2007年6月22日(金) ようやくスカパー。
妹が結婚し、今では一人暮らしの母ちゃんが恥ずかしながらヨン様好きでね、
最近親戚にDVDプレイヤーをもらったもんだから、
今はビデオで持ってる冬ソナを全部DVD化してほしい、なんて言うわけよ。
で、しょうがないからTSUTAYAで全巻借りてきてコピーしたんだけど、
この2007年に「冬のソナタ」をTSUTAYAで全巻レンタルするという行為、
なかなかの罰ゲームで、下手にAVを借りるよりよっぽど恥ずかしかったです・・・。

バーガーキングが満を持して日本に再上陸したようで。
大阪にも早く出来ねぇかなぁ。タイの空港で食ったワッパーのボリュームが懐かしい。

こないだ、近所にある24時間営業の巨大スーパーに行きまして。
行ったのが深夜三時ごろで、広い店内にはほとんど客がいないのな。
暇なんでウロウロしてたら、さすがは巨大スーパー、コンドーム売り場を発見。
コンドームをコンビニや薬屋で平気で買えちゃう人もいるけど、
オレみたいな小心者はそういう人目に付く場所ではなかなか買えなくて。
で、こんなチャンスはそうそうないかも !? とレジに走ったんだけど、
考えてみりゃ彼女いない歴半年、今後も彼女ができる可能性ゼロ。
使用期限の2012年までに使うことはあるのか?と不安になった次第・・・。
最悪、オナニーで使います・・・(バカ)。

オレはパソコンの使い勝手を良くする、いわゆるカスタマイズが大好きなんだけど、
最近唸ったフリーソフトがこれ、「QT Address Bar」。
エクスプローラの使い勝手が大幅向上。超便利。

お笑い好きが高じて、とうとうスカパーに加入・・・。
当然「ヨシモトファンダンゴTV」はセレクトして、
あとは「よくばりパック えらべる15」から15番組を選り抜き。
貧乏人のくせに毎月4500円という支払いもさることながら、
地上波だけで手一杯なのにこれ以上見る番組を増やして、
いったいオレはどこへ行こうとしているのか・・・。

結構有名のようだけど、Mika(ミーカ)がかなりいい感じ。オススメはM-1、M-3、M-9あたり。
古き良きポップス・センスを今っぽく置換した佳作。40分というアルバムの尺もちょうどいい。
クイーンやエルトン・ジョンあたりがよく引き合いに出されてるけど、
個人的には「英国の中村一義」と呼びたい。ポップで声が高い、ってだけで(笑)。
ところで代表曲「Grace Kelly」の最後に言ってる「クチン〜ガ」って何?(→Youtube

ちなみにこのMikaの"Lollipop"って曲を
自己流で踊りながら口パクで歌うのが流行ってるのか、
YouTubeで動画がやたらとアップされてるんだけど、
オレが一番好きなのはこいつらでした。(→YouTube
100%童貞感あふれる中学生の悪ふざけは最低で最高。
テール付きの帽子をかぶったヤツのやらされてる感もたまらんです。

2007年6月21日(木) 誕生日なんていらない。
二週間前の話になりますが、6月7日は愚拙の誕生日でして。
届いたお祝いは・・・携帯メール二件! mixiでのメッセージ一件! 以上!
電話もなし! もちろんお誘いも一切なし! もはや何もなさにあっぱれ!(やけくそ)
しかもピザハットから「誕生日なのでピザ1000円引き」のメールが来て、
その優しさが逆に余計な寂しさを募らせるってのな。
こうなるとさ、いっそとことんまで侘びしい誕生日にしてやろうと、
頼みましたよ、Lサイズのピザ。1000円引きで2500円。
一人でお笑い番組の録画を見ながら延々とピザを喰らい続け、
時折口元の汚れをティッシュで拭きながらグフフと笑みを漏らす、
そこには最低最悪の37歳がいましたよ。・・・もうヤ〜だ〜!(耐えきれず号泣)

先週の土曜日、友達と呑みに行く約束をしてたんだけど、
待ち合わせ場所に着いたら約束の時間には早すぎたもんだから、
二ヶ月ぶりにパチンコにでも興じてみっかなと。
で、勝ちました。一時間で2万円。
「今日おごるわ!」と二人で8000円呑んだまでは良かったが、
味を占めて次の日から三日連続でパチンコ屋へ。
その結果、・・・三日で12万円負けた! オレ、完全に終わった!
いくつまで オレはこんなに 馬鹿なのか (五・七・五)

2007年6月20日(水) ネットに巣食うクズどもに憤る。
昨日書いた「大日本人」のレビューの件なんかで感じるのはさ、
ネットが発達したことによって、誰にでも発言する権利が与えられた、
だから文章力がない、極端に語彙力がない、思考力がない、客観性がない、
デリカシーがない、人を労る気持ちがない、そもそも心がない、など、
そんな「発言する力がない」者にまで発言権が与えられちゃってる現状への憂いですよ。
そこに「何か書かずにはいられない」アピール症候群、
「誰かに同意してもらわないと自己を保てない」不安シンドローム、
「誰かと意見交換・交流せずにはいられない」コミュニケーション不全なんかの
ネットが成熟してきたことで生まれた現代病が相まって、
なんつーか、ほとほとおサムい輩が増殖してんなあと。
ネットでは誰もが同等に発言する権利があるだぁ? ハァ〜?
匿名で否定することでしか自己表現できないクソみたいな連中と、
ちゃんと名前を出して自己責任で物書きしてる人間が同等なわけないでしょうよ。
だから思う、ネットから匿名性を撤廃すべき。完全実名制に法改正すべし。
もちろんそれによってオレも多大なマイナスを被るが、
クソのような連中を追放するにはこれしか手がないと思うのよな。
ネットもひとつのメディアと認めてさ、ネットで何かしらの発言をするということは、
市井の一市民ではいられなくなるということ、ぐらいの覚悟が必要じゃないかと。
極論ではあるけども、これしか答えは残ってないんじゃね?

2007年6月19日(火) 大日本人について(ネタバレなし)。
6月4日、一人で松本人志第一回監督作品「大日本人」を鑑賞。
おそらく「面白い」「面白くない」といった二元論で捉えられる作品ではないだろうし、
これだけはどうしても一人で見に行こうと決めてた映画でして。
で、鑑賞後に他人の意見に左右されることなく、一人でいろいろと考えたいなと。
そうして考えた結果、いろいろと語りたいことはあるものの、
一言に収めると、やっぱ映画ってメディアは笑いに合わないな、ということに尽きる。
お笑いってのはチープで地味でちっぽけなもんで、だからこそ最高なんであって、
映画という大舞台はお笑いには似合わないんじゃなかろうか。

6月5日、もう一度見たくなり、今度は友達を誘って二回目の「大日本人」鑑賞。
一回目にはわからなかった小ネタがちらほら見えてくる。逆に切なさも倍増。
松ちゃんが公開前に「フリの部分が長くて退屈に感じるかも」と言ってたけど、
オレ的にはこのフリの部分だけで延々と押し通してもよかったんじゃないかと。
それほど秀逸な、完璧なまでに構築された世界観。
そのパラレルワールドの中での喜怒哀楽、起承転結を描いて、
悲しい「泣き」の作品にした方が良かったんじゃないか、と個人的には思う。
放送時に驚愕した名作「とかげのおっさん」を思い出した。

6月6日、mixiやYahoo!映画などでのレビューを見てげんなり。
あまりにもわかってないバカが多すぎる。
もちろんそれは内容や深さや笑いがわかってないって意味じゃなくてね。
そんなのオレだって松ちゃん本人じゃないから全部わかるはずもなく。
いやね、面白くないと思ったんならそれでいいんだし、
それを個人の声としてネットに書き込む権利は誰もが擁してる。
だから「つまらなかった」なんてレビューに辟易してるわけじゃなくて、
そいつらのあまりにくっだらない姿勢に脱力を覚えたわけよ。
まず、はじめから松本嫌いで、文句を言うために映画館に足を運ぶバカね。
こいつらのネガティブさって何? なんか怖いんですけど。小日本人?
逆に「最高でした」「爆笑しました」と手放しで絶賛するバカ。
そういう作品じゃないだろうと。これで心から爆笑出来りゃ立派な躁病よ?
そもそも映画館で爆笑できる時点でデリカシーのなさ丸出しでしょ。
「退屈だった」「映像が荒い」なんて受け身すぎるバカもいて、
こういうハリウッド作品しか見れない輩まで寄せ付けてしまったことが、
変に話題性を持っちゃったこの映画の悲劇なのかも。
他にも「素直にMr.ビーンでも見とけ」と言いたくなるバカ、
「おとなしくテレビだけ見とけ」と言いたくなるバカ、などなどトホホなバカの品評会状態。
そもそもそういう、いわゆる「普通の」映画じゃないことぐらいわかってんだろうと。
それで普通の映画じゃなかったことに憤りを感じて何になる?
むしろ「映画を壊したい」と言ってた松ちゃんにとって、
この「普通の映画を楽しみに来て憤ってるバカが大量発生」という状況こそが、
ある意味、成功を表してるんだと思うがいかがなもんか。

6月12日、BRUTUS「大松本論」を購入。
「大日本人」よりも「松本人志」に焦点を向けた一冊で、
BRUTUSならではのアート的な視点がウザく感じるところもあれど、
インタビューやクロスレビューなど読み甲斐のあるところも多々あり。

6月17日、「大日本人」を解読するためのヒントとして、
14年前に発売されたビデオ作品「頭頭(とうず)」をTSUTAYAでレンタル。
まだ若すぎる松本・今田・板尾に違和感を感じるし、
若さゆえに多少の芸術性(もしくは映画っぽさ)を持たせてしまってたりして、
決して声に出して笑える作品ではないけれども、
「本来絶対に“ない”ものを“ある”ものとして世界を構築する」、
この微妙な非日常の描き方は「大日本人」とまったく同じ方法論で、
「大日本人」の世界観の創造性が14年前にすでに完成されていることに驚いた次第。
こりゃもう一度くらいは映画館に足を運ぶ羽目になりそうです。


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written by オレ 

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