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JIROの独断的日記
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2003年05月15日(木) 「酒鬼薔薇聖斗」を社会復帰させてしまって良いのか。

◆記事:
神戸連続児童殺傷事件の「酒鬼薔薇聖斗」(現在20歳)がこの秋、“社会復帰”する。どこでどんな生活をするのか。
 本人の「迷惑をかけた家族の元には帰れない」という意向を受け、法務省が受け入れ先を探している。

「都内の閑静な住宅街にある更生保護施設が候補になっている。都内の方が匿名性を保ちやすいからです」(法曹関係者)

 更生保護施設とは親族の元に帰れない出所者を一時的に預かる施設。宿泊費や食費は無料で、就職の斡旋もしている。都内に20施設あるが、少年院の仮退院者を専門に受け入れる施設は2カ所、うち1つは女子専門だ。有力な受け入れ先とされる施設は23区の西部にある。緑が茂る閑静な住宅地の中の白壁の2階建ての建物。外観は企業の寮のようで、施設の名前を書いたプレートがあるだけだ。

 溶接工の免許を取得している元少年は、ここで“新たな人生”を歩み出すのか。ちなみに施設の滞在期間は長くて数カ月程度。ずっといられるわけではない。

 元少年の保護観察期間は04年末まで。それを過ぎれば、誰からも監視されない“自由な生活”が待っている。

◆所感:
まず、個人的なことだが、この記事のとおりになるとすると、少年は私がいるところから、あまり遠くないところに来る事になる。こういう人物が近くにいると思うだけで、正直言って、不快である。

この男(もう、成人である)は自分の犯した罪を反省しているというが、私は疑わしいと感じている。犯行後のマスコミへの手紙からも分かる通り、知能は比較的高い。そして、人格というものは、医療少年院で何年過ごしたところで、完全に別のものになるとは信じられないのである。

彼は、小学生を殺した時も、これが、一般社会では受け入れられない「悪い」行為だと知っていた。その上で犯行に及んだのである。悪いと分かっていてもあえてそれを実行にうつしてしまう、そういう人格の持ち主なのである。

酒鬼薔薇聖斗は、出所後、しばらくは平穏な市民生活を送り、「真人間」になったように振舞うであろうが、それがずっと続くという保証はいかなる専門家でも出来ない。

一旦世間を安心させておいて、ある日再び悪魔のごとき残虐な事件を起こして、世の人々があっと驚く様子を、彼はほくそ笑みながら想像しているような気がする。

これぐらい危険な要素を持った人物を一般社会に出すかどうかということを国家機関だけで決定してしまってよいものであろうか? 私は、多分、世の中の多くの人は彼や、西鉄バスジャック事件を起こした少年は、一生、檻の中にいるか、さっさと死んで欲しい、と考えているのではないか、と思う。少なくとも、私はそう希望する。


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