妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2002年10月31日(木) 『おまけの小林クン9』(漫)

読書週間なのに漫画ばっかりですよ。
あーあ。
目を凝らすと立体で文字やら映像が浮かぶくらい(3Dトリック)みっしり活字が詰まった小説読みたいです。

【森生まさみ 白泉社花とゆめコミックス】

少女漫画だねぇ。
読みながらなんだか照れちゃうよ。
そして、よくわからないが「えい、コンチクショウめ」と呟いてたり。
美味しいチョコ食べたいな。

幼稚園時代の千尋ちゃんかわいいな。

前半ちゃんと照れつつ、少女漫画を読んでいたのに、後半一気に、健吾ったら千尋に惚れてるのね!!と、例の病気ですよ。
いい加減にこの思考回路を切断してもらいたい。
旅行に誘うなんて、なんて大胆な、とか。
そういうのはもういいから、私・・・。普通に読めって。
でも、大和×千尋なの、とか。

もういらんて。

笑ってようが笑っていなかろうが、人の考えていることなんて外からわからないものですよ。
珍しく続くようなので、ちょっと気になります。
久しぶりに大和クンのお話か。


2002年10月29日(火) 『魔殺ノート退魔針 魔針胎動篇3』『ブラックジャックによろしく3』(漫)

【原作:菊地秀行 漫画:斎藤岬 幻冬舎BIRZコミックス】

その美貌によって敵の動きを止めるあたりが、いかにも菊地キャラ。
そんなことして、納得できるのも菊地キャラだからこそか。
美しさが半端じゃないところがとても好きです。
漫画化してしまうと、その辺の想像力が働かなくて、いかにもギャグっぽいですが、斎藤岬は今まで漫画化した菊地作品の中でも一番いいできかと思われます。
ただの私の好みかもしれません。
(「しびとの剣」も絵は好きだけど、内容がいまいちです。小説で読んだほうが面白いのかも)

++++++

【佐藤秀峰 講談社モーニングコミック】

ページを開いて閉じるまで涙が止まりませんでした。

重すぎてなんの言葉も出てきません。
「オメーの中に答えがねーんだ。何かいえるわけねーだろ」
そういうことなのかもしれませんが、今回のところツッコミもなしで。


2002年10月28日(月) 『フルーツバスケット10』『いとこ同士』『東亰異聞2』(漫)

久しぶり(でもないけれど)に本屋へ行ったら、本がわんさか発売されていて、思わずATMへ走った駄目な大人です。
いいんだ。
積ん読本が減らない。

【高屋奈月 白泉社花とゆめコミックス】

黒い。
ぐれさんと、慊人。
どうなるんでしょうねぇ。

十二支の子たちはみんな好きです(出ている限り)
あ、夾くんも好きです。
透ちゃんも勿論好きで、魚ちゃんと花ちゃんも好きですよ。

なんだ。嫌いなキャラいないんじゃないか。

はとりと、繭はくっつくらしい。
よかったねーと。

ぐれさんは、何がしたいんでしょうか。
巻を追うごとに腹黒いな。

+++++++

【今市子 ダリアコミックス】

ダリアコミックスってどこだ・・・?

市子さんの、古い作品集。
主に同人だそうで。
同人もこうやって、コミック化していただけると、ファンはありがたい。
オリジナル作品ですよ。

でも、私は今の作品の肩の力抜けた感じの方が好きです。

「黒いレインコート」の作品紹介。
私も、ドラマ出立ての(金狼怪奇ファイルあたり)、前髪ぱっつんの宝生舞ちゃんが大好きでした。美少女〜って感じで。
今より当時の方が好きです。

「森に行った日」の作品解説にて。
再び私も、豊川悦司が好きで好きで・・・。
最近、ボスのCMに出てますが、友人に言われるまであれが、ボスのCMだと気が付かないくらいに、豊川悦司しか見て無かったです(あんなに歌ってるのに)
私は、彼の煙草のCMがもの凄く好きでした。夜しかやってなかった。

作品に一つも触れてないし。
「黒いレインコート」が一番好きかな〜。
ノリ的に。
どうも、切ないという割り切れない感情が苦手です。

+++++++++

【原作:小野不由美 漫画:梶原にき 幻冬舎コミックス】

絵がきれい〜うまい〜。
絵が上手い人の漫画は安心して読めていいです。
絵があまり上手くない人の漫画だと、絵のことが気になって余計なところにつっこみたくなってしまいます。
梶原さんの絵は、申し分なし。
原作の雰囲気にもあっていますし。

