狼森、笊森と盗森

2006年01月31日(火) 一月もおわりですなーの日

一月も終わりですな。
といいつつ、一月はいろんなことがいっぱいあったので、長かった気がします
さて、2月といえばヴァレンタイン!あちこちの庭球サイトさんでチョコの
話題がでていたりして、そうかもうそんな時期かと思いつつ
タっくんにチョコを
とか、思いました(笑)いや、かなり真剣にね!贈りたいよ!
これはあれですか?コミデジのかなん先生宛に出せばいいんですかね?!
今まで一度もそんなことしなかったのですが(GBの時もしなかった)
タクトにチョコあげたい、あげたい、あげたい、あげたい、あげたいよー
タクトと、そしてもちろんかなん先生と、それからできたら
レスターさんと、クロミエと、エオニア閣下と、ヘルハウンズと、ペイロー兄弟
と、ウォルコット中佐と、パトジョナガストと、ノーマッドと、カズヤ君に!
…というわけで
ヴァレンタインお祭り企画「GA男キャラにチョコを贈ろう」をしたいと思い
ます。というかします(笑)署名みたいな感じで。贈りたいGAキャラ名と
ご自分の名前(本名でも、HNでも可)をメール、アンケ、拍手のどれかで
教えてくだされば、おいらがチョコを贈るときメッセージカードに連名という
形で書かせていただきます。気持ちの問題です。気持ちの!
GA男キャラに愛の手を!というかタクトに愛を!チョコを!人気を!(笑)
ふるってご参加くださいv
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話題は変わって、本日はリメイクリクエスト3「さよならを教えて」と
「comment te dire adieu」です。ついにきました、CPは
チョタ×ジロ です(わぁい)
年下攻め大好きなおいらがこのCPを今まで書かなかったのか不思議なくらい
のナイスCP!少しでもお楽しみくださればさいわいです。


Autistic
 (旧題「さよならを教えて/comment te dire adieu」)

Side : T.otori

最初に汚したのは俺でした
きっかけはなんだったんでしょう?
ぽつん
タブラ・ラサにおとされた
ぽつん
ひとつの、赤い・紅い・点…
最初に犯したのは俺

だって、貴方はとめることもせず、ただただ、俺のなすがままになったから

抵抗すると思った
抵抗されると思った
とめてくれるとおもった
いっそとめて欲しかった
このココロと心臓ごと
でも、貴方はとめることもせず、ただただ、俺のものになったんです

必死で貴方を犯す俺を
ただ、ただ、見下ろし
貴方は笑った
ずっと、笑っていた
気持ちいいとはいわなかった
でも、気持ち悪いともいわなかった
ただ、笑っていただけ

貴方は肉
俺をやわらかくつつみこむ
歪んだ肉細工
俺は境界線
白と白の境界線…
この境界線を踏み越えれば

数日後
二度目の罪
失敗や間違いは馬鹿なことじゃない
愚かなのは
それを繰り返すこと
俺は、ただ、貴方に謝りたかっただけなんです
ただ、謝りたかっただけ
貴方に…それだけのはずだったのに
貴方は笑って
「なんだよ、チョタ…たまってんの?」
そういって、俺の服に手をかけた
違う
違う、違う、違うと叫んだ気がする
そうじゃないと望んだ気がする
俺は…
でも、貴方が笑うので
笑って俺をみているので
俺は
「ほら、やっぱり、犯りたかったんじゃん」
勝ち誇ったように笑う貴方を、何度も何度も犯した

タブラ・ラサに書き込んでいく
縦・横・斜めに塗りつぶしていく
俺の情欲は真っ黒で
純白の貴方にかきこむ、俺の漆黒の亀裂
白と白の間、漆黒の、境界線

二度きれれば、あとは簡単なものでした
俺らは幾度となくSEXを繰り返す
罪を犯しているのに
ココロは澄んだように平穏で
とまって動かず…
貴方はなにもいわずに犯された
時には処女のように
時には娼婦のように
俺が望む世界を
俺が望む貴方を
俺の望む先輩を
俺が望む”芥川慈郎”を演じてくれる
笑いながら
俺を笑いながら
それでも先輩を手放せなかったのは…

俺らは幾度となくSEXを繰り返す
繰り返したのはSEXだけ

そういえば、俺は…


ふと、先輩に伝えたい言葉があったことを思い出した



さよならをください
俺が俺ではなくなるまえに
先輩を壊してしまう前に
望むのは、完璧な


さようなら



「愛しています…」



白と白の境界線は無
俺は無にもなれない、ただの肉
漆黒の亀裂
俺は白と白の境界線
生きている俺は、無にもなれない、ただの肉細工

ジロー先輩が笑う

どうしてそんなに笑うのかと聞いてみた
先輩は笑うだけ
だから俺はもうそれ以上は聞かなかった
歪んだ笑みでさえ
俺にとって先輩の笑顔は絶対だったので
昼と夜の間で時間はとまっている
終わりは来ない
永遠の…夕暮れ時
まるでそれは陽炎のようであって
俺らはそこに溶け込んでいく
溶けて一つになる
どろどろどろ…
そうでもしなければ、俺たちは一つにはなれないのですから
どろどろどろ…
服が邪魔
皮膚が邪魔
肉が邪魔
なにもかもが、俺から先輩を遠ざける…

「愛しています」

俺はそういった

ジロー先輩は…



笑わなくなった



最初に汚したのは俺でした
俺は壊したかった
汚したかった
貴方を
貴方というタブラ・ラサに書き込んだのは
俺という情欲
だって、貴方は笑っていたから!

先輩はとめることもせず、ただただ、俺のものになった
逃げることも
抵抗すらせず
だから俺は、先輩を犯した
犯して、壊して、汚して、護って
あ…
愛して…
だって、俺は先輩を愛していたんです!

白と白の境界線?
そんなものは、ない
白と白の境界線は、無
俺たちはただの肉
無にもなれない、ただの肉細工
いや、違う

違う、違う、違う、だって俺は…

だって、俺は貴方を、先輩を、芥川慈郎という存在を


「愛しています、ジロー先輩」


ジロー先輩は笑わなくなった
そして、笑わずこういった

「さよなら」

と…

違う

違う、違う、違う、違う…

俺が望んだのは

さよなら

じゃない。

そんな不完全な

さよなら

じゃないんです

俺が望むのは

完璧な…

もっと、完璧な

さようなら




白と白の境界線

肉、肉細工
夕暮れ
昼と夜の間
真っ赤な
タブラ・ラサ=白紙(哲学)
情欲
漆黒の亀裂
俺が望んだのは
完璧な
さよなら

さよなら

さよならを教えて

さよならをください


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Side : J.Akutagawa


最初に汚されたのは俺だった
きっかけなんてしらねー
でも
何故か止める気にならなかったのは
なんでだろう?
どーでもよかっただけなのかもしれない
最初に犯されたのは俺

だから、俺はとめることもせず、ただただ、アイツのなすがままになった

抵抗しようと思った
抵抗してもよかった
とめてもよかった
とめてやろうかとも思った
だけど
でも、俺はとめることもせず、ただただ、アイツの所有物になったんだ

必死で俺を犯すアイツを
ただ、ただ、見下ろし
俺は笑った
ずっと、笑っていた
気持ちいいとはいわなかった
でも、気持ち悪いともいわなかった
ただ、笑っていただけ

俺は肉
アイツをやわらかく絞め殺す
歪んだ肉細工
ほんの少しだけ興味があった
罪を犯してまで俺を欲しいと思う
その感情がなんなのか、ほんのすこしだけ興味があっただけなんだ

数日後
二度目の罪
失敗や間違いは愚かなことじゃない
馬鹿なのは
それを繰り返すこと
アイツは俺に先日の罪を詫びた
許しが欲しいといったわけではなく、ただただ、謝った
その姿が、妙に笑えてしまって
俺は笑って
「なんだよ、チョタ…たまってんの?」
そういって、アイツの服に手をかけた
違う
違うんです、僕はただ…そんなことを言ってた気がする
なにが違う?
俺が欲しくねぇの?
そう、笑ってやった
すると、ほら、簡単に堕ちる
俺は
「ほら、やっぱり、犯りたかったんじゃん」
勝ち誇ったように笑う俺は、何度も何度も犯された

綺麗な顔が必死の表情でぐしゃぐしゃになっている
がっつくように俺を犯して…
笑えた
普段は絵に描いたような良い子のアイツが
下衆な言葉、下卑た行動、俺を犯す、穢れた存在、まるで別の生き物

二度きれれば、あとは簡単なものだった
俺たちは幾度となくSEXを繰り返す
ただ…
何度か繰り返すうちに、アイツの本性がみえ始めた
なんのことはない、最初から俺の所有権はアイツにあったってことなんだろーけど
俺はなにもいわずに犯された
時には処女のように
時には娼婦のように
アイツが望む世界を
アイツが望む俺を
アイツが望む先輩を
アイツが望む”芥川慈郎”を演じてやった
笑いながら
何故か笑いながら
だって、俺は知りたかっただけなんだ

そこまで俺に執着する
その感情が何なのか

知りたかっただけ


ふと、チョタが俺に伝えたい言葉があるのだと言った



さよならを教えてあげなくちゃ
チョタがチョタでなくなるまえに
この世界が壊れてしまう前に
望むのは、完璧な


adie



「愛しています…」



俺はふいに怖くなった
そこなしの闇のような恐怖に足元がガタガタと崩れていった
そんなものは知らない
それは、俺の望んだ答えじゃない
愛なんて…

俺は笑う

どうしてそんなに笑うのかと聞いてきた
俺は笑うだけ
だからチョタはもうそれ以上は聞かなかった
俺はだから応えなかった
俺はなにがおかしくて笑っていたんだろう?
最初はたしかに、チョタの表情だった
俺なんかのために罪を犯す愚かさだった
だけど、今は…
チョタが欲しがったのは俺の心
なにを怖がることがある?
体のように、腹いっぱい喰わせてやればいい
だけど…
そんなものなくても、俺たちは一つになれたというのに
酷く怖くなった…
服があった
皮膚があった
肉があった
なにもかもが、俺をチョタから遠ざけてくれた…

「愛しています」

チョタはそういった

俺は…



笑えなくなった



最初に汚されたのは俺だった
俺は知りたかった
知りたかっただけ
俺を
罪を犯してまで俺を欲しいと思う
その感情の原因を
だから、俺は笑っていた

俺はとめることもせず、ただただ、アイツのものになった
逃げることも
抵抗すらせず
だからアイツは、俺を犯した
犯して、壊して、汚して、護って
あ…
愛して…?
だから、俺は怖くなった

チョタは体だけじゃ満足しないのだといった
ココロが欲しいのだと
そんな感情はしらない
今更になって、俺は、酷く、怖くなった
だから、チョタにさよならを教えてやることにしよう
逃げるわけじゃない

愛に…その重さに、その純粋な想いに押しつぶされそうなわけじゃない

ただ、かわいそうになっただけだ


「愛しています、ジロー先輩」


俺は笑えなくなった
そして、笑わずこういった

「さよなら」

と…

これでいい

これでよかったんだ

さよなら

いま、お前に贈る最後の言葉

しばらく、しがらみは残るかもしれないけれど

背を向ける

もう振り向くこともないだろう

俺は忘れていた

俺が暴いた、アイツの狂気を

俺が晒した、チョタの本性を

狂わせてしまった、愛という、感情を

鈍い音とともに、目の前が真っ暗になった




俺はただの肉細工に堕ちた
タブラ・ラサのようなお前の精液を注がれる漆黒の亀裂
ただの、肉
それは愛から新化したもの
だとしたら
俺は愛に殺される
それでもやはり、抵抗する気は起きなかった
ただ、ただ、あきらめていた
全ては無…
無駄なこと
お前が望んでいたのは
完璧な
adie

comment te dire adieu

お前が望むさよならとは、つまり







さよならを教わった俺は死ぬ

死ぬ、死ぬ、死ぬ…たぶん、殺されるのではなく

死ぬんだろう

ゆっくりと

お前と、愛と、さよならに死んでいく



2006年01月30日(月) MyTimeの日

さて、カラオケの話です。
そもそものおこりは、おいらがカラオケにいって不二の「MyTime」を
歌うときに、笑ってしまって出だしの「そろそろいくよ?」と、間奏の
「さぁ、もう一球いこうか?」の2つのセリフを言えない(言わない)
という話題からはじまりました。これで、他のセリフとかもいえないなら
わかるけれど、他のはむしろノリノリでつけられるんです。というか、
つけないと歌えなかったりするんです。
GAならノーマッドのセリフや、フォルテさんのラップもバッチリですし、
この前のカラオケではI’veの「さくらんぼキッス〜爆発だもーん〜」
(byカラフルキッス〜12コの胸キュン!〜)もスキスキスキスから
キュンキュンvとセリフまで一言一句間違わず歌いきってみたりとか
電波ソングが歌えて、なんで不二が歌えない?!ということになりまして
…で、2/19にある友人の合同誕生会のカラオケで

「MyTime」セリフつきで完唱できなかったら
罰ゲームでゴスロリ着用


ありえねぇ;
というわけで、19日までは「MyTime」漬けです…orz
でも、勝てばご褒美として、JACKちゃんからはイラストが
ひさぎからは、なにか一曲いただけるということになったので
がんばりますよー。
くそぅ、ぜったい歌いきってやる



2006年01月29日(日) おでかけライブin福井終了の日

地元イベント無事終了。おつかれさまでした!かみぃです。
きてくださったかた、どうもありがとうございましたv
お声かけてくださったかたも、ありがとうございましたv
すげー楽しかったですv
カレンダーのほうもおかげさまで好評で
えぇ。というか。
スピードくじ大好評
で、がんばったかいがあるというものです。
次もしようかなぁ、とか思ってます(笑)いや、あまりにも盛り上がるから
少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。というか楽しかったです。

さて、木曜の夜から金・土と潜っていたのでその間のネタをいくつか
これはネタにしなくちゃと思った出来事を、箇条書きで

イベント前(木〜土)
・なんでまだ(カレンダー)線画おわってないんだろう?
・あまつさえ、なんで線画処理だけで半日近くかかってるんだろう?
・色塗り2時間の予定が、2日(笑)
・怪奇大家族DVD・BOX購入(駄目社会人)
・カレンダーの材料買いにいった先で、スピードくじを唐突に思いつく
・土曜やっとカレンダー印刷終了(2時)
・そこからスピードくじ作成
・ぷっつりと記憶がとぎれる。気が付けば早朝4時
・というか、カレンダーよりくじのほうに手間かかってますヨ?
・作業用にみていたクロ高でうえださんの声が聞こえてその間・作業中断(笑)
・更にくじ作成中にTVで地獄少女が。うえださん最高!
・ブラックキャットに藤原さん発見。読んだこと無いけどw
・ローゼンメイデンもついでにみる
・今年の目標は「忘れ物をしない」だったのですが、4時からはじめたイベント
 準備が5時になっても終わらなかった理由
  1、いつも使っている布袋がみつからない(紙袋で代用)
  2、いつも使っている筆箱がみつからない
  3、いつも使っているディスプレイ用のボードとフィギュアがない
  4、さぁ、これでOKとおもったらカレンダーしまい忘れて、やりなおし
  5、財布と携帯、おき忘れ
 …忘れすぎvしかも、これだけやっておいて、イベントでもやっぱり忘れ物
 しました;

イベント当日
・午前中は暇だったので、JACKちゃんにジローをかいてもらう(鬼)
・更に暇だったので、JACKちゃんとスピードくじで遊んでみる
 ヤツは当たりの忍足を4連荘ほどだしました(笑)でも、彼女の本命の
 手塚と菊丸はでない。愛がたりない。
・おいらは一発目が大当たりの不二ジロでした(30枚中1枚)「愛ね」
・スピードくじ内訳
 小吉(はずれ)…青学R(手塚、菊丸、大石、河村、乾、海堂、桃)各種
 中吉(あたり)…跡部・忍足・ジロー(各1枚)
 大吉(大当り)…不二ジロ(1枚)
 大凶(大外れ)…リョ福(1枚)
 兄貴(あにき)…リョーガ(1枚)
・お昼に大凶がでる。その後は、とぶようにはけましたv
 お買い上げくださったみなさま、本当にありがとうございますv
・宍戸さんコスの女の子とお話。チョタの指人形がすげーキュートvvv
・そのチョタ指人形、頂いてしまいました(本当にありがとうございます!)
・さらに後日、ジローを作っていただける上、不二とセットで送ってくださる
 とのことvvv
・写真とったので、後日UPしますねv
・不二とジローも写真とってUPしたいですv
・ひさぎが委託スペースから声をかけてくれる「ジロ受本か?!」と思ったら
 ドラ●もん本でしたorz(委託スペースは机はさんで真向かい)
・JACKちゃんが委託スペースから「リョーガとリョーマの本あるよ」と
 声をかけてくれる。でも兄弟だったのでパス。弟兄でオネガイシマスorz
・JACKちゃんが「ミチルのラミカあったよ」と教えてくれたので速攻で
 買いに行く。すごくやるきのミチルラミカゲットv席に戻るとJACKちゃん
 に「買ったんかい!」とつっこまれた。なぜに?!
・JACKちゃんに落書きであげたポップン絵の載ったポプ本をもらう。
 これでなんど後悔したことか、数え切れないのですが…
・今回のスケブは全部、テニプリ。跡部と忍足ばかり
・閉会10分前に声かけられる「駄目ですか?」すこしなやんで出た答えは
 「じゃぁ、俺のかわりにスペース片付けてくれたらがんばりますv」
 …描きましたよ?スペースも綺麗に片付けていただきました。頼む方も頼む方
 ですが、引き受けてくださるとは思ってませんでしたよ正直(笑)
 まぁ、地方イベントのいい話ということでv
・お客さんが少なくて、基本はまったり進行。スピードくじ自分たちでひいて
 遊んでました(遊びすぎ/笑)
・でも、時々、異常にテンションの高い会話をした気がします………
・いただいたチョタ指人形、こっそりと飾っていたんですが、大・人・気!
・テニミュのプロマイドを見せて頂きました。ウワサのジロー役の方が本当に
 かわいくてちょっと惹かれた
・うえださんトーク
・藤原さんトーク
・おいらがいつまでテニプリをやっているか議論(笑)
・たぶんGA2がでる4月まではやってます
・というか不二ジロ本の一冊はかならず出します

イベント後(会場から自宅まで)
・カラオケ話。詳細は明日の日記で。ちょっとした賭け。
・アニメイトで、実弟に頼まれていたスパイラルの画集をさがす。二種類ある;
 (電話つながらない、結局、片方がアニメイト特典ということでそっちを)
・帰りの車の中で「KA・BA・JI」と「バレンタイン・キッス(跡部)」を
 聞く。…いろいろヤバかったです;
・晩御飯、いつもの店で、いつもの天重。美味い。JACKちゃんはラムステーキ
 (じろー)とか思ったのは内緒の方向で!
・古本屋はしご。いろいろ購入。
・メイトで悩んだ圭一のフィギュアGET。いい出来で万歳
・でも本来の目的である「怪奇大家族」のサントラは発見ならず
・ついでに「怪奇大家族」の主題歌「その瞳のかげり」も発見ならず
・っていうか、どんだけはまってるねん!
・ずっと探していたワーズワースの冒険のサントラはゲットしましたけどね
(でも、シャ・リオンは別のCDでももってたりもするんですが)
・マリ姉の「なんでだってば?!」も購入。懐かしい。
・みんながぷよぷよや大貧民をやってる間ギルティギア・スラッシュをプレイ
動機は単純に「そういえばザッパがうえださんなんだよねv」
・ザッパ使い辛い
・それでもうえださんの勝利ボイスのためだけにノーコンティニューで
 ラス戦までこぎつける
・ラス戦で負ける(そこまでいったら勝てよ)
・「銀色の髪のアギト」と「サイレン」をみにいく予定
・JACKちゃんはJACKゾーンが使えるという話(チョコが彼女の周りに
 自然と吸い寄せられていく)から、誰がどのキャラか?みたいな話題になる
 おいらはミチルだと思うんだけど、みんなから否定される。なぜに?
 ちなみにJACKちゃん→手塚、ひさぎ→観月、A美ちゃん→幸村
 俺はけっきょく、柳沢らしいです。…アヒルじゃ↑の連中には勝てねぇよorz
 (騒がしさだけなら菊丸でもいいといわれました…それは菊丸に悪い;)
・氷帝受攻占い、おいらは忍足攻。
・「KA・BA・JI」耳からはなれず…(かかか、かーばーじー、ウス!)
・ひさぎは六角の剣ちゃんが嫌いだという話から、佐伯×ジロはどう?の話題に
 でも、佐伯×ジロならサエ剣がいいな。そして、六角相手なら、天根×ジロが
 いいよという話題
・跡樺最高!

