人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2006年03月03日(金) ふざけんのもいい加減にせえよ

久々に、カーッときた。

受付に書類を出して待つこと30分以上、自分より後から来た人たちが次々に窓口に呼ばれて帰っていく。待合室に一人ぽつんと座っている自分。窓口対応者は5人もいるのに、手が空いたような職員が出ても、自分だけが呼ばれない。自分は何か不備があったのだろうか。何か悪いことをしたんだろうか。それとも、後から来た人の書類は優先的にする何かだったんだろうか。いろいろ考えたがわからない。とうとう痺れを切らして窓口に聞いてみた。窓口の人が書類ケースを確認し、あわてたように「忘れていました」と言った。「すぐに確認します」と言った。自分は怒りで感情の緒が切れるのを抑えることが精一杯で、「もういいです。書類、破棄してください」と建物を後にした。

腰痛の強弱もあり、なかなか思う仕事が見つからず、無職期間ばかりが長くなっている夫。もう、自分は社会にとって不必要な人間なのではないかと、落ち込むこともしばしば。しかし、ハローワークでのそんな一件以来、眠れなくなり、泣くことが多くなった。いよいよ本当に夫のうつ病が懸念される状況になってきた。夜中も乳くれと3〜4回起きる乳児を抱える私に、夜になると落ち込みの激しくなる夫に慰め寄り添うという仕事を増やしてくださった某ハローワークに、感謝する。

夫の出した書類は名刺大のカード。ほかの人はそのカードにA版やB版の紙数枚を添付していて、それを下から取るという方式で受付していたらしい。そりゃ、名刺大のカードは見落とされてしまうだろう。しかし、「ここに提出するもの」の一覧に「カードのみ」というのもあったとのこと。それじゃあこれまでも、忘れられてしまった人がいただろうことは容易に想像できる。普通、大きさのそろっていない書類提出の場合、全部の大きさに対応できる版のクリアファイルなんか用意して当然なんじゃないだろうか。ぺらぺらの紙類では、1枚2枚取り損なうことだってあるんじゃないだろうか。そんな、何の工夫も見られない受付に、私のほうが驚く。

一応、夫に内緒で受付方法についてクレーム電話をしてやったが、腹の虫は収まらない。

どうしたもんだか、考えあぐねている。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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