直さんが、えらくかっこいい〜
ああ、こんなにかっこよかったっけ?
菊枝さんも美人で、鞠乃ちゃんも可愛い。
満足でございます。


2002年10月27日(日) 『目隠しの国6』『彼氏彼女の事情14』『MとNの肖像6』(漫)

ハリー・ポッターの影響は絶大らしく、炎のゴブレットの感想書いた日は、普段の倍のアクセス者がおりました。
いやはや・・・。
あまり、アクセス数増えて欲しくないんだけど・・・。

【筑波さくら 白泉社花とゆめコミックス】

キャラクターが可愛らしくて、本当に好きです。
まろ太ーーっ!!(また動物か)
まろ太は別格として、かなでちゃんも、あろうくんも可愛らしくて。
今回は並木編でお二人、影薄い感じでしたが、並木くんもいい子(そうか?)だよー。
お話もくらーくなりすぎず、ほんわかとして良いです。

+++++++

【津田雅美 白泉社花とゆめコミックス】

こちらは一転して、くらーくくらーく・・・。

「ずっと後になって僕はこの瞬間を思い出す」

いやー。その唐突に回想調になるのは嫌ーーっ
これから、どんな不幸が待ち受けるのかと、辛い気持ちになるから。
雪乃が、早く有馬を助けてあげられますように。

しかし、この漫画は最初に一巻を読んだときには思いもよらない展開になってきた。
ギャグな漫画だと思ったのに。
凄いな。

『マークスの山』読みたい・・・(もう何年もそう思っているような気がする)

+++++++

【樋口橘 白泉社花とゆめコミックス】

「MとSの肖像」だと言い間違えられたりしながらも、なんとか最終巻。
どうしたらいいのかわからないテンションながらも、おもしろかったと言えるのではないでしょうか。
結婚は、まあ、いいんじゃないでしょうか。
そんな展開でも。

日高万里のみつるちゃんは、どう見ても日高キャラにしか見えず。
もう少し似せて描こうよ・・・。
良くも悪くも日高万里は日高万里の絵しか描けない人なのねぇ。


2002年10月25日(金) 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット・下』(小)

【J・K・ローリング 訳:松岡佑子 静山社】

急く気持ちを抑えて、まずは定番のお言葉を。
これから読む方は読んでから以下の文章をお読みください。これから先、この本を読む予定など断じてないと言う方は読むのは勝手ですが、そんな人こそこんな文、読んでも面白くないでしょう

はい。オーケーですか?
まだ読んでいない人、これから読む予定の人は戻って戻って。

上巻をのほほんと読んでいたのが嘘のような、下巻の流れ。
上巻は上巻で確かに危険をはらんではいましたが、それは下巻の伏線にしか過ぎず。
もっと、昨日の感想でアホなこと言っとけば良かった。
こんな辛い展開になるなんて!!

巻を増すごとに、キャラクター達の人物像が磨かれ、より魅力的になるように思います。
ネビル、ハグリッド、そしてスネイプ先生。
スネイプ先生のこと、好きにはなれないですけど、それでも憎みきれないお人です。
ハリー苛めが子どもじみていて、時々可愛らしくすらあります。それは私だけですか。
私は彼をこっそりと、「逢引のスネイプ」と呼びます。
今回も、まーまー裏で色々と胡散臭い逢引を繰り広げ、毎回ハリーに目撃され。
彼はきっと思ったほど悪人ではないのでしょう。多分。
これからの彼の動きがまた気になる所。

第三の試験は本当に辛い展開でした。
ヴォルデモート卿が、まさかこの巻で甦るとは!
そして、セドリックの死。
私は、なんとなくハリー・ポッターシリーズでは誰も死なないように思っていたので、本当に衝撃です。
上巻の冒頭でいきなり一人死んだのも、本当はとても以外でした。
この辺り以降の展開は、ずっと活字が滲んでいたように思います。

ダンブルドア校長のきらきらした目がとても好きなのですが、今回は優しくも厳しい校長がますます好きになります。
(余談ですけど、素でダンブルドアをガンダルフと読み間違えました)
学期末パーティでのダンブルドアの演説は胸に響きます。
「セドリッグを忘れるでないぞ」

