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JIROの独断的日記
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2004年03月15日(月) 「<五輪野球>長嶋監督続投へ 」「<マラソン>高橋尚子、五輪出場ならず」スポーツ関係者は馬鹿ばかり。

◆記事1:<五輪野球>長嶋監督続投へ日本代表のスタッフ会議で確認

アテネ五輪野球日本代表のスタッフ会議が15日、東京都内で開かれ、脳こうそくで入院している長嶋茂雄監督が8月の五輪本番まで指揮を執ることを確認した。今月31日に迫った代表チームの首脳陣登録についても長嶋監督で行うという。


◆記事2:<マラソン>高橋尚子、五輪出場ならず

日本最高記録保持者でもある高橋の落選について、日本陸連の沢木啓祐強化委員長は「高橋は女子マラソンの歴史を作り、(五輪女子マラソン初の)連続金メダルの夢を描いていたと思うが、選考レースの中身を考えると、こういう形をとらざるを得なかった」と話し、最終的に坂本との比較になった結果、過去の実績よりも選考レースの内容を重視した点を強調した。また、高橋が補欠からも外れたことには「彼女を補欠指名するのはいかがなものか、との意見が出た」と前回金メダリストの立場に配慮したことを明らかにした。


◆コメント1:スポーツ関係の奴ってのはどうして、こうも馬鹿なんだ。

まず、長嶋監督に関して云えば、氏の脳梗塞は決して軽いものでは無かったことを主治医がはっきりと述べている。もう少し発見が遅れれば、死ぬところだったのだ。発症から2週間も経ておらず、ようやくリハビリを始めて、どこまで、身体機能が回復するか予断を許さないのだ。

しかも、脳梗塞の後には記憶傷害など、知的活動の面で後遺症が出る場合もある。今の段階で、長嶋監督続投を確認って、医者や本人に相談もしないで勝手に決めるなよ。下手すりゃ、本当に死ぬぞ。


◆コメント2:オリンピック出場選手の選考会。違う日に違うコースを走った記録を比較しても意味がないだろう。

マラソンとは要するに、競走(かけっこ)なのだから、オリンピック候補の選手が同じ日に同じコースを走って、速い奴から順番に決めればよいのだ。各選手が違う日に、違うコースを走ったタイムを比べたって、そんなもの、比較にならない。比較とは、所与の条件が同一で、初めて可能なことだ。選手選考会なんていtったい、どういう議論が交わされたのか分かったものではない。議事録を公開すべきだ。


どうして、かけっこの順番を決めるという単純なことがややこしくなるかといえば、資本主義社会では、スポーツを金儲けの手段にしようという輩(やから)がごまんといるからである。それぞれのマラソン大会は、放送権をもつテレビ局とスポンサーが決まっている。どの大会でも、それぞれのテレビ局とスポンサーは視聴率が欲しい。


そのためには、一つの大会に有力選手が一度に出場されては困るのである。どの大会にも、高記録を出しそうな選手がいなければならない。マラソンを開催するには、金が要る。日本陸連が独自に持っている運転資金など、タカが知れている。当然、企業をスポンサーにして金を出してもらっている。だから、いうことをきかざるを得ない。


このような、下らない背景が存在するため、有力選手がいっせいに走る、という、最も実力の優劣を判定しやすい方法の実現が不可能となっている。スポーツの世界は少しも、「明るく爽やかな」ものではないのである。


2003年03月15日(土) 「地球外知的生命体探査計画」(SETI)からメールが届いた。

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