スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
| 2009年04月03日(金) |
アリとキリギリスの話 |
昨日は、めざす会の学習会があった。
その時に、以前、問題視した
日本の昔話「かちかち山」について話題に上った。
私が幼いころから知っている話は
タヌキが悪者で
おばあさんをだまし殺した。
そして、うさぎがその仇を討った。
つまりタヌキは背中に背負ったマキの束に火をつけられ
泥の船に乗って最後がおぼれて死ぬという話だったと記憶している。
それが、最近の可愛いアニメ絵本によると
おばあさんも死んではなくて
最後にはタヌキが改心して謝ったので
うさぎはタヌキを許してあげて
おばあさんと一緒にお餅を焼いて
仲良く食べているという話で終わっている。
これには驚いた。
皆と仲良くしようという戦後の教育のお陰で
昔からある日本の昔話が変えられいたのだ。
かちかち山だけではなく
他の話も何かそういうことが起きているのではないか?と思い
昨日話題に上ったアリとキリギリスの話を調べてみた。
イソップ童話のこの話は
まじめに夏の間に働いたアリは
冬になり食べ物がなくなっても困らない。
それに引き替え、夏の間サボっていたキリギリスは
冬になって食べ物がなくなり
アリのところに無心に来る。
アリはキリギリスに食べ物を与えなかった。
結局は楽あれば苦あり。
まじめにコツコツと働くことが良いという意味の話だと思っていた。
調べてみると、面白いことが出てきた。
このイソップ童話のギリシャの原典は
アリと蝉の話となっていた。
そして、戦後(1945年)〜1997年4月に出版された
イソップ寓話107冊のうち、
アリがキリギリスに食べ物を分けてやらない話が65冊 食べ物を分けてやる話が31冊
食べ物をやったかどうか判らないい話が11冊だと言う。
他にもいろいろと興味深い話が出ていた。
これから少し調べてみたいと思う。
それにしても、私が小さいころに聞いた話と
違っている部分があるということに驚いている。
スカーレット
|