これから辛い展開が続くであろう中で、ハリーが言った、
「でも、僕、少し笑わせてほしい。僕たち全員、笑いが必要なんだ」
という言葉が妙に重く思われました。

ムーディ先生のこと好きでした・・・。
でも、結構疑ってました。
しかし、入れ違っているとまでは思いませんでした。
毎度のことながら、さすがミステリーの本場というべきなのか、別に関係ないのか。
素晴らしい伏線とトリックです。

さて、次はどんな先生が来るのでしょう。

しばらくは、ルーピン先生の所に潜伏することになるらしい、シリウス。
ひょっとしたら、次の巻は二人で出てくるかも!?と思うと、辛い中にも一筋の光明が。
二人とも本当に大好きです。
変なことは考えていません。断じて(ああ、日頃の行いの悪さのお陰で、こんな断りを付けなければならないなんて・・・)
昨日は年一でいいのよ、と言ったけれどやっぱり、早く読みたい!!
くぅー
来年まで、暗記するほど読み返しましょう。

来月は映画です。
映画新聞広告が、三面に渡って掲載されていました。
ハリー、ハーマイオニー、ロンの写真がそれぞれ、セリフが書き添えてありました。

ハリー「ハリー!ホグワーツに戻ってはいけない!」
ハーマイオニー「あいつ、私を穢れた血と呼ぶの」
ロン「もう、パニくっていい?」

ロン・・・・完璧にオチ扱いです。
写真も一人だけ、なんだかコメディチックな表情です。
ロンは、この年代の子どもらしい子ども(ハリーもハーマイオニーも子どもらしいですけど)でとても好きなんですけど。
そんなロンにかっこいい兄・ビルがいると判明したのが、ちょっと意外でした。
ウィーズリー家の人々は勿論好きですよ!


2002年10月24日(木) 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット・上』

【J・K・ローリング 訳:松岡佑子 静山社】

まだ、上巻なので詳しいこと書きませんけど、
豆フクロウ欲しいーーーっ!!
私の頭の中では新橋(BASARA)みたいな小さいふくろうが、飛び回っていました。
動物キャラにほとほと弱いです。
そのせいで、スキャバーズにはすっかり、ころりと騙されましたし。

いつ、ハリーの胃に穴があくか心配でした。
よかったな。仲直りして。
子ども達、三人が仲良くしているのがとても好きです。

やっぱり、ルーピン先生出なさそうですね・・・。
名前のみでしょうか。
ああ、大好きなのに。
この先も出ないのかなぁ。

シリウスは出てきてくれて、嬉しいです。
三巻では、一緒に住めないとなって、ハリー並にがっかりしました。
私も、シリウスからトロピカルな鳥でお手紙ほしーよー(何を言っているんでしょうかこの人は)

ホグワーツ以外にも学校があるということに、ハリーと同じく言われるまで考えもしませんでした。
そうだよなぁ。

面白いな。ハリー・ポッター。
一年一回は遅い、と文句も出てますけど、私はこれくらいでいいです。
だって、すぐ読み終わったら寂しいですもの。
7巻で終わってしまうそうですし。
楽しみは長く長く。

下巻が気になって、箇条書きみたいな感想になってしまいました。
いや、いつもか。


2002年10月23日(水) 『ゴッドチャイルド4』(漫)

【由貴香織里 白泉社花とゆめコミックス】

シュゼットってこんな顔でしたっけ?
まあ、カインだって顔が全然違うことでし、比べても仕方ないですが。

読んでいる間中、表記不可能な言葉を発していたような気がします。
決して見られてはならない、私の読書姿・・・
とにかく、意味もなく「リフ〜リフ〜〜」とつぶやいたり、もがいたり。
カインシリーズは、ことさら誰ファンというわけではなかいのですが、やはり今回は「リフ〜」と。
多分、次の巻は更にヒートアップしそうな予感。

Drの意外と繊細な一面。
今までも、繊細キャラでしたっけ?変態のイメージが先行してました。
そんなDrに手を出す、更なる変態登場。気をつけろ!と言いたいような、どうでもいいような・・・。どっちも変態だし。
変態の巣窟・デライラ。
変態の頭は・パパン(=アレクシス)