なんか他にもいろいろあったんですが、おおむねそんなところでv
では、明日からまたのんびり更新に戻りたいと思います
おつかれさまでした。おやすみなさいv



2006年01月26日(木) 怪奇大家族の日

怪奇大家族。
一本目がそれはもうおもしろかったので、続きを借りに行ったら
おいてないんですよ。
おかしいなぁ、別のところにあるのかなぁといいつつ探しても探しても
見当たらない。いつもならここで、あきらめるんですが、今回は別
どうしても続きがみたい。
というわけで、店員さんに聞いてみたところ諸事情でテープがダメに
なってしまったとのこと。で、セット商品だったので今後も新しく
入れる予定はないというお話。

絶望した… orz

えぇ、探しました。他所を。
けれど他所には置いてない。
そんなに新しい作品でもないので、増えるとも思えないし
…続きみたい

………やっぱDVDか?

怪奇大家族。
いやもう、ほんとに面白いですよ。そんな清水嵩つながりで、もう一つ
水曜日に「輪廻」を見に行ってきました。
怖い映画好きなわりに、実際に怖いとは思わないのですが、前の
「予言/感染」が面白かったので。
で…
怖くはなかったです(。。)
でも、面白くないわけでもなかったかなぁ
ネタが早々にわかってしまったんですが、見せ方が良かった気はします
予言以上、感染未満ですかね。感染のほうがいろいろと好きだったかも

どなたか怖い映画ご存知だったら教えてください

そういえば、先日話題にだした「怪談新耳袋〜ふたりぼっち編〜」の
「約束」の監督、怪奇大家族も担当されてたんですね。なんか凄い
納得しました。あれも面白かったなぁ。

でも、おいらが見たいのはホラーであってホラーコメディじゃないん
ですけどね(笑)

ホラーコメディが嫌いというわけでもなく、むしろ、なんか凄いいい作品
に出会えたので今回は、プラスが大きいということにしておきます。
るるる〜る〜怪奇大家族〜



2006年01月25日(水) はぴば親父の日

今日はうちの親父の誕生日です。松本零時の誕生日と一緒です。
おめでとー親父(ここでいっても仕方ないけど)
ちなみにプレゼントはなにがいい?って聞いたら
「ゲームボーイウォーズ1・2」と答えられました
そんな親父は大戦略のために自分用のGBAを買った人です。
…大戦略でおいらの一番のお気に入りは、マスターコンバット2ですけどね
………今、やるなら司令官の名前は絶対、タクトですよ(笑)
大戦略の中では、キャラが…というか、キャラが良くて。えぇ。
味方の指揮官ほぼ全員がお気に入りでした。あと敵の司令官!

そんな我が家のささやかなニュースはおいといて
今週のマガジン。
いや、あのですね
今更なんですけどね

狂と京さまってバカップルだったんですね

なにあの恥ずかしい人たち?!(笑)
ていうか、狂がなんか久しぶりに懐かしい感じがしました。
まぁ、なにはともあれ、京さまお帰りなさい
あとはアホ毛が生えれば完全復活だよね!(え?)
というか、あれです、もうKYOも本当に終わりなんだなぁ

GBの夫婦はいつもどおり
というか、あれだ、ちょいと旦那(銀次)が暴走過ぎ…?
「愛しい」発言から、ちょっとおかしな銀ちゃんですが、まぁ、あれだ
雪彦と蛮ちゃんの逢引(笑)は徹底阻止か?!
雪彦もえらい奴を恋敵にしたものです。がんばれv(笑)
ネギま!は、あれだ、うん

コタ×ネギ万歳!

ちぅの「どこかのマフィアの御曹司と、そのボディーガード」っていう
コメントがそりゃーもうナイスコメント。
まぁ、そうですね、コタローと戦うネギ先生っていうのも萌えですが

コタローに護られるネギ先生も萌えですよ

…いかん、萌えたorz
そんな今週のマガジンでした
(おお、久しぶりにマガジンサイトらしい日記だ)



2006年01月24日(火) ジサツのための101の方法の日

というわけで、リメイクリクエスト2は「ジサツのための101の方法」
です。死ネタなのでご注意ください。
というか、しばらくそういう暗いネタが続きます(苦笑)
CPは、忍ジロ←不二…のはずです(なんだその自信のなさは;)

祈願祭設置希望はどうもダントツでお絵かき掲示板のようなので
ぼちぼち探してます。とりあえず、画像をアップロードできる形の
お絵かき掲示板を探さないと…(描けないので;)


ぼくはココにいたい


残酷な刻
 (旧題「ジサツのための101の方法」)



「よし、きめた」

不二は最期にそう、ポツリとつぶやいた

「え?」

聞き返したのは、忍足
ふりむいた先には、すでに閉じかけられた扉
音も無く
ゆっくりと差し込む光が細くなり
ほそくなり、ほそくなり、ゆっくりと、まるでスローモーションのように
扉がしまり
パタン…
そんな小さな音だけが、それでもなぜか嫌にハッキリと聞こえて
はじめて

「え?」

時間にすれば、本当に一瞬のできごとなのに、その光景から音が戻るまでの時間は
ひどく、ひどく、長かった
足音も
扉を開ける音すら、なく
ただ、ただ、扉が閉まる音だけが聞こえたからなのか
それとも
扉にさえぎられ、不二のその、独特の雰囲気がぬけたからなのか
それはわからなかったけれど

「・・・・・・どうした?忍足」

つったっている忍足を連れ戻したのは、跡部の一言

「・・・・・・なんや、今の不二、おかしなかった?」

「あーん?」
帰ってきたのは、あいまいな返事



彼は、屋上で…そろそろ午睡から目覚める頃



「…ジロー?」

ふいに、忍足の頭に慈郎の姿が浮かんで消える
理由はわからない
わからないのだけれど…
たとえばそれは
さっきの不二の言葉に呼応している気がして
あの声が
その響きが
この音が

まるで

世界が壊れる悲鳴のような気がして



ふいに浮かんだのは学校の屋上
慈郎が、午睡を楽しむ、お気に入りの、その場所




「芥川くん…」

ふいに後ろで声がした
振り向いた先で

「僕、きめたよ」

にっこりと微笑む、いつもとかわらない…

「君の心が手に入らないのなら…」

いつのまにか、目の前にいて、すれちがいざまに
とんとん
胸をたたかれ

「僕が君の心に住むというのはどうだろう?」

笑顔

「不二?」

世界が壊れるような緊張感に押さえつけられて
返せたのはたった一言

「僕はココにいたい」

笑顔
立ち止まることなく

「もちろん、これはたとえ話だけれどね」

たとえば
君の心が入らない世界は酷く退屈で
君の心が僕のものにならないなんて、くだらなくて、つまらなくて、そんな途方もない
残酷な刻
それが、これからの僕の残りの生涯だなんて
そんな話は、たとえだとしてもあんまりだとはおもわないかい?

「不二?」

「ねぇ、芥川くん」

不二は…


「愛しているよ…芥川くん………」



ずっとね、ずっと・・・

ずーっと…



「ジロー!」

駆けつけたそのとき
空に影が差した気がした
その正体は
裏にまわったせいでわからなかったけれど

屋上
扉をあけた、その先

「ジ、ロ?」

彼は、学校の屋上で
ぼんやりとたっていた

ひとりで

忍足は少しだけ、ほっとした息をつき
そして
でも
きりきりと
世界が…

「ジロー、無事やったんやな…?」

壊れる

「えらい胸騒ぎがしたんやけど、思い過ごしやったみたいやな…でも、絶対ここやと思たんやけど…」

世界ノ壊レル音

「なぁ、ジロー…不二がここに来なんだ?」



「笑ってた…」



たとえばそれは

さっきの誰かの言葉と、まったく同じモノ

あの声が
その響きが
この音が

まるで

世界が壊れる悲鳴のような気がして



「ジロー?」

世界が壊れていくような圧迫感におされる

「笑ってたんだ」

「え?」

「わらって・・・」

どうしてだろう?
慈郎の声をきくたびに
世界が瓦礫と化していく
それは、まるで、乾いた化石

ざわざわ

ざわざわ

なにかがゆっくり侵食していく

それは、音、だ
音、音、音
人の話し声
遠く聞こえる

サイレンの音

・・・サイレン?

忍足はふと、下をみた



ぶつかるもの



視線

視線



「・・・っ!?」



笑う視線
血まみれの



「笑ってたんだよ…」



どこか遠くでつぶやかれる慈郎の言葉に
くりかえし、くりかえし
世界が壊れていく



壊れる世界に未練なく

僕はココにいたい

もちろん、これはたとえ話だけれどね

君の心に、僕はすみたい

笑顔のまま

”愛しているよ”

屋上からみる地面は遠く

距離より、時間より、はるか…

下でつぶれているはずの不二の死体は



なぜか、至極、幸せそうに笑っていた



2006年01月23日(月) リクエストの日

突発連載があったり、同盟作ったり、イベント準備したり、
友達とカラオケにいったりと、いろいろありまして、ちょっと話題にする
のが遅れてしまったのですが、年末に「キヲク」のリサイクルをした時に
他にもいろいろリクエストを頂いておりました。
ちょいとお答えする機会を失っていたのですが「どうなりました?」
という旨のコメントを頂いたので、今度こそ忘れないうちにお答えを

今のところ

・Treating 2U シリーズ
・AIR シリーズ

の2シリーズと

・ジサツのための101の方法
・砂漠の雪(Remix含む)
・闇の声
・ぼくのむしかご
・さよならを教えて(comment te dire adieu含む)
・LAST IN BLUE

以上、読みきり6本のリクエストを頂いております
まずシリーズものに関しては、申し訳ないのですがちょっと無理かと…
逆に、読みきりのほうですが、ぎりぎり設定が許しそうな
・ジサツのための101の方法
・闇の声
・さよならを教えて(comment te dire adieu含む)
・LAST IN BLUE
の4本をお答えできたらと思います。
砂漠の雪とぼくのむしかごの2本は、ちょっと設定的に無理が…無理…
すいません無理ですorz。せっかくリクエストくださったのに、申し訳ない
まぁ、いつものように、若干、タイトルをかえて、また「虹を見たら〜」の
方へ収録しますね。
あ、CPは頂いたリクエストどおりを予定しています
・ジサツのための101の方法 … 忍ジロ←不二
・闇の声 … 跡ジロ←不二
・さよならを教えて … チョタジロ
・LAST IN BLUE … 跡ジロ
がんばります。リクエストありがとうございました。

…いや、でも、ですね、これ………凄いラインナップだなぁ;
あれですよ、雪蛮初期の、よりにもよってこのネタかよ!みたいな…
まぁ、印象深かったということなんですよね?たぶん、たぶん………
というか、6本中4本が死ネタですか;残り2本はちょっと電波入ってま
すし;白と黒でわけたら、真っ黒もいいところな、というかこれ以上黒い
ネタはないよってくらいですしね…あ、LAST IN BLUEは違いますね。あれ
は白です。むしろ怖いくらいに白ですよ(死ネタですけど/笑)
がんばります。がんばります。



2006年01月22日(日) 不二×ジロ同盟!の日

不ジロ同盟始めました

冷やし中華と同じくらいのノリで始めてみました不ジロ同盟。
一人でも不ジロ好きーさんが増えれば万々歳、増えなくても、まぁ
管理人的には、作っただけで満足なのでもういいです(え?)
すいません、志の低い管理人で;あれですよ、勝敗にこだわらない不二
のように、おいらもあんまり参加人数とかにはこだわりません。
料理は作るだけで幸せ、別に自分が食べれなくていい、みたいな。
そんな料理人のような姿勢で日々生きていたりします。はい。
というわけで、名簿も作りません。むしろ主張同盟に近い感じで。
まぁ、不ジロ好きな方はバナーをぺたりと張ってやって下さい。
これであなたも立派な不ジロラバー!お手軽でよくないですか?
あと、同盟にもかいてあるんですが、おいら本気でバナー作りが苦手なの
でバナーは常に募集中です。みなさまどうか愛の手をよろしくお願いします
で、活動なのですが、とりあえず

不二VS慈朗再戦祈願祭

は、やりたいです。てかやります。
ちなみに祭開催中に不二VS慈朗再戦が
決行された(補欠戦が不二VS慈朗だった)場合→慈朗勝利祈願祭に改名
決行されなかった(跡部VS越前戦で決着がついた)場合→残念会に改名
祈願祭の内容は、御題募集or配布とか、作品募集とか、できたらチャット
とか…とりあえず簡易アンケートを設置してみようかと…

予定は未定ですけど、ね(笑)
とりあえず、やることはやったので、これからしばらくイベント準備の
方にかかります。がんばろー。



2006年01月21日(土) き、きになる…の日

早売りジャンプの情報をメールでもらったのですが

「べ様、魔術師(。。)ノシ」

…どいうこと???
すげーきになるんですが、ど、どういうこと?
GBでなにがきてもあんまり驚かなくなったおいらも
すげーきになります…
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3サイトとも、微妙に改装しました。冬改装のついでに。
ついでに、某同盟もせこせこ作ってます(お前、イベントの準備は?)
むしろ俺としては遅いくらいだ!がんばろう!
でも、あいもかわらずバナーで梃子摺り…うーん、もういっそのこと公募に
するかなぁ
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話題ころころ変わって申し訳ない。
えーと、昨日は「怪談新耳袋〜ふたりぼっち編〜」をみました
あいもかわらず怖くはなかったのですが、1話すごくおもしろい話があって
「約束」って話なのですが、うん、おもしろかった。凄く好き。
いい話系かとおもわせてあのオチですよ、なんかもう笑った笑った。

で、今日は「怪奇大家族」をみました。監督をあの「呪怨」の清水崇さんが
やっておられるのですが、これがまたおもしろい。
あまりのおもしろさに、続きはDVDで…とか想ったくらい。
これも凄く好きだ。ちなみに長男がお気に入りですが、おとうさんも好きです
おじいちゃんもステキだし、おかーさんもいい味だしてるし



2006年01月20日(金) 突発日替わり連載第3弾おしまいの日

突発だった日替わり連載第3弾も今日でおしまい。ま、今回はパロですし…
ちなみに、メインはあゆシナリオでしたが、栞シナリオが食い込んでます
(ちなみに、不治と不二をかけたわけではありません!)
あとは、真琴シナリオをという声があったのですが、すみません…
俺、真琴が苦手で…;真琴シナリオは好きなんですけどね(ごにょごにょ)
元のゲームを知っている方は、深くつっこまず…知らない方は、もし興味を
もたれましたら一度やってみてくださいね。
ちなみに執筆中はずっとKanonのサントラを聞いていたんですが、なぜか
OP・EDになると切れる;仕方ないので、BGMのとこだけ聞いてたのです
が、あとになって「regret」(I'veの1stAlbum)かければ、OP・EDきけ
たうえにX'masFlowStyleまで聞けたという事実に気づきました…
なんのためのアルバムさ;しかも、最後は飽きて、せんせいのお時間のサントラ
聞いてました(笑)興津高校校歌が好きなんですが、うえださんの声が…
岩田さんの声はよく聞こえるんですけどねぇ(寂)


さよならのない旅をする



Ending
 風の辿り着く場所

 



雪が降っている
まるで止むことを忘れたかのように
全てを覆い隠すように雪は降り積もる

雪だけが知っている

ずっと降り続く雪の中、誰かが泣いている
終わらない雪の中で、幾度も、いくども、繰り返し、くりかえし



夢を見ている
俺が夢を見ているのか
それとも誰かの見ている夢が俺なのか

夢は終わることなく

ずっと見続ける夢の中、誰かが泣いている
終わらない夢の中で、幾度も、いくども、繰り返し、くりかえし

 

駅前の小さな広場
小さなひとつのベンチ
俺は朝からずっとここに座っている
忙しそうに行きかう人々
誰も俺を気に止めない

俺は人を待っていた

ずっと
ずっと…

春の日も
夏の日も
秋の日も
そして
また、雪の降る日がきても

来ることの無い朝を祈り
二度とこない夜を願い

それでも、ずっと、たったひとりを、まっていた

 

同じ雪
同じ夢
もしかしたら
雪が夢を見ているのか
それとも
夢の中で降る雪なのか
同じ景色の中
いくつかの風景

仲良く笑いあいながら歩く親子
微笑を絶やすことの無い少年
病気の母親にずっと付き添う子
丘の上から街を見つめる動物

雪のように想いは降り積もる
夢のように願いは絶え間なく

けれど、最期には、いつも、同じ風景

子供と子供
ひとりは金色の髪がまぶしくて
ひとりは青空のような瞳が綺麗で
夢の中でふたりは仲良く軽く街を駆け抜けていく
雪はいつまでも優しく降り積もって

 

俺は、ずっと同じ場所にいる
いくつもの季節
いくつもの夢
いくつもの、想い
…たくさんの願い

ひとりぼっちでまっている俺に声をかけてくれたのは仲が良さそうな親子だった
おかあさんは優しそうで、女の子も優しそうで
おかあさんは俺にあったかいココアを買ってくれた
女の子は俺とトモダチになってくれた
バイバイと大きく手を振ったら、凄い音
女の子が泣いている
俺にはなにもできなかった
ただ、ただ、泣き続ける女の子のそばにいることしかできなかった
俺のおかあさんはいなくなってしまったから
俺のおかあさんがいなくなったときはどうしたっけ?
俺はどうして泣かなくなったんだっけ?
あぁ、そうか
俺には跡部がいた
女の子に跡部はいない
かわいそう、かわいそう、かわいそう
俺は泣き続ける女の子のそばにずっといた
かつて跡部がそうしてくれていたように
ずっと、ずっと…
女の子は願った
俺も願った
ねがいごと?

