航海日誌

2003年01月07日(火) WOLF'S RAIN 第1話

WOLF'S RAIN 第一話


ネタバレ大いに含みますのでご注意。


記念すべき第一話です〜!!
アニメを一話からチェックして見始めるなんて、初めてです。
宮本さんが出るからというのもありつつ、でもビパップスタッフ再結集とかいうし〜…まあ、スタジオボンズ様ですし。
絵もわりと好みだったので、何だか自分でもびっくりな位愉しみにしてました。
いやはや。

大当たりですよ!
ウルフズレイン、大当たりだとも!!
絵綺麗だし音楽綺麗だし声も綺麗揃いだし!
好みでした…。


降りしきる雪。
雪原の上には足跡が続いている。
倒れている白い狼がいて…。
ナレーションが入る。
『楽園なんて きっとどこにもありはしない』
うあ〜!!!ツボだ!!
こういう始まり方大好きなのですよッッ!!
『誰かの声がする』
またこのキバ役の方の声が良い…。


『楽園を、目指せ』



変わって、色黒サングラスの怪しいお兄ちゃんが何やら列車に攻撃加えてます。
何か強奪しようとしてる模様。物資ですかね。
その場に似つかわしくない少年が一人。やはり戦闘に怯えている模様です。
しかも列車にいる護衛ロボットが強いです。機械だもん狙いは正確。
一人、二人、殺されてしまう。次は間近にいる少年か!?
撃たれそうなその少年を助けたのが色黒サングラス兄ちゃん、もといツメ兄貴(既に兄貴呼ばわり)。
イヤァ!!カッコイイ!!
色黒肌にサングラスに銀髪!!そして長身と来た。
つうか足長ッ!細ッ!
ロボットをナイフ一本で瞬殺したらしい。強…人間じゃな…あそうか狼だった…でもアレね、ナイフは使うんですね狼さん。
人前でロボット噛み砕いたらさすがにアブナイヒトに見られそうだしな。
少年に「ツメ!」(超嬉しそう)と呼ばれて振り向くツメがカッコイイ…。
うわあんうわあんツメ素敵!好み!
すみません、ウルフズレインはツメ・バーニング(燃え)で行かせて頂きます!←主人公もまだまともに出てないってのに。
いや、他の主要キャラも出てきてやしない状況でも宣言させて頂きますともさ。
だって!
強くて孤高で寡黙っぽい!ほら好み!
そして私が好きだということは外せない(外せないのかよ)、
不幸オーラ。
何か背負いそうな、もしくは背負ってそうなオーラです。バリバリです。
OK!ついて行くわ!!


強奪成功に喜ぶ面々の上空を横切っていく謎の物体。
「貴族の船だ」
…………ネオランガ!!とか思ったのは私だけでしょうか。私だけですか、そうですか。
ドーレム!?とかも思ったんですけどね…。
「嫌な音だぜ…」
ツメの呟きと共に船は飛んでいく。行く先には、荒野の中に佇んでいる様な都市。城塞都市、みたいに見えますね。
どっかで見たこの光景。雪といい。
そうだ、キングゲイナーとサンダーストーン(海外ドラマ)とクーリング・プラネット(漫画)。寒い所のお話。
吹雪く荒野ではやはり、集まって暮らすしか無いのか。そうだよな、エネルギー供給とかあるだろうし。離れてたら効率悪いもんね。


待望のオープニング。
嗚呼、唄がカッコイイ……!!(うっとり)
英語詩。男性ヴォーカル、しかもちょっとハスキー。菅野よう子さんの旋律。
絵も、街を切り取ったみたいなカットの連続がカッコイイです!!(握り拳)
獣が走る姿ってなんでこんなにカッコイイんだろう。
OP曲のタイトルは「stray」。ええと、何だっけ?彷徨とかそういう意味だっけ?よく覚えてない(辞書を使いましょう)。
キバが最初にヒゲの隣を通る。次はトオボエさん?次回になってみないと分からないけど。ツメとは擦れ違う。む、この二人には何かありそうな予感ですね。戦ったりするのかしら。次に映る女の子がチェザさんかしら?
カッコイイですね。
最後の、「Stray〜…」に被って映る、満月を受けてシルエットになった狼が吼えるところが大好きです…!!動きといいカメラワークといい、超お気に入り!!



…それにしてもOPまででこんなに書いてるのかい自分。
ヤバイんじゃ…?

スピードアップで行きます。ラディカルぐっどすぴぃぃぃ〜ど!!


狼狩りをしているヒトがいるようです。狼を目の敵にしてる。
狼は絶滅したことになってるから、町の人は不思議そう。
『この世が果てる時、楽園が現れる。ただしその場所は、狼にしかわからない』
こんな感じでしたっけ?伝説。
「そんな伝説を信じるな!」(うろ覚え)
狼狩りのおじさんは本当に狼が嫌いな様子。
ん〜、それにしても気になるのは、このおじさんが連れているのは狼ではないのか?てこと。ただの犬…なのかなあ。にしてはでかいような気が。
その犬が、路地を横切っていくツメを見つけて吼える。
ここの、気配感じて犬の方をゆっくりと向くツメがカッコイイ!!
おっさん追っていくももう誰もいない。
地面には、人の足跡に混ざって狼の足跡が。
……てことは。
狼達は、人間の姿に見せているだけなのかな?
変身するって訳じゃなくて、人間に見えるように(どうにか)している。
ツメは逃亡成功。結構必死に逃げていたので、狼狩りだって気づいてたみたいデスね。
仲間達は「誰も追ってこないさ」と言ってるから…ツメが狼だってことは知らないのか。
狼が集まってるのかと思ったんだけど普通の人間達のようですね。

傷を負って街に辿り着いたキバ。倒れています。
それをツメの一派が見つける。
「そいつは犬じゃない。引きずり出せ」
ツメのみが気づいている。狼なのはツメだけなのね。
引きずり出そうとした仲間二人が喉笛を噛み切られ、ちかくに居た少年・ゲルがまたしても危ない。
狼キバと目が合っちゃったもんだからまた動けない。
獣と目が合ったら、視線外しちゃいけないんだよね、確か。視線外すと襲われる。
じっと目を合わせたまま後退るのが鉄則らしい。
怯えて震えて襲われちゃいそうなゲルを殴り飛ばし、ツメがキバの視線の先に立つ。
そのまま挑発するようにキバを誘い、ツメは誰もいないところへ誘導していく。
そしてついにキバとツメの会話〜。キバ、初めての会話です。
キバは人間の姿になることに凄く抵抗がある。狼としての誇りがある、と。
人間の姿をしている狼を見下している感があります。
……じゃあ一体キバは今までどうやって生きてきたんだろう?謎。
ツメ曰く、生きていくためには人間の姿をする。狼は人間の恐れの対象だから、人間の姿でいるほうが都合がいいと。自分は人間の群れの中にいて、人間を利用して生きていると。
意見合わないらしく二匹のバトル開始。
あっ。OPの通り敵対の予感。
そのバトルを、ツメを追いかけてきたゲルが目撃する。
ここで、一瞬ツメの姿が灰色の狼に見える。瞬きするとツメは元の姿に戻っていた。
油断すると人間の姿を保っていられないのかな?
キバの攻撃を腕で押さえてるツメがカッコイイ!

それに驚きつつ、ツメを助けに行くゲル。持ってた棒?を振り回すとキバは逃げて行く。
キバの目の前から助けてくれたお礼に助けに来たらしいゲル。カワイイ…。
「ツメは、仲間が死んじゃっても平気なのかと思ってた。俺は、仲間になれないのかなって」
あうあう。ゲル可愛い。
しかしツメは懐いて来るゲルを一蹴。
「俺はお前たちとは違う」
嗚呼、不幸オーラ!
発言とかがイチイチ不幸くさいですよ奥さん!!

どっかの研究所ではキバの流した血に反応してカプセルに入れられたお嬢さんが目を覚ます。
錬金術で生まれた「花の娘」?チェザさん。花の娘ってなんだろう。
花の娘と狼が引き合うとかも言ってるけど…。

逃げたキバは街中で狼狩りのおじさんに発見され、撃たれてしまう。
…死なないと分かっていても「えぇぇぇ!?」と思う一瞬。


CM開けて(ああやっと半分まで来た)、ついに。
宮本さんの登場です。
もとい、ハブさんの登場です。
刑事さんですね〜vv 街中で銃ぶっ放した狼狩りのおっさんを連行した模様。
撃たれたキバは死んだと思われ、檻に入れられている。
そのキバの前に、茶色の狼が。
ハブさんは研究所の女史とお知り合い。ていうか元恋人ですか?それとも別れそうな恋人?
そしてハブさんは犬アレルギー。痒くなるらしい。

狼狩りの叔父さんは、「ヤツが死んだわけがない!」等キバの引渡しを要求するも、あえなく敗北。どうもこの方も警察関係の方だったようで。
悔しそうに警察を去る。犬が建物見上げているあたり、狼の気配を感じているのでしょうか。

キバの檻の前にいたのはヒゲという狼でした。人懐こそうな少年の姿。
狼の誇りの為に狼の姿のままでいるというキバを諭す。
「死んじまったら誇りも何もないだろ?」
丁度ツメの一派が貴族の物資車か何かを襲って騒ぎが起こり、それに乗じてヒゲとキバは逃げ去る。
逃げていくとき、姿は人間だけど壁に映る影は狼の姿。イイですねえ。

ツメ一派は、輸送車襲撃。ゲルはツメに「臆病者は丸まって寝てろ」と言われていたが、ぎりぎりになって俺にもできることがあるかもしれない、と参加する。
…やばそうな予感。
果たして予感的中。
奪った品を持って太いパイプの上を逃げて行く途中、ゲルは足を滑らせ落ちそうになる。
かろうじて端につかまるが、片腕のみ。
「ツメぇーっっ!!」
先を走っているはずのツメに向かって助けを求めるゲル。
その声を聞いたツメ、迷うことなく持っていた荷物を投げ捨てゲルを助けに戻る。
大急ぎで手を伸ばしてゲルの肩を掴む、
が、
焦っていた所為なのか。
ゲルに見えたのは、肩に噛み付く灰色の狼。
「うわあああああ!!」
恐怖の叫び声を上げ、その声に驚いてツメは手を引いてしまう―――或いは、ゲルが逃げようともがいたのかもしれない。
ツメの手をすり抜けて、ゲルは遥か下へと落ちていく。
怯えた表情のままのゲルを、ツメは見送るしかない。

ホラ、やっぱり不幸オーラが!!!
私の目は正しかった!(のか?)

そしてやはり、狼達は「人間に見せている」だけっぽいですね。
落ちそうな仲間を助けるのには、手の無い狼は口でくわえるしかない。
人間に変換すると手で引き上げる動作だけど…油断していた所為か…今思い当たったけどゲルがもしかすると狼の血を引いてるか勘が良いだけ?ってのもあるね…で、噛み付く動作を見せてしまったと。
ツメ…やっぱり好みです。ゲルを見送る時の顔とか…。

キバとヒゲは騒ぎに乗じて正面から逃げ出す。
その時、ハブさんの背後を通ると…ハブさんはアレルギーで痒みを感じた訳ですね。
振り返ったら人間しかいなくて、「あれ?」てな顔。
ナルホド、このハブさんは重要になりそうですね!犬アレルギーですからね!!
大変だなあ、犬アレルギー。狼と仲良く出来ませんがな。

狼狩りのオジサンが、ウォッカを飲みながらカードケースの写真をみる。
幸せそうな夫婦と子供。
…この方は妻子を狼に殺されでもしているのでしょうか。

一人、ビルの中で獲物を食べるツメ。
不幸オーラ不幸オーラ…!!(しつこい)

面白そうだから、と言ってキバについてくるヒゲ。
キバが言います。
「この街には、月の花の匂いがする」
「知ってるさ。俺の鼻は十キロ先の犬のトイレも嗅ぎ分けられる」
「………それは、災難だな」
全くだな。
ヒゲ…その能力、少なくとも町にいる間は災難でしかない気がするんだがどうよ?
月の見えない空を見上げるキバ。
「オレは…キバ」
初名乗り。ここまでさんざんキバの名前を出してるけど、本編ではここが最初です。

エンディング。
これまた素敵な唄!マーヤさんの声は綺麗だ…!!
走るキバの姿も美しい。



気が付いたらお話を丸々、あらすじ書きをしています私。
何やってるんでしょう。
つまりは要するに、ツメが好みだ、と。
大好きだー!!
長い手足を持て余してるみたいなところとか色黒だとか銀髪でしかも尻尾付きだとかピアスだとか黒服だとかヘソが眩しいだとか声がエロいとか(ん?)
とにかく全てが

ラストのヒゲとキバにもやられましたけどね。
くう。ことごとく好みじゃねーか畜生。

来週以降に期待大だぜ!



















例によって例のごとくカップリングネタ。
…といきたいところですがさすがに今の段階では…(苦笑)
コンビとしてはキバ&ヒゲもキバ&ツメも面白そうだけど。
現段階イチオシはツメ&ゲルですかね!死んだ(多分)けどね!
孤高の魂ツメさんに誰か寄り添ってほしい気はしますが。寄り添うだけね。何も無しで!
………だってさあ。
人間の目を欺いているとはいえ狼。
ソレでラブシーンは、考えるとちょっと……ねえ。くす。(笑うな)


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