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後輩が「これ、後輩の何々です」と言って、 新しくこのコースに入ってきた学生を紹介した。 ジーっと僕の目を見て話をし、 ジーっと僕の目を見ながら、話を聞く子だった。 よく分からない子だった。 何を話しているのかも、 何を話して良いのかも良く、分からなかった。 二年生はまだ、19歳らしい。
自分の「歳」って言うのを少し感じた。
寝る前に思う。 「終わらないかなぁ」
やっぱり、終わらない。
なんだろうなぁ、この息苦しさは。 歩いているのに進んでいない感じ。 「どうせ、どうにもならないんだ」という予感。不安。
「まだまだ、幸せな方だよ」 そんな言葉を思い出すと、泣きたくなってくる。
押すことも引くことも出来ない、 白々しく興醒めな現実。 虚栄も卑屈も、嘆くことも喜ぶことも 少しも許されず、そしてそんなことは なんの意味も持ち得ない現実
2004年04月26日(月)
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