…そうだ、アレを探そう

雪も降らなくなって、春が少しずつ咲き始めてきたある日
おかあさんは助かった

”奇跡だ”と誰かがいった

違うよ
願ったからだよ
女の子が諦めなかったからだよ
おかあさんが諦めなかったからだよ
あぁ、でも
願うほどに強い想いを、人は、奇跡と呼ぶのかもしれない

ある冬の日も、俺はずっとベンチで人を待っていた
男の子がひとりやってきた
カメラをもっている
男の子は俺をみると、少し残念そうに、帰っていった
次の日も、次の日も、男の子はやってきた
そして次の日、俺に話し掛けてくれた
”僕は、不二周助…君は?”
”俺は芥川慈郎”
俺たちはトモダチになった
不二はカメラでいろんなものを撮るのが好きだった
俺も何枚も撮ってもらった
ある日、不二が言う
”奇跡は起こらないから、奇跡っていうんだ”
その不二がとても悲しそうで、とても悲しくて
”叶うよ”
奇跡は起きる
”悲しい気持ちに負けないで…幸せになることをあきらめないで…”
だって、あの冬の日もそうだった
女の子も、おかあさんも、あきらめなかった
だから”奇跡”は起きたんだ
諦めちゃ駄目だよ
不二が疲れてしまったなら
想うことに疲れてしまったら、少し休んだっていいんだ
その間は、俺が不二の代わりに願うから
悲しい気持ちに負けませんように
幸せになれますように
奇跡は起きますように
何度だって願うから、想うから、祈るから
ねがうから?

…そうだ、アレを探さなくちゃ

俺と不二が一緒の写真をとって、しばらくたった夏の日
不二が元気になったのだと風の便りで聞きました

”奇跡だ”と誰かが言う

違うよ
諦めなかったからだよ
不二は諦めなかったんだ
悲しい気持ちにも負けず
幸せになることも諦めなかった
不二はとても凄いんだよ

その冬、俺は探し物をしていた
病院の中を一部屋、一部屋
ある部屋で、おかあさんと男の子に出逢った
探し物をしているんだといったら
おかあさんは”気をつけてね”と笑ってみかんをひとつくれた
男の子はいっしょに探してくれるといって、俺たちはトモダチになった
病院を一部屋、一部屋探す
ある日、おかあさんは、俺にみかんをくれながら
”ジローくん、うちの子と、いつまでも仲良くしてあげてね”といった
もちろんと俺は応える、でもどうして?
”おばさんはこれから、手術なの…ジローくんとみかんをたべるの、これが最後になるかもしれないの”
おかあさんと食べるみかんは美味しかったけれど
その時のみかんは、すこしすっぱかったと想う
手術がはじまった
男の子は赤いランプがつく扉の前でずっと呼んでいた
おかあさん、おかあさん、おかあさん…
俺も一緒になって呼んだ
おかあさん、おかあさん、おかあさん……
俺のおかあさんは帰ってこなかったけれど
おかあさん…
かえってきて
最後になるなんていわないで
また、いっしょにみかん食べたいよ
俺たちはずっと名前を呼んでいた
おかあさん、おかあさん、おかあさん…
願い事をするのと、探し物をするのは似ている

…探さなくちゃ

赤いランプが消えておかあさんは言いました”2人の声きこえたよ、ありがとう…”
ううん、おかあさん、かえってきてくれて、ありがとう

”奇跡”だと誰もが言う

違うよ
一緒にいたいだけなんだ
俺も、男の子も、おかあさんも
大切な人と
ずっと一緒にいたいだけ
だからおかあさんに声は届いたんだよ

やっぱり冬の日は、探し物をする
雪が積もるベンチに狐がちょこんと座っていた
人間以外ではじめて出来た友達だった
狐は俺とおんなじで、ずっと誰かを待っているようだった
ちりん
首につけられた鈴が寂しくなる
ちりん、ちりん…
俺たちはずっとずっと待っていた
雪の降る中を
ずっと
なぁ、お前…
ちりん
鈴が鳴る
お前はあきらめないんだな
ちりん
鈴は鳴る
俺もあきらめないよ
ちりん、ちりん
鈴が応える
だって、約束したもんな
ちりん…
鈴が…
”ごめんね”
狐の待ち人は小さな女の子だった
”もうだいじょうぶ、おかあさんが、いっしょに住んでも良いって”
ちりん
”…おにいちゃんは?”
”俺はこいつのトモダチ”
俺と小さな女の子もトモダチになった
”おにいちゃんも誰かをまってるの?”
”うん”
ずっと待っているんだよ
ここで、ずっと…これからも
”はやくおむかえ、くるといいね”
ありがとうと俺は言う

ちりん

ねぇ耳はいいけど、しっぽは隠さないと駄目だよ
小さな女の子は少し恥ずかしそうに笑って、ふたりで去っていった

これは俺だけがしっている”奇跡”

ちりん
鈴の音は今日も優しく聞こえているだろう
あの学校で
ずっと
ちりん、ちりん、ちりん…

雪も、夢も、想いも、祈りも
いくつも現われては消えていく
親子の雪
不二の夢
少年の想い
狐の子の祈り
そして…

………俺の願い

 

そして、また 同じ雪
そして、また 同じ夢

同じ夢の中、同じ雪が降っている
もう、ずいぶんと長い間
同じ雪の中、同じ夢をみている
それとも、ほんの一瞬?
ずっと、同じ 雪と夢

そして

願い

そして、また 同じ願い

 

本当に、どんなお願いでもいいの?

あぁ、本当だ

本当にホント?

本当にホントだ

まじまじすっげー

じゃぁ

俺の、最後のお願いは…

 

同じ夢をみる
同じ雪のなか
ただ待つことしかできなくて
それでも
それだけがたったひとつできることで
だから

ずっと待っている

 

「おい、跡部!」
「…ん?」
「ん?じゃ、ねーよ。何度も呼んだんだぜ?ったく」
「…そうか」
そういいながらも、跡部は窓から視線を反らそうとはしない
視線の先には小さな公園
小さなベンチ
「そっとしておいてあげなよ、宍戸」
「けどよ、もうじき時間だぜ?」
「ほっとけよ、ジローが見送りにこなくて、凹んでんだから」
「…ジローさん、どうしたんでしょうね?」
「大方、跡部部長の俺様加減に愛想がつきたんじゃないですか?」
「ジローはそないな子とちゃうよ」
「…ウス」
差し込む陽射しは暖かい
もう春が近いことを知らせるかのように
「お前たち、なにを騒いでいるんだ?」
「あ、かんと…って」
一同がざわつく
「こんにちわ」
「久しぶりだな」
「不二に、手塚?」
「お前らも今、帰りなんか?」
つくづく腐れ縁やなぁ
忍足が溜息とともにつぶやく
不二はクスクスと苦笑し、その横で
「ん?跡部のヤツはなにをしているんだ?」
手塚がこちらに気づく様子のない、跡部に視線をやった
「振られてブルーになってんだよ」
「…」
「忍足くん」
「あ?」
「僕の話、覚えてる?」
「話?侑士、なんのことだよ?」
「…あぁ、天使がどうのこうの、奇跡がどうのいうやつやろ?」
「「はぁ?!」」
氷帝レギュラー陣の声が綺麗にそろった
「この街では一年に一度、天使が庶民的な奇跡をおこすんやって、しかも冬季限定」
「んだよ?そのメルヘンは」
「俺たち来年はもう高校生だぜ、勘弁してくれよ」
「いいじゃないですか、夢があって」
「ウス」
「怪談話のほうがまだましですよ」
「日吉、好きだもんね」
不二は跡部へ視線を向ける
窓の外、小さな公園、そのベンチ
それでもこちらに意識を集中させているのを、確認して
「まぁ、手塚にその奇跡は起こらなかったんだけどね」
「くだらん、奇跡などに頼らなくても俺の腕は治る」
「はぁはぁ、…で?今年はどないなお茶の間ほのぼのニュースやの?」
「うん、あのね…あそこに小高い丘がみえるでしょ?
 あの丘には街を見守るように大きな木がたっていたんだけれど…」

 

ずっと待っていた

 

「昔、その木に登って遊んでいた子供が落ちて…」

降り積もる雪のなか
終わらない夢のなか
来ることの無い朝を祈り
二度とこない夜を願い

「同じような事故が起こらないよう、その木は切られてしまったんだけれど…」

それでも…

「そのとき、木から落ちた男の子がね」

 

最後の願いが叶う、その日を…

 


「5年間戻らなかった意識が、今朝戻ったんだって」


 

バタバタバタッ

凄い足音がした
全員が何事かと視線を投げた先には
「跡部?!」
もうすっかり遠くなった跡部の後姿
「ど、どーしたんだよ?あいつ…」
「おい、誰か…」
言葉をさえぎったのは

「行かせたったらええ」

「忍足先輩?」
「不二、お前の話、笑うて悪かったな」
不二は小さく微笑みを帰す
「はぁ?もう全然話みえねーんだけど…」
「俺の推測が違たら、今度は俺を笑うてくれてええよ」
「拝聴しようか」
「その男の子の、名前なんやけど…」


 

駅前の小さな広場
小さなひとつのベンチ
俺は朝からずっとここに座っている
忙しそうに行きかう人々
誰も俺を気に止めない

俺は人を待っていた

ずっと
ずっと…

「ジロー」

声がして
俺はゆっくりと顔をあげる

「跡部」

「遅くなった」

「ムースポッキーひとつな」

「ジロー」

跡部の手がゆっくりとのびて
俺の頭を払う

「桜の花びらがついてるぞ、お前、どんだけまってたんだ?」

季節は春

「ずっとだよ」
にこにこと告げる俺に、跡部は呆れ顔と溜息をひとつ
「どっかその辺の店にでもはいってりゃよかったのに」
「だってよくわかんねーもん、広すぎて…迷子になったら困るっしょ?」
「携帯があるだろーが」
「あ、そっか」
「まぁ、いい。あとで案内してやる」
「跡部が案内してくれんの?」
「俺以外の誰が案内するんだ」
跡部はそういうと
俺の手をとって
「ほら、さっさと行くぞ。制服の採寸なんてとっとと終わらせる」
「せめてパターンオーダーでいいっていったのに」
「あーん?ジロー、お前、俺様からの贈り物にケチつけようっていうのか」

氷帝学園高等部
俺はこの春からここの2年生になる
5年分の空白を埋めるリハビリと、勉強は、地獄のようだったけれど
無事に編入できたお祝いに、今日は跡部が氷帝学園の制服を買ってくれるらしい

「うそうそ。へへ、跡部はやくはやく、おいてくぞー」

俺は歩き出す
足取りは軽い
雪を踏みしめるように歩くのも好きだけど
春の柔らかい地面だって大好きだ
…ううん

「おい、まてよ。ジロー」

跡部といっしょなら
俺はきっとどこでだって幸せ

「やーだよ」

「まて、ジロー」

雪がとけ春になり、花が散り夏がきて、風が吹き秋になった
そして、また、奇蹟の降る季節が巡ってきても

「うわっ」

「捕まえたぞ、てめぇ、俺様から逃げられるとでも想ってるのかよ?」

俺たちは新しい季節の中をかけていく
ずっといっしょに

 


たったひとつの”奇跡”のかけらを抱きしめながら…



2006年01月19日(木) おでかけライブin福井のスペースナンバーの日

1月29日の「おでかけライブin福井」のスペースNoは

F9、10

です。F列の一番端…あれですよ、受付から一番遠いいつもの場所です
「救世主屋」でとってます。「麦畑」のJACKちゃんとの合同スペース
どっちかに座ってます。暇そうにしているのがおいらです。
発行物もいつもどおりなのですが(ポストカードとコースターと便箋)
テニプリどうするかな…あるかな…ないかな…まぁ、なくてもスケブは
OKなので声かけてやってください。10日あるんでなんか作ろうかと
想ってはいるんですけど…有言不実行が常なので
さてさて、Kanonの第5話をお届けいたします。
本編はこれでおしまいです。あとは後日談が1話
最期の最期までお楽しみいただければ幸いです


「お待たせしましたっ」

ずっと待っている

降り積もる雪のなか
終わらない夢のなか
来ることの無い朝を望み
二度とこない夜を願い

それでも



たったひとつの想いを抱いて



「それでは、俺の最後のお願いですっ」


跡部


俺のこと…



さいごのきせき
Little fragments



「叶うよ」



駅前の小さな広場
小さなひとつのベンチ
俺は朝からずっとここに座っている
忙しそうに行きかう人々
誰も俺を気に止めない

ジロー

ジローはどんな気持ちで俺のことを待っていたのだろう?

ずっと

ずっと…

”やっぱり待っていた人がきてくるのが一番嬉しいな”

春の日も
夏の日も
秋の日も
そして
また、雪の降る日がきても

来ることの無い朝を祈り
二度とこない夜を願い

その罪から目をそらし
キヲクを閉ざした、愚かな俺を…

そのとき
ふいに、足元に影がさした

「雪、積もってるよ?」

「…」

答える言葉を知らない俺に
不二は小さくため息をつくと
隣に座った

「罰ゲームかなにか?」



「そんなような、ものだ」

俺にできることは

はじめて出逢ったこの場所で
再会を果たせたこのベンチで

お前の訪れを待つことだけ

それがたとえ
雪のように
揺らめいて消えていく
夢であろうとも



芥川慈朗は もう いない



では、この一週間
俺がともに過ごしたアイツは誰だったのか?

俺はその答えを一つしか知らない

アイツはジローだ

五年前に出会い
この冬の街で再会を果たした
俺が愛するただひとりの存在

「奇跡は起こらないから、奇跡っていうんだ」

「…」

「昔、このベンチに座ってそんなことを言った子供がいた」

その子供には夢も希望もなかった
目の前に広がるのは絶望
死という、彼には早すぎる運命

「ある冬の日、子供はこのベンチで一人の少年と出逢った
 …少年はベンチに座ってずっと誰かを待っている…」

「次の日も、次の日も、少年はベンチで誰かを待っていた
 子供は気になった、そして少年に話しかけて…二人は友達になった」

友達が出来ても、子供の運命は変わらない
死という予定はすぐそこまできている
子供はいった

”奇跡は起こらないから、奇跡っていうんだ”

そういって、すべてをあきらめようとする子供に少年は

少年はいった

”叶うよ”

「奇跡は起きる」

”悲しい気持ちに負けないで…幸せになることをあきらめないで…”

「奇跡っていうのは、神様が起こすものじゃない
 人が大切な誰かのために願うこと…幸せになることをあきらめない想いが起こすもの」

「…どうして」

「…ん?」

「どうしてお前は、その話を俺にする」

不二は、はにかむように笑うと

「さぁ、どうしてかな?…ただ僕は、あの話をして笑わなかった人間を今までに二人しかしらない」

雪降る街に訪れる
ただ一度の奇跡

少年の言葉に心動かされた子供は移植の決意をする
そして手術のために違う街へと去っていった
別れの日に少年と二人で撮った写真をお守りに

「奇跡は起きた。少年の言葉通り…移植は成功し、彼は今では仲間たちと忙しい日々を送っている」

そんなある日
ふと、彼がお守りの写真をみると
二人で写したはずのその写真には、自分の姿しか写っていない
まるで雪が解けるように
まるで夢が覚めるように
あるいは

それが、奇跡の証明であるかのように

「彼は想った、少年は天使だったのかもしれない…
 絶望を前に途方に暮れていた友達のために、その奇跡をひとつ分けてくれたんじゃないか」

以来
彼は冬が来るたびに、暇をみつけてはこの街へ帰ってくるようになった
天使に、トモダチに、逢いたい、その想いひとつで
そんなある日、ウワサがひとつ
”奇跡”
雪が降る日におこる、ちいさな奇跡
確かにソレは、ただの偶然かもしれない
幸運の産物かもしれない
けれど、彼にはわかった
瞳を閉じて浮かぶのは4年前にあった少年の姿

「…けれどね、天使の姿を探しながら彼はこうも思った」





じゃぁ、あの天使の願いは誰が叶えるのだろう?





駅のベンチ
小さな体を雪にさらして少年はまっている
もう二度と訪れない母を
そして、自分を忘れて去っていったトモダチを
誰にも気づかれることなく
ひとりぼっちで
少年はそれでもまっていた

”…約束だよ”

たった一つの約束を信じて
こころが悲しみに負けないように
自分を笑顔にしてくれる
ただひとりの存在を
ずっと
ずっと…



たったひとつの想いを抱いて



ふと

気が付くと、空が赤みを帯びていた

どうやらいつのまにか少し夢を見ていたらしい

夢?
いや、今のはただのキヲクの反芻だ
今朝の会話
寒さで凍りついた体をほぐすように背伸びをひとつ
風が吹いた
あの日のように
雪がキラキラと舞い上がる

俺はジローを待っていた

それは街が一望できる小高い丘の上
一本の木が街を見守るように立っている
いや…
立っていた
ジローと俺のお気に入りの場所
俺たちの学校
今では、大きな切り株が残っているだけになってしまったけれど
その夢の跡
かつて学校であった切り株に腰掛けて

俺はジローを待っている


ベンチで待つ俺の足元に
4年目の奇跡が顔を出した

不思議なことに
その狐が見えていたのは、俺と、そのとき会話をしていた不二だけのようだった
不二が俺に言う

”君は…天使の願いを叶えるのは誰だと想う?”

狐はじっと俺たちを見ていた

その瞳も、同じことを俺に聞いているように見え

その時、いつかのジローの言葉が脳裏に響く

”誰が願いを叶えてくれんの?”

きまってるだろ?
天使の願いを叶えるのは
ジローの願いを叶えることができるのは


俺様だ


その言葉に
ちりん
狐の首についてた鈴が鳴った
”ついてこいって”
狐の言葉がわかるはずもないが
たしかに、その鳴き声は俺にも、そう聞こえた

ちりん、ちりん、ちりん…

鈴の音は、俺をここまで連れてきて
狐は森へと姿を消した

雪のように
夢のように
現われては消えていく
かつての奇跡の欠片たち



”やっぱり待っていた人がきてくるのが一番嬉しいな”

ジローがそう言っていたのは、いつのことだったろう?

