人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2011年10月21日(金) 誰か嘘だと、これは夢だと言って

昨年度の話になるのだが、有休取った翌日の朝、顔を合わせるなり同僚に問われた。

「○○って作家知ってる?」

知っているも何も、それは私が10代後半〜20台前半に本格推理小説にどっぷりはまり込んでいたときに読んでいた作家のひとりです。

「え? やっぱり知ってた? さすが佐々ちゃん、マニアック!」

あんたも本好きやん。知らなかったの?

「知らないよ。私、推理小説あんまり読まないし」

そか。それに、作品数少なかった気がするからなあ。で、その作家が何か?

「昨日、窓口に来たんだよ。佐々ちゃんの受け持ち地区に住んでたんだよ」

何ですと!?

どうでもいいようなことで取得した有休だったので、心底後悔しましたとも。でも、ネット検索したけど、どこにも私の受け持ち地区に住んでいるという話は掲載されていない…だからここでは何も言えないが。嗚呼、私ってばなんつー運がない、間の悪い人間なんだ…。

と落ち込んだそれをふと、先ほど思い出して、改めて悶絶。
いえ、思い出した理由っていうのも、先日はまった本の作者のサイン会がはまった後に都内で開催されていたっていうのを今更知って…知っていたら行ったのに!!! こんなに悔しいのは、本当に久々よ。以来、その作家と出版社のツイッターチェックが欠かせません…。


2011年10月20日(木) 決め台詞を先に言われる屈辱

それは、(一応)妻であり(多分)嫁であるわたくしの台詞ではなかったのか。

本日、夫婦喧嘩し、最後の夫のせりふが「大阪の実家に帰る」だった。私、そのとき、夕飯用のもやしのひげ根取りしていた。
最初は衣類洗濯の方法で意見が割れたのだけれど、最終的に仕事の話になって、夫は関東で仕事が見つからないのは生まれ育った地の大阪弁のせいだから大阪なら言葉のことを考えずに仕事を探せる、という理由・結論に至った。訳わかめ。
はあ、そうですか?そういうもんですか?日本の経済状況分かってますか?とあほらしい思考に溜息をつきたくもなったが、ここで溜息をついたら更に怒るんだろうなあ〜と思って堪えた。
そんで、「今すぐ帰る。新幹線で帰る」と着替えだした夫に、私が管理していた年金手帳と国民健康保険の1年分の決定通知書を用意し、「保険証も忘れずに」と伝える。
ショルダーバッグに財布を入れながら「本当にいいんだな?」と言われ、超むかついていたので無言で睨む内、子の保育園の迎えの時間になったので、無言で立ち上がる私。
その私の背に、「子どものことは、大阪で仕事探してから考えよう」と言われ、「あの、私、うつ病で治療中なんですが…」と思いすべてが面倒くさくなった。

「実家に帰らせていただきます」という台詞、私だって一度も言ったことがかったのに。これって、女の台詞じゃなかったのか? もしかしたら、私が女子の皮を被ったおっさんだから言う機会がなかったのか? いや実は、夫がおっさんの皮を被った女子なのか?

分からん。全てにおいて分からん。

そして、園から帰ったら、外出着ではなくホームウェア着て夫はパソコンの前に座っていたんだが? そして、夕飯に出した私の手作り春巻きも食っていたんだが?

おい、そこの夫。「男に二言はない」って台詞は、あんたの辞書にはないのか?


2011年10月10日(月) 成人相手にあれ以上に悪いことをしたと思うことは未だないさ

あわわ、自分のバカーッ!って己を罵りながら、慌ててログアウトしましたわさ。

先程、独身時代から使っているmsnのHotmailからうっかりMessengerにサインインしてしまった。msnメッセンジャーをよく使っていたのは今からもう、10年程前のこと。一番長い時間メッセンジャーで話しただろう相手は、すでに同じ屋根の下どころか今現在私の背後にいるわけなので、インする必要はここ数年なかった。だからもう、人とキーボード打ちながら話すのは面倒くさいしメッセはしないのさ、と画面をよく見たら、私が酷い仕打ちをした相手がまだいた…「お名前(退席中)」は本当ですよね? 超酷い仕打ちしたっていう自覚がありますから私、あなたには本当申し訳ないことしてしまったから謝罪の言葉しか出ないからお話したくない…そういうわけで話しかけられたりしたら困るんで、速攻ログアウト。気付かれていなかったらいいなあ…。私が生きていることを知らしめることさえも罪悪感。
何で、私をメッセに残してるんだよ…携帯電話からはメールアドレスと電話番号は消してあると思っているんだが、残していたらそれはそれでどうなのよ…。でもね、速攻ログアウトの直前にプロフィールをちらと覗いたら、「独身」だけど「大事な彼女」がいるってあって、「ああ〜〜〜〜よかった。本当によかった」と喜んじゃった。好きだった相手が幸せだと嬉しい。つーか、本当に悪いことをしたっていうこと、分かってるんだよ。あなたを傷つけたことで、二股はいかんて、心底思ったんだよ。
だけど、同じ市に住んでいることが分かり、卒倒しかけた。あんたのことは夫にばれちゃならん秘密事項なんだよ、危ねえな。しかし、本当? 嘘だと言って! 何で私の地元でもあんたの地元でもない所に住むんだよ!!!と理不尽に言いたくなったりして。

あわあわしちゃうようなことは、心臓に悪い。
独身時代の悪さに未だ悩むことがある。小心者は悪いことはしちゃいけない。
それが現実。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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