スカーレットの心のつぶやき
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2009年04月05日(日) NHK「プロジェクトJAPANプロローグ 戦争と平和の150年を観て

昨夜、NHKで放映された

「プロジェクトJAPANプロローグ 戦争と平和の150年」を観た。

ペリー来航によって日本が開国をしてから

今年で150年になるのを記念して作られた番組で、

テーマは世界は今、新しい戦争の時代を迎えているが、

その世界の平和構築のために、日本がどのように貢献できるかだそうだ。

この中で憲法9条を擁護する立場で、

いろいろなことが語られていた。

一般的に憲法9条は米の占領下に草案されたとされている。

しかし、この番組の中では、

憲法9条が、第一次世界大戦後のパリ不戦条約、

第二次世界大戦終了間際に作られた国連憲章の第7章、

の中に流れる平和への精神の中で成立されたと言っていた。

第二次世界大戦後、

世界が平和を求める活動の結果として、

必然的に生まれたものであり、

世界中のひとたちの平和への願いが、

この9条に集約されているのであり、

日本人は誇りを持つべきだとも言っていた。

そして、スペインのある町に

憲法9条の条文を刻んだ記念碑があると紹介されていた。

まあ、最後まで観てみようと、めげそうになる気持ちを抑えてみた。

終わりの方に、

今年二月、立命館大学で行われた

「アメリカの帝国の崩壊」という講演の中で、

平和学の父と呼ばれているノルウェー人のヨハン・ガルトング教授

が出て話をしていた。

平和の構築には「力の均衡よる平和」と、

「帝国による平和」があるが、

今はアメリカ帝国による平和は崩れようとしている。

ドイツではナチスに対してNOと言ったが、

日本では自分たちの過去をNOと言えない。

日本は今こそ、過去の歴史を見つめることが大事である。

誤りを二度と起こしてはいけないという気持ちを持つべきだ。

そんな話の最後に、次のような言葉を発した。

「日本には、南京を記憶する博物館が必要であり、

米には広島を記憶する博物館が必要とされている」と。

そうなのだ、南京大虐殺があったとする立場で、

米の原爆投下と同じ扱いをしていたのだ。

あまりにもおかしい発言だと思いました。

そして、ネット検索してみると、

ヨハン・ガルトング教授が

創価大学の客員教授であるということを知った。

東アジア共同体の形成のためには、

市民社会レベルでのネットワークが政府を動かすことも可能だ」

「米国が拒否権を持つ国連安保理や米国自身が力を失いつつあり、

EUやアフリカ連合をはじめとした地域レベルでの決定が

国際問題の解決にとって重要になりつつある」

アジアでは、中国や韓国の関心がインドに向かいつつあるとし、

首相の靖国神社参拝問題や

北朝鮮の核を巡る6カ国協議などでの

日本政府の姿勢を批判したうえで

「このまま朝鮮半島や中国に

戦後補償や謝罪をせず対米追従の姿勢をとり続ければ、

“アメリカ帝国”とともに没落してしまうだろう」と話した。

と分かった。

NHKの意図がみえみえだ。

いつものことながら、

観た後で観るのじゃなかったと思ってしまった。


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