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JIROの独断的日記
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2003年06月04日(水) タクシー運転手さんの脳神経細胞は普通の人よりも発達している。

 昨年、糸井重里と薬理学者の池谷裕二(いけがやゆうじ)という人物との対談集という形で出版された、「海馬」という緑色の本があり、随分評判になったようなので、私も読んで見たが、どちらかというと糸井重里の発言量の方が多くて、脳に関する知識を得るには、少々、まだるっこしい。

 そこで、池谷裕二が2001年に講談社ブルーバックスに書いて注目された、「記憶力を強くする」を読んだ。こちらの方が、専門的な情報が詳しく分かる。但し、実務的、特効薬的な効果は期待しないほうが良い。これを読んだからといって、記憶力が強まるわけではない。

 記憶には、短期記憶と長期記憶があって、短期記憶はとりあえず、脳の一番奥のほうにある海馬という部分に蓄えられ、そこで、情報が選別されて長期記憶になった情報は側頭葉という部分に収まるらしい。パソコンのメモリーとハードディスクになぞらえることもできる。パソコンは情報の選別はしないが。

 脳の神経細胞は1000億個もあるが、生まれたときが、一番多くて、その後は毎日何万個と死んでゆく。そして、死んだ神経細胞は生き返らない。ところが、海馬の神経細胞だけは、使えば使うほど、増殖する事が、近年わかってきたのだそうだ。

 タクシーの運転手さんの神経細胞を調べたら、ベテランの運転手さんほど、海馬の神経細胞が発達している事がわかったという。一般に信じられている「年を取るほど脳は衰える」というのは、間違いなのだそうだ。

 科学が進歩するほど、従来常識とされていることが、次々と覆される。真理はなかなか見えない、しかし、そこが面白い。科学には、ロマンがある。


2002年06月04日(火) サッカーぐらいでガタガタいうな!

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