”俺も、俺も…ずっと跡部のこと好きだったよ”

「俺は…今でもお前のことが好きだぞ」

雪のように想いは降り積もる
夢のように願いは絶え間なく

俺はずっと心の中で繰り返した

ジローが好きだ

これからもずっと、ずっと…

ジローだけを愛している

約束するよ

指きり、したよな?

なぁ、ジロー





「俺も跡部のことが、好きだよ」





奇跡は…

「…だったら、どうして…もう逢えないなんて言った?」
「時間、無ぇから」

奇跡は起きたじゃないか
俺は顔をあげない
そんなことしなくても、そこにいるのが誰かなんてわかっていた

「今日は、お別れをいいにきたんだ」

跡部は?

「俺は…」

穏やかな声

「俺は、忘れ物を届けにきてやったんだ」

五年分の時間を取り戻した天使の人形
羽がついたオレンジ色のリュック
中には
再会祝いの携帯
ムースポッキーが一箱

「見つけてくれたんだ」

「いったろ?俺様が必ず見つけてやるって」

正しくは、俺だけの力ではないけれど
みんなに声をかけてくれたのは忍足だし
日吉を呼び出してくれたのは岳人
発掘道具一式を合宿所から借りてきたのは宍戸
爪が割れても探してくれたのは滝
タイムカプセルを掘り当てたのは鳳で
天使の人形を綺麗に治してくれたのは樺地だ

「…ありがとう。みんなにも、ありがとうって、伝えといて」

天使が浮いた

空へ還る様な天使の人形と、羽のリュック
つられて顔をあげる



ジローは日溜まりのような笑顔でそこにいた



「…本当に、これでお別れなのか?」
「…うん」

あるいは…

「ずっと、俺のそばにいるんじゃなかったのか?」
「…うん」

あるいは、微笑み以外なら
もっと楽になれたのかもしれない
泣いたり、喚いたり、叫んだり
そうやって感情のまま、みっともなくジローを引き止められたのかもしれない
けれど
ジローの笑顔は穏やかで
その一瞬前まで、不安で揺れていた俺の心さえも静めてしまって

俺は立ち上がった
そして、ジローが両手で抱きしめるようにもっているリュックと
そのリュックにつけられた天使の人形


「だったら、せめて最後の願いを言ってからにしろ」


叶えられる願いは三つ


「約束したろ?三つだけなんでも願いを叶えてやるって」

俺に最後の願いを叶えさせろ

「…そうだね」

ジローは少し悲しそうに笑った
それは本当に一瞬のことだったけれど



「お待たせしましたっ」



ジローの声が弾む
それは、俺がよく知っている、いつものジロー、そのもの


「それでは、俺の最期のお願いですっ」


元気な声
日溜まりのような笑顔


「跡部」


嬉しそうに呼ぶ、俺の名前

「俺のこと…」



ひとつめのねがい
 ”俺のこと、忘れないで下さい”

ふたつめのゆめ
 ”俺、跡部とおなじ学校にいってみたかったよ”

人形はみっつのうちふたつをかなえた
 じゃぁ…

みっつめのおもい

 俺がお前にしてやれる、さいごのことは?






「…俺のこと、忘れてください…」





言葉が終わる前に
ジローの笑顔は崩れた
はじめて出逢ったときのように
それは、ジローが見せる2度目の涙

「おれのこと…わ、すれ…て」

それでも
なんとか意地を張ろうとするジローを
俺は抱きしめた

「本当にそれでいいのか?本当に、ジローの願いは、俺に忘れてもらうことなのか?」

「だって俺、もうお願いなんてねーもん!本当はもう食べられないはずだったポッキーだって、いっぱい、食べられたし!」

抱きしめた体は温かい
こんなにあたたかいのに…

「だから…俺のこと……忘れて……跡部ぇ…」

その答えのかわりに、俺は

「不二から伝言だ」

「…ぇ?」

「4年前、お前と友達になったカメラ好きの少年だ」

「…ぁ」



”不二、てめぇ…知ってたんだな?ジローが………”

”僕は彼の友達だよ?4年前のあの日、ベンチで声をかけたときから、ずっとね”

あの病院から、このベンチはとてもよく見えるんだ

”伝えて欲しいんだ、芥川君に…もし彼が、悲しい気持ちに苛まれているのなら”

幸せをあきらめようとしているのなら

「”叶うよ”」

かつて、絶望を前に途方に暮れていた僕のために

「”奇跡は起きる”」

君がわけてくれた、あの冬の奇跡を

「”悲しい気持ちに負けないで…幸せになることをあきらめないで…”」

奇跡は、人が人のために願う、想いのことだから・・・

”奇跡”を”想い”にかえて

”想い”は”願い”にかえて

”願い”が”希望”にかわる

だから

希望を捨てないで

「”また、一緒に写真撮ろうね”」

奇跡を、今、君に還すよ



「不二…」

「ジロー、確かに伝えたぞ」

俺はジローを抱きしめる腕に力をこめた

「お前はひとりじゃない」

「………」

「それでもお前は、一人で逝くつもりか?」

腕の中にジロー
ふわふわの金髪に雪がつもっている

「本当のことを言えよ、ジロー」

「跡部…」

俺に奇跡を起こすことはできないけれど
それでも今
お前を抱きしめてやることはできる
お前のそばにいることだってできる

約束したろ?

「俺にできることなら、なんだって、叶えてやるって」

ひとつといわず
みっつといわず
いくつだって、望むだけ

俺はジローにキスを落とす
寒さで氷ついた唇を解かすように
あたたかい
こんな優しい温かさを、他に知らない

甘くて
優しくて
すこし冷たいけれど
それ以上に温かい
神聖な
まるで誓うような口づけ

「俺…」

その温かさは
長い冬に氷ついていた、ジローの心をも解かして

「おれ、ほんとうは、もういっかい…ポッキーたべてぇよ」

”…あぁ、そうだ。お前、菓子は好きか?”
”…好き”
”じゃぁ、コレをやる。あいにく、庶民の菓子は好きじゃねーからな”

「ホントは、友達といっぱい遊びてぇ、忍足や岳っくんや、みんなと仲良くなって…不二ともう一度…」

”また、一緒に写真撮ろうね”

そして…

「本当はずっと跡部と一緒にいたい」

「ジロー」

「ずっと跡部と一緒がいいよぅ」

ジローの腕が俺を抱きしめた
泣きながら、ジローは何度も何度も繰り返した

一緒にいたい

ずっと一緒がいい

跡部、あとべ、あとべぇ…

「こんなお願い、駄目、だよな…」

ごめん

ごめんな、跡部

ごめんなさい、あとべ

「ばーか」

俺は謝り続けるジローの唇を唇でふさぐ

「あやまんな、それでいいんだ」

「…あとべ」

「俺だって、お前と、ずっと一緒がいい」

だから謝るな

「跡部、跡部、あとべ…あとべぇ…」

「そうやって、ずっと俺の名前だけ呼んでろよ」

「あとべ」

跡部、跡部、跡部…
大好きなんだよ

あとべ

雪の中、ジローが俺を呼ぶ声だけがいつまでも
かつてジローを失った日に
俺がそうしたように、ずっとずっと…ずっと………

空がジローの好きなオレンジ色に染まり
夜の藍色に終われて消えていく

その最後の最期…

消えていく光の中で
ジローが言う

「跡部」

嬉しそうに呼ぶ、俺の名前
いつものように

「俺、跡部が、好き」

これからもずっと

跡部が好きだ

これからもずっと、ずっと…

跡部だけを愛している

「当たり前だ」

「跡部…」

「俺もずっとジローだけを愛してる」

「へへ、よかったぁ」

風が吹いた

雪が舞い上がる、残光をうけて、きらきらと
その煌めきの中に、もうジローの姿はなかった
リュックも、天使の人形も、ぬくもりも…
まるで雪が解けるように
まるで夢が覚めるように
けれど…

ジロー

5年前の約束を
ひとつめのねがいごとを
俺は今度こそ果たす

”俺のこと、忘れないで下さい”

俺は忘れない





最後にお前が見せた、心から幸せそうな笑顔を



2006年01月18日(水) 第4話後編の日

Kanon第4話後編をお届けいたします。
後編です。まだの方は前編(昨日)からどうぞ。


「跡部、どないしたん?」

ジローと別れた後…俺は一睡もできず朝を迎えた
朝は普通に訪れ、一日は何事もなく進んでいく
「…」
「なんか、昨日帰ってきてからおかしいで…なんかあったん?」
「………」

俺は黙って顔をあげた
忍足
この合宿前には、こいつとこんな風に会話するなんて思っても見なかった



「頼みがある」

俺は頭をひとつ下げた
忍足は少し驚いた気配をみせたが
静かに俺の言葉をまっていてくれて

「この後、俺に協力してくれ…」

1人より2人のほうが効率的だしな

いつかジローにいった言葉

「それは、内容にもよりけりやなぁ」
「探し物だ、1人より2人のほうが効率的なんだ」

忍足は少し考え
そして

「それは、ジローの言うてた”探し物”のことか?」

「そうだ」

ふぅん
小さな溜息
そして

「岳人!」
「あ?んだよ、侑士?」
「この後、わいらにつきおうてや」
「へ?」
「宍戸と鳳もどうせ暇なんやろ?」
「あぁ、いきなりなんだよ、忍足」
「人手がいるんよ」
「はぁ、俺たちでできる事なら喜んで」
「…ウス」
「ほうか、樺地も手伝ってくれるんか?」
「ウス」
「ったく、いきなりなんだから、ちょっとまてよ、日吉も呼び出す」
「滝、まだコートにいたよな。声かけてみるか?」

俺は
そのとき、たぶん、ほんのすこしだけ、泣いていたのだと、おもう



「それで、なにを探すんです?」
岳人に呼び出され、事態を飲み込めていない日吉が不服そうに呟いた
「人形だ」
「人形?」
「天使の人形だ…これくらいのガラスの瓶にはいっている」
街角のUFOキャッチャーのガラスケースにその天使はいた
「えっと、それはもしかして…」
「埋まっているんだ、どこかの木の下に…」
「どの木とかいう目印はねーのかよ?」
「…ない」

自分で言葉にしながら
なんて無茶なコトを言っているんだろうと思う
そんな漠然としたモノ
本当に見つかるのだろうか?
俺ですら疑ってしまう
必ずあるのだとわかっている俺ですら

けれど

「それは、絶対にどこかにあるんだな?」

宍戸の言葉
その言葉に

「ある」

俺は力強く頷き返した

「了解や、俺は道路側の向こうから掘っていくわ、日吉と岳人はこっちから頼む」
「おっけー」
「仕方ありませんね」
「長太郎、俺とお前はこっち側の端からな」
「はい、宍戸さん」
「じゃぁ、俺はあそこからだね。いこうか、樺地」
「ウス」

全員がパラパラと散り始める
俺は
おれは…

「ありがとう」

さっき言えなかった感謝の言葉を口にした
全員は小さく笑い
そして
「ええよ、大切な物なんやろ?」
「どうせ暇だったしな」
「ま、お前がそこまでいうんじゃ断れねーしよ」
「がんばって探しましょう」
「ウス」

それからはただひたすら土を掘った
木の根元に針金を差し
なにかしらの手ごたえがあれば掘り返す
けれど
ただでさえ硬い地面は、雪で凍っていて
なかなか上手くはかどらない
高かった陽もあっという間に沈み

「駄目だ、もう地面がみえねーよ」
「えぇ…懐中電灯がいりますね」
「あー腹減った」

ザクザクザク

どうして

「いたっ」
「大丈夫ですか?」
「あぁ、なんでもないよ…ちょっと爪が割れただけ」

ザクザクザクザク

どうしてみつからない?

ジローは言ったじゃないか

”大丈夫、きっと見つかるよ”

この人形を心から必要とする誰かがいれば

必ず

ジロー

ジローの大切な思い出

たいせつなねがい


いま、ここで
必要でないというのなら
なら、いつ必要だというんだ?!

いま、いま、いま

今、見つからなければ
いつ見つかると?!

ザクッ

土に手が埋もれる
もうどこからが土で
どこからが手なのかわからないほど

ジロー

昨日、ジローも、こうして土を掘っていた
いまにも消えてしまいそうなほど
ただ、ただ、掘り返していた

きっと
あの天使だって
ジローに逢いたいはずなんだ

この冷たい土のどこかで
誰かが掘り返してくれるのを
待っている



「あった!」



暗い中で、その声が、響いた
「跡部!これちがうんか?!」
忍足と樺地が駆けてくる
樺地が手にもっていたもの
それは

「…おまえ」

硝子瓶を受け取る
5年という歳月で、瓶は割れ、半分ほど土がはいっていた
けれど、見え隠れするその金色の髪、天使のわっか、真っ白のはね…

「ひさしぶり、だな」

俺はそういって、中の土を丁寧に取り払ってやった
手のひらに乗る
こんなに小さかっただろうか?

髪も、服も、羽も土で汚れている
翼は片方がなくなっていた
わっかも針金がまがっていて
けれど

にこにこと幸せそうに微笑む天使

「なんや、ジローみたいやね」

忍足がそういった
そういえば、不二の天使の話
あのときから、忍足はジローのことを天使だといっていたな

「ありがとう…本当に」

俺はかつてジローがそうしたように
人形を両手で抱きしめながら、全員に頭を下げた

かえってくるのは、てれたような笑い声

どんな願いでもみっつ叶えてくれる天使
ジローの願いをふたつ叶えた人形

「跡部さん…この子…直しましょう、か?」

樺地が口を開く
めったに喋らない樺地の言葉に全員が注目した

「…このままでは…かわいそう…です」
「直せるのか?」
「ウス。がんばって、みます」
「…頼む」
「ウス」

俺は樺地に天使を預ける
樺地はそれをそっと優しく両の手で包んでくれた



ジロー

探し物は見つかった
冷たい土の中から、日溜まりの街へ
まっていろ
必ず、お前に届けてやる



その夜
俺は最後の夢をみた

埋もれていた最期の記憶を



ジローは”学校”で待っていた
いつもそうしているように、木の上に座って街を見下ろす
そして、俺の足音に気づいたのか

『跡部』

俺を見て嬉しそうに微笑んで名前を呼んだ

『ジロー』

その笑顔に、自分も笑顔を返しながら
名前を呼び

そのとき…



風が吹いた



『え?』

大きく木が動き
時間が凍りつく

小さなジローの体が…

酷く長い時間だったと思う
不自然なほどに

ゴトリッ

嫌な音がした



夢が紅く染まる
雪が赤く染まっていく



『ジロー!』

慌てて駆け寄り、ジローの体を抱き起こす

『あ、とべ…』

かすかな声
ジローは小さく微笑んでみせた
すこし照れたように

『へへ…恥ず、かC〜』

『しゃべるな、いま、病院に連れて行ってやる』

『だ、いじょう、ぶだよ…いたく、ない、から…へへ』

雪はどんどん赤く広がる
俺は
おれは…

『…』

『あとべ』

ポタポタ
ジローの頬に水滴が落ちる

『………』

それは俺の涙だった

『あとべ、なか、ないで…?』

ジローの声が俺を呼び戻す
飛び込んできたのは、笑顔
えがお…

『ね?泣くな、よ…おとこ、は…ないちゃ、だめ…なんだろ?』

笑ってみせる
痛いだろうに
苦しいだろうに
いや
そんな感覚さえもうなくなっているはずなのに
それでも

ジローは俺のために笑ってみせる

『…大丈夫だ、ジロー、俺が…助けてやる』
『…う、ん…でも、あとべ…お、れ……ねむ、い…』
『ジロー!ジローっ駄目だ!』
『ごめ、んね…あそべ、ない…や』
『しっかりしろ、遊ぶんだろ?…なぁっ、ジローっ!』

いつもそうするように
眠りたいのを我慢するように
うとうととした表情で、ジローは

『…また…オレと、遊んでくれる?』

言葉が
声が
でなかった
喉につまって息にもならない
溢れる涙
伝えたいことはたくさんあった
言いたいこともたくさん…
けれど、なにひとつ形にならなくて

俺は震える小指を
ジローの小指にからませる

昨日
指きりをした、あたたかな、ジローの指は
ただ力なくそこにあるだけだった

それでも

『へへ、うれ、し』

嬉しそうなジローのいつもの笑顔
俺の名前を呼ぶ時と、まったく同じ…

『ゆび、きり…な?』

俺はうなづき
指に力をこめた

『あぁ、指きりだ…』

喉から言葉を搾り出す
血を吐くような痛みとともに
いい
ここで喋れないのなら、喉なんていらない

『あれ?』

ジローが不思議そうにつぶやく

『ゆ、び…うごか…な…い…?』

俺はもう片方の手で、ジローの指を曲げてやる
からみあう指と指

『ほら、これでいい…ジロー、指きり、だ』

約束する

きっとここであおう
俺はまたジローと遊んでやる
春休みも
夏休みも
冬休みも
必ずジローに会いに来る

そしていつか…必ずジローを迎えにきてやるよ

『約束だ』

『うん』

ジローが笑う



『…約束、だよ』



『よし、じゃぁ指切るぞ』

『…』

『ジロー?』


風が吹く


『…ジロー…ゆび…』
『…』
『きら、ないと…』
『……』
『約束に…ならない、だろ?』
『………』

『ジロー』

ジロー、ジロー、ジロー…
返事してくれよ

ジロー…

雪の中、ジローを呼ぶ声だけがいつまでも
つないだ指を離すことも出来ず
俺はそこでただ、ただ、ぬくもりが失われないよう堅く抱きしめることしかできなくて



同じ夢をみる
同じ雪のなか
ただ待つことしかできなくて
それでも
それだけがたったひとつできることで
だから

ずっと待っている



2006年01月17日(火) あと2話の日

Kanonの第4話をお届け。
本編は5話で終わります。エピローグいれてあと2話でおしまいですね。
といいつつ、第4話は日記の字数制限で2つにわかれます;
まずは前編をどうぞ


「…約束、だよ」

そして、また 同じ雪
そして、また 同じ夢

同じ夢の中、同じ雪が降っている
もう、ずいぶんと長い間
同じ雪の中、同じ夢をみている
それとも、ほんの一瞬?
ずっと、同じ 雪と夢

そして

願い

そして、また 同じ願い

同じ夢をみる
同じ雪のなか
ただ待つことしかできなくて
それでも
それだけがたったひとつできることで
だから

ずっと待っている

「約束だ」

うん

…約束、だよ



ゆきのやくそく
約束



『ジロー危ないぞ』
『大丈夫だよ』

ジローはそういって、気持ちよさそうに目を細めた

木の枝は大きくて、ジロー1人が乗ってもビクともしない
けれど、自分が乗れるほどの大きさでもなくて

『跡部、跡部、街がすっげーちいせーよ』
『当たり前だ』

ジローが上っている木はかなりの高さがある
そもそもこの丘自体が高いところにあるのだ

『オレンジ色ですっげーきれーだ』

夕陽をみながら、そういってジローは笑う
本当は雪が積もっている木の上なんて危なくて見ていられないのだけれど
それでも
ジローが笑ってくれるなら、それでいいと思ったんだ

「ジロー」

さくさく
だいぶ歩いた
あたりはすっかり暗くなり
2人分の足音しか聞こえない

「ジロー」
「え?」
「本当にこの道であってるのか?」
「あたりまえだよ」

ジローはそういうが、とても学校がある雰囲気には思えない
いや
自分の記憶が確かであるなら
このさきにあるのは…

それは街が一望できる小高い丘の上
一本の木が街を見守るように立っている
ジローがお気に入りの場所
二日目に出逢ったとき、ここへつれてこられて
そのときからここは、2人のお気に入りの場所になっていた

視界が開ける
それはまぎれもなく


”今日からここが俺様たちの学校だ”


最初
それはジローからのなにかのメッセージだと思った
5年間
忘れていた自分を笑顔ひとつで許してくれたジロー
けれど、実際は怒っていたのかもしれない
いや、怒っていて当たり前だ
それとも、単純に、なにかいいたいことがあるだけなのかも

そんな考えがぐるぐると頭を回る
ジロー
名前を呼んで
その真意を確かめればわかることだ
けれど



「…うそ、だ」



ジローの声が全てを否定した
それは自分自身すら信じられなくなったという声音

「うそだよ、なんで?」

ジローは立ち尽くす
前にいるせいで、表情は見えない
けれど、想像はついた
声が震える

「うそ、うそだ…っ」

「ジロー」
声をしぼりだして名前を呼ぶ
けれど聞こえていないらしく、ジローは小さく駆けた
その中心へむかって

かつて俺たちの学校があった場所
一本の木が街を見守るように立っている
いや

立っていた

その場所
今、そこにあるのは、大きな切り株がひとつ
切り株?

