妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2002年12月31日(火) 『炎の蜃気楼37 革命の鐘は鳴る』(小)

【桑原水菜 集英社コバルト文庫】

2002年を締めるのは、ミラージュでありました。
ミラージュってどうしてか、この時期に出るんですよね。毎年。
色々と思い出します・・・
あの年は、発売日を大幅に遅れた発行だったよな、とか。
クリスマスは毎年、ミラージュ思い出します。
クリスマスとミラージュは切っても切れないと思うのですが。どうでしょうか。

久しぶりにレジに持って行きやすい表紙。
ありがとう。浜田さん。

タイトルが変わりました。
こういう単発のタイトルが付いている時というのは、経験上ターニングポイントといいましょうか、なにか話しが大きく転換する時であるので、身構えてしまいます。
『最愛のあなたへ』『みなぎわの反逆者』『十字架を抱いて眠れ』・・・と言う感じで。
そして、そこへあの1章です。
夢でいい。夢オチでいいから早く現実ではないと言ってくれ・・・。
ページをめくるのが辛かったです。
よかった・・・本当によかったのかどうかはわからないですけど、ひとまずよかった・・・。そんな終わりじゃなくて。

私は信長と光秀の関係が実は妙に好きです。
どうぞ、ミラージュファンの方は遠藤周作『反逆』を読んでみて下さい。
『最愛のあなたへ』の例の方も出ています。

ここまできて、もう語ることなどないんです。
あとは最後の最後まで見届けるだけです。
この長い長い物語がどういう結末を迎えるのか。こんなところまできても、私にはまだわかりません。
最後の最後まで抗って下さい。どうか。
と、誰にともなく思います。

時々、この話が壮大な夢物語で、最後の最後が夢オチでもいいんじゃないかと思ってしまうことがあります。
それが誰の見ていた夢かはわかりませんけど。
要するにこの物語の結末を見るのが怖いのですね。
終わってしまうことが寂しいと思う作品はたくさんたくさんありますが、怖いと思う作品はこれ以外にありません。

今回は中川先生に涙しました。

しばらくお休みするそうで、残念よりもほっといたします。
今年は本当に怒涛の勢いで話しが進んだように思います。
ということは、次は赤の神紋が来るのでしょうか・・・?
あれも壮絶なところで中断されていて、私は続きを読むのが正直怖いのです。
うう・・いっそ、風雲縛魔伝の続きとかどうでしょう?
無理ですか・・・。ですよね・・・・・・。
じゃあ、邂逅編で。


2002年12月30日(月) 『昴11』(漫)

【曽田正人 小学館ビッグコミックス】

最初、裏表紙見た時「リー?それともガイ??」と思ってしまいました。
唐突に現れた新キャラ。
そして、唐突にお別れするらしい。
今回も濃い内容です。
昴は今度はアメリカを出るらしい。
いったい、どこへ行くのか。
まだまだ、まったく展開はわかりません。
『め組〜』よりも重く辛いですね。
昴の最初の方なんて、毎回泣いてましたもの。

新キャラ、アレックスは名前と顔が一致していないのがとても気になります・・・。
彼もなにかしらの天才であるらしいのですが、そういう風には見えず。
彼は今後の展開にも影響するんでしょうか。
しないのはちょっとどうかと思いますけど。

プリシラも今後どうするのか。
色々と気になりますね。


2002年12月29日(日) 『魔法使いシド&リドシリーズ5 シルエットバリエ』(漫)

年内最後の最後の日まで日記書きますよ。
お付き合いくださいまし。

【木々 幻冬舎コミックス】

前作までの流れをいまいち覚えていなかったので、リドちゃん何したんだっけ?てな感じでした。
相変わらず、スキンシップ過剰兄弟で何かと楽しいです。
いやらしいというよりは、微笑ましいところもまたいいですね。シドとリドは。

末弟・エドがこんなところで出てくるとは思いませんでした。
そうか。出てくるんだ。
私はエドより、リドパパと一緒に住むことになったのが嬉しいです。パパかっこいいのです。

それにしても、木々さんはどうして、白泉社からこっちに来たんでしょう。
元々、このシリーズ花とゆめコミックスで出ていたのに。
移動するのはいいんですが、サイズが大判になってしまったのはとても辛い。懐に大打撃ですよ。
読めるだけいいんですけどね。

そんな木々さんの公式HPはコチラ
シド&リドの面白いイラスト見られますよ。
私ってなんて親切なんでしょ。
誰も褒めてくれないから自分で言っちゃいますよ。


2002年12月28日(土) 『逆転裁判2真相解明マニュアル』(他)

【ファイティングスタジオ 双葉社】

はたして、ゲームの攻略本までこの日記に書くべきなのかどうなのか悩む所なのですが、語るべきことがあるのならば、書くべきなのだろう、と思いまして書くことにします。

ここ二週間ばかり、私を不眠へと追い込んだゲームです。

1の攻略本も出ているらしいのですが、見つけられてません!読みたいです!!漫画!!
とっくに攻略してますけど、見つけたら即買います。
そもそも、このゲームに攻略本など必要無いです。己の知力で挑むのが楽しいのです。
だいたい、攻略本がなければクリアできないようなゲームはいけません。