そんな組織に入らなかった、クラハドールくんが、この頃のお気に入り。
見てくれがとてもタイプ。

金髪カイン様が、軽薄そうでとてもいい感じ。
たまにはいいですね。
刹那の時は逆だったのに。

いい年呼ばわりでショックのリフ。
私も気が付きゃ、カインの年齢越してるし!(いつの話だ)
一体、リフが何仕込まれたのかとても気になります。

あとがきにて、「女の子描く方が好き。燃えますよね」とのコメントが嬉しい。
私は、どうにも「萌え」という言葉が苦手です。
人が使う分には文句は言いませんが、やっぱりあまり好きじゃないです。
ただの書き間違えだったらどうしよう・・・・。


2002年10月17日(木) 『百鬼園随筆』(他)

【内田百間 新潮文庫】

百鬼園先生、字が出てきませんよ・・・。
「百間」の「間」は本当は、門構えの中に月です。

なんとも言い難い面白味。
説明のしようも無いです。
困った時の解説引用。

どんな作品でも、相反するものや矛盾する性格を併せ持って内包しているものだが、百間のそれはまた、はなはだしい。しかしそれが百間特有の「この世をあやふやに踏み外す」感じの面白さと、どうつながってゆくのかが、さっぱりわからない。説明しようとしても絶対に出来ない。ただ、いくつものエピソードからその人を語るやり方でしか、百間は語れないのである。

ほら。プロでも百間を説明できないんですよ。
わかんない。
でも面白い。
分らないのは、別に小難しいとか抽象的とかそう言う意味じゃない。
そう言う点ではこれ以上ないくらい分り易い。
でも、どう受け止めればいいのかわからない。分らないけどなんとなく、くすりとさせられる。

ほとんど借金話だし。
呆れるほどの借金。
それと借金に関する見解にもまた、呆れるような、騙されるような。

私も年食ったら、こんな頑固ジジイになりたいもんです。
いや、どう足掻いてもジジイにはなれないんですけど。


2002年10月12日(土) 『月齢15・不穏分子定数/DARKANGELS1・2』『月齢15・不穏分子定数/BrueBlood1・2』(漫)

【徳丸佳貴 桜桃書房GUSTコミック】

最近、内輪で話題になったので、『月齢15・不穏分子定数』『月齢〜/聖戦』しか読んでいなかったなぁと続編も読んでみることに。
いやぁ。他に4冊も出ているとは思わなかったですよ。
DARK ANGELSだけだと思ってました。

これの、CDを真剣に探しているのですが無いですねぇ。
持っている方ご一報。真面目に言っているんですよ。
発売が、94年、95年ですものね。そりゃあ、店頭にはないわな。

知っている人は知っている、徳丸佳貴さん。
どういう人が知っているかと言うと、ミラージュファンなら大抵知っている。ハズ。
なにしろ、キャロット出版発行のアンソロジーの表紙を毎巻描いていらっしゃる方ですから。
私も徳丸さんの、ミラージュ同人好きです〜
出版社発行のアンソロで、毎回同じ人が表紙を描いているっていうのは、私は徳丸さん以外に知りませんね。

そんなわけなので、このシリーズは最早、ミラージュパロディにしか見えないのです。
申し訳ない。
しかし、円城と陸海(くがみと読みます)がミラージュのお二人に見えないわけがない。
見えるでしょ!?(強く同意を求める)
だって、DARKANGELSでは、第三の男登場って、第三の男と言えば、千秋でしょ!!??
と、ミラージュファン読者ならツッコミたくなると思うのですが。どうでしょうか。
高岡くんはさっぱり千秋っぽくはないですが。いや、それでいいのですが。オリジナル漫画ですから。

でも、ミラージュ好きなら読んでみるとよいかと思います。
多分、「ああ」「あーあ」「ええ」「うーん」等等、色々と感想を持つと思いますから。
(それはいい意味での感想なのだろうか・・・)

そうではない、普通の人は読んでどう思うのかちょっと想像つきません。
なにしろ、んー??って変な設定と、どうだろうっていう妙なストーリーですから。
まあ、ツッコミどころはあり過ぎるくらいにあるので、ツッコミたい人はいいんじゃないですか。
エロ目的ならやめた方がいいですけど。ほとんどない。
あってもあっさりと。私はこれくらいがいいですけど。