…約束、だよ

「っつ」

頭を鈍い痛みが走った
ドサリッ
膝をつく
何か
なにか、真っ赤なものが、思考をぐるりとながれた
呼吸が荒い
おちつけ
おちつけ
跳ねる鼓動を必死で治めようとする
おちつけ…

「…おれ」

ふいにジローの声が聞こえた
クラクラする眩暈を抑えて、視界の中になんとかジローを捉えようと探す
ジロー
じろー…

「そうだ、リュック」

虚ろな声でジローは呟くと、背負っていたリュックを下ろす

「ウソじゃない…今日も、学校、いって…おれ…」

羽が揺れている
パチリとホックの外れる音、そして鞄の中身が開かれる



「………」



ジローは、まるで、夢から覚めたような表情をすると
たちあがった
サクリ
雪を踏む音
ひどく かるく きこえて

「探さなくちゃ」

ジローはそのまま駆け出した
リュックも
携帯も
さっきまで食べていたポッキーの箱も
俺ですらも
全てを置き去りにして

「ジローっ」

俺は慌てて、その後をおう

ジローのリュックを手に取った
瞬間

「え?」

背中に冷たいものが走った

軽い

かるい、かるい、かるい

当たり前だ



リュックはからっぽ



「ジロー?」

俺は名前を呼ぶ
けれど、こたえは、なく

軽く頭を振った
しっかりしろ
しっかりしろ、跡部景吾
これは何かの間違いだ
ジローに逢って確かめればすむこと

俺は駆けた
その場所へ

確信は、ない
確証、も、ない
けれど、そこがどこか
わかっていた

”探し物をしているんだ”

ジローの探し物

”あれは、持ち主の願いを叶えてくれる、不思議な力のある人形だ”

たいせつなもの

”なぁ、跡部!これでタイムカプセル作らねぇ?”

奇跡は…



サク…ザク…ザクザク…

音が聞こえた

「ジロー?」

迷子の猫を探すように、名前を呼ぶ

ザクザク…ザクザク…ザクッ…

答えのかわりに、音

土を掘る音

月と星のわずかな雪明りの中に、ジローはいた

すわりこんで、木の根元を掘っている

「ジロー…」

「…」

ただ、ただ一心不乱に

「なにしてるんだ?」

「…さがしもの」

ジローはこちらを見ようとしない
ただ、ただ、土を掘り返すだけ
凍った地面を掘り返す手
指先に血がにじんでいる

「ジロー」
「…大切なものなんだ」

手をとる
やっとジローは俺の顔をみた
かすかに微笑む
けれどそれは、泣いているよりも悲しい笑顔で
俺は

「今日はもう遅い、明日、俺もいっしょに探してやるから」

けれど…

ジローは首を横にふって
俺の手を振り払い
また、地面を掘り始めた

「だめ、だよ…だって…もう明日はこないかもしれないから…」

その言葉の意味はわからない
けれど、なにか危機めいたものだけを感じて体温が下がった

「わかった」

俺はひとつうなづくと
ジローの隣の木の根元に足をつく

「跡部?」
「さっさとみつけて、帰るぞ」

小さく微笑みが帰ってくる

「…うん」

それから俺たちは無言で、土を掘り返した
ただでさえ人通りが少ない道
ふたりっきりで
もうお互いの顔さえも見えないほどの暗闇の中を
ただ、ただ、掘り返す
正気の沙汰とは思えない
それでも
探さずにはいられなかった

けれど

悴んで
指が震えて
手が動かなくなっても

探し物はみつからない

パサリ
軽い布の音がしたかと思うとジローが俺にコートをかけていた

「…お前のコートは?」
「…」

小さく首をかしげるジロー
俺はあたりを見渡して、背の低い木にかかっているジローのコートをみつけた
一休みついでに、手にとって、ジローに着せてやる

「ありがとう」

ジローは弱弱しく、笑った

「でも…」

すぅっ

ジローが1歩後ろへ下がる
俺が

「ジロー?」

名前を呼び、手を伸ばすより、はやく



「もう、逢えないと…おもう」



「ジロー?!」

「ごめん…跡部…本当に、ごめんな」

「おい、ジローなにいって…」

ジローが駆け出す
俺は慌てて、ジローを追った
けれど…


まるで闇に融けていくように
ジローの姿は見えなくなってしまった



そして、また 同じ雪
そして、また 同じ夢


後半に続きます



2006年01月16日(月) ネタがネタをよび…の日

第3話です。折り返し地点も過ぎました。今回は収まり切り。
…よかったような、すこし残念なような………
ちなみにパロではありますが、もう読まれている方はわかるとおり
全部のシナリオが微妙にまざっております。GAと同じ現象。
個人的には満足です(笑)いいじゃないですか、パロでくらいは
幸せになりたい。同人の醍醐味はそこだと思うわけです。



「指きり」

同じ雪
同じ夢
もしかしたら
雪が夢を見ているのか
それとも
夢の中で降る雪なのか
同じ景色の中
いくつかの風景

仲良く笑いあいながら歩く親子
微笑を絶やすことの無い少年
病気の母親にずっと付き添う子
丘の上から街を見つめる動物

雪のように想いは降り積もる
夢のように願いは絶え間なく

けれど、最期には、いつも、同じ風景

子供と子供
ひとりは金色の髪がまぶしくて
ひとりは青空のような瞳が綺麗で
夢の中でふたりは仲良く軽く街を駆け抜けていく
雪はいつまでも優しく降り積もって

「指きり?」

他愛のない約束
これ以外はない純粋な誓い



ゆびきった



みっつめのおもい
夢の跡



「明々後日?」
「そうだ」
「…そっか」
明々後日の昼には、この街をたつ
そういうと、ジローは寂しそうに微笑んだ
ジローの笑顔はとても心地よい
けれど、この表情だけは苦手だ
「そんな顔するな、別にこれが今生の別れってわけじゃねーんだ」
「…うん、そだね」
そういいながらも、ジローの表情は晴れない
俺は小さく溜息をつくと、ここに来る前に用意しておいたソレをとりだした
「ジロー、これを渡しておく」
「へ?って、これ携帯じゃん」
「お前、持ってないっていったろう?」
「で、でも…」
「遠慮するな、5年間…待たせた謝罪と、再会祝いだ」
オレンジ色の携帯
ジローはそれを両手で、まるで大切なもののように、抱きしめると
「…へへ、嬉C〜。俺、ずっとずっと大切にするよ」
やっといつもの笑顔を見せてくれた
「ありがとう、跡部」

ふと思い出す
それは夢
そして5年前

『ありがとう、あとべ』

やはり同じように、祈りのような形で手にもっているのは小さな人形

『なんだジロー?人形なんて欲しいのか?』
『あ、ううん…ねぇ跡部、どーしてこの子だけ他の子と違うの?』
街角のUFOキャッチャーのガラスケースにその天使はいた
流行のアニマル系のぬいぐるみの中、たったひとつ
『売れ残りとかじゃねーの?店が撤収するのを忘れたんだろうな』
『そっかぁ…なんか、かわいそうだね』
ジローはそういって動こうとしない
その横顔はとても寂しそうで
『…とってやろうか?』
『え?跡部、UFOキャッチャーできるの?!』
『あたりまえだろ、俺様にできねーことなんかねーよ』
胸をはる
その内側では、一度もUFOキャッチャーなんてしたことのない自分にドキドキしながら
ゆっくりと移動するアーム
ジローの視線は人形に釘付けになっている
コクリと喉がなった
そして
『まじまじすっげー!』
『どーだ、いったろ?俺様にできねーことなんてねーってよ』
『うん!へへ、よかったなぁ、お前』
ジローはそういって天使の人形を抱きしめた
腕の中の天使も、俺の目の前にいる天使も、極上の笑顔

ありがとう、跡部

もし
奇跡が本当に起こるというのなら
あれもたぶん、その一つだったのではないだろうか

「…お前らなぁ」
「跡部…自分、どこの援交親父やねん」
そんな思い出に浸っていると、無粋な声がした
「なんでお前らがここにいるんだ?」
「なんでじゃねーよ。この街、他に遊べるようなとこねーじゃんか」
「…ウス」
それもそうか
くそ、失敗したぜ
今日もこれで2人の時間は終わりらしい
こいつらもこいつらだ
「気を利かせるってことを知らねーのか、てめーら」
ジローに気づかれないよう、小さな声で訴えてみると
「仲間が性犯罪に走らんよう止めるんも友情やで」
バキッ
「痛〜」
「忍足?どうしたの?」
「ジロー、跡部が俺のこと殴りよった」
「えー、跡部ー、ケンカしちゃ駄目だよ?」
「…うるせぇ」

今日も騒がしい一日が終わる
ジローと出逢うまでは、想像もできなかった
騒がしくて、楽しい、日常が

「跡部」
「ん?」
ふいにジローの声
小さく手招き
俺はひとつうなづくと
気配を消して、奴らにみつからないよう遠回りに出口へ向かう
足を踏み出す一瞬まで気を抜かず

「抜け出し成功」

「ったく、奴らにも困ったもんだぜ」
「ちょっと悪かったかな?」
「お前がきにすることじゃねーよ、ジロー」
俺はそういって、ジローの頭をわしわしとなでてやった
「どこか行く?」
「そうだな…」
俺は少し考えてから
「ジロー、お前のいってる学校へ案内しろ」
どこの学校へいっているのか調べるのも悪くない
俺は、本当に、氷帝学園へジローを誘おうと考えていたのだ
「おっけー」
ジローはそういって、先頭をきって歩き出す

「そういえば…」
「ん?」
「ジロー、お前…探し物はいいのか?」
「あ、うん」
ジローは少し考えるそぶりをみせてから
「いいんだ。今は、跡部と一緒にいたいから」
そういって笑った
「…ジロー」
「探し物は、また今度探すよ。それに…」
もしかしたらみつからないほうがいいのかも
ジローの言葉は、雪に埋もれてしまいそうなくらい小さくて
「大切なものなんだろう?」
「うん、そう…とても大切なもの…でも、それは俺が幸せだと必要のないものなんだ」
「?」
「だから、いつか、必要になるときがきたら、その時、俺はまた探すよ」
「…そうか」

俺にはその時のジローの話はわからなかった
ただ、胸にこみあげてくる思いのままに

ジローの手をとる

「跡部?」
「その時は、俺も一緒に探してやる」
「え、でも…」
「電話してこいよ、そのための携帯だろ?」
「う、うん」
「お前が呼ぶなら、世界中、どこにいたってきっと駆けつけてやる」
「あとべ…」
「たとえどこにいたって、必ずだ」
「…うん」

ジローが微笑む
俺の好きな笑顔で
この笑顔のためなら命だって惜しくはない

商店街をぐるりと回って駅までくる
ジローのいう学校へはここからさらに歩くらしい
ふと見ると公園のベンチ
ジローの定位置に誰かが座っていた
誰かをまっているのだろうか?
足がとまる

「ジロー?」
「跡部、ちょっと待ってて」

ジローはそういってベンチへかけだした
座っているのは子供
小さな男の子
ジローはその子供に話し掛け
そして
近くの自販機でなにかを買い
子供に手渡すと戻ってきた

「ごめんごめん」
「知り合いか?」
「ううん。全然知らない子」
「…」
「おとーさんを待ってるんだって」

そういいながら、ジローは動こうとしない
ほどなくして
駅から人がパラパラと溢れてきた
電車がきたのだろう
少し若い男がベンチへ近寄る
子供は嬉しそうに手を繋いで帰っていった

「よかったよかった」
「…」
「やっぱり待っていた人がきてくるのが一番嬉しいよな」
「そうだな」
「あのベンチって、いつもああして誰かが待ってるんだよ」
「まぁ、場所が場所だからな」
「うん。俺も、あそこでいろんな人とであったよ」
「…」
「仲良さそうな親子とか、カメラをもってずっと座ってる男の子とか
 おかーさんをひとりで待っている子もいたし、人だけじゃなくて動物が座ってるときもあった」
「俺とお前が出会ったのも、あのベンチだったしな」
「…なぁ、跡部」
「ん?」
「さっきの、あのさ、電話の話…」
ジローはそういって、携帯をとりだした
夕焼けの色に、オレンジが深く染まる
「あれさ、俺、本気にしてもいいのかな?」
「俺様の言葉を信じられないのか?」
「そうじゃねーよ、そうじゃなくて…」
ジローは
「俺、いっぱい電話かけるよ?」
「あぁ、かけてこい」
「メールもいっぱいうつよ?」
「遠慮するな」
「本当にホント?」
「ジロー」

ひとつひとつの言葉に返すのが面倒になる
だから、行動で示すことにした

抱き寄せて、抱きしめる

「あ、あとべっ」
「ジロー、俺のこと、好きか?」
「え?」

5年
短いようで、幼い俺たちには、なんて長い時間
この数日、俺はその空白を埋めるよう勤めてきた
それでも
この言葉がなければ、きっと埋まることなんて、ない
あの日いえなかった言葉
ジローに伝えたかった想い
たったひとつの…

「俺はジローのことが好きだ」

「跡部…」

その言葉を聞いた瞬間
ジローの表情が明るくなるのを、俺は確かに、見た
そして

「俺も、俺も…ずっと跡部のこと好きだったよ」

ジローが何か続きを言おうとしていたが
俺はかまうことなく、ジローを抱きしめる腕に力をこめた
ジローの顔が、俺の腕の中に収まる
ふわふわの金髪に雪がつもっていた
まるであの5年前の、最初の日のように

「幸せだと、でも、ときどき不安になることってない?」

腕からジローを放して
ひとつキスをしたあとでこぼれた呟き

「あんまりにも今が幸せだから、もしかしたら、全部夢なんじゃないか?って」

今ここで目覚まし時計がなって、目覚めた朝は、やはりひとりなんじゃないか
この綺麗な夕焼けが、真っ暗な夜になってしまうように
雪が解けて水となって流れて消えてしまうように

「まぁ、いつも寝てばかりいるからな。お前は」
「酷っ」
「冗談だ。それに、今はあのときとは違う」
「うん」
「寂しくなったら電話すればいい、逢いたくなったら逢いに来い」
「…うん」

あの頃に比べれば、自分で動かせるものや、自分で決められることのなんて多くなったことか
もちろん、全てが自分でできるわけでもないけれど

雪のように想いは降り積もる
夢のように願いは絶え間なく

俺はずっと心の中で繰り返した

ジローが好きだ

これからもずっと、ずっと…

ジローだけを愛している

約束するよ



『指きり』
『指きり?』

他愛のない約束
これ以外はない純粋な誓い

『ゆびきった』



「この道は…」
懐かしい道にでる
これはたしか、あの丘へ続く道だ
ジローと俺のお気に入りの場所
そういえば
「ジロー、あの木は切られたのか?」
「え?ううん、切られてないよ」
なら、俺の探し方が悪かったのだろうか
なんにせよ、思い出の場所が残っているのは嬉しいことだ
「こっちこっち」
ジローはそういって、足を進める

夕暮れもどんどん暗くなり
ポツポツと街灯が灯りを放ち始め…

そういえば
思い出すのは今日の夢

いつもの場所
2人だけの学校
遊びつかれて、すっかり暗くなった道を帰る
ふいに、ジローが跡部の手を、ひいた

『あとべっ』
『ん?』
『あれ、なにかな?』

ジローがさした指の先には、キラリと小さく光る、なにか…

『瓶、だな』
木の根元に落ちていたそれを、俺は拾い上げた
あまりみない、少し大きめの硝子瓶
大きな口には、やはり大きな硝子の蓋がついている
俺はそれをジローに渡してやる
ジローはそれをキラキラとした瞳で見つめ
そいて
『なぁ、跡部!これでタイムカプセル作らねぇ?』
『タイムカプセル?』
話には聞いたことがある
未来の自分への手紙や、思い出の品を箱に詰めて土の中へ埋めるのだ
そして何年か後にとりだす
時間の贈り物
『それはいいが、なにをいれるんだ?』
『これ』
ジローはそういって、天使の人形をとりだした
『それはいいが、まだ願いがひとつ残ってるだろう?』
『俺はもうふたつも叶えて貰ったから充分だよ』
ジローはそういって人形を瓶の中へ入れた
『だから、残ったひとつは未来の自分…もしかしたら自分じゃない他の誰かに贈ってあげたい』
…純粋な願い
『よし、じゃぁ埋めるか』
『おぅ』
俺たちは雪を堀り、土を掘り、できるかぎり深く掘って人形の入ったタイムカプセルを埋めた
『目印、しておかなくていいか?』
といっても、なにか目印になるようなものなんて思い当たらない
けれどジローははっきりと微笑んで言った
『大丈夫、きっと見つかるよ』