話しが横にそれました。

この本の見所というか、買った目的はただ一つ。
未公開秘蔵ラフスケッチが見たい!
レギュラーキャラのラフスケッチが色々載ってました。

ナルホドくんは、最初見た時なんでこんな髪型なんだろう、と思ってましたが、こうして変遷をみると、今のが一番よいように思います。
見慣れたのかもしれませんが、彼らしい感じがします、ぼっちゃん風とか、知的な感じはナルホドくんっぽくありません。
でも、冴えない探偵風はちょっぴり惹かれました・・・。あれ、ナルホドくんじゃなくて、別のキャラとして出てこないでしょうか。
パーカー姿のナルホドくんがかわいー。ゲームで一回くらい、私服見たかったな・・・。

千尋さんファンはこの本、必見かもしれません。
チャイナ服ですよ!
千尋さん、美人で知的で優しく、時に厳しいお姉さんで大好きです。
やっぱり、今の千尋さんが一番しっくりくるなーと思いますね。
あと、真宵ちゃんのセーラー服姿も。あまり違和感ないです。
彼女、高校行ってるんでしょうか。行ってなさそうなんですけど。

そして、なんといっても衝撃的なのは御剣。
彼は、当初ナルホドくんの同級生と言う設定がなかったために、おっさんですよ。最初の頃のスケッチは明らかに。
あのままでゲームに登場していたら、このゲームいまほど人気なかったんじゃ・・・と邪推したくなります。
御剣人気は凄いですからね〜。私はナルホドくん派なので、ちょっぴり悔しい。
悔しいと言えば、御剣の学ラン姿まで、ありますよ。ラフスケッチに。
そんなシーンないのに〜。ナルホドくんも描いてよ〜〜。載せてよ〜〜!!

狩魔豪はどの狩魔になっても、嫌な感じです・・・。私はこの人の顔が、生理的に駄目です。性格も嫌ですけど。
冥ちゃんは可愛いんですが・・・。本当に親子なの?

コロシヤのパターン1は明らかにレオンなのですが・・・!!ジャン・レノですよ!
このままで、作中に登場していたら私は大変でしたね。色々と。
今のコロシヤも曲者くさくて好きなんですけど。

各キャラのプロフィールも載っていて(1のキャラも載ってます)、ファン必携といったところでしょうか。
ああ、なんとしても1の方も探し出さねば!!

それにしても気になるのは、この本の発行年月日「2003年1月10日」であります。
この時期に発売される本には往々にしてある、不思議な現象。
なんでなんでしょ?


2002年12月25日(水) 『NARUTO15』(漫)

【岸本斉史 集英社ジャンプコミックス】

買って読むの忘れてた。
本誌で読んでいたもので、うっかりと。

我愛羅にナチュラルに無視されるカカシがいたたまれない。
お前はその程度の存在だったのか?(by我愛羅)

我愛羅の痛く暗い過去。
どこにつっこんでいいのかわからないが、夜叉丸って男なんですか?
女だと思っていたんですが、違うと言われたので。
死ぬ間際の告白は王道ですが、そういうことは胸に秘めて死んで行けよ。夜叉丸。
さすがに、我愛羅に同情を禁じ得ません。
ろくでもない姉弟ですな。

サクラちゃんとガイを並べて思い出すのはさすがに失礼だと思います。
守りつながりとは言え、それはあまりにサクラちゃんが可愛そうです。

ラーメンに誘うイルカに、野菜を差し入れするカカシ。
仲が悪いにもほどがある。
え、違うって。
いやー、どう見たって「ラーメンばっかり食ってたら死ぬぞ」ってのはイルカへのあてつけ。
まあ、ラーメンばっかりじゃ確かに死にますけど。

毎度毎度、九尾にしろ狸にしろ蛇にしろ、でかいって言ってるじゃないか。
怪獣ものじゃないんだから。

岸本氏は忍空の影響を受けていたんですね。あのアニメ、確かにきれいでした。
内容はよくわからなかったんですけど。あまり見てなかったから。


2002年12月24日(火) 『幻想水滸伝3運命の継承者2』『蟲師3』(漫)

毎年思うが、メリークリスマスというのは、24日に言うのか、25日に言うのか。やはり、誕生日が25なのだから、25に言うべきなのか?

【志水アキ メディアファクトリー】

わー!!
ナッシュだよ!!もう、ナッシュが出てきた!!
しかも、ゲーム版より、見た目若いよ!!外伝の頃みたいだ!!老け顔ナッシュも好きだけどさ〜

でも、クリスに敬語だ・・・。
ナッシュは見た目以外は、全く貴族を感じさせない所がいいのに〜。ゲームでは37にもなって、まだまだ口調がぞんざいだったのに〜
少し残念。せめて、クリスを呼び捨てにして欲しかった。

パーシィちゃんは、相変わらず役得というか、いいとこどり。
クリスと踊ってるし。
でも、ボルスに殴られてる。
そう。ナッシュさえ出てこなきゃ、ボルスのことを語りたかった・・。ごめんよ。ボルス。私はナッシュが好きなんだよ。
ああ、でもボルスのお馬鹿さ加減も大好きだ。可愛い忠犬。

パーシィちゃんとバーツがちゃっかり顔見知りで、色々と各方面で喜ぶ女性陣が目に浮かびますな。
私は、パーシィちゃんとボルスだな・・(またか)

イクセ村のシーンは、108星を探せ!って感じで面白いですよ。探しましょう。迷子の彼もちゃっかりいます。

犬が5匹ちゃんとお城にいるよ〜!!かーわーいーい〜
セシルちゃんも可愛いし、トーマスくんも可愛い〜。お城の人々大好きなのです。
トーマスくん、真剣勝負の間に割って入るなんて、なんて命知らずな!!見せ場が増えてて、とても嬉しいです。
トーマス君の日誌もかわいらしい内容です。

ゲームよりも、やはり個々のキャラの心情がわかりやすくて、いいですね。
次の表紙は、ゲド隊ですか。

シーザーはまだ〜?