なんだかさっきから、あまり褒めていないような気がしますけど、絵が好きですし、本筋と関係ない短編はだいたい好きです。
黒十字ってのが、絡まない話は面白いと思うのですよ・・・。あの胡散臭い集団がねぇ・・・・・・。
宇月さんの話は好きですし、『WHITE NIGHTS』も好きです。
しかし、『WHIT〜』はまーさーに、ミラージュっぽい。名前だけ変えれば、そのままミラージュ同人で発行できそう。いや、できるな。

そんな徳丸さんのHPはコチラ
見つけたのでご紹介。絵が見られますよ〜
そうか。間の楔もやっておられるのか。あれも濃いよな・・・。


2002年10月08日(火) 『シャーマンキング21』『輝夜姫20』『っポイ!20』(漫)

検索って暴力だ・・・。
この日記もガンガン、検索で引っ掛かっていて、ちょっぴりおどおどしてる今日この頃です。
そうだよね。作家や書名で検索ってよくかけるものね・・・。
迷い込んでしまった人には申し訳なく思いつつ、気に入らなかったら黙ってリターンですヨ。


【武井宏之 集英社ジャンプコミックス】

葉×蓮なのかぁ・・・・・

っは。
何か、今うわごとのように口走りました。
葉くん、この頃めっきり攻めっぽい・・・。どっちでもいいんですけどね。
私はファウスト×まん太ですから・・・・。

まあ、そんなどうでもいい話しをいきなりしてすいません。
ホロホロのオヤジかっこいーなぁ。
と思ったら、持ち霊はガイ!?
いやぁ。びっくりびっくり。それは強いわ。

マルコが胡散臭すぎてイヤですね。ネタにしろと言わんばかりの感じが。

あいも変わらず暗い展開。竜がんばって〜

++++++
【清水玲子 白泉社花とゆめコミックス】

そうか。
そんな人もいたな。
母がいれば父もいるということをすっかり失念していました。
どうにもならない感じに暗いですねぇ。
ハッピーエンドになるんでしょうか。
何がハッピーなのか、この漫画はさっぱり予想できませんけど。

++++++
【やまざき貴子 白泉社花とゆめコミックス】

やまざきさんって、北海道在住だったんですか。
初耳だ。

虎ちゃん、「ギリギリ越してるって」
私もそう思う。
何が越してるのかよくわかりませんけど、もう何かを超越しているとしか。
そんなに可愛いわけないじゃないか!!と。
平ちゃん、可愛いよ。どうしたらいいか分らないですよ。

万ちゃんの本命が平だと信じて疑わないです。
そうでなきゃ嘘だっ!ってくらい信じてます。

かわいそうな人なんですよ。
私は。


2002年10月07日(月) 『キノの旅3』(小)

【時雨沢恵一 角川電撃文庫】

「キノの旅」好きなのですが、さっぱりした読後感をお求めの方、割り切れない気分が苦手の方、快刀乱麻のような物語をお好みの方にはお薦めできないなぁ、と思います。
いつも、心にもやもやとしたものが残ります。
掻き毟るほどに激しいもやもやではなく、なんとなーくもやもや・・・


「愛と平和の国」
シズ様と陸再び。
三度?
そうだよね。そんなことで戦争が回避できるほどキノの世界は甘くない。

「城壁のない国」
だんだん、どちらのキノか見分けられるようになってきたような気がします。あくまで気が。
また、どうしようもないオチを・・・。
そうなるだろうなぁ、という予感は薄々感じてはいましたけれど。
ああ・・・

「説得力」
説得力。さて、どこのことを指しているのか。
ストーリー全体か、それともキノの最後の方のセリフなのか。
謎のお師匠さん、徐々に判明。
このキノは女の子の方かな。
うーん・・・。ストーリー上どっちでもいいから気にしなくてもいいんですけどね。

「同じ顔の国」
この話、好きでした。
シリーズの中でも。
「生き残ろうとする意志があれば、そんなに簡単に滅びはしませんよ」
ああ、よかったなぁ。
珍しく、そういうラスト。

「機械人形の話」
キノ、もっとなんかいってやれよ・・・と思わないではないラスト。
これでいいのか悪いのか、判断はつき難い。

「差別を許さない国」
面白い小話かと。
本当の青空云々〜のくだり、初期の時雨沢さんならひょっとしたら、書いていなかったんじゃないかなーなんて思ったり。
なくても、このシリーズらしいと思いますが。

