OH GREAT RABI RABI

詩のような欠伸、僕達の夜明け
2003年08月31日(日)










向かいのアパートの屋上が




宇宙的郷愁へささやかに移行するような詩を書きたいと思って




最初に浮かんだのは新しい早口言葉だった。







「パスカル的カルピス」







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書きつけるのに一日を費やした。







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カルピス的なパスカルの眼には朝靄が見えない。



そのため朝はあからさまに訪れ、



彼の眼を傷めつける。



彼は白濁した涙を流しながら



ただ「ぼくたちのよあけ」とくりかえす。



やがてコマドリが彼の眼をくりぬきに来る。
















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