++++++++++
【漆原友紀 講談社アフタヌーンコミックス】

いい漫画ですよ。
良質で上質。
紙の質じゃないですよ。
そういうボケはいりませんか。

「重い実」はじんわりとしました。
「眇の魚」はギンコの生い立ちめいたもの。
ギンコがギンコである所以。

静かに沁み入るまんがです。
そういう感じ、大事だと思うのですが。


2002年12月23日(月) 『天使な小生意気16』(漫)

【西森博之 小学館サンデーコミックス】

小林くんの悲しい過去・・・
・・・

わりとどうでもいい。
想像の範囲を超えていなかったし。
小林くんのこと、嫌いなわけじゃないですよ。

礼子さん、再登場に何か意味があったのか。
一応あったのか・・・。
礼子さんも嫌いなわけじゃないですよ。

魔本の2冊目が登場。
あまり気にならないが、魔本の謎がわかるのか・・・?この先。
なんだか、ようわからんが、魔法の本、という設定のままでいくのかと思ってました。
一応、馴れ初め(いやいや違うだろ)めいたものがあるらしい。

どーなるんでしょーか。
(とても棒読みです。この漫画好きですってば)


2002年12月21日(土) 『百鬼夜行抄10』『ひつじの涙3』(漫)

【今市子 朝日ソノラマ】

律ちゃん、最近男前ですね。
大学生になったからでしょうか。

開おじさんが、一緒にすまなくてちょっぴり残念です。
一緒に住んだらまた、なにかと面白そうだったのに。
たまに遊びに来て欲しいです。司ちゃんみたいに。

「骨の果実」が、いかにも「百鬼夜行抄」らしい、オチでした。
律ちゃんは、基本的になにも解決しようとはしませんからね。

それにしても、画集をどうしようか考えてます。
尾白尾黒のフィギュア、海洋堂が制作なんですよ・・・・。欲しいなぁ。
ドラマCD化してたみたいですが、音声のみでこの話を理解できるとは思えないんですが。

+++++++++
【日高万里 花とゆめコミックス】

日高さんとは、この漫画をもってお別れかしら・・・?と思ってしまう昨今です。
秋吉家は好きだったんだけどなあ・・。
それ以上に、日常天国が

なんて言うか・・・パターンがね・・・・。キャラのね・・・・。
日高さん・・・。好きなんですよ。デビュー作から読んでいるんですよ。でもね、好きだからといって作品の出来に目をつぶることはできません。
キャラはそんなにたくさん、出さなくていいと思います。
あと、長編にしなくてもいいと思います。


2002年12月20日(金) 『しゃにむにGO13』『夢が叶う12月』(漫)

【羅川真里茂 白泉社花とゆめコミックス】

今回はほんとに、本人が言うように延ちゃんの出番少ないですね。
でも、押さえるところはしっかりと。

もう、私はルイルイの子どもの頃にめろめろなのです。
ルーイママンと同じです。
可愛すぎるよ・・・。今はあんななのに。いや、今は今で可愛いと思いますが。

ミレーユはつかみ所のないキャラですが、きっと悪い奴ではないんでしょうね。

駿さまの母が怖いです。
池やん先生が美味しいです。

++++++++
【山田ユギ 竹書房REIJINselection】

ユギチャン好きですね〜
なんとなくチャン付けです。すいません。語呂がいいから。
ユギチャンの、一見冴えないおっさんがというパターンがなかなかにマニアックです。
でも、おっさんが可愛いんだな・・・。

7本の短編が入ってます。
私は、「とまどい」と「漂流ときりきり舞い」が好きですね。
うん。どっちもおっさん受だ・・・。私それが好きなんだろうか。そういう趣味だったのか・・・。耽美嗜好だと思っていたんだけど・・・・・。

この人は、シリアスの中の滑稽な部分、テンポというのか、笑わせるタイミングがうまいです。
どシリアスのほも漫画(ボーイズラブって言葉が好きじゃないです)って、なんだか逆にあほらしく見えて駄目なんです・・・。ほもがあほらしいんじゃないですよ。

それにしてもあとがきの「松田は女の子とくっつくのが良いのではと夢のないことを考えてみたり」との言葉。
女の子とくっつくのは、夢のないことなのか・・・。男とくっつくのはロマンなのか・・・・・・・・・。
深い。
奥が深いよ。ほも漫画の世界・・・・・。
男同士がくっつくのは、夢なのか。ドリー夢ってやつですか?
ん・・・・・。

メガネ好きなので、落合さんと藤井先生と荒井くんが好きでした。わかりやすい。


2002年12月19日(木) 『マイノリティ・リポート』(映)

