一行詩



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2005年09月03日(土)
選集 6/26〜9/02


■彼岸 ++ しゅう。


   流しの西瓜、墓地から拾ってきたの







■(無題) ++ kshima


   米軍ラジオを聴きながら、あの娘の背中を見てただけです。







■きょりかん ++ ふあこ


   もうちょっとのひるねで もうちょっとのまえがみね







■岐路 ++ テツ


   そこかしこにあみだくじ







■夏の朝 ++ りこ


   くだものは静かに整列をしました







■錆と光 ++ こはしいづみ


   鋼鉄と、羊毛で、ほんとうのパンツをつくる。







■ありんこの春 ++ あおば


   眠いけどみんなで片栗の花を見にいくの







■(無題) ++ 透流


   人間バカだからどの蛙が裁判したってわからんです







■一に夏る ++ 軒下ハッカ


   あたしが蝉の落ちるような場所に突っ立っていたのが悪い







■近況報告 ++ サビクギ    (MVP)


   それなりにコロシアムだ わるくはない







■(無題) ++ sai


   君のとび色が白い花を染めてしまう、未明、モーテルの鍵を無くして







■屹立 ++ フユナ


   かくありきと泣く洗濯ばさみ、風、秋が来るのだ









 非常に不定期で申し訳ない。でもここだけは絶対閉めないぜ・・・!!!!

 MVPはサビクギさんです!!おめでとうございますー!今回はちょっと切ないような感触の作品が多かったかな、と思いました。サビクギさんのは「それなり」というのがいいなあと。少しだけ柔らかい感じがして余韻が良かったです。

 ほかの作品では、こはしさんのものも好きでした。「本当のパンツ」っていいな!鉄と毛だから頑丈なのができそうだな、とか勝手に想像して楽しみます。あと透流ちゃんのも「蛙が裁判を・・・!」て思ってドキドキしました。いい絵だな。人間が出てくるのも好ましかったです。

 自分でもこそこそ書いてます。一行は難しいな!!私が書くとどうしても狙い過ぎな感が否めないので、もっと自然な感じに書くのが目標です。あとあんまり詩に使われないような言葉を使いたい。な。

 不定期ですが、好きなペースで遊んでいってください。私も好きなペースで紛れて投稿させていただきます!(ドーン!)





[ マイエンピツドウゾ ]



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