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JIROの独断的日記
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2003年01月15日(水) 車掌が寝坊で遅刻、7本に影響 JR山陽線姫路駅←こんなの、ロンドンでは日常茶飯事。

 昨日のニュースだが、
 
 「JR山陽線姫路駅で、14日午前7時32分発の草津行き新快速電車(乗客約700人)に乗車する予定の車掌が寝坊したため遅刻し、上り7本が最高9分遅れ、約4600人に影響した。

 JR西日本によると、車掌の起床は、同駅構内にある姫路列車区で午前7時7分に点呼で確認することになっていたが、宿直職員が点呼を失念。出発直前になって車掌から合図がなかったため、新快速の運転士が車掌の遅刻に気付いた。車掌は同7時40分ごろになって同駅に到着、後続の野洲行き新快速電車に乗り込んだ。」

 やはり、日本人は真面目だ。というか、このような事を全国的に報道するメリットがあるのだろうか。
 
 遅刻して良い訳は無いのだけれども、これがニュースになるのは、日本だけだろう。ロンドンの地下鉄なんかすごいから。時刻表なんて無いのである。いや、厳密には有るのだが、「3分〜5分に1本はあるだろう」みたいな表示がなされているだけである。
 
 朝の通勤時ですら、なかなか、いつもの時間の地下鉄が来ず、どうなっているのかと思っていると、構内放送で「この電車に乗る予定の運転手が来ないので運休にします」なんて、平気で言っている。Sorryなんて言わないのである。「運転手が来ないのは、私のせいじゃないし、来ないのだから仕方が無いじゃないか」という、日本人なら唖然としてしまうような論理が通用してしまうのである。

 日本人は、客観的に見て、非常に精密な仕事をする国民性を持っている。勿論長所なのだが、あまり真面目すぎると、鬱になる。本人はすでに十分反省しているに決まっているのだから、新聞が追い討ちをかけて全国に言いふらさなくてもよいではないか。

 ということで、昨日寝坊した車掌さんは、本当にあまり思いつめないで欲しいと願う。


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