「終わってしまった話」
あらら・・・。
騙された。
キノなのかと思った。
違って、ほっとしました。
なんとなく切ない。

「雲の中でb・a」
知っているのか知らないのか知っているのか・・・・・と。
ほんと、そうだよね。

しかし、毎回このb・aはよく考えられているよ。
凄いなぁ

「あとがきの話」
毎回、よくよくあとがきが凝っている。
あとがき好きとしては嬉しい。
今回も、なんだかにやりとした気分。



何が悪いとかどちらが悪いとかどこが悪いとか、簡単には言えないし、善悪を定める必要も本当はないんじゃないかと、このシリーズは思います。


2002年10月04日(金) 『HUNTER×HUNTER15』『ヒカルの碁19』(漫)

【冨樫義博 集英社ジャンプコミックス】

表紙、誰なんだろう・・。
ビスケ?
まさか、なぁ。

折り返し、
「カジノで二万円勝った」
あなた、コミック一冊発売すればその何百倍と儲けられるでしょうが。
あまり休まないで下さいまし。

今回は二人の特訓編で、取り立てて話しは進まないが、ヒソカが出てきたなぁ。
やあ、久しぶりだ。嬉しい嬉しい。
出てくるたびに顔が違うのが気になる所だが。

ゴンの取得技・・・。ジャンケン。
悟空・・・?
最初の頃、悟空やってませんでしたっけ?

最初の頃、あんなに苦労したハンター試験をキルアあっさり突破。
成長したと取ることにしましょう。
試験官がとても気になる。強いのか、あの試験官。

空きページにある、見ないで描いて見よう〜NARUTO編〜。
22ページの人、そんなナルトは嫌だ。
アシスタントが描いているのかな?冨樫さんも描けばいいのに。

+++++++

【原作:ほったゆみ 漫画:小畑健 集英社ジャンプコミックス】

年月が経ったわけでもないのに、ずいぶんとヒカルが大人びて。

付いてきたポスターで、つい、パラソルの下で碁を打つアキラくん、なんてものを探してみましたが(探すまでもないのですが)いなかったです。
仕方ないといえば仕方ないのですけど、ライバルなんだし描いてあげてもいいんじゃないかと。

しかし、伊角さん明るくなりましたね!
よかったよかった。
桑原先生がセクハラっぽい。
気をつけて!!伊角さん!

第152局、扉にて、和谷くんはバニーじゃないのか・・・とちょっぴり残念だったなんてことはないですよ。ええ、ないですとも。はぁ・・

ヒカルとアキラくんはそれなりに歩み寄っているらしくて、よいんじゃないでしょうか。
ずっと、顔を合わせれば喧嘩よりは格段の進歩。

しかし、小畑さんは絵がきれいだなぁ。
改めて言うようなことでもないけれど。


2002年10月01日(火) 『ダレン・シャン6−バンパイアの運命−』(小)

【DarrenShan 訳:橋本恵 小学館】

何から書いてよいのやら。
痛くない巻はないんだろうか・・・。

やはり今回はカーダについて言わなければならないだろう。
カーダ・・・・・
駄目だ。泣けてくる。
何を語ろうにも、もう、やりきれないと言うか胸ふさがれるようで。
一番好きだったと思う。カーダのこと。
ああ・・・。
もう語るまい語るまい。


ダレンはいきなり試練の続きか?という冒頭。
だから読んでいて痛いんだってば。
ついに森の中で裸生活。
狼少年ダレン。
どこまで落ちていくダレン。

落ち方も凄まじいが上り方も凄まじい。
いきなり元帥昇格。
そりゃちょっと・・・・。
と、つっこみかけて、これが児童書だということを思い出す。
んー。子どもはいいなぁ。いい本がたくさんだ。


エラが、まさかのお亡くなりに。
人が死なない巻はないのか。ダレン・シャン。
辛い。辛いよ。
クレプの
「ああ、さびしい。さびしくてさびしくて、たまらんのだ」
というセリフが胸に響きます。

本当に辛い巻だった。
どこもかしこも悲痛でならない。
これから先もやはりこんな感じなのか?
せめて、ダレンに人間のお友だちを作ってあげて欲しいのですが・・・。



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