この人形を心から必要とする誰かがいれば
本当に大切な人のために心からたったひとつの願いごとをすれば

奇跡は起きる

『明日は、まだ、跡部と逢えるんだよね?』
『あぁ、出発は午後だからな。午前中なら大丈夫だ』
『じゃぁ』
ジローは指を差し出した
首をかしげる


『指きり』

『指きり?』

それはこの数日間で初めての約束
明日もきっとここであおう
俺は…

『わかった』
『…約束、だよ』
『約束だ』

俺は

『俺は必ずこの街に戻ってくる』
『あとべ?』

からみあう指と指

『春休みも、夏休みも、冬休みも…必ずジローに会いに来る』
『…本当?』
『そしていつか…必ずジローを迎えにきてやるよ』

これはその最初の約束だ

うん

…うん

子供と子供
ひとりは金色の髪がまぶしくて
ひとりは青空のような瞳が綺麗で
夢の中でふたりは仲良く軽く街を駆け抜けていく
雪はいつまでも優しく降り積もって

ゆーびきりげーんまん
うーそついたらはーりせんぼんのーます

『ゆびきった』



2006年01月15日(日) 急遽日替わり連載中の日

2話後編です。昨日の続きです。
ちなみに不二がでてきたのはまったくの趣味であります(笑)
でも、今回は本当にまっとうな跡ジロです。ご安心を


「奇跡?」

ファーストフード店の席にすわりながら
それでも何故かジローはポッキーをかじっていた
俺の前にはコーヒーだけ
忍足の前には二つ目のアップルパイ
「なんや、ジローちゃんは知らんのか。じゃぁ、やっぱり不二の作り話やったんかなぁ」
「真に受ける方がどうかしてるだろうが」
病院を出たところでジローにあった
また雪が降り出したので、とりあえず近くの店にはいる
はいってすぐ、仕入れたばかりの話題をだしてみたが空振りだったようだ
「いやな、病院でおうたやつが…」
忍足はそれでもめげずに聞いた話をもう一度話して見せた
…なぜかはわからないが、少し腹がたつ

「…そっか、みんな助かったんだ」
ジローはよかったねぇといいながらポッキーを齧る
助からないよりかは、助かったほうがいいもんね
「…」
忍足はその言葉と笑顔に毒気を抜けれたようだった
バカが
てめぇにジローはもったいねぇよ
こいつは俺の…
「そうやね、そう、そんで、その人たちが見たいう天使いうんが、ジローみたいなんやって」
「えー、それってちょっと複雑〜」
「ええやん。綺麗な金髪の巻き毛に、天使の羽で」
「…そういえば、そのリュックの中には何がはいってるんだ?」
忍足の言葉をさえぎって、ふと気になったことを聞いてみた

「別に普通だよ。学校の教科書とかノートとか、トモダチから借りたCDとか、今週のジャンプとかー、ポッキーに…」
「あぁ、わかったわかった。出さなくて良い」
下ろして出して見せようとしたジローをとめる
「でも、なんで?」
「いや、天使のリュックの中だから、矢の一本でもはいってるんじゃねーかと思ってな」

ジローに拗ねられ
忍足には笑われた
今日は厄日かもしれない

「そういえば、ジローはこないなところでなにしとったん?」
随分たってから、忍足がそのことにふれた
(…あ)
しまったと思ったときには、もうあたりはすっかり暗くなっていて

「探し物をしているんだ」

「探し物?」

「とても大切なモノなんだよ」

そうだ、今日はそれを探す約束を…

「落し物なんか?交番には届けたん?」
「…うん、でもやっぱりできる事なら自分で見つけたいから」
「ほうか、はよみつかるとええな」
「うん!」
「ジロー、いっしょに…」
「あ、今日はもういいよ。外、暗いし、俺も、もう帰るから」
「…って、なんや、もしかして跡部、ジローの探し物探す約束しとったん?」
「…そうだ」
「ならこないなところで、茶しとる場合じゃ…」
「ううん。跡部も足、怪我したんだし仕方ないよ」
「悪かったな、ジロー。明日は必ず一緒に探してやるから」
そういうとジローは困ったように笑う
あぁ、それだ
夢の中でみた笑顔
ジローのこの笑顔をみると、胸が締め付けられる
「無理しなくていいよ。それよりも、はやくよくなって」
「あぁ」

それからまた、しばらく雑談して

「じゃぁ、また明日ね」
「あぁ、気をつけて帰れよ」
「またな、ジロー」

笑顔で別れる



「ええ子やなぁ」
「…あーん?」
「優しくて、ええ子やで、跡部のトモダチにはもったいないわ」
「うるせーよ」

そんなことは、忍足にいわれるまでもない

「なんや、不二の話…」
「あーん?」
「不二の話の、天使って、ほんま、ジローみたいなんやろうね」

冬の街で
天使が起こす
たったひとつの奇跡

「信じてねぇんじゃなかったのかよ」
「まぁ、そうなんやけど、なんかなぁ」

忍足はそういって歩き出す
俺も


おれは…



”こんなことを考えたことはないかい?”

不二の言葉を、話を、思い出す

”たとえば…僕たちは、誰かの夢の中にいる”



”その誰かは、ずっとずっと長い夢を見ていて…目覚めることすら忘れたように、長い間、眠り続けていて
 本当は目覚めるきっかけを探しているのだけど、その誰かの探し物は、なかなか見つからない”

探し物

”けれど、ずっと探し続けたご褒美に、神様はその誰かに、どんな願い事でも叶う力をくれました
 本当に、どんな願い事でも…ひとつの季節に一度だけ…でもその誰かは、その力を他人のために使ってしまう…”



”たとえば…”

願うなら

不慮の事故で亡くなりかけた命を繋ぎとめることも
ひとりの重い病気の少年を助けることも
大きな手術を受けているヒトの力になることも
古くから丘に住む動物たちを護ることも

その願いで
自分の探し物をみつければいいのに
それでも
優しい誰かは自分の幸せではなく、他人の笑顔を望むのだろう

”たとえ話なんだけれどね”

そうだ、これはたとえ話だ
けれど
自分はその誰かを知っている気がして

”いや、しかし、不二にもそないな、ファンシーな面があるなんて驚きや”
忍足は笑う
俺も形だけでも笑えばよかったろうに
なぜか笑うことはできなかった
不二は寂しそうに微笑むと
”あはは、笑われちゃった”
”まぁ、仕方ないで”
”そうだね…君は、笑わないの?”
”まぁな”
”そっか…”
少しだけ笑顔をみせる
それは、なぜだろう?
ジローの笑顔と同じ気持ちにさせて…



「悪い」
「え?」
「先に帰れ忍足、俺はジローを送っていく」
「あぁ、ほうか」
忍足はそれ以上はなにも言わずに、ひらひらと手を振った




”でもね、僕はやっぱり奇跡はあると思うんだ”
”…なんやえらい、ご熱心やね、特別な思い入れでもあるん?”
”ふふ、やっぱり手塚には完治してもらいたいし…それに”




「ジロー」
「跡部?」
商店街のはずれの方でやっと追いつく
「ど、どーしたんだよ?」
「いや、その…今日は、いっしょに探してやれなくて悪かったな」
「あぁ、そのことか」
ジローはほぅっと溜息をついた
少しこわばっていた表情が柔らかくなる
「いいんだよ。それより、本当に、足、はやく治せよ」
「…あぁ」
「テニスだっけ?いいな、俺も春になったらしようかな」
「…そうしろ、で、氷帝にこい」
「あははは、考えとくよ」
「ジロー」
「ん?」
「俺は本気だ」

手を伸ばす
ジローを捕まえた
小さい
なんて小さいんだろう?
同じ歳とは思えない
腕にすっぽりと収まってしまう

「どうしてだろうな?お前といると、自分が変わっていく気がするんだ」
「あ、あとべ?」
「お前のことばかり考えちまう…くそっ」

そっと
力がこもって
ジローが俺を抱きしめてくれたのだと、わかった

「俺も、跡部のことばかり考えてたよ」
「…」
「ずっと跡部を待ってた…」
「ジロー…」

俺は
俺は、忘れていたのに
これはもしかしたら罪滅ぼしのつもりなのだろうか?
俺自身の
忘れないと誓った一つ目の約束
けれど、この街にくるまで忘れてしまっていた
いや
違う
これは、そんな簡単な気持ちではなくて
もっと複雑で
でも、もっとも原始的な

想い

「俺は一度だって忘れなかったよ、一番哀しいときに、ずっと傍にいてくれた、大切なヒト…」
「…」
「母さんのことを考えると、まだ胸は痛むけど、悲しい気持ちにもなるけれど
 それと同じくらい跡部のことを想った…悲しい気持ち以上に、嬉しいことばかり思い出してた」
「ジロー」
「本当に…跡部のおかげで俺は悲しい気持ちに負けることはなかったんだよ」

ありがとう跡部

ジローはそういって
いつもの笑顔をみせてくれた

あぁ

「すまない」
「ん?」
「ジロー、俺は…」
ひとつめのやくそくを
「…いいんだよ」
「…ジロー」
「こうして跡部はちゃんとこの街に帰ってきてくれたから」
「…」
「そうしてちゃんと、俺をみつけてくれたから、それでいい」
「ジロー」
「やっぱり待っていた人がきてくるのが一番嬉しいな」
「…それは、俺もだ」
「え?」
「あの時、お前と過ごした日々は、俺にとっても大切なものだった」
「…跡部」
「かけがえの無いものだったんだ…あの日々があったから、今の俺はいる」

それだけは間違いない
たとえ忘れてしまっていても
心の奥底
琴線にずっと優しく絶え間なく溢れていた思い

「そっか。それは…嬉しーなぁ」

ジローが俺に微笑んだ



”それに、できる事なら、逢ってみたいから”
”逢う?誰に?”

不二は極上の笑顔
それはやはり、ジローと同じ笑顔で

”天使に”

エンジェル・スマイル
天使の微笑み
生まれたばかりの赤ん坊がふともらす
純粋で無垢な笑顔



「本当に送っていかなくていいのか?」
「いいよ、むしろ跡部こそ1人でもどれる?」
「…あぁ」
「じゃぁ、気をつけてね」
「あぁ、ジロー」

また明日

そういうと
ジローは

うん、また明日

天使のような笑顔で手を振ってくれた

天使…
なぜだろう?
不二のあの話
あれはただのたとえ話のはずなのに
それでも

…奇跡

本当に奇跡があるというのなら
5年目の奇跡
俺にとってそれは、紛れもなく
この街でジローに出逢えたこと
きっとそうだ
だから俺は、不二の話を笑うことなく聞けたのかもしれない

奇跡はある
きっと…



2006年01月14日(土) 都合上の日

kanonパロなのですが、昨日までの3回が1話となります。
何せ本当に突発だったので、うまくペース配分が…申し訳ない
サイト収録時には直して起きます。他にもいろいろ手直しがありますし
今日は2話です、日記の字数制限上、前後にぶったぎってあります;
全部で7話予定です。ただプロローグを入れ忘れていたので、それも
サイト収録時にこっそり1話の前につけておきます


「探し物をしているんだ」



夢を見ている
俺が夢を見ているのか
それとも誰かの見ている夢が俺なのか

夢は終わることなく

ずっと見続ける夢の中、誰かが泣いている
終わらない夢の中で、幾度も、いくども、繰り返し、くりかえし

「探し物?」

たずねると、ジローは微笑んだ
いつかどこかでみたことのある笑顔



「とても大切なモノなんだよ」



ふたつめのゆめ
冬の花火



今日も練習が終わって俺は街へと向かった
約束をしたわけでもない
それでも
三日目の今日も、同じようにそいつはそこにいた

「そういえば、5年前もここで出逢ったんだったな」
「そうそう、俺がここでベンチに座ってたらさ」

『おい』
『…?』
『お前だ、お前』
『?』
『そう、お前だ。頭、雪積もってるぞ』

ベンチにひとりで何時間も座っている少年
なぜか放っておけなくて声をかけたのは自分からだった
深い意味はない
ただ、日本ではあまり見ない綺麗な金髪を
雪がまるで覆い隠してしまうのを見過ごせなかっただけで

『ほら、これでいい』
『…ありがと』
『なにしてるんだ、こんなところで?親は?』
『………』
『…』
『………っ』
『おい、男が泣くな!』
『…った』
『あ?』
『いなくなっちゃった…』

「…母さんがね」
ジローは笑顔を絶やすことなくそう続けた
「悪かった、な」
「跡部のせいじゃないよ」

『…あぁ、そうだ。お前、菓子は好きか?』
『…好き』
『じゃぁ、コレをやる。あいにく、庶民の菓子は好きじゃねーからな』

ウソだった
それは珍しく貰った既製品のお菓子で
普段は家でパティシエが作る豪華なものしか食べてない自分にはめったに無い機会だったのに
それでも
目の前の少年の曇った笑顔が晴れるなら、なんでもないことだった

「へへー、俺さ、あれですっかりポッキー好きになっちゃった」
「ふぅん」
「これはムースポッキーなの。あ、でもさ最近はデコレも好きかな。跡部もいる?」
返事をまたずにジローはポッキーを一本自分へさしだす
仕方なく、それを口で受け取る
「跡部行儀わるーい」
「…うるせぇよ」


そうして俺たちはトモダチになった




それは今朝見た夢の話
どうしてだろう?
この街にきてから、毎日のように夢をみる
それもきまって、5年前の…
ジローとであった冬の夢ばかりを

ひとつ夢を見るたびに
俺たちの距離もひとつずつ近くなっていく
それはまるで
逢えなかったこの5年間を埋めるように


「じゃぁ、跡部、またね」
「…ジロー」

声をかけてからしまったと想う
とくに話題なんてなかったのに
ただ
ただ、このまま別れてしまうのは物足りない気がした
それだけのことだったのに

(なにを考えてるんだ?俺は…)

どうも調子が狂いっぱなしだ
けれど
もっと始末に悪いのは
そのことに心地よさを感じている、自分?

「あとべ?」
「あ?…あぁ、その、なんだ…お前、毎日ここでなにしてるんだ?」

ジローはふと笑うと

「探し物をしているんだ」

「探し物?」

たずねると、ジローは微笑んだ
いつかどこかでみたことのある笑顔

「とても大切なモノなんだよ」

ふたつめのねがいごとはね…

「…俺も探してやろうか?」
そんな言葉が口をついて出る
「え、いいの?」
ぱぁっと広がる笑顔はいつものジローのもの
俺の思い過ごしだったか?
「…あぁ、1人より2人のほうが効率的だしな」
「まじまじ?!跡部やっさC〜」
ジローはにこにこと笑うと
「あ、でも今日は遅いから、明日でいいよ」
「そうか。じゃぁ明日、いつもの時間にいつもの場所でな」
「おぅ!」

元気よく駆けていくジローを見送る
けれど
やはりなぜか、手放したくないと想ってしまったのは

きっとこの降り止まない雪のせいだろう…





終わらない夢

いつかどこかでみたことのある夢
いつかどこかでみたことのある笑顔

『あのね、跡部』

ジローは自分にできた初めてのトモダチだった
だから、最初のような泣き顔はもう見たくなくて
いつだって笑顔でいてもらいたいと幼心に想っていたんだ

『ねがいごとなんだけど』
『ふたつめのねがいごとか?』

子供である自分に出来ることなんてたかがしれていたけれど
それでも
お菓子ひとつでジローは笑顔を見せてくれたのだから
みっつもねがいがあれば、わかれるその日まで大丈夫だと想ったのだ
そんな他愛ない子供の思いつき
ジローが欲しいと願えばなんだってかなえてやるつもりでいた
それくらいの力があることを知っていたから
けれどジローの一つ目の願い事は
自分が想像していたどんな願望よりも純粋なもので

”俺のこと、忘れないで下さい”

そんな美しい願いがあるなんて
想像すらできなかった
なにを買って欲しいでも
なにかがしたいでも、なく
ただ、覚えていて欲しいと
俺にできる事ならなんでも叶えてやるといった
けれど、その実、俺だけが出来ることなんてない
プレゼントを贈るだけなら、サンタクロースでもできる
けれど
”忘れない”
それは、俺だけにしかできないこと

酷く純粋で我侭なねがい

『ずっといっしょにいてほしい…っていうのは、駄目、だよね?』

『…いったろ?できるのは俺にできることだけだって』

冬休みが終われば、自分は元の街に返る
ジローにだってジローの家族がいるのだ
一度あっただけだけれど、とても優しそうなおとうさんと
ヤンチャそうなおにいちゃんと
母親の命と引き換えに生まれたあたらしいいもうと

『そっか、そうだね。はは、今のはナシ!ナシね』

また泣きはしないだろうか?
そう心配してみたけれど、ジロー少し照れたように笑っただけだった

『残念だなぁ、俺、跡部とおなじ学校にいってみたかったよ』

『…』

ずっと一緒にいたいのは俺も同じ
ジローと離れたくない
けれど、子供である自分たちはこんなにも無力で

ジローの願いをかなえてやりたい
ひとつといわず
みっつといわず
いくつだって、望むだけ

ひとつめのねがいごと

ジローは俺の言葉に、それ以上の純粋さで返してくれた

『俺が…』

だから

『?』
『俺が帰るまでの間だけでも、じゃぁ、いっしょの学校にいくか?』
『え?』

だから、俺は俺にできること全てでそれに応えてやりたい

『今日からここが俺様たちの学校だ!』
『えぇー?!』

それは街が一望できる小高い丘の上
一本の木が街を見守るように立っている
ジローがお気に入りの場所
二日目に出逢ったとき、ここへつれてこられて
そのときからここは、2人のお気に入りの場所になっていた

『俺様の席はここだ』
『…』
『ジローの席は俺様のとなりだ』
『えぇ、嫌だよ。俺は後ろの席がいい〜』
『駄目だ、お前、そんなところに座ったらずっと寝てるだろう?』
『いいんだよ、だって俺たちの学校なんでしょう?』

宿題は?
ない
算数は?
ない
給食はぽっきー?
…毎日ポッキーなのか?
休み時間は1時間?
あぁ、昼休みは2時間あるぞ
お昼寝の時間もいれてね
もちろんだ



「また、夢か…」

夢は俺にひとつひとつこの街の思い出を還してくれる

けれど、どうしてだろう?