【監督:スティーブン・スピルバーグ】

洋画に邦題をつけなくなったのはいつからなのだろう。
労を惜しまずつけたらよいのに。私は英語が駄目だからタイトルが覚えられません。

これから観に行こうと思っている人に。
・上演時間、2時間30分+予告
・字幕、戸田奈津子
・おすぎ風に言うと、1000円

以上。
ここから先は、観た人、観る気はないが読んでやるかと言う人だけにしといた方がいいですよ。

開始、10分ほどにして、すでに疑問が50個くらい出てくる。
粗筋段階で、その世界ってどうなの?と思ってましたけど。
疑問・矛盾点を挙げてみますと、

“プリコグ”と呼ばれる予知能力者三人が、それぞれに別の事件を予知するのかと思っていたら、三人が同じ事件を予知し、三人のイメージを合わせて起こることを予測し、それを事前に防ぐと言う。しかし、それでは秒単位で起こる事件に追いつくはずもなく、とくに、突発的な殺人は直前でなければわからないのに、全ての事件の予知が間に合うはずがない。
殺人0は無理だろ。
“プリコグ”の人権はなくてもいいのか?人として見るな、とは言っていたけれど。
まあ、人権のことを抜きにしても、予知能力者が生れたのは、ドラッグのせいなのに、この先もこのシステムを維持するとしたら、3人では足りるはずもないし、寿命だってあるのだから、どうやって能力者を増やすつもりだったのか。
捕まえられた人々はどうも、釈放されることはないらしいが、それではいくら犯罪件数が減ったといえど、増え続ける犯罪者を収容しつづけることができるのか。
そもそもなぜ、“プリコグ”が予知するのは殺人だけなのか。他の細かな犯罪はどうするんだ。

まあ、そんな感じで気になることだらけなんですけど、そういうことはあまり気にせず観たら面白いです。
まずは、世界観を肯定する所からはじめないと面白いものも面白くなくなりますしね。
とにかく細かいことには気を留めず、受け入れて観ると、面白い設定ですし。

ジョンの最大の過ちは、自分が六年信じ続けてきたシステムを疑ったということですね。
例え自分の名前が名指しされようとも受け入れるべきだったのに。

全然関係ないが“プリコグ”が覚えられない。どうしたって、“プルコギ”という言葉しか出てこない。

私は、トム・クルーズよりも、司法省のウイットワーが好きでした。
それはもう、最初っから。あの情けなさそうな顔。好き。
変な死に方だけはするなよ〜と思って観てましたけれど、できれば死なないで欲しかったんですけど・・・。
落ちるとか潰されるとか挟まるとか、そういう死に方じゃなくてよかったです。
彼、かっこよかったですよね。少数派なのか・・・。そもそも誰も注目していなかったりして・・・・。

息子の事件は結局どうなったんだい?
ラマーって結局なにしたかったの。余計な殺人を重ねただけのような気がするんですが。
ラマーの最後は飛び降りる、だと思ってたんですが違いましたね。裏読みすぎですか。

それにしても、ラストシーンで、三人が小屋にいるところで、カメラが引いた瞬間、後ろの方で
「うわ、誰もいない」
「ご飯どうするんだろ」
と、ツッコンだ女性たちよ。
そーゆーことは、家でビデオ観ながら言いなさい!!まだ終わってないでしょ!?
いままさに、エンディングが流れようと言うその時に、そんな感想をもらすなよ。
どう思いながら観るのも勝手だけれど、口に出すな!!
それに、食料ぐらい配給されてるに決まってんだろーが!!!

あ、これいっとかないと。
面白い映画でした。


2002年12月16日(月) 『スリー・アゲーツ 三つの瑪瑙』(小)

【五條瑛 集英社文庫】

この度も、文庫化に際し書き下ろしをありがとうございます。
元々厚い本なのだから、そんなことをしなくても充分に体裁が整うのに、解説を載せることはせず、書下ろしをしてくれるなんて、なんて文庫派に優しいのでしょう。
(これで、もし、ノベル派だったら地団太踏んでますけどね)

今回、神出鬼没男・サーシャ出番なし。
やはり、このシリーズの主役だけでいっぱいいっぱいの葉山と違って、別シリーズにも出演中の彼はご多忙なのか。
ギャラ高そうだもんなぁ。サーシャは。エディも高そうだけれど。
坂下はそこそこ。
葉山は・・言わずもがな。
へたしたら、弟の方がギャラ高かったり。

今回もタイムリーに北朝鮮工作員の話。
最初、真面目に北朝鮮問題を考察していたのですが、すいません。所詮馬鹿な本読みです。真面目な考察は最初のうちだけ、つまり葉山とエディが出てきた瞬間にどこかに行ってしまいました。

今回の葉山さん見所。

爽やかな天候の下、日比谷公園ベンチにて、エディに苛められ不貞腐れ気味
同上にて、ゴミ箱に空き缶を放り投げるもはずれ(距離3M)エディに笑われる
ラムレーズンのアイスを食べる
野口さんに問い掛けたが1秒で「葉山君、うるさいよ」と切られる
田所に呼び出され、女子大生のソフトボールに参加する
30も越して、学生に間違われる
子どもに同情されてちょっぴりへこむ
ようやく吾郎と一緒に歩けるくらいには開き直る
坂下との和やかな一時をエディによって一瞬にして一掃される

