリと言い張る。うそつけ〜いつもより赤いじゃん!

それにしても「牛の脳ミソカレー」は、マズかった…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■おぶってたも
2000年06月07日(水)
昨日の日記が我ながら暗あい内容だったので
おデートの明るい?部分も。

昨日、彼女をおぶって歩く破目になった。

江古田から家に帰る途中「おぶってたも〜」と
言い出したので。

ま、誕生日の人にはかなわぬ。
と、おぶったものの、しっかし重いでおじゃる〜。
50メートルぐらい歩くのが精一杯。DDRでもやって痩せやがれ。

「おぶってたも〜」とは、
アニメの主人公「おじゃる丸」の口癖である。

貴族のお子様だから自分で動くのがキライ。
おじゃる丸は僕以上に彼女がハマっている。

「おじゃるみたいな子を産むんだあ〜!!」

とうるさい。

最近かなりのおじゃる丸グッズ(と、トログッズ)コレクターと
化しているようだ。

一昨日渋谷スペイン坂のトログッズのショップを回った時も

「あ、これ持ってる、あ、アレも」と僕以上に

チェックが入っていた。

僕はトロの扇子が気に入って買おうと思ったが

「高いよ…」などと彼女が難癖をつけるのでやめた。

欲しかったんだが…。

その分昨日ディズニーランドに行った時はディズニーグッズには
見向きもしなかった。そんな彼女。

「今ね。おじゃるパンツ探してるんだ〜」

「また僕にはかせる気か?」

「おっほっほ」

彼女には以前からピカチュウパンツを見つけては買い、
僕にはかせたがる変なヘキがある。

さては浮気防止か。

昨日の別れ際、「近所で買った」とオミヤゲを置いて行った。

開けてみると先のトロの扇子が入っていた。

そおゆうことね。

誕生日の人からプレゼント貰ったら立場無い…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■マリッジ(してないのに)ブルー
2000年06月06日(火)
彼女のお誕生祝い終わり。

今日はディズニーランドに行ってきた。
昼飯食べてから出かけた。

帰りの舞浜駅では切符を買うに混雑するので、
あらかじめ往復切符を買っておいた。

「ゆき」と「かえり」と書かれた切符が出てきた。

彼女にこれが「由紀」と「サオリ」だったらいいのに

と言ったが黙殺。

ディズニーランドはそこそこ面白かったけどだんだん
飽きてきちゃったので夜のパレードも見ずに帰った。

一旦僕の家に帰って、彼女とお別れ。

帰るのを渋って

「早く一緒に暮らしたいな〜」

などと呟く。

「じゃ、ここに来れば?」

と返す。

とは言うものの彼女の職場に通うにはここは遠すぎる。
一緒に暮らすとなると必然的に引っ越さなければならないだろう。

でも僕はまだこの家(アパート)を離れたくない。
江古田の友達とはまだ離れたくないから。
江古田の溜まり場で夜遊ぶのが楽しいから。

彼女は結婚すれば今望んでいるものを手に入れられるだろう。
しかし僕は失うものが多いのが現実だ。

なんとか彼女が帰ってからいつものゲーセンへ。
誰かに背中をツンツンと触られて、振り向いてみるとRちゃんだった。

一緒に遊ぶか、と思ったら

「今、彼氏も一緒にいるから…」

と言ってすぐ帰ってしまった。
年貢の納め時、というイヤな言葉が脳裏を横切った。

結婚とは何ぞや。

未だ単なる専属オメコ契約としか思えない僕であった。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■誕生日対決
2000年06月05日(月)
彼女の誕生日だった。
何年か前のように日にちを忘れたりはしなかったけど

プレゼント忘れた。

でも付き合い長いとプレゼントのネタを
考えるのも大変なのよ。

この日起きたら既に昼の2時。
お祝いの日だってのにテンション高いんだか低いんだか。
渋谷で彼女にプレゼントを何か買ってやろうと一緒に物色したのだが

今一つめぼしいものは無く、結局僕がレコード買ったり
洋服買ったりしただけ。

いずれ何か買ってやろうということで、
腹減ったので江古田に戻り寿司!

お祝いだからいいもの食べなきゃ。

そのあといつも行くゲーセンに寄る。
そこで彼女が勝手にライバル視してる近所の美少女Rちゃんと対面。

ちょっとドキドキ。

別に会話自体は普通に話してるんだけど。
彼女が心配するほど僕はオイシイ思いはしてないんだけど。

家に帰ってからが大変。
寝ようかって思ったらいつのまにか泣いてるし。

泣き止んだと思ったら今度はハイになって「幸せ〜」とか言ってるし。

久々に会えた嬉しさと相変わらず

(いつか別れるんじゃないか)

という不安がごちゃ混ぜになっているのか。
僕としては「なんでココで泣くかあ?」という感じなんだけれども。

付き合いが長くても分からないことが多い。相手を理解するのは本当に
難しいことだと実感する。

泣き止んではしゃぐのも落ち着いて今やっと寝ついた。

(子育て日記みたいだな…)

見れば分かると思うがこのサイトはとても見せられるような内容ではない。
寝静まったのを確かめておっかなびっくり更新している。

明日はディズニーランドへ行く。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■バカスカバースデー
2000年06月04日(日)
7年ほど前、まだ大学生だった頃のある時。
彼女は同じ大学の子で、僕のひとつ下の学年だった。

近頃彼女の機嫌どうも悪いなーって時期があった。

ちゃんと話してはくれるんだが
妙に突き放した態度が気になって

「なんか悪いことしたか?」

と首を捻っていたが思い当たることもなかった。

ある日構内を歩いていたら彼女の親友、タエコが
向こうから歩いてくるのが見えた。

ちょうどよい、ちょっとタエコに話を聞いて探りを入れてみるか、
と思った矢先、向こうも僕に気がつき
「あっ!!」という顔をした。

僕が声をかけようとするより先に、
ドドドドと猛ダッシュで駆け寄って来た。

そして開口一番

「ちょっと!!×××(彼女の名前)の誕生日を忘れてますよ!!」

と怒鳴った。がーん。

不機嫌な理由はこれだった!

いきなり答えが分かってしまった。
分かったのはいいがこれはヤバイ…。

「しまった…で、あれ?いつだっけ?」

タエコは救いようの無い奴…と視線で侮蔑し、

「彼女の誕生日ぐらい覚えときなさいよ!!6月4日!」


更にがーん。既に1週間以上過ぎていたのだ。

「…怒ってた?」

「…愚痴ってました」

鼻の頭にはもう脂汗が流れていた。

タエコは僕の大ボケぶりに痺れを切らして
タレこんで来たのであった。

タエコに感謝し、彼女を探しにすっ飛んで行ったのは
言うまでもない。

それからが大変だった。彼女に謝りなだめすかし、
なんとか改めてお祝いするから、ということにこぎつけた。

それで一言、

「でもさ、君から言ってくれてもいいじゃないか」

僕はちょっと恨みがましく彼女に言ったが、

「シャクだから意地でも自分からは言うもんか、って思ってた」

まだトゲのある口調で答えた。何も言い返せなかった。

そんなわけで今日はその彼女の誕生日である。
過去の過ちを踏まえて休みを取ってある。

ご奉仕いたします。。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■クリンクリン大作戦
2000年06月03日(土)
明日来客があるので(来客といっても彼女)部屋の掃除をしている。
はっきり言ってゴミの山である。

この部屋の惨状を見たら100年の恋も醒めるだろうな、
と重い腰を上げたが…

まともに掃除をするのは数ヶ月ぶりなのでもうかれこれ5時間ぐらい
やってるけどまだまだ全然片付かない。
疲れたのでちょっと一休み…。

ゴミを片っ端から捨て、洋服などを押入れにぶっこんでやっと
床が見えてきた…。発掘作業ってきっとこんなもんなんだようなー。
それほどひどいんです。ハイ…。

それにしても色々なものがでてきた。

無くしたと思ったCD、フロッピーディスク、マンガ、文庫本、靴下の片方、腕時計、縄文式土器、もらった恋文、書き損じた恋文、貰った指輪、奪った貞操、ゲーセンのメダル、家の合鍵、おじゃる丸シール、古いケータイ、風邪薬、遮光式土偶、トロのぬいぐるみ、誰かと撮ったプリクラ、誰かに貰ったケータイ番号のメモ、誰かにあげるつもりだったチョーカー、昔の夢、昔の女、昔の思い出、今の悩み、伊万里焼の皿、ボールペン、ドイツの硬貨、イギリスの紙幣、アメリカの雑誌、未練、疲労、諦念、情熱、筋肉痛、腰痛、偏頭痛、100メガバイト、手袋、ゴミ袋、お守り、おみくじ、点取り占い、ガチャガチャ、割り箸、吉野家の50円引き券、クラブのフライヤー、12インチシングル、とげ抜き、金剛力士像、何が入っているか分からないカメラのフィルム、もう見たくない写真アルバム、アコムのポケットティッシュ、日本刀、ファミコンカセット、耳カキ、タバコの開き箱、何かの種、カキのタネ、悩みの種、エアコンのリモコン、ビデオのリモコン、テレビのリモコン、スーパーファミコン、ピカチュウの貯金箱、古文書、ライター、手鏡、手帳、ヘアブラシ、ジッポの石、タバコの吸殻、愛、レコードの針、臍の緒、魂の緒、中村玉緒、ナウマン象の化石、犬福キーホルダー、現金、ボールペン、ドライバー、何かのネジ、昨日の記憶、メモリーカード、カセットテープ、まだ開けていないジュース、まだ読んでない手紙、いつか言った独り言、MD、ゲームソフトのライナー、ポケットステーション、

あの子の写真…

(一部ウソ有り)

ゴミ捨て場、ホントは明日の朝に出さなければいけないのであるが邪魔なので
ガンガン投げ捨てた。まるで誰か引っ越した後の様だ。

彼女に見られたらマズイ物も奥深くに封印。

あーまた続けなければ…目が回ってきた…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■毛糸を織るの。愛を紡ぐの。
2000年06月02日(金)
手先の器用な友人が多いと重宝する。
友人のヨウコさんは織物の達人である。

ずっと前に何かのコンクールに出した作品が今、何故か海を越えて
スペインの見知らぬところで展示されているという。

そのせいもあってか、とあるデンマークの大学から

「講師をしてくれないか」

と声がかかっているらしい。留学経験もあり、英語が堪能なのだ。
既に趣味のレベルを超えている。
よく考えてみると意外とスゴイ人である。

僕はヨウコさんにおじゃる丸の織物を作って欲しいと思っていたのだが
なかなか言い出せなかったのだが…今日の僕とヨウコさんの会話。

「織物ってどうやって作ってるの?イメージとしては
『鶴の恩返し』みたいな感じ?」

「そうよ〜。あんな感じ〜。自分の羽根を抜いて作るの。
決して見られてはいけないの〜」

「ふ〜ん。じゃあ千年ぐらい長生きするんだね」

などど洒落たトークを交わしつつ(どこがじゃ)、
話を本題に持っていく僕。

「ところで、おじゃる丸織れる?」

ずずずいっと迫る僕。なにが「ところで」、だ。

「あんまり細かいのはできないのよ〜。だから、おじゃるはちょっと無理」

がっくり。

「あ、でもね。トロなら出来ると思うよ。」

「え!ホント!作って作って!」

「いいよ〜。何か大きいトロの絵、なあい?」

僕は速攻でトロの顔のマウスパットを見本として渡した。

「マジで作ってくれるの〜ありがとー。いつごろ出来るの?」

ヨウコさんはウーン、と顔をしかめつつ

「まず羊を捕まえてこないといけないの
毛糸から作らないとね」

…この人も相当トボけた人だ。

いや結構タイプなんだけどね…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■全力全開いい湯加減
2000年06月01日(木)
ゲーセンの前でぼーっとしてたら
一台の自転車が凄い勢いでやって来て
僕の前で止まった。

ゲーセン仲間のナベさんである。

ママチャリなどではなく、十数万出して買ったという
自慢の自転車にまたがり、
ショートパンツに手にはグローブまで嵌めている。
まるで競輪選手だ。

汗びっしょりのナベさんはゼーゼー呼吸を息を乱しながら

「マコト来てる?」

と僕に聞いた。マコトは同じくゲーセン仲間で、
ナベさんと同じ会社で働いている。

まだ見てませんけど…と僕が答えると言うと

「いえーい!俺の勝ち〜♪俺とマコトでね、賭けをしたんだよ。
 俺は自転車、マコトは原チャリで会社から同時スタートして
 どっちが早くここまで来れるか。」

彼らの会社の場所は六本木である。
ここまで10キロ弱はあるはずだ。

このクソ暑いのによくやるよなあ。
自転車で車道をぶっ飛ばし、
信号も無視しまくって来たんだそうだ。

「はあ…疲れる上に危ない賭けですねえ。何賭けたんですか?」

「ジュース一本!」

リスキーな割りに…安!

まだ息が荒いナベさんはドリンクホルダーから
ミネラルウォーターのペットボトルを取り外し、
ぐびぐび飲んで空にした。

やがて、マコトが原チャリで到着した。5分ぐらいの差か?
先に着いたナベさんを見つけ、まじでー?といった表情。

「いえーい!勝ち勝ちい♪コレと同じやつ買ってこい!」

ナベさんはマコトに空のペットボトルを投げつけてはしゃいでいた。
元気な人…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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