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JIROの独断的日記
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2002年12月20日(金) 米国も国連の査察を受けるべきではないだろうか??

 ブッシュ政権の「イラクを武力攻撃したい」欲は、常軌を逸している。国連の査察団を受け入れなければ、攻撃するぞ、といい、イラクは査察を受け入れたのに、今度は、査察団の正式な調査発表がなされる前に、イラクが提出した申告書には記載洩れがあり、重大な国連決議違反だ、1月末までにそれを証明し、攻撃の準備を整える。という。

 始めに武力攻撃という究極目的があって、何とかそれを正当化する理由を作ろうとしている。誰の目にもそう見える。専門家によると、イラクは核兵器を今現在保有している可能性は低いが、濃縮ウランが手に入れば、数ヶ月で核爆弾を作る事はできるだろうという。しかし、化学兵器はすでに保有している可能性が高いという。

 そんなところをむやみに攻撃したらどうなるか? 破壊された化学兵器から流出するVXやサリンなどの毒ガスは風に乗って容易に拡散する。平和に暮らしたがっているイラク市民に犠牲者が出ることは明らかなのだ。それを知った上で、イラクを攻撃するというのであれば、ブッシュ政権には無実のイラク人を殺そうという、「未必の故意」があるといわざるを得ない。

 しかし、大量殺戮兵器を保有しているのがけしからんというのであれば、世界でアメリカが一番けしからん国ではないか?世界中の他の国はアメリカがどんな武器をどれだけ、どこに配置しているのか、知る権利がある。実は、アメリカこそが国連の査察を受けなければいけない国の筆頭にあるのではないだろうか・・・。

 と、いうようなことを考えていたら、本当にそれを求めようとしているNGOがカナダに存在する事を知った。
Rooting Out Evil (悪を探す)というこのサイトは、本気である。

 私はロンドンに駐在していたときに、イラクから移住してきた人と知り合いになった。穏やかな人だった。フセインは確かに危ない人間かもしれないが、普通のイラク人は−−当たり前だが−−普通の良識ある人々なのである。戦争なんかしたくないのだ。

 また、アメリカにも良識ある人々が数多くいることは事実である。各地で反戦デモが行われている。ある平和団体の女性は、「これで、アメリカが戦争を始めたら、アメリカは世界のならず者になってしまう」と、必死に訴えていた。

 米国の政権は代々、軍需産業と強く結びついている。悪い伝統だ。一部のアメリカ人の利益を「正義」にすりかえて、他国を武力侵攻することは、許されない。


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