宮本充さんの舞台、「ハリウッド物語」を見て参りました。蒼ちゃんと共に。
時は第二次世界大戦。 ナチスの弾圧から逃れ、ハリウッドに行ったドイツ語圏作家のお話です。 コメディですが、かなりシリアスなお話でもありました〜。
設定として面白いのが。 主人公・ホルヴァート(実在の作家です)。 本当はこの人はアメリカに渡ることなく、パリで事故により命を落としています。 それが、実はその時に生き残って、ハリウッドに渡った…ということで話が進んでいくのです。
トーマス・マン、ブレヒト、ハインリヒ・マン、など、実在の作家達のアメリカでの苦悩、苦労。 あー、この時代、この作家を知っていたらきっともっと笑えるだろうに!と思うことが沢山。ろくに知らないので。
でもものすっごく密度の濃い舞台でしたー…。 何しろ台詞の量が半端じゃない。主役の宮本さんが、ナレーションというか進行役も兼ねているので、ひたすら喋る。喋る。喋る! 宮本さんファンとしてはもー!堪能しつくした!ってくらいに出ずっぱりで。 すっごいひねくれてるっぽい台詞回しとかもかなり好き(笑)修飾語がぐるぐるして、エ、今何言ってたんだっけ?と混乱することが多かったです。 大満足な舞台でしたよー。
ああほんとーに、宮本さんのファンでよかったヨ! って毎回思います。本当に素敵です…。めろめろ!
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