スカーレットの心のつぶやき
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2007年11月17日(土)

読書の秋だから

出来るだけ本を読みたいと思う。

でも、最近は忙しくて座る暇もないくらいだ。

読書は落ち着いた時間を作らないと駄目。

だから、夜寝る前に1時間ずつ読む。

最近は政治的な本ばかり読んでいたが

夫に図書館から借りてきてもらった

白石一文さんの「心に龍をちりばめて」という小説を

昨日は一日で読んでしまった。

午前中からお昼にかけて

少し時間が出来たから

夢中で読んだ。

上手いと思った。

私には書けないと思った。

そりゃそうだ。

それにしても、奥深い。

読んでいてまた前に戻り再びページを読み返す。

再読する必要があるのだ。

今までにこんな本はあっただろうか?

何気なく読んでしまったら

結末と始まりと途中が結びつかない。

意識を集中させ、ひとことひとこと言葉をなずるように読む。

そういう風に読んで行って

やっと結末との辻褄を理解することが出来る。

普通は面倒だと思うのに

この作品に限って楽しむことが出来た。

平坦ではなく

球体、立体的な本だった。

作者の言葉へのこだわり、

また構成の緻密さは

サスペンス小説とは違って

人をひきつける力がある。

彼の本は今まで数冊読んだが

今回の作品は秀でていると思う。

やはり本は良い。

私にとって本は心の栄養素だ。


スカーレット