人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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人生なんて短い。あっという間だ。本当の意味で、やり直しはきかない。
「まだ、伝えたいことがたくさんあって…」と泣き出した。
生きているうちにすべてを伝えてしまったら、あとは死を待つのみということではないか。生が少しでも長く続くことを信じたいから、言い切らないようにどこかでストッパーをかけているのではないだろうか。伝え切れなかったということが、その人を愛していたという本当の証ではないのではないだろうか。
言ったって伝わらないことはたくさんある。言わなくたって伝わることだってたくさんある。
最期に見る最愛の人の表情は、泣き顔がいいのか、笑顔がいいのか、私自身だって選択できていない。
2008年07月27日(日) |
自分の思いと家族の思いと選択することの難しさを |
器が大きくなったのか、麻痺しているのか。
毎日、例のCMを涙を浮かべながら見ているような感じだ。CMって、小田和正の歌声と共に流れる、生命会社の、あのシリーズ。
しかも、すでに長くない。もう先は見えている本人やその家族に、私は残酷な問いかけをし、重ねて説明をし、選択できるうちに選択せよと、逃げるなと、泣かれようが怒鳴られようが、また日を改めてまいりますと、静かに告げて私は逃げないと釘をさし。
生き方の選択とは何かを、毎日一緒に考えさせられている。惰性で生きることの簡単さに、感謝したり、憤りを感じたり。
夫が働き口を探しているのかいないのか分からない状態や、小さな生き物のアンバランスな発達状態も、とても些細なことに思えて。
微々でも成長する様子を見るのと、生がじわじわと閉じていく様子を見るのと、どっちがどうなんだろう。
最期のことばかり考えて、考えて、考えてばかりで。
本当に突き出せる状態まで待つか、それ以前に逃げるか、それが問題だ。と考えている場合ではなく、
これは喪服コスプレじゃないし、私はそういうお姉さんじゃない!!!
と週末19時台の電車で叫んでやればよかったんだな。と後になって思った。すごく疲れた週の最後が通夜出席だったもんで、心身かなり疲弊してた。逃げるだけでいっぱいいっぱいだった。逃げ出したら追っかけてきたんで、すごく怖かったけど、どうにかこうにか逃げおおせただけでよしとするが…。
まったくもって、くそったれ。
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