ひとつ夢が帰ってくるたびに
ひとつ想いがこの胸に宿るたび
心のどこかで誰かが叫ぶ



「痛っ」
「大丈夫か?跡部?」
「あぁ、大したことはない」

しまった

「腫れてるな、一応、診てもらったほうがいいんじゃねーの?」
「駅前に総合病院があったよな」
「…問題ない」
ちょっと足をひねっただけなのに事はトントン拍子に大きくなっていく
おいおい;
合宿前まではお互いが干渉しなくて当たり前だったじゃねーか
…これもジローのおかげか?
それはそれでありがたいような、迷惑のような
そんなことを考えていると
「跡部、いってこい」
監督がいつものいってよしポーズでそういった
はぁ
溜息がひとつ
「わかりました…」

駅前の総合病院
ふと窓からはいつもの公園が見えた
まだジローはいない
(って当たり前か、今頃は学校だろうしな)
そう想い顔をあげて、ついでとばかりにあたりを見回す
とくにこれといっておもしろいものは…
あ、いや
「あの丘…」
少し森のようになった場所に、小高い丘が見えた
けれど、木は見当たらない
だが確かに今朝見た夢はあの丘のはずで
(切られたのか?)
それともただの勘違いなのか
そんなことを考えていると

「あ?もしかして、不二?」

付き添いできていた忍足の声がした

「氷帝の…こんなところであうなんて偶然だね」
「嫌な偶然やな、自分、こないなところでなにしとるん?」
「あー、うん、手塚がね」

不二はにこりと笑って、自分の肩を指差した

「…へぇ、にしたってホンマ偶然いうんは恐ろしいわ…なぁ、跡部」
「まったくだ」
「君たちは?」
「俺らはこの街で合宿や。ちょいと大将がポカミスしてな」
「ふぅん」
「うるせーよ、ベラベラとくっちゃべってるんじゃねぇ」
「はいはい…それにしても、なしてこないな遠い病院にまで?」
「んー、縁起担ぎってやつかな」
「は?」
「知らないの?…じゃぁ、君たちのほうは本当に偶然なんだ」

不二は俺たちの反応から、今頃やっと驚いてみせた
よく話が飲み込めない

「あー、あんな不二、自分のいうてるの、ようわからんのやけど」

不二は少し考えるそぶりをみせてから

「僕のいうこと、笑わないで聞いてくれるなら、教えてあげてもいいかな」
「まぁ、それは聞いてみんとわからんけど」
「…」
「それもそうか、あのね、この病院は…5年前から一年に一度、それもこの時期に、奇跡が起こるんだよ」

奇跡

「なんや、いきなりメルヘンな話題やね」
「このあたりじゃ有名な話なんだよ。5年前は、その駅前で大きな交通事故があってね。けれど奇跡的に死者はでなかった」
「…へぇ」
「正しくは、事故にあった女性が重体だったんだけど、本当に奇跡的に回復したらしい」
「そらよろしい話やわ」
「4年前は、不治の病だと言われていた少年の病気が奇跡的に完治した」
「不治の病ねぇ、どっかの少女漫画かいな」
「…3年前に助かったのは大きな手術をした女性」
「ふぅん、で、去年は誰が助かったん?」
「それがね、去年はいなかったんだよ。あぁ、だけどなんでも全滅していたと想われていた狐が何年振りに発見されたんだって」
あぁ、ちょうどその窓から見えるね
それはたぶん、あの丘のこと
「…あんなぁ、不二」
「ん?」
「そない、お茶の間ほのぼのニュース、いくら並べたって、奇跡でもなんでもないで?」
「そうかな」
「ラブロマンスとか嫌いやないけど、それはいくらなんでも庶民的すぎるやろ?
 第一、狐はともかく、他のは運の問題違うの?それか、この病院の先生の腕が良いとか」
「まぁ、単純にいっちゃえばそうなんだろうけどね」
不二はそういって、すこし寂しそうに笑って見せ
「じゃぁもう一つ、去年の話を除いて、他の話には全部、天使を見たっていう人がいるんだ」
「天使?」
「そ。事故であった女性も、不治の病だった少年も、大手術を受けた人も、きまって天使に逢ってるんだよ」
「…天使いうと、あれか?金髪で、背中には純白の羽が生えとって、ひらひらの服きた美人のおねーちゃん」
「うーん、どちらかというとキューピッドって感じじゃないかな?短い金色の巻き毛で、背中の羽は、ほら縁日の玩具を少し良くしたような
 小さな感じで…服は普通で…笑顔が眩しくて…ボーイッシュな感じ?天使に性別はないっていうしね」

ふと
なんだ、ジローのことじゃねぇか
金色の髪に羽つきのリュック、そして笑顔
そんなことを想った

「なんや、どっかで見たことある気がするわ」
「へぇ。じゃぁ今年の奇跡は君に起こるのかも」
「ワー、ゴッツゥ、ウレシー、ワー」

酷い棒読み

「まぁ、それが本当かどうかはともかく、毎年冬にこの病院で”奇跡的”といわれる出来事が起こっているのは本当だよ
 現に今も結構人がいるでしょ?みんな、五年目の奇跡の恩恵を預かろうっていうわけ」
「ふぅん、まぁ藁にもすがりたいって時が人間誰しもあるしなぁ」
「で、てめぇらも手塚のためにここに通ってるってわけか?ご苦労なことだぜ」
「そういうこと」


後半へ続きます



2006年01月13日(金) Kanon…の日

昨日に引き続きまして、拍手本当にありがとうございます
コメントもありがとうございます
…というか多くて、びっくりです。嬉しいです。
とりあえず、跡ジロだけは終わらせようと思います。はい。
がんばります。というか後にひけなくなってしまいました。えぇ。
で、いくつか返信を

・栞シナリオと真琴シナリオのリクエストをくださった方々、申し訳ない
のですが、ちょーっと無理っぽいです(本当に申し訳ない)
・AIRのパロを希望された方も、ごめんなさいです
・Kanonってなんですか?という方。ゲームです。おもしろいので興味
をもたれたらプレイしてみて下さいね。ちなみにこのパロはヒロインの
一人である月宮あゆのシナリオです(PC、DC、PS2で出ています)
・最後まで見たいですといって下さった方々(同意見多数)
軽い気持ちだったのですが、あまりにも多くの方にそういって頂けたので
がんばろうかと思います。

コメント下さった方々、本当にありがとうございました

というわけで、もう腹をくくってがんばりますよー。
…こんなことになるんなら、もっとしっかり練っておくんだったとも
思いますが。まぁ勢いのままに。
それで、Kanon知らないって方がいらっしゃるようなので
・跡部は冬休みの合宿で、何年かぶりに母方の実家がある北の街にやって
きた
・ジローは氷帝に通ってません。数年前、この街で跡部と友達になり
何年かぶりに訪れた跡部と再会しました
この設定だけを頭に入れておいて頂ければ、なんとかなるかと
とりあえず本日分をどうぞ。





一面の雪景色の中の再会は、俺があのとき置き去りにしてきたモノを
まるでひとつひとつ還してくれるような優しさに満ちていた

駅前の小さな広場
ベンチの背からちょこんと見えるのは、金色の巻き毛
「ジロー」
「あ、跡部ー」
少し目をこすりながらジローが振り向いた
「よくこんな寒い中で眠れるな」
永眠するんじゃないか?冬眠か?
からかえば
「地元をなめんな!こんな寒さへでもねーよ。跡部こそ、おぼっちゃん
育ちでヤワになってんじゃねーの?風邪ひいてもしらねーよ」
ぱぁっとはじけるような笑顔でジローが笑う
他の誰か…たとえば、レギュラー仲間であろうと、俺にそんな口をきけば
ただじゃすまさない
けれど、なぜかジローにそう言われるのは悪い気がしなかった
「もう練習終わり?」
「あぁ…そういうお前は、学校とかはいいのか?」
「ちゃんといってるもん」
ジローはそういって、背負っているリュックサックをみせた
オレンジ色
たしか、ジローの好きな色
「なんだ、その飾りは…」
「ん?羽根?」
色もいい、カタチもいい、けれど、男子中学生が背負うリュックとしては
いささかファンシーすぎる白い翼のかざりがついていた
お祭りの縁日などでみかけるのよりも、少しばかりよくできた羽根
「もっと良い鞄、買ってやろうか?」

まぁ、ジローなら、ぎりぎり、許せないことも、ないか?
「駄目だよ、お気に入りなんだから!」
ジローはそういって、飛び跳ねるように歩き出す
あぁ
きらきらと雪はヒカリを反射して
風は冷たいけれど澄んだ空気を運んで
その姿はまるで…
「まぁ、いいか」
考えを振り払うようにつぶやいて、たちあがった

そのとき

「跡部?!」

声がした
振り返る
と…
「…お前ら」
「んだよ、宿のどこにもいねーと思ったら、こんなとこにいたのかよ」
「自分一人だけ遊びに行くなんてずりーよ!」
宍戸と岳人、その後ろには忍足と鳳がいる
くそ、面倒な奴らに見つかった
仕方ない、適当に追い払うか
そう、思って
「うる…」
「跡部の友達?」
俺の言葉を遮って、目の前に現れたのは
「ジロー」
「?誰やの」
「俺、芥川慈郎!ジローでいいよ!よろしくっ!」
「お、おぅ…おい、跡部、誰だよ?」
はぁ
ため息は盛大に
「俺ね、跡部の友達なの」
「トモダチ?あぁ、こっちの人間なんか、自分?」
飲み込みのはやい忍足が、納得した顔をする
普段は胡散臭いて苦手だが、今だけは少しありがたくおもった
「………まぁ、そういうことだ」
「あーなるほどね。俺は宍戸亮」
「俺は向日岳人、よろしくな、ジロー!」
わいわいと好き勝手に話し出す
あぁ、せっかく二人っきりだったっていうのに

俺はなぜかいらだちを覚えながら

「おい、お前らいい加減にしろ」
「なんだよー、跡部。なんか用事でもあるのかよ?」

「俺ら、この辺を散策しとったんよ。まだしばらくおることになるしな」
「そうなの?あ、じゃぁ俺が案内しよーか?」
「それは助かります」
「跡部いこう」

冗談じゃない
俺がそういうよりも先に、ジローが俺を、その輪の中へと引き込んだ
瞬間
自分でも、身体が強ばるのが、わかる

こういう雰囲気には慣れない

だから、ずっと遠巻きに眺めていた
こいつらだってそれを知っているはずだ
いつだって距離を保って
俺も
こいつらも
誰だって



けれど

「跡部」

ジローが俺の名前を呼ぶ

顔をあげれば

まぶしい笑顔

見回せば

誰一人、笑顔を崩すことなく

「跡部行こう」

そして俺は次のジローの言葉に
もう何一つ迷うことなく、うなづくことができたんだ

羽根を揺らすジローに案内される街は
数年前とかわったようで、かわらないようで
懐かしいような、それでいて、昨日も一昨日ももうずっと毎日、同じ日々
を繰り返してきたような当たり前加減で

「なんや、きたばかりいう気がせんなぁ」
「は、お前らは庶民だからな。適応力が高いんだろうよ」
「んだと、クソクソ跡部!」
「あははは、でもさ、跡部も人のこと言えないよ」
「だな。”昔のことで、もうよく覚えてない”とかいってたのは、
確か昨日のことだぜ」

それは本当
こうして楽しく街を歩いていても
どこか夢の中にいるような気がする
過去の記憶はまだかすんだまま、はっきりとしない
まるでデ・ジャ・ビュのように時折、顔をのぞかせるだけだ

けれど

「跡部」

俺の名前を呼ぶジローはあの頃となにもかわらなくて
いま、こうして
ジローといるとこんなに楽しいのだから
きっと、あの冬も楽しい冬に違いなかったのだろう

俺があのとき置き去りにしてきたモノ
ジローが笑うたびに、それがひとつずつ溶けて
俺の心へと還ってくる

あぁ、なんて愛しさで…

「じゃぁ、俺、そろそろ帰るねー」
「おぅ、今日はアリガトな」
「ジロー、気をつけて帰れよ?」
「へへ、だいじょうぶ。うちはすぐだし。跡部たちも気をつけてね」
「ほなまたな」
「ばいばーい」

ジローと分かれた
少し寂しさと寒さを感じる
けれど

「跡部、帰るぞー」
「今度から出て行くときは、俺たちも誘えよな」
「けっこういい時間やね。早う帰らんと、監督あたりが心配する頃や」
「そうですね」
名残を惜しむ俺に掛けられた言葉

振り返れば、そこには俺を待っている奴らがいて
酷く優しい気持ちで、帰路へと着いた




2006年01月12日(木) 頭痛の日

今日は午後から凄い頭が痛かったです…
夕方あたり屍と化してました…「へんじがないただのしかばねのようだ」

はい。昨日の跡ジロKanonネタ
大反響ありがとうございます

…あれですよ、GBもそうだったんですが、ギャルゲーネタは反響が多くて
嬉しいです。

あの続きは、ありません(ウォルコット調)

と、そのつもりだったのですが、なんかあまりにも反響があったので
やっぱりちょっと書いてみました(流されやすっ)
でも、書くならかくで、きちんと書きたい気もなきにしもあらず
まぁまぁ、とりあえず、どうぞ。





雪が降るこの街に来たのは、実に数年ぶりだった

「そういえば、跡部の実家ってこの辺じゃなかったか?」
「そうなん?」
「あぁ、母方のお祖母様の家がある」
「へぇー、じゃぁ土地感あるんじゃん。あとで街中案内してくれよ」
パタン
「あーん?なんで、俺様がてめぇらと行動をともにしなきゃいけねーんだよ」
「いいだろーが」
「いくならテメェらだけでいけよ。くだらねぇ」
「んだと?」
「やめとき岳人。ムキになるなや」
「くそくそ跡部!」
「なんとでもいえ、それに…」
「それに?」
「小さい頃のことだ、もう、覚えてねーよ」
「あれ?でもよ、跡部…お前、冬休みのたびにいつもきてなかったか?」
「…」

一面の雪景色
幼い頃は、なぜかそれだけで嬉しくて、冬休みのたびに帰省していた
けれど
どうしてだろう?その頃のことだけ、漠然と雪に埋もれるように霞んでしまって

覚えていない

むしろ、それは自分の夢ではなかったか?と疑うほどに、記憶はおぼろげで
こうして今、見つめる風景にそんな想いはいっさいなく
それは自分が大人になったということなのだろうが
湧き上がってくるのは、喜びではなく、ただの心地悪さ
そしてなぜか、申し訳ない気持ち

雪が降る

「あとべ?」

雪景色の中の再会
おぼろげな夢の中
ただひとつ、実態を伴って

最後の冬
この街に来た、最期の冬休みに出逢った
たった一人の、トモダチ

「跡部?ほんとに?」
「あぁ」
「まじまじすっげー、あ、なぁなぁ跡部」



ひとつめのねがい

「俺の名前、まだ覚えてる?」



”俺のこと、忘れないで下さい”

「ジロー」

あの遠い日々と同じ笑顔が帰ってくる
あぁ、どうして俺は…コイツを、ジローを、忘れていたんだろう
あの日々をどうして?

たったひとつのたいせつなおもいでだったのに

「おかえり跡部」
「…ただいま、ジロー」


いつも最期は同じ夢
くりかえす夢はいつも一緒
そしてさいごも…



雪がふるこの街で出会ったのは
金色の髪が愛らしい、小さな子供

『お前、名前は?』
『ジロー』
『じろ?』
『ジロー!!』
『そうか、俺様は、あとべけいご様だ』
『あとべ?』
『そうだ』

あとべ

自分の名前を呼んで
にこりと笑顔を見せたこいつを
あんなに愛しいと想ったのに

まるで雪が解けるように
ずっと心の奥で眠っていた想いが目を醒ます


…続きそう;




2006年01月11日(水) カレンダーの日

1/29のおでかけライブin福井の発行物ですが、ミニポスターカレンダーに
しようかなと思ってます。
いや、ちょうどそんな話題が出たので
青学vs氷帝っぽい感じの1枚絵のミニポスターカレンダー仕様。
予定は未定ですが。

昨日、なにかいい話系で跡ジロ〜といっていたら
「いつもみたいにギャルゲーパロでいいじゃん」っていわれました☆
そしておもわず「そうだね、ジロちゃんならKanonかね」とか思いました
あゆ?あゆあゆなのか?!うぐぅとかいってたいやき?!
季節も季節だしね!

というわけで、ちょこっとパロってみます!

「俺の名前、まだ覚えてる?」

おっと間違い(笑)

「奇跡は起こらないから奇跡っていうんだよ」

「はちみつくまさん」

「春が来て…ずっと春だったらいいのに」

…すいません、いい加減にしておきます

「約束、だよ」


夢を見ている
俺が夢を見ているのか
それとも誰かの見ている夢が俺なのか

雪だけが知っている

ずっと降り続く雪の中、誰かが泣いている
終わらない夢の中で、幾度もいくども、繰り返し
「約束だから…」
それは、俺の言葉だったのだろうか?
君の想いだったのだろうか?

