航海日誌

2006年02月18日(土) 宮本さんの舞台


宮本充さんの舞台、「ハリウッド物語」を見て参りました。蒼ちゃんと共に。

時は第二次世界大戦。
ナチスの弾圧から逃れ、ハリウッドに行ったドイツ語圏作家のお話です。
コメディですが、かなりシリアスなお話でもありました〜。

設定として面白いのが。
主人公・ホルヴァート(実在の作家です)。
本当はこの人はアメリカに渡ることなく、パリで事故により命を落としています。
それが、実はその時に生き残って、ハリウッドに渡った…ということで話が進んでいくのです。

トーマス・マン、ブレヒト、ハインリヒ・マン、など、実在の作家達のアメリカでの苦悩、苦労。
あー、この時代、この作家を知っていたらきっともっと笑えるだろうに!と思うことが沢山。ろくに知らないので。

でもものすっごく密度の濃い舞台でしたー…。
何しろ台詞の量が半端じゃない。主役の宮本さんが、ナレーションというか進行役も兼ねているので、ひたすら喋る。喋る。喋る!
宮本さんファンとしてはもー!堪能しつくした!ってくらいに出ずっぱりで。
すっごいひねくれてるっぽい台詞回しとかもかなり好き(笑)修飾語がぐるぐるして、エ、今何言ってたんだっけ?と混乱することが多かったです。
大満足な舞台でしたよー。

ああほんとーに、宮本さんのファンでよかったヨ!
って毎回思います。本当に素敵です…。めろめろ!


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美也 [MAIL] [HOMEPAGE]