チョンが最も男前だったと思います
がしかし。それ以上に、私は葉山の可愛らしさにやられているのです・・・。
この人可愛いよ。
だって、「天然のわがまま」なんですよ?誰が言ったか知らないがって、間違いなくエディだろう!
エディは葉山を手放す気はさらさらないね!全くない。いじめることに仕事以上の生き甲斐を感じる。
葉山の髪の長さにああだこうだと言っていましたけれど、間違いなく自分の好みです。合理的理由ではなく、好みです。いまのちょっと長めが好きに違いない。
「これ以上長くなって、私の葉山が軟派な容姿になるのは嫌だ」
こんなところです。

エディが坂下から没収した「プレイボーイ」
坂下「あいつがあれを自分のオフィスで涎を垂らして読むほうに十ドル」
葉山「自宅に持ち帰って楽しむ方に二十ドルだ」
葉山宅に郵送されるに三十

そろそろまともな感想を織り込まないとね。
今回は涙しました。
チョンの二つの家族の間でせめぎ合う葛藤と、光朱の最期。
葉山葉山とうるさいですが、チョンは紛れもなくかっこよかったです。
もうちょっと、ボキャブラリー増やせないのか。私は・・・・

野球の試合、最初から最期までエディが葉山しか見ていなかった(しかも早くミスしないかなとほくほくと)方にスーパーKを二十ドル(もういいって!)


2002年12月09日(月) 『天才柳沢教授の生活1・2』(漫)

【山下和美 モーニングKC】

じんわりといい話し。
作者の父への愛、ひいては登場する家族達キャラクター達の教授への愛がじんわりといいです。

「教授、猫と対決す」
猫に氷は投げつけても、保健所は呼ばない教授。
素敵だ。

「教授、娘たちとデパートへ行く」
いい話だなーと。
教授は決して完璧な人ではないんですよね。

「教授、妻を想う」
が好きでした。
ページの間に楓をね。
いいですね。

まあ、しかし、若かりし教授かっこいいですな。
ボディコンだのディスコだのに時代を感じつつ、現代人が読むにはよい本だと思います。
でも、教授の授業は厳しそうだ〜


2002年12月08日(日) 『新暗行御史3』(漫)

【原作:尹仁完 漫画:梁慶一 小学館GXコミックス】

今さら、山道の入浴シーンを見ても、いつも半裸というか全裸も同然の格好なので、あまり何も思わず。
それより、文秀が今回サービス?

上半身→ケツUP→トランクスで疾走→拷問受け

いたれりつくせり。文秀ファンにはたまらない巻ですね!!
それ以外の人には、苦痛やもしれません。
私は文秀好きですが、ケツはいらないです。

そして今回も呪発動。
ああ、だから喘息だってば・・・。
喘息だって言ったって、誰も馬鹿にしないよ。
悪人面なのに、実は虚弱なんだって告白しても、誰も笑わないったら。
くく・・・・。

アジテ様登場。
でも、回想シーンの黒髪メガネの方が好みなんだけどなー。
また、文秀苛められるんだ。楽しみだ。

山道はなぜ、話さないんでしょうか。
普通に話しはできるのに。内気なの?そうなの??あんなに強いのに?
房子への仕打ちはさすがに酷いと思います。
そんな主人公って・・・。


2002年12月07日(土) 『天上の愛地上の恋10』『陰陽師11』『シャーマンキング22』『ピューと吹くジャガー4』(漫)

【加藤知子 白泉社花とゆめコミックス】

『天上の愛〜』と打つと、真っ先に“天井の愛”と出るのがとてつもなく嫌だ。
なんだそれは。ハマーか!?

まあ、ハマーなどは捨て置き。

アルフレート〜
ルドフル様〜〜〜


いやぁ・・・。もう、私が下らない感想などつけていいものなのかどうなのか。
痛いな。切ないよ。

この二人を見るにつけ、ラインハルト様とキルヒアイスを思い出すのは何も間違ってはいないと思うのですが。
アルフレートがキルヒアイスのごときだったら、こんなに辛くはなかったのか。
いやいや、あの二人だって充分に辛かった。
むー。この後どうなるのか。出るのが遅いのがとても辛い!

力強い女性陣が心の支えであります。
ミリとかヴァレリアとかね。

なるべく不幸ではない結末を求む。
それにしても、柱の能天気さよ・・・。
それもまた救いか。

+++++++
【岡野玲子 白泉社】

小説の長編傾向は、漫画にも影響を及ぼし始めたのか。
厚いよ。
殺人的だ。

晴明、懐妊

え?
驚きの表紙と帯。
懐妊だったのか・・・?
よくわからないが、晴明がやたらめったらにあちこちから愛されているということだけはよくわかった。

博雅の丸い目が、今回あまりなく寂しい。博雅大好きだ。

毎度、絵の美しさにほうっとなる。
内容は半分もわかっていないが。

+++++++
【武井宏之 集英社ジャンプコミックス】

ミッキーしっかり〜!
このままではただの変態で終わってしまうよ。ミッキー!!

ついに第三勢力登場に、千手君がいないか、探したくなりました。

暗い暗い展開。いつになったら明るくなるのか。ひょっとしたらならないのか。
ならばせめて、私のまん太を出してくれ(私の・・?)
アンナはいつもクールだ。それでこそアンナ。
私は彼女が最強だと信じて疑わない。

++++++++
【うすた京介 集英社ジャンプコミックス】

この巻、一番面白いのは表紙かも。
前の巻の方が表紙は面白いか。

影千代先輩登場。
その顔は・・・。

ジャガーの生い立ちが気になるのかならないのか。知りたくもないような。
それより、なぜあの父から、ピヨ彦が生れ育つのか。

そして最後の最後で、アシスタント紹介は全てフィクションですとか言われても。
どこまでが・・・??
どこまで嘘でネタなんだ〜うすた〜〜!!


