スカーレットの心のつぶやき
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「海ゆかば」という歌を知っている人は
どのくらいいるだろう?
知っていても嫌だと思う人も居るはず。
私はこの「海ゆかば」を聴くと自然に涙が出てくる。
3月14日の西村眞悟先生の講演会で
「君が代」に続いて「海ゆかば」を斉唱しようと思っている。
そのために「海ゆかば」のCDを探した。
そして「海ゆかばのすべて」というCDを見つけた。
25曲が色々な海ゆかばとなっている。
そもそも、「海ゆかば」は
万葉集約4500首の中の一首(第4094番) 大伴家持の詠んだ、奉祝の長歌の一部だ。
万葉仮名で書くと下記のようになる。
「海行者 美都久屍 山行者 草牟須屍 太皇乃 敞尓許曾死米 可敝里
見波勢自」 うみゆかば みづくかばね やまゆかば くさむすかばね おおきみの へ
にこそしなめ かえりみはせじ この歌が軍歌として歌われたから
戦後は嫌だと思う人が多いのだろう。
でも、じっくりと聴いてみてほしい。
心の中に染みいるとても良い歌だ。
日本人の魂に響く歌だ。
君が代と同じく小学校で子供たちに教えるべきだと思う。
「海行かば」について
http://www.tetsusenkai.net/kokutai/umiyukaba.html
「海行かば」の出典のひとつは、続日本紀(*)である。
天平勝宝元年(西暦749年)の春、聖武天皇が奈良・東大寺に行幸あそ
ばされた際に、中務(なかつかさ)省の長官であつた石上朝臣乙麻呂(いそ
のかみ・あそん・おとまろ)が儀式の席上で天皇への忠誠の厚い大伴宿禰
(すくね)・佐伯宿禰の両名を天皇がおほめあそばされてゐるといふ趣旨
で、両名の先祖を賞賛、両名を激励するときに伝へたことばとされる。
もうひとつの出典は万葉集である。
万葉集4094番には、上の様子が長歌のかたちで収められてゐる。
ただし最後の句は、続日本紀では、
長閑には 死なじ (のどには死なじ) となってをり、
万葉集では、 かへりみはせじとなつてゐる。
大東亜戦争中によく歌はれ、戦後は神風特別攻撃隊のフィルムなどで背景
に流れる曲は、信時潔作曲のものであり、歌詞は万葉集の方を採用してゐ
る。 意味は、
海をゆくなら
水に漬かる屍ともならう
山をゆくなら
草の生える屍ともならう
天皇のおそばに
この命を投げ出して
悔ひはないのだ
けつして
ふりかへることはないだらう
といふ内容である。
スカーレット
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