…約束、だよ

「さっきやった人形」
「うん」
「あれは、持ち主の願いを叶えてくれる、不思議な力のある人形だ」
「…」
「…」
「いたいいたいいたいっ、いたいよ跡部!」
「ウソくさいと想っただろ?」
「だってー」
「…でも、本当だ。ただし、叶えられる願いは三つまで。それと、願いを
増やして欲しいっていう願いも無し」
「あ、やっぱりー?」
「当たり前だ。願いをかなえる方の立場も考えろ」
「誰が願いを叶えてくれるのさ?」
「俺様だ」
「跡部が?!まじまじすっげー」
「だから、俺様にできないことは叶えてやらない。まぁ、俺様にできない
ことなんてないけどな。さぁ、なんでも願い事をしてみろ。ジロー」
「じゃあ、一つ目のお願い」

腕を組みふんぞり返って願いを待つ跡部
ジローはその姿に小さく微笑むと

「俺のこと、忘れないで下さい。冬休みが終わって、自分の街に帰ってしまって
も…ときどきでいいから、俺のこと思い出してください」

夕暮れが2人の姿をオレンジ色に包み込む
意外な願い事に驚いた跡部は、ジローを見た
ジローは微笑んでいる
笑顔を哀しいと想ったのはこれが、最初
そして

「あぁ、いいぜ。いったろ?俺にできることならなんだって叶えてやるって」

ひとつめのねがいごと




すいません。長くなりそうなんでここでパス(いつまでも書いてそうだ)



2006年01月10日(火) 咳がとれない…の日

咳がとれません…
インテの戦利品のおかげで、跡ジロが少しブームです…
跡ジロかきたい、かきたい、かきたい
それもなんか、こう、心癒されるようないい話系
でも、ネタがないorz
仕方ないのでチャットで皐月おとーさまに「ネタください」っていったら

エロネタを提供されました

ちーがーうーのー
メロウな癒し系のネタが欲しかったのに
なんの迷いもなくエロネタ提供された俺はどうしたらorz
自業自得って言葉が身に沁みました

あーうー
咳のせいで寝不足なので、今日はここまで

おやすみなさいv



2006年01月09日(月) 32話(予定)の日

風邪もぼちぼち回復傾向のかみぃです。こんばんわ。
ちょっぴし元気になっていたところに、ひさぎが昨日のインテの戦利品を
もってきてくれまして
というかレスタク
お前まずそこかよ!みたいなツッコミはおいといて、レスターとタクトが
きたので(ついでにリコもきた)元気に拍車もかかりました。
元気になりすぎて、調子にのってプロットとかたててたら、やっぱり夜に
なって具合が悪くなり、吐いちゃったとかそんなどうでもいいことも
あったりとかしたんですが(お前ウッカリすぎ)
まぁ、元気にやっとります(笑)
インテの戦利品…跡ジロ本とか、忍ジロ本とか、ブンジロ本とか、
跡福本とか。はー幸せv
すっかりジロ受を堪能したので、いきおいのまま、C†Cのプロットして
ました。全部で

32話になります

…orz
とりあえず、「人気者でいこう〜CROSS†CHANNEL編〜」と対になる
「CRISS†CROSS編」と本編0話となる「CROSSING」の2本を今週中に
できたら。そして来週には跡ジロ編7本をはじめられたらいいなぁ
くらいの気持ちでがんばります。
がんばりますよー



2006年01月08日(日) とみくじーvの日

今日はインテでしたな。いや、もちろんいけるわけもなく、家で大人しく
寝てましたが…注射増やしてもらってなんとか首は動くようになりました
あとは風邪だ。風邪。がんばって治そう。
で、おいらはいかなかったんですが、JACKちゃんとひさぎは行った
ので買い出しを頼みましたv(わくわく)わぁいジロ受本ーv
それだけでも凄い楽しみなのですが
今回はなんと、それよりも凄いモノがくるそうで
えぇ、二人がGAとみくじ買ったら

タクトとレスターGET

万歳!持つべきモノは心の友と書いて心友だ!!やったーステッカーv
これほど嬉しいことは他にないっすよーvタクトv
はやくタクトこないかなぁ。しかも旦那付きですよ、旦那付き!レスタク!
あぁ、なんて楽しみなんだろう〜♪
万歳タッくん。ぶらぼータッくん。あいらぶタッくんv
ちなみに昨日からずーっとGAアニメを見てます。見てます。
これのおかげ?ミルフィーのラッキーうつった?わぁいv
そう、で、アニメみてたら映像特典でGA1のプロモとかみた
凄い久しぶりに動いてるタクトとか見ましたv
GA1のゲームムービーってアニメと比べると正直、微妙なんですが
タクトはいいよ、タクトは(笑)そばにレスターさんがいるのもポイント
高くってvあの、席から立って、バッと手をかざすところとか素敵ー
もうどこまでもついていきますよv

わくわくしつつ、寝ます
明日には元気になりたいなぁ



2006年01月07日(土) 悪化の一途…の日

はい。風邪が悪化しているうえに、寝違えて首がまわらなくなったかみぃ
です。
いや、もう、ほんと首が動かないんですよ。痛い痛い痛い。
熱が下がらない風邪はもうこのさいおいといて、咳をするたびに
喉から首、肩にかけて激痛が走るんですが…どうしろと?
風邪だけなら放っておくんですが、もう首ばかりはどうしようもないので
大人しく病院に行って参りました。
整体の先生がお休みだったので、首は見てもらえなかったんですけどね
(意味ない)見かねた担当の先生が、筋弛緩剤を2本打って下さいました。
うん、あれだ。麻酔の注射といっしょで、筋弛緩剤の注射は痛いんですよ。
だいたい注射というと痛くないモノなんですが(打つ人の上手い下手にも
よりますけれど)あれは痛い。未だに好きじゃない。
それと喉が思ったより酷いというので吸飲と、点滴を…
おいら点滴恐怖症でして…
うん、むかし、点滴で死にかけたことが、ね?
いやもうほんと冗談でなく死にかけたんですよ。入院している時だったん
ですが、こう廊下で点滴の管がはずれまして…プシャァッってそりゃーも
う綺麗なまでに血が吹き出てですね…
だからなるべく先生も点滴は打たずにすむほうに心がけて下さっている
のですが、今回ばかりは大人しく打たれなさいといわれました。打たれた。
おかげで風邪のほうはだいぶ楽になったわけですが
2本も注射うったのに未だ左右にしか動かないこの首が…こまった…
だから風邪よりも首をどうにしかしてほしかったのに…うぁん

…大人しく寝ます



2006年01月06日(金) イベント〜の日

2006年最初のイベント情報(どんどんぱふぱふ)
1月29日(日)の「おでかけライブin福井20」に直参します。
…さて、どうするかな(申し込みしたあとで考えるなよ)
直参ひさしぶりだなぁ。12月のおでかけライブがJACKちゃんとおいら
両方の事情でダメだったので。というか、あれです、テニプリにはまって
から初めてのイベントだ。なんかするかな。したい気もするんですが、
でも、新刊つくるくらいならサイトのほうを充実させたいというのも
正直なところでありまして…ふむ。GBのようにサイト小説の再録本でも
作るかな。というか、福井のテニプリ事情というか、ジャンル事情って
どうなってんだろ?GBのときはともかく、メインをGAに移してからで
すねイベントに直参してもよそを回るということをまったくしなかったの
でわかんないんですよ(笑)いや、もう、ほんとにね。ずーっとスペース
座って、スケブ描いたりしてるだけだったんです。この2年ほど。
諦めがはいってましたから…。パンフすらまともにみなかったものなぁ。
と、ここでそうかパンフ見ればいいじゃん。とおもいあたって、今あさって
みたんですが年末の大掃除で処分してた…orz。ますますもってダメだ
まぁ、なんかひとつくらいはテニプリもあるはずです。あるといいな。
…再録本にするなら、「ひぐらしのなく頃に」と「夜が来る!」どっちが
いいですかね?個人的に絵が好きとか話が好きとか特別な事情がない限り
同人誌は18禁しか買いたくない人間なので(エロ星人〜♪)それだと
「夜が来る!」を本にしたほうがいい気もするんですが。不ジロ普及にも
なるし…。なにか希望のあるかたは、拍手にでもパチパチしたって下さい

そう、拍手で思い出した。おとといの拍手コメントで
「テニプリでもいつものアレ状態はあるのでしょうか?!なるとしたら
やはりジローですか?個人的に凄く好きなので楽しみにしています」
とコメントくださった方…えーと…いつものアレ状態って、アレですよね?
というか、俺の書いたもので”いつもの”くくりで”アレ状態”っていわ
れるモノが、ひとつしか思い当たらないんですが…アレ…
えーと、実は、他にも友人・知人をはじめとしたいろいろな方からも「テ
ニでもいつものネタはあるんですか?」という旨のコメントをいくつか頂
いておりまして…思い当たるネタが一つしかないんで、全部同じネタを指
しているものだと仮定して…
廃人ネタのことですよね?
悠久からGB・GAと流れてきましたが、全ジャンルに共通するネタって
これくらいしかなく…えぇ。で、このネタに限っていいますと
あります(断言)
はい、絶対やります。マンネリと言われようともはずせません(笑)
…ここまで書いておいて、ネタ違ったらどうするかな(苦笑)でも他に
思い当たらないんですよね。なんかあったかな?
で、なるとしたらやっぱりジローです。これもマンネリで申し訳ないですが
がんばりますよv(がんばるのかよ)

さてさて、昨日頓挫した不ジロSSSを。

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【不ジロ】
熱がある

熱が高いせいなのか、動くと体のあちこちが
はらりはらり、とまるで
花びらのように散っていく感覚。気のせいだけれど
瞬きをする瞼が、はらり
苦しくて酸欠の金魚のように喘ぐ唇が、はらり
熱くて打つ寝返りで、はらりはらり
うっとうしくて、なるべく動かないよう試みる
埋もれてしまいそうだ
すると不二が

「だいじょうぶ?芥川くん」

にこりと微笑んで手を伸ばしてくれた、あつい
熱いから触らないでと訴えるのに、不二は聞いてくれない
「あぁ、まるで花のようだね」
不二が触れた部分だけ温度が高くなって、真っ赤な花

くすくすくす

不二は愉快でたまらないというふうに笑って
ぺたぺたと俺を触る、触らないでと訴えるのに
「ふふ、綺麗だ」
知るものか。熱い、だるい、苦しい。
俺の苦しさを吸うように真っ赤な花は、俺と不二の合わせ目から咲き誇る
綺麗だ綺麗だと笑顔を見せる不二が美しい
綺麗だけれど酷い、あつい、だるい、くるしい、ねむい
けれど口にだして訴えると、また花びらが散ってうっとうしい

呼吸をするたびに
鼓動を打つたびに

花は散っては咲きを繰り返す

そうして俺と不二を埋めていく
もうどこからどこまでが俺なのか不二なのか
ゆっくりと輪郭が解けて消えて
もしかしたら最初から俺たちは一つだったんじゃないかとか
そんな錯覚は熱のせいなわけだけど
満更全てが嘘でもないのは、俺と不二の呼吸がひとつだからだ
鼓動がひとつだからだ
頭の先まで花で満たされる
満たされてしまえば、いくら増えようともう関係ない
やっと眠れる

不二は次の日、高い熱をだしたけれど俺の知ったことじゃないよ



2006年01月05日(木) 熱が…の日

熱がやっと下がりました。あー、しんどかった。
といいつつ、ほんとに熱が下がっただけなので、もう少し養生します。
でも、ネタはでた(駄目じゃん)
あとC†Cのネタをまとめてました。
基本的に追い込まれないと動かない人間なので「書きたいときに書けばいい」
という心構えだといつまでたっても書き始めないんですよ;
そんなわけで、きっちりタイトルとネタを整理してみると、思ったより
話数が多くなりそうで…跡ジロ編、忍ジロ編、不ジロ編、赤福・リョ福編に
わけて日替わりUPにすると上手くいくかも。とか思ってます。
全体的に30話↓↑になるんじゃないか;これ…がんばろう…
どうしても最終話が書きたいので、がんばりたいと思います
今年の目標1は、C†Cの完結ですね。
あとは、何度もいってますが、不ジロの鬼畜話をなにか。なにか…。

3グァバを聞いてから、剣太郎もいいなぁとかおもってます。というか歌上手
いですよね。ラジプリでちらりと聞いたシングル曲もステキだったので、
ちょっとシングルほしいかなぁ、なんて想ってみたり
あぁ、そうだ。そして。実はブンジロのみの話が一本もないので、そのうち
書きたい。ブンジロもいい。ブンジロも。


SSSなネタなので跡ジロ、忍ジロ、不ジロで3本にばらしてみました。

Terrible disease

【跡ジロ】

「ジロー?」
問いかけに返る言葉はなし
また、だ
そうやってジローはいつも俺の話をはぐらかす
「寝ているのか?」
寝息も返事も還ってくる気配すらなく
ただ、閉じられた長いまつげが淡く月の光に輪郭をとられるだけ
「…」
「…」
サイレント映画のような光景
もうずっと続いている

溜息は静寂に巻け、深い夜に融けて消えた
俺は諦めきれずに、手を伸ばす
触れた肌の温度は、熱のせいだろうか

ジローはいつも俺の話をはぐらかす

本当に眠っているのか、それとも
俺から逃げ出すための狸寝入りなのか、起こすことなど
できないのだから、どちらでも同じではあるのだが
もうずっと続いている

「…」

サイレント映画のような光景
ジローは知っている
だからはぐらかす

眠ったふりで

俺の想いも
それを言葉にする雰囲気も
愛しているという告白も

「ジロー」

さぁ、目を開けろ
そして壊させろ
幼馴染の関係を
そして始めさせろ
恋人という名の束縛を

ずっと続くかに思えた、サイレント映画を終わらせるのは
ジローの小さな寝息ひとつ
あぁ、今日も逃げられた
--------------------------------------------------------------
【忍ジロ】

枕元の水はすっかりぬるくなってしまった

冷たい水が欲しいと
隣で眠っていた忍足を叩き起こす

メガネがないから、不機嫌さはストレートに俺を射抜いた
けれど、そんなものは、熱の気だるさに比べればなんの意味もなく
忍足は溜息ひとつで、新しい水を運んでくれる

水滴が水の美味さを表すかのように、こぼれおち

コクリと鳴った喉に
忍足はにこりと綺麗に微笑んで

俺の水を飲んでしまった

ゴクゴク

音をたてて、俺の熱を醒ますはずだった水が忍足の喉を通っていく
あぁ、なんて冷たいヤツだ

は、ぁ

満足そうに息を付く、忍足の
指になら届く、俺は熱で痛む節々を抑えて
長くて綺麗な忍足の指についた水滴を舌で舐めとる
まだ冷たくて美味しい
忍足の手も冷たい、気持ちいい

それでも、指についた水滴だけではとても足りなくて
俺は忍足の唇に舌を伸ばす、あぁ、なんて冷たさ
唇でこんなにつめたいのだから、俺の水を飲んでしまった
口内はもっときっとひんやり心地よいのだろう

そう願って、他のどんな口付けよりも深く深いところまで
喉は潤ったのだけれど
その渇きは癒えたのだけれど
もっと始末に終えない熱が溢れ出してくるようだ


駄目だ、熱がぶりかえしてきたようなので、不ジロはまた明日



2006年01月03日(火) 風邪ひいた…の日

風邪ひきました…
インフルエンザ、かな?
もう体の節々が痛くって、重くって、喉痛いし、鼻通らないし、苦しい
まぁ、一通り遊び倒したあとなんでいいんですけど(いくない)
さてさて、お年玉のかわりに不ジロSSを一本。
花と虹のお話です。ほのぼの系で。
つーか、なんか、自分的には鬼畜な不二が凄い好きなんですけど
書くのは全部ラブラブバカップル系でどーよ?ん?
まぁ、とりあえず不ジロ普及ということで

あ、そうそう

ラブプリとキスプリ、やりましたorz


それは、ひさしぶりにのった電車での光景

 

Perfect Rainbow

 

ガタンガタン…

規則正しく電車が揺れている

カタンカタン…

電車にのるのは久しぶりだった

不二はふぅとため息をひとつ

ぎゅうぎゅう詰めとまではいかないが、それでも人は多い

息苦しさから顔をあげて、外を眺めることにする

流れていく風景

見慣れた景色

ガタンカタン・・・

電車が止まる

さっきから同じことの繰り返し

目的地までもう少し

そこまで、まだ何度か同じことを繰り返すだろう

ガタンカタン

いや

もしかしたら永遠にこのままなのかもしれない

そんなことすら、ふと頭をよぎるくらいリズムは単調

あぁ、なんて不安を呼ぶ律動なのか

少し思っただけなのに

その不安はまるで、沁みのように心に広がって

(あぁ、ついてないな…)

後悔すらし始めた頃

ガタンガタン、ガタンッ

再び電車は走り出した

そのとき

ワサッ

「わさ?・・・え?」

不思議な擬音が聞こえておもわずつぶやき

呟きかけて閉口した

目の前には





ハナ?

色とりどりの

花が束になっている

花束?

「…っと、ごめんなさいっ」

その花束のむこうから声

「?」

目を凝らす

だが持ち主は、花束の影に隠れてしまっている

たしかに多い量だか、隠れるほどとは

自分もそんなに身長が高いほうではないが

その主の身長もたかが知れている

かすかに見えるのは

朝の光をたっぷり含んで、きらきらまぶしい、金色の巻き毛

それと

(氷帝、だよね)

さりげなく、それでも印象的なチェック柄の裾が見える足元

(んー、…なんていうか)

こんな朝早くから

…花束かかえて、電車?

奇妙なとりあわせに、悪いとは思いつつ苦笑が洩れた

くすくす

ふと気が付けば、周りの人々も友好的な微笑みを向けている

知らないのは、花に埋もれている本人ばかりといったところだろう

人が少ないのが幸いして、花の香りが自分にまで届く

誰が作ったのかは知らないけれど、いい花束だ

見た目は鮮やかでありながらよくまとまって

香りはきつ過ぎず、甘すぎず、それでも心地よく

朝の陽射しも手伝って、なんとも、のどか

「うあっ…と」

電車がこんできた

花束の主はなんとか、がんばっているようで

そう高くもない身長じゃ、それも仕方ないのかもしれない

「いてっ」

踏まれたみたいだ

でも、花束死守が第一らしく微動だにしない

「つぅ」

今度は押されてる

(…んー、どうも、放って置けないな)

不二は苦笑とともに溜息を一つ

そして

ぐいっ

「え?」

花束ごとその人物を内側に引き寄せてやった



「は、ぁ…っ」

花束の主は、ぷはっと潜水から顔をだしたかのように大きく息を吸う

よくよくみると、やはり氷帝学園の制服

呼吸を整えたあと、彼はキョロキョロとあたりを見回す仕草をしたが

花束を護るという使命を思い出したらしく、大人しくなった

カタンカタン

電車は進む

ガタンガタン

単調なリズム

それでも不思議と先ほどまでの不安を感じないのは

目の前で揺れている花が、まるで微笑んでいるように見えるからだろう

カタンガタン・・・

プシュゥ・・・

抜ける音がして、電車がとまる

ドアが開いた

「あ、降ります、降りまーすっ」

そう言って、花束が目の前を横切っていく

そして

ピシャン

カタン、ガタン・・・

扉がしまり、再び電車は走り出した

あとはまた同じ風景

ガタンガタン・・・

規則正しく電車が揺れている

カタンカタン・・・

電車にのるのは久しぶりだった

不二はふぅとため息をひとつ

だいぶ人が増えてきた

息苦しさから顔をあげ、外を眺めることにする

流れていく風景

見慣れた景色

そこに

「…あれ…」

ぱたぱたと走る、花束

ふと

視線があった

視線があうと、花束の主は笑う

持っている花束よりも

満面の笑顔で

そして

ペコリッ

その場にとまって、自分に一礼した

カタンガタン・・・

電車は走ってその姿をまたいつもの風景に戻す

それは、ひさしぶりにのった電車での光景

「…ぁ」

けれど、後悔はいつのまにか心の沁みとともに消え

不安が花の香りで拭いさられて

残っているものは

「虹だ」

花束の主が降りた方角

窓の外に見えるのは、先ほどの花束のように鮮やかな、虹

それはまるで、自分に微笑んでいるようで…



降りる駅まであと4っつ



2006年01月02日(月) GAとみくじの日

GAとみくじステッカーをトレードして下さい

かなり切実にお願い致します
希望はタクト!タクト!タクト!タクト!
と、レスターさんとカズヤです…。
詳細は相談のうえですが、出来る範囲でがんばりますので
どうかよろしくお願い致します(ぺこり)
「出たよ」という方は、どうか一方お願いしますです
愛の手!愛の手を!(ぷりーず&ぷりーず)
とみくじステッカーに限らず

某テニのプロマイドもトレカもさらりと流したくせに
GAとみくじは流せなかった…(笑)
ただのステッカーだとは知りつつも、タクトが欲しい
あぁ、タクト、タクト、タクト………

どうかよろしくお願いします



2006年01月01日(日) あけましておめでとうございます…の日

あけましておめでとうございます

旧年は大変お世話になりました
本年もどうかよろしくお願い致します

どのサイトもぼちぼちと、自分のペースではありますが
一人でも多くの方に楽しんでもらえるよう
そしてなにより、自分自身が満足のいけるようがんばりたいと思います


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