2002年12月06日(金) 『フルアヘッド!ココ25〜29』(漫)

【米原秀幸 秋田書店】

この漫画を見るにつけ思い出すことがある。

友A「『フルアヘッド!ココ』って漫画、おもしろいよ」
友B「え?『フラワーヘッド・こころ』?」

その漫画も見てみたいものだ。
きっと、花を愛する心優しき少年だか少女・こころ、の話なんだろう。

さて。
完結です。

キャプテ〜ン!
グラフ!!

いや、やっぱり、バーツじゃなくてグラフでしょう。
キャプテン、ついて行くぜ!という感じじゃなくて、危ないっす!キャプテン!!とどきどきさせてくれる、グラフ。
海賊なんて、危ないよ〜と、海賊のキャプテンに向かって思ってしまう。

「やっちゃえ男の子ォォ!!」

くーっ
なんて可愛いんだ!!そんな馬鹿な!!!あんた、海賊なのに男の子って!!!!!
グラフ大好きです〜。

ノーズが船を降ろされる場面は、じんとしてしまいましたよ。
じいちゃん・・・。じいちゃん、好きだ。

パンクス、なんだコイツはと思ってしまいましたが、結局好きになってました。
キャラ作りが上手いです。

感動的なラストで、楽しかったです。
私としましては、みんなのその後の中で、バクチとナッツのその後が一番好きであり、とても非常に気になっております。
ええ。そりゃあもう、色々な意味で。
だってね、左手を失ったバクチと、右手のないナッツ。二人で一人・・・!
まあ、なんて素敵。きっと、こういうのを世間では萌というのか。そうかそうか。

で、ココはチャコとミルカどっちにするの?
両手に花はいつまでも続かないわよ〜
ミルカにするんでしょうけど。


2002年12月05日(木) 『ゲームマシンはデイジーデイジーの歌をうたうか』(他)

【文:小野不由美 漫画:水玉蛍之丞 ソフトバンク】

一年前なら、例え小野主上が書かれているとはいえ、ゲームのエッセイなど読まなかっただろうなぁ。
今年はめっきり、にわかゲーマーと化してしまいました。

冒頭、前書き。


「君子、ゲームに近寄らず」と言う。――言わなくても、言うということにしてもらいたい。


深くうなずく。
全くだ。

ゲームというのは、とかく時間を食いつぶす。

ええ、ええ、本当にそうですとも。
まだ、ゲームにはまっていない方は、ゲームなどに手を出さない方がいいとしみじみと思いますよ。

このエッセイにより、さらに小野不由美が好きになりそうです。
すっかり、“主上”とお呼びすることに抵抗がなくなってしまいました。
(麒麟は綾辻氏か?いやいや、そんな)

さて、この本入手困難らしいです。でも、本屋で普通に遭遇してしまいました。
初版年、1996年ということで、もっぱら、ファミコン・スーパーファミコンの話題が中心かと思いきや、ファミコンを取り巻く、主上の愉快なお友だちライフやら、時事ネタやら、ゲームを知らなくても面白いかも。
知っていればなおよし。
私は、あまりファミコン・スーパーファミコンのソフトは知らないのですが・・・。

どの項目も、そうだよそうだよーと思うことが多いのですが、全部あげると、丸々一冊ここに書き写すことになるので、一部。

「少女達の憂鬱」
私は幽霊も超能力も死後の世界もUFOも信じていないんだもーん。

そんな、いきなり!!
ゲームエッセイならではの、本音トークに思わずびっくり。あんなに、ホラーとかファンタジーとか書いているのに・・・。やはり、信じているのと書くのは別ものか。

「ゲーム・ファミニズム宣言」
『弟切草』の主人公に、悩んだ挙句そばにあった漫画の主人公、「ハムテル」となづける小野主上・・・。
ちなみに私は、「男八」。“だんぱち”。これこそ意味がわからない。友人達とノリでつけたら、まあ、怖くない怖くない。シリアスシーンでも「男八!!」と叫ばれるたびに爆笑。

「おさるのこと」
このエッセイにしばしば登場する、“おさる”と呼ばれる人々。
けっして、芸人ではない。小野主上にそんな交友関係があってもなんだか嫌だ。

「おさる」は好んでパズルゲーム――とくに落下型パズルゲーム――にハマるのが特徴である。〜中略〜ラッキョを剥くお猿のようだ、というわけで、こういうタイプの人間を我々は「おさる」と呼ぶのである。

うーん・・・。
私は典型的、「おさる」のようです。
ちなみに、両親もそうなるとおさるです。ことに、母がもっともおさるですね。延々と、テトリス、ドクターマリオをやり続けてました。

「OYAJIのこと」
オヤジとは、誰もが知っているキャラクター「マリオ」のことです。

見れば見るほど単なるおやじだ。若くもなくハンサムでもない。背後に夕日をしょって高いところから現れてサマになるほどカッコよくもない、「キミたち将来何になりたい?」と子どもに聞いて「マリオ!」と答えさせるほど英雄的でもない、この単なるヒゲヅラおやじのせいで、どうしてわたしは道を踏み外さなければならなかったのだろうか。

