スカーレットの心のつぶやき
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2007年10月08日(月) 読書の秋

10月に入ってもまだまだ暑さが続いている。

でも、一雨ごとに秋の気配を感じるようになるのだろう。

最近、私はよく食べる。

よくといっても、人並みということだが、

普段から少ししか食べない私にとって

人並みに食べることは凄いことだ。

まさに「食欲の秋」だ。

「食欲の秋」だけではなく

人それぞれ秋を楽しんでいるだろうが、

私は「読書の秋」を楽しんでいる。

この数日数冊の本を読み終えた。

一冊の本を半日で読み終えたこともある。

目は老眼になり、昔のような読書力はないが

それでも好きなことをしている時は

時間の経つのも忘れている。

昨夜は「パール判事」という本を読み始めて

夢中になり、夜中の2時まで読んでいた。

小説でもないから内容的には難しい。

でも、「東京裁判」の判事を務めた

パール判事一人だけがA級戦犯とされて人たちを

無罪としたことは知られている。

東京裁判を見直すことが戦後の日本の

自虐史観を見直すことでもあると信じていた私は

これまで東京裁判に関する本を読んで

パール判事の判決文こそが

日本無罪論の元であると思っていた。

しかし、この「パール判事」を読んでいくうちに

違う点は出てきたことに驚いている。

歴史認識は一面から見たのでは駄目だ。

多様な面から見て一つの論点を述べることが必要だ。

ご都合主義に走ってはいけない、

そんな風に思えるようになった。

今、こうして物事を深く考えようとして読書をしているが

若い頃はただ読み流すことしかしていなかった。

中学生から大学生までの間に

世界文学全集や日本文学全集を

一通り読んだ私だが

恥ずかしいことに今その内容を話せといわれても出来ない。

あの頃にした読書って一体何だったのだろう?と思う。

年を取り、頭の老化を引き起こさないためにも

一生、目の見える限り本を読んでいこうと思う。

今日も続きを読むのが楽しみだ。

食欲の秋・読書の秋・芸術の秋・・

秋はやはり良い。


スカーレット