スカーレットの心のつぶやき
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2008年05月21日(水) 裁判員制度の実態

日曜日に裁判員制度の実態を知りたいと思い

裁判員になって、殺人事件の裁判を体験し

量刑を決めるまでの過程を見てきた。

月曜日のここに感想を書いたが

今日はそれに加えて、

実際の裁判員制度の不当性を述べたいと思う。

昨日の午後、一緒に行った「めざす会」の仲間から電話が入った。

彼女に言われるまで、

如何に私が、裁判所から配布された資料を詳しく見なかったか?

改めて、一枚目から見ていくと

本当に資料内容の粗雑さに気付いた。

事件が起きた日付、起訴状の日付よりも、

被告人弁護人が提出した冒頭陳述要旨に記載されている日付が

何と7ヶ月以前になっているのだ。

単なる印刷ミスでは済まされない重大なミスだ。

そして、被害者や被告の名前をさんづけをしないのは当たり前だが

被害者にさんづけをしているのも、おかしい。

また、日本語の使い方にも不備がある。

その他数点の疑問が浮かび上がった。

早速、松山地裁へ電話をして、この件を伝えたのだが

応対した地裁の総務課の男性の受け答えに唖然とした。

決して自分たちの落ち度を認めないのだ。

この模擬裁判の資料は全て最高裁が作成したものであり

自分たちには非がないと言わんばかりの態度だった。

そして、検事の出す起訴状は検察庁の管轄だから

こちらには分からないと逃げた。

最後には、私の話を鼻で笑っているように軽くあしらったのには

私も腹が立ち、「バカにしないでください」

  私たち素人である国民にこの制度に参加してもらいたいのなら

  制度そのものの不備だけではなく、唯の資料だということではなく

  どんなことでも完全なものにしてから言ってもらいたい」

と言って電話を置いた。

結局、この裁判員制度は

国民の意思を反映した裁判結果が出るのだから

何も文句はないだろうと言いたい、

司法の態度に他ならない。

司法に携わるものたちが事実を見極め

正しい判断をするために勉強し

国民はなるほどと思える裁判が出来るようにすべきなのだ。

国民の声を聞いたという裁判の正当性を主張する

裁判所の卑怯な姿勢に他ならないと思う。


スカーレット