全くもってその通り。なんだろうか。このオヤジは。

そもそも、マリオとはいったい何者なのだろう。名前といい、あのヒゲヅラといい、妙に明るい性格といい、どうにもイタリア系のおやじのような気がするのだが

イタリアンなのか!?マリオ!!
この後も続く、マリオ考がとにかく可笑しい。

ああ、どの項目も載せたい!とにかく、いちいちうなずいてしまう。そう!そうなの!!と。
主上、もうゲームエッセイはされないのでしょーか?
ドリームキャスト、PS、PS2等々のお話も聞きたいのですが・・・

あ、合間合間に入る、水玉氏の漫画はわからないネタ多し・・。というか、この人伝える気はなさそうなんですけど・・・・。
そして、女性の一人称「オレ」がどうしても好きなれないです・・。「ボク」ならまだ、なんとかかんとか。
なんで「オレ」なんだよー。


2002年12月04日(水) 『ONEPIECE26』(漫)

【尾田栄一郎 集英社ジャンプコミックス】

表紙折り返し部分に、ちょっと驚く。
尾田さんお疲れですか・・・?

へそ

かわいこちゃんが「へそ」って言ってるよ・・・。
コニスちゃんが言うと、「へそ」も可愛く思えてくる。
私はサンジ並に、カワイイ子に目がないのか?

スーが、スーが可愛い・・・!!
絶対、もふもふしてるよ。触ったら!!
触りたいーーっ!!!

理不尽な多額請求が許せないナミちゃん、男前です。
さらりさらりと、ブラックなことを言うニコ好きです。最近は、ニコとゾロのコンビが好きです。

甲板によじ登るチョッパー可愛いよー
船に居残りのチョッパーが心配です・・・。そうだよ。一番危険なのは君だよ。

前々から思っていたけれど、ゾロはやたらに船長からの信頼が厚いように思うのですが。
いや、だからといっていつもの益体のない話しをしようというわけじゃないんですよ。
やっぱり、一番最初からいるからかなー?

ああ、やっぱりコニスちゃん可愛いですvvvv
なんだかまた、この国も重いものを背負っているようで、辛い展開になるのでしょうか。

あと、ブラジルでは、“ロロノア”が“ホホノア”になっているというのが、妙におかしい。
“ルフィ”は“ハフィ”だし。気の抜けたパフィーみたいだ(あれ以上抜けないだろ)


2002年12月03日(火) 『懲戒の部屋 自選ホラー傑作集1』(小)

【筒井康隆 新潮文庫】

読書好きの少年少女が、星新一・筒井康隆を読むのは当然の流れとしてあるのは知っていたのですが、へそ曲がりの上に、我が道を行く私は、両氏とも読まずにここまでやってきてしまいました。
私は当時、阿刀田高でした。どちらかと言えば(どちらでもないじゃないか)

まあ、そんなわけでほとんど初めてです。
ただ、なんとなーく作風は知ってましたけど。
ちょっとくらいなら、読んだことありましたし、「世にも奇妙な物語」好きでしたし。

ツツイを読まない人生なんて、と帯に書かれちゃあね。読まないと。

「走る取的」「乗越駅の刑罰」
最初の、この二本を読んだ時、読まなきゃ良かった・・・と心底思いました。
もう、この本ギブアップしようかな、と。
だって、怖いんですもん。
理不尽に唐突に迫り来る恐怖。
なんでだ?なんでこんな目にあっているんだ??わからないが怖い。
なぜ、バーで目が合ってしまっただけ、ちょっと笑っただけの、取的に死ぬまで追い掛け回されるのか。
なぜ、ちょっと料金を払い損ねただけで、ここまでの責めを受けなければならないのか?
その理不尽さも、主人公がどんどん追い込まれるにつれ、考えるのが嫌になり、あとはもう、怖いから早くこの話終わってくれ、と思うばかり。
猫が汽車から降りてくる、シュールだかナンセンスだかわからないオチにも、なんでだ、とツッコむよりも先に、ようやく終わったよ・・・という憔悴が残るばかり。
ああ、嫌だ。苦手だよ。この手の怖さ。

「懲戒の部屋」
前の二つと同じ、理不尽に唐突に訪れる恐怖、だか不幸だか、なんだかわからないが、恐怖。
男性は大変ね。
満員電車では両手を上げていましょう。

「熊の木本線」
前の三つみたいな話ばっかりだったら、悪夢に悩まされるところでしたが、これはそういう怖さは無い。
いや、怖いことは何も無い。
ただ、なんだったんだろうなぁ、と主人公と共に思ってしまう。
ようやくほっと一息つかせてくれました。

「顔面崩壊」
大槻ケンジが解説で、気持ち悪くて最後まで読めなかった、というから身構えてしまいました。
大丈夫でした。
オチの方は最初の方でわかりましたけど、別にオチはどうでもいいんでしょうね。ツツイ氏は。
むしろ、読者を気持ち悪がらせたいだけという、稚気を感じます。
これくらいなら平気だもーん。

「近づいてくる時計」
読み終わってから、数瞬考えてしまいました。
でも、こういう雰囲気好きです。
夢で毎回行く場所ってありますよね。

「蟹甲癬」
「かにこうせん」って聞いたことあるなーと思ったら、それは小林多喜二の「蟹工船」でした。読んでませんけど。
これも、気持ち悪くて読めなかったと、大槻ケンジが言っていた話ですが、そうでもない。
脳みそだったというのは、ちょっとぞっとしましたが、切ない仕上がりです。
ただ、一瞬ああ、切ないな・・と思った後、でもなんだか切ないとも違うよな、と思い直す話でした。
なんとも言えない。

「かくれんぼをした夜」
子どもの頃のこうした遊びというのは、何か別のところに通じているように、今思い返せば思えるものです。
同じ遊びを今やってもダメなんです。
かくれんぼは特に、そう思えます。
ええと、作品への感想じゃないです。これは。

「風」
こういうの好きです。

「都市盗賊団」
すいません。
よくわからなかったです・・・・
雰囲気は好きです。

なかなかうまく、厳選し構成された本でした。
さすが、ご本人自選なだけはある。
しかし、2も読むかどうかはわからない。
だって、やっぱり怖かったんだもん・・・。苦手だよ。理不尽な暴力的な恐怖は。


2002年12月02日(月) 『BREACH5』『ぴたテン6』(漫)

【久保帯人 集英社ジャンプコミックス】

ヤストラ、おまえは美しい・・・!!

さあ、言霊を乗せて復唱するのです。

おまえは美しい・・!!!!

拒絶しないで下さい。

いやー、友人が「チャドが覚醒するんだよ」って言うから、今まで寝てたのかと思ったら、こういうことなのね。
チャド大好きです。
そして、織姫も覚醒(?)のようであります。
キスケさんが、なにやら動いているようで。

一護、あまり出番ナシ??
ルキアもまた、あまり出番なし。
雨竜くんは、変な子です。
その変な子具合が、妙に憎めない感じです。嫌な奴ではありますが。

今後の展開も気になりますが、千鶴ちゃんは大丈夫なんでしょうか・・・。将来。


++++++++

【コゲどんぼ メディアワークス】

昔の話終了。
紫亜はばあちゃんだった、と。

んー
絵が可愛いという以外にこれといって、特筆すべき点も見当たらず。
あ、レイク太郎くんは好きです。
スモール太郎くんはいまいちです。
太郎じいちゃんはけっこう好きです。
なんで、てんちゃんが表紙なのか。


2002年12月01日(日) 『ハリーポッターと秘密の部屋』(映)

観てきましたよ。
朝一だったにもかかわらず、長い行列でありました。
ちゃんと座って観られましたが。
1日は映画の日+日曜日ともなれば、仕方がないのでしょう。

これから、観ようと思っている人に一言アドバイス。
スタッフロールは最後まで見たほうがイイですよ。

さて、映画。
原作を読んでいる人だけが楽しい、ハリー・ポッター映画。
もしくは、子どもならば楽しい。
そんな世評を今更、私が繰り返して言っても楽しくないので、そういう話しは無しという方向で。
ストーリーは、賢者の石に比べて、整合性を持っているかと思います。
妙なはしょり方はしていないんじゃないだろうか。
それでも、ダイジェスト版という雰囲気は否めませんが。

ハーマイオニーちゃんは、前作に比べ、美人さんになってました。
彼女が画面にいるだけで、私はもう何もいりません。
かーわーいーい〜〜v
でも、今回とちゅうで石になっちゃうので、活躍シーンは少なめです。

ウイズリー家のフクロウも可愛らしかったです。
名演技でした。
本物のフクロウ使って撮影してるんですよね〜
窓ガラスに激突というのは、本物ではないとは思いますが・・
ファングも可愛い。
あの、でっかくておっとりした老犬が。

蛇がダメな人と、蜘蛛がダメな人にわかれるそうですが、この度の映画はそのどちらの方にもサービス(?)しているようで、どちらかといえば蜘蛛が嫌な私は、ロンと意気投合できそうです。
でも、ああまで大きい蜘蛛だとまだ大丈夫。
小さいのがいっぱいいる方が嫌。

蛇はウツボに似ているような気がした・・・
そして私は、蛇より、ウツボが嫌いだ。

映画を観ていてはたと気がついたのですが、常々ロンというキャラが誰かを髣髴とさせるなーと思っていて、それが二階堂((C)動物のお医者さん)であることが分りました。
きっと、ロンは大きくなったらあんな感じだと思います。
ハリーがハムテルだとは言いませんが。

前作から気になってたんですが、ハリー役、ラドクリフ君の顎が・・・将来割れるんじゃなかろうかととても心配です。
余計なお世話ですが。
(きっとそうなった場合、シル○○ター・スタ○ーン系の顔になるんじゃないかと・・・)

校長先生役の、リチャード・ハリスがお亡くなりになったことが、映画を観ている間ずっと気になっておりました。

ええと、あとなんだろ。
スネイプ先生はお茶目だなーと、決闘シーンで思ってました。
あと、決闘する台が、月と星をあしらっていて可愛かったです。

んーと、ロックハート先生はおかしかった、と。
嘆きのマートルは思いのほか、かわいかったんじゃないかと。
ドビーは可愛い。

なんだかんだと、よく作ってくれてますよ。
映画は。
セットが本当に細かい!!
次回も楽しみに。
というか、次はいよいよ!!ですね



蒼子 |MAILHomePage

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