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沙夜



 結婚

Hくん。
彼女にプロポーズを済ませ、近いうちに入籍するようです。
彼女の方が、すぐにでも一緒になりたいらしくて。


4月に和解してからというもの、Hくんとは、ちょこちょこ
メールのやりとりが続いてました。
[一応、マイ彼(しぶしぶ)公認で]


ある時はのろけや愚痴を聞き。
ある時は相談に乗り。
お互いの恋愛状況を、したり、されたりしてきましたが
Hくんが結婚するとなると、それも終わりでしょうか。


「恋愛には、努力が必要だよ」
「恋愛は、ポジティブシンキングでいかなきゃ」
などなど、私が落ち込んだ時に、教えられたこともありました。


結婚式の招待状が届いたりして…。
って、さすがにそれはないか〜(笑)


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2003年07月20日(日)



 上書き保存/(追記)「幸せよ」「珍しいね」

夕食の為に三ノ宮まで出た。
彼と手を繋ぎながら、ぶらぶら歩く。
風が心地良い。


『あ…ここ歩いた』

きっと、あの頃とは随分変わっているんだろうけど…。
ちらちらと断片的に甦る記憶。


結婚生活の中で元夫とした旅行は、たったの2回。
その2回ともが、神戸だった。
神戸を旅したあの頃は、多分、結婚生活における
幸せの絶頂期にあった。


今は、その頃の想い出を、引き出しから取り出してみた所で
元夫に対する嫌悪感で覆われてしまって、輝きを失ってる。


でも私は、過去の想い出があるからこそ、ここに来たんだろう。
過去の想い出に、彼との想い出を“上書き保存”する為に。


ホテルに戻り、部屋の明かりを全部消し窓から見た夜景は
綺麗だったけれど寂しげでちょっぴり切なかった。





楽しい時は、あっという間に過ぎてしまう。

時間が足りないよー。
もう一泊しようよー。


無理を承知で言った、冗談と願望の混じった、わがまま。

そうだね。もう一泊しようか?
一日くらい、仕事休んじゃってもいいよね。


ありがとう。嘘でも冗談でも、嬉しいよ。


出来ることならもう一泊して、六甲山までドライブしたり
南京町やオシャレなカフェ行ったり、お買い物とかしたかったな。
とはいえ、翌日は朝から雨。それもかなりの。
これじゃ歩き回ったりも無理だったかな。
前日、雨が降らなかったことは小さな奇蹟だと思った。


上書き保存は出来た?

うん。出来たよ。


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+++


元旦那さんとは、2回神戸に行ったんだ?

そうよ。
結構あちこち行ったけどね。


今度行った時は案内してもらわなきゃ(笑)


むー。私が方向音痴なことを知ってて、わざと言う。
しかし…よくよく考えてみると、
友人とも2回遊びに行ってるから、計4回かぁ。


次回は、B級路線でいくそうなので。
今度こそお昼はお好み焼き&夜はおばちゃん鉄板焼(?)。
となると、高架下も外せないな。


あまり旅行とかしなかったの?

全然。
元夫、そういうの好きじゃなかったから。

(と、しばし過去を愚痴る)

じゃあ…、これから色んな所に行こうね。
南の島とかね。飛行機に乗りたくないようだけど。


ふふふ。ふふふ。

ん? 笑ってるし。

いや、だからね、今は幸せよ。

そんなこと言うなんて珍しいね。

え〜、珍しい?
そんなことないでしょー。



・・・・・・・・


んー、そんなことあるかな。
私が素直になるのは、酔ってる時だけだ。



2003年07月15日(火)



 Aか?Bか?

わ〜っ。すごいねーっ。

お部屋は、お気に召しましたか?

うん。とっても。


はしゃぐ私に、彼も満足気。


+++


神戸での宿泊ホテルは、AホテルとBホテルの二つが候補に上がってて
ぎりぎりまで決まらなかった。


私が希望してたのは、Bホテル。
割と評判良さげで、上層階からの夜景もキレイらしい。
どうせなら、泊まったことのないホテルが良かったし
彼にそのことを伝えて、予約を入れてもらった。


でもしばらくしたら、
「Aホテルでいいプランがあるんだけど、どうかな?」って訊かれた。


確かにAホテルから見る夜景はキレイ。
でも正直、やだなーって思った。
なぜならかつて、そこに泊まったことがあったから・・・元夫と。


Aホテルに、嫌な想い出があるわけじゃない。
むしろその逆なのだけど。


えー、Aホテルかぁ。うーん。

とりあえず、両方予約入れてあるから、考えてみて。

うん、分かったよ。


それから、両方のホテルのサイトをチェックしてみた。
部屋、サービス、値段等をトータルで考えると、彼の言うように
Aホテルの方が良さそう。


ホテルのことなんだけどね。
あなたの言うように、Aホテルにしましょ。


いいの?

いいよ。
別に、前と同じ部屋に泊まる訳じゃないし。
Bホテル、キャンセルしておいてね。



ということで、一件落着。
(これが旅行2週間前)


しかし、その後も彼は迷い続けていたらしく、
最終的にBホテルをキャンセルしたのは旅行3日前だった。


+++


ここはAホテルのスィートルーム。
雨が降りそうな、どんよりした空ではあるけれど
窓からの眺めは素晴らしく、懐かしい神戸の街並が広がってた。



ねー、こっちおいで。
ここに横になって。



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え、うつぶせ?
仰向けじゃないの?


違うのっ!(笑)



2003年07月14日(月)



 山のフレンチレストラン/(追記)よっぱ電話

着いた先は、ナチュラルカントリー調のレストランだった。
(私の推測では、お昼は“お好み焼き”だったんだけど…。読みが外れた)


ウッドデッキのエントランスポーチ。
草木の生い茂ったアーチ。
1階では、手作りパンやジャムなどを売っていた。
玄関先で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えてから2階に上がる。


予約していた、○○ですが。


ホールの女性に案内され、着席する。
店内は、昼少し前だというのに、すでにランチを楽しむお客さん
(ほとんどが女性客)で賑わっていた。
なんとなく落ち着かず、キョロキョロしてしまう。


テーブルの上には、花瓶に挿した紫陽花。ミントの葉入りの水差し。
カフェオレボウルに、白と茶のごつごつした丸いお砂糖。

壁いっぱいの大きな窓ガラス。
山の中腹から見下ろす景色は素晴らしく、まるで絵に描いたよう。


それにしても。(彼の顔をチラチラ見つつ)
どーしてこの人は、こういうことがテレもなく出来ちゃうんだろう。

私は…というと、嬉しいやら恥ずかしいやら。
実はけっこう好きなテイストなんだけど、
「ふふふ。こうきましたか」などと彼に言う。(可愛くないね)


お料理の方は「オーガニック フレンチ」とでもいうのかな。
食材は有機栽培された野菜や果物で、ランチのコースは一種類のみ。
どれも美味しかったのだけど、


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オススメです。
また食べたい〜。



+++


夜、いつもの時間になっても、彼からのメールがないなぁと思っていたら
突然電話がかかってきた。


沙夜っちー、頭が痛いよ〜。

え、どうしたの?

酔っ払っちゃった〜。


延々と、頭痛い〜。気持ち悪い〜って言い続けながら、拗ねたり甘えたり。
でもって、かなりべろんべろん。

私にダメ出しするから、「何がダメなの?」って訊いてみる。


素直に、また連れってってねーとか、嬉しいなーって言わなくちゃダメ。


どうやら、私の日記↑を読んでのご意見のようだ。


この際だから、言いたいことがあったら言ってごらん?
おい、沙夜!!とかって、文句言ってもいいよ。



結局、私が怖いらしく(?)何も言わなかったけど
「あの、クソ取締役が〜!」って仕事のことで、文句言ってたのには笑った。
(彼が、クソとか言うんだもん)


明日、大丈夫なのかな。
二日酔いとか。



2003年07月13日(日)



 3度目。3ヶ月ぶりの旅行へ。

4月の旅行から、ちょうど3ヶ月後の今日。
彼と3度目の旅行。
前回の目的は満天の星空だったけど、今回は神戸の夜景。


夜景がキレイに見えるホテルにお泊まりしたい、とか
神戸牛が食べたい、ハイジのケーキが食べたい、お好み焼きが食べたい
あ、老祥記の豚まんもね、なんて言ってたら
「食べたいものばかりだね」と彼に笑われた。


なにしろ神戸へは、震災後、訪れていない。
叶えたい欲求(主に食欲)を言い出せばキリがないけれど。

でも、あくまでもメインは、夜景。

もしも雨が降って、ぼんやりだったとしても、
再びあの夜景を目にすることが出来たなら……。




悪天候が予想される中、朝9時、彼の運転する車で出発した。
ナビを見ると、到着予定が11時半になっている。


11時半に、どこに着くの?

お昼を食べる所だよ。
ゴール地点は、霊園なんだけどね。


前回は農業センターで、今回は霊園ですか(笑)
すごいトコでランチなのね。


ははははは。


彼のことだから、訊いても教えてくれないだろうし。
お任せ。お任せ。


田園風景をひた走る。
車一台通るのがやっとの、山道をぐるぐる上がって。


本当にこんなトコロに、お店なんてあるの!?と訝ってしまう。


着いたみたいだよ。

・・・・・・。



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2003年07月12日(土)
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