スカーレットの心のつぶやき
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2016年07月10日(日) 映画「海すずめ」

姉から映画「海すずめ」を観に行こうと誘われた。

招待券をもらったという。

前に映画「64」を観に行った時

予告編で流れていた「海すずめ」

舞台が私が住む県の宇和島市、

主人公のすずめは一作目は新人賞を受賞したものの

その後書けない小説家となり

父の反対を押し切って上京していた東京から

故郷の宇和島に帰り

市の図書館で自転車部に属して

貸出の本を色々な地域に自転車で運ぶ仕事をしている。

宇和島藩400年の記念行事の武者行列で

お姫様の着る着物を当時のものに再現しようとする市の

要請でその衣裳の図柄が載っている本を

探すというもの。

結局、探して無事衣裳も出来上がり

廃部寸前だった自転車部の存続も決まり

書けなかった小説も三作目を書いているという

ハッピーエンドの映画だった。

正直言って感動はしなかった。

悪い出来ではないと思うが

人のこころを動かすほどの

場面もセリフもなかったように思う。

私たちは一回目の10時40分上映開始の分を観たが

昨日は午後1時40分上映の後

この映画の監督や主演女優、そして伊達のお殿様が

舞台挨拶をするとのことで

終わって出たロビーは混雑していた。

きっと盛り上がったに違いない。

映画を観て思ったのは

宇和島市が取り組んだ400年記念行事もそうだが

何かをするための準備や携わる人たちの苦労は

並大抵のものではないということだ。

私が開く講演会や勉強会も

その準備は他の仲間たちにはわからないであろう

苦労がある。

やはり、皆が心を一つにして

準備も構成も何もかもしなくてはいけないと

つくづく思った。

ロードショーということだから

観てくれた他県の人たちが

宇和島に興味を持って訪れてくれると嬉しい。

宇和島市から九島に橋がついた。

九島には素敵なレストランもできたらしい。

宇和海の海の綺麗さ

宇和島城を中心として宇和島市は

今、愛媛県が取り組んでいる南予博でも

PRしている。

愛媛に生まれたものとして

愛媛に観光客がたくさん訪れてくれて

活気が出てくれることを期待する。

「海すずめ」のエンドロールに流れる

植村花菜の「ただいま」良かった。

もう一度聞きたい歌だ。

関心のあるかたは観に行ってください。


スカーレット