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JIROの独断的日記
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2003年09月19日(金) 「<環境危機時計>昨年より10分進む。」 人類存亡の危機なんですよ。

◆記事:
環境悪化に伴う人類存続の危機の指標とされる世界の「環境危機時計」が昨年より10分進んで9時15分を指し、92年の調査開始以来、最も危機意識が高まっていると、17日、旭硝子財団が発表した。同財団は「イラク戦争など地球環境保全と逆行する出来事があったため」と推測している。(毎日新聞)

◆【参考】環境危機時計
地球環境の危機レベルを時刻で表したもの。環境が悪化して地球が滅亡する時刻を12時に設定し、0〜3時は「ほとんど不安はない」、3時1分〜6時が「少し不安」、6時1分〜9時が「かなり不安」、9時1分〜12時が「極めて不安」となっている。平成14年は9時5分で、極めて不安な状況に突入した段階とされている。旭硝子財団が毎年、発表している。

◆解説及び所感
 参考記事から明らかなとおり、環境時計は旭硝子財団という一民間組織が発表するもので、世界中の専門家がそれに賛成するかどうかはわからないけれども、ここ数年の異常な気候や99年の国連環境プロジェクトの発表などに鑑み、人類はこのままだと、確実に滅亡する方向へ向かっているように思わざるを得ない。こういうニュースは意味が重すぎて、人間は無意識下に抑圧しようとしてしまうが、しっかり、目を見開いて認識した方がよい。如何に深刻な危機なのかを一般人が認識していないから、余計に加速度的に状況が悪化するのだ。まずい情報ほど、皆が知るべきなのである。


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