すくらんぶる・のーと

2002年11月30日(土) レッキ

幕が開く。
見慣れている筈の光景がまた、違った顔を持つ。

ライブの世界。

一回だけのリ・テーク無しの勝負。

観る者、観せる者の真剣勝負の図式がそこにある。




Live!





今回の撮影に当たって、合計5回現場に足を運んだ。

多分、「舞台屋さん」はこんなことしないのだろう。

ゲネプロの一発撮りも多々あると聞く。

流石に専門屋じゃ無い分、そんな博打はできない。

前回、前々回の教訓である。

ロケなら「ロケーション・ハンティング」

単純に「下見」でもいい。



でもラリー屋は「レッキ」と言う。


ラリーでは。
ペースノートと呼ばれるコースの”攻略本”を作成するのに3度までコースを走ることを許される。
その試走をレッキ(Reconnaissance)と言う。

それが転じて我々撮影隊の間でもコースの下調べをするのにこの言葉を使っている。

(ウチらのクルーだけかもしれないけど)

大体、一週間掛けて全コースを走る。

楽なはずは無いけど。

しんどい目してまでやる理由は一緒。

できる限りのリスクは排除したいから。




`94 Rallye Monte Carlo






出来る事を出来るだけ。

いつも気持ちは同じです。



2002年11月27日(水) 明日。

いよいよ明日から本ちゃんが始まる。

今までの”閉じこめられた”部屋からの開放。











ダブル・キャスト






魔法の総仕上げです。




大阪放送劇団本公演

「当世風 雨月物語」

2002.11.29-30




2002年11月26日(火) 山の天気

どさ回りツアーver5
米子日帰り。
650km一気走り。


その復路。
大山付近は流石に冷え込んでて。
峠のインフォメーション、「4度」なんて書いてある。


おまけに。


「雪、走行注意50km規制」だと!


ちょっと待ってよ。


まだ冬装備してないで。



あっ!


そもそもコイツの冬装備って無かったわ・・・。




マ、マジですか?!





2002年11月25日(月) 10.2.2

iBookのOSを10.2.1から10.2.2にアゲてみた。
さしたる理由も無かったんやけど、新しもんみたさで。
ついネ。




10.2.2




ところが。
プラス方向には変化が無かったんやけどマイナス方向に変化がアリ。


一番の問題は「Fキー」
私はショートカット命!ってゆー程のショートカット好き。

例えば。

メーラーはユードラを使ってるのですが。
そのツールバーには
F1〜のショートカット・キーの割当が。



Eudoraのツールバー





そーなるとトラックパットをすりすりするよりも
「メールの確認」=F4
ってやった方が断然早いのよ。

また。
PhotoshopではアクションをFキーに割り当ててるので、よく使うコマンドは全てキーボード操作でやっつけてしまってました。

んが!


10.2.2にしたとたん。
F1〜F5のキーがOSに盗られてしまった!

F1、F2が照度調整、F3〜F5が音量調整に割り当てられてしまうのです。
それを回避するにはfnキーを押さなければならず、結構ストレスなのです。
システム環境設定のキーボードの項目にもソレは見当たらず、イライラの毎日なのです。

どなたか方法、ご存知ありませんか?>結構切実。



2002年11月24日(日) 秋を探して。

恒例の(?)プチ・林道ツアー。

今回はばんちゃんに便乗。

なんせもう、Jimnyは無いもんね・・・(涙)


まぁ、コース的にはPuntoでも充分行けるんやけど
ちょっと”思う”トコあって乗せてもらいました。

肝心の紅葉はちょっと遅かったみたいで。
もう大分と散った後でした。


晩秋。


その言葉がぴったりの今回のツアー。

昼ご飯に4時間(!)もかけてまったりと。
大魔王さん謹製の「大魔王唐揚」も食べられて満足。




あつあつウマウマ





ちょっと「ぐぅたら」で「贅沢」な一日。



うぅ〜、でもね。
・・・。やっぱりJimny、ほしい、



2002年11月23日(土) 舞台裏

大阪中央卸売市場 本場(ほんじょう)。


70年の歴史のあるこの市場。


普通の人用の市場じゃなく卸売の市場のため、殆どの人はその存在すら気に留めない存在かもしれない。


その本場がこの日、一般に開放された。


70年の歴史始まって以来のイベント。

紆余曲折、賛否両論あったけど、アノ人出を目の当たりにしたらOKでしょ。


これが、明日の中央市場に結びつけば。




看板娘。








10年前は毎朝、こんな感じだったよね





2002年11月21日(木) いい日。

ツイてる日、ってあるよね。
なんか気分のいい、ノる日。
ほんの些細なコトが発端で全てがウマくいくって感じる日。


大した事じゃないのにいい気分にさせてくれる事。
例えば、
4速/6.000rpmからヒールアンドトゥできっちりシフトダウンが決まった時とか。

高速道路の全ての合流でスムーズに流れたとか。


 よし! じゃぁ、昨日出来なかったあのことをやってみようか。


 気になるアノ娘を今度、食事でも誘ってみようか。


なぁんて
ちょっと難し目の事でも出来そうな感じのする日。



でもね。
ホントはね。
解ってる。
そんなん唯のいい訳ヤン、って。
ただ、アクションを起こすきっかけが欲しいだけ。




黄昏まで






勇気をください。



2002年11月20日(水) ツイてない日。

ツイてない日、ってあるんよ。
何かについて上手くイカん日。
やる事なす事、全て裏目、裏目にでちゃう日。

きっかけは、ほんの小さなコト。
前の車が強引な割り込みをしたとか、信号の繋がりが悪かったとか。

ほんの小さなきっかけでその日一日が上手く回らなくなる。


 要は気持ちの持ち様だよ、


って思っても悪い方へ悪い方へ考えてしまう。


そんな日は。

さっさと酒、かっくらって寝ちゃうのが一番。






ついてねぇや。






明日はいい日、ですか?



2002年11月19日(火) 年末は来るの?

鯑の初競り。
11月に入って勢子ガニ・棒ダラと続き、年末へ向けての最後のイベント。




さぁ、年末だ!





なんやかんや言ってもみんな期待してる。
このまま忙しい年の瀬になりますように。





今年も・・・。





2002年11月16日(土) にっぽんの冬。

日本で冬と言えば鍋でしょう。>ほんまか?

とゆーことで。
某日某所で鍋、決行。

他愛のない話で盛り上がり、バカを言い、呑んで食べて・・・。


やっぱり、食事ってメンバーやなぁ

って実感。


みんな、ありがとね。




バカ騒ぎ、








食べて呑んで。でも、ほんとのご馳走はその場の雰囲気です。







2002年11月12日(火) 表現者

唯の文字の羅列。

それに”息”を吹き込む作業。


表現者。


その魔法のような手法を食い入るように見ていた。



大阪放送劇団本公演

「当世風 雨月物語」

2002.11.29-30






魔法使い






お時間があれば、是非。



2002年11月09日(土) AppleUG懇親会

今回で、大阪で三回目となるAppleのユーザーグループ懇親会。
場所はOBPのダウンロードステーション。

いつものように(?)延着で会場入りした私。

だいたい30人弱くらいの出席。
ついた時には先程、発表になったばかりの新PowerBookのレ・ビュー。
オフレコの話がいっぱい。
これは「現場」の特権でしょう。

速くなって安くなって。
おまけに性能まで上がって。

でも。
OS9で起動する最後のノートだとか。

なんですとぉ〜!

でもなぁ、つい最近買い替えたばっかりやもんなぁ

誰か買ってくれんかなぁ、ウチのiBook・・・



Apple Japanから三人も来られました。



次回は名古屋です。
東海方面のMacな方、お時間あれば是非!



2002年11月07日(木) こんなとこにPalm!?

近所の酒屋さん。
いろんなジャンクなモノが置いてあったりして
たまぁ〜に行くのですが。

こないだちょっと覗いてみると

PALM



の文字が。

なんでこんなとこでPalm?
遂に酒屋でPDAかぁ!

とよく見たら・・・。





よ〜くみるとベルギー産のビールでした(^^;)

フルーティーで結構イケル。
早速、箱で買いました。

まぁ、さすがのディスカウントスーパーでもPalmは売ってないわな。



2002年11月04日(月) いきなり、冬?

いつもの時間、いつもの出勤風景。
が。


ウチを出てすぐに第二阪奈道路のトンネルがあるんですが。

そこの入り口付近に電光掲示板がありまして。

トンネル情報なんかがアガってます。

その、今朝の情報。

「路面凍結注意・路面温度-1度」



・・・・。

あのぉ〜、「秋」さんは何処へ行きはったんでしょうか?




こ、凍ってんやん・・・





2002年11月03日(日) 無計画

昔っからそーなんやけど。

なんか締め切り前になると普段やらん事をしたくなる。
部屋の片づけとか、溜まりきったポジの整理とか。

で。
究極は絵が描きたくなる事。
いっつも時間があるときはのほほぉ〜んと居るクセに。
時間にシバリが出来た途端、描きたくなる癖。
それも思い出したように。

あかんなぁ〜。
まるっきり計画性ないもんなぁ。




現実逃避ちぅ





2002年11月01日(金) ◆京に散る。

いったい何をしに京都くんだりまで行ったのだ。



彼は自問自答した。



こんなはずじゃない、という思いが駆け巡る。



こんなモンの為に時間を割いたんじゃねぇ!













今回も楽勝のはず、だった。



前回同様、勝利の雄叫びをあげるのは自分のはずだった。



事前リストを見た時、彼はまたしても勝利を確信した。



”敗北”の文字はとうに忘れ去った。





”以前のオレじゃぁ、ないんだよ。”





周囲にそう言ってはばからなかった彼だった。



その顔は自信に満ちあふれていた。



周りの誰しもがそういう印象を持った。



そう。彼は変わったんだと。





当日。



彼は遅れて会場入りした。



勿論、計算の上で、だ。



彼の宮本武蔵の故事になぞらえてかどうかは定かではないが。



そうして、少し離れたところからじっと場面の空気を読んでいた。





その時が、来た。



目的のブツは最後に出てくるはずだ。



それまでは退屈な時間だ。



ここで彼はちょっと遊び心を抱いた。













魔が差した。



彼はそう懐述する。



運試しにと、取敢ず参加してみたのだ。



ブツは彼にとっては小物ばかりだ。



取るに足らん・・。







が。



その結果にがく然とする。



遊びのはずが、擦りもしない。



ことごとくはじかれた。



! どうしたことだ・・・。












焦った彼は闇雲に突っかかって行った。



まるで、あの悪夢を振り払うかのように。



かろうじて一度、引っ掛かった。







不本意だが、なんとかこれを取っ掛かりに!



しかし。


彼の気合いもこの時点で、すでにピークを越えていた。



この日、彼が勝利の雄叫びをあげることはなかった。



彼の闘志は京の夜に、散った。













後日。



記録係の者からこの日の闘いの記録を見せてもらった時。



彼は腰が砕けそうになる。



・・・ちょき、ばっかりじゃねぇか・・・。









改めて自分の甘さに気づいた。



と、同時にヤツの拳が目の前に迫ってくるような、そんな息苦しさを感じた。



けっ!たかがじゃんけんじゃねぇか。



そう、うそぶいてみたが余計に自分のヨワさに苛立っただけだった。



この日、木枯らし一号が、大阪の街を駈け抜けた。



もうすぐ、また新しい闘いの場がやってくる・・・。




【了】








script & photo by Studio CRC



special thanks to うりだい マサトレ